JPH076583A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH076583A
JPH076583A JP5303765A JP30376593A JPH076583A JP H076583 A JPH076583 A JP H076583A JP 5303765 A JP5303765 A JP 5303765A JP 30376593 A JP30376593 A JP 30376593A JP H076583 A JPH076583 A JP H076583A
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circuit
charge pump
semiconductor device
int
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陵一 堀
Kiyoo Ito
清男 伊藤
Yoshiki Kawajiri
良樹 川尻
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    • Y04S20/20End-user application control systems

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板電圧発生回路の低消費電力を図る。 【構成】 DRAMの基板電圧発生回路はチャージパン
プ回路で構成され、そのチャージパンプ回路は電流供給
能力の大きい動作と電流供給能力の小さい動作とに動作
が切り換えられる。 【効果】 DRAMの待機時に基板電圧発生回路の電流
供給能力を小さくできるので、基板電圧発生回路の低消
費電力を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の改良に係
り、特にバッテリ(電池)バックアップ動作に好適な半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリに代表されるいわゆる情報記憶機
能を有する半導体装置では、これを構成部品として用い
る電子装置において、半導体装置駆動用電源装置などの
故障時のいわゆる停電状態において、上記の情報記憶機
能部に蓄えられた情報の消滅の無いことが一般に望まれ
る。この目的のため、通常動作状態の電気的特性と、停
電時における情報保持特性の両者を満足させるために、
電子装置内に電池(バッテリ)を設け、上記の停電時に
はこの電池によって動作電力を供給する、いわゆるバッ
テリバックアップ方式が採られる。
【0003】上記のバッテリバックアップ方式では、電
池による動作継続時間を長くするため、半導体装置には
情報保持状態(以下単に情報保持状態と称する場合はこ
の状態を指すものとする)での消費電力が極力小さい必
要がある。この情報保持状態の低消費電力特性は、上記
停電時のバッテリバックアップ方式の時のみでなく、情
報のみを長期に安定して記憶する必要のある場合、ある
いは持ち運びの容易な小形の電子装置において、必要な
情報のみを低消費電力で記憶した状態で装置を持ち運
び、任意の場所で上記記憶した情報を元に各種処理を行
なうなどの場合にも極めて都合がよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による半導体
装置は上記のバッテリバックアップ方式のような使用に
は不向きであった。すなわち、本方式による動作時の消
費電力を低減する施策はほとんどなされておらず、あっ
たとしても不充分であった。
【0005】したがって、本発明の目的は、通常の動作
時は従来と同一の電気的性能を有し、バッテリバックア
ップ動作時などの単に情報を保持するのみの動作時に
は、消費電力が極めて微小となる半導体装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
では、外部電源電圧などの物理量の変化を半導体装置内
すなわち、LSIチップ内に設けた検知器で検出、ある
いは外部からの指示により、上述した情報保持状態にな
ったことを認識し、情報の保持に必要な最低の消費電力
に低減する。さらに詳細には、上記の情報保持状態で
は、情報の保持に必要のない回路部への電力供給を停止
する。
【0007】またさらに情報保持状態では動作速度など
の通常動作状態で要求される性能を満たす必要は無いこ
とを利用して、情報保持に必要な回路においても、その
消費電力を単に情報を保持する機能のみを満たすに必要
な最低限の消費電力に制限する。
【0008】
【作用】上記の情報保持状態では、情報の保持に必要の
ない回路部への電力供給を停止することによって半導体
チップ全体の低消費電力化が図られる。
【0009】情報保持に必要な回路においても、その消
費電力を単に情報を保持する機能のみを満たすに必要な
最低限の消費電力に制限することにより、LSIチップ
全体の低消費電力化が図られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の詳細を実施例によって説明す
る。
【0011】図1(A)は本発明の基本概念を説明する
実施例である。同図では1はLSIチップであり、一般
に、情報記憶機能を有するLSIチップを指し、ダイナ
ミック,スタティックなどのランダムアクセスメモリ
(RAM)、あるいはリードオンリメモリ(ROM)、
さらにはマイクロコンピュータのようなロジックLSI
などの、いずれの形式のLSIチップでもよい。また、
その構成素子はバイポーラ形トランジスタ,MOS形ト
ランジスタ、これらの素子の組み合せ、あるいはSi以
外の材料を用いた、たとえばGaAs形のトランジスタ
などのいずれでも良い。2は回路部を示す。3は電源配
線、VINTはその電圧を示し、ここでは3に外部電源電
圧VEXTが印加される。すなわち、VINT=VEXTとな
る。ここでは簡単のため、電源は1個として示している
が、複数種類の電源が外部から印加される場合でも構わ
ない。これは以下の実施例においても同様である。4は
信号の入出力配線である。同図で5は電池、VBTはその
電圧であり、情報保持状態ではこの電池を電源としてチ
ップ全体は動作する。6は通常動作時に3から5べ電流
が逆流するのを防止するためのダイオードである。ここ
では説明を簡単にするため、6は順方向電圧が0V、順
方向インピーダンス0Ω、逆方向イピーダンス∞Ω(無
限大)の特性を持つ、理想ダイオードを仮定する。な
お、これらはバッテリバックアップ方式における外部電
源と電池の一接続法を例示したもので、他に例えば電子
装置に停電検出手段を設け、これによって3と5を自動
的に接続する方法も考えられる。以下の実施例ではこれ
らの電池の接続に関しては簡単のため図示しない。
【0012】100は通常の動作状態から情報保持状態
に移行したことを検出する動作状態検出手段であり、そ
の結果を101に信号“1”、もしくは“0”として出
力する。なおここでは、LSIチップ内部に上記検出手
段を設けているが、同図の破線7で示すような入力端子
を設け、前に述べた電子装置の停電検出手段による検出
結果を信号として入力してもよい。これは以下に述べる
各実施例においても同様である。
【0013】さて、ここで100は3の電圧もしくは電
流の変化を検出して、通常の動作状態から情報保持状態
に移行したことを認識する。以下、各実施例では電圧変
化を検知する方法を主体にして説明するが、電流変化は
勿論、LSIチップの性格によって生じる他の物理量の
変化、たとえば温度,湿度,音量,光量,速度,加速度
などの変化を検知してもよい。さらに、LSIチップ自
体の物理量変化でなく、電子装置もしくはLSIチップ
の動作状態が他の装置の動作に波及し、その結果生じる
物理量の変化を検知する手段であっても良い。上に述べ
た速度,加速度、などが一般的にその例である。いずれ
にしても各物理量は一度電気量に変換される訳であるか
ら、以下に述べる電圧変化を検出する方法は、いずれの
場合にも適用できる。
【0014】以下、100が3の電圧変化を検知する場
合を例にして説明する。
【0015】100は、一般にVBT<VEXTの場合は3
の電圧が低くなつたことを、VBT>VEXTの場合は3の
電圧が高くなったことを、V BTEXTの場合は外部電
源の停電などにより3に生じる雑音(グリッジ雑音な
ど)などを検知して信号を101に出力するが、本発明
の目的である情報保持状態での低消費電力化のために
は、VEXT>VBTとした方が望ましいわけであるから、
この場合を例にして本実施例の動作を図1(B)によっ
て説明する。なお本実施例にて必ずしもVEXT>VBT
条件を満たす必要はなく、これは後に示す他の実施例に
おいても同様である。
【0016】図1(B)に示すように、たとえば外部電
源の停電(電源の故障による停電、故意に電源をオフに
した場合の停電など)などが生じると、3の電圧VINT
はVEXTからVBTの電圧に向かって徐々に降下する。こ
の電圧が、あらかじめ定めた一定の基準電圧たとえばV
BC1より低くなると(時刻t1)、状態検出手段100
は、出力101にφBC(“0”→“1”に変化),φBC
 ̄(“1”→“0”に変化)などの信号を検出する。す
なわち、100によって、動作状態が通常状態から情報
保持状態に移行したことを認識した訳である。101の
信号を受けて、回路部2は、情報保持状態へ動作を切替
え、情報の保持に必要な最低の消費電力に低減する。3
の電圧VINTは時刻t1からt2にかけて低下するが、V
BTの電圧になるとダイオード6(前に述べたように順方
向電圧は0Vと仮定)がオン、すなわち5から電力が供
給され、3の電圧VINTの低下はVBTで停止し、その後
この電圧で情報保持動作を継続する。一方、停電の復帰
もしくは外部電源の投入により、3の電圧VINTが上昇
して、一定の基準電圧VBC2より高くなると、φBC,φ
BC ̄などの信号を元の通常動作状態のようにそれぞれ復
帰させる。これにより、回路部2を元の通常動作状態に
戻す。
【0017】以上述べた実施例によれば、動作状態の変
化を検知し、情報保持動作状態では消費電力を情報保持
の動作に必要最小限な量に低減でき、従ってバッテリバ
ックアップ方式動作時、あるいは可搬形の電池装置にお
ける持運び時などの電池による動作継続時間を長くでき
る。
【0018】本実施例では、動作状態の変化を内部で検
出する方式について述べたが、前にも述べたように、外
部から状態の変化を信号などで指示する方式においても
同様の効果が得られる。また、状態変化の検出も前に述
べたように電圧変化以外の物理量、例えば電流変化など
を検出してもよい。電圧変化検出において、検出基準電
圧VBCを電圧の下降時と上昇時でVBC1,VBC2とした
が、これは設計の都合上種々変わるもので、場合によっ
てはVBC=VBC1=VBC2としてもよい。また、これらの
値はVEXTおよびVBTのそれぞれの通常起こりえる電圧
変動を考慮して設定する方が望ましい。例えば、VEXT
の中心値が5Vで、変動が±0.5V、VBTの中心値が
3Vで、変動が±0.3Vなどの場合にはVBC1,VBC2
などのVBCの値を3.3V<VBC<4.5Vのように設定
しておけば、通常起こりえるVEXT,VBTの変動を、誤
って動作状態の変化として検出する問題を無くすことが
できる。
【0019】図2はさらに具体的な他の実施例を示して
いる。図1と同番号のものは、同一内容を示している。
同図において、回路部2を2aと2bに分けた点で図1
と主に異なり、2aは停電時などの情報保持状態におい
て情報保持に係わらない回路部、2bは情報保持に関連
する回路部を指す。具体的には、例えば、ロジック回路
とメモリ回路が混在するマイクロコンピュータなどのL
SIチップでロジック回路が2a、メモリ回路が2bに
対応する。またこの場合、直接のメモリ回路でなくても
メモリ回路の動作に必要な信号などを発生する回路など
は2bに含まれることは勿論である。
【0020】本実施例においても、図1と同様に動作状
態の変化を100によって検出し、その結果を101に
出力する。この信号により、情報保持に特に関係の無い
回路部2aの動作を停止し、低消費電力化を図る。情潤
保持に係わる2bには電力を供給し、情報を保持する。
【0021】本実施例によれば、情報保持に関係のない
回路部の動作を停止するので消費電力の大幅な低減が可
能である。
【0022】なお、本実施例における2aと2bは前に
も述べたように、停電時などの情報保持状態において、
それぞれ情報保持に関連しない回路部と、関連する回路
