JPH0767368A - 同期機の始動装置 - Google Patents

同期機の始動装置

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JPH0767368A
JPH0767368A JP5211309A JP21130993A JPH0767368A JP H0767368 A JPH0767368 A JP H0767368A JP 5211309 A JP5211309 A JP 5211309A JP 21130993 A JP21130993 A JP 21130993A JP H0767368 A JPH0767368 A JP H0767368A
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Masahiko Shibata
雅彦 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期機6の反抗トルクが比較的小さい運転状
態においても、始動装置の出力トルクを低減して安定な
速度制御を実現する。 【構成】 同期機6の周波数信号fs とその目標値との
偏差に基づいて電流基準信号Ir を出力する速度調整器
18、電流検出器19の電流信号Is とIr との偏差に
基づいて順変換器パルス発生器21へ位相制御信号を出
力する電流調整器20、fs とIs と逆変換器出力電圧
を入力し逆変換器4の余裕角が余裕角設定値γ2 となる
よう逆変換器パルス発生器24へ位相制御信号θr2を出
力する余裕角制御器23を備えた始動制御装置に、Ir
に基づいて進み角制御信号θβを出力する逆変換器進み
角制御器31と、θβとθr2を入力し位相のより進んだ
信号を選択して順変換器パルス発生器21へ出力する位
相進み選択回路32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期発電機、同期電動
機などの同期機の始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】同期機の始動装置の従来例を図5に示
す。
【0003】図5において、始動装置電源Vssは、入力
変圧器1、順変換器2、直流リアクトル3、逆変換器
4、交流リアクトル5を介して同期機6に供給される。
順変換器2と逆変換器4は各々サイリスタ素子で構成さ
れた3相整流器である。また、同期機6は界磁巻線7を
持つとともに軸上には速度パルス発生器8が設けられて
いる。さらに、入力変圧器1の1次側には電源位相を検
出するために変圧器9が、同期機6の出力端にはその出
力電圧Vs および位相を検出するために変圧器10がそ
れぞれ設けられ、順変換器2の交流側には電流を検出す
るために変流器11が設けられている。
【0004】一方、同期機6の界磁巻線7には励磁変圧
器12を介して供給される励磁電源Vsfをサイリスタ整
流器13によって整流した界磁電圧が印加され、界磁電
流IF が流れる。また、励磁変圧器12の1次側には位
相を検出するために変圧器14が、サイリスタ整流器1
3の交流側には電流を検出するために変流器15がそれ
ぞれ設けられている。
【0005】さらに、始動制御装置16として、速度検
出器17、速度調整器18、電流検出器19、電流調整
器20、順変換器パルス発生器21、電圧検出器22、
余裕角制御器23、逆変換器パルス発生器24が設けら
れており、速度検出器17は速度パルス発生器8が出力
する同期機6の回転速度に比例した周波数のパルスを入
力し、同期機周波数信号fs を出力する。速度調整器1
8は、同期機周波数信号fs と周波数設定値fr を入力
し、その偏差を増幅し電流基準信号Ir を出力する。電
流検出器19は、変流器11の交流出力を整流し電流信
号Is を出力する。電流調整器20は、電流基準信号I
r と電流信号Is を入力し、その偏差信号を増幅して順
変換器位相制御信号θr1を出力する。順変換器パルス発
生器21は、始動装置電源Vssを変圧器9を介して入力
し、電源位相θ1 を検出するとともに、順変換器位相制
御信号θr1を入力し、θ1 に対応したタイミングで順変
換器2の各サイリスタ素子に順次点孤パルス信号P1
出力する。また、電圧検出器22は同期機6の出力端か
ら変圧器10を介して交流出力を入力、整流し、逆変換
器電圧信号V2 を出力する。余裕角制御器23は、同期
機周波数信号fs と電流信号Is と逆変換器電圧信号V
2 と余裕角設定値γ2 を入力し、余裕角設定値γ2 に対
