JPH0765748B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH0765748B2
JPH0765748B2 JP10651589A JP10651589A JPH0765748B2 JP H0765748 B2 JPH0765748 B2 JP H0765748B2 JP 10651589 A JP10651589 A JP 10651589A JP 10651589 A JP10651589 A JP 10651589A JP H0765748 B2 JPH0765748 B2 JP H0765748B2
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heating cooking
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詳子 中矢
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子レンジに関し、特に、調理用センサによっ
て検出される庫内状態に基づいて通常加熱調理時間が決
定され、該通常加熱調理時間に基づいて追い加熱調理時
間が計算され、調理中に途中操作のための指示を行うこ
とができる電子レンジに関する。
(従来の技術) ガスセンサ、湿度センサ等の調理用センサによって検出
される庫内状態に基づく加熱制御を行うことができる電
子レンジが知られている。この種の電子レンジでは、調
理用センサの出力に基づいて調理の進行状況が推定さ
れ、加熱を開始してからセンサ出力が所定値に達するま
での間、通常加熱調理が行われ、その後に追い加熱調理
が実行される。第3図を参照し、センサ出力が所定値Vk
に達するまでの通常加熱調理時間をT1、追い加熱調理時
間をT2とすれば、食品を適切な調理状態に仕上げるのに
要する全体の加熱時間T0は、T0=T1+T2で表される。
追い加熱調理時間T2は、通常加熱調理時間T1に基づいて
決定されるのが一般的であり、式T2=N×T1(Nは加熱
常数)を用いて計算される。食品によっては式T2=N×
(T1+△T)を用いて追い加熱調理時間を計算すること
が望ましい。これら2種類の式による時間T1と時間T2と
の関係を第4図に模式的に示す。
ところで、食品を良好に仕上げるために、食品の加熱調
理の途中に使用者による何らかの調理操作(本明細書で
はこれを「途中操作」と称する)が行われることが望ま
しい場合があることが知られている。途中操作として
は、「かき混ぜる(STIR)」、「配列し直す(REARRANG
E)」、「ひっくり返す(TURN OVER)」、「覆う(SHI
ELD)」、「取り除く(REMOVE)」等がある。このよう
な途中操作が可能な電子レンジでは、食品の加熱調理が
適当な時点で一時的に停止され、報知音やパネル表示で
途中操作のための指示がなされる。この指示に従って途
中操作を行った後にスタートキーを押せば、再び加熱が
開始され、残りの加熱調理が行われる。
従来行われている途中操作指示の時期としては、通常加
熱調理時間T1の経過後、加熱開始から所定時間Aが経過
した後、及び全体の加熱時間T0のB分の1が経過した後
が知られている。数値A及びBには食品によって適切な
数値が設定される。現状では、全体の加熱時間T0のB分
の1の経過後での途中操作の指示が最も一般的に行われ
ており、中でも、時間T0の2分の1の経過時での途中操
作の指示が、調理の仕上りに最も効果的であるとされて
いる。
(発明が解決しようとする課題) このような途中操作のための指示を、調理用センサを用
いた加熱制御を行う従来の電子レンジに於いて実施しよ
うとした場合に、幾つかの不都合が生じている。これ
を、式T2=N×(T1+△T)を用いて計算された時間で
追い加熱調理を行う場合について説明する。また、途中
操作の指示の時期に自動的に加熱が一時停止され、報知
音の出力と共に、表示装置上に指示の表示が行われるも
のとする。更に、全加熱調理の終了時にも報知音による
報知が行われるものとする。
△Tには通常は負の整数値が設定されているので、通常
加熱調理時間T1からT1+△T≦0が導かれた場合には、
追い加熱調理時間T2は0になる。通常加熱調理時間T1が
経過した後に途中操作の指示を行う場合には、時間T2が
0である時にも時間T1経過後に途中操作の指示が出され
る。その結果、指示に従って途中操作を行っても、その
後の加熱開始と同時に加熱終了を知らせる報知音が出力
され、使用者は混乱する。
所定時間Aが経過した後に途中操作の指示を行う場合に
は、全体の加熱時間T0が時間Aよりも小さくなった時
に、同様に途中操作指示と加熱終了の報知とが連続的に
起こり、使用者がとまどうことになる。
また、全体の加熱時間T0のB分の1の経過後に途中操作
の指示を行う場合に於いて、通常加熱調理時間T1がT0/B
より長い時には、通常加熱調理の終了時に途中操作指示
が出される。計算された追い加熱調理時間T2が長い場合
は問題ないが、時間T2が極端に短い、例えばT2=10秒の
ような場合には、途中操作後に加熱を再開しても、すぐ
に加熱が終了することになり、使用者にとって煩わしい
ものとなる。
本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、途中操作の指示と加熱終
