JPH076702A - クライストロンの共振空胴構体 - Google Patents
クライストロンの共振空胴構体Info
- Publication number
- JPH076702A JPH076702A JP14642093A JP14642093A JPH076702A JP H076702 A JPH076702 A JP H076702A JP 14642093 A JP14642093 A JP 14642093A JP 14642093 A JP14642093 A JP 14642093A JP H076702 A JPH076702 A JP H076702A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- resonance
- klystron
- resonant cavity
- cavity structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Microwave Tubes (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、高い共振周波数帯でも確実容易な
周波数可変能力を有するクライストロンの共振空胴構体
を提供することを目的とする。 【構成】この発明のクライストロンの共振空胴構体は、
共振空胴11を構成する空胴壁12の少なくとも一部に
共振周波数調整用の穴13が形成され、この穴13は、
その内径が共振空胴の軸方向の高さよりも大きく設定さ
れ、且つその中心軸が共振空胴の軸方向中心線からずれ
て穿設されてなり、上記の目的を達成することが出来
る。
周波数可変能力を有するクライストロンの共振空胴構体
を提供することを目的とする。 【構成】この発明のクライストロンの共振空胴構体は、
共振空胴11を構成する空胴壁12の少なくとも一部に
共振周波数調整用の穴13が形成され、この穴13は、
その内径が共振空胴の軸方向の高さよりも大きく設定さ
れ、且つその中心軸が共振空胴の軸方向中心線からずれ
て穿設されてなり、上記の目的を達成することが出来
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はクライストロンの共振
空胴構体に係り、特にその共振周波数の調整手段に関す
る。
空胴構体に係り、特にその共振周波数の調整手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、同調周波数可変形の空胴内蔵形
大電力クライストロンは、電子ビ−ムが発生される電子
銃部と、複数の共振空胴がドリフト管で連結された高周
波作用部と、高周波エネルギが取り出される出力導波管
部と、用済み後の電子ビ−ムが捕獲されるコレクタ部と
からなっている。
大電力クライストロンは、電子ビ−ムが発生される電子
銃部と、複数の共振空胴がドリフト管で連結された高周
波作用部と、高周波エネルギが取り出される出力導波管
部と、用済み後の電子ビ−ムが捕獲されるコレクタ部と
からなっている。
【0003】このような大電力クライストロンの共振空
胴構体は、従来、図3に示すように構成され、図中の符
号1は高さがH1 の共振空胴であり、その空胴壁2の少
なくとも一部に共振周波数調整用の穴3,4が穿設され
ている。この場合、穴3,4は、その中心軸が共振空胴
1の軸方向中心線と一致するように穿設されている。更
に、一方の穴3内に共振周波数調整部材である例えばシ
ャフト5が配設され、支持体6に可動自在に支持されて
いる。そして、シャフト5外周に設けられた調整ねじ7
によりシャフト5を可動して、共振周波数を調整してい
る。尚、このような周波数調整手段をファインチュ−ナ
という。
胴構体は、従来、図3に示すように構成され、図中の符
号1は高さがH1 の共振空胴であり、その空胴壁2の少
なくとも一部に共振周波数調整用の穴3,4が穿設され
ている。この場合、穴3,4は、その中心軸が共振空胴
1の軸方向中心線と一致するように穿設されている。更
に、一方の穴3内に共振周波数調整部材である例えばシ
ャフト5が配設され、支持体6に可動自在に支持されて
いる。そして、シャフト5外周に設けられた調整ねじ7
によりシャフト5を可動して、共振周波数を調整してい
る。尚、このような周波数調整手段をファインチュ−ナ
という。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のク
ライストロンの共振空胴構体においては、既述のように
ファインチュ−ナの共振周波数調整用の穴3は、その中
心軸が共振空胴1の軸方向中心線と一致させるのが一般
的であった。ところが、動作周波数の高いクライストロ
ンに使用する場合には、共振空胴1の高さは低くなるた
め、穴3の内径は小さくしなければならなかった(X帯
100MWパルスクライストロンでは、H1 =3mmの
共振空胴がある)。
ライストロンの共振空胴構体においては、既述のように
ファインチュ−ナの共振周波数調整用の穴3は、その中
