JPH0765217B2 - 耐チツピング性に優れたZn系合金めつき鋼板の製造方法 - Google Patents
耐チツピング性に優れたZn系合金めつき鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0765217B2 JPH0765217B2 JP61294129A JP29412986A JPH0765217B2 JP H0765217 B2 JPH0765217 B2 JP H0765217B2 JP 61294129 A JP61294129 A JP 61294129A JP 29412986 A JP29412986 A JP 29412986A JP H0765217 B2 JPH0765217 B2 JP H0765217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- steel sheet
- based alloy
- chipping resistance
- electroplating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はZn系合金電気めっき鋼板の製造方法に係り、特
に自動車の外面材(ボディー)に用いるのが好適な耐チ
ッピング性に優れたZn系合金めっき鋼板の製造方法に関
する。
に自動車の外面材(ボディー)に用いるのが好適な耐チ
ッピング性に優れたZn系合金めっき鋼板の製造方法に関
する。
<先行技術とその問題点> 近年、道路に散布される凍結防止剤による自動車車体の
腐食を防止するため、自動車用鋼板を中心に高耐食性が
求められるようになり、その一環として各種Zn系合金電
気めっき鋼板が開発され、その使用が増加している。
腐食を防止するため、自動車用鋼板を中心に高耐食性が
求められるようになり、その一環として各種Zn系合金電
気めっき鋼板が開発され、その使用が増加している。
従来、自動車用鋼板として用いられるZn系合金電気めっ
き鋼板は、片面のみをめっきした鋼板が多く、一般的に
車体外面側には、非めっき面側(冷延鋼板)を使用し、
該鋼板上に化成処理→電着塗装→中塗り→上塗りの3コ
ートが行われていたが最近では、自動車車体外面の防錆
性をも向上させるため、車体外面側にもZn雑巾電気めっ
きを施した鋼板が用いられるようになりつつある。
き鋼板は、片面のみをめっきした鋼板が多く、一般的に
車体外面側には、非めっき面側(冷延鋼板)を使用し、
該鋼板上に化成処理→電着塗装→中塗り→上塗りの3コ
ートが行われていたが最近では、自動車車体外面の防錆
性をも向上させるため、車体外面側にもZn雑巾電気めっ
きを施した鋼板が用いられるようになりつつある。
しかし、Zn系合金めっき被膜は、硬くて、脆いため、自
動車車体外面に使用した場合、道路上の小石がはね、自
動車車体外面に衝突する、いわゆるチッピング等による
めっき被膜の剥離が生じ易いという問題がある。
動車車体外面に使用した場合、道路上の小石がはね、自
動車車体外面に衝突する、いわゆるチッピング等による
めっき被膜の剥離が生じ易いという問題がある。
この問題を解決することができるものとして、 Zn系合金電気めっきの製造に当り、まず下地めっき
としてCr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、In、Zn、Cd、Sn、Pbの
うち1種または2種以上からなる析出物を1〜1000mg/m
2分散付着させ(以下、「素地調整めっき」という)、
その後Zn系合金または複合電気めっき層(以下、「主め
っき層」という)を形成する方法(特開昭59−200789
号)や、 主めっき前に予め鋼板上にZn−Niめっき層中の所定
のNi含有量よりも多いNi含有量のZn−Ni系合金を厚さ0.
05〜0.8μm電気めっき(プレめっき)する方法(特公
昭61−439号)等のめっき密着性に優れたZn系合金電気
めっき鋼板または加工部耐食性の優れたZn−Ni系電気め
っき鋼板を製造する技術が知られている。
としてCr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、In、Zn、Cd、Sn、Pbの
うち1種または2種以上からなる析出物を1〜1000mg/m
2分散付着させ(以下、「素地調整めっき」という)、
その後Zn系合金または複合電気めっき層(以下、「主め
っき層」という)を形成する方法(特開昭59−200789
号)や、 主めっき前に予め鋼板上にZn−Niめっき層中の所定
のNi含有量よりも多いNi含有量のZn−Ni系合金を厚さ0.
