JPH0765119B2 - ベリリウム銅合金の連続焼鈍装置 - Google Patents
ベリリウム銅合金の連続焼鈍装置Info
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- JPH0765119B2 JPH0765119B2 JP2404675A JP40467590A JPH0765119B2 JP H0765119 B2 JPH0765119 B2 JP H0765119B2 JP 2404675 A JP2404675 A JP 2404675A JP 40467590 A JP40467590 A JP 40467590A JP H0765119 B2 JPH0765119 B2 JP H0765119B2
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- beryllium copper
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
ウム銅合金材料を連続的に焼鈍するための装置に関する
ものである。
る装置としては、熱処理後の金属材料を水槽内の冷却水
中に連続的に通過させて金属材料を冷却するものが知ら
れている。しかし、この冷却法では、高温の金属材料を
冷却する際に発生した水蒸気の一部が焼鈍炉本体内へと
侵入し、この炉内の雰囲気を乱し、金属材料の表面に強
固な酸化被膜を形成し、不都合であった。
開昭63-303013号公報において、第2図に示すような新
たな焼鈍炉を提案した。この焼鈍炉においては、板形状
または条形状の熱処理すべき金属材料1を炉本体2内で
熱処理した後、冷却室3内で冷却してさらに外部へ搬送
するよう構成している。炉本体2と冷却室3との間に
は、金属材料1が通過する部分のみ開いている仕切り壁
4を設けている。冷却室3内に搬送されてきた金属材料
1は、冷却室3の上部に設けた冷却用スプレーノズル5
から噴出する冷却水により冷却される。
を設け、この水蒸気排出口7から冷却時に発生する水蒸
気を冷却室3の外に排出している。冷却後の冷却水は冷
却室3の下流側下部に設けた冷却水回収口8から回収さ
れ、冷却廃水槽9内に溜められる。冷却室3の下流側端
部のガスシール6では、パッキンやフェルトで板を挟む
ようにしてガスシールを行う。この冷却方法によれば、
焼鈍炉本体2への水蒸気の侵入を有効に防止できる。
と、未だ問題が残っていることが判明した。即ち、ガス
シールにおいて、パッキンやフェルトで板を挟むように
してガスシールを行うため、通板材料の条や線に傷がつ
く。また、長時間、金属材料1をガスシール6に通すこ
とにより、このパッキンやフェルトが摩耗して隙間が生
じ、シール効果がなくなり、焼鈍炉中に大気中の酸素が
入って金属材料1が酸化、変色する。更に、摩耗したパ
ッキンやフェルトを交換する手間がかかる上、パッキン
やフェルトが水蒸気によって侵され易い。また、線、条
の熱処理条件(温度、通板速度)が急に変更されたとき
に、スプレーノズル5による冷却が一時的に不充分とな
り、このためフェルトやパッキンを破損してしまうこと
もあった。
炉内の酸素濃度を低濃度、例えば5PPM以下に常に抑え
ることができ、ガスシール部の維持、保守を容易にで
き、またガスシール部で材料に傷がつくのを防止でき、
更に熱処理条件の急速な変化にも対応でき、しかも特に
ベリリウム銅合金の連続焼鈍に適した装置を提供するこ
とである。
られた冷却室であって、熱処理後のベリリウム銅合金材
料を冷却するための冷却水を噴出するスプレーノズル
と、冷却の際に発生する水蒸気を排出するための水蒸気
排出口と、冷却水を回収するための冷却水回収口とを有
する冷却室;この冷却室のベリリウム銅合金材料の搬出
側に設けられた水槽であって、ベリリウム銅合金材料が
搬入される貯留水を貯留する水槽;及びこの貯留水から
搬出されたベリリウム銅合金材料の水切りを行うための
水切り手段を有し、焼鈍炉本体内の気圧が前記冷却室内
の気圧よりも高く、この焼鈍炉本体内から冷却室内へと
気体が流れるように構成されており、冷却室からベリリ
ウム銅合金材料を搬出する搬出口が水槽中の貯留水中に
設けられており、この貯留水によって冷却室がガスシー
ルされていることを特徴とする、ベリリウム銅合金の連
続焼鈍装置に係るものである。
置を示す模式図である。連続焼鈍炉本体22には、炉内雰
囲気ガスを供給するためのガス供給口32を設け、炉本体
22のベリリウム銅合金材料21の搬送方向(下流側)には
冷却室23を設け、冷却室23と炉本体22との間を仕切り壁
34によって隔離する。この仕切り壁に、ベリリウム銅合
金材料21が通過しうる通過口37を設け、この通過口37を
中心に、下流側へと向って次第に径が小さくなる覆い24
を、仕切り壁34に取り付ける。また、覆い24の下流にス
プレーノズル25を配設し、このスプレーノズル25から合
金材料21へと冷却水を噴出させて熱処理後の合金材料21