して逆変換器4の転流重なり角を見込んだ逆変換器位相
制御信号θr2を出力する。逆変換器パルス発生器24
は、変圧器10の交流出力を入力し、同期機6の出力端
における同期電源位相θ2 を検出するとともに、逆変換
器位相制御信号θr2を入力し、θr2に対応したタイミン
グで逆変換器4の各サイリスタ素子に順次点孤パルス信
号P2 を出力する。
【0006】一方、以下の構成要素からなる励磁制御装
置25が設けられている。すなわち、界磁電流設定器2
6は同期機6の起動時の所定の界磁電流設定値Ifrを出
力する。界磁電流検出器27は、変流器15の交流出力
を入力、整流し、界磁電流信号If を出力する。界磁電
流調整器28は、界磁電流設定値Ifrと界磁電流信号I
f を入力し、その偏差信号を増幅し、励磁装置位相制御
信号θrfを出力する。パルス発生器29は、変圧器14
の交流出力を入力し、励磁電源位相θf を検出するとと
もに、励磁装置位相制御信号θrfを入力し、θrfに対応
したタイミングでサイリスタ整流器13の各サイリスタ
素子に順次点孤パルスPf を出力する。
【0007】以上のような構成において、同期機6を加
速する時の始動装置の動作について説明する。
【0008】界磁巻線7には界磁電流設定値Ifrに従い
所定の界磁電流IF が供給される。このとき同期機6に
は、界磁電流IF および同期機6の周波数fに比例した
出力電圧Vs が誘起される。逆変換器4は、この出力電
圧Vs を電源としてインバータ運転を行い始動装置電源
ssからの電力を同期機6に送出する。
【0009】このとき逆変換器4は、余裕角制御器23
により変換器電流Id 、出力電圧Vs 、周波数fが変化
しても余裕角が余裕角設定値γ2 となるように制御さ
れ、転流失敗とならない範囲で高力率運転が行われる。
逆変換器4の直流側には出力電圧Vs と逆変換器位相制
御信号θr2に応じた直流電圧VDC2 が現れるが、このV
DC2 に対して、電流調整器20は変換器電流Id が電流
基準信号If と一致するように順変換器2の位相制御信
号θr1を調整し、順変換器直流電圧VDC1 を制御する。
速度調整器18は、同期機周波数信号fs が周波数設定
値fr と一致するように電流基準信号Ir を増減し、同
期機6を所定の周波数に維持する。
【0010】なお、図5において、入力変圧器1は電圧
レベルの変換および順変換器2のサイリスタ素子を短絡
電流から保護するために、直流リアクトル3は始動装置
電流Id のリップル抑制のために、交流リアクトル5は
逆変換器4のサイリスタ素子を短絡電流から保護するた
めにそれぞれ設けてある。
【0011】このように静止形始動装置によって同期機
6を起動する場合、従来、同期機6の界磁巻線7には始
動装置の運転状態に無関係に一定の界磁電流が供給され
ていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の始動装置には次のような問題がある。
【0013】始動装置の出力トルクTは下記の式[数
1]に示すように、逆変換器4の転流重なり角を無視す
れば同期機6の出力電圧Vs 、変換器置電流Id 、およ
び逆変換器4の余裕角γの余弦に比例し、同期機6の周
波数に反比例する。
【0014】
【数1】T=K・Vs ・Id ・cos γ/f (式中、K:比例定数)従来の始動装置では、界磁電流
設定値Ifrが始動装置の運転状態に依存しない一定の値
であったため、同期機6の界磁電流に比例するVs /f
が一定であり、さらに逆変換器4の余裕角γも余裕角設
定値γ2 の一定値に制御されるため、始動装置の出力ト
ルクTは変換器電流Id に比例していた。
【0015】一方、変換器電流Id は順変換器2と逆変
換器4の各々の直流電圧VDC1 とVDC2 が持つ電圧リッ
プルと直流リアクトル3のインダクタンスに応じた電流
リップルを含んでいる。この電流リップルによって変換
器電流が断続すると安定な制御が行えなくなるため、通
常電流基準信号Ir に下限を設け変換器電流Id の断続
を防いでいた。
【0016】このため、始動装置の出力トルクにはある
下限値が存在し、同期機6の反抗トルクが始動装置の最
小出力トルクより小さい運転状態では、始動装置によっ
て同期機6の周波数fを一定に制御することができなか
った。
【0017】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、同期機6の反抗トルクが比較的小さい運転状態に
おいても、出力トルクを低減して安定な速度制御を実現