05〜0.8μm電気めっき(プレめっき)する方法(特公
昭61−439号)等のめっき密着性に優れたZn系合金電気
めっき鋼板または加工部耐食性の優れたZn−Ni系電気め
っき鋼板を製造する技術が知られている。
しかるに上記およびのいずれの方法でも、下地めっ
き(プレめっき)においては所定のZn系合金またはZn−
Ni合金めっきと、異なった設備および処理液を使用しな
ければならない。
き(プレめっき)においては所定のZn系合金またはZn−
Ni合金めっきと、異なった設備および処理液を使用しな
ければならない。
即ち前記の方法は、素地調整めっきを、主めっきの前
処理としての酸洗工程において、その酸洗用電解液に前
記金属のうち1種または2種以上を可溶性の塩の形で添
加して陰極処理を行うか、またな主めっきの前に別途プ
レめっき工程を設けて、同処理を行なうものである。
処理としての酸洗工程において、その酸洗用電解液に前
記金属のうち1種または2種以上を可溶性の塩の形で添
加して陰極処理を行うか、またな主めっきの前に別途プ
レめっき工程を設けて、同処理を行なうものである。
また、前記の方法は、主めっき前に別途プレめっき工
程を設け、このプレめっきの電解液に、主めっきに用い
る電解液よりNiイオン濃度の高いZn−Ni系合金めっき液
を用いることによりプレめっき層のNi含有量をその後に
形成される主めっき層Ni含有量より多くせしめ、加工部
の耐食性を向上させるものである。
程を設け、このプレめっきの電解液に、主めっきに用い
る電解液よりNiイオン濃度の高いZn−Ni系合金めっき液
を用いることによりプレめっき層のNi含有量をその後に
形成される主めっき層Ni含有量より多くせしめ、加工部
の耐食性を向上させるものである。
従って上記およびの方法では次のような欠点があ
る。
る。
(1)プレめっき槽等のプレめっき用の設備を別途設け
る必要があり、多額の設備費用が必要となる。
る必要があり、多額の設備費用が必要となる。
(2)めっき前処理である電解酸洗工程を利用する場合
およびプレめっきをする場合のいずれにおいても、主め
っき液とは異なる電解液を必要とするため、めっき液の
管理が複雑となり、また、経済的にも不利である。
およびプレめっきをする場合のいずれにおいても、主め
っき液とは異なる電解液を必要とするため、めっき液の
管理が複雑となり、また、経済的にも不利である。
また、上記およびの方法により得られためっき鋼板
は、その性質上、寒冷地を走行する自動車の車体外面へ
の使用を想定したいわゆる冷凍域(−20℃程度)におけ
る耐チッピング性が十分でないという欠点もある。
は、その性質上、寒冷地を走行する自動車の車体外面へ
の使用を想定したいわゆる冷凍域(−20℃程度)におけ
る耐チッピング性が十分でないという欠点もある。
<発明の目的> 本発明の目的は上述した従来技術の欠点を解消し、既存
の電気めっき設備およびZn系合金めっき液を変更するこ
となく、冷延鋼板を用いた場合と同等の耐チッピング
性、特に冷凍域での耐チッピング性を有するZn系合金電
気めっき鋼板の製造方法を提供することである。
の電気めっき設備およびZn系合金めっき液を変更するこ
となく、冷延鋼板を用いた場合と同等の耐チッピング
性、特に冷凍域での耐チッピング性を有するZn系合金電
気めっき鋼板の製造方法を提供することである。
<発明の構成> このような目的を達成するために、本発明者らは既存の
電気めっき整備および主めっきに用いるZn系合金めっき
液を用いてZn系合金電気めっき鋼板の耐チッピング性、
特に冷凍域における耐チッピング性を向上することがで
きるZn系合金めっき鋼板の製造方法について検討した結
果、主めっき前に鋼板表面をブラッシング研摩した後、
主めっきに用いるZn系合金めっき液で0.1〜3g/m2のプレ
めっきを行い、次いで同めっき液中に鋼板を無電解で浸
漬(デイッピング)し、その後同めっき液にて所定量の
Zn系合金電気めっきを施すことにより、冷凍域での耐チ
ッピング性が冷延鋼板とほぼ同等になることを見い出
し、本発明に至った。
電気めっき整備および主めっきに用いるZn系合金めっき
液を用いてZn系合金電気めっき鋼板の耐チッピング性、
特に冷凍域における耐チッピング性を向上することがで
きるZn系合金めっき鋼板の製造方法について検討した結
