JPH0765571B2 - 車載用冷蔵庫の過電流保護装置 - Google Patents

車載用冷蔵庫の過電流保護装置

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JPH0765571B2
JPH0765571B2 JP60244452A JP24445285A JPH0765571B2 JP H0765571 B2 JPH0765571 B2 JP H0765571B2 JP 60244452 A JP60244452 A JP 60244452A JP 24445285 A JP24445285 A JP 24445285A JP H0765571 B2 JPH0765571 B2 JP H0765571B2
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和彦 西
直哉 川上
良昭 藤澤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,車載用冷蔵庫の過電流保護装置,特に過電流
が流れたとき,振動式の圧縮機に電源を供給している駆
動電源発生部の発振を停止させ,圧縮機駆動制御装置を
保護するようにした車載用冷蔵庫の過電流保護装置に関
するものである。
(従来の技術) 振動式の圧縮機を用いてガス状の冷媒を圧縮して液化
し,当該液化した冷媒が気化する際の気化熱を利用して
冷却等を行う冷蔵庫がある。従来,該冷蔵庫に用いる振
動式の圧縮機駆動制御方式として例えば第4図図示の如
きものがある。第4図図中,振動式の圧縮機5は,スイ
ッチング用のトランジスタTR1,TR2を導通状態に交互に
切り換えることによって直流電源Vを変圧器4の極性の
異なる1次側の巻線に交互に印加し,共振状態,即ち最
大効率が得られるように駆動制御される。この際,スイ
ッチング用のトランジスタTR1,TR2は例えば第5図図示
電流波形の如き態様で導通状態/非導通状態に交互に切
り換えられ,しかも振動式の圧縮機5の共振周波数に一
致するようにスイッチング周波数が制御される。詳述す
ると,第5図図中コレクタ電流“IC"が切り換わるよう
に,ドライブ回路1−3からスイッチング用のトランジ
スタTR1,TR2のベースにベース電流“IB"が交互に供給さ
れる。即ち,当該ベース電流“IB"を電流増幅率“hFE"
倍した電流波形として図示ないしに示す如きいわば
台形波形を供給することによって,図中点P1ないしP3
如き位置において夫々 IC≧HFE×IB なる条件を与えることによって,スイッチング用のトラ
ンジスタTR1,TR2を導通状態/非導通状態に交互に切り
換え,所望の周波数の駆動電源を得るようにしている。
従来以前説明した如く振動式の圧縮機5の共振周波数に
一致した駆動電源を用いて当該圧縮機5を駆動してい
た。
このように振動式の圧縮機5の共振周波数に一致した駆
動電源を用いて圧縮機5を駆動する車載用冷蔵庫の過電
流保護装置として,メイン回路にヒューズやブレーカ等
を用い,メイン回路を切断することにより,車載用冷蔵
庫の保護を行っていた。
(発明が解決しようとする問題点) ヒューズやブレーカ等でメイン回路を切断するのでは,
その応答時間が遅いため,機械系,例えば圧縮機等が故
障したとき過電流が流れ,振動式の圧縮機を駆動する駆
動電源も連鎖的に誘発破壊されてしまう欠点もあり,故
障した機械系の部品はもとより電気系の駆動電源発生部
も併せ全体を交換しなければならなかった。またヒュー
ズやブレーカを用いた過電流保護では,その交換や復帰
させなければならないため,外部から操作しやすい位置
にヒューズやブレーカを取り付ける等取付け位置を考慮
しなければならず,メイン回路の電線が煩雑に引き回さ
れる欠点があった。
本発明は,上記の欠点を解決することを目的としてお
り,振動式の圧縮機に対する駆動を当該圧縮機の入口側
と出口側との夫々の冷媒の飽和蒸気圧に対応する温度に
もとづいて圧縮機を制御し得る技術を開発したことと相
俟って,過電流が流れたとき応答の速い電子回路によっ
て,振動式の圧縮機に電源を供給している駆動電源発生
部の発振を停止させ,そしてヒューズ,ブレーカ等をそ
の取付け位置に考慮しなくてもよい位置で,かつ2重保
護として動作する車載用冷蔵庫の過電流保護装置を提供
することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) そしてそのため本発明の車載用冷蔵庫の過電流保護装置
