JPH0767122A - コンバーゼンス調整装置 - Google Patents

コンバーゼンス調整装置

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JPH0767122A
JPH0767122A JP6130596A JP13059694A JPH0767122A JP H0767122 A JPH0767122 A JP H0767122A JP 6130596 A JP6130596 A JP 6130596A JP 13059694 A JP13059694 A JP 13059694A JP H0767122 A JPH0767122 A JP H0767122A
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JP
Japan
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adjustment
signal
convergence
waveform
waveform signal
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Application number
JP6130596A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Hosoi
研一郎 細井
Junya Ochi
淳也 越智
Nobuaki Kobayashi
信昭 小林
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPH0767122A publication Critical patent/JPH0767122A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/28Arrangements for convergence or focusing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易な操作にてコンバーゼンス調整が可能な
コンバーゼンス調整装置を提供することを目的とする。 【構成】 ディスプレイ上の複数の調整ポイントの内1
つの調整ポイントを除く他の調整ポイント各々のディス
プレイ上の位置において信号レベルがゼロレベルとなる
調整用波形信号を生成し、かかる調整用波形信号の信号
レベルをコンバーゼンス調整信号に応じてレベル調整し
てコンバーゼンス偏向ヨークに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーディスプレイ装
置におけるコンバーゼンス調整装置に関し、特に、R、
G、B各色の電子銃を用いたフロント/リアプロジェク
ションテレビのコンバーゼンス調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーディスプレイ装置のコンバーゼン
ス調整装置として、ディスプレイ上の複数の調整ポイン
ト各々に対してコンバーゼンスの調整を行うものが知ら
れている。図1は、かかるコンバーゼンス調整装置の構
成の一例を示す図である。
【0003】かかる図1において、H周期基本波形発生
器1は、図2にて示されるDC成分であるコンバーゼン
ス0次(以降、コンバー0次と称する)波形の基本波形
信号A1、1次成分であるコンバー1次の基本波形信号
A2及び2次成分であるコンバー2次の基本波形信号A
3を夫々発生して、これらを乗算器2に供給する。尚、
かかる基本波形信号A1は、所定レベルの直流信号であ
る。又、基本波形信号A2は、1水平走査周期の鋸波信
号である。又、基本波形信号A3は、1水平走査周期の
パラボラ波信号である。
【0004】V周期基本波形発生器3は、図2にて示さ
れる基本波形信号B1、基本波形信号B2及び基本波形
信号B3を夫々発生して、これらを乗算器2に供給す
る。尚、かかる基本波形信号B1は、所定レベルの直流
信号である。又、基本波形信号B2は、1垂直走査周期
の鋸波信号である。又、基本波形信号B3は、1垂直走
査周期のパラボラ波信号である。
【0005】乗算器2は、かかる基本波形信号A1〜A
3、及び基本波形信号B1〜B3を以下の如く乗算して
調整用波形信号C1〜C9を夫々得て、これらをレベル
調整回路4に供給する。
【0006】
【数1】 (A1)×(B1)=(C1) (A1)×(B2)=(C2) (A1)×(B3)=(C3) (A2)×(B1)=(C4) (A2)×(B2)=(C5) (A2)×(B3)=(C6) (A3)×(B1)=(C7) (A3)×(B2)=(C8) (A3)×(B3)=(C9) レベル調整回路4は、制御回路5から供給されたコンバ
ーゼンス調整信号に応じてかかる調整用波形信号C1〜
C9の各信号レベルを夫々独自に調整して、この際得ら
れた調整波形信号D1〜D9を加算器6に供給する。
【0007】図3は、かかるレベル調整回路4の内部構
成を示す図である。図3の如く、かかるレベル調整回路
4は、上述の調整用波形信号C1〜C9をを夫々入力と
する独立した9つのレベル調整器41〜49から構成さ
れている。これらレベル調整器41〜49の各々は、制
御回路5から供給されたコンバーゼンス調整信号の信号
レベル値に応じた分だけ調整用波形信号C1〜C9各々
の信号レベルを調整して、この際得られた調整波形信号
D1〜D9を加算器6に供給する。
【0008】加算器6は、上述の調整波形信号D1〜D
9の各々を加算して合成波形信号を得てこれをアンプ7
に供給する。アンプ7は、かかる合成波形信号を所望に
増幅してこれをコンバーゼンス偏向ヨーク8へ供給す
る。メモリ9には、コンバーゼンス調整が終了した際に
おけるレベル調整器41〜49各々の最終的なレベル調
整値、すなわち、レベル調整器41〜49各々に最終的
に供給されたコンバーゼンス調整信号の信号レベル値の
各々が記憶される。かかるコンバーゼンス調整の終了後
においては、このメモリ9に記憶されているコンバーゼ
ンス調整信号の信号レベル値各々が、それぞれ該当する