了の報知とが連続的に又はさして間を置かずになされる
ことによる使用者の混乱や煩わしさを避けることができ
る電子レンジを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の電子レンジは、調理用センサによって検出され
る庫内状態に基づいて通常加熱調理時間が決定され、該
通常加熱調理時間に基づいて追い加熱調理時間が計算さ
れ、調理中に途中操作のための指示を行うことができる
電子レンジであって、該途中操作後の該追い加熱調理時
間が加熱調理に効果のある最小限度の所定時間よりも長
いときにのみ、該追い加熱調理の実行中に該途中操作の
ための指示を行うように決定する手段を備えており、そ
のことにより上記目的が達成される。
本発明の好適な実施態様では、該決定手段が、該計算さ
れた追い加熱調理時間が所定時間より小さい場合に途中
操作のための指示が不要であると決定し、該計算された
追い加熱調理時間が該所定時間以上である場合に、追い
加熱調理の開始時を含む追い加熱調理の実行中の適切な
時期に途中操作の指示を行うと決定する。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。
本発明の一実施例の概略ブロック図を第1図に示す。第
1図の電子レンジは、ガスセンサ、湿度センサ等の調理
用センサ11を備えている。調理用センサ11の出力は図示
されていないA/D変換器等を介してマイクロコンピュー
タ12に入力される。マイクロコンピュータ12には又、ス
タートキー、加熱モード選択キー等を含むキーボード13
からの信号が入力される。
マイクロコンピュータ12は、周知のものであり、CPU、R
AM、ROM等を備えている。CPUは、ROMに書き込まれたプ
ログラムを実行することにより、調理用センサ11やキー
ボード13からのデータを取り込んだり、取り込まれたデ
ータを処理したり、処理されたデータ等に基づいて加熱
制御リレー14、表示装置15及び報知器16等を制御したり
する。
加熱制御リレー14は、マイクロコンピュータ12の指示に
従ってマイクロ波加熱器、ヒータ加熱器(不図示)等の
出力調節を行う。また、表示装置15は、時刻、加熱終了
までの残り時間等を表示し、報知器16は、途中操作のた
めの指示、加熱終了等をブザー音で報知する。
本実施例の電子レンジに於ける食品の加熱調理の手順
を、第2図のフローチャートを参照して説明する。第2
図のフローチャートに示す手順は、全加熱時間T0の2分
の1の時点で途中操作のための指示を出す場合のもので
ある。
キーボード13に設けられているスタートキーが押された
ことがマイクロコンピュータ12によって検出されると、
マイクロコンピュータ12の指令に従って加熱制御リレー
14が作動し、マイクロ波加熱器等により食品の加熱調理
が開始される(ステップS1、S2)。加熱調理開始後は、
加熱調理開始からの経過時間T1が測定されると共に、調
理用センサ11の出力Voutと予め設定された基準出力Vk
が比較される(ステップS3〜ステップS5)。時間T1の測
定及び出力比較は、調理用センサ11の出力Voutが基準出
力Vkを越えるまで続けられる。調理用センサ11の出力V
outは通常、第3図に示すように、加熱調理開始からの
時間経過に伴って増大し、Voutの値は食品の調理状況を
反映すると仮定されている。基準出力Vkは、通常加熱調
理から追い加熱調理に移行するのに適した食品の調理状
況に対応している。
調理用センサ11の出力Voutが基準出力Vkを越えると、加
熱調理開始からこの時点までの経過時間を通常加熱調理
時間T1として、追い加熱調理時間T2が式N×(T1+△
T)を用いて計算される(ステップS6)。
計算された追い加熱調理時間T2は、先ず0と比較される
(ステップS7)。追い加熱調理時間T2が0以下である場
合には、追い加熱調理は行われず、食品の加熱調理は終
了する(ステップS13)。このように追い加熱調理が行
われない時は、途中操作指示が出されずに加熱調理が全
て終了する。その結果、途中操作後の加熱の再開の直後
に加熱が終了する事態は避けられる。
追い加熱調理時間T2が0より大きい場合には、時間T2が
所定時間TAより小さいか否かを判定する(ステップS
8)。
時間TAは、途中操作後の追い加熱調理が十分な効果を発
揮するのに必要な途中操作後の最小加熱調理時間を示し
ており、好ましくは30秒程度に設定される。一般に、途
中操作は、その後に30秒程度以上の追い加熱調理が行わ
れた場合に有効であることが分かっている。従って、例
えば全体の加熱時間T0が3分である食品の調理に於い
て、2分15秒の通常加熱調理後に途中操作を指示し、そ
の後に45秒の追い加熱調理が行われたとすると、この場
合の途中操作は効果的であるが、途中操作の直後に加熱
が終了したり、加熱が行われてもそれが30秒以下では、
調理の仕上りに対する途中操作の効果は小さく、使用者
を煩わせるだけであろう。
時間T2が時間TAより小さい場合には、途中操作のための
指示を行うことなく、通常加熱調理に引き続いて追い加
熱調理が実行される(ステップS10〜S12)。追い加熱調
理の期間では、計算された追い加熱調理時間T2が漸次減
らされ、時間T2が0に達したときに加熱が終了する(ス
テップS13)。このように追い加熱調理時間T2が短い場