果、主めっき前に鋼板表面をブラッシング研摩した後、
主めっきに用いるZn系合金めっき液で0.1〜3g/m2のプレ
めっきを行い、次いで同めっき液中に鋼板を無電解で浸
漬(デイッピング)し、その後同めっき液にて所定量の
Zn系合金電気めっきを施すことにより、冷凍域での耐チ
ッピング性が冷延鋼板とほぼ同等になることを見い出
し、本発明に至った。
即ち、本発明は、鋼板にZn系合金電気めっきを施すに際
し、鋼板表面をブラッシング研摩した後、前記Zn系合金
電気めっきに用いるめっき液にて0.1〜3g/m2のZn系合金
のプレめっきを施し、次いで鋼板を前記Zn系合金電気め
っき液中に無電解浸漬し、その後前記Zn系合金電気めっ
き液にて所定量のZn系電気めっきを施すことを特徴とす
る耐チッピング性に優れたZn系合金めっき鋼板の製造方
法を提供するものである。
し、鋼板表面をブラッシング研摩した後、前記Zn系合金
電気めっきに用いるめっき液にて0.1〜3g/m2のZn系合金
のプレめっきを施し、次いで鋼板を前記Zn系合金電気め
っき液中に無電解浸漬し、その後前記Zn系合金電気めっ
き液にて所定量のZn系電気めっきを施すことを特徴とす
る耐チッピング性に優れたZn系合金めっき鋼板の製造方
法を提供するものである。
以下、本発明の耐チッピング性に優れたZn系合金めっき
鋼板の製造方法について詳細に説明する。
鋼板の製造方法について詳細に説明する。
通常、Zn系合金めっき鋼板を工業的に製造するには、電
解脱脂→水洗→酸洗→水洗等の前処理を行った後、所定
の組成の電解液を用い、数個ないし十数個のセルから成
るめっき浴で順次陰極処理を行い、所定合金含有量およ
び所定付着量の電気めっきを行う。
解脱脂→水洗→酸洗→水洗等の前処理を行った後、所定
の組成の電解液を用い、数個ないし十数個のセルから成
るめっき浴で順次陰極処理を行い、所定合金含有量およ
び所定付着量の電気めっきを行う。
本発明において研摩は、プレめっきを施す前に行うもの
であるが、前処理の段階でめっきする鋼板表面を研摩す
るのがよい。その後まず0.1〜3g/m2のZn系合金めっき
(以下、プレめっきという)を施し、次いで鋼板を前記
プレめっき液と同一の(または同様の)めっき液中に無
電解で好ましくは2〜30秒間程度浸漬(以下、インター
ディップという)する。
であるが、前処理の段階でめっきする鋼板表面を研摩す
るのがよい。その後まず0.1〜3g/m2のZn系合金めっき
(以下、プレめっきという)を施し、次いで鋼板を前記
プレめっき液と同一の(または同様の)めっき液中に無
電解で好ましくは2〜30秒間程度浸漬(以下、インター
ディップという)する。
その後、前記と同一の(また同様の)めっき液にて所定
合金組成で所定量のZn系合金電気めっき(以下、主めっ
きという)を行う。
合金組成で所定量のZn系合金電気めっき(以下、主めっ
きという)を行う。
プレめっき前に行う鋼板表面の研摩は、鋼板表面を適度
に粗面化し、プレめっきの密着力を高めるために行うも
のであり、 ブラッシングを行う。また、砥粒入りナイロンブラシや
研削ベルトに代表される砥粒入り研摩材を用いれば本発
明の効果が大きく好ましい。
に粗面化し、プレめっきの密着力を高めるために行うも
のであり、 ブラッシングを行う。また、砥粒入りナイロンブラシや
研削ベルトに代表される砥粒入り研摩材を用いれば本発
明の効果が大きく好ましい。
研摩材中に含まれる砥粒の種類は、アルミナ(Al
2O3)、炭化珪素(SiC)のような一般的に用いられてい
るものでよい。また、砥粒の粒度は、例えばブラシロー
ル(株式会社ホタニ製)の場合は#100〜#500が好まし
く、スコッチブライトロール(住友スリーエム株式会社
製)の場合は#150〜#1000のものがよい。粒度が#100
(ブラシロール)または#150(スコッチブライトロー
ル)より粗いと、研摩により大きな表面疵が発生し、こ
の疵がめっき後も外観として残り、自動車車体外面に用
いられた場合、塗装後の鮮映性が悪くなるからである。
一方、粒度が#500(ブラシロール)あるいは、#1000
(スコッチブライトロール)より細かいと、砥粒による
研摩効果がほとんど見られなくなり、砥粒を含まない通
常のナイロン系ブラシあるいは砥粒を一部含んだブラシ