レベル調整器41〜49に供給されてコンバーゼンス補
正がなされるのである。
【0009】尚、コンバーゼンス偏向ヨークは、水平及
び垂直成分の調整用に夫々独立して設けられており、さ
らに、赤成分、緑成分、青成分(以下、それぞれR、
G、Bと称する)調整用に夫々設けられている。よっ
て、1つのカラーディスプレイ装置には、図1の如き構
成のコンバーゼンス調整装置が合計6個設けられている
ことになる。
【0010】かかる構成におけるコンバーゼンス調整装
置においては、上述のコンバーゼンス調整信号の信号レ
ベル値を徐々に変化させることによりコンバーゼンス偏
向ヨークに供給する電流値を変化させ、これにより、デ
ィスプレイ上に照射されるR、G、B各々のビームスポ
ットを1点に集束させるように移動してコンバーゼンス
調整を行うのである。
【0011】図4A〜図4Iは、かかるコンバーゼンス
調整信号の信号レベル値の変化に応じてディスプレイ上
に照射されるビームスポットが移動する様子を示す図で
ある。尚、かかる図4A〜図4Iにおいては水平成分の
調整動作を示すものである。例えば、レベル調整器41
に供給するコンバーゼンス調整信号の信号レベル値を変
化させていくと、図4Aの如くディスプレイ全面に亘り
ビームスポットが右側へ移動する。レベル調整器42に
供給するコンバーゼンス調整信号の信号レベル値を変化
させていくと、図4Bの如くディスプレイ上部における
ビームスポットは右側へ移動し下部におけるビームスポ
ットが左側へ移動する。又、レベル調整器43に供給す
るコンバーゼンス調整信号の信号レベル値を変化させて
いくと、図4Cの如くディスプレイ中央部分におけるビ
ームスポットは移動せず、上部及び下部におけるビーム
スポットが夫々右側へ移動する。
【0012】以上の如く、各レベル調整器に対して択一
的にコンバーゼンス調整信号を供給してビームスポット
を移動させることにより、図5に示されるディスプレイ
上の9つの調整ポイントP0〜P8各々に対して、R、
G、B夫々のビームスポットが1点に集束するように調
整を行うのである。しかしながら、かかるコンバーゼン
ス調整装置による調整動作においては、1つの調整ポイ
ントを調整する場合においても、図4A〜Iの如く、デ
ィスプレイ上の全てのビームスポットが同時に移動して
しまう。よって、例えば図5の調整ポイントP6に対す
る調整が終了した後に、調整ポイントP7の調整を行う
と、この際、調整済みであった調整ポイントP6に対し
ても移動がかかってしまうので再度調整ポイントP6の
調整が必要になる。すなわち、1つの調整ポイントの調
整の際においても、他の調整ポイントの移動状態を予測
しながら調整を行う必要がある。
【0013】よって、従来のコンバーゼンス調整におい
てはその調整に熟練を要するという問題があった。特
に、工場出荷後設置場所でのコンバーゼンス調整におい
ては、全体の動きを見ながら所定調整ポイント部分の調
整が必要なため、調整に時間がかかり容易でなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題を
解決すべくなされたものであり、容易な操作にてコンバ
ーゼンス調整が可能なコンバーゼンス調整装置を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンバーゼ
ンス調整装置は、水平及び垂直同期信号に同期して水平
及び垂直方向に移動する輝点により2次元画面を形成す
るディスプレイ上の複数の調整ポイントに対して各々コ
ンバーゼンス調整を行うコンバーゼンス調整装置であっ
て、前記水平及び垂直同期信号に同期した1次波形信号
たる鋸波形信号、2次波形信号たるパラボラ波形信号及
びn次波形信号(nは3以上の整数)を夫々発生する基
本波形信号発生手段と、前記基本波形信号発生手段によ
り得られた波形信号の各々に基づいて複数の前記調整ポ
イントの内1つの調整ポイントを除く他の調整ポイント
各々の前記ディスプレイ上の位置において信号レベルが
ゼロレベルとなる調整用波形信号を前記垂直同期信号に
同期して生成する調整用波形信号生成手段と、コンバー
ゼンス調整信号に応じて前記調整用波形信号の信号レベ
ルを調整して調整された信号をコンバーゼンス偏向ヨー
クに供給するレベル調整手段とを有する。
【0016】
【作用】本発明によるコンバーゼンス調整装置において
は、ディスプレイ上の複数の調整ポイントの内の1つの
調整ポイントを除く他の調整ポイント各々のディスプレ
イ上の位置において信号レベルがゼロレベルとなる調整
用波形信号を生成して、かかる調整用波形信号の信号レ
ベルをコンバーゼンス調整信号に応じてレベル調整して
コンバーゼンス偏向ヨークに供給する。
【0017】
【実施例】以下に、3×3(水平・垂直)の9ポイント
調整を行うコンバーゼンス調整装置に適用される本発明
の実施例について説明する。図6は、本発明によるコン
バーゼンス調整装置の構成を示す図である。図6におい
て、H周期基本波形発生器1は、図2にて示される基本
波形信号A1、基本波形信号A2及び基本波形信号A3
を夫々発生して、これらを波形合成回路11に供給す
る。尚、かかる基本波形信号A1は、所定レベルの直流
信号である。又、基本波形信号A2は、1水平走査周期
の鋸波信号である。又、基本波形信号A3は、1水平走
査周期のパラボラ波信号である。
【0018】波形合成回路11は、かかる基本波形信号
A1〜A3の各々を所望にレベル調整してこれらを合成
することにより、図7に示されるが如き合成基本波形信
号F1〜F3を夫々生成する。尚、図7においては、合
成基本波形信号F1〜F3各々の1水平周期分のみを示
している。波形合成回路11は、これら1水平周期分の
合成基本波形信号各々を生成して夫々反復出力するので
ある。
【0019】かかる合成基本波形信号F1は、図5にて
示されるディスプレイ上の水平方向位置の内、調整ポイ
ントP1、P0及びP3が存在する第2列の位置、及び
調整ポイントP8、P4及びP7が存在する第3列の位
置のみにおいて、その信号レベルが0レベルとなるよう
に合成された信号である。又、かかる合成基本波形信号
F2は、図5にて示されるディスプレイ上の水平方向位