を冷却する。冷却に使用した後の冷却水は、冷却水回収
口35から回収し、冷却廃水槽29内に貯留する。また、ス
プレーノズル25の下流側に、合金材料21の搬送方向へと
向ってすぼまる覆い30を取り付ける。合金材料21を冷却
する際に発生する水蒸気は、水蒸気排出口27から排出さ
せ、その排出量をバルブ31で制御する。
26を設置し、この中に貯留水36を貯留する。そして、冷
却室内で冷却された合金材料21は、貯留水36中へと一旦
搬入された後、この貯留水36の外へと巻き出され、次い
で水切りブロアー28で水切りされ、コイル33に巻き取ら
れる。
シール法が重要である。即ち、焼鈍炉において、酸化を
受け易いベリリウム銅合金の酸化を防止するため、ガス
供給口32から炉内へと窒素、水素、二酸化炭素、アルゴ
ン等の雰囲気ガスを流し、材料の酸化を防いでいる。こ
のとき、外気中の酸素の炉内への流入を防止するため、
炉内の圧力を外気の圧力よりも高くしている。このた
め、外気とのシール方法が重要である。
一度ガスシール用水槽26内の貯留水36中を通過させるこ
とによって、炉内と外気との間の通気を遮断している。
従って、第2図に示したような、パッキンやフェルトで
金属材料を押える方式ではないので、ガスシール部の摩
耗、劣化による酸素の炉内への侵入は生じず、従って炉
内の酸素濃度を常時低濃度に、例えば5PPM以下に保つ
ことができる。これにより、合金材料の酸化による変色
を防止でき、更には、この合金材料の変色によって焼鈍
炉内の合金材料の熱吸収が上昇してその温度が上がりす
ぎ、材料特性が変化するという事態も生じなくなる。ま
た、合金材料表面に生じた酸化被膜を除去するには酸に
よる洗浄を行う必要があるが、その際の酸洗性が向上す
るので、酸による洗浄に要する時間も短縮できる。
ているので、ガスシール部の維持、保守が容易であり、
またガスシール部で合金材料21の表面に傷がつくことも
ない。
温度やラインの速度が上がったことから、スプレーノズ
ル25による合金材料21の冷却が追いつかなくなったとき
でも、冷却室23を通過した合金材料21が貯留水36中へと
入るため、材料の冷却が完全になされ、焼鈍装置外へと
熱いままの材料がでることはない。
金属材料を、水切りブロアー28によって即座に水切りす
るので、水槽26外での水、大気による酸化、変色を防止
できる。
常に循環させて新しい水と順次交換し、この貯留水36に
よって合金材料21が汚れるのを防止する。なお、前述し
たように、ガス供給口32から雰囲気ガスを供給し、例え
ば、5〜15Nm3/時間の窒素ガスを流している。そし
て、冷却室23の水蒸気排出口27に取り付けてあるバルブ
31の開閉によって冷却室23内の圧力を調節し、これによ
り焼鈍炉本体22内の気圧を常に外気の気圧よりも高く保
ち、水蒸気の炉本体22内への逆流を防止する。
却速度以上で急冷しなければならない。この点、本実施
例では、スプレーノズル25から噴出する冷却水によって
急冷を行う。ここで、冷却水が蒸発して生じた蒸気が焼
鈍炉本体22内へと逆流すると、前記のように合金材料21
が変色するため、仕切り壁34に覆い24を設けて炉本体22
内から冷却室23内へと流入するガスの流れを加速し、こ
れにより一層完全に水蒸気の逆流を防止する。なお、こ
こで発生した水蒸気は、前述のように水蒸気排出口27か
ら排出するが、この排出口から外気が流入しないよう
に、排出口27の径を小さくし排出管の長さを長くして炉
内と外気との圧力差を利用して自然に水蒸気を排出する
か、または排出口27から水蒸気を強制的に吸引する。
冷却すべき合金材料21が搬送方向に向かって下がるよう
に構成し、冷却水が炉本体22内に逆流するのを防止して
いる。スプレーノズル25の数は、冷却能力、冷却方法に
応じて変更できる。
合金材料の搬出側に設けた水槽に貯留した貯留水によっ
て冷却室のガスシールを行うので、パッキンやフェルト
で金属材料を押えるガスシール方式とは異なり、ガスシ
ール部の摩耗、劣化による酸素の炉内への侵入は生じ
ず、従って焼鈍炉内の酸素濃度を常時低濃度に保つこと
ができる。これにより、焼鈍炉内の合金材料の酸化によ
る変色、この変色に伴なう合金材料の熱吸収率の増大に
よる材料温度の上昇、酸化被膜の生成を防止できる。と
同時に、ガスシール部の維持、保守が容易であり、合金
材料の表面に傷がつくこともない。
一旦搬入するので、例えば焼鈍炉本体内における熱処理
温度やラインの速度が急に上がったときでも、貯留水に
よって更に材料の冷却が完全になされるため、焼鈍装置
外へと熱いままの合金材料が出ることはない。
合金材料の水切りを行うので、水槽外での水、大気によ
る合金材料の酸化、変色も防止できる。 また、スプレーノズルから噴出する冷却水によってベリ
リウム銅合金材料を冷却するので、ベリリウム銅合金材
料の仕上がり形状を均一にできる。
金の連続焼鈍装置を示す模式図である。
示す模式図である。
Claims (2)
- 【請求項1】焼鈍炉本体; この焼鈍炉本体のベリリウム銅合金材料の搬出側に設け