により研摩した場合と変わらなくなるので砥粒入り研摩
材を用いる意味がなくなる。
2O3)、炭化珪素(SiC)のような一般的に用いられてい
るものでよい。また、砥粒の粒度は、例えばブラシロー
ル(株式会社ホタニ製)の場合は#100〜#500が好まし
く、スコッチブライトロール(住友スリーエム株式会社
製)の場合は#150〜#1000のものがよい。粒度が#100
(ブラシロール)または#150(スコッチブライトロー
ル)より粗いと、研摩により大きな表面疵が発生し、こ
の疵がめっき後も外観として残り、自動車車体外面に用
いられた場合、塗装後の鮮映性が悪くなるからである。
一方、粒度が#500(ブラシロール)あるいは、#1000
(スコッチブライトロール)より細かいと、砥粒による
研摩効果がほとんど見られなくなり、砥粒を含まない通
常のナイロン系ブラシあるいは砥粒を一部含んだブラシ
により研摩した場合と変わらなくなるので砥粒入り研摩
材を用いる意味がなくなる。
このような鋼板表面の研摩、特に砥粒入り研摩材による
研摩は、プレめっき直前に行う。特に、前処理、即ち電
解脱脂→水洗→酸洗→水洗のように行われる通常の前処
理工程において、ブラッシングを行う。
研摩は、プレめっき直前に行う。特に、前処理、即ち電
解脱脂→水洗→酸洗→水洗のように行われる通常の前処
理工程において、ブラッシングを行う。
プレめっきは電気めっきによるのが好ましく、その付着
量は0.1〜3g/m2とする。その理由は、付着量が0.1g/m2
未満では次に行われるインターディップによりほぼ全量
溶解脱落するため、プレめっきを行う効果がなく、また
付着量が3g/m2を超えると、後にインターディップを行
っても微細なクラックがプレめっき層全面に入らなくな
り、プレめっき層と素地板界面の応力緩和が不十分とな
り、やはりプレめっきを行う効果が少くなるからであ
る。
量は0.1〜3g/m2とする。その理由は、付着量が0.1g/m2
未満では次に行われるインターディップによりほぼ全量
溶解脱落するため、プレめっきを行う効果がなく、また
付着量が3g/m2を超えると、後にインターディップを行
っても微細なクラックがプレめっき層全面に入らなくな
り、プレめっき層と素地板界面の応力緩和が不十分とな
り、やはりプレめっきを行う効果が少くなるからであ
る。
なお、プレめっきの付着量が0.1〜3g/m2の範囲内である
限り、プレめっきのめっき条件(電流密度、めっき時間
等)は特に限定されない。
限り、プレめっきのめっき条件(電流密度、めっき時間
等)は特に限定されない。
プレめっき後、鋼板のインターディップを行うと、プレ
めっきにより形成されたプレめっき層(付着量0.1〜3g/
m2)が化学溶解等を受け、プレめっき層全面に微細なク
ラックが発生し、プレめっき層と素地板界面の応力が緩
和されるため、素地鋼板との密着性に優れた即ち耐チッ
ピング性に優れたプレめっき層となる。
めっきにより形成されたプレめっき層(付着量0.1〜3g/
m2)が化学溶解等を受け、プレめっき層全面に微細なク
ラックが発生し、プレめっき層と素地板界面の応力が緩
和されるため、素地鋼板との密着性に優れた即ち耐チッ
ピング性に優れたプレめっき層となる。
従って、インターディップの条件としては、素地鋼板と
の密着性が良好なプレめっき層を形成するのに好適なも
のを選定し、特に浸漬時間は上記プレめっき付着量との
関係から適宜選定するのがよい。具体的には、2〜30秒
間浸漬するのが好ましい。浸漬時間が2秒未満ではプレ
めっき層全面にクラックが入らず、また30秒を超えると
プレめっき付着量が0.1〜3g/m2の範囲ではほぼ全量溶解
脱落するからである。
の密着性が良好なプレめっき層を形成するのに好適なも
のを選定し、特に浸漬時間は上記プレめっき付着量との
関係から適宜選定するのがよい。具体的には、2〜30秒
間浸漬するのが好ましい。浸漬時間が2秒未満ではプレ
めっき層全面にクラックが入らず、また30秒を超えると
プレめっき付着量が0.1〜3g/m2の範囲ではほぼ全量溶解
脱落するからである。
また、本発明では、主めっきの付着量(またはめっき付
着総量)は特に限定されないが、好ましくは5〜100g/m
2とするのがよい。
着総量)は特に限定されないが、好ましくは5〜100g/m