置の内、調整ポイントP5、P2及びP6が存在する第
1列の位置、及び調整ポイントP8、P4及びP7が存
在する第3列の位置のみにおいて、その信号レベルが0
レベルとなるように合成された信号である。又、かかる
合成基本波形信号F3は、図5にて示されるディスプレ
イ上の水平方向位置の内、調整ポイントP5、P2及び
P6が存在する第1列の位置、及び調整ポイントP1、
P0及びP3が存在する第2列の位置のみにおいて、そ
の信号レベルが0レベルとなるように合成された信号で
ある。
【0020】V周期基本波形発生器3は、図2にて示さ
れる基本波形信号B1、基本波形信号B2及び基本波形
信号B3を夫々発生して、これらを波形合成回路12に
供給する。尚、かかる基本波形信号B1は、所定レベル
の直流信号である。又、基本波形信号B2は、1垂直走
査周期の鋸波信号である。又、基本波形信号B3は、1
垂直走査周期のパラボラ波信号である。
【0021】波形合成回路12は、かかる基本波形信号
B1〜B3の各々を所望にレベル調整してこれらを合成
することにより、図8に示されるが如き合成基本波形信
号G1〜G3を夫々生成する。尚、図8においては、合
成基本波形信号G1〜G3各々の1垂直周期分のみを示
している。波形合成回路12は、これら1垂直周期分の
波形信号各々を生成して夫々反復出力するのである。
【0022】かかる合成基本波形信号G1は、図5にて
示されるディスプレイ上の垂直方向位置の内、調整ポイ
ントP2、P0及びP4が存在する第2行の位置、及び
調整ポイントP6、P3及びP7が存在する第3行の位
置のみにおいて、その信号レベルが0レベルとなるよう
に合成された信号である。又、かかる合成基本波形信号
G2は、図5にて示されるディスプレイ上の垂直方向位
置の内、調整ポイントP5、P1及びP8が存在する第
1行の位置、及び調整ポイントP6、P3及びP7が存
在する第3行の位置のみにおいて、その信号レベルが0
レベルとなるように合成された信号である。又、かかる
合成基本波形信号G3は、図5にて示されるディスプレ
イ上の垂直方向位置の内、調整ポイントP5、P1及び
P8が存在する第1行の位置、及び調整ポイントP2、
P0及びP4が存在する第2行の位置のみにおいて、そ
の信号レベルが0レベルとなるように合成された信号で
ある。
【0023】ここで、かかる図5において、上記第2列
の位置は、ディスプレイの水平方向における中心位置で
ある。この中心位置から、1/2水平周期のa%分だけ
離れた位置に上記第3列が存在し、更に、かかる中心位
置から、1/2水平周期の−a%分だけ離れた位置に上
記第1列が存在する。又、上記第2行の位置は、ディス
プレイの垂直方向における中心位置である。この中心位
置から、1/2垂直周期のb%分だけ離れた位置に上記
第3行が存在し、更に、かかる中心位置から、1/2垂
直周期の−b%分だけ離れた位置に上記第1行が存在す
る。尚、図2に示される基本波形信号の各々は、 基本波形信号(A1、B1)・・・F(x)=DC (D
C:直流レベル値) 基本波形信号(A2、B2)・・・F(x)=X 基本波形信号(A3、B3)・・・F(x)=−X2 とする。
【0024】以下に、上述の合成基本波形信号F1〜F
3、及び合成基本波形信号G1〜G3各々の生成式を示
す。
【0025】
【数2】 (F1)=0・(A1)+(-a)・(A2)+(-1)・(A3) (F2)=a2・(A1)+0・(A2)+1・(A3) (F3)=0・(A1)+a・(A2)+(-1)・(A3) (G1)=0・(B1)+(-b)・(B2)+(-1)・(B3) (G2)=b2・(B1)+0・(B2)+1・(B3) (G3)=0・(B1)+b・(B2)+(-1)・(B3) 乗算器2は、かかる合成基本波形信号F1〜F3と、合
成基本波形信号G1〜G3とを以下の如く乗算して調整
用波形信号H1〜H9を夫々生成し、これらをレベル調
整回路4に供給する。この際、かかる調整用波形信号H
1〜H9の各々は、1垂直周期に同期した信号であると
いえる。
【0026】
【数3】 (F1)×(G1)=(H1) (F1)×(G2)=(H2) (F1)×(G3)=(H3) (F2)×(G1)=(H4) (F2)×(G2)=(H5) (F2)×(G3)=(H6) (F3)×(G1)=(H7) (F3)×(G2)=(H8) (F3)×(G3)=(H9) レベル調整回路4は、制御回路5から供給されたコンバ
ーゼンス調整信号の信号レベル値に応じた分だけ、かか
る調整用波形信号H1〜H9の信号レベルを夫々独自に
調整してこれらを加算器6に供給する。尚、かかるレベ
ル調整回路4は、前述した図3にて示されるものと同一
構成をもつものであり、上述の調整用波形信号H1〜H
9を夫々入力とする独立した9つのレベル調整器41〜
49から構成されている。これらレベル調整器41〜4
9の各々は、制御回路5から供給されたコンバーゼンス
調整信号の信号レベル値に応じた分だけ調整用波形信号
H1〜H9各々の信号レベルを調整して、この際得られ
た調整波形信号D1〜D9を加算器6に供給する。
【0027】加算器6は、調整波形信号D1〜D9の各
々を加算して合成波形信号を得てこれをアンプ7に供給
する。アンプ7は、かかる合成波形信号を所望に増幅し
てこれをコンバーゼンス偏向ヨーク8へ供給する。メモ
リ9には、コンバーゼンス調整が終了した際におけるレ
ベル調整器41〜49各々の最終的なレベル調整値、す
なわち、レベル調整器41〜49各々に最終的に供給さ
れたコンバーゼンス調整信号の信号レベル値の各々が記
憶される。かかるコンバーゼンス調整の終了後において
は、このメモリ9に記憶されているコンバーゼンス調整
信号の信号レベル値各々が、それぞれ該当するレベル調
整器41〜49に供給されてコンバーゼンス補正がなさ
れるのである。
【0028】以上の如き構成による本発明のコンバーゼ
ンス調整装置においては、上述のコンバーゼンス調整信
号の信号レベル値を徐々に変化させることによりコンバ
ーゼンス偏向ヨークに供給する電流値を変化させて、デ
ィスプレイ上に照射されるR、G、B各々のビームスポ