する始動装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、交流
を直流に変換する順変換器とこの順変換器の直流出力を
可変周波数の交流電力に変換して同期機に供給する逆変
換器と、この逆変換器の出力電流を調整して同期機の回
転速度を制御する制御手段とを備えた同期機の始動装置
において、出力電流が所定値以下となったとき、逆変換
器の出力位相を調整して同期機の回転速度を制御する位
相調整手段を備えたことを特徴とする。
【0019】また本発明は、交流を直流に変換する順変
換器とこの順変換器の直流出力を可変周波数の交流電力
に変換して同期機に供給する逆変換器と、この逆変換器
の出力電流を調整して同期機の回転速度を制御する制御
手段とを備えた同期機の始動装置において、出力電流が
所定値以下となったとき、同期機の界磁電流を調整して
当該同期機の回転速度を制御する界磁電流調整手段を備
えたことを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明の前者の構成においては、始動装置が最
小出力を要求される場合には、逆変換器の制御進み角を
大きくすることにより、余裕角γも大きくなるため、前
述の式[数1]におけるcos γを小さくすることがで
き、したがって反抗トルクが小さい運転状態においても
変換器電流を断続させることなく同期機を安定に速度制
御することができる。
【0021】また、後者の構成においては、始動装置が
最小出力を要求される場合には、同期機の界磁電流IF
を減らすことにより、界磁電流IF に比例する出力電圧
−周波数比Vs /fを小さくすることができ、変換器電
流を断続させることなく出力トルクを低減できるため、
反抗トルクが小さい運転状態においても同期機の速度一
定制御を安定に行うことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。なお、従来例と共通する部分については同
一符号を付して、重複する説明は省略する。
【0023】図1は、本発明の第1実施例の始動装置を
示すもので、従来例と異なる点は、始動制御装置16′
が従来例の始動制御装置16の構成に加えて逆変換器進
み角制御器31と位相進み選択回路32を備えたことで
ある。逆変換器進み角制御器31と位相進み選択回路3
2は、本発明の請求項1の位相調整手段に相当する。
【0024】逆変換器進み角制御器31は、速度調整器
18から出力される電流基準信号Ir を入力して、進み
角制御信号θβを出力する。例えば図2に示すように、
それぞれ設定値と比較する2個の比較器33、34と、
比較器出力を積分する積分器35と、積分器出力を所定
の範囲に制限する制限器36とで構成される。図2にお
いて、比較器33は、電流基準信号Ir を進み角増設定
値IL1と比較し、Ir≦IL1のときS1U=1、Ir >I
L1のときS1U=0の進み角増信号S1Uを出力する。比較
器34は、電流基準信号Ir を進み角減設定値IL2と比
較し、電流基準信号Ir ≧IL2のときS1D=1、Ir
L2のときS1D=0の進み角減信号S1Dを出力する。積
分器35は、進み角増信号S1Uおよび進み角減信号S1D
を入力し、S1U=1のとき所定の変化率で出力β。を増
加させ、S1D=1のとき所定の変化率で出力β。を減少
させる。制限器36は、積分器出力β。を入力し、所定
の上下限値で制限を設けて進み角制御信号θβを出力す
る。
【0025】ここで、進み角増設定値IL1は電流基準信
号Ir の下限値とし、進み角減設定値IL2はIL1より少
し大きい任意の値をとることができる。また、積分器3
5の出力変化率は制御系の安定性を考慮した値とし、制
限器36の下限は余裕角設定値γ2 、上限は制御対象に
応じて必要な進み角とする。
【0026】位相進み選択回路32は、余裕角制御器2
3の出力θr2と逆変換器進み角制御器31の出力θβ
入力し、位相のより進んだ信号を選択して逆変換器位相
制御信号θr3として逆変換器パルス発生器24に出力す
る。
【0027】次に上記構成の実施例の作用を説明する。
【0028】周波数設定値fr が同期機6の周波数fよ
り小さくなり、その結果速度調整器18の出力である電
流基準信号Ir が下限値IL1となると、逆変換器進み角
制御器31において積分器入力の進み角増信号S1U=1
となり、積分器出力β。が所定の変化率で上昇する。し
たがって、逆変換器進み角制御器31の出力である進み