を指すものであり、具体例として挙げたロジック回路
(2a)、メモリ回路(2b)に限定されない。例え
ば、同一のメモリ回路であっても、特に停電時などにそ
の情報を記憶しておく必要のないメモリ部分は、2aの
部分に含めてもよい。このようなLSIチップの具体例
としては、例えば、大形電子計算機のメモリシステムの
ように、高速で動作するBS(Buffer Storage) 、低速
であるが大容量のMS(Main Storage) などのように2
種類(もしくはさらに多種類)のメモリを有し、主とし
てMSに情報を記憶しておくが、通常動作時には動作速
度を速くするために、必要に応じて少量の情報をMSか
ら高速のBSに読み出して動作させるようなLSIチッ
プなどが挙げられる。この場合は、BSを2a、MSを
2とすればよい。なお、一般にBSの如き高速のメモリ
はバイポーラ形のスタテイックメモリ、MSの如き大容
量メモリはMOS形のダイナミックメモリで構成される
が、その構成素子、回路方式などは前にも述べたように
他に種々選択可能である。例えば2a,2bの双方とも
それぞれ、バイポーラ形、MOS形の各トランジスタ、
両形式のトランジスタの組み合せ、さらにはSi以外の
GaAs形材料などによるトランジスタなどを構成素子
とする、スタティック形あるいはダイナミック形メモリ
などの各形式のメモリが任意に選択可能である。
【0023】図3は、本発明のさらに具体的な他の実施
例を示しており、図2と同番号のものは同一内容を示し
ている。同図において、回路部2bを2b1と2b2に
分けた点で異なる。
【0024】同図で2b1は、停電時などの情報保持動
作状態において、情報保持の動作に関連するが、通常動
作時の高性能化(例えば高速動作など)のために、消費
電力を大きく設計した回路部である(周知のように遅延
時間・消費電力積はほぼ一定の関係にある)。すなわ
ち、情報保持動作だけのためには、性能が過剰で、その
ため消費電力の大きくなっている回路部である。2b2
bのうち2b1を除いた回路部である。
【0025】本実施例においては、情報保持動作状態で
は図2の実施例で述べた出力101の信号によって、情
報保持動作に不要な部分2aの動作を停止して消費電力
を低減すると同時に情報保持動作だけのためには過剰な
性能を有する2b1の回路部を情報保持動作に必要な性
能にして、この回路部の消費電力の低減を図る。
【0026】本実施例によれば、図2に述べた実施例に
加えさらに、低消費電力化が可能になる。なお、本施例
はおいては、2aの動作停止による低消費電力化と、2
b1の性能とのトレードオフによる低消電力化の2つを
実施しているが、それぞれ単独に実施しても同様の効果
が得られることは言うまでもない。
【0027】図4は、図3の実施例に加えてLSIチッ
プ内に電源電圧の変換手段200を設けたものであり、
2b3はその出力201で動作する。2b1´,2b2
´は、図3の2b1,2b2から2b3の部分を取り除
いた回路部を指す。
【0028】電圧変換手段200は情報保持状態におい
ては、2b3以外の回路部2a等の動作電圧より、降圧
もしくは昇圧した電圧を出力する。ここで通常動作状態
における200の出力電圧は、一般に3の電圧に等しい
が、通常動作状態においてもその電圧自体が、特願昭5
6−57143号,特願昭56−168698号などに
記載されているように他の目的で3の電圧を変換した値
であってもよい。
【0029】さてここで、情報保持状態において、電圧
を降圧する目的は、2b3の動作電源電圧をたとえば情
報保持状態における電源電圧VBT(電池電圧)よりさら
に低くして低消費電力化を図るためである。すなわち、
図3における2b1の低消費電力化を図る方法の具体的
実施にもなっている訳である。また、電圧を昇圧する目
的は、たとえば情報保持状態における電源電圧VBTでは
動作電圧が低すぎるために、回路性能が悪くなり動作が
不安定となる場合に、これを昇圧した電圧で動作させ動
作の安定化を図るためである。
【0030】以上のように、情報保持状態においては、
LSIチップ内の一部回路を他に比べ降圧もしくは昇圧
した電圧で動作させることにより、低消費電力化、動作
の安定化を図ることができる。なお、本実施例では、説
明を簡単にするため、電源電圧を変換する場合について
述べたが、場合によってはパルス信号の振幅電圧などを
変換の対象としてもよい。
【0031】以上、図1〜図4によって本発明の基本的
な概念について説明した。これらの実施例で述べた内容
は、それぞれ単独、もしくは任意の組み合せで実施する
ことが可能であり、各実施例で述べた効果がそのまま得
られることは勿論である。さらに各実施例において、動
作状態検出手段100は、通常動作状態と情報保持状態
の2つの状態を検出する例について述べたが、さらに細
かい動作状態の検出、たとえば複数のVBTの値を用意し
て、VINTの細かい変化を検出し、それに応じて複数の
φBCを発生し、これによってさらに細かい回路の制御を
行なうことも可能である。あるいは、このようにして発
生されたφBCと、図1〜図4で述べた各実施例を任意に
組み合せて動作させることも可能である。すなわち、図
4においてφBCとして、φBC1〜φBC4を発生し、φBC1
によって2a、φBC2によって2b1´、VBC3によって
2b2´、φBC4によって2b3の動作を制御するよう
なことも可能である。
【0032】また、各実施例においては説明を簡単にす
るため、100,200,2a,2b……などの各回路
部を明確に分離して示したが、一般には各回路がLSI
チップ内の空間的配置,回路結線などにおいて相互に入
り組んで混在することは言うまでもない。
【0033】以下、以上に述べた各実施例のさらに具体
的な実施例について説明する。
【0034】図5は動作状態検出手段100の具体的実
施例であり、ここでは電圧の変化を検出して動作状態の
変化を検出する例について述べる。
【0035】同図で110は、入力111と112の電
位関係の高低を弁別し、111の方が高い場合は出力1
13に低電位(情報“0”)、111の方が低い場合は
高電位(情報“1”)を出力する弁別回路であり、いわ
ゆるシュッミットトリガ回路、あるいはコンパレータ回
路などである。これらの回路の具体的な構成法は種々あ
るが、一般的には差動増幅器、あるいはアイ・イー・イ
ー・イー・トランスアクション・オン・サーキッツ・ア
ンド・システムズVol.CAS−25,No.7,July 1
978,第482頁−第489頁(IEEE Transact
ion on Circuits and Systems,Vol.CAS−25,N
o.7,July 1978,pp482−489)に記載さ
れているような演算増幅器(Operational Amplifier)
を用いればよい。
【0036】120は121に入力されるたとえばV
INTの電圧を110の入力に適切な値VINT´に変換する
回路であり、場合によってはVINT´=VINTとしてもよ
い。130は図1に述べた基準電圧VBC(VBC1
BC2)を発生する回路である。115は113の信号
φBCを反転して、114にφBCを出力するインバータ回
路である。
【0037】本実施例により、VINT´>VBCの場合
は、113に低電位(情報“0”)、114に高電位
(情報“1”)を、VINT´<VBCの場合は、113,
114にそれぞれ上記とは逆の信号を出力することが可
能で、これにより動作状態が変化したことを検出でき
る。なおここで、VINTとVINT´の関係は予め120に
よって定められているので、結局はVINTとVBCの一定
の関係で、上記の検出が行なえる。
【0038】本実施例によれば、120,130の特性
を種種変えることによって、微細に検出レベルを変化さ
せることが可能で、汎用性ならびに設計の自由度を高め
ることができる。また、本実施例では基準電圧VBCを1
30で発生して弁別回路110に入力する方法を述べた
が110自体がある基準となるしきい値を有し、この値
と入力の電圧を比較し、その結果によって、“1”もし
くは“0”を出力するような、いわゆるしきい値回路で
あってもよい。このような場合には、120によってV
INTを任意のVINT´に変換して入力することにより、所
望の特性を得ることができる。この具体的実施例の一つ
を図12で後述する。
【0039】図6は、図1に述べたように、3の電圧V
INTの低下時と上昇時の検出基準電圧をVBC1,VBC2
異なる場合の具体的実施例である。
【0040】同図に示すように、本実施例では基準電圧
発生回路部に、2値のVBC1,VBC2を発生する機能を持
たせ、これらをS131,S132のスイッチの切換え
てVBCとして出力し、112に印加する。S131,S
132の切換えは、ここではφBC(場合によってはφBC
 ̄を使用してもよい)によって行なっており、φBC
“0”の時、すなわち通常動作状態では、S131をオ
ン、S132をオフとして、VBC=VBC1とし、φBC
“1”の時、すなわち情報保持状態ではS131をオ
フ、S132をオンとして、VBC=VBC2とすれば、図
1のように、VINTの低下時にはVBC1が基準電圧とな
り、上昇時にはVBC2が基準電圧になる。
【0041】本実施例により、VINTの低下時と上昇時
の基準電圧をそれぞれ独立に任意の値に設計できる。
【0042】図7は前に述べたように複数のVBCの値を
用意しておき、それに対応した複数のφBCを発生する具
体的な実施例である。
【0043】同図で、VBC1〜VBCnは基準電圧である。
111には図5と同様120の出力VINT´を入力して
いるが、VINT´=VINTの場合もあり得る。
【0044】本実施例では、VINT´がVBC1〜VBCn
り低くなる毎に、それぞれに対応したφBC1〜φBCnが情
報“1”となる。逆にVINT´がVBC1〜VBCnより高く
なると、φBC1〜φBCnはそれぞれ情報“0”になる。な
お、本実施例では簡単のためインバータ114は図示し
ていないが、前と同様114を付加することによってφ
BCの反転信号φBCも容易に得られる。これは以下の実施
例においても同様である。
【0045】本実施例によれば、φBC1〜φBCnの多数の
基準値に対応したφBC1〜φBCnを容易に出力でき、これ
を用いて、LSIチップの動作状態変化をより詳細に検
出でき、動作の制御をさらに微細に行なうことができ
る。
【0046】次に基準電圧VBCの発生回路に関する実施
例について述べる。このような基準電圧の発生回路とし
ては、通常の安定化電源回路が使用できるが、LSIチ
ップに内蔵するに容易な回路方式である方が望ましい。
そのような回路例は、たとえば特願昭56−16869
8号に提示されている。
【0047】図8はその中の一つを用いて、複数の基準
電圧φBC1〜φBCnの発生回路を構成した例である。同図
でQ131〜Q13nはMOSトランジシスタであり、それぞ
れVT131〜TT13nのしきい電圧を有している。R133
抵抗であり、Q131〜Q13nの等価オン抵抗より充分大き
く設定されている。VPは電源電圧であり、V P(V
T131+VT132+…T13n)のように設定してある。した
がってVINTがこの条件を満たせば、VP=VINTとして
もよいし、満たせないような場合は、特願昭57−22
0083号の図29に示されているような方法で、上記
の条件を満たせるような電圧を発生して、VPとして用
いればよい。
【0048】本実施例によれば、131〜13nの各出
力として、
【0049】
【数1】
【0050】の値をそれぞれ得ることができる。
【0051】本実施例によれば、MOSトランジスタの
段数、あるいはしきい電圧を選ぶことによって任意のV
BCの値を得ることが可能である。なお、段数のみで、V
BCの値を調整する場合には、しきい電圧が最小の変化量
となるため、一般に離散的な値しか得られないが、連続
的に調整をしたい場合には、しきい電圧自体を制御する
他に図9に示すような実施例が考えられる。
【0052】すなわち、図9に示すように、たとえば図
8によって得られるVBCnをR131´〜R13n´の抵抗に
よって分割すればよい。R131´〜R13n´の適当に選ぶ
ことにより、連続的な任意の値のφBC1´〜φBCn´を得
ることができる。なお、ここでR131´〜R13n´の抵抗
値はR131より大きく設定した方が、VPの変化の影響を
少なくできる点で望ましい。
【0053】以上、MOSトランジスタおよび抵抗で回
路を構成し例について述べたが、使用する素子はこれら
に限定されることはなく、たとえばMOSトランジスタ