は,冷蔵庫における振動式の圧縮機の動作に対応して所
望される周波数を用いて上記振動式の圧縮機を駆動制御
する圧縮機駆動制御装置において, 上記冷蔵庫に用いられているエバポレータにおける上記
圧縮機によって吸入される冷媒の飽和蒸気圧に対応する
温度と,上記冷蔵庫に用いられる凝縮器における上記圧
縮機によって圧縮され吐出された冷媒の飽和蒸気圧に対
応する温度との両者の信号にもとづいて,上記所望され
る周波数の駆動電圧を発生する駆動電源発生部を備え, 該駆動電源発生部によって発生された駆動電圧を用いて
前記圧縮機を駆動する圧縮機駆動制御装置であって, 上記駆動電源発生部の負荷電流を検出する電流検出素子
を設けると共に, 該電流検出素子に予め定められた過電流が流れたとき,
上記駆動電源発生部に設けられているスイッチング素子
の動作を停止させるスイッチング停止回路を設け, 上記電流検出素子に過電流が流れたとき駆動電源発生部
の発振を停止させ,圧縮機駆動制御装置を保護するよう
にした ことを特徴としている。
(実施例) 以下図面を参照しつつ本発明を説明する。
第1図は本発明に係る車載用冷蔵庫の過電流保護装置の
一実施例構成,第2図は本発明が用いられる車載用冷蔵
庫の概略構成図,第3図は本発明が用いられている車載
用冷蔵庫の一実施例回路構成を示している。
本発明に係る車載用冷蔵庫の過電流保護装置を説明する
前に,本発明が用いられる車載用冷蔵庫の概略及び本発
明が用いられている回路構成を説明する。
第2図において,1は制御回路,1−1は温度検出部,1−2
は演算部,1−3はドライブ回路,2,3は温度検出器,4は変
圧器,5は圧縮機,6は凝縮器,7は減圧器,8は冷蔵庫,8−1
はエバポレータを表している。
図中,制御回路1は温度検出部1−1,演算部1−2およ
びドライブ回路1−3によって構成され,圧縮機5によ
って吸入される冷媒の飽和蒸気圧に対応する温度を検出
する温度検出器(Ts)2および圧縮機5によって圧縮さ
れ吐出された冷媒の飽和蒸気圧に対応する温度を検出す
る温度検出器(Td)3からの夫々の信号に基づいて当該
圧縮機5が共振状態で駆動されるような周波数の駆動信
号を供給するためのものである。なお温度検出部1−1
において検出される温度は,実質的には,吸入側の冷媒
の圧力と吐出側の冷媒の圧力とに対応する温度となって
いると考えてよい。
制御回路1から供給された駆動信号によって生成された
駆動電源の供給を受けた振動式の圧縮機5は,冷媒を圧
縮して気体および液体の混合した形のものを凝縮器6に
供給して熱を放出させて液化させている。そして,該液
化された冷媒は減圧器7を介して冷蔵庫8内に設けられ
たエバポレータ8−1で気化し,気化熱を奪って当該冷
蔵庫8を冷却するものである。該気化熱を奪った冷媒は
再度圧縮機5によって圧縮される。以上の如きクローズ
ド・サイクルを繰り返すことにより,エバポレータ8−
1から奪われた熱が凝縮器6から熱の形で放出されるこ
ととなる。以下制御回路1の動作を詳述する。
図中,温度検出部1−1は温度検出器(例えばサーミス
タ)2,3によって検出された信号を所定の電気信号に変
換するためのものである。
図中演算部1−2は温度検出部1−1によって電気信号
の形に変換された「吸入圧力に対応する温度」および
「吐出圧力に対応する温度」に基づいて圧縮機5が共振
状態で駆動する周波数に対応する電圧を生成するための
ものである。そして,ドライブ回路1−3は演算部1−
2から供給された電圧に対応する形の周波数の駆動信号
を図中トランジスタTR1およびTR2に供給して,図示直流
電源Vccから変圧器4の1次側巻線にいわば矩形波の形
であって極性が異なる巻線に対して交互に切り換わる態
様で電流を供給するためのものである。該変圧器4の2
次側巻線から得られた交流電圧は圧縮機5に供給され,
当該圧縮機5は常に共振する状態で駆動,即ち最大効率
で駆動されることとなる。本発明の場合には,上記のよ
うに外部からの信号によってスイッチングさせ,ドライ
ブ回路を制御するようにして,第5図を参照して説明し
た電流ICに相当する形で流れる振動式の圧縮機の電流を
得るようにしたことから,過電流検出に当たって,ドラ
イブ回路に供給される平均電流値をもってチェックする
ことが容易となる。
第3図の本発明が用いられている車載用冷蔵庫の一実施
例構成において,符号1−1,1−2,1−3,2ないし5,TR1,T
R2は第2図のものと同じであるのでその説明は省略す
る。
