JPH076576Y2 - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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JPH076576Y2
JPH076576Y2 JP12948989U JP12948989U JPH076576Y2 JP H076576 Y2 JPH076576 Y2 JP H076576Y2 JP 12948989 U JP12948989 U JP 12948989U JP 12948989 U JP12948989 U JP 12948989U JP H076576 Y2 JPH076576 Y2 JP H076576Y2
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push
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雄章 中瀬
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、各種電子機器に使用されるプッシュスイッチ
に関するものである。
従来の技術 第6図は、従来のプッシュスイッチの構成を示してお
り、1は升状のケースで、底面には平面状にコモン端子
2と個別端子3とを植設している。4はプッシュレバー
で、5は前記プッシュレバー4の摺動ガイドと前記ケー
ス1の密閉を行うためのカバーで、6は円錐のコイルば
ねから成る可動接片であり、この可動接片の短径端6a
は、前記コモン端子2と、他端の大径端6bは前記プッシ
ュレバー4の底面4aとで圧接挟持されている。又第7図
は、コモン端子2と個別端子3との平面状態を示す図で
あり、個別端子3は、コモン端子2を取り巻くように配
置されかつ、可動接片6と同心状に配置されている。
次に上記従来例の動作について説明する。第6図,第8
図,第10図は動作の一連を示す図であり、第6図はプッ
シュレバー4のレリーズ状態を示し、この状態では、個
別端子3と可動接片6とは電気的には導通していない。
この状態からプッシュレバー4の押下操作を行っていく
と、第8図のように個別端子3と可動接片6の接点部6a
とが接触する。第9図はその時の可動接片6と個別端子
3との接触位置を示す。更にプッシュレバー4の押下操
作を続けプッシュレバー4が下死点に到達した状態を示
すのが第10図であり、第11図はその時の可動接片6と個
別端子3との接触位置を示す。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のプッシュスイッチでは第7
図,第9図,第11図に示すように、プッシュレバー4の
押下状態に応じて接触部(線状)が増加するものの接点
部が殆ど摺動(以下、ワイピング)せず、このため単位
接触線当たりの接点圧力が小さくなるために接触信頼性
に劣り、接点部に高価な金メッキ等を施しているのが一
般的である。従って製造コストが高くつくという課題が
あった。又、加えて可動接片6は一般的に高度な加工精
度が困難とされる円錐コイルばねの為、プッシュレバー
4を押下した時の最初に接点する部分の位置精度にバラ
ツキが発生し、従ってスイッチのON位置の高精度化が図
れないという課題があった。
本考案は、このような従来の課題を解決するものであ
り、接触信頼性及び、ON位置精度の優れたかつ、安価な
プッシュスイッチを提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 本考案は、上記目的を達成するために、略升状のケース
底面と同一平面上に一対の接点面を植設し、一方の接点
面には蒲鉾状の突起接点部がケース底面より凸状に形成
された固定端子と、プッシュ操作するためのプッシュレ
バーと、前記プッシュレバーの摺動ガイド及び前記ケー
スの密閉を行うためのカバーと、導電材から成るコイル
ばね状の可動接片とから成り、前記可動接片の一端接点
端略中央部が前記固定端子の蒲鉾状接点部に当接し、他
端可動端はその一部が前記プッシュレバーの下端と他部
が前記カバーの下端に形成された突起下端とで可動端が
前記ケースの底面とは傾斜するように圧接挟持したもの
である。
作用 従って、本考案の構成によれば、可動端の傾斜角度の大
小でON位置をコントロールすることができ、コイルばね
の加工精度に依存することなしに、精度の高いON位置が
確保でき、かつ、接点ON後のプッシュレバー押下操作で
接点部にワイピング効果が発生し、従って、比較的安価
な銀メッキでも十分接触信頼性に優れると共に、安価な
プッシュスイッチにできるという効果を有する。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の構成を示すものであり、
1は略升状のケースで、その底面1aには底面1aと同一平
面上に薄板導電材から成るコモン端子2と個別端子3と
を植設し、コモン端子2のインサート部2aは、U字状に
折り曲げられその端部2cには更に蒲鉾状に加工された接
点部2bを有している。4はプッシュレバーでレバー部4a