ットを1点に集束させるべく移動してコンバーゼンス調
整を行う。この際、ディスプレー上の3×3(水平・垂
直)の9つの調整ポイント各々に対してかかる調整を行
うことにより、ディスプレー全面に生じた2次のコンバ
ーゼンス歪を解消できるのである。
【0029】次に、かかる本発明によるコンバーゼンス
調整装置のコンバーゼンス調整時におけるビームスポッ
トの移動動作について図9A〜図9Iを参照しつつ説明
する。レベル調整回路4内に設けられているレベル調整
器41のみに、その信号レベル値を所望に変化させなが
らコンバーゼンス調整信号を供給していくと、図9Aの
如くディスプレイ上の調整ポイントP5に対してのみに
ビームスポットの移動が生じ、この際、かかるコンバー
ゼンス調整信号の信号レベル値に応じた分だけビームス
ポットが水平方向に移動する。すなわち、かかるレベル
調整器41には、図5における第2列及び第3列の調整
ポイントの存在位置にて信号レベルが0レベルとなる合
成基本波形信号F1と、第2行及び第3行の調整ポイン
トの存在位置にて信号レベルが0レベルとなる合成基本
波形信号G1とが乗算された調整用波形信号H1が供給
されているので、第1行かつ第1列である調整ポイント
P5を除く全ての調整ポイント位置において調整用波形
信号の信号レベルは0レベル固定となる。よって、コン
バーゼンス調整に応じてレベル変化が生じ得る調整ポイ
ントはP5のみとなるので、この際、調整ポイントP5
に対してのみにビームスポットの移動が生じるのであ
る。
【0030】又、レベル調整回路4内に設けられている
レベル調整器42のみに、その信号レベル値を所望に変
化させながらコンバーゼンス調整信号を供給していく
と、図9Bの如く調整ポイントP2に対してのみにビー
ムスポットの移動が生じ、この際、かかるコンバーゼン
ス調整信号の信号レベル値に応じた分だけビームスポッ
トが水平方向に移動する。すなわち、かかるレベル調整
器42には、図5における第2列及び第3列の調整ポイ
ントの存在位置にて信号レベルが0レベルとなる合成基
本波形信号F1と、第1行及び第3行の調整ポイントの
存在位置にて信号レベルが0レベルとなる合成基本波形
信号G2とが乗算された調整用波形信号H2が供給され
ているので、第2行かつ第1列である調整ポイントP2
を除く全ての調整ポイント位置において調整用波形信号
の信号レベルは0レベル固定となる。よって、コンバー
ゼンス調整によりレベル変化が生じ得る調整ポイントは
P2のみとなるので、この際、調整ポイントP2に対し
てのみにビームスポットの移動が生じるのである。
【0031】同様に、レベル調整回路4内に設けられて
いるレベル調整器43〜49の夫々に対して択一的に、
その信号レベル値を所望に変化させながらコンバーゼン
ス調整信号を供給していくと、図9C〜Iの如く1つの
調整ポイントに対してのみにビームスポットの移動が生
じる。図10は、かかるレベル調整器の各々にて移動が
生じる調整ポイントの関係を示す図である。
【0032】以上の如く、本発明によるコンバーゼンス
調整装置においては、H周期基本波形発生器1、V周期
基本波形発生器3、波形合成回路11、12及び乗算器
2なる構成により、ディスプレイ上に存在する複数の調
整ポイントの内1つの調整ポイントを除く他の調整ポイ
ント各々のディスプレイ位置において、その信号レベル
が0レベルとなっている調整波形信号を生成し、かかる
調整波形信号を用いてコンバーゼンス調整を行う構成と
している。
【0033】よって、コンバーゼンス調整操作時におい
ては、調整対象となる1つの調整ポイントを除いた他の
調整ポイントでは、その調整波形信号の信号レベルが0
レベル固定となっているので、調整対象となる1つの調
整ポイントのみにディスプレイ上のビームスポットの移
動が生じるのである。尚、上記実施例においては、波形
合成回路11及び12を用いて図7及び図8に示される
が如き合成基本波形信号を夫々生成し、これら合成基本
波形信号同士を乗算器2にて乗算することにより上述の
調整用波形信号H1〜H9を得るようしにしているが、
図1に示されるが如き乗算器2の調整用波形信号C1〜
C9に対して所望の演算処理を施すことによっても、上
記の如き調整用波形信号H1〜H9を得ることが出来
る。即ち図1の構成によっても、構成時には本願発明を
達成できる。
【0034】以下に、かかる調整用波形信号C1〜C9
を用いて調整用波形信号H1〜H9を得るための演算処
理について説明する。先ず、上述の如く(H1)=(F
1)×(G1)であるから、
【0035】
【数4】 (H1)=[0・(A1)+(-a)・(A2)+(-1)・(A3)] ×[0・(B1)+(-b)・(B2)+(-1)・(B3)] =0・(B1)・(A1)+0・(B1)・(-a)・(A2) +0・(B1)・(-1)・(A3)+(-b)・(B2)・0・(A1) +(-b)・(B2)・(-a)・(A2)+(-b)・(B2)・(-1)・(A3) +(-1)・(B3)・0・(A1)+(-1)・(B3)・(-a)・(A2) +(-1)・(B3)・(-1)・(A3) となる。この際、図1における乗算器2にて得られる調
整用波形信号C1〜C9は夫々、
【0036】
【数5】 (C1)=(A1)・(B1) (C2)=(A1)・(B2) (C3)=(A1)・(B3) (C4)=(A2)・(B1) (C5)=(A2)・(B2) (C6)=(A2)・(B3) (C7)=(A3)・(B1) (C8)=(A3)・(B2) (C9)=(A3)・(B3) であることからこれを行列式で表すと、
【0037】
【数6】
【0038】となる。ここで、
【0039】
【数7】
【0040】として、調整用波形信号H1〜H9各々に
おけるK1ないしK9を夫々求めると、
【0041】
【数8】 K1=[0、0、0、0、a・b、a、0、b、1] K2=[0、0、0、a・b2、0、a、b2、0、1] K3=[0、0、0、0、a・b、-a、0、b、-1] K4=[0、a2・b、a2、0、0、0、0、b、1] K5=[a2・b2、0、a2、0、0、0、b2、0、1] K6=[0、a2・b、-a2、0、0、0、0、b、-1] K7=[0、0、0、0、a・b、a、0、-b、-1] K8=[0、0、0、a・b2、0、a、-b2、0、-1] K9=[0、0、0、0、a・b、-a、0、-b、1] となる。