角制御信号θβが増大することにより、位相進み選択回
路32は進み角制御信号θβを選択し逆変換器位相制御
信号θr3として逆変換器パルス発生器24に出力する。
これにより、逆変換器の制御進み角βが大きくなり、し
たがって余裕角γも大きくなるため、前述の式[数1]
より始動装置の出力トルクTは小さくなる。
【0029】このようにして出力トルクTの減少により
同期機6の周波数fが減少方向に転じ、周波数設定値f
r より小さくなると、速度調整器18により電流基準信
号Ir が増加する。このとき、Ir >IL1となるため、
進み角制御信号θβの増加は止まり、電流基準信号Ir
に比例して出力トルクTは増加する。
【0030】さらに、同期機6の加速のためIr ≧IL2
となると、積分器入力の進み角減信号がS1D=1とな
り、進み角制御信号θβにしたがって逆変換器4の制御
進み角βは減少し、出力トルクTは増加する。そして、
進み角制御信号θβが余裕角制御器23の出力θr2以下
となると、逆変換器4の出力位相は余裕角制御器23の
出力θr2によって余裕角設定値γ2 に制御される。
【0031】すなわち、所定の余裕角設定値γ2 では速
度一定制御が行なえないような出力トルクTの小さい運
転状態では、最終的に電流基準信号Ir はIL1<Ir
L2の範囲に調整され、進み角制御信号θβは余裕角制
御器23の出力θr2より進み位相となる。
【0032】この状態から周波数設定値fr が増加し、
同期機6を再加速するときは、電流基準信号Ir が増加
し、進み角制御信号θβが減少して、逆変換器の出力位
相が余裕角制御器23の出力θr2によって一定に制御さ
れることによって、同期機6は始動装置の最大出力で加
速する。
【0033】以上の説明からも明らかなように、上記実
施例によれば、変換器電流の調整では安定な速度制御が
できない同期機の反抗トルクが小さい運転状態において
も、逆変換器4の出力位相を制御することにより始動装
置の出力トルクを低減して安定な速度制御を実現するこ
とができる。
【0034】図3は、本発明の第2実施例の始動装置を
示すもので、従来例と異なる点は、従来例の始動制御装
置16の構成に加えて速度調整器18から出力される電
流基準信号Ir に基づいて、界磁電流設定値を変更する
励磁量制御器41を備えた始動制御装置16″を設けた
ことである。励磁量制御器41は、請求項2の界磁電流
調整手段を構成する。
【0035】図3において、励磁量制御器41は速度調
整器18から電流基準信号Ir を入力し、Ir の値に応
じて界磁電流減信号S2Dまたは界磁電流増信号S2Uを界
磁電流設定器26へ出力する。S2DおよびS2Uは0また
は1のいずれかの値をもつ論理信号である。界磁電流設
定器26は界磁電流減信号S2Dおよび界磁電流増信号S
2Uを入力し、S2D=1 のときには、界磁電流設定値Ifr
を一定の変化率で減少させ、S2U=1 のときには、界磁
電流設定値Ifrを一定の変化率で増加させて出力する。
【0036】励磁量制御器41の一例を図4に示す。励
磁量制御器41は電流基準信号Irをそれぞれ異なる設
定値と比較する2つの比較器42、43で構成されてい
る。比較器42は電流基準信号Ir を励磁減設定値IL3
と比較し、Ir ≦IL3のときS2D=1、Ir >IL3のと
きS2D=0の界磁電流減信号S2Dを出力する。比較器4
3は電流基準信号Ir を励磁増設定値IL4と比較し、I
r ≧IL4のときS2U=1、Ir <IL4のときS2U=0の
界磁電流増信号S2Uを出力する。
【0037】ここで、励磁減設定値IL3は電流基準信号
r の下限値とし、励磁増設定値IL4はIL3より少し大
きい任意の値をとることができる。また、界磁電流設定
器26の界磁電流設定値Ifrの変化率は制御系の安定性
を考慮した値とし、またIfrには適切な上限値および下
限値を設ける。
【0038】次に上記構成の実施例の作用を説明する。
【0039】周波数設定値fr が同期機6の周波数fよ
り小さくなり、その結果として速度調整器18の出力で
ある電流基準信号Ir がその最小値となり、励磁減設定
値IL3以下となると、励磁量制御器41は界磁電流減信
号S2D=1、界磁電流増信号S2U=0を出力する。これ
に伴い、界磁電流設定値Ifrが漸減し、同期機6の界磁
電流IF が減少するので、IF に比例する同期機6の出
力電圧Vs と周波数fの比Vs /fも減少し、式[数
1]より始動装置の出力トルクTが減少する。
【0040】出力トルクTの減少により同期機6の周波
数fが減少し、周波数設定値fr よりも小さくなると、
速度調整器18により電流基準信号Ir が増加する。こ
のときIr >IL3となるためS2D=0となり界磁電流I
F の減少は止まるため、始動装置の出力トルクTはIr
に比例して増加する。
【0041】同期機6の加速のためIr が励磁増設定値
L4以上になると、励磁量制御器41は界磁電流増信号
2U=1を出力する。これに伴い同期機6の界磁電流I
F が増加し、出力トルクTは一層増加する。
【0042】これにより、所定の界磁電流設定値Ifr
は始動装置の最小出力トルクが反抗トルクを上回り、速
度一定制御が行えない運転点において、最終的に同期機
6の周波数fが周波数設定値fr に一致したときには、
電流基準信号Ir はIL3<Ir <IL4の範囲に入り、こ
のとき同期機6の界磁電流設定値Ifrは所定の値を下回
っている。
【0043】この状態から周波数設定値fr が増加し、
同期機6を再加速するときは、電流基準信号Ir が増加
し、界磁電流IF が所定の値まで復帰することによっ
て、始動装置は最大出力を同期機6に供給するようにな
る。
【0044】以上の説明からも明らかなように、上記実
施例によれば、速度調整器18の電流基準信号Ir に応
じて同期機6の界磁電流IF を増減させるので、同期機
6の反抗トルクが比較的小さい運転状態では界磁電流I
F を低減して同期機6の周波数一定運転を安定に行うこ
とができる。また、同期機6を加速するときは界磁電流
F を所定の値まで増加させて始動装置の最大出力で同
期機6を加速することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来に比べて始動装置の最小出力を低減することができ
る。これにより、同期機の反抗トルクが比較的小さい場
合にも、同期機の周波数一定制御が安定に行えるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の始動装置を示すブロック
図である。
【図2】本発明にかかる逆変換器進み角制御器の構成例
を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2実施例の始動装置を示すブロック
図である。
【図4】本発明にかかる励磁量制御器の構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】始動装置の従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2………順変換器 4………逆変換器 6………同期機 7………界磁巻線 8………速度パルス発生器 16、16′、16″………始動制御装置 18………速度調整器 20………電流調整器 21………順変換器パルス発生器 23………余裕角制御器 24………逆変換器パルス発生器 25………励磁制御装置 26………界磁電流設定器 31………逆変換器進み角制御器 32………位相進み選択回路 33、34、42、43………比較器 35………積分器 36………制限器 41………励磁量制御器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流を直流に変換する順変換器とこの順
    変換器の直流出力を可変周波数の交流電力に変換して同
    期機に供給する逆変換器と、この逆変換器の出力電流を
    調整して前記同期機の回転速度を制御する制御手段とを
    備えた同期機の始動装置において、 前記出力電流が所定値以下となったとき、前記逆変換器
    の出力位相を調整して前記同期機の回転速度を制御する
    位相調整手段を備えたことを特徴とする同期機の始動装
    置。
  2. 【請求項2】 交流を直流に変換する順変換器とこの順
    変換器の直流出力を可変周波数の交流電力に変換して同
    期機に供給する逆変換器と、この逆変換器の出力電流を
    調整して前記同期機の回転速度を制御する制御手段とを
    備えた同期機の始動装置において、 前記出力電流が所定値以下となったとき、前記同期機の
    界磁電流を調整して当該同期機の回転速度を制御する界
    磁電流調整手段を備えたことを特徴とする同期機の始動
    装置。
JP5211309A 1993-08-26 1993-08-26 同期機の始動装置 Withdrawn JPH0767368A (ja)

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