の替わりにはバイポーラ形のトランジスタ、もしくは通
常のダイオード、さらにはツエナー形ダイオードなどの
ように非線形の整流特性を有する素子であればいずれも
使用可能である。また、抵抗としてはインピーダンス素
子であれば、いずれも使用可能であり、MOSトランジ
スタなどのオン抵抗を利用することも可能である。
【0054】図10は、図5においてVINTをVINT´に
変換して出力する回路120の具体的実施例一つであ
る。
【0055】同図に示すように本実施例では、VINT´
はVINTをR123,R122によって抵抗分割することによ
り得られている。また、VBCは図8に述べた実施例でn
=1として発生しており、VBCの値はほぼQ131のしき
い電圧VT131に等しい。
【0056】本実施例においては、110によってV
INT´=R122/R123+R121・VINTとV BC
T131の相対的な電圧を比較し、前者が高い場合はφBC
“0”、前者が低い場合は、φBC=“1”をそれぞれ出
力するが、これをVINTとVT131の関係について再整理
すると次のようになる。すなわち
【0057】
【数2】
【0058】の場合はφBC=“0”となり
【0059】
【数3】
【0060】の場合は、φBC=“0”となる。
【0061】これらは、図1(b)においてVBCの値が
(1+R121/R122)VT131になることと等価である。
したがって、R121とR122を適当に選ぶことによって、
基準電圧を任意の値に容易に設定可能である。
【0062】図11はVINTの変換回路120によって
複数のVINT´を発生し、これによって図7と同様に複
数のφBCを発生する実施例である。
【0063】同図に示すように、120は抵抗R120´
〜R12n´によって構成されている。121の入力電
圧、ここではVINTはこれら抵抗により抵抗分割され、
INT´〜VINn´として出力される。これらとVBCを1
10の入力とすることによって図7同様φBC1〜φBCn
得ることができる。
【0064】したがって、本実施例においても図7と同
様に、LSIチップの動作状態変化をより詳細に検出で
き、動作の制御をさらに微細に行なうことができる。な
お、本実施例における抵抗R120´〜R12n´はインピー
ダンス素子であればどのような素子でも置き換えること
が可能であり、たとえば、MOSトランジスタのオン抵
抗などを利用してもよい。
【0065】図12は、動作状態検出回路100のさら
に別の具体的実施例であり、基本構成回路として、特願
昭57−220083号、第16図に提示されている回
路DCVを用いている。
【0066】同図でQ141〜Q14n,Q151はそれぞれし
きい値がVT141〜VT14n,VT151のMOSトランジスタ
である。ここで、Q141〜Q14nは図5におけるVINT
変換回路120を構成しており、150にVINT´=V
INT−(VT141+VT141+…VT14n)を出力する。
151,R151は図5の弁別回路110を構成している
が、前に述べた自分自身がある一定の基準となるしきい
値を有し、これに対する入力電圧の高低を弁別するとこ
ろのしきい値回路となっている。この回路のしきい値V
TCはVT151のしきい値電圧VT151とR151とQ151のオン
抵抗の比により定まり、任意に設定できるが、R151
値をQ151のオン抵抗より充分大きく設定しておけば、
TC=VT151とすることができる。ここでは簡単のため
この場合について説明する。
【0067】本実施例の動作を同図(B)を用いて説明
する。
【0068】VINTが徐々に低下して、150の電圧
が、VINT´=VINT−(VT141+VT142+…VT14n
T151すなわち、V INTT151+(VT141+VT142+…
T14n)=φBCとなると(時刻t1)Q151はオフにな
り、出力φBCは“0”から“1”に変化する。これによ
って、既に述べた実施例と同様にVINTの電圧変化を検
出し、動作が情報保持状態に移行したことを検知でき
る。
【0069】本実施例においても、使用するMOSトラ
ンジスタのしきい電圧、あるい段数を調整することによ
り、同図(B)の等価的なVBCの値を任意に設定でき
る。また、本実施例によればV INTT151+(VT141
T142+…VT14n)の下ではQ151はオフになり、本発
明の目的である、情報保持状態における消費電力の低減
に極めて有効である。
【0070】同図でR150はVINTが高い状態から低い状
態に変化するときに、150などのノードに電荷が蓄積
されるのを防止するための放電用抵抗である。この抵抗
値は、VINTの変化速度に応じて選ぶ必要があるが、そ
の変化速度が遅い場合には、ノード150とSi基板間
などに寄生的に生じるリク抵抗で代用することも可能で
あり、その場合はR151は不要である。ここでR150,R
151はMOSトランジスタのオン抵抗で代用することも
可能である。
【0071】以上に述べた本実施例においても他と同様
に各種の変形が可能である。たとえばQ141〜Q14nは一
定の電圧シフトが得られる素子であれば使用可能で、バ
イポーラトランジスタ、FETトランジスタ、タイオー
ド、ツエナーダイオードなどでも代用できる。また、Q
151は、一定のしきい値を有する能動素子であれば使用
可能で、バイポーラトランジスタ、FETトランジスタ
などで代用可能である。またさらに、前に述べた各実施
例と任意に組み合せて使うことも可能である。たとえ
ば、VINT´の発生に図10で述べた抵抗分割回路を用
いても良いし、あるいは反対に、図10の120を本実
施例のQ141〜Q14nの如き回路で置き替えてもよい。
【0072】図13は、図12の抵抗R150,R151をそ
れぞれQ152,Q153で置き替えた実施例である。
【0073】VG2,VG3はQ152,Q153のゲートバイア
ス用電圧であり、場合によってそれぞれドレインと接続
し、VG2=VINT´,VG3=VINTとしてもよい。但しV
G3=VINTとした場合には、φBCの高電位圧側
(“1”)の電圧が、VINTからQ153のしきい電圧V
T153だけ低くなる点に注意を要する。したがって、この
電圧をVINTと等しくしたい場合には、V G3INT+V
T153のように設定する必要がある。
【0074】本実施例においても、図12と同様の動作
および効果が得られるが、VG2=VINT´として、Q152
のしきい電圧VT152をV T152T151としておけば、V
INT´T151となる情報保持動作状態では、Q152もオ
フとなるため、この状態での消費電力を図12の場合よ
りさらに低減できる。
【0075】図14は図12の実施例を基本にして、図
7,図11などと同様複数のφBCを発生する実施例であ
る。
【0076】同図でQ161〜Q16nは図12のQ151,R
151と同様の弁別回路を構成している。R141〜R150
電荷の放電用抵抗である。
【0077】本実施例においても、図7,図11、ある
いは図12,図13などと同様の動作と効果が得られ
る。
【0078】以上、図5〜図14の実施例において、図
1〜図4の動作状態検出手段100の具体的実施例につ
いても述べた。次に100の出力信号によって、情報保
持動作状態の消費電力を低減する具体的な実施例を、M
OSのダイナミック形メモリでかつアドレスマルチプレ
ックス方式のメモリを例にして説明する。なお、本発明
の適用範囲はこれに限定されず、以下の実施例において
も前に述べたように各種の形式のLSIチップに適用可
能である。
【0079】図15は、本発明をアドレスマルチプレッ
クス方式のMOSダイナミックメモリに適用した実施例
である。
【0080】さて、MOSダイナミックメモリでは良く
知られているように、メモリセル内の記憶容量に蓄積さ
れた情報電荷が時間の経過と共に消滅するため、一定の
周期で再書き込み動作を行なう必要がある。これがいわ
ゆるリフレッシュ動作であり、本発明の情報保持動作状
態においても本動作が必要である。アドレスマルチプレ
ックス方式とは、たとえば、メモリセルが行と列の2次
元状に配置されたメモリにおいて、行指定アドレスと列
指定アドレスを同一の信号線上に時間帯を分けて多重化
して外部から入力し、LSI全体の入出力ピン数の低減
を図る方式である。これらの詳細は、特願昭56−28
109号などに述べられている。
【0081】図15において1はメモリLSIチップ、
3は電源配線であり、VINTはその電圧を示している。
3に外部からVEXTもしくはバッテリバックアップ用の
BTが印加される。4は接地線であり、一般にVSS(0
V)が外部から印加される。100は3の電圧変化を検
出して、メモリLSIチップの動作状態を検知する回路
であり、前に述べた各種の実施例が適用できる。300
はメモリLSIチップ内に内蔵された基板電圧発生回路
である。この基板電圧はメモリLSIの動作性能(動作
速度など)を良くするために印加するものであるが、場
合によっては外部から与えたり、あるいは内部でそのま
ま接地電位としても良い。この場合は300は不要にな
る。700はメモリセルが行、列の2次元状に配置され
たメモリアレー部であり、行選択デコーダ800によっ
て選ばれた任意の行選択80iと列選択デコーダ900
によって選ばれた任意の列選択線90iの交点によって
指定されたメモリセルが読み出し、書き込み回路43
0、データ入力バッファ回路440、データ出力バッフ
ァ回路450などを介して、外部のDin,Doutと信号
の授受を行なう。400は外部からの書き込み制御信号
WEにより、書き込み動作に必要な内部クロック信号を
発生する回路である。410は列選択制御信号CASに
よって、主として上に述べた列選択動作に係わる内部ク
ロック信号を発生する回路である。420はCASと行
選択制御信号RASの位相を比較して、後で述べるリフ
レッシュ用の信号φfを発生する回路である。通常の動
作時はRASがCASに先行して入力されるので(いず
れの信号も“1”から“0”になる)、一般にCASが
RASより先行して入力された場合にリフレッシュして
動作と判断してφr0を発生する。500はRASによ
り、主として行選択動作に係わる内部クロック信号を発
生する回路である。一般にアドレスマルチプレックス方
式のメモリでは、行選択線(一般にはワード線)801
−80nを順次(順番は任意)、アドレスバッファ46
0の出力信号と行選択デコーダによって選択して動作さ
せることによってリフレッシュ動作が行なわれる。した
がって、リフレッシュ動作時には主として500の回路
のみを動作させるだけでよい。
【0082】600,610,620はそれぞれ、リフ
レッシュ制御回路、600の指示にしたがい一定の時間
f毎に信号φfを発生するリフレッシュタイマ、および
アドレスカウンタであり、オートリフレッシュ(Autom
atic Refresh)、セルフリフレッシュ(Self Refres
h)の各リフレッシュ動作を行なう。
【0083】オートリフレッシュはリフレッシュ動作の
起動は外部の指示に従って行なうが、リフレッシュアド
レスは内部アドレスカウンタによって自動的に発生され
る動作モードである。これに対し、セルフリフレッシュ
は、リフレッシュ動作の起動、リフレッシュアドレスの
発生共にメモリLSIチップ内で自動的に行なう。これ
らの動作は外部からのリフレッシュ信号REFもしく
は、前述した420の出力φr0により制御される。
【0084】すなわち、オートリフレッシュではREF
(一般に高電圧→低電圧に変化)もしくはφr0が入力さ
れる毎に、φrを発生してリフレッシュ動作時に必要な
500を動作させると同時に、内部のアドレスカウンタ
620により内部で自動的にリフレッシュ用アドレスA
i′を発生して、外部アドレス信号Aiのかわりに46
0に入力し、Ai′にしたがって、801〜80nを順
次選択動作させリフレッシュ動作を行なう。セルフリフ
レッシュは上記のリフレッシュアドレスの内部発生に加
えて、リフレッシュタイマにより一定時間tf毎に発生
される信号φfにより、内部で自動的にリフレッシュ動
作の起動が行なわれる。オートリフレッシュとセルフリ
フレッシュの外部からの指示は、一般にREF信号のあ
る状態(一般に低電圧状態)の継続時間によって区別さ
れ、継続時間がある一定時間以上になるとセルフリフレ
ッシュ動作を行なうようになっている。これらの詳細は
電子技術,第23巻,第3号などに述べられている。
【0085】さて、以上のような構成のメモリにおい
て、本発明では、図1の実施例でも述べたように、3の
電圧変化を100によって検出し、動作状態の変化を検
知する。これによって、たとえば外部電源の停電などに