【0042】従って、調整用波形信号H1はこの数式7
により得られることから、このH1に対応するポイント
のコンバーゼンス調整のため、このH1の信号をコンバ
ーゼンスコイルに供給する。以下、調整用波形信号H2
〜H9についても、同様に適用される。尚、乗算器2以
後は3電子銃の場合計6個並列に設けられる。また、上
記K1〜K9の各数値は一定の整数とはならず、計算上あ
る程度誤差を含み、近似値で扱う場合が生じる。更に、
ソフト的手法であっても、コンバーゼンス調整の基本原
理は上述のハード的手法と同一であり、プログラムソフ
トの発展と計算速度の高速化から後者の手法が取り入れ
られ易い。
【0043】尚、上述の実施例においては、水平方向に
おけるビームスポットの移動の一例を示したが、垂直方
向に対しても同様に移動調整が行えるのはいうまでもな
い。すなわち、図6におけるアンプ7の出力が水平方向
用のコンバーゼンス偏向ヨークに供給されるか、垂直方
向用のコンバーゼンス偏向ヨークに供給されるかの違い
に過ぎないのである。
【0044】又、上述の実施例においては、図5にて示
されるが如き3×3の9ポイントにてコンバーゼンス調
整を行う一例を示したが、これに限定されるものではな
い。例えば、図11の如きディスプレイ上の5×5の2
5ポイントにてコンバーゼンス調整を行うことも可能で
ある。この際、図6の波形合成回路11及び12として
は、図12及び図13にて示される波形信号M1〜M5
の如き波形を有する合成基本波形信号を夫々生成するも
のを用いる。
【0045】ここで、aは1水平走査中の映像信号の存
在する部分を100%とした場合の調整ポイント位置を示
す。また、図12及び図13にて示される波形信号M1
〜M5の各波形信号は、前述した3×3=9ポイントの
実施例と同様に、水平及び垂直同期信号に同期した信号
として生成される。例えば、水平同期信号に同期した合
成基本波形信号F1〜F5と垂直同期信号に同期した合
成基本波形信号G1〜G5とが乗算器2に入力される。
これにより、調整用波形信号H1〜H25の25種類の
ポイントコンバーゼンス調整波形が得られ、これらをレ
ベル調整回路4にてレベル調整したものが加算器6にて
各々加算されてコンバーゼンス偏向ヨークに供給され
る。
【0046】図12にて示される波形信号M1は、図1
1における第1〜5列(行)の調整ポイントの内第1列
(行)の調整ポイント位置においてのみ0レベル以外の
値となる信号であり、波形信号M2は、第2列(行)の
調整ポイント位置においてのみ0レベル以外の値となる
信号である。又、図13にて示される波形信号M3は、
第1〜5列(行)の調整ポイントの内第3列(行)の調
整ポイント位置においてのみ0レベル以外の値となる信
号であり、波形信号M4は、第4列(行)の調整ポイン
ト位置においてのみ0レベル以外の値となる信号であ
る。更に、図13にて示される波形信号M5は、図11
における第1〜5列(行)の調整ポイントの内第5列
(行)の調整ポイント位置においてのみ0レベル以外の
値となる信号である。
【0047】ここで、上記実施例において、“a”は、
できるだけ100%に近い方が画面枠周辺のコンバーま
で調整することが出来る。又、このように、“a”を1
00%に近づけ、更に、第2列及び第4列の調整ポイン
ト位置各々を図12及び図13にて示されるが如く{−
a・√(3/7)、a・√(3/7)}とする事により、調整
ポイント位置における動点の振幅値が、他のゼロクロス
ポイント間の振幅値に対して最も大となるのである。し
かも、この振幅値のダイナミックレンジが広くなるの
で、ポイント調整の動きも大きくなり、調整しやすくな
る。
【0048】尚、上記図12及び図13にて示される波
形信号の各々は、第2列及び第4列の調整ポイント位置
各々を、{−a・√(3/7)、a・√(3/7)}とした場
合に適用される一例を示すものであるが、これに限定さ
れるものではない。例えば、第2列及び第4列の調整ポ
イント位置各々を(−0.5a、0.5a)とした場合は、波
形信号M1、M3〜M5各々を上記−0.5aの位置がゼ
ロクロスポイントとなる波形にし、更に波形信号M2
を、かかる−0.5aの位置が極小値レベル(ゼロレベル
以外の)となるような波形にする。更に、上記波形信号
M1、M2、M3及びM5各々を上記0.5aの位置がゼ
ロクロスポイントとなる波形にし、更に、波形信号M4
を、かかる0.5aの位置が極小値レベル(ゼロレベル以
外の)となるような波形にする。 尚、かかる波形信
号の増加により、乗算器2、レベル調整回路4及び加算
器6の回路規模も夫々この増加に応じた分だけ拡張する
ことは言うまでもない。例えば、この際、レベル調整回
路4は25個のレベル調整器にて構成されるようにな
る。
【0049】又、かかる25ポイント調整においても、
ソフト的手法が採用される。即ち、H周期基本波形発生
器1及びV周期基本波形発生器3にて発生する基本波形
信号は、夫々、
【0050】
【数9】 基本波形信号(A1、B1)・・・F(x)=DC (DC:
直流レベル値) 基本波形信号(A2、B2)・・・F(x)=X 基本波形信号(A3、B3)・・・F(x)=−X2 基本波形信号(A4、B4)・・・F(x)=(−3/2)・
(X2−1)・√(3X) 基本波形信号(A5、B5)・・・F(x)=4X2・(X2
1) であるので、かかる基本波形信号を基に係数K1〜K25
を計算上から得て調整用波形信号H1〜H25各々を生
成する。これによって、コンバーゼンス歪が4次波形以
下であれば略全面的にコンバーゼンス調整が完全とな
る。
【0051】尚、上述の基本波形信号においては、コン
バー1次式としてF(x)=X、コンバー2次式としてF
(x)=−X2、コンバー3次式として、F(x)=(−3/
2)・(X2−1)・√(3X)、コンバー4次式として
F(x)=4X2・(X2−1)を用いているが、かかる数式
による波形信号に限定されるものではない。例えば、コ