られた冷却室であって、熱処理後のベリリウム銅合金材
料を冷却するための冷却水を噴出するスプレーノズル
と、前記冷却の際に発生する水蒸気を排出するための水
蒸気排出口と、前記冷却水を回収するための冷却水回収
口とを有する冷却室; この冷却室のベリリウム銅合金材料の搬出側に設けられ
た水槽であって、ベリリウム銅合金材料が搬入される貯
留水を貯留する水槽;及び この貯留水から搬出されたベリリウム銅合金材料の水切
りを行うための水切り手段を有し、 前記焼鈍炉本体内の気圧が前記冷却室内の気圧よりも高
く、この焼鈍炉本体内から冷却室内へと気体が流れるよ
うに構成されており、前記冷却室から前記ベリリウム銅
合金材料を搬出する搬出口が前記水槽中の前記貯留水中
に設けられており、この貯留水によって前記冷却室がガ
スシールされていることを特徴とする、ベリリウム銅合
金の連続焼鈍装置。 - 【請求項2】前記焼鈍炉本体内と前記冷却室内とを隔離
する仕切り壁の前記冷却室側に、前記冷却室内へと向か
って、前記焼鈍炉本体内から前記冷却室内への気体の流
れを加速するための覆いが設けられていることを特徴と
する、請求項1記載のベリリウム銅合金の連続焼鈍装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2404675A JPH0765119B2 (ja) | 1990-12-05 | 1990-12-05 | ベリリウム銅合金の連続焼鈍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2404675A JPH0765119B2 (ja) | 1990-12-05 | 1990-12-05 | ベリリウム銅合金の連続焼鈍装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04210430A JPH04210430A (ja) | 1992-07-31 |
| JPH0765119B2 true JPH0765119B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=18514332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2404675A Expired - Lifetime JPH0765119B2 (ja) | 1990-12-05 | 1990-12-05 | ベリリウム銅合金の連続焼鈍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765119B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105274318A (zh) * | 2015-11-13 | 2016-01-27 | 无锡西玛梅达电工有限公司 | 高速拉丝漆包机退火炉裸线退火干蒸汽保护装置 |
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| JP4106227B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2008-06-25 | 新日本製鐵株式会社 | 鋼帯の冷却設備 |
| CN105671300B (zh) * | 2016-03-07 | 2018-01-05 | 苏州奥然日用品有限公司 | 一种铜线连续退火水冷装置 |
| CN114058834B (zh) * | 2021-10-28 | 2023-03-31 | 青海鑫邦线缆有限公司 | 一种电力电缆加工用拉丝退火装置及其使用方法 |
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| JPS6059970B2 (ja) * | 1980-08-28 | 1985-12-27 | 新日本製鐵株式会社 | 連続焼純設備のシ−ル装置 |
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-
1990
- 1990-12-05 JP JP2404675A patent/JPH0765119B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
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| CN105274318A (zh) * | 2015-11-13 | 2016-01-27 | 无锡西玛梅达电工有限公司 | 高速拉丝漆包机退火炉裸线退火干蒸汽保护装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04210430A (ja) | 1992-07-31 |
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