と下方には、後記する可動接片6を支持するための円錐
台状の突起4aを有している。5は前記ケース1の密閉
と、前記プッシュレバー4の摺動ガイドをする為のカバ
ーであり、プッシュレバー4のレバー部4aがスムーズに
摺動する為のガイドブッシュ5aと下面には、突起5aとが
形成されている。6は導電材から成る円筒コイルばね状
の可動接片で、一端の接点端6aの中央より僅か(コイル
外形の10〜20%第2図)コモン端子2寄りの位置が固定
端子2の接点部2bに当接し、又他端の可動端6bの一部6c
は、前記プッシュレバー4の突起4bと他部6dは前記カバ
ー5の突起5aとで圧接挟持されており、この状態で可動
接片6の可動端6aは、カバー5の突起5aと当接している
方が下がる方向(ケース底面1a方向に)に傾斜した状態
となっている。
次に、上記実施例の動作について説明する。第2図,第
3図,第4図,第5図は、動作の一連を示す図であり、
第2図はプッシュレバー4のレリーズ状態を示す。この
状態では、可動接片6の可動端6bはカバー5の突起5bに
より、下方に押下されているために反力P1により可動接
片6に正のモーメントが発生し、この為、接点端6aに滑
り力FLが発生し、接点端6bはケース底面1aに設けられた
ストッパー部1bに当接して可動接片6は均衡を保ってい
る。従ってこの状態では、可動接片6の接点端6aと個別
端子3とは、導通状態にはなっていない。この状態から
プッシュレバー4の押下操作を行い、可動接片6の可動
端6bが、第3図のようにほぼ水平状態になると、可動接
片6の接点端6aの中心とコモン端子2の接点部2bとの中
心が、予めズレているために、可動端6aは接点部2bを揺
動中心として、時計方向に回動し、可動接片6の均衡が
再び保たれる。従ってこの状態では、可動端6aと個別端
子3とは既に導通状態となっており、接点端6aを介して
コモン端子2と、個別端子3とは、電気的に導通してい
る。
更に、プッシュレバー4の押下操作を続行し第4図の状
態になると、可動接片6の圧縮反力P2により、接点端6a
が傾斜していることで滑り力FRが発生し、接点端6aと接
点部2bと個別端子3のそれぞれの接触部には、前記滑り
力FRによりワイピングが発生する。以降プッシュレバー
4の押下操作に応じて接触部はワイピングが進行しなが
ら第5図の下死点状態(フルストローク状態)となる。
又、第3図,第4図、第5図の接点ON状態に於いて、接
点部は可動片6の接点端6aとコモン端子2の接点部2bの
2箇所及び、接点端6aと個別端子3の1箇所合計3箇所
のみである。
このように、上記実施例によれば、可動端6bの傾斜角度
の大小でON位置をコントロールできるため精度の高いON
位置が確保できると共に、接点部のワイピング効果によ
り、接点部に高価な貴金属メッキを施さなくても接触信
頼性に優れたかつ、安価なものにすることができるとい
う利点を有する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、、以下に示す効果を有す
る。
(1)可動端の傾斜角度の大小でON位置をコントロール
できるため精度の高いON位置が確保できる。
(2)接点部にワイピング効果が発生することと、接点
部が3箇所のみの為、接点極圧を高くできることで、高
価な貴金属メッキ処理を施さなくても接触信頼性に優れ
る。
(3)(2)により、接点部のメッキ処理は、比較的安
価な銀メッキ処理でも良く、又、可動接片は高度な加工
精度を必要としない単純な形状の円筒コイルばねの為、
製造コストを安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるプッシュスイッチの
分解斜視図、第2図〜第5図は同実施例の動作を示す断
面図、第6図,第8図,第10図は従来のプッシュスイッ
チの動作を示す断面図、第7図,第9図,第11図は同ス
イッチの接触位置の変化を示す平面図である。 1……ケース、2……コモン端子、3……個別端子、4
……プッシュレバー、5……カバー、6……可動接片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略升状のケース底面と同一平面上に一対の
    接点面を植設し、一方の接点面1コは蒲鉾状の突起接点
    部が前記ケース底面より凸状に形成されてコモン端子側
    となり、他方の接点面は個別端子側となる固定端子と、
    プッシュ操作するためのプッシュレバーと、前記プッシ
    ュレバーの摺動ガイド及び前記ケースの密閉を行うため
    のカバーと、導電材から成るコイルばね状の可動接片と
    を備え、前記可動接片の一端は接点端の中央からコモン
    端子側寄りの位置で、前記固定端子の蒲鉾状接点部に当
    接し、他端可動端はその一部が前記プッシュレバーの下
    端と他部が前記カバーの下端に形成された突起下端とで
    可動端が前記ケースの底面とは傾斜するように圧接挟持
    されたプッシュスイッチ。
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