ンバー2次式としてF(x)=X2、コンバー3次式として
F(x)=X3、コンバー4次式としてF(x)=X4を用いて
も原理的に同一動作がなされる。
【0052】ここで、コンバーゼンス歪においては、調
整ポイント各々に対するズレの数が多い程低次の歪であ
り、一方、調整ポイント各々に対するズレの数が少ない
程高次の歪である。上記の25ポイント調整において
は、図12及び図13に示されるが如き4次の波形信号
を用いて高次(4次)のコンバーゼンス歪を調整しよう
とするものである。しかしながら、コンバーゼンス歪が
2次以下の低次の場合においては、調整すべきポイント
数は少なくて良いので、この際、上述の如く25ポイン
ト全ての調整操作を行う必要はない。
【0053】以下に、かかる点を考慮してなされた25
ポイントコンバーゼンス調整の調整手順を述べる。先
ず、図14にて示される調整ポイントP2、P0及びP
4の3ポイント各々に対して調整を行う。この際、図1
4にて示されるが如き2次波形信号S1と直流波形信号
V1とを乗算して得られた調整用波形信号を用いて、調
整ポイントP0、P2及びP4の3ポイント各々に対し
て調整を行う。尚、図14においては、調整ポイントP
4に対して調整を行うための2次波形信号S1の一例を
示しており、この際、かかる2次波形信号S1は、第1
列及び第3列の調整ポイント位置においてのみゼロレベ
ルとなる2次波形信号である。ここで、調整ポイントP
0に対して調整を行う場合は、第1列及び第5列の調整
ポイント位置においてのみゼロレベルとなる2次波形信
号S1を用いる一方、調整ポイントP2に対して調整を
行う場合は、第3列及び第5列の調整ポイント位置にお
いてのみゼロレベルとなる2次波形信号S1を用いる。
かかる3ポイントの調整により、調整ポイントP0、P
2及びP4各々が目標ポイントに到達すれば、他の22
ポイントも各目標ポイントに到達することになるのであ
る。尚、かかる3ポイント調整においては、水平方向に
対して2次波形信号S1、垂直方向に対して直流波形信
号V1を用いる場合を説明したが、水平方向に対して直
流波形信号、垂直方向に対して2次波形信号を用いる場
合も有る。この際、例えば第3列の調整ポイントである
調整ポイントP3、P0及びP1の3ポイント各々に対
して調整を行えば良い。
【0054】かかる3ポイント調整を行うことにより、
図15A及び図15Bに示されるが如き、水平軸上のリ
ニアリティとサイズの例を示す2次のコンバーゼンス歪
が補正される。又、かかる3ポイント調整を行うことに
より、ディスプレィ上に発生しているコンバーゼンス歪
が2次歪よりも大なる歪であるか否かの判断が出来るの
である。
【0055】次に、かかる3ポイント調整にて補正がな
されない場合は、図16にて示される調整ポイントP0
〜P8の9ポイント各々に対して調整を行う。この際、
かかる図16にて示されるが如き2次波形信号S1と2
次波形信号V2とを乗算して得られた調整用波形信号を
用いて、前述した9ポイント調整と同様に、かかる調整
ポイントP0〜P8の9ポイント各々に対して調整を行
うのである。かかる9ポイント各々の調整操作が終了し
て調整ポイントP0〜P8各々が目標ポイントに到達す
れば、他の16ポイントも各目標ポイントにほぼ到達す
ることになるのである。
【0056】更に、かかる9ポイント調整にて補正が十
分になされない場合は、図17にて示される調整ポイン
トP10、P12、P13、P16、P17及びP20
の6ポイント各々に対して優先的に調整を行う。この
際、かかる図17にて示されるが如き4次波形信号S
2、S3各々と、2次波形信号V2〜V4各々とを乗算
して得られた調整用波形信号を用いて、これら調整ポイ
ントP10、P12、P13、P16、P17及びP2
0の6ポイント各々に対して調整を行うのである。
【0057】又は、図18にて示される調整ポイントP
9、P11、P14、P15、P18及びP19の6ポ
イント各々に対して優先的に調整を行う。この際、かか
る図18にて示されるが如き2次波形信号S1、S4及
びS5各々と、4次波形信号V5及びV6各々とを乗算
して得られた調整用波形信号を用いて、これら調整ポイ
ントP9、P11、P14、P15、P18及びP19
の6ポイント各々に対して調整を行うのである。
【0058】最後に、上述の如き調整にて21ポイント
までの調整が終了した際に、未だ残りのポイントがずれ
ている場合は、図19にて示される調整ポイントP21
〜P24の4ポイント各々に対して調整を行う。この
際、かかる図19にて示されるが如き4次波形信号S2
及びS3各々と、4次波形信号V5及びV6各々とを乗
算して得られた調整用波形信号を用いて、これら調整ポ
イントP21〜P24の4ポイント各々に対して調整を
行うのである。
【0059】かかる図14〜図16に示されるが如き調
整操作により、2次以下のコンバーゼンス歪が補正調整
される。この際、補正が完了しない場合は4次歪が生じ
ていることになるので、上記の図17〜図19にて示し
た如き方法にて25ポイント各々に対して調整を行って
調整操作を終了する。以上の如く、コンバーゼンス調整
を行うにあたり、各調整ポイント毎の目標ポイントに対
するズレの数が多い場合、すなわち低次のコンバーゼン
ス歪である場合は、上記図14〜図19に示される優先
ポイントである3ポイント、6ポイント、6ポイント、
4ポイントをかかる順にて調整すれば良いのである。
【0060】上記の実施例においては、図11にて示さ
れる25の調整ポイントの内、先ず調整ポイントP2、
P0、P4の3ポイント調整を行い、次に調整ポイント
P0〜P8の9ポイント調整を行い、次に調整ポイント
P10、P12、P13、P16、P17、P20の6
ポイント調整を行い、次に調整ポイントP9、P11、
P14、P15、P18、P19の6ポイント調整を行
い、最後に調整ポイントP21〜P24の4ポイント調
整を行うという調整操作の優先順位を設けているのであ
る。尚、かかる優先順位は、水平方向のコンバーゼンス
偏向ヨークを駆動する場合における優先順位を示してお
り、垂直方向のコンバーゼンス偏向ヨークを駆動する場