2とするのがよい。
本発明を適当可能なZn系合金めっきの種類としては、2
元素、3元素またはそれ以上のいかなるものも可能であ
る。例えばZn−Ni系、Zn−Fe系、Zn−Mn系、Zn−Cr系合
金めっき、さらにはこれらにP、Co、Cr、Sn、Sb、V、
Fe、Ti、Ni、Mn、As、Bi等のうち一種または2種以上を
故意に添加しあるい不可避的に混入したもの等、あらゆ
るZn系合金または複合めっき被膜の形成に適用すること
ができる。
元素、3元素またはそれ以上のいかなるものも可能であ
る。例えばZn−Ni系、Zn−Fe系、Zn−Mn系、Zn−Cr系合
金めっき、さらにはこれらにP、Co、Cr、Sn、Sb、V、
Fe、Ti、Ni、Mn、As、Bi等のうち一種または2種以上を
故意に添加しあるい不可避的に混入したもの等、あらゆ
るZn系合金または複合めっき被膜の形成に適用すること
ができる。
また、プレめっきや主めっきのめっき方式としては、横
型、縦型、ラジアル型等従来より用いられている任意の
方式が適用可能である。
型、縦型、ラジアル型等従来より用いられている任意の
方式が適用可能である。
さらに、本発明に用いるめっき浴としては、硫酸塩浴、
塩化物浴、およびこれらの混合浴等を用いればよい。
塩化物浴、およびこれらの混合浴等を用いればよい。
<実施例> 以下、本発明の実施例について説明する。
板厚0.8mmのSPCC鋼板を濃度3wt%、温度60℃のメタケイ
酸ソーダ溶液中で電解脱脂した後、水洗し、次いで濃度
5wt%の塩酸で酸洗した。その後水洗をしながら砥粒入
り研摩材で鋼板表面を研摩した。次いで鋼板の研摩面に
主めっきに用いるめっき液を用いてZn系合金電気プレめ
っきを行い、さらに該めっき液と同一のめっき液中に鋼
板をディッピングした。この後、直ちに同めっき液にて
主めっきを行い、めっき付着量30g/m2のZn系合金めっき
鋼板No1〜63を得た。
酸ソーダ溶液中で電解脱脂した後、水洗し、次いで濃度
5wt%の塩酸で酸洗した。その後水洗をしながら砥粒入
り研摩材で鋼板表面を研摩した。次いで鋼板の研摩面に
主めっきに用いるめっき液を用いてZn系合金電気プレめ
っきを行い、さらに該めっき液と同一のめっき液中に鋼
板をディッピングした。この後、直ちに同めっき液にて
主めっきを行い、めっき付着量30g/m2のZn系合金めっき
鋼板No1〜63を得た。
なお、めっき被膜の組成、研摩条件、プレめっきの付着
量およびインターディップの浸漬時間は表1に示す通り
である。
量およびインターディップの浸漬時間は表1に示す通り
である。
かくして得られた鋼板No1〜63について下記評価方法に
てめっき外観を目視判定した。その結果を表1に示す。
てめっき外観を目視判定した。その結果を表1に示す。
{めっき外観評価} ○……研摩により発生した表面疵は残らない ×……研摩により発生した表面疵が残る その後、各鋼板No1〜63に対し日本ペイント製リン酸塩
処理液グラノジンSD2000(Dip方式)を用いて、化成処
理を行い、次いで、カチオン電着塗装(30μm厚)→中
塗り塗装(35μm厚)→上塗り塗装(35μm厚)の3コ
ートを順次施し、以下に示す冷凍チッピング試験を行っ
た。その結果を表1に示す。
処理液グラノジンSD2000(Dip方式)を用いて、化成処
理を行い、次いで、カチオン電着塗装(30μm厚)→中
塗り塗装(35μm厚)→上塗り塗装(35μm厚)の3コ
ートを順次施し、以下に示す冷凍チッピング試験を行っ
た。その結果を表1に示す。
{冷凍チッピング試験(飛石試験)} 3コートした塗装板を−20℃に冷却し、小石(6号御影
石)250gを空気圧4kg/cm2で噴射して塗装板に衝突さ
せ、セロテープ剥離によりめっき被膜の耐チッピング製
を調べた。その評価方法は次の通りである。
石)250gを空気圧4kg/cm2で噴射して塗装板に衝突さ
せ、セロテープ剥離によりめっき被膜の耐チッピング製
を調べた。その評価方法は次の通りである。
5……4mm未満(最大剥離径5点の平均値) 4……4mm〜6mm未満(最大剥離径5点の平均値) 3……6mm〜8mm未満(最大剥離径5点の平均値) 2……8mm〜10mm未満(最大剥離径5点の平均値) 1……10mm以上(最大剥離径5点の平均値) 上記表1の結果から明らかなように、本発明法により得