より、情報保持動作に入ったことが検知されると、60
0,610,620などの回路を起動し、前に述べたセ
ルフリフレッシュ動作と同様の動作により、メモリセル
内の情報が消滅するのを防止する。このとき、本発明に
おいては、前に述べたと同様に情報保持動作に必要な回
路のみに必要最小限の電力を供給し、その他の回路への
電力供給は停止する。したがって、リフレッシュ動作に
主として関係のない、400,410,430,44
0,450,900などの回路は原則として動作を停止
させる。
【0086】さらに、情報保持動作に必要な回路におい
てもその消費電力を極力低減させる。すなわち、前にも
述べたように、各回路の性能は通常動作時に必要な性能
に合せて設定してあるので、情報保持動作だけのために
は動作速度が速すぎるなどのように、性能が過剰になっ
ている。この性能を情報保持動作に必要な最小限に低減
する。たとえば、500の回路は動作速度を情報保持動
作に適切な速度にして、低消費電力化を図る。また、基
板電圧発生回路の動作を停止して、基板電位を接地電位
(0V)にしたり、あるいは起動能力を小さくして低消
費電力化を図る。さらに特願昭58−99341号に述
べられたと同様にリフレッシュ動作の回数も通常動作時
より少なくして、低消費電力化を図る。たとえば、電子
技術,第23巻,第3号に述べられている64Kビット
ダイナミックメモリなどでは、リフレッシュ時間tref
2ms、リフレッシュサイクルNref128サイクルが
一般的な仕様になっているが、これは2msの間に12
8回のリフレッシュ動作が必要なことを意味する。した
がって、平均的にtf=tref/N ref15μsに1回
の割合で、リフレッシュタイマ610から信号φtを発
生して、リフレッシュ動作をする必要がある。tfの値
は、LSIチップの内部温度Tjの上昇と共に小さくす
る必要があり、Tjが30℃変化すると約1桁tfを小
さくする必要のあることが実験的に分っている。上記の
仕様は通常の動作状態における最悪条件を考慮して決め
てある。すなわち、LSIチップを使用する周囲温度T
aが最高(一般に70℃)、LSIチップの消費電力P
dが最大の条件で定めてある。このときのTjはたとえ
ばTa=70℃,Pb=300mWとすると、
【0087】
【数4】
【0088】ここで、θjaはLSIチップパッケージの
熱抵抗であり、通常のセラミック形パッケージではθ ja
100℃/W程度である。
【0089】以上のように、最悪条件でTj100℃
になり、この値を基に上記tfは定めてある。
【0090】さて、本発明における情報保持状態におい
ては、消費電力の低減を目的としており、この状態で
は、Pd1mWとすることが充分可能であり、そのた
めに、上記Tjの値はたとえ外部電源が故障してもTa
は70℃の高温であるとしても、式(4)から明らかな
ように、通常の動作状態よりも、Tjは約30℃低くな
り、したがって、tfも約1桁長くできる。すなわち、
単位時間当りのリフレッシュ動作回数を約1桁少なくで
きるわけである。なお、情報保持動作状態においては、
LSIチップを使用する電子装置全体も動作停止状態に
あるのが一般的であり、そのためTaも70℃以下にな
ると考えてよい。したがって、tfの値はさらに長くし
ても良い。本発明においては、上記を利用して、情報保
持状態においては、リフレッシュタイマから発生するφ
fの時間間隔tfを通常動作時より、約1桁以上長くし
て、リフレッシュ動作の回数を低減し、低消費電力化を
図る。また、さらに本発明では、情報保持動作状態にお
いては、メモリアレー部700の動作電圧の一部を他の
回路より高くして動作の安定化を図る。
【0091】なお、本実施例においては、動作状態の変
化を、3の電圧変化によって検出する方法について述べ
たが、前にも述べたように外部から指示する方法も可能
であり、たとえば、リフレッシュ動作の説明で述べた、
RASとCASの位相差によってφr0を発生する方法
や、REFの信号を入力する方法で代用することもでき
る。すなわち従来の技術でのセルフリフレッシュ指示を
本発明での動作状態変化の指示として用いるわけであ
る。また、ここで、RASとCASの位相差によってφ
r0を発生する方法と、REFの信号を入力する方法は、
ほぼ同一機能であるため、一般にどちらか一方の方法を
備えれば良い。たとえば、状態変化の検出は100で行
ない、RASとCASの位相差によってφr0を発生し、
従来のオートリフレッシュ動作を指示し、REFの入力
を無くす構成も可能である。このとき、セルフリフレッ
シュ機能を設けても良いが、本発明の情報保持動作状態
がほぼセルフリフレッシュ動作に対応するので、省いて
もよい。
【0092】以上述べた本実施例によれば、情報保持動
作状態における消費電力を大幅に低減できる。
【0093】以下、本実施例の各部の具体例を他の実施
例によって詳述する。なお、以下の実施例ではメモリの
構成素子としてNチャネル形MOSトランジスタを想定
して説明するが他のPチャネル形MOSトランジスタ、
あるいはP,N両チャネル形、さらにはバイポーラ形ト
ランジスタ、およびMOS形とバイポーラ形の組合せな
どを構成素子とする場合にも適用できる。
【0094】図16は、低消費電力化の一実施例であ
り、図15の500の回路の低消費電力化を例にして説
明している。
【0095】一般に500の回路は同図に示すように、
PG1〜PG3などの複数のダイナミック形パルス発生
回路の従属接続から構成される。このパルス発生回路P
Gの回路構成および動作の一例は、昭和54年度電子通
信学会半導体・材料部門全国大会No.69に記載されて
いる。VINT1〜VINT3は各PGの電源電圧を示してお
り、一般にはチップ内の共通の電源電圧VINTに接続さ
れる。
【0096】さて、本発明では前にも述べたように、情
報保持動作だけのためには、動作速度が速すぎるのを、
本動作状態に適切な速度にして(遅くして)、低消費電
力化を図る。すなわち、一般の回路においては、回路の
信号遅延時間tPdと消費電力Pdの積が、ほぼ一定であ
ることを利用する訳である。このため本実施例では、低
消費電力化したい回路の電源、たとえばPG2の電源電
圧VINT2を他の回路の電源電圧より下げ、低消費電力化
を図る。また、別の手段としては、情報保持状態では、
たとえばPG2の回路定数を内部で切換え、tPdを大き
くしてPdを小にする。また、さらに別の手段としては
同図破線で示すように、消費電力の小さいPG2′を用
意しておき、情報保持動作状態では、SW502、SW
502′,SW503,SW503′のスイッチによっ
て、動作させる回路をPG2からPG2′に切換えて低
消費電力化を図る。
【0097】以上述べた実施例により、500の回路の
低消費電力化が可能になる。なお、本実施例の適用範囲
は、500のみに止まらず、他の同様の回路においても
適用可能である。
【0098】さて、一般に図16に示した回路は大半が
ダイナミック形回路になっている。したがって、入力5
01、もしくは602に信号が入力されて、回路が動作
する時のみしか電力を消費しないようになっている。し
かし、PG1の回路だけは外部からの信号RAS ̄ ̄ ̄
が、任意の時刻に入力されてもただちに応答して動作で
きるように、常に電力を消費する待機状態にしてある。
すなわち、PG1はスタテイック形の回路となっている
わけであるが、本発明の情報保持状態では、前にも述べ
たように単位時間当りのリフレッシュ回数を通常の動作
状態より、約1/10以下にできるので、このPG1の
低消費電力化が特に重要になる。次にこの具体的実施例
について説明する。
【0099】図17は、図16のPG1の低消費電力化
のための一実施例である。
【0100】同図はPG1の入力初段部の回路構成を示
している。同図で、SW511とSW515,SW51
2とSW516はそれぞれ動作状態によって、連動して
動作するようになっており、通常動作状態では前者が、
情報保持状態では後者がそれぞれオンするようになって
いる。したがつて、通常動作状態では、R511を負荷抵
抗、RAS ̄ ̄ ̄、φrを入力とするNAND回路が、
情報保持動作状態ではφrを入力とするインバータ回路
が構成される。すなわち、通常動作状態では、外部から
の入力RAS ̄ ̄ ̄あるいは、図15のリフレッシュ制
御回路の出力φrのいずれかが、高電圧(“1”)から
低電圧(“0”)に変化したときに、出力φROが高電圧
となり、PG1以降の動作を開始する。したがって、こ
の状態では前に説明したと同様に、通常のメモリ動作に
加え、オート,セルフの各リフレッシュ動作が可能にな
る。一方、情報保持動作状態では、φrが低電圧になっ
たときに、出力φROが高電圧になり、PG1以降の動作
を開始し、前に述べたリフレッシュ動作を行なう。この
状態においては、RAS ̄ ̄ ̄の入力はSW515によ
って切り離されているので、外部電源の故障などでメモ
リの駆動回路も停止し、RAS ̄ ̄ ̄の信号の電圧が不
安定になったとしても、その影響を受けることはない。
この回路方式は、他の400,410,600などの外
部から直接信号が入力される回路においても有効に使え
る。
【0101】さて、本実施例において、通常動作時の消
費電力Pd0、情報保持動作時の消費電力Pd1はそれぞ
れ、Pd0∝VINT 2/R511,Pd1∝VINT 2/R512とな
る。したがって、R511<R512としておけば、情報保持
動作時の消費電力を低減できる。なお、回路の信号遅延
時間は、その分だけ大きくなるが(ほぼ負荷抵抗に比
例)、情報保持動作では、高速動作は余り要求されない
ので特に問題無い。
【0102】以上、述べたように本実施例により、低消
費電力化が可能となる。また、さらに外部電源の停電時
に、外部入力信号の電圧が不安定になってもその影響を
防止できる。なお、本実施例においては、PG1を例に
して説明したが、その他の回路、たとえば、図16のP
G2〜PG3などの低消費電力化にも本実施例がそのま
ま適用できる。すなわち、各回路においてその負荷抵抗
を本実施例と同様にスイッチによって切り換えるように
すれば良い。また、ここで各々の負荷抵抗はたとえばM
OSトランジスタなどの能動素子で置き換え、そのオン
抵抗を利用することも可能である。このように能動素子
を用いる場合には、スイッチと抵抗を兼ねることが可能
で、また抵抗値の異なる2個の抵抗を切換える方式でな
く、能動素子の動作条件を変えることによって、そのオ
ン抵抗値を制御することも可能である。また、さらに本
実施例では切換え可能な場合の数を2としているが、さ
らに切換えの場合の数を増やすことも可能である。
【0103】図18(A)は、図17よりさらに低消費
電力化を可能とする他の実施例を示し、図18(B)は
そのタイミング信号波形を示す。前実施例では、負荷抵
抗の切り換えによって低消費電力化を図った。本実施例
ではこれに加えて、電源から接地に向かって定常的に流
れる電流をほとんど0にして、大幅な低消費電力化を図
る。
【0104】図18(A)において、Q517,Q520はそ
れぞれ図17の負荷抵抗R511,R512をMOSトランジ
スタで置き替えたものであり、一般にQ520のオン抵抗
はQ517のそれに比べ大きくしておく。C517,C520
ノード513の電位上昇をノード517,520に正帰
還させて、φr0の立ち上り速度を高速化するための容量
であり、いわゆるブートストラップ形の回路を形成して
いる。Q518,Q521はC517,C520のプリチャージとブ
ートストラップ動作時に、ノード517−519,52
0−522の間を電気的に切断し、ブートストラップに
よる正帰還効率を上げるためのMOSトランジスタであ
る。これらの動作の詳細は、特公昭56−49021号
に記載されており、そこには、図18のQ518,Q521
ゲート電圧VGは、それぞれの入力電圧φBC ̄,φrp
“1”状態の電圧(高電圧)より、約MOSトランジス
タのしきい電圧分だけ高い電圧にすれば、最も効率の良
い動作が可能となり、その電圧の発生法についても記載
されている。
【0105】さて、本実施例において、通常動作の状態
では、φBC ̄は高電圧(“1”)であるから、Q515
517ともにオンとなり、図17と同様に動作する。一
方、情報保持状態では、φBCが高電圧(“1”)である
から、Q516がオンになる。このとき、Q520のゲートは
φrが低電圧になる直前に高電位になるφrpによってプ
リチャージされてオンとなり、VINTから接地に向かっ
て電流IDCが流れ出す。次いでφrが低電圧になると、