合にも、途中操作のための指示は出されない。従って、
途中操作を行って再び加熱を始めた場合に僅かの時間で
加熱が終了するという不都合は解消される。また、この
ような場合には、無理に途中操作を介入させても、その
後に必要な加熱調理時間が確保されないので、途中操作
の効果は薄く、途中操作を省略しても調理に支障は生じ
ない。
時間T2が時間TA以上の場合には、追い加熱調理時間T2と
通常加熱調理時間T1とが比較される(ステップS9)。時
間T2が時間T1以下の場合には、マイクロコンピュータ12
の指令により加熱が停止する(ステップS14)。また、
報知器16により途中操作指示がブザー音で報知されると
共に、表示装置15に途中操作指示が表示される(ステッ
プS15、S16)。
途中操作を行った後は、使用者がスタートキーを押す
(ステップS17)。すると、計算された追い加熱調理時
間T2に基づいて追い加熱調理が行われる(ステップS11
〜S13)。この時の追い加熱調理時間T2は時間TA以上
(例えば30秒以上)継続する。その結果、途中操作後の
十分な加熱調理時間が確保される。
本来は全加熱調理時間T0(=T1+T2)の2分の1が経過
した時点で途中操作のための指示を出すべきであるが、
通常加熱調理が終了するまで時間T0を知ることができな
いので、便宜的に、通常加熱調理の終了後に途中操作の
ための指示が出される。
時間T2が時間T1を越える場合、即ち通常加熱調理時間T1
よりも追い加熱調理時間T2が長い場合には、全加熱調理
時間T0が計算され、追い加熱調理が開始される(ステッ
プS18〜S19)。追い加熱調理期間中には、時間T2のカウ
ントダウン及び時間T1のカウントアップが、時間T1が全
加熱調理時間T0の2分の1に達するまで継続される(ス
テップS20〜S22)。
その後、加熱が停止され、報知器16及び表示装置15の作
動により途中操作のための指示がなされる(ステップS1
4〜S16)。この指令に従って途中操作を行い、スタート
キーを押すと(ステップS17)、残りの追い加熱調理が
行われる(ステップS10〜S13)。残りの追い加熱調理時
間は、T0×(1−1/2)であり、食品は途中操作の後に
理想的とされるT0×1/2の加熱を受けることができる。
このように、本実施例では追い加熱調理時間T2が所定時
間TA(例えば30秒)以下の場合には、途中操作のための
指示が出されない。従って、途中操作を行って加熱を再
開した直後に加熱が終了し、使用者を混乱させるような
事態は避けられる。また、このような場合には、途中操
作を介入させてもその調理の仕上りに与える効果が薄い
ので、途中操作を省略したとしても、調理面での悪影響
は実質的に生じない。
途中操作のための指示を行う時期を一般的に全加熱調理
時間T0のB分の1とする場合には、第2図のフローチャ
ートで、時間T2と時間T1とを比較する(ステップS9)代
わりに、時間T1と時間T0×1/Bとを比較すればよい。
(発明の効果) 本発明によれば、食品の仕上りにとってあまり意味のな
い途中操作を省略することができ、操作性が向上し、途
中操作の直後に加熱が終了するといったような使用者に
混乱を与える事態を回避することができる電子レンジが
提供される。本発明の電子レンジは、特に、途中操作を
指示する場合には、食品の調理進行状況に応じて適切な
介入時期を選定でき、食品の仕上り状態を良好ならしめ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略ブロック図、第2図は
その実施例の動作を説明するためのフローチャート、第
3図は電子レンジに於ける加熱時間と調理用センサの出
力との関係及び該出力を利用した加熱制御を説明するた
めのグラフ、第4図は通常加熱調理時間と追い加熱調理
時間との関係を示すグラフである。 11……調理用センサ、12……マイクロコンピュータ、13
……キーボード、14……加熱制御リレー、15……表示装
置、16……報知器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理用センサによって検出される庫内状態
    に基づいて通常加熱調理時間が決定され、該通常加熱調
    理時間に基づいて追い加熱調理時間が計算され、調理中
    に途中操作のための指示を行うことができる電子レンジ
    であって、 該途中操作後の該追い加熱調理時間が加熱調理に効果の
    ある最小限度の所定時間よりも長いときにのみ、該追い
    加熱調理の実行中に該途中操作のための指示を行うよう
    に決定する手段を備えた電子レンジ。
  2. 【請求項2】該決定手段が、該計算された追い加熱調理
    時間が該所定時間より小さい場合に途中操作のための指
    示が不要であると決定し、該計算された追い加熱調理時
    間が該所定時間以上である場合に、追い加熱調理の開始
    時を含む追い加熱調理の実行中の適切な時期に途中操作
    の指示を行うと決定する請求項1記載の電子レンジ。
JP10651589A 1989-04-26 1989-04-26 電子レンジ Expired - Fee Related JPH0765748B2 (ja)

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