られた鋼板No1〜46はいずれもめっき外観が良好で、し
かも冷凍下での耐チッピング性に優れており、その中で
も研摩の方法として砥粒入り研摩材を用いた鋼板No1〜1
1、No13〜23、No25〜34およびNo36〜45は、耐チッピン
グ性が格段に優れている。
られた鋼板No1〜46はいずれもめっき外観が良好で、し
かも冷凍下での耐チッピング性に優れており、その中で
も研摩の方法として砥粒入り研摩材を用いた鋼板No1〜1
1、No13〜23、No25〜34およびNo36〜45は、耐チッピン
グ性が格段に優れている。
<発明の効果> 本発明の耐チッピング性に優れたZn径合金めっき効板の
製造方法によれば、既存のめっき設備およびZn系合金め
っき液をなんら変更または追加することなく、冷延鋼板
と同等の耐チッピング性、特に冷凍域での耐チッピング
性が極めて優れたZn系合金めっき鋼板を容易に製造する
ことができる。その結果、従来使用が容易でないと考え
られていたZn系合金めっき鋼板の自動車車体外面への適
用に寄与する。
製造方法によれば、既存のめっき設備およびZn系合金め
っき液をなんら変更または追加することなく、冷延鋼板
と同等の耐チッピング性、特に冷凍域での耐チッピング
性が極めて優れたZn系合金めっき鋼板を容易に製造する
ことができる。その結果、従来使用が容易でないと考え
られていたZn系合金めっき鋼板の自動車車体外面への適
用に寄与する。
Claims (1)
- 【請求項1】鋼板にZn系合金電気めっきを施すに際し、
鋼板表面をブラッシング研摩した後、前記Zn系合金電気
めっきに用いるめっき液にて0.1〜3g/m2のZn系合金のプ
レめっきを施し、次いで鋼板を前記Zn系合金電気めっき
液中に無電解浸漬し、その後前記Zn系合金電気めっき液
にて所定量のZn系電気めっきを施すことを特徴とする耐
チッピング性に優れたZn系合金めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61294129A JPH0765217B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 耐チツピング性に優れたZn系合金めつき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61294129A JPH0765217B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 耐チツピング性に優れたZn系合金めつき鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63149391A JPS63149391A (ja) | 1988-06-22 |
| JPH0765217B2 true JPH0765217B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=17803673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61294129A Expired - Fee Related JPH0765217B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 耐チツピング性に優れたZn系合金めつき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765217B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100506387B1 (ko) * | 2000-07-21 | 2005-08-10 | 주식회사 포스코 | 이중 전기도금방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6311690A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-19 | Nippon Steel Corp | めつき密着性に優れたZn系合金電気めつき鋼板の製造法 |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP61294129A patent/JPH0765217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63149391A (ja) | 1988-06-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US1931704A (en) | Process of protecting ferrous metals | |
