JPH0768952A - 熱転写記録方法 - Google Patents
熱転写記録方法Info
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- JPH0768952A JPH0768952A JP6213268A JP21326894A JPH0768952A JP H0768952 A JPH0768952 A JP H0768952A JP 6213268 A JP6213268 A JP 6213268A JP 21326894 A JP21326894 A JP 21326894A JP H0768952 A JPH0768952 A JP H0768952A
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- transfer sheet
- sheet
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- recording
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱転写シートと被熱転写シートとを重ね合せ
て加熱記録する際に、被熱転写シートの走行速度よりも
小さくすることが出来る様な熱転写方法を提供するこ
と。 【構成】 熱転写シートと被熱転写シートを重ね合せて
加熱して記録する際に、熱転写シートの走行速度を被熱
転写シートの走行速度よりも小さくして記録する熱転写
方法において;上記熱転写シートが、基体シート上に、
加熱により被転写シートに移行する昇華性染料を含有す
るバインダーからなる熱転写層を設けてなる熱転写シー
トであって、前記熱転写層のバインダーが、イソシアネ
ート類と活性水素を有する化合物との反応生成物を含有
することを特徴とする熱転写方法。
て加熱記録する際に、被熱転写シートの走行速度よりも
小さくすることが出来る様な熱転写方法を提供するこ
と。 【構成】 熱転写シートと被熱転写シートを重ね合せて
加熱して記録する際に、熱転写シートの走行速度を被熱
転写シートの走行速度よりも小さくして記録する熱転写
方法において;上記熱転写シートが、基体シート上に、
加熱により被転写シートに移行する昇華性染料を含有す
るバインダーからなる熱転写層を設けてなる熱転写シー
トであって、前記熱転写層のバインダーが、イソシアネ
ート類と活性水素を有する化合物との反応生成物を含有
することを特徴とする熱転写方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写記録方法に関す
る。更に詳しくは、熱転写シートと被熱転写シートを重
ね合せて加熱して記録する際に、熱転写シートの走行速
度を被熱転写シートの走行速度よりも小さくして記録す
るのに適した熱転写記録方法に関する。
る。更に詳しくは、熱転写シートと被熱転写シートを重
ね合せて加熱して記録する際に、熱転写シートの走行速
度を被熱転写シートの走行速度よりも小さくして記録す
るのに適した熱転写記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドにより画像情報に応じて
画像を得るには、従来主として感熱発色紙が用いられて
きた。ところが、感熱発色紙は、得られた画像を長期間
保存すると、消色してきたり、非画像部が発色してきた
りするという致命的な欠点がある。又、カラー印字は2
色までが限界であって、連続的な階調を有するカラー画
像を得ることは不可能であった。
画像を得るには、従来主として感熱発色紙が用いられて
きた。ところが、感熱発色紙は、得られた画像を長期間
保存すると、消色してきたり、非画像部が発色してきた
りするという致命的な欠点がある。又、カラー印字は2
色までが限界であって、連続的な階調を有するカラー画
像を得ることは不可能であった。
【0003】上記の様な問題点を解決する為に、基材シ
ート上に、熱移行性の染料が含まれた熱転写層を設けて
なる熱転写シートが開発され、この熱転写シートは、受
容層を基材シート上に設けてなる被熱転写シートと重ね
合わされて使用される。この様な熱転写シートと被熱転
写シートとを組み合わせて用いることにより、耐久性が
あり、しかも連続的な階調を有するカラー画像を得るこ
とが可能となる。熱転写シートと被熱転写シートとは、
重ね合せて加熱されて記録が行われているが、一般に、
熱転写シートの走行速度と被熱転写シートの走行速度と
は同一速度に制御され、完全に重ね合わされて加熱記録
が行われてきた。
ート上に、熱移行性の染料が含まれた熱転写層を設けて
なる熱転写シートが開発され、この熱転写シートは、受
容層を基材シート上に設けてなる被熱転写シートと重ね
合わされて使用される。この様な熱転写シートと被熱転
写シートとを組み合わせて用いることにより、耐久性が
あり、しかも連続的な階調を有するカラー画像を得るこ
とが可能となる。熱転写シートと被熱転写シートとは、
重ね合せて加熱されて記録が行われているが、一般に、
熱転写シートの走行速度と被熱転写シートの走行速度と
は同一速度に制御され、完全に重ね合わされて加熱記録
が行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】ところが、熱転
写シートの走行速度と被熱転写シートの走行速度とを完
全に一致させて加熱記録を行う場合には、次の様な問題
点が生じている。 (a)被熱転写シートの1部にしか記録が行なわない場
合にも、この被熱転写シートと同じ面積の熱転写シート
が必要となり、この様な場合には、殆ど利用されないま
ま廃棄される熱転写シートが生じてしまい、極めて無駄
なことがある。 (b)加熱記録が終了した後の熱転写シートには、くっ
きりと染料が移行した後が残る為、使用後の熱転写シー
トを見ることによって、記録内容が容易に読み取られて
しまい、機密性の高い記録に熱転写シートを使用する場
合には、使用後の熱転写シートに特別な処理を加えなけ
れば廃棄出来ないという問題点がある。
写シートの走行速度と被熱転写シートの走行速度とを完
全に一致させて加熱記録を行う場合には、次の様な問題
点が生じている。 (a)被熱転写シートの1部にしか記録が行なわない場
合にも、この被熱転写シートと同じ面積の熱転写シート
が必要となり、この様な場合には、殆ど利用されないま
ま廃棄される熱転写シートが生じてしまい、極めて無駄
なことがある。 (b)加熱記録が終了した後の熱転写シートには、くっ
きりと染料が移行した後が残る為、使用後の熱転写シー
トを見ることによって、記録内容が容易に読み取られて
しまい、機密性の高い記録に熱転写シートを使用する場
合には、使用後の熱転写シートに特別な処理を加えなけ
れば廃棄出来ないという問題点がある。
【0005】従って本発明の目的は、上記従来技術の問
題点を解決し、熱転写シートが経済的に使用出来ると共
に機密保持に特別の処理を必要としない熱転写記録方法
を提供することである。
題点を解決し、熱転写シートが経済的に使用出来ると共
に機密保持に特別の処理を必要としない熱転写記録方法
を提供することである。
【0006】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基体シート上
に、加熱により被転写シートに移行する昇華性染料を含
有するバインダーからなる熱転写層を設けてなる熱転写
シートと、被熱転写シートを重ね合せて加熱して記録す
る際に、熱転写シートの走行速度を被熱転写シートの走
行速度よりも小さくして記録することを特徴とする熱転
写記録方法である。
によって達成される。即ち、本発明は、基体シート上
に、加熱により被転写シートに移行する昇華性染料を含
有するバインダーからなる熱転写層を設けてなる熱転写
シートと、被熱転写シートを重ね合せて加熱して記録す
る際に、熱転写シートの走行速度を被熱転写シートの走
行速度よりも小さくして記録することを特徴とする熱転
写記録方法である。
【0007】
【作用】本発明によれば、以下の如き作用が奏される。 (a)被熱転写シートよりも少ない面積の熱転写シート
によって、所望の加熱記録が達成され、熱転写シートの
有効利用が図られると共に、熱転写シートの無駄が少な
くなる。 (b)加熱記録に使用した後の熱転写シートを見ても、
直ちにはどの様な記録が行われたかが判明しなくなる。
によって、所望の加熱記録が達成され、熱転写シートの
有効利用が図られると共に、熱転写シートの無駄が少な
くなる。 (b)加熱記録に使用した後の熱転写シートを見ても、
直ちにはどの様な記録が行われたかが判明しなくなる。
【0008】
【好ましい実施態様】以下に好ましい実施態様を図解的
に示す図面に基づいて本発明を更に詳細に説明する。本
発明において使用する熱転写シート1は、図1に示す様
に、基材シート2の一面に熱転写層3が設けられてい
る。基材シートとしては、ポリエステルフイルム、ポリ
スチレンフイルム、ポリサルフォンフイルム、ポリビニ
ルアルコールフイルム、セロファン等のフイルムが用い
られ、特に耐熱性の点からポリエステルフイルムが好ま
しい。その厚みは0.5〜50μm、好ましくは3〜1
0μmであることが望ましい。
に示す図面に基づいて本発明を更に詳細に説明する。本
発明において使用する熱転写シート1は、図1に示す様
に、基材シート2の一面に熱転写層3が設けられてい
る。基材シートとしては、ポリエステルフイルム、ポリ
スチレンフイルム、ポリサルフォンフイルム、ポリビニ
ルアルコールフイルム、セロファン等のフイルムが用い
られ、特に耐熱性の点からポリエステルフイルムが好ま
しい。その厚みは0.5〜50μm、好ましくは3〜1
0μmであることが望ましい。
【0009】熱転写層3は、加熱により被熱転写シート
に移行する染料とバインダーとから構成される。加熱に
より被熱転写シートに移行する染料は、熱昇華性の分散
染料であることが望ましく、約150〜400程度の分
子量を有することが望ましい。この染料は、熱昇華温
度、色相、耐候性及びバインダー樹脂中での安定性等を
考慮して選択され、具体的には次の様なものが例示され
る。
に移行する染料とバインダーとから構成される。加熱に
より被熱転写シートに移行する染料は、熱昇華性の分散
染料であることが望ましく、約150〜400程度の分
子量を有することが望ましい。この染料は、熱昇華温
度、色相、耐候性及びバインダー樹脂中での安定性等を
考慮して選択され、具体的には次の様なものが例示され
る。
【0010】Miketon Polyster Ye
llow−YL(三井東圧製、C.I.Dispers
e Yellow−42)、Kayaset Yell
ow−G(日本化薬製、C.I.Disperse Y
ellow 77)、PTY−52(三菱化成製、C.
I.Solvent Yellow 14−1)、Mi
keton Polyester Red BSF(三
井東圧製、C.I.Disperse Red 11
1)、Kayaset Red B(日本化薬製、C.
I.Disperse Red B)、PTR−54
(三菱化成製、C.I.Disperse Red 5
0)、Miketon PolysterBlue F
BL (三井東圧製、C.I.Disperse Bl
ue 56)、PTB−67(三菱化成製、C.I.D
isperse Blue 241)、Kayaset
Blue−906(日本化薬製、C.I.Solve
ntBlue−12)。
llow−YL(三井東圧製、C.I.Dispers
e Yellow−42)、Kayaset Yell
ow−G(日本化薬製、C.I.Disperse Y
ellow 77)、PTY−52(三菱化成製、C.
I.Solvent Yellow 14−1)、Mi
keton Polyester Red BSF(三
井東圧製、C.I.Disperse Red 11
1)、Kayaset Red B(日本化薬製、C.
I.Disperse Red B)、PTR−54
(三菱化成製、C.I.Disperse Red 5
0)、Miketon PolysterBlue F
BL (三井東圧製、C.I.Disperse Bl
ue 56)、PTB−67(三菱化成製、C.I.D
isperse Blue 241)、Kayaset
Blue−906(日本化薬製、C.I.Solve
ntBlue−12)。
【0011】本発明において使用するバインダーとして
は、熱転写記録時に、熱転写層が被転写材に移行或は剥
ぎ取られないバインダーであればいずれのバインダーで
も使用することが出来る。本発明において特に好ましい
バインダーは、イソシアネート類と活性水素を有する化
合物との反応生成物から構成されている。イソシアネー
ト類としては、ジイソシアネート又はトリイソシアネー
トが用いられ、これらは単独で又は混合して用いられ
る。具体的には、次の様な化合物が用いられる。パラフ
ェニレンジイソシアネート、1−クロロ−2,4−フェ
ニレンジイソシアネート、2−クロロ−1,4−フェニ
レンジイソシアネート、2,4−トルエンジイソシアネ
ート、2,6−トルエンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、4,4’−ビフェニレンジイソ
シアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、
4,4’,4”−トリメチル−3,3’,2’−トリイ
ソシアネート−2,4,6−トリフェニルシアヌレート
等。
は、熱転写記録時に、熱転写層が被転写材に移行或は剥
ぎ取られないバインダーであればいずれのバインダーで
も使用することが出来る。本発明において特に好ましい
バインダーは、イソシアネート類と活性水素を有する化
合物との反応生成物から構成されている。イソシアネー
ト類としては、ジイソシアネート又はトリイソシアネー
トが用いられ、これらは単独で又は混合して用いられ
る。具体的には、次の様な化合物が用いられる。パラフ
ェニレンジイソシアネート、1−クロロ−2,4−フェ
ニレンジイソシアネート、2−クロロ−1,4−フェニ
レンジイソシアネート、2,4−トルエンジイソシアネ
ート、2,6−トルエンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、4,4’−ビフェニレンジイソ
シアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、
4,4’,4”−トリメチル−3,3’,2’−トリイ
ソシアネート−2,4,6−トリフェニルシアヌレート
等。
【0012】上記イソシアネート類と反応してバインダ
ー樹脂を形成する、活性水素を有する化合物としては、
ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール及びポリウ
レタンポリオール等の高分子量であり、且つイソシアネ
ート類との反応サイトである−OH基或は−COOH基
を多く含有するものが好ましい、上記の化合物のうち、
特に分子量が60,000〜200,000、ガラス転
移温度が60〜110℃、含有するビニルアルコール部
分の重量が15〜40%であるポリビニルブチラールが
好ましい。
ー樹脂を形成する、活性水素を有する化合物としては、
ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール及びポリウ
レタンポリオール等の高分子量であり、且つイソシアネ
ート類との反応サイトである−OH基或は−COOH基
を多く含有するものが好ましい、上記の化合物のうち、
特に分子量が60,000〜200,000、ガラス転
移温度が60〜110℃、含有するビニルアルコール部
分の重量が15〜40%であるポリビニルブチラールが
好ましい。
【0013】イソシアネート類と、上記の様な活性水素
を有する化合物とは、加熱等により反応して耐熱性並び
に機械的強度に優れた樹脂を形成する。イソシアネート
類と活性水素を有する化合物との反応生成物は、耐熱性
並びに機械的強度に優れている為、この反応生成物を熱
転写層のバインダーとして用いる場合には、熱転写シー
トと被熱転写シート間に摩擦が生じて熱が発生しても、
熱転写シートの熱転写層が被熱転写シートの受容層に付
着して転移してしまうことはなくなる。
を有する化合物とは、加熱等により反応して耐熱性並び
に機械的強度に優れた樹脂を形成する。イソシアネート
類と活性水素を有する化合物との反応生成物は、耐熱性
並びに機械的強度に優れている為、この反応生成物を熱
転写層のバインダーとして用いる場合には、熱転写シー
トと被熱転写シート間に摩擦が生じて熱が発生しても、
熱転写シートの熱転写層が被熱転写シートの受容層に付
着して転移してしまうことはなくなる。
【0014】上記の様に熱転写層3は、加熱により被熱
転写シートに移行する染料と、イソシアネート類と活性
水素を有する化合物との反応生成物とから成っている
が、各成分は次の様な量的関係で存在する。イソシアネ
ート類は、活性水素を有する化合物100重量部に対し
て、1〜100重量部の量で用いられる。染料は、活性
水素を有する化合物100重量部に対して、10〜20
0重量部の量で用いられる。この染料の量は、熱転写シ
ートの走行速度と被熱転写シートの走行速度との比に応
じて上記の範囲内で変化する。即ち、熱転写シートの走
行速度と被熱転写シートの走行速度との比が小さくなれ
ばなるほど、即ち、熱転写シートの走行速度が被熱転写
シートの走行速度に比して遅くなればなるほど、染料の
存在量を多くすることが好ましい。
転写シートに移行する染料と、イソシアネート類と活性
水素を有する化合物との反応生成物とから成っている
が、各成分は次の様な量的関係で存在する。イソシアネ
ート類は、活性水素を有する化合物100重量部に対し
て、1〜100重量部の量で用いられる。染料は、活性
水素を有する化合物100重量部に対して、10〜20
0重量部の量で用いられる。この染料の量は、熱転写シ
ートの走行速度と被熱転写シートの走行速度との比に応
じて上記の範囲内で変化する。即ち、熱転写シートの走
行速度と被熱転写シートの走行速度との比が小さくなれ
ばなるほど、即ち、熱転写シートの走行速度が被熱転写
シートの走行速度に比して遅くなればなるほど、染料の
存在量を多くすることが好ましい。
【0015】上記の様な熱転写層3が基材シート2上に
設けられてなる熱転写シート1は、場合によっては、熱
転写層3が設けられていない基材シートの面上に、耐熱
保護層を有していることが好ましい。以上の様な構成を
有する熱転写シート1は、被熱転写シートと重ね合せて
用いられるが、熱転写シートの走行速度と被熱転写シー
トの走行速度との比は、1〜0.02の範囲であること
が好ましい。前述の速度比が0.02未満であると、被
熱転写シート上に形成される記録の印字濃度が低下しす
ぎることがある為に好ましくない。尚、被熱転写シート
としては、従来既知のものが広く用いられ得る。
設けられてなる熱転写シート1は、場合によっては、熱
転写層3が設けられていない基材シートの面上に、耐熱
保護層を有していることが好ましい。以上の様な構成を
有する熱転写シート1は、被熱転写シートと重ね合せて
用いられるが、熱転写シートの走行速度と被熱転写シー
トの走行速度との比は、1〜0.02の範囲であること
が好ましい。前述の速度比が0.02未満であると、被
熱転写シート上に形成される記録の印字濃度が低下しす
ぎることがある為に好ましくない。尚、被熱転写シート
としては、従来既知のものが広く用いられ得る。
【0016】被熱転写層に用いられる樹脂としては、エ
ステル結合、ウレタン結合、アミド結合、尿素結合、C
−CN結合、C−Cl結合等の極性基を有する合成樹脂
が用いられる。更に具体的にはポリエステル樹脂、ポリ
アクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
酢酸ビニル樹脂、スチレンアクリレート樹脂等のエステ
ル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂
或は極性の高い結合を有する樹脂としてのポリ塩化ビニ
ル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等が用いられる。
ステル結合、ウレタン結合、アミド結合、尿素結合、C
−CN結合、C−Cl結合等の極性基を有する合成樹脂
が用いられる。更に具体的にはポリエステル樹脂、ポリ
アクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
酢酸ビニル樹脂、スチレンアクリレート樹脂等のエステ
ル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂
或は極性の高い結合を有する樹脂としてのポリ塩化ビニ
ル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等が用いられる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。実施例1 下記組成の熱転写層形成用インキ組成物を調製し、この
組成物をミヤバー#12にて、予め背面に耐熱処理が施
こされたポリエチレンフタレートフイルム(9μm厚、
東洋紡 S−PET)上に塗布乾燥し、次いで40℃に
て4日間反応硬化させた。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。実施例1 下記組成の熱転写層形成用インキ組成物を調製し、この
組成物をミヤバー#12にて、予め背面に耐熱処理が施
こされたポリエチレンフタレートフイルム(9μm厚、
東洋紡 S−PET)上に塗布乾燥し、次いで40℃に
て4日間反応硬化させた。
【0018】 ポリビニルブチラール(積水化学、エスレック BX−1) 5重量部 分散染料 KST−B−136(日本化薬) 5重量部 ジイソシアネート タケネートD−110N(武田薬品) 0.5重量部 メチルエチルケトン/トルエン混合溶媒(重量比1:1) 60重量部 次いで、下記組成の受容層形成用インキ組成物を調製
し、この組成物をミヤバー#36にて王子油化製合成紙
YUPO・FPG#150上に、塗布及び乾燥して、
被熱転写シートを得た。 バイロン103(東洋紡製 ポリエステル樹脂) 10重量部 トルエン 45重量部 メチルエチルケトン 45重量部 (乾燥塗布量 約4.0g/m2 )。
し、この組成物をミヤバー#36にて王子油化製合成紙
YUPO・FPG#150上に、塗布及び乾燥して、
被熱転写シートを得た。 バイロン103(東洋紡製 ポリエステル樹脂) 10重量部 トルエン 45重量部 メチルエチルケトン 45重量部 (乾燥塗布量 約4.0g/m2 )。
【0019】上記熱転写シートの熱転写層と、被熱転写
シートの受容層とが向かい合う様に重ね合せ、被熱転写
シートを10mm/secのスピードで走行させ、一
方、熱転写シートをこれと同速度、1/2倍、1/4倍
及び1/10倍の速度で夫々走行させ、且つ8本/mm
のサーマルヘッドにより75mj/mm2 の印加エネル
ギーを背面から加えて記録を行った。転写後の被熱転写
シートの受容層を観察しても、何らバインダー等の転移
は発生しなかった(測定器 マクベスRD−918)。
又、転写層と受容層の摩擦等も小さく、良好な走行性を
示した。
シートの受容層とが向かい合う様に重ね合せ、被熱転写
シートを10mm/secのスピードで走行させ、一
方、熱転写シートをこれと同速度、1/2倍、1/4倍
及び1/10倍の速度で夫々走行させ、且つ8本/mm
のサーマルヘッドにより75mj/mm2 の印加エネル
ギーを背面から加えて記録を行った。転写後の被熱転写
シートの受容層を観察しても、何らバインダー等の転移
は発生しなかった(測定器 マクベスRD−918)。
又、転写層と受容層の摩擦等も小さく、良好な走行性を
示した。
【0020】実施例2 ポリビニルブチラール(エスレック BX−1) 5重量部 分散染料 PTY−52(三菱化成) 2重量部 メチルエチルケトン/トルエン混合溶媒(1:1) 60重量部 ジイソシアネート(コロネート L 日本ポリウレタン) 0.8重量部 上記組成の熱転写層形成用インキ組成物を、9μm厚の
コンデンサーペーパー上にミヤバー#10にて塗布及び
乾燥して、次いで40℃にて4日間エージングを行なっ
て熱転写シートを作成した。次いで、実施例1と同様な
条件で印字したところ、良好な走行性を示した。
コンデンサーペーパー上にミヤバー#10にて塗布及び
乾燥して、次いで40℃にて4日間エージングを行なっ
て熱転写シートを作成した。次いで、実施例1と同様な
条件で印字したところ、良好な走行性を示した。
【0021】実施例3 下記組成の熱転写層形成用インキ組成物を用いた以外
は、実施例1と同様にして、熱転写シートを作成した
後、被熱転写シートと組み合わせて加熱印字を行った。 アクリルポリオール 5重量部 ジイソシアネート(コロネートL 日本ポリウレタン) 0.5重量部 分散染料(Red−G 三井東圧) 1.5重量部 エチルメチルケトン/トルエン混合溶媒(1:1) 60重量部 熱転写シートと被熱転写シートとの速度比を1、1/
2、1/5及び1/10としたところ、転写後の受容層
にも、転写シートの熱転写層の付着は全く認められず、
両シートは良好な走行性を示した。
は、実施例1と同様にして、熱転写シートを作成した
後、被熱転写シートと組み合わせて加熱印字を行った。 アクリルポリオール 5重量部 ジイソシアネート(コロネートL 日本ポリウレタン) 0.5重量部 分散染料(Red−G 三井東圧) 1.5重量部 エチルメチルケトン/トルエン混合溶媒(1:1) 60重量部 熱転写シートと被熱転写シートとの速度比を1、1/
2、1/5及び1/10としたところ、転写後の受容層
にも、転写シートの熱転写層の付着は全く認められず、
両シートは良好な走行性を示した。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば以下の様な効果が奏され
る。 (I)被熱転写シートよりも少ない面積の熱転写シート
によって記録が達成され、熱転写シートの有効利用が図
られると共に熱転写シートの無駄がなくなる。 (II)加熱記録に使用した後の熱転写シートを見て
も、直ちにはどの様な記録が行われたかが判明しにくく
なる。
る。 (I)被熱転写シートよりも少ない面積の熱転写シート
によって記録が達成され、熱転写シートの有効利用が図
られると共に熱転写シートの無駄がなくなる。 (II)加熱記録に使用した後の熱転写シートを見て
も、直ちにはどの様な記録が行われたかが判明しにくく
なる。
【0023】
【図1】本発明に係る熱転写シートの断面図である。
1……熱転写シート 2……基材 3……熱転写層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 17/06 31/00 C 9121−2H B41M 5/26 101 L 9121−2H 101 J
Claims (5)
- 【請求項1】 基体シート上に、加熱により被転写シー
トに移行する昇華性染料を含有するバインダーからなる
熱転写層を設けてなる熱転写シートと、被熱転写シート
を重ね合せて加熱して記録する際に、熱転写シートの走
行速度を被熱転写シートの走行速度よりも小さくして記
録することを特徴とする熱転写記録方法。 - 【請求項2】 バインダーが、イソシアネート類と活性
水素を有する化合物との反応生成物である請求項1に記
載の熱転写記録方法。 - 【請求項3】 活性水素を有する化合物が、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルホルマール、ポリエステルポリ
オール、ポリエーテルポリオール及びポリウレタンポリ
オールからなる群から選択される請求項2に記載の熱転
写記録方法。 - 【請求項4】 イソシアネート類が、ジイソシアネート
又はトリイソシアネートである請求項2に記載の熱転写
記録方法。 - 【請求項5】 熱転写層中に染料が、活性水素を有する
化合物100重量部に対して、10〜200重量部の量
で用いられている請求項1に記載の熱転写記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6213268A JP3026411B2 (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 熱転写記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6213268A JP3026411B2 (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 熱転写記録方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59228243A Division JPS61106296A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 熱転写シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768952A true JPH0768952A (ja) | 1995-03-14 |
| JP3026411B2 JP3026411B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=16636293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6213268A Expired - Lifetime JP3026411B2 (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 熱転写記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3026411B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539378A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-sensitive transcription recording material |
| JPS58215397A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-14 | Sony Corp | 気化性色素組成物 |
| JPS59129196A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 熱転写インクフイルムを用いた記録方法 |
| JPS59152895A (ja) * | 1983-02-18 | 1984-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 転写用カラ−シ−ト |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP6213268A patent/JP3026411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539378A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-sensitive transcription recording material |
| JPS58215397A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-14 | Sony Corp | 気化性色素組成物 |
| JPS59129196A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 熱転写インクフイルムを用いた記録方法 |
| JPS59152895A (ja) * | 1983-02-18 | 1984-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 転写用カラ−シ−ト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3026411B2 (ja) | 2000-03-27 |
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