502がオフになり、φR0が高電圧になる。したがっ
て、本実施例ではIDCが、わずかの時間、Δtの間しか
流れないので大幅な低電力化が可能になる。これは情報
保持状態ではφrが内部のリフレッシュタイマ(図15
の610)の出力φfによって発生されるために、φr
先立ってφrpの如き信号を予め発生できるからである。
【0106】今、情報保持動作状態におけるリフレッシ
ュ動作の周期tf(φrの発生周期に等しい)を図15で
述べたように、約150μs程度まで長くできたとし、
かつΔtを10nsと仮定するとIDCの流れる時間を図
17の約1/104以下に低減でき、図17の負荷切換
えによる低電力化に加えて、大幅な低電力化が可能にな
る。
【0107】なお、本実施例において、ノード522に
φrpの替わりにφBCを入力して図17の負荷抵抗をMO
Sトランジスタでそのまま置き替えただけの構成にする
ことも可能である。本実施例では、図17と同様にQ
520のオン抵抗をQ517より大きくした例について述べた
が、両者のオン抵抗を等しくしたとしても、前にも述べ
たように、消費電力を従来の1/104以下に小さくで
きる。またここで、φrは通常動作のオート、あるいは
セルフリフレッシュのときにも発生する。したがって、
φrpをφrと同期して常に発生すると、Q520が通常動作
時にもオンとなるが、Q520のオン抵抗をQ517に比べ大
きくしておけば、通常動作時の消費電力が大きくなるな
どの問題は軽減できる。なお、φrpをφBCが高電圧にあ
るときのみに発生するようにしておけば、たとえQ520
とQ517のオン抵抗を等しくしたとしても、消費電力増
大などの問題は完全に解決できる。また、Q517
520、Q518とQ521を共通化し、φBC ̄とφrpのOR
(論理和)信号をプリチャージ信号として入力すること
もできる。
【0108】図19は図15で説明した基板電圧発生回
路300の低消費電力化のための具体的実施例の一つで
ある。
【0109】一般に基板電圧発生回路は、1976年ア
イ・エス・エス・シー・シー・ダイジェスト・オブ・テ
クニカル・ペーパーズ第138頁−第139頁(197
6ISSCC DIGEST of TECHNICAL
PAPERS,pp138−139)などに記載され
ているように、チャージパンプの原理により、電源電圧
と逆極性の電圧を発生する。
【0110】同図で311は、リングオシレータ回路な
どから構成される発振回路であり、チャージパンプ信号
φBBを発生する。CBBはチャージパンプ容量QBB1は直
流再生用、QBB2は整流用MOSトランジスタである。
また、IBBはLSIチップ内の回路全体で発生する基板
電流を模式的に示したものであり、一般に基板電圧発生
回路の電流駆動能力IoutはI outBBでなければなら
ない。これらの動作の詳細は上記文献に述べられてい
る。
【0111】さて、本発明における情報保持状態では、
LSIチップは大半が動作を停止した状態にあるため、
LSIチップの基板電流は極めて小さくなり、基板電圧
発生回路の電流駆動能力Ioutを小さくしても、LSI
チップ全体の動作に支障はない。このIoutと基板電圧
発生回路の消費電力PdBBはほぼ比例関係にあるため、
このIoutを小さくしてPdBBを低減することができ
る。
【0112】Ioutは一般に次式で表わされる。
【0113】
【数5】
【0114】ここで、VφBBはφBBの電圧振幅、fBB
φBBの周波数である。
【0115】したがって、本実施例では、情報保持状態
ではVφBBの値を小さくして、PdBBを小さくする。こ
のVφBBの値を小さくする方法は種々あるが、たとえ
ば、回路の動作電圧VINTBを低くすれば良い(一般に通
常動作状態ではVINTB=VINT)。このVINTBを低くす
る手段としては、たとえば、特願昭56−168698
号、特願昭57−220083号などに記載されている
回路により、LSIチップ全体の動作電圧VINTより低
い電圧を発生して、動作状態によってVINTとその低い
電圧を切り換えて使えばよい。またさらにPdBBを小さ
くするためにfBBを小さくしてもよい。そのためには、
たとえば上に述べた動作電圧を低くする方法を用いれば
よいるあるいは、311内のfBBを決める回路の時定数
を、後述する図23、図24のような方法で制御すれば
よい。また、あるいは311がインバータを複数個リン
グ状に縦続接続したリングオシレータで構成されている
場合には、図17、図18のようにインバータの負荷抵
抗を切り換えて、fBB(インバータの遅延時間で決ま
る)、PdBBを制御してもよい。また、さらにPdBB
小さくする方法としては、複数のCBBを用意しておき、
これを動作状態によって切り換えて使用するようにして
もよい。
【0116】以上、基板電圧発生回路の低消費電力化に
ついて述べたが、場合によっては、基板電圧発生回路の
動作を情報保持状態では停止し、VBB=0Vとして、消
費電力を完全に0にすることも可能である。そのために
は、図19のように311の接地線(電源線側でもよ
い)にQBB3を設け、これをφBC ̄でオフにして、電力
供給を停止すればよい。このとき、出力316は、Q
BB4で接地電位(0V)に固定する。このようにVBB
0Vとすると、LSIチップ内の拡散層容量Cjが大き
くなり(Cjは拡散層−基板間電圧のほぼ平方根に逆比
例する)、動作速度が遅くなるなどの問題を生じるが、
前にも述べたように、情報保持状態では特に高速で動作
する必要はないので問題ない。また、VBB=0Vにする
と外部からLSIチップの入出力ピンなどを介して、電
源電圧と逆極性の雑音が入力された場合に、メモリセル
に記憶された情報が消滅する可能性があるが、そのよう
な場合には、LSIチップを作成するシリコン基板とし
て、比抵抗の充分小さいシリコン基板を用いて、基板抵
抗を小さくし上記雑音が入力されたとしても直ちに接地
線に吸収できるようにしておけばよい。なお、比抵抗が
小さすぎると、そこに形成するMOSトランジスタのし
きい電圧が高すぎるなどの特性上の問題を生じるが、そ
のような場合には、MOSトランジスタの作成に適した
比抵抗のシリコン層を上記低比抵抗シリコン基板上に形
成した。たとえばエピ形シリコン基板などを用いればよ
い。
【0117】以上述べたように本実施例により、情報保
持状態における基板電圧発生回路の消費電力を低減でき
る。
【0118】図20は基板電圧発生回路の低消費電力化
のための他の一実施例である。
【0119】本実施例では、同図に示すように、電流供
給能力の異なる、したがって消費電力の異なる複数の基
板電圧発生回路301〜30nを用意しておく。これら
の動作を図7、図11、図14などにより、発生される
φBC1〜φBCnの反転信号φBC1 ̄〜φBCn ̄の信号によ
り、たとえば図15のVINTの変化に応じて、順次制御
(動作の開始/停止を制御)する。これにより、電源電
圧の変化に応じて、電流供給能力を最適化できる。
【0120】図21は、基板電圧発生回路の低消費電力
のための、さらに別の実施例である。
【0121】同図に示すように、情報保持状態では図1
9と同様、φBC ̄によって311の回路動作を停止する
が、リフレッシュ動作時に発生するφrをチャージパン
プ信号として用い、VBBを発生する。ここで、φrの周
期tfは、一般にtf>1/fBBの関係にあることは言う
までもない。
【0122】したがって、本実施例は前に述べたfBB
低くする実施例の一つの具体例ともなっている訳であ
る。
【0123】同図(B)にその動作の概要を示してい
る。φBC ̄が高電圧、すなわち通常動作状態では、φBB
のチャージパンプによってVBBが発生される。φBC ̄が
低電圧になって、情報保持状態になると311は動作は
停止し、φrのチャージパンプによつてVBBが発生され
る。このときφrが低電圧になった直後の基板電圧VBB1
の絶対値は、一般に、
【0124】
【数6】
【0125】となる。ここで、Vφrはφrの電圧振幅、
TBB1′,VTBB2′はそれぞれQBB1′,QBB2′のしき
い電圧である。これらの詳細については実願昭54−8
2150号に記載されている。その後はLSIチップ全
体の基板電流によって徐々に0Vに接近しVBB2とな
る。しかし、情報保持状態においては、大半の回路は動
作を停止としているため、基板電流は極めて小さく、上
記、VBBの低下はほとんど問題にならない。このIBB
大きくなると式(6)で示した|VBB1|の値も小さく
なるが、同式ではIBBは無視できるほど小さいとして考
えている。なお、同図(B)では、情報保持状態のVBB
を平均的に、通常動作状態より低く(絶対値)示してい
るが、これは電源電圧が情報保持状態では低くなってい
ることを想定したためである。
【0126】以上述べた実施例によれば、基板電圧発生
回路の消費電力を大幅に低減して、かつ一定の基板電圧
を得ることが可能になる。
【0127】なお、φrは通常動作状態のオート、セル
フリフレッシュ時にも発生されるため、したがって、そ
の状態でもチャージパンプ動作を行なう。前にも述べた
ように、φBBの周期1/fBBとφrの周期tfとでは、1
/fBB<tfであるため特に問題とならないが、何らか
の支障を生じる場合には図18のφrpと同様に、φBC
高電圧のときのみ発生するような信号を用いればよい。
【0128】図22は、図21のさらに好適な実施例の
一つであり、情報保持動作状態の基板電圧をより高く
(絶対値)することが可能になる。
【0129】図21において、VBB1の絶対値は式
(6)に示したように、VφrよりVTBB1′とVTBB2
の和だけ低くなる。これはドレインとゲートを接続した
ダイオード接続のMOSトランジスタでは、ドレイン−
ソース間にしきい電圧に等しい順方向電圧を生じるため
である。したがって、本実施例においては、QBB1′の
ゲートにφrとほぼ同相のφr′を印加して、QBB1′を
完全にオン状態にして、上記の順方向電圧を等価的に0
Vとする。したがって、本実施例によれば
【0130】
【数7】
【0131】とすることができ、たとえば電源電圧V
INTがバッテリバックアップ動作時(もちろん情報保持
状態)に低くなった場合に、動作可能な下限の電圧を図
21に比べさらに低くすることができる。
【0132】なお、本実施例においてφrが高電圧から
低電圧に変化する時、すなわちチャージパンプによって
負電圧を発生する時点では、QBB1′は完全にオフ状態
となるようにφr′の位相を設定する必要がある。その
ためには、φr′φpよりわずかに早い時間に、低電圧に
すればよい。したがって、図18のφrpの反転信号の如
き信号を用いればよい。
【0133】図23は図15の実施例において述べた、
情報保持状態における、リフレッシュの同期tfを通常
動作状態より長くするための具体的実施例である。
【0134】上記のtfは図15のリフレッシュタイマ
610によって定まる。したがってtfを変えるには6
10内の時定数を制御すればよい。時定数回路は一般に
図23の如き構成となる。ここで抵抗、容量は能動素子
で代用されてもよい。抵抗はMOSトランジスタ、バイ
ポーラトランジスタなどのオン抵抗を用いてもよいし、
容量はMOSトランジスタのゲート容量(いわゆる反転
層容量)であってもよい。
【0135】図23の回路で、情報保持状態ではSW6
12はオフ、SW618はオンとする。各状態における
fは 通常動作状態 tf1∝τ1=R613・R614・C613/(R
613+R614) 情報保持状態 tf2∝τ2=R613・(C613+C618)と
なり、τ2/τ1が所望とするtf2/tf1の比になるよう
に各定数値を設定しておけばよい。
【0136】すなわち、本実施例により任意のtfを得
ることができる。なお、本実施例は前に述べた基板電圧
発生回路の発振周波数を制御する手段としても使用でき
る。
【0137】図24は図23で述べた時定数回路が、ス
イッチにキャパシタ方式の回路で構成された場合の実施
例である。
【0138】同図に示すような回路では、SW616,
SW617を交互にオン,オフしてC616とC613の電荷
分割により、612の信号を613に転送する。このよ
うな回路の時定数τs
【0139】
【数8】
【0140】で与えられる。ここでtsはSW616,
SW617のオン,オフの周期である。 上記の詳細
は、アイ・イー・イー・イー・トランスアクションズ・
オン・サーキッツ・アンド・システムズVOL.CAS
−25,No.7, 1978年7月,第490頁〜第4
97頁(IEEE TRANSACTIONS ON
CIRCUITS AND SYSTEMS,VOL.