心軸が共振空胴1の軸方向中心線と一致させるのが一般
的であった。ところが、動作周波数の高いクライストロ
ンに使用する場合には、共振空胴1の高さは低くなるた
め、穴3の内径は小さくしなければならなかった(X帯
100MWパルスクライストロンでは、H1 =3mmの
共振空胴がある)。
【0005】この発明は、以上のような不都合を解決す
るものであり、高い共振周波数帯でも確実容易な周波数
可変能力を有するクライストロンの共振空胴構体を提供
することを目的とする。
るものであり、高い共振周波数帯でも確実容易な周波数
可変能力を有するクライストロンの共振空胴構体を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、共振空胴を
構成する空胴壁の少なくとも一部に共振周波数調整用の
穴が形成され、この共振周波数調整用の穴は、その内径
が共振空胴の軸方向の高さよりも大きく設定され、且つ
その中心軸が共振空胴の軸方向中心線からずれて穿設さ
れてなるクライストロンの共振空胴構体である。
構成する空胴壁の少なくとも一部に共振周波数調整用の
穴が形成され、この共振周波数調整用の穴は、その内径
が共振空胴の軸方向の高さよりも大きく設定され、且つ
その中心軸が共振空胴の軸方向中心線からずれて穿設さ
れてなるクライストロンの共振空胴構体である。
【0007】
【作用】この発明によれば、共振空胴の高さに制限され
ずに共振周波数調整用の穴の内径を比較的に大きく設定
出来る。その結果、高い共振周波数帯でも確実容易な周
波数可変能力を有するクライストロンの共振空胴構体が
得られる。
ずに共振周波数調整用の穴の内径を比較的に大きく設定
出来る。その結果、高い共振周波数帯でも確実容易な周
波数可変能力を有するクライストロンの共振空胴構体が
得られる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
を詳細に説明する。即ち、この発明によるクライストロ
ンの共振空胴構体は図1に示すように構成され、図中の
符号11は高さがH2 の共振空胴であり、従来の高さH
1 とはH2<H1 の関係にある。このような高さH2 が
低い共振空胴11の空胴壁12の少なくとも一部に、共
振周波数調整用の穴13,14が穿設されている。この
場合、穴13,14は、その内径が共振空胴11の軸方
向の高さH2 よりも大きく設定されており、且つ、その
中心軸が共振空胴11の軸方向中心線からずれて穿設さ
れている。更に、この穴13内に共振周波数調整部材で
ある例えばシャフト15が配設され、その先端のおよそ
半分が接合部20で空胴外周壁の一部に固着され、支持
体16に可動自在に支持されている。そして、シャフト
15外周に設けられた調整ねじ17によりシャフト15
を可動して、空胴外周壁の一部を押出し、又は引張り出
して変形させ、共振周波数を微調整する。
を詳細に説明する。即ち、この発明によるクライストロ
ンの共振空胴構体は図1に示すように構成され、図中の
符号11は高さがH2 の共振空胴であり、従来の高さH
1 とはH2<H1 の関係にある。このような高さH2 が
低い共振空胴11の空胴壁12の少なくとも一部に、共
振周波数調整用の穴13,14が穿設されている。この
場合、穴13,14は、その内径が共振空胴11の軸方
向の高さH2 よりも大きく設定されており、且つ、その
中心軸が共振空胴11の軸方向中心線からずれて穿設さ
れている。更に、この穴13内に共振周波数調整部材で
ある例えばシャフト15が配設され、その先端のおよそ
半分が接合部20で空胴外周壁の一部に固着され、支持
体16に可動自在に支持されている。そして、シャフト
15外周に設けられた調整ねじ17によりシャフト15
を可動して、空胴外周壁の一部を押出し、又は引張り出
して変形させ、共振周波数を微調整する。
【0009】(他の実施例)図2はこの発明の他の実施
例を示したもので、上記実施例と同様効果が得られる。
即ち、上記実施例では、図示のように左右の共振周波数
調整用の穴13,14の各中心軸が同一線上に位置して
いたが、この他の実施例では同一線上ではなく、共振周
波数調整用の穴19は共振空胴11の軸方向中心線と同
一線上であるが、共振周波数調整用の穴18は共振空胴
11の軸方向中心線からずれて位置している。尚、上記
実施例では、共振周波数調整部材としてシャフト15を
例に挙げたが、共振周波数調整部材はシャフト15に限
定されない。
例を示したもので、上記実施例と同様効果が得られる。
即ち、上記実施例では、図示のように左右の共振周波数
調整用の穴13,14の各中心軸が同一線上に位置して
いたが、この他の実施例では同一線上ではなく、共振周
波数調整用の穴19は共振空胴11の軸方向中心線と同
一線上であるが、共振周波数調整用の穴18は共振空胴
11の軸方向中心線からずれて位置している。尚、上記
実施例では、共振周波数調整部材としてシャフト15を
例に挙げたが、共振周波数調整部材はシャフト15に限
定されない。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、共振空胴を構成する