符号9はサーモ装置,10はエバポレータ温度比較器,11は
トランス,12は交流検出器,13はサージ吸収回路,14は過
電流検出回路,15,16はリレー,17,18はアンド回路,19,20
はオア回路,21はインバータ,22,23はダイオード,24はボ
リューム,25はシャントを表している。
サーモ装置9は冷蔵庫の室内温度を設定するためのもの
であり,該サーモ装置9に設けられているボリューム24
の設定に応じて冷蔵庫の室内温度が変化せしめられる。
エバポレータ温度比較器10は,上記ボリューム24で設定
された冷蔵庫の室内温度の信号とエバポレータ8−1の
温度を検出している温度検出器2からの信号とを電気的
に比較し,サーモ装置9側の設定温度がエバポレータ8
−1側の温度より高くなったとき,論理「L」を出力す
る。該論理「L」の出力は否定入力端子をもつオア回路
20を介してドライブ回路1−3に対するストップ信号と
なると共に,アンド回路17を介してリレー16の接点をオ
フにさせ,該リレー16を介してトランス4,すなわちトラ
ンジスタTR1,TR2への直流電源の供給を遮断させる。
トランス11は,車載用冷蔵庫が商用電源に接続されたと
き,その検出のため該商用電源の電圧を降下させるため
のもので,2次側に接続されている交流検出器12へ商用電
源の電圧を降下して供給する。
交流検出器12は商用電源が入力されたかどうかを検出す
るもので,商用電源が入力されたとき,論理「H」を出
力する。該論理「H」はオア回路20を介してドライブ回
路1−3に対するストップ信号となると共に,アンド回
路17を介してリレー16の接点をオフにさせ,該リレー16
を介してトランス4,すなわちトランジスタTR1,TR2への
直流電源の供給を遮断させる。またアンド回路18を介し
てリレー15の接点をオンにさせ,該リレー15を介してト
ランス4へ交流電源を供給させる。
サージ吸収回路13は,入力される直流電源のサージ電圧
を吸収してドライブ回路1−3へ直流電源を供給すると
共に,入力される直流電源の電圧が定められた電圧より
高いときに論理「H」を出力する。該論理「H」はオア
回路19を介してドライブ回路1−3に対しトランジスタ
TR1,TR2の出力をコントロールさせ,圧縮機5のストロ
ークを制御させる。
過電流検出回路14は,シャント25と共にトランジスタTR
1,TR2に流れる過電流を検出するものであり,過電流検
出回路14が過電流を検出すると,ドライブ回路1−3に
対しトランジスタTR1,TR2の動作を停止させる出力オフ
・ラッチ信号を出力して,トランジスタTR1,TR2等の破
損を防止する。該過電流検出回路14についてはさらに詳
しく説明を加える。
次に第1図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
第1図において,符号4,5,TR1,TR2は既に説明した第2
図のものに対応しており,符号41は駆動電源発生部,42
は発振器,43はスイッチング停止回路,44はコンパレー
タ,45,46はアンド回路,47はインバータ,48は基準電源,4
9はシャント抵抗,50はブレーカを表している。
発振器42は第2図の制御回路1に相当し,該発振器42の
出力Q,とスイッチング用のトランジスタTR1,TR2との
間にスイッチング停止回路43が接続されている。該スイ
ッチング停止回路43は,基準電源48の電圧と電流検出素
子としてのシャント抵抗49の両端に発生する電圧とを比
較するコンパレータ44,インバータ47及びアンド回路45,
46から構成されている。
今なんらかの原因で負荷電流,すなわちトランジスタTR
1またはTR2に流れる電流が増大すると,シャント抵抗49
の両端に発生する電圧が増加し,基準電源48の電圧より
高くなる。シャント抵抗49の両端に発生する電圧が基準
電源48の電圧より高くなったとき,コンパレータ44は論
理「H」の停止信号を出力する。該停止信号の論理
「H」はインバータ47で反転され,論理「L」がアンド
回路45,46に入力する。従ってアンド回路45,46は共にそ
の出力が論理「L」となり,スイッチング用のトランジ
スタTR1,TR2の動作を停止させる。すなわち圧縮機5へ
の駆動電源が供給されなくなり,圧縮機5が停止する。
電流検出素子としてシャント抵抗49に替えカレント・ト
ランスを使用することもできる。カレント・トランスを
使用する場合,該カレント・トランスの2次側に発生す
る電圧を基準電源48の電圧と比較する構成にすることは