合は、先ず調整ポイントP2、P0、P4の3ポイント
調整を行い、次に調整ポイントP0〜P8の9ポイント
調整を行い、次に調整ポイントP9、P11、P14、
P15、P18、P19の6ポイント調整を行い、次に
調整ポイントP10、P12、P13、P16、P1
7、P20の6ポイント調整を行い、最後に調整ポイン
トP21〜P24の4ポイント調整を行うという調整順
になる。
【0061】すなわち、ディスプレイ上の25個の調整
ポイントを夫々3個、6個、6個、6個、4個からなる
調整ポイント群にてグループ分けし、かかる調整ポイン
ト群各々に対して優先順位を設け、この優先順位の高い
方から順に調整ポイント群各々に対してコンバーゼンス
調整を行うのである。よって、コンバーゼンス歪が2次
以下の低次の場合において上述の如き優先順に従って調
整を行えば、25個の調整ポイント全てを調整せずと
も、少ない調整ポイント数にて迅速にコンバーゼンス補
正がなされるのである。
【0062】尚、上記実施例は、各ポイントのコンバー
ゼンス調整の原理的手段について説明したが、現実に
は、電流波形と電子銃内の磁界変化とはリニアな関係に
はならないので画面上でゼロクロス点がずれる可能性が
ある。従って、実際上の調整用信号は画面上のゼロクロ
ス点を視覚的に検出して微調整する場合が生じる。又、
上記実施例により各ポイント調整について説明したが、
この手法をオートコンバーゼンス調整にも応用できる。
即ち、プロジェクションのスクリーン前面にテレビカメ
ラを載置し、そのスクリーン枠内にグリーンのハッチク
ロス画面を9ポイント又は25ポイント映出し、グリー
ンにおける座標を光検出して記録し、次に赤色のワンポ
イントを映出して光検出後その緑色と赤色のポイントズ
レを割出し、ポイント調整を繰返し、青色についても同
様に繰返すわけである。これにより、9ポイント又は2
5ポイントの調整が終了すれば、自動的にコンバーゼン
ス調整を終了することができる。
【0063】以上の如く、本発明によるコンバーゼンス
調整装置においては、ディスプレイ上に存在する複数の
調整ポイントの内、1つの調整ポイントを除く他の調整
ポイント各々の位置において信号レベルがゼロレベルと
なる調整用波形信号を生成し、かかる調整用波形信号の
信号レベルをコンバーゼンス調整信号に応じてレベル調
整してコンバーゼンス偏向ヨークに供給する構成として
いる。
【0064】よって、本発明によるコンバーゼンス調整
装置によれば、1つの調整ポイントにおけるコンバーゼ
ンス調整操作時においては、この調整対象となる1つの
調整ポイントのみにビームスポットの移動が生じ、この
際、他の調整ポイントの調整がずれてしまうことはな
い。従って、容易な調整操作にてコンバーゼンス調整が
可能となるのである。
【0065】特に、プロジェクションテレビ等を各家庭
に設置した場合に、磁界環境によりワンポイントだけコ
ンバーゼンスがずれた場合にはそのポイントだけを調整
すれば足りるので、一般使用者にも容易にコンバーゼン
ス調整が可能となるのである。図20は、本発明による
コンバーゼンス調整装置が適用される前面投射のフロン
ト型プロジェクションテレビの構成の一例を示す図であ
る。
【0066】図20において、赤色の蛍光体が塗布され
ている赤色用投射管21Rは、図示せぬ画像信号生成回
路から供給された赤色画像信号に応じた映像を投影レン
ズ22Rを介してスクリーン30に投影する。かかる赤
色用投射管21Rには、図示せぬ偏向回路からの偏向信
号に応じて映像ビームを水平方向及び垂直方向に走査す
る偏向ヨーク23Rが設けられている。緑色の蛍光体が
塗布されている緑色用投射管21Gは、図示せぬ画像信
号生成回路から供給された緑色画像信号に応じた映像を
投影レンズ22Gを介してスクリーン30に投影する。
かかる緑色用投射管21Gには、図示せぬ偏向回路から
の偏向信号に応じて映像ビームを水平方向及び垂直方向
に走査する偏向ヨーク23Gが設けられている。青色の
蛍光体が塗布されている青色用投射管21Bは、図示せ
ぬ画像信号生成回路から供給された青色画像信号に応じ
た映像を投影レンズ22Bを介してスクリーン30に投
影する。かかる青色用投射管21Bには、図示せぬ偏向
回路からの偏向信号に応じて映像ビームを水平方向及び
垂直方向に走査する偏向ヨーク23Bが設けられてい
る。この際、図の如く、赤色用投射管21R及び21B
からスクリーン30に投影される映像の光軸はスクリー
ン30に対してθの角度で入射するため、スクリーン3
0上に投影される映像には台形状の歪、いわゆるキース
トン歪が生じる。かかる歪を補正してコンバーゼンスを
合わせるために赤色用投射管21R、緑色用投射管21
G及び青色用投射管21Bの各々には、垂直及び水平方
向におけるコンバーゼンス偏向ヨーク8R、8G及び8
Bが夫々設けられている。図6に示されるが如きコンバ
ーゼンス調整装置のアンプ7からの合成波形信号が、か
かる偏向ヨーク8R、8G及び8B各々に供給されるの
である。よって、かかるプロジェクションテレビにおけ
るコンバーゼンス調整においては、複数の所定の調整ポ
イントの内、調整対象となる1つの調整ポイントのみを
独立に調整することができるのである。
【0067】尚、かかる図20においては、本発明によ
るコンバーゼンス調整装置を、前面投射型プロジェクシ
ョンテレビに適用した場合の構成例を示したが、図21
に示されるが如き背面投射型プロジェクションテレビに
適用しても良い。図21においては、図20にて示され
る赤色用投射管21R、緑色用投射管21G、青色用投
射管21B、投影レンズ22R、投影レンズ22G、投
影レンズ22B、コンバーゼンス偏向ヨーク8R、8G
及び8Bからなる投射ユニット20が、スクリーン30
及びミラー40を備えたキャビネット41に備えられて
いる。かかる投射ユニット20から投影された映像は、
ミラー40にて反射されてからスクリーン30に投影さ
れる。
【0068】
【発明の効果】以上の如く、本発明によるコンバーゼン
ス調整装置においては、ディスプレイ上の複数の調整ポ
イントの内の1つの調整ポイントを除く他の調整ポイン
ト各々のディスプレイ上の位置において信号レベルがゼ
ロレベルとなる調整用波形信号を生成して、かかる調整
用波形信号の信号レベルをコンバーゼンス調整信号に応
じてレベル調整してコンバーゼンス偏向ヨークに供給す
る。
【0069】よって、本発明によるコンバーゼンス調整
装置によれば、調整ポイントだけが調整された場合、他
の調整ポイントが移動しなくなるので、いわゆるポイン
トコンバーゼンスが可能となる。又、複数個を目標とす
るポイントコンバーゼンスにおいて、複数個の調整に相
当するコンバー1次数の関数波形でコンバー調整する場
合よりも、速くポイントコンバーゼンス調整を終了させ
ることが出来る。すなわち、例えばコンバー4次までを
含む関数波形により25ポイントを調整する場合、調整
ポイントの優先順位を設けると共に、コンバー0次か
ら、1次、2次の順に優先順位を設けることにより、次
数歪の小さい場合のコンバー調整を早期に終了させるこ
とが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバーゼンス調整装置の構成を示す図であ
る。
【図2】 基本波形信号を示す図である。
【図3】 レベル調整回路4の内部構成を示す図であ
る。
【図4】 コンバーゼンス調整装置によるビームスポッ
トの移動を示す図である。
【図5】 ディスプレイ上のコンバーゼンス調整ポイン
トを示す図である。
【図6】 本発明によるコンバーゼンス調整装置の構成
を示す図である。
【図7】 本発明のコンバーゼンス調整装置における調
整用H周期波形信号の一例を示す図である。
【図8】 本発明のコンバーゼンス調整装置における調
整用V周期波形信号の一例を示す図である。
【図9】 本発明のコンバーゼンス調整装置によるビー
ムスポットの移動を示す図である。
【図10】 レベル調整器と調整ポイントとの対応を示
す図である。
【図11】 ディスプレイ上のコンバーゼンス調整ポイ
ントを示す図である。
【図12】 調整用H周期波形信号の他の一例を示す図
である。
【図13】 調整用H周期波形信号の他の一例を示す図
である。
【図14】 3ポイント調整を説明するための図であ
る。
【図15】 2次歪の一例を示す図である。
【図16】 9ポイント調整を説明するための図であ
る。
【図17】 6ポイント調整を説明するための図であ
る。
【図18】 6ポイント調整を説明するための図であ
る。
【図19】 4ポイント調整を説明するための図であ
る。
【図20】 前面投射型プロジェクションテレビの構成
の一例を示す図である。
【図21】 背面投射型プロジェクションテレビの構成
の一例を示す図である。
【主要部分の符号の説明】
2 乗算器 4 レベル調整回路 6 加算器 8 コンバーゼンス偏向ヨーク 11、12 波形合成回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平及び垂直同期信号に同期して水平及
    び垂直方向に移動する輝点により2次元画面を形成する
    ディスプレイ上の複数の調整ポイントに対して各々コン
    バーゼンス調整を行うディスプレイ装置におけるコンバ
    ーゼンス調整装置であって、 0次波形信号たる所定レベルの直流波形信号、前記水平
    及び垂直同期信号に同期した1次波形信号たる鋸波形信
    号、2次波形信号たるパラボラ波形信号及びn次波形信
    号(nは3以上の整数)を夫々発生する基本波形信号発
    生手段と、 前記基本波形信号発生手段により得られた波形信号の各
    々に基づいて複数の前記調整ポイントの内1つの調整ポ
    イントを除く他の調整ポイント各々の前記ディスプレイ
    上の位置において信号レベルがゼロレベルとなる調整用
    波形信号を前記水平及び垂直同期信号に同期して生成す
    る調整用波形信号生成手段と、 コンバーゼンス調整信号に応じて前記調整用波形信号の
    信号レベルを調整してこのレベル調整された信号をコン
    バーゼンス偏向ヨークに供給するレベル調整手段とを有
    することを特徴とするコンバーゼンス調整装置。
  2. 【請求項2】 前記調整ポイントを各々所定数個からな
    る調整ポイント群にグループ分けして前記調整ポイント
    群各々に対して優先順位を設け、この優先順位に応じた
    順番にて前記調整ポイント群に対してコンバーゼンス調
    整を実行することを特徴とする請求項1記載のコンバー
    ゼンス調整装置。
  3. 【請求項3】 赤色用投射管と、緑色用投射管と、青色
    用投射管と、前記投射管各々の映像ビームを水平方向及
    び垂直方向に走査する偏向ヨークと、コンバーゼンス調
    整用のコンバーゼンス偏向ヨークと、2次元画面を形成
    するスクリーン上に前記投射管各々の映像ビームを集光
    して投影する投影レンズとを備えたプロジェクションテ
    レビであって、 0次波形信号たる所定レベルの直流波形信号、水平及び
    垂直同期信号に同期した1次波形信号たる鋸波形信号、
    2次波形信号たるパラボラ波形信号及びn次波形信号
    (nは3以上の整数)を夫々発生する基本波形信号発生
    手段と、 前記基本波形信号発生手段により得られた波形信号の各
    々に基づいて複数の調整ポイントの内1つの調整ポイン
    トを除く他の調整ポイント各々の前記スクリーン上の位
    置において信号レベルがゼロレベルとなる調整用波形信
    号を生成する調整用波形信号生成手段と、 コンバーゼンス調整信号に応じて前記調整用波形信号の
    信号レベルを調整してこのレベル調整された信号を前記
    コンバーゼンス偏向ヨークに供給するレベル調整手段と
    からなるコンバーゼンス調整装置を有し、前記コンバー
    ゼンス調整装置により、複数の前記調整ポイントの内調
    整対象となる1つの調整ポイントのみを独立に移動調整
    できるようにしたことを特徴とするプロジェクションテ
    レビ。
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