CAS−25,No.7,JULY 1978,pp49
0〜pp497)などに記載されている。
【0141】式(7)から明らかなように、本実施例に
おいても、SW618などを用いて、動作状態に応じて
容量値を制御したり、あるいはtsの値を変えることに
より、各動作状態のtfを任意に設定できる。
【0142】図25は、図4の実施例を図15のダイナ
ミックメモリに適用した具体例である。
【0143】同図でMCはメモリセルであり、容量CM
に情報電荷が蓄えられる。このときCMの端子電圧VM
の最大値VMmaxは、ワード線の電圧VW、データ線の電
圧VD,QMのしきい電圧VTMとすると、およそVW−V
TMあるいはVDのいずれか低い方の電圧で決まる。V
Mmaxが大きいほど蓄積電荷は大きくなるので、VW−V T
Dのようになっている方が望ましい。これは、本発
明による情報保持状態において、電源電圧VINTが、通
常動作状態より低くなった場合に重要である。したがっ
て、本実施例では、情報保持動作時に、ワード線電圧を
高くする具体例を示している。
【0144】図25で210は電圧昇圧回路であり、φ
BCが高電圧、すなわち情報保持状態では、φWの電圧VW
を通常動作時より高くして出力する機能を有する。
【0145】本実施例により、たとえばバッテリバック
アップ動作などで、電源電圧が低くなったとしても安定
に情報を保持することが可能になる。なお、同図でφW0
はφWの原信号である。
【0146】図26は図25のさらに具体的な実施例の
一つである。
【0147】同図で213はφinを入力としてWの駆動
信号φWを発生する回路であり、たとえば図16で示し
た如きダイナミック形パルス発生回路などで構成され
る。214はτdの遅延時間を有する遅延回路である。
216はAND回路である。CWPはワード線の寄生容
量、CWBはワード線電圧昇圧用の容量である。
【0148】動作の詳細を同図(B)を参照しながら説
明する。
【0149】φinが入力されるとφWが発生される。こ
の時の電圧VW1は一般にVINTに等しい。そのτd時間後
にφWdが215に現われる。このとき、φBCが低電圧、
すなわち通常動作状態では216の出力は低電圧のまま
となり、φWはVW1の電圧を継続する。一方、φBCが高
電圧、すなわち情報保持状態では、216のAND回路
が動作し、φ′Wdが出力される。その結果CWBの容量結
合により、φWの電圧が上昇する。この時の上昇分VW2
は、φ′Wdの電圧振幅をVINTとすると、
【0150】
【数9】
【0151】となり、たとえばCWB=CWPのようにして
おけばVW2はVINTの約1.5倍に昇圧されることにな
る。
【0152】以上、述べた実施例により、容易に情報保
持動作時の電圧を昇圧できる。
【0153】さてここで214の遅延回路は、効率よく
昇圧する目的でφWのVW1がほぼVINTと等しくなるのを
まって、φ′Wdを発生するための回路である。上記遅延
時間τdはワード線自体に信号遅延が存在する場合に重
要になる。次にワード線に信号遅延がある場合に好適な
実施例を説明する。
【0154】図27は図26において、ワード線に信号
遅延がある場合に好適な実施例の一つである。すなわち
本実施例では、ワード線の信号遅延そのものを、図26
の遅延回路の替りに用いる。
【0155】同図で710はメモリセルMCが2次元状
に配置されたメモリセルアレー、D 1,D1 ̄〜Dn,Dn
 ̄はデータ線、W1〜Wnはワード線、W201,W202は、
ワード線と同一の時定数を有する擬似ワード線、RW
ワード線の抵抗、CWN,CWEはワード線の寄生容量をそ
れぞれ簡単のため集中定線形式で示したものである。S
Aはメモリセルの読み出しによって対となるデータ線た
とえばD1,D1 ̄間に生じる微小信号を差動増幅するセ
ンスアンプである。なお、通常この差動増幅するための
参照信号を発生するためのダミーメモリセルが各データ
線に付加されるが、ここでは簡単のため省略してある。
また、本実施例では対となるデータ線が平行して配置さ
れた、いわゆる折り返し形ビット線構成方式(folded b
it line)のメモリについて示しているが、対となるデ
ータ線がSAをはさんで左右に配置された、いわゆる開
放形ビット線構成方式(open bit line)でも勿論適用
可能である。800はデコーダであり、ここではQ811
〜Q822のワード線駆動回路もデコーダの一部として示
している。221,222はワード線信号検出回路であ
り、入力がある一定の電圧に達したとき信号を出力す
る。すなわち、221はφW0が擬似ワード線W202によ
って遅延し、その結果として最遠端(E)に信号が現わ
れ、その電圧がある一定の電圧に達した時点でφW0を昇
圧するためのφWdを発生する。また、222は昇圧用の
信号φ′dWがW201によって上記と同様に遅延して、最
遠端(E)の電圧が一定の電圧に達したとき、SA駆動
用のφSを発生する。ここで、各擬似ワード線の信号遅
延時間は、前に述べたように通常のワード線と等しく設
定してある。したがって、昇圧はワード線の遠端がほぼ
前に述べたVW1に達した時点で行ない、またその昇圧し
た結果が再びワード線の遠端に達した時点でSAを駆動
するようになっている。
【0156】以下同図(B)を参照しながら、動作の詳
細を説明する。
【0157】φinが入力されるとφW0が出力される。こ
のとき、デコーダ800内のMOSトランジスタは、選
択されたワード線に対応するもの、およびQ801,Q822
がオン状態になっている。したがって、選択されたワー
ド線Wi(複数の場合もある)、および、W202に信号が
現われる。このときそれぞれの近端部(N)には、φW0
とほぼ同一時間に信号が現われるが、遠端(E)には、
WとCWN,CWEが決まる時間で遅延し現われる。この
信号が一定の電圧値に達すると221でφWdを発生す
る。次に図26と同様、φBCが高電圧(“1”)の場合
φWd′が出力される。この結果、φW0はCWBによって昇
圧され、その波形がほぼ同時に、Wi,W202の近端
(N)に現われる。一方、φ′Wdの波形もW201の近端
(N)にほぼ同時に現われる。それぞれの信号は再びワ
ード線で遅延した後遠端(E)に現われる。すなわち、
ワード線を昇圧した部分の波形と、φWdの波形の遅延
波形がほぼ同時にWiとW201の(E)に現われる。φBC
が高電圧のときは、W201の(E)が一定の電圧達した
ときに、SA駆動用のφSを発生する。すなわち、ワー
ド線の遠端部が充分昇圧されたのみにSAを駆動する。
一方、φBCが低電圧のときは昇圧しないので、222
は、W202の(E)が一定電圧に達した時点(前に述べ
たφWdの発生とほぼ同一時点)でφSを発生する。
【0158】以上、述べた実施例によれば、ワード線の
信号遅延時間が、製造プロセスのばらつきにより、変動
したとしても、それに整合した安定な昇圧を行なうこと
ができ、情報保持状態での動作下限電圧を極めて低くす
ることができる。
【0159】なお、本実施例ではワード線の信号遅延を
利用して、各種の信号を発生する方法の一例について述
べたが、種々の変形方式が特願平58−55012号に
述べられており、本実施例はそのまま、それらの変形例
にも適用可能である。また、昇圧の方法についても、特
開昭57−172587号に述べられているような各種
の方式が使用可能である。たとえば上記引例にはワード
線の昇圧を2度行なう方法が記載されているが、これを
応用して通常動作状態でもすでに昇圧されているワード
線を、情報保持状態では2重に昇圧してワード電圧をさ
らに高めることも可能である。またここではワード線の
昇圧について述べたが、他の回路についても同様に昇圧
可能である。たとえば、場合によってデータ線電圧の昇
圧を、実開昭57−152698号に述べられているよ
うな方法によって行なうことも可能である。また、ここ
ではパルス電圧の昇圧について述べたが、直流電圧を昇
圧することも可能である。さらに、本実施例ではダイナ
ミックメモリを例題にして述べているが、前に述べたよ
うに種々の形式のLSIに適用可能である。
【0160】図28は前に述べた電圧の昇圧をCMOS
形のスタティックメモリに適用した一実施例である。
【0161】同図でMCは1ビットメモリセルであり、
実際にはMCが2次元状に複数個配列されている。D,
D ̄はデータ線、Wはワード線である。MOSトランジ
スタでPを付したものはPチャネル形、Nを付したもの
はNチャネル形のMOSトランジスタを示している。Q
231,Q232は電源電圧VINTと、内部で昇圧された電源
電圧Vuの切換えスイッチとして動作する。φBCが低電
圧、すなわち通常動作電圧ではQ231がオンになり、V
INTをMCに供給する。φBC ̄が低電圧、すなわち、情
報保持動作状態ではQ232がオンになり、VuをMCに
供給する。
【0162】同図に示したフリップフロップ形のメモリ
セルでは、MCに電圧を印加しておくだけで、情報は保
持され、前に述べたダイナミック形メモリのようにリフ
レッシュ動作を周期的に行なう必要はない。したがっ
て、本発明の情報保持状態では、MCに電圧を印加して
おくだけでよく、一般に他の回路部への電力供給は停止
してよい。
【0163】さて、メモリセルは電圧を印加するだけで
情報を保持するが、バッテリバックアップ動作時などに
電源電圧が低下すると、外部からの雑音、たとえば放射
線(α粒子など)の入射などにより、情報が反転する危
険性がある。したがって、本実施例では、情報保持動作
状態では内部で昇圧したVuの電圧をMCに印加してい
る。これにより、上記の如き問題は解決できる。Vuの
発生方法は種々考えられるが、たとえば特願昭57−2
20083号の図21、あるいは特願昭58−1057
10号の図16の如き回路などを用いればよい。このと
き、Vuの電流供給能力が問題になるが、図28で示し
たようなメモリセルでは、各ノードのリーク電流に相当
する電流を供給するのみで良いのでほとんど問題になら
ない。
【0164】以上、図1〜図4に述べた本発明の基本概
念の具体的な実施を、主としてダイナミックメモリを例
題として説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定さ
れず、前に述べたように種々の形式のLSIに適用可能
である。
【0165】さて、近年LSIを構成する素子の微細化
に伴う素子耐圧の低下によって、LSIの動作電圧はそ
れにみあって低くせざるを得なくなってきている。これ
を従来と同一の電源電圧で動作させる方法として、外部
電源電圧をチップ内で降下させて、その降下させた電圧
で微細素子を動作させる方法が、特願昭56−5714
3号、56−168678号などに記載されている。
【0166】以下、本発明を上記の如きLSIチップに
適用した実施例について説明する。
【0167】図29は上に述べた、LSIチップ内に外
部電源電圧をチップ内で降下させる電圧リミッタ5を備
え、降下させた電圧VLによって回路を動作させるLS
Iチップに本発明を適用した一実施例である。
【0168】同図に示すように、本実施例ではたとえば
INTの電圧の変化によって動作状態の変化を検出する
手段100によって発生されるφBC、もしくはφBC ̄に
よって5を制御し、情報保持状態ではVLの値を、たと
えばVINTもしくはそれ以上の値に高くし、動作の安定
化を図る。
【0169】本実施例により、内部で電圧を降下させて
動作されるLSIチップにおいても、前に述べた各実施
例と同様に、電池バックアップなどの動作をさせること
が可能になる。なお、電圧リミッタの具体的な構成につ
いては特願昭58−105710号などに記載されてお
り、これらすべてに本発明は適用可能である。その具体
例のいくつかを以下説明する。
【0170】図30は図29のさらに具体的な実施例の
一つであり、1トランジスタ形MOSダイナミックメモ
リ回路で、メモリアレー回路とそれに関係する回路が外
部印加電源電圧により低い電圧で主として動作するLS
Iチップに本発明を適用したものである。
【0171】同図で一点鎖線で囲んだ回路群710がメ
モリアレー回路、二点鎖線で囲んだ回路群720が前に
述べたメモリセルからの信号を増幅するセンスアンプ、
あるいはデコーダなどの回路、三点鎖線で囲んだ回路群
730は上記各回路群に動作信号を与えたり、メモリア
レー回路からのメモリ信号の増幅、メモリアレー回路へ
のメモリ信号の書き込みを行なう回路である。ここで
は、データD,D ̄、ワード線W1〜Wn、信号入出力線
I/O,I/O ̄ ̄ ̄、センスアンプ駆動信号φSをそ
れぞれ外部電圧を下げて動作させている。E,F,G,
Hがこれらの電圧を下げる動作に主として関連する回路
である。Eは動作の基準となる電圧を発生する回路であ
り、VL2′,VL2″を発生する。FはVL2″を基準とし
てデータ線のプリチャージ信号φP2lを発生する。Gは
L2″を基準としてワード線の駆動信号φxl(図27の
φW0に対応)を発生する。HはVL2′を基準としてI/
O,I/O ̄ ̄ ̄のプリチャージ用電圧VCPを発生す
る。同図には電源電圧VINT=5V,MOSトランジス
タのしきい電圧VT=0.5Vとしたときの、各部のおよ
その電圧がカッコ内に示されている。以上は特願昭58
−105710号で開示されたものであり、各回路の構
成の詳細並びに動作は、同願明細書に詳しい。
【0172】さて、上記のような構成において、本実施
例では、φxl,φP2l ̄に昇圧回路210′,210″
を付加し、100の出力φBCまたはφBCにより、情報保
持状態ではφxl,φP2l ̄の電圧を昇圧する。また場合
によっては情報保持状態では、F,G,Hの出力電圧自
体を高くする。これにより、たとえばデータ線I/O線
の電圧をVINT、もしくはそれ以上とする。このとき、
情報保持動作状態で動作に関係ない回路部は前に述べた
ように電力供給を停止し、低消費電力化を図る。
【0173】これにより、通常動作時には外部電源電圧
により低い電圧で動作して、一方情報保持動作時には、
上記とは逆に回路の少なくとも一部の動作電圧を外部電
源電圧より高くして、極めて安定なメモリLSIを実現
できる。またさらに本実施例においても前に述べた本発
明の実施例はそのまま適用できる。
【0174】以下にさらに具体的な実施例を説明する。
【0175】図31は図30Eの具体的な実施例の一つ
である。
【0176】同図でLM1は基準となる電圧VLを発生
する。LM2は上記VLを電流増幅してVL2′,VL2
を発生する。ここでは、使用するMOSトランジスタの
しきい電圧をVTとするとVL2L+VT,VL2
L+2VTとなる例を示している。これらの構成ならび
に動作の詳細は特願昭58−105710号などに述べ
られている。
【0177】同図(B)はVLとVINTの概略特性を示し
ている。同図のような特性は、LSIチップの信頼度テ
ストに好適なように選ばれた結果であることは、上記引
例あるいは特願昭56−168698号、57−220
083号などに述べられたとおりである。
【0178】ここで、V0の値は、Q11E〜Q13E,Q17E
がオフになる点すなわち各MOSトランジスタのしきい
電圧の和で決まる。この関係を図12と同様に一般化す
ると、
【0179】
【数10】
【0180】ここで、VT17EはQ17Eのしきい電圧、V
T1iEはVT11E〜VT1nE(図示はしていない)のしきい電
圧である。
【0181】本実施例においては、上記V0の値を、図
1などの動作状態の変化を検出する基準電圧VBCとほぼ
等しく設定する。このようにすると、VINTが低下し
て、VBC以下、すなわちV0以下の情報保持状態になる
とLM1に流れる電流は0となり、本発明の主な目的の
一つである低消費電力化に極めて有効である。
【0182】なお、図31において、VG>VT10E
L,VPP>VL+VT18E+VT19E+VT20E,VPP
L2′,VPPL2″(VTは各添字に対応するMOS
トランジスタのしきい電圧)の条件を満たす必要のある
ことは、前記引例に述べられているとおりであり、これ
らの条件が満たされていれば、V INTBCの状態、す
なわち情報保持状態においても、それぞれ所定の電圧が
出力される。なお、この状態でのV LINTとなること
は同図(B)に示すとおりである。
【0183】図32は、図30Eのさらに別の実施例の
一つである。
【0184】図31ではV INTBC(あるいはV0)の
状態でも、VL2′,VL2″などを出力するが、場合によ
っては、出力を0Vにする方が望ましい場合がある。本
実施例はそのための具体的実施例の一つである。
【0185】図32に示すように、本実施例では11
E,12E,21E,22EをQ24E〜Q27EでφBCが高
電圧状態(情報保持状態)では接地する。なお、このと
き21E,22Eを接地するのは、Q21E,Q22Eのゲー
ト電圧が変動するのを防止するためであり、場合によっ
ては不要の場合もあり得る。また、本実施例の場合に
は、情報保持状態では出力は0Vであるから、VG,V
PP,VPP′,VPP″も0Vとした方が、LSIチップ全
体の低消費電力化を図る上で望ましい。
【0186】以上述べた実施例によれば、情報保持状態
ではVL2′=VL2″=0Vとすることができ、また、低
消費電力化も図ることができる。
【0187】図33は、図31,図32のLM1の別の
実施例である。
【0188】図31,図32では、LM1の低消費電力
化のため、V 0BCとしたが、本実施例ではQ23E1
より、φBC ̄が低電圧状態(情報保持状態)では回路全
体を接地から切り離し、電流がVINTから接地へ流れる
のを防止し、低消費電力化を図る。
【0189】本実施例によれば、V0とVBCを任意に設
定でき、かつ低消費電力化を図ることが可能である。
【0190】図34は、VL発生回路と図12に述べた
φBC発生回路を同一回路で実現した実施例の一つであ
る。
【0191】同図に示すようにここではLM1に
151′,R151′(図12参照)を付加して、VLと同
時にφBCを発生している。φBC発生に関する動作は図1
2と全く同一である。
【0192】本実施例において、VT17EとVT151′(Q
151′のしきい電圧)をほぼ等しくしておけば、前に述
べた動作から明らかなようにV 0BCとなり、図31
と同様に、VINTがVBC以下の場合は電流が流れず低消
費電力化が可能となる。また、回路の占有面積も小さく
できる利点を有する。
【0193】なお、ここでは図12に示した電荷放電用
の抵抗を省略している。
【0194】図35は、上記各実施例において、場合に
よっては電源電圧VINTより高い電圧を必要とする。た
とえば、VG,VPP′,VPP″などの電圧を発生する回
路の実施例の一つである。
【0195】本実施例の基本構成は既に特願昭57−2
20083号図29に開示されたもので、チップ内の発
振器OSC(これは図19の311と兼用も可)の出力
φBOを、インバータ回路INV1,2で、φB ̄,φB
して、これらの信号によるチャージパンプ動作で、40
EにV PO3(VINT−VT)の電圧を出力する。ここで
Tは各MOSトランジスタのしきい電圧である。
【0196】このような構成において、本実施例では同
図のようにSW31E,SW32Eの切換えスイッチを
設け、情報保持動作時にはチャージパンプ信号をφB
φr,φB ̄→φr ̄に切り換え、チャージパンプの回数
を低減し、消費電力を低減する。また、さらにINV
1,INV2もQ30Eによって動作を停止させ、OSC
は図19と同様にしてこれも動作を停止させる。これに
大幅な低消費電力化を図る。
【0197】以上述べた実施例により、情報保持動作状
態において、必要最低限の消費電力でVINT以上の電圧
を発生できる。なお本実施例においては、スイッチによ
ってチャージパンプ信号を切り換えたが、図21,図2
2などのように、並列にφr,φr ̄用のチャージパンプ
回路を設けておくことも可能である。
【0198】図36は、特願昭58−105710号の
第16図の回路に図35の実施例を適用した例である。
【0199】同図のように、本回路は全波整流形式のチ
ャージパンプ回路となっており、出力電流が大きく取れ
るようになっている。ここではVPO′=2(VINT
T)が出力される。
【0200】本実施例においても、図35同様にSW3
1E′,SW32E′により、チャージパンプ信号を切
り換える。
【0201】本実施例により、低消費電力で、電流容量
の比較的大きい内部電源が実現できる。
【0202】さて、図30の実施例においては、F,G
によって、一般に電圧が下げられたφxl,φP2l ̄を2
10′,210″で昇圧するが、情報保持状態では、
F,Gの出力を電源電圧VINTもしくはそれ以上にした
方が上記昇圧時の効率が良い場合がある。また、Hにお
いても同様である。以下、その具体的実施例について述
べる。
【0203】図37は、図30、F,G,Hにおいて、
通常動作状態では図30Eの出力VL2′,VL2″にした
がった電圧を出力し、情報保持状態では、VINTもしく
はそれ以上の電圧を出力する実施例の一つである。
【0204】同図で、253はVL2′,VL2″の電圧に
対応した電圧を出力する回路であり、その具体的回路構
成は、特願昭56−57143号,56−168698
号,特願昭58−105710号などに記載されてい
る。252は上記に関係なく、VINTもしくはそれ以上
の電圧を出力する回路である。ここでは、上記2つの回
路の入出力(場合によってはいずれか一方)をスイッチ
SW250,SW251によって切り換え、通常動作時
には252の、情報保持動作時には253の出力をそれ
ぞれφoutに出力する。
【0205】本実施例によれば、情報保持動作時には図
30F,G,Hの出力をVINTもしくはそれ以上の電圧
に高くでき、その後の昇圧などが容易になる。なお、こ
こで電圧とは直流の場合、パルス信号の場合の両者があ
ることは言うまでもない。
【0206】図38は、図37のSW250、もしくは
251をMOSトランジスタで実現した場合の一実施例
である。
【0207】同図でSWM,SWM′は通常の2端子の
開閉スイッチと等価であり、ここではSW251などの
2接点の切換えスイッチを、上記の開閉スイッチを2個
使用して実現している。
【0208】同図のSWMで、260に高電圧が印加さ
れると、258も高電圧になる。この状態で261に信
号が入力されると、Q258はオン状態であるから、出力
262にその信号が出力される。なお、入力がパルス信
号の場合は、Q258のゲート反転層容量によるセルフブ
ートストラップ回路が動作して、258の電圧が上昇す
るため高速に信号が伝達される。なお、このときQ259
は256と260を電気的に切断し、上記セルフブート
ストラップの効率向上に寄与する。一方260の電圧が
低電圧の場合はQ258がオフになり信号は伝達されな
い。
【0209】本実施例では、上記構成の回路を用いて、
SWMの260にφBC ̄,SWM′の260′にφBC
入力し、したがって、通常動作状態ではSWMをオンと
して、256の信号を251に、情報保持動作状態では
SWM′をオンとして、257の信号を251にそれぞ
れ出力する。
【0210】本実施例により、図37のSW250,S
W251などの切換えスイッチを容易にMOSトランジ
スタで構成できる。また、本実施例において切り換えの
対象となる信号がパルス信号の場合は、セルフブートス
トラップ動作により、高速の信号伝達が可能になる。信
号が直流電圧の場合は、ノード258の電圧が、入力の
信号電圧+VT258(Q258のしきい電圧)以上になるよ
うに、259,260の電圧を選ぶべきことは言うまで
もない。
【0211】図39は図37のさらに具体的な実施例の
一つである。
【0212】同図でPG″は、特願昭58−10571
0号図14に提示された回路であり、本来の目的である
L′に対応する出力φ0′と、他の目的のためのVINT
に等しい電圧の出力φ0の2つの信号を出力する。ここ
でφ0′の電圧はVL′−VTLL(QLLのしきい電圧)と
なり、図30のFとして適している。すなわち、130
として図31如も回路を用いVL′にVL2″を入力すれ
ば、出力にVL2″−VTLLの信号が得られる。たとえば
L2″=4.5V,VTLL=0.5Vとすると、4.0Vの
信号が得られる。
【0213】本実施例では上記のような2つの出力をS
W251によって切り換えφoutとして出力する。すな
わち、通常動体状態では、φ0′をφoutとし、情報保持
状態では、φ0をφoutする。
【0214】したがって本実施例では2種類の信号を同
一回路で出力できるため、その出力を切り換えるだけ
で、容易に電圧の異なる2種類の信号を得ることができ
る。なお、情報保持状態では、出力φ0′は選択されな
いため、130としてはVL′=0Vとなるような、た
とえば図32のような回路を用いた方が、低消費電力化
を図る上で望ましい。
【0215】図40は、図37のさらに別の実施例であ
り、VL′に対応した電圧の信号を出力する手段、VINT
の電圧の信号を出力する手段がそれぞれ、スイッチ機態
を兼ねている実施例である。
【0216】同図でLMは、特願昭56−168969
号図23に提示されたもので、入力φinをVL′と等し
い電圧にしてφoutに出力する。ここでVL′は、情報保
持状態では0Vになるような、つまり図32で発生され
るような電圧が望ましく、VL2″を入力して、図30の
Gとして使用するのに適している。たとえば、VL2″=
4.5Vとすると、φxlの電圧を4.5Vとして出力す
る。SWMは図38のSWMと同一である。
【0217】本実施例においては、通常動作状態では、
φBCは低電圧であるからSWMはオフになり、したがっ
て、φinがVL′の電圧となってφutに出力される。一
方情報保持状態ではVL′=0V,φBCは高電圧となる
ため、LMはオフになり、SWMはオンになる。したが
って、一般的にVINTに等しい電圧振幅のφinがそのま
まφoutに出力される。なお、LMのQ269は263を ̄
 ̄φBCが高電圧(情報保持状態)の時に接地電位とし
て、Q263を完全にオフとするものであるが、場合によ
っては不要である。
【0218】本実施例により、通常動作状態において電
圧を降下させる手段と、情報保持状態に移行する際の切
り換えスイッを兼ねることができ、LSIチップ内の占
有面積低減に有効である。
【0219】図41はさらに別の実施例であり、1個の
LMで、図40のLMとSWMを兼ねる実施例である。
【0220】同図のように、本実施例では、LMにQ
270,Q272を付加し、通常動作状態では ̄ ̄φBCによっ
てQ270をオンにし、VL′を265に入力して前に述べ
たLMの動作、すなわちφinの電圧をVL′と等しくし
て出力する。情報保持状態では、Q270はオフ、Q272
オンとして、前に述べたSWMとしての動作をさせ、φ
inをそのままQoutに出力する。
【0221】本実施例によれば、より少ない回路で、動
作状態に応じて異なる電圧を有する信号を容易に出力で
きる。
【0222】図42は図30のFと210″、もしくは
Aと210′などを同一回路で実現する実施例の一つで
ある。
【0223】同図でPG″は図39に述べた回路と同様
である。ここで、情報保持状態ではVL′を充分高くし
て、(たとえばVL′−VTLL>VPP''')φ0′を高くす
ることも可能であるが、本実施例では、PPCにより、
情報保持状態ではQLLのドレイン−ソース間を短絡し、
ほとんどVPP'''がφ0′として出力されるようにする。
すなわち、φBCが高電圧の状態では、φrによるチャー
ジパンプ動作により、282はほぼ2(VINT−VT)と
なり(φr,φBCの信号電圧をIINT、MOSトランジス
タのしきい電圧がすべてVTとして)、Q282は完全にオ
ンとなり、VPP'''の電圧がほぼそのままφ0′に出され
る。なお、2(VINT−VT)−VT282<VPP'''の場合
は、2(INT−VT)−VT282の値が出力されることは容
易に理解できる(VT282はQ282のしきい電圧)。
【0224】本実施例によれば、通常動作状態用の信号
(一般には降圧されている)と、情報保持状態用の信号
(一般には昇圧されている)を同一回路で出力すること
ができ、必要な回路数が減るので消費電力や、占有面積
の低減に有効である。
【0225】なお、PPCの回路でQ287は通常動作時
に282を接地し、Q282を完全にオフにするためのも
のである。また、ここでVL′を発生する130として
は、図31(情報保持状態でも一定の電圧を出力す
る)、図32(情報保持状態では0Vを出力する)など
のいずれの形式のものでもよい。
【0226】本実施例においてはVPP'''がφ0′として
出力されるため、その電流駆動能力が必要となるが、そ
のような場合には、特願昭58−105710号の図1
7の如き回路を用いることにより、問題を容易に解決で
きる。
【0227】図43は、図30Gの具体的な実施例の一
つである。
【0228】同図で破線部の回路は特願昭58−105
710号に開示された回路であり、通常動作状態ではV
PCとして、VL2′−VTSS(VTSSはQSSのしきい電圧)
を出力する。一方、情報保持動作状態では前に述べたよ
うに、PPCのQ282がオンになり、VINTがVCPとして
出力される。なお、このときVL2′の発生回路として
は、図31,図32などのいずれの回路を用いてもよ
い。
【0229】以上、本実施例のように、PPCを付加す
るのみで容易に、通常動作時にはV L2′に対応した電圧
を出力し、情報保持動作時にはVINTを出力する回路を
実現できる。なお、本実施例によれば、情報保持動作時
のI/O線(図30)の電圧はVINTとなるが、場合に
よっては前に述べた各実施例を用いて、さらに昇圧する
ことも可能である。
【0230】以上、LSIチップ内に外部電源電圧をチ
ップ内で降下させた電圧によって回路を動作させるLS
Iチップに本発明を適用したいくつかの実施例について
述べた。ここではダイナミック形のメモリを例にして説
明しているが、特願昭58−24579号の図4に開示
した如きスタティック形のメモリにも適用可能なことは
言うまでもない。また、図19ではメモリアレー部は説
明の簡単のため1つのブロックとして示してあるが、こ
れに限定されるものでなく、たとえば特願昭56−81
042号、57−125687号、58−4162号で
開示したような、データ後を複数に分割して高S/N化
を図るようなメモリアレーの構成にもそのまま適用でき
る。その中で図19のQ5〜Q7で構成した給電手段関係
の回路を特願昭56−81042図17のように複数の
分割されたデータ線で共用する構成も可能である。さら
に、特願昭58−105710号で開示したようなMO
Sトランジスタ寸法の組合せを採用することもできる。
【0231】以上、各実施例によって本発明の詳細を説
明したが、本発明の適用範囲はこれらに限定されるもの
ではない。たとえば、ここでは主にメモリ回路を主体に
記述したが、本明細書冒頭にも述べたように、その一部
に情報保持機能を有するものであれば、メモリLSI、
論理LSI、あるいはその他のLSIすべてに適用可能
である。また、使用する素子の種類についても、p形、
n形の両MOSトランジスタを使用したLSI、両者を
組合せて使用するCMOS形のLSI、バイポーラ形ト
ランジスタを用いたLSI,CMOC形とバイポーラ形
を組合せたBI/CMOS形のLSI、さらにはSi材
料を用いたLSIのみでなく、化合物半導体を用いたL
SI、たとえばGaAs形の基板に素子を形成したLS
Iなどでもそのまま適用できる。
【0232】また、本発明の基本思想は、上述したよう
に情報を低消費電力で保持する以外に、ある特定の条件
のもとで、LSI全体を低速動作で良いから、極めて微
小な消費電力で動作させたい場合などにも適用可能であ
る。
【0233】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、情報保持状
態時のLSIチップ全体の消費電力を極めて小さくで
き、バッテリバックアップ動作などに好適な半導体装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本概念を説明する実施例。
【図2】本発明の基本概念を説明する実施例。
【図3】本発明の基本概念を説明する実施例。
【図4】本発明の基本概念を説明する実施例。
【図5】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図6】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図7】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図8】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図9】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図10】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図11】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図12】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図13】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図14】動作状態検出手段の具体的実施例。
【図15】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図16】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図17】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図18】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図19】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図20】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図21】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図22】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図23】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図24】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図25】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図26】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図27】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図28】チップ全体の低消費電力化のための具体的実
施例。
【図29】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図30】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図31】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図32】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図33】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図34】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図35】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図36】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図37】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図38】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図39】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図40】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図41】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図42】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【図43】LSIチップ内に電圧リミッタを有する場合
の具体的実施例の各図面。
【符号の説明】
1…LSIチップ、2…回路部、3…電源配線、4…信
号入力配線、5…電池、6…ダイオード。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電圧を第2の電圧に変換して該第2
    の電圧を負荷に供給する電圧変換回路をチップ内部に具
    備してなる半導体装置において、 該電圧変換回路からの上記第2の電圧で動作するととも
    にメモリセルが1ヶのトランジスタと1ヶのキャパシタ
    とからなるダイナミックメモリを上記チップ内部にさら
    に具備してなり、 上記電圧変換回路は上記ダイナミックメモリの上記メモ
    リセルが動作する上記第2の電圧を発生するチャージパ
    ンプ回路を含み、 該チャージパンプ回路は上記第2の電圧の発生に際して
    電流供給能力の大きい動作と電流供給能力の小さい動作
    とに動作が切り換えられてなり、 上記チャージパンプ回路が上記電流供給能力の小さい動
    作をする際の上記チャージパンプ回路の供給電流が零と
    ならないように上記小さな電流供給能力の値が設定され
    てなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】上記チャージパンプ回路の上記電流供給能
    力の大小は上記チャージパンプ回路のチャージパンプ容
    量に印加する電圧パルスの印加頻度によって設定させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】上記チャージパンプ回路のチャージパンプ
    容量に印加する電圧パルスは半導体装置のチップに内蔵
    されたリングオシレータから供給されることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】上記チャージパンプ回路のチャージパンプ
    容量に印加する電圧パルスは半導体装置のチップに内蔵
    されたリフレッシュタイマーから供給されることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】上記電流供給能力の小さい動作で上記チャ
    ージパンプ回路の上記チャージパンプ容量に印加する電
    圧パルスは、上記ダイナミックメモリのリフレッシュ信
    号から生成されることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】上記負荷の電流が大きい時には上記チャー
    ジパンプ回路の電流供給能力の大きい動作とされ、上記
    負荷の電流が小さい時には上記チャージパンプ回路の電
    流供給能力の小さい動作とされることを特徴とする請求
    項1から請求項5までのいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】上記ダイナミックメモリには周辺回路が接
    続され、 該周辺回路の高速動作時には上記負荷の電流が大きく、
    該周辺回路の低速動作時には上記負荷の電流が小さくな
    ることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】上記チャージパンプ回路は複数のチャージ
    パンプ回路からなることを特徴とする請求項1から請求
    項7までのいずれかに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】上記複数のチャージパンプ回路のひとつの
    回路は上記電流供給能力の小さな動作では動作が停止さ
    れることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】上記半導体チップ内部には半導体装置の
    動作状態を検出する動作状態検出手段が形成され、 上記チャージパンプ回路は上記ダイナミックメモリが形
    成された半導体基板に基板電圧を供給し、 該基板電圧の供給に際して上記動作状態検出手段の検出
    結果に応じ上記チャージパンプ回路の電流供給能力の大
    きい動作と電流供給能力の小さい動作とに動作が切り換
    えられてなることを特徴とする請求項1から請求項9ま
    でのいずかに記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】上記動作状態検出手段は電圧、電流、温
    度あるいは制御信号のいずれかを検出することを特徴と
    する請求項10に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】上記動作状態検出手段は複数の電圧レベ
    ルを検出し、該複数の電圧レベルの検出結果に応じて上
    記チャージパンプ回路の電流供給能力を設定することを
    特徴とする請求項10から請求項11までのいずれかに
    記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】上記動作状態検出手段は予め定められた
    基準電圧と比較する回路あるいは回路自体にしきい値を
    有するしきい値回路であることを特徴とする請求項10
    から請求項12までのいずれかに記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】上記しきい値回路はMOSトランジスタ
    のしきい値電圧を利用したものであることを特徴とする
    請求項13に記載の半導体装置。
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