言うまでもない。
また,電流検出素子として図示抵抗49に替えたヒューズ
を用いてもよい。該ヒューズ自身の抵抗分を検出素子と
して使用し,ヒューズの両端に発生する電圧を基準電源
48の電圧と比較する。この場合,該ヒューズに流れる電
流が大きくなると,温度上昇でその抵抗値が上昇し,該
ヒューズの両端に発生する電圧が高くなって過電流検出
の作動が速くなる。そしてヒューズを用いた場合には,
スイッチング停止回路43が何んらかの原因で作動しなく
ても,ヒューズ自体が飛び,ブレーカ50を必要としない
利点がある。
(発明の効果) 以上説明した如く,本発明によれば,応答速度の速い電
子式保護装置を付加したので,振動式の圧縮機を駆動す
る駆動電源発生部の誘発破壊が少なくなり,故障部品だ
けを交換すればよくなる。
電子式保護回路の動作電流を仕様に合わせ,2重保護とし
てのブレーカ,ヒューズ等は余裕のある値にすることが
可能となり,これらのブレーカ,ヒューズ等の作動する
機会が少なくなるので,外部より交換しやすい取付け位
置とする考慮をしなくてすむ。
また,電流検出素子としてヒューズを用いた場合には,
ブレーカ等を別途用意しなくても2重保護装置として働
く。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車載用冷蔵庫の過電流保護装置の
一実施例構成,第2図は本発明が用いられる車載用冷蔵
庫の概略構成図,第3図は本発明が用いられている車載
用冷蔵庫の一実施例回路構成,第4図は従来の圧縮機駆
動制御方式を説明する説明図,第5図は第4図図示の圧
縮機駆動制御方式の動作を説明する動作説明図を示して
いる。 図中,1は制御回路,1−1は温度検出部,1−2は演算部,1
−3はドライブ回路,2,3は温度検出器,4は変圧器,5は圧
縮機,6は凝縮器,7は減圧器,8は冷蔵庫,8−1はエバポレ
ータ,41は駆動電源発生部,42は発振器,43はスイッチン
グ停止回路,44はコンパレータ,45,46はアンド回路,47は
インバータ,48は基準電源,49はシャント抵抗を表してい
る。
フロントページの続き (72)発明者 川上 直哉 群馬県新田郡新田町大字早川字早川3番地 澤藤電機株式会社新田工場内 (72)発明者 藤澤 良昭 群馬県新田郡新田町大字早川字早川3番地 澤藤電機株式会社新田工場内 (72)発明者 山田 典好 群馬県新田郡新田町大字早川字早川3番地 澤藤電機株式会社新田工場内 (56)参考文献 特開 昭58−65981(JP,A) 特開 昭58−217786(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫における振動式の圧縮機の動作に対
    応して所望される周波数を用いて上記振動式の圧縮機を
    駆動制御する圧縮機駆動制御装置において, 上記冷蔵庫に用いられているエバポレータにおける上記
    圧縮機によって吸入される冷媒の飽和蒸気圧に対応する
    温度と,上記冷蔵庫に用いられる凝縮器における上記圧
    縮機によって圧縮され吐出された冷媒の飽和蒸気圧に対
    応する温度との両者の信号にもとづいて,上記所望され
    る周波数の駆動電圧を発生する駆動電源発生部を備え, 該駆動電源発生部によって発生された駆動電圧を用いて
    前記圧縮機を駆動する圧縮機駆動制御装置であって, 上記駆動電源発生部の負荷電流を検出する電流検出素子
    を設けると共に, 該電流検出素子に予め定められた過電流が流れたとき,
    上記駆動電源発生部に設けられているスイッチング素子
    の動作を停止させるスイッチング停止回路を設け, 上記電流検出素子に過電流が流れたとき駆動電源発生部
    の発振を停止させ,圧縮機駆動制御装置を保護するよう
    にした ことを特徴とする車載用冷蔵庫の過電流保護装置。
JP60244452A 1985-05-16 1985-10-31 車載用冷蔵庫の過電流保護装置 Expired - Lifetime JPH0765571B2 (ja)

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US06/863,129 US4706470A (en) 1985-05-16 1986-05-14 System for controlling compressor operation

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