空胴壁の少なくとも一部に形成された共振周波数調整用
の穴は、その内径が共振空胴の高さよりも大きく設定さ
れ、且つその中心軸が共振空胴の軸方向中心線からずれ
て穿設されているので、共振空胴の高さに制限されずに
共振周波数調整用の穴の内径を比較的に大きく設定して
いる。そのため、高い共振周波数帯でも確実容易な周波
数可変能力を有するクライストロンの共振空胴構体が得
られる。
空胴壁の少なくとも一部に形成された共振周波数調整用
の穴は、その内径が共振空胴の高さよりも大きく設定さ
れ、且つその中心軸が共振空胴の軸方向中心線からずれ
て穿設されているので、共振空胴の高さに制限されずに
共振周波数調整用の穴の内径を比較的に大きく設定して
いる。そのため、高い共振周波数帯でも確実容易な周波
数可変能力を有するクライストロンの共振空胴構体が得
られる。
【図1】この発明の一実施例に係るクライストロンの共
振空胴構体を示す縦断面図。
振空胴構体を示す縦断面図。
【図2】この発明の他の実施例に係るクライストロンの
共振空胴構体を示す縦断面図。
共振空胴構体を示す縦断面図。
【図3】従来のクライストロンの共振空胴構体を示す縦
断面図。
断面図。
11…共振空胴、12…空胴壁、13,14,18,1
9…共振周波数調整用の穴、15…シャフト、16…支
持体、17…調整ねじ。
9…共振周波数調整用の穴、15…シャフト、16…支
持体、17…調整ねじ。
Claims (1)
- 【請求項1】 共振空胴を構成する空胴壁の少なくとも
一部に共振周波数調整用の穴が形成されてなるクライス
トロンの共振空胴構体において、 上記共振周波数調整用の穴は、その内径が上記共振空胴
の軸方向の高さよりも大きく設定され、且つその中心軸
が上記共振空胴の軸方向中心線からずれて穿設されてな
ることを特徴とするクライストロンの共振空胴構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14642093A JPH076702A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | クライストロンの共振空胴構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14642093A JPH076702A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | クライストロンの共振空胴構体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076702A true JPH076702A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15407291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14642093A Pending JPH076702A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | クライストロンの共振空胴構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076702A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007007545A1 (ja) * | 2005-07-12 | 2007-01-18 | Micro Precision Co. & Ltd. | 共振周波数可変共振子およびその共振周波数可変方法 |
| CN112290185A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-29 | 中国科学院空天信息创新研究院 | 一体化矩形谐振腔的加载结构及加载方法 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14642093A patent/JPH076702A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007007545A1 (ja) * | 2005-07-12 | 2007-01-18 | Micro Precision Co. & Ltd. | 共振周波数可変共振子およびその共振周波数可変方法 |
| CN112290185A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-29 | 中国科学院空天信息创新研究院 | 一体化矩形谐振腔的加载结构及加载方法 |
| CN112290185B (zh) * | 2020-10-21 | 2021-06-08 | 中国科学院空天信息创新研究院 | 一体化矩形谐振腔的加载结构及加载方法 |
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