JPH0768217A - 金属表面のコーティング方法 - Google Patents

金属表面のコーティング方法

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JPH0768217A
JPH0768217A JP32225193A JP32225193A JPH0768217A JP H0768217 A JPH0768217 A JP H0768217A JP 32225193 A JP32225193 A JP 32225193A JP 32225193 A JP32225193 A JP 32225193A JP H0768217 A JPH0768217 A JP H0768217A
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JP
Japan
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metal surface
coating
acid
hydrolyzate
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP32225193A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Tsukamoto
英史 塚本
Masahiko Hirono
雅彦 廣野
Yasuo Tanabe
康雄 田▲邉▼
Nobuyuki Matsuzoe
信行 松添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
NOF Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp, Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐候性、耐酸性、耐汚染性、耐擦傷性に優れ
た金属表面を得るコーティング方法を提供する。 【構成】 金属表面をコーティングする方法において、
アルコキシシランの加水分解物とポリエステル樹脂とを
含む液状配合物を金属表面に塗布し、ついで乾燥するこ
とを特徴とする金属表面のコーティング方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属表面のコーティン
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】輸送用機械、なかでも乗用自動車の製造
に当たっては、機械を組み立てた後にその機械の表面に
溶媒等に溶解した塗料を塗布して塗膜を形成し、これに
より自動車の耐候性・耐汚染性・耐腐食性を向上して美
観を保つことが現実に行われている。また、家電、建築
外装の分野でも耐候性、耐酸性、耐汚染性、耐擦傷性の
要求が非常に高くなっている。
【0003】一般に、これらの自動車、家電・建材製品
は組み立てた後に塗布されるが、もしも組み立てる以前
に塗布乾燥し、それに曲げ加工を行って最終製品にもっ
て行く割合が多くできれば、それらの生産性はその分だ
け向上する。だから、金属平板に塗装を形成させてから
曲げ加工を行うことができれば、家電・建材、更には自
動車外板への用途が拡大できるため、塗装の可撓性向上
が強く求められている。
【0004】さらに、現在、酸性雨問題がクローズアッ
プしつつある中で、塗膜をより美しく保つ技術の向上が
求められている。これに応える為に、種々の方法が提案
されているが、必ずしもこれらの要求を十分に満足する
ものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、上
記の要求に応え、さらに可撓性を向上させた金属表面の
コーティング方法を見出すべく、種々検討を行ない本発
明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、金属表面をコーティングする方法において、アルコ
キシシランの加水分解物とポリエステル樹脂とを含む液
状配合物を金属表面に塗布し、ついで乾燥することを特
徴とする金属表面のコーティング方法にある。以下、本
発明を詳細に説明する。
【0007】まず、本発明におけるアルコキシシランの
加水分解物としては、通常、テトラメトキシシラン、テ
トラエトキシシラン、テトラプロポキシシランなどのテ
トラアルコキシシランの部分加水分解物が用いられる。
加水分解反応自体は、公知の方法によることができ、た
とえば、上記テトラアルコキシシランに所定量の水を加
えて酸触媒の存在下に、副生するアルコールを留去しな
がら通常、室温程度〜100℃で反応させる。この反応
によりアルコキシシランは加水分解し、さらに縮合反応
によりヒドロキシル基を2以上有する液状のシリケート
オリゴマー(通常平均重合度2〜8程度、好ましくは3
〜6)が加水分解物として得られる。
【0008】加水分解の程度は、使用する水の量により
適宜調節することができるが、本発明においては通常4
0〜90%程度、好適には60〜80%程度から選ばれ
る。このテトラメトキシシラン加水分解液には通常2〜
10重量%のモノマーが含まれているが、フラッシュ蒸
留、真空蒸留等公知の方法によりモノマー含量を1%以
下、好ましくは0.3%以下になるようモノマーを除去
することにより、安全衛生面とともに配合液の貯蔵安定
性も向上する。本発明においては、この加水分解物に、
ポリエステル樹脂を配合し、液状配合物を得る。
【0009】このポリエステル樹脂としては、無水フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、フマル酸、アジピ
ン酸、コハク酸等の多塩基酸、ラウリン酸、ステアリン
酸等の一塩基酸とエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリメチロールプロパン、グリセリン、ネオペンチルグ
リコール、ペンタエリスリトール、1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール等の多価アルコールと
の縮合物であり、塗料用樹脂として市販されているもの
が使用できる。
【0010】上記加水分解物とポリエステル樹脂との配
合は、次のように行なわれる。すなわち、好適には有機
溶剤が使用されるが、この有機溶剤は加水分解物とポリ
エステル樹脂双方に相溶性を持つものが好適であり、た
とえばアルコール類、あるいはグリコール誘導体、炭化
水素類、エステル類、ケトン類、エーテル類を1種、ま
たは2種以上混合して使用できる。
【0011】アルコール類としては具体的にはメタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、nブタノー
ル、イソブタノール、オクタノール等が挙げられ、グリ
コール誘導体としてはエチレングリコール、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールモノn−プロピル
エーテル、エチレングリコールモノn−ブチルエーテル
等が挙げられる。このうちエタノール、メタノールを使
用すると、特に耐擦傷性に優れた高硬度のコーティング
を得ることができる。
【0012】炭化水素類としてはベンゼン、ケロシン、
トルエン、キシレン等が使用でき、エステル類として、
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセト酢酸メチ
ル、アセト酢酸エチル等が使用できる。アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセチルア
セトン等のケトン類、エチルエーテル、ブチルエーテ
ル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジオキサ
ン、フラン、テトラヒドロフラン等のエーテル類が使用
できる。
【0013】有機溶剤の使用量としては、ポリエステル
樹脂に対して重量で1〜10倍程度が操作性の点が好ま
しい。配合に際しては、おそくとも後述する金属表面へ
のコーティングまでに、触媒が添加され、たとえば、塩
酸、酢酸、硝酸、ギ酸、硫酸、リン酸などの無機酸、パ
ラトルエンスルホン酸、安息香酸、フタル酸などの有機
酸、ジブチルスズジラウリレート、ジブチルスズジオク
チエート、ジブチルスズジアセテート等の有機スズ化合
物、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ触
媒が有効であるが、特に無機酸、有機スズ化合物および
有機酸が有効である。
【0014】加水分解物の配合量は、100重量部に対
して好ましくは50〜300重量部、より好ましくは1
00〜250重量部である。50重量部未満では曲げ剛
性が低下するので好ましくなく、300重量部を超える
と、金属との密着性が低下するので好ましくない。上記
加水分解物、ポリエステル樹脂、(触媒)及び溶剤を含
む配合物は、室温(25℃)で10,000cps以下
の2相分離のない実質的に均一な液状物である。
【0015】本発明においては、この液状配合物を金属
表面にコーティングする。金属としては、軟鋼、アルミ
ニウム、ステンレス等の板状体が挙げられる。コーティ
ングに際しては、通常の霧化塗装、ロールコーター、カ
ーテンフローコーター、浸漬塗装等一般の液状塗料を塗
装する方法で行われる。塗膜厚は用途目的により異なる
が、通常10〜50μm程度から選ばれる。
【0016】コーティングされた金属はついで乾燥され
る。乾燥は室温で可能であるが、通常−20〜300℃
程度、効率の点から好ましくは〜150℃程度まで加熱
して行なわれる。乾燥炉は強制送風か開放型等を使用す
ることができる。乾燥により有機溶剤が揮発し、加水分
解物とポリエステル樹脂の脱水縮合反応が完結し、水分
も揮発する。
【0017】以上のようにしてコーティングされた金属
表面は、耐候性、耐酸性、耐汚染性が良好であり、かつ
高い可撓性を有するので、コーティング後の曲げ加工に
十分耐えうる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により、さらに本発明を詳細に
説明する。なお部及び%は特に断わりのない限り重量部
及び重量%を示す。 実施例1〜3 攪拌機と還流用コンデンサー及び温度計を付けた500
mlの3つ口丸底フラスコに、テトラメトキシシラン2
34grとメタノール74grを加えて混合した後、
0.05%塩酸22.2grを加え、内温度65℃、2
時間加水分解反応を行った。
【0019】次いでコンデンサーを抽出管に取り換え、
内温度が150℃になるまで昇温し、メタノールで抽出
させ更に150℃、3時間加熱し縮合を行った。このよ
うにして加水分解物を得た。重合度は3〜6でヒドロキ
シル基10以上であった。このアルコキシシラン加水分
解物200重量部と下記ポリエステル樹脂A〜Cのいず
れか(それぞれ実施例1〜3)を100重量部との混合
物をキシレン/酢酸ブチル=50/50(重量比)の混
合溶剤300重量部でフォードカップNo.4での流下
時間が約20秒になるように希釈して、クロメート処理
したステンレス板(SUS 304 HLサイズ 70
×150×0.3mm)に乾燥膜厚が約20μmになる
ようにエアースプレーガンで片面に塗装し、室温で15
分間放置してから約180℃に保った電熱式温風乾燥炉
で20分間焼付乾燥させ、室温で24時間放置した後に
各種試験に供した。
【0020】(1)ポリエステル樹脂 ポリエステル樹脂A(東洋紡績(株) "バイロン”20
0) ポリエステル樹脂B(日立化成工業(株) "エスペル”
1102) ポリエステル樹脂C(大日本インキ化学工業(株) "ス
ーパーベッコライト”M−6803−40)
【0021】(2)試験法 鉛筆硬度:JIS K5400 8.4.2 すり傷で
評価 折り曲げ試験:試験片を塗面を外側にして180°折り
曲げ、内側に未塗装の同じ厚さの試験板をはさんで万力
で完全に折り曲げた時ワレ、ハガレが発生しない最小の
試験板枚数で表示 付着性:JIS K5400 8.5.2 碁盤目テー
プ法 すきま1mm 耐酸性:5%H2 SO4 スポットテスト、1ケ月 耐汚染性:JIS K5400 8.10に準ずる。但
し、ふき取りは水を浸した清浄なガーゼで行う。汚染材
料は、JIS S6037に規定するマーキングペンの
油性黒 促進耐候性:JIS K5400 9.8.1サンシャ
インカーボンアーク灯式、3000時間後の光沢保持率 得られた試験結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】[実施例4]実施例1で得られたテトラメ
トキシシラン加水分解物のモノマー含有量は5%であっ
た。引き続き100〜150℃に加熱したジャケットに
テトラメトキシシラン・オリゴマーで煮沸させて、気化
したモノマーを不活性ガスと共に系外に排出する。こう
して得られたテトラメトキシシラン・オリゴマー中のモ
ノマー量は0.2%であった。その後、実施例1と全く
同様にポリエステル樹脂、キシレン/酢酸ブチル溶剤で
配合液を得た。この液は6ケ月経ても増粘が見られなか
った。なお、実施例1で得られた混合液は2月で粘度が
2倍になった。
【0024】
【発明の効果】本発明方法によれば、得られる金属表面
は耐候性、耐酸性等にすぐれ、かつ高い可撓性を有す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田▲邉▼ 康雄 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 三 菱化成株式会社内 (72)発明者 松添 信行 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 三 菱化成株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属表面をコーティングする方法におい
    て、アルコキシシランの加水分解物とポリエステル樹脂
    とを含む液状配合物を金属表面に塗布し、ついで乾燥す
    ることを特徴とする金属表面のコーティング方法。
  2. 【請求項2】 加水分解物中のモノマー量が1重量%以
    下であることを特徴とする請求項1記載の金属表面のコ
    ーティング方法。
JP32225193A 1993-05-17 1993-12-21 金属表面のコーティング方法 Pending JPH0768217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32225193A JPH0768217A (ja) 1993-05-17 1993-12-21 金属表面のコーティング方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11472793 1993-05-17
JP5-114727 1993-05-17
JP32225193A JPH0768217A (ja) 1993-05-17 1993-12-21 金属表面のコーティング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0768217A true JPH0768217A (ja) 1995-03-14

Family

ID=26453407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32225193A Pending JPH0768217A (ja) 1993-05-17 1993-12-21 金属表面のコーティング方法

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JP (1) JPH0768217A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10130576A (ja) * 1996-10-24 1998-05-19 Nof Corp 塗料組成物
JP2002309170A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Nippon Yushi Basf Coatings Kk 塗料組成物、塗装仕上げ方法及び塗装物品
JP2006328424A (ja) * 1996-03-25 2006-12-07 Mitsubishi Chemicals Corp シロキサン化合物及びこれを用いた液状組成物
US9518196B2 (en) 2013-01-04 2016-12-13 Akzo Nobel Coatings International B.V. Polyester silicates

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JPH10130576A (ja) * 1996-10-24 1998-05-19 Nof Corp 塗料組成物
JP2002309170A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Nippon Yushi Basf Coatings Kk 塗料組成物、塗装仕上げ方法及び塗装物品
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