| US2989446A (en) | Electroplating | |
| US3064337A (en) | Composite metal article | |
| US6284123B1 (en) | Electroplating formulation and process for plating iron onto aluminum/aluminum alloys | |
| GB2193973A (en) | Steel sheet electroplated with zinc alloy or a zinc composite | |
| JPH07331483A (ja) | 電気亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH0765217B2 (ja) | 耐チツピング性に優れたZn系合金めつき鋼板の製造方法 | |
| JPS63140098A (ja) | めつき密着性に優れたZn系合金電気めつき鋼板の製造方法 | |
| EP1036221B1 (en) | Electroplating formulation and process for plating iron directly onto aluminum or aluminum alloys | |
| JP2790319B2 (ja) | Zn―Ni合金電気めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2003064493A (ja) | 外観の美麗な電気亜鉛めっき鋼板 | |
| JP2930688B2 (ja) | 耐チッピング性に優れたZn―Ni系合金電気めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2707478B2 (ja) | 高耐食性複層電気めっき鋼板 | |
| JPH032391A (ja) | 化成処理性と塗装後性能に優れた亜鉛系めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2707477B2 (ja) | 高耐食性複層電気めっき鋼板 | |
| JPH051398A (ja) | 耐低温チツピング性に優れたZn−Ni系合金電気めつき鋼板の製造方法 | |
| JP3327222B2 (ja) | めっき密着性に優れたZn系合金電気めっき鋼板の製造方法 | |
| JP3301942B2 (ja) | リン酸塩処理用アルミニウム材およびその表面処理方法 | |
| JPH09111491A (ja) | 電気ニッケルめっき方法 | |
| JPH07166371A (ja) | 耐食性、耐パウダリング性、耐低温衝撃剥離性、摺動性及びリン酸塩処理性にすぐれるZn−Ni系合金めっき鋼板及びその製造方法 | |
| US1451543A (en) | Electroplating with zinc | |
| JP2974741B2 (ja) | 耐チッピング性に優れたZn―Ni系合金電気めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH08134688A (ja) | 表面外観のすぐれた電気亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 | |
| JPH05171461A (ja) | Al−Zn合金めっき金属板のリン酸塩処理方法 | |
| JPS5881991A (ja) | 塗装適合性にすぐれた片面亜鉛系電気メツキ鋼板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |