JPH0766113A - レチクル及び位置合わせ用バーニアの形成方法 - Google Patents

レチクル及び位置合わせ用バーニアの形成方法

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JPH0766113A
JPH0766113A JP21644093A JP21644093A JPH0766113A JP H0766113 A JPH0766113 A JP H0766113A JP 21644093 A JP21644093 A JP 21644093A JP 21644093 A JP21644093 A JP 21644093A JP H0766113 A JPH0766113 A JP H0766113A
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JP
Japan
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vernier
pattern
forming
reticle
resist film
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Application number
JP21644093A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Takao
幸弘 高尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体装置の製造における露光工程に用いるレ
チクルと、レチクルの位置合わせ用に用いるバーニアの
形成方法の改善に関する。 【構成】遮光領域(11)と、LSIの形成に係る所定
のパターンが形成されたLSI対応領域(12)と、ス
クライブラインに対応するスクライブライン対応領域
(13)とが形成されてなり、複数のチップ形成領域を
有するウエハを露光するレチクルであって、前記スクラ
イブライン対応領域(13)上の所定の位置に第1のバ
ーニアパターン(14)が形成され、かつステップ露光
する際に重なる位置に、第2のバーニアパターン(1
5)が形成されてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレチクル及び位置合わせ
用バーニアの形成方法に関し、更に詳しく言えば半導体
装置の製造における露光工程に用いるレチクルと、レチ
クルの位置合わせ用に用いるバーニアの形成方法の改善
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例に係るレチクルについて図面を参
照しながら以下で説明する。半導体装置の製造における
露光工程においては、図9に示すようなレチクルを用い
ていた。図9は、従来例に係るレチクルを説明する上面
図である。従来用いていたレチクルは、図9に示すよう
に、不図示のガラス基板上にクロム膜などからなる遮光
領域(1A)が形成され、その一部にLSIの形成に係
る所定のパターンが形成されたLSI対応領域(1B)
が形成され、その周囲に、チップの切り出し線であるス
クライブラインに対応し、LSIの設計には直接関与し
ないスクライブライン対応領域(1C)が形成されてな
る。
【0003】通常、半導体の製造工程においては、複数
のレチクルを用いるが、それらの複数のパターンの位置
合わせ用に、スクライブライン対応領域(1C)の一部
にクロム膜などの遮光膜からなるバーニアパターン(1
D)が形成されており、これを用いて数枚のレチクルの
微量な位置ずれ量を検出する。以下でバーニアパターン
(1D)の形状について詳述する。図9に示す第1のレ
チクル(1)には第1のバーニアパターン(1D)が設
けられており、第1のバーニアパターン(1D)は長方
形形状を有するx方向バーニアパターン(1E)とy方
向バーニアパターン(1F)とからなるものである。
【0004】また、第1のレチクル(1)とは異なるパ
ターンが形成された図10に示す第2のレチクル(2)
のスクライブライン対応領域(2C)には、第2のバー
ニアパターン(2D)が設けられており、第2のバーニ
アパターン(2D)は台形形状を有するx方向バーニア
パターン(2E)とy方向バーニアパターン(2F)と
からなる。
【0005】上記の第1,第2のバーニアパターン(1
D,2D)は図11,12に示すように、各々P1,P
2のピッチで等間隔に形成されており、例えばP1が1
0μmならば、P2は10.1μmというように、P1
とP2とは異なる値を有し、また、各レチクルの同じ位
置に形成されている。以下で、上記のレチクルを用いた
位置合わせ用バーニアの形成方法について説明する。ま
ず、のちに第1のバーニア(3)を形成するSiN 膜,レ
ジスト膜が順次形成されたウエハをステッパに載置し、
第1のレチクル(1)の第1のバーニアパターン(1
D)を介してレジスト膜をステッパで露光する。
【0006】次に、ウエハをステッパから取り外し、露
光されたレジスト膜を現像して露光領域を除去し、それ
をマスクにしてSiN 膜をエッチングして第1のバーニア
パターン(1D)が転写され、SiN 膜からなる第1のバ
ーニア(3)を形成する。次いで、第1のバーニア
(3)が形成されたウエハにレジスト膜を形成してステ
ッパに載置したのちに第2のレチクル(2)を用いてレ
ジスト膜を露光したのちにウエハをステッパから取り外
し、現像して露光領域のレジスト膜を除去し、第2のバ
ーニアパターン(2D)が転写され、レジスト膜からな
る第2のバーニア(4)を形成する。
【0007】第1,第2のバーニアパターン(1D,2
D)は上述した通り、各レチクルの同じ位置に形成され
ているので、図13,14に示すように、SiN 膜からな
る第1のバーニア(3)上に、レジスト膜からなる第2
のバーニア(4)が形成される。なお、図13は第1,
第2のバーニア(3,4)が形成された状態を示す上面
図であって、図14は図13のA−A線断面図である。
【0008】上記までの工程において、第1のレチクル
(1)と第2のレチクル(2)との露光パターンが全く
ずれなければ、図13に示すように、第2のバーニア
(4)の中央のバーニアである第2の中央バーニア(4
A)が、第1の中央バーニア(3A)上の、ちょうど中
央部にくるように形成される。露光パターンがずれてい
る場合には、図15に示すように、第1の中央バーニア
(3A)の他の箇所に形成された第1のバーニア(3)
の中央部にちょうど第2のバーニア(4)がくるように
形成される。図15では、第1の中央バーニア(3A)
から数えて右から3番目の第1のバーニア(3)上で第
2のバーニア(4)がその中央部に形成されている。な
お、図15は第1,第2のバーニア(3,4)がずれて
形成された状態を示す上面図であって、図16は図15
のB−B線断面図である。
【0009】そのずれ量(Δ)は、第1のバーニア
(3)がピッチP1で形成され、第2のバーニア(4)
がピッチP2で形成され、かつ第1の中央バーニア(3
A)のちょうど中央に形成された第2のバーニア(4)
が、中央の第1のバーニア(3)から数えてn番目にあ
ったとすると、 Δ=(P2−P1)×n… で与えられるので、この式によって各レチクルによる
露光パターンのずれ量(Δ)を検出していた。
【0010】例えば、図13に示すような場合では、第
1のバーニア(3)のピッチP1が10μmで第2のバ
ーニア(4)のピッチP2が10.1μmで、第1の中
央バーニア(3A)のちょうど中央に形成された第2の
バーニア(4)が、中央の第1のバーニア(3)から数
えて3番目にあるので、そのずれ量(Δ)は Δ=(10.1−10)〔μm〕×3=0.3〔μm〕 であって、第2のバーニア(22)が0.3〔μm〕だ
け右にずれているというように、露光パターンのずれ量
(Δ)を検出していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレチクルによると、スクライブライン形成領域の同
一箇所に異なるパターンのバーニアパターンを形成する
必要があったため、複数のレチクルを用いた場合の位置
合わせには何ら問題がなかったが、例えば1つのレチク
ルを用いてステッパで1度ウエハを露光し、ステッパか
らウエハを取り外して処理したのちに、再び前のレチク
ルを用いて同一のパターンでウエハを露光するような場
合には、1つのレチクルの同一箇所に、異なるバーニア
パターンを形成する事ができないので、最初の露光の際
の露光パターンと、次の露光の際の露光パターンとのず
れ量を検出することができないという問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、図1〜図3に示すように、遮光
領域(11)と、LSIの形成に係る所定のパターンが
形成されたLSI対応領域(12)と、スクライブライ
ンに対応するスクライブライン対応領域(13)とが形
成されてなり、複数のチップ形成領域を有するウエハを
露光するレチクルであって、スクライブライン対応領域
(13)上の所定の位置に第1のバーニアパターン(1
4)が形成され、かつステップ露光する際に重なる位置
に、第2のバーニアパターン(15)が形成されてなる
ことを特徴とするレチクルと、本発明に係るレチクルを
用いて露光し、複数のチップ形成領域を有するウエハ上
に位置合わせ用のバーニアを形成する方法であって、図
4に示すようにウエハ(18)上にバーニア形成層(1
9),第1のレジスト膜(20)を順次形成したのち
に、本発明に係るレチクルのLSI対応領域(12)及
びスクライブライン対応領域(13)に光を選択的に照
射して第1のレジスト膜(20)を露光する工程と、第
1のレジスト膜(20)を現像し、露光領域が除去され
た第1のレジスト膜(20)をマスクにしてバーニア形
成層(19)をエッチングして図5に示すような第1の
バーニア(19A,19B)を形成する工程と、ウエハ
(18)上に形成された第1のバーニア(19A,19
B)上に第2のレジスト膜(21)を形成したのちに、
図6に示すように本発明に係るレチクルのLSI対応領
域(12),スクライブライン対応領域(13)及び第
2のバーニアパターン(15)に光を選択的に照射して
第2のレジスト膜(21)を露光する工程と、第2のレ
ジスト膜(21)を現像してその露光領域を除去して、
図7,図8に示すような第2のレジスト膜(21)から
なる第2のバーニア(22)を形成する工程とを有する
ことを特徴とする位置合わせ用バーニアの形成方法によ
り、同一のレチクルを用いて、2度重ね露光をするよう
な場合などに、それらの露光パターンのずれ量を検出す
ることを可能にするものである。
【0013】
【作 用】本発明に係るレチクルによれば、図1に示す
ようにスクライブライン対応領域(13)上の所定の位
置に第1のバーニアパターン(14)が形成され、かつ
ステップ露光する際に重なる位置に、第2のバーニアパ
ターン(15)が形成されてなる。
【0014】このため、第1のバーニアを形成するため
に第1のバーニアパターン(14)を転写するための露
光工程で、露光対象である第1のチップ対応領域に隣接
する第2のチップ対応領域のスクライブラインに、同時
に第1のバーニアパターン(14)と異なる第2のバー
ニアパターン(15)を転写するための露光をすること
が可能になる。
【0015】また、本発明に係る位置合わせ用バーニア
の形成方法によれば、図4に示すようにウエハ(18)
上にバーニア形成層(19),第1のレジスト膜(2
0)を順次形成したのちに、本発明に係るレチクルのL
SI対応領域(12)及びスクライブライン対応領域
(13)に光を選択的に照射して第1のレジスト膜(2
0)を露光し、第1のレジスト膜(20)を現像し、露
光領域が除去された第1のレジスト膜(20)をマスク
にしてバーニア形成層(19)をエッチングして図5に
示すような第1のバーニア(19A,19B)を形成
し、第1のバーニア(19A,19B)上に第2のレジ
スト膜(21)を形成したのちに、図6に示すように本
発明に係るレチクルのLSI対応領域(12),スクラ
イブライン対応領域(13)及び第2のバーニアパター
ン(15)に光を選択的に照射して第2のレジスト膜
(21)を露光している。
【0016】このとき、図6に示すように、ウエハ(1
8)の露光対象である第1のチップ形成領域(18A)
上の第2のレジスト膜(21)には、LSI対応領域
(12),第1のバーニアパターン(14)が形成され
たスクライブライン対応領域(13)のパターンが露光
・転写されるが、このとき同時に第1のチップ形成領域
(18A)に隣接する第2のチップ形成領域(18B)
の、第1のバーニア(19B)が形成された領域の第2
のレジスト膜(21)に、第2のバーニアパターン(1
5)が露光・転写されている。
【0017】従って、同一のレチクルを用いて2度重ね
露光をするような場合に、同一箇所に異なるパターンを
有する第1,第2のバーニアパターン(14,15)を
転写することができる。よって、これらの転写パターン
に基づいて、図7,図8に示すように第1,第2のバー
ニア(19A,22)を形成することができ、これらを
読むことにより、従来不可能であった計2回の露光にお
ける露光パターンのずれ量を検出することが可能にな
る。
【0018】
【実施例】以下で本発明の実施例に係るレチクル及びバ
ーニアの形成方法について図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の実施例に係るレチクルを説明する
上面図である。本発明の実施例に係るレチクルは、図1
に示すように不図示のガラス基板上にクロム膜などから
なる遮光領域(11)が形成され、その一部にLSIを
形成するための所望のパターンが形成されたLSI対応
領域(12)が形成され、その周囲にチップの切り出し
線であるスクライブラインに対応するスクライブライン
対応領域(13)が形成されてなる。
【0019】スクライブライン対応領域(13)の一部
には、クロム膜からなる位置合わせ用の第1のバーニア
パターン(14)が形成されており、また、遮光領域
(11)の一部に窓が開けられ、そこにクロム膜からな
る第2のバーニアパターン(15)が形成されている。
上記の第1のバーニアパターン(14)は、図1に示す
ようにスクライブライン対応領域(12)の右端部から
距離Lの領域に形成されており、第2のバーニアパター
ン(15)は、スクライブライン対応領域の左端部から
距離Lのところに形成されている。本実施例において
は、Lとして300〜800μmをとっている。
【0020】すなわち、LSI対応領域(12)及びス
クライブライン対応領域(13)の側方にある遮光領域
(11)上の領域内の、スクライブライン対応領域(1
3)上に形成された第1のバーニアパターン(14)に
相当する位置に、第2のバーニアパターン(15)が形
成されていることになる。このため、第1のバーニアを
形成するために第1のバーニアパターン(14)を転写
するための露光工程において、露光対象のチップ形成領
域に隣接するチップ形成領域の第1のバーニアの位置に
ちょうど第2のバーニアパターン(15)の形成領域が
位置合わせされるので、露光対象のチップ形成領域に隣
接するチップ形成領域のスクライブラインに、同時に第
2のバーニアパターン(15)を転写するための露光を
することが可能になる。この詳細についてはのちのバー
ニアの形成方法で詳述する。
【0021】なお、第1,第2のバーニアパターン(1
4,15)の形状について以下で詳述する。第1のバー
ニアパターン(14)は長方形形状を有するx方向バー
ニアパターン(14A)とy方向バーニアパターン(1
4B)とからなる。第2のバーニアパターン(15)は
台形形状を有するx方向バーニアパターン(15A)と
y方向バーニアパターン(15B)とからなるものであ
る。なお、y方向についてはx方向と同様なので、以下
で説明するバーニアパターン及びバーニアについては、
x方向についてのみ説明する。
【0022】ところで、第1のバーニアパターン(1
4)の第1のx方向バーニアパターン(14A)は、図
2に示すように隣接するパターンが全てP1のピッチで
等間隔に形成されている。一方、第2のバーニアパター
ン(15)の第2のx方向バーニアパターン(15A)
は、図3に示すように隣接するパターンが全てP2のピ
ッチで等間隔に形成されており、例えばP1が10μm
ならば、P2は10.1μmというように、P1とP2
とは異なる。さらに、後述するバーニアの形成方法にお
いて、露光パターンにずれが全く無ければ、第1のx方
向バーニアパターン(14A)の中央に形成された第1
の中央バーニアパターン(14a)上の、ちょうど中央
部に、第2のバーニアパターン(15A)の中央に形成
された第2の中央バーニアパターン(15a)が形成さ
れるようになっている。
【0023】以下で、本実施例に係るレチクルを用いた
バーニアの形成方法について図面を参照しながら説明す
る。ここでは、第1,第2のx方向バーニアパターン
(14A,15A)を用いて第1,第2のバーニア(1
9A,22)を形成する方法について説明する。なお、
y方向についてはx方向と同様であって、かつx方向と
同時に形成されるので、説明を省略する。
【0024】まず、図4に示すように、SiN 膜(1
9),第1のレジスト膜(20)が順次形成されたウエ
ハ(18)をステッパに載置し、本実施例に係るレチク
ル(10)を用いてLSI対応領域(12),スクライ
ブライン対応領域(13)にg線などの光を照射して、
第1のチップ形成領域(18A)上の第1のレジスト膜
(20)を露光する。このとき、マスキングブレード
(17)によってステッパの露光領域を設定し、第1の
x方向バーニアパターン(14A)には光を照射する
が、第2のx方向バーニアパターン(15A)には光を
照射しないようにする。よってこの工程では第2のx方
向バーニアパターン(15A)はどの領域にも転写され
ない。
【0025】次に、ウエハ(18)を横にスライドさせ
て、レチクル(10)のLSI対応領域(11)の下部
に、第1のチップ形成領域(18A)に隣接する第2の
チップ形成領域(18B)を位置合わせして上記工程と
同様にして露光する。その後順次隣接するチップ形成領
域を露光することにより、ウエハに複数形成された全て
のチップ形成領域の第1のレジスト膜(20)を露光す
る。
【0026】次いで、ウエハ(18)をステッパから取
り外し、現像してレジスト膜(20)の露光領域を除去
し、残存したレジスト膜をマスクにして、SiN 膜(1
9)をエッチング・除去し、第1のx方向バーニアパタ
ーン(14A)に対応する第1のx方向バーニア(19
A,19B)を形成する(図6)。次に、第2のレジス
ト膜(21)をウエハ(18)上に形成し、ウエハ(1
8)をステッパに載置し、本実施例に係るレチクル(1
0)を用いて第2のレジスト膜(21)を露光する。
【0027】このとき、マスキングブレード(17)に
よって、レチクル(10)に設けられた第1のx方向バ
ーニアパターン(14A)と第2のx方向バーニアパタ
ーン(15A)との両方に露光されるように、ステッパ
の露光領域を設定する。従って、第2のチップ形成領域
(18B)の第1のx方向バーニア(19B)上に形成
された第2のレジスト膜(21)は、第2のx方向バー
ニアパターン(15A)によって露光され、そのパター
ンが転写される。
【0028】次いで、ウエハ(18)を横にスライドさ
せて、レチクル(10)のLSI対応領域(11)の下
部に第2のチップ形成領域(18B)を位置合わせして
露光する。その後順次隣接するチップ形成領域を同様に
露光することにより、ウエハ(18)に複数形成された
全てのチップ形成領域にある第2のレジスト膜(21)
を露光する。
【0029】その後、ウエハ(18)をステッパから取
り外し、現像して第2のレジスト膜(21)の露光領域
を除去し、第2のx方向バーニアパターン(15A)が
転写され、レジスト膜からなる第2のx方向バーニア
(22)を第1のx方向バーニア(19B)上に形成す
る(図7,図8)。以上の工程により、全てのチップ形
成領域について、図7,図8に示すような第1,第2の
バーニア(19A,22)が形成される。なお、図7は
全く露光パターンにずれがないときの状態を示す上面図
であり、図8は図7のX−X線断面図である。
【0030】上記の形成方法によって、最初のパターン
と次のパターンにずれが生じた場合には、そのずれ量
(Δ′)は第1のバーニア(19A)がピッチP1で形
成され、第2のバーニア(22)がピッチP2で形成さ
れ、第1のバーニア(19A)のちょうど中央に形成さ
れた第2のバーニア(22)が第1の中央バーニア(1
9a)から数えてn番目にあったとすると、 Δ′=(P2−P1)×n… で求められるので、上式によって従来例と同様に、同
一レチクルを2度露光したときの露光パターンのずれ量
(Δ′)を検出できる。
【0031】以上説明したように、本実施例に係るレチ
クルを用いたバーニアの形成方法によれば、図6に示す
ウエハの露光対象である第1のチップ形成領域(18
A)上の第2のレジスト膜(21)にLSI対応領域
(12),スクライブライン対応領域(13)のパター
ンを露光.転写する工程で、同時に第1のチップ形成領
域(18A)に隣接する第2のチップ形成領域(18
B)の、第1のバーニア(19B)が形成された領域に
相当する第2のレジスト膜(21)に第2のバーニアパ
ターン(15)を露光・転写している。
【0032】このため、露光対象のチップ形成領域に隣
接するチップ形成領域に第2のバーニアパターン(1
5)を転写し、ウエハ(18)を順次スライドさせるこ
とで、全ての露光対象のチップ形成領域において、異な
るパターンを有する第1,第2のバーニアパターン(1
4,15)を同一箇所に転写することができる。従っ
て、この転写パターンに基づいて第1,第2のバーニア
(19A,22)を形成することができるので、これら
第1,第2のバーニア(19A,22)を読むことによ
り、1つのレチクルを用いて同一パターンを2度露光す
るような場合に、従来検出できなかった1回目の露光の
パターンと、2回目の露光のパターンとのずれ量を検出
することが可能になる。
【0033】なお、本実施例においては、SiN 膜をバー
ニア形成層(19)として用いているが、本発明の構成
はこれに限らず、また、各バーニアのピッチ(P1,P
2)の長さや、その形状もこれに限らず、バーニアとし
て用いられるものならどのような形状のものでも、同様
の効果を奏する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るレチ
クルによれば、スクライブライン対応領域(13)上の
所定の位置に第1のバーニアパターン(14)が形成さ
れ、かつステップ露光する際に重なる位置に、第2のバ
ーニアパターン(15)が形成されているので、第1の
バーニアパターン(14)を転写するための露光工程
で、露光対象のチップ形成領域に隣接するチップ形成領
域のスクライブラインに、同時に第2のバーニアパター
ン(15)を転写するための露光をすることが可能にな
る。
【0035】また、本発明に係る位置合わせ用バーニア
の形成方法によれば、ウエハ(18)上に第1のバーニ
ア(19A,19B)を形成し、その上に第2のレジス
ト膜(21)を形成したのちに、本発明に係るレチクル
のLSI対応領域(12),スクライブライン対応領域
(13)及び第2のバーニアパターン(15)に光を選
択的に照射して第2のレジスト膜(21)を露光してい
る。
【0036】このため、同一のレチクルを用いて2度重
ね露光をするような場合に、同一箇所に異なるパターン
を有する第1,第2のバーニア(19A,22)を形成
することができ、これらのバーニア(19A,22)を
読むことにより、2度の露光における露光パターンのず
れ量を検出することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るレチクルを説明する上面
図である。
【図2】本発明の実施例に係る第1のバーニアパターン
の形状を説明する上面図である。
【図3】本発明の実施例に係る第2のバーニアパターン
の形状を説明する上面図である。
【図4】本発明の実施例に係る位置合わせ用バーニアの
形成方法を説明する第1の断面図である。
【図5】本発明の実施例に係る位置合わせ用バーニアの
形成方法を説明する第2の断面図である。
【図6】本発明の実施例に係る位置合わせ用バーニアの
形成方法を説明する第3の断面図である。
【図7】本発明の実施例に係る位置合わせ用バーニアを
説明する上面図である。
【図8】本発明の実施例に係る位置合わせ用バーニアを
説明する断面図である。
【図9】従来例に係る第1のレチクルを説明する上面図
である。
【図10】従来例に係る第2のレチクルを説明する上面
図である。
【図11】従来例に係る第1のバーニアパターンの形状
を説明する上面図である。
【図12】従来例に係る第1のバーニアパターンの形状
を説明する上面図である。
【図13】従来例に係る位置合わせ用バーニアを説明す
る第1の上面図である。
【図14】従来例に係る位置合わせ用バーニアを説明す
る第1の断面図である。
【図15】従来例に係る位置合わせ用バーニアを説明す
る第2の上面図である。
【図16】従来例に係る位置合わせ用バーニアを説明す
る第2の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/301 H01L 21/78 L

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光領域(11)と、LSIの形成に係
    る所定のパターンが形成されたLSI対応領域(12)
    と、スクライブラインに対応するスクライブライン対応
    領域(13)とが形成されてなり、複数のチップ形成領
    域を有するウエハを露光するレチクルであって、 前記スクライブライン対応領域(13)上の所定の位置
    に第1のバーニアパターン(14)が形成され、かつス
    テップ露光する際に重なる位置に、第2のバーニアパタ
    ーン(15)が形成されてなることを特徴とするレチク
    ル。
  2. 【請求項2】 遮光領域(11)と、LSIの形成に係
    る所定のパターンが形成されたLSI対応領域(12)
    と、スクライブラインに対応するスクライブライン対応
    領域(13)とが形成されてなり、複数のチップ形成領
    域を有するウエハを露光するレチクルであって、前記ス
    クライブライン対応領域(13)上の所定の位置に第1
    のバーニアパターン(14)が形成され、かつステップ
    露光する際に重なる位置に、第2のバーニアパターン
    (15)が形成されてなる本発明に係るレチクルを用い
    て露光し、複数のチップ形成領域を有するウエハ(1
    8)上に位置合わせ用のバーニアを形成する方法であっ
    て、 ウエハ(18)上にバーニア形成層(19),第1のレ
    ジスト膜(20)を順次形成したのちに、前記LSI対
    応領域(12)及び前記スクライブライン対応領域(1
    3)に光を選択的に照射して前記第1のレジスト膜(2
    0)を露光する工程と、 該第1のレジスト膜(20)を現像し、露光領域が除去
    された前記第1のレジスト膜(20)をマスクにして前
    記バーニア形成層(19)をエッチングして第1のバー
    ニア(19A,19B)を形成する工程と、 前記第1のバーニア(19A,19B)上に第2のレジ
    スト膜(21)を形成したのちに、前記LSI対応領域
    (12),前記スクライブライン対応領域(13)及び
    前記第2のバーニアパターン(15)に光を選択的に照
    射して第2のレジスト膜(21)を露光する工程と、 該第2のレジスト膜(21)を現像してその露光領域を
    除去して、該第2のレジスト膜(21)からなる第2の
    バーニア(22)を形成する工程とを有することを特徴
    とする位置合わせ用バーニアの形成方法。
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