JPH076949Y2 - 人形の腕振り構造 - Google Patents

人形の腕振り構造

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JPH076949Y2
JPH076949Y2 JP7462990U JP7462990U JPH076949Y2 JP H076949 Y2 JPH076949 Y2 JP H076949Y2 JP 7462990 U JP7462990 U JP 7462990U JP 7462990 U JP7462990 U JP 7462990U JP H076949 Y2 JPH076949 Y2 JP H076949Y2
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義典 後藤
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、人形の腕を上下方向に揺動駆動可能に設けた
人形の腕振り構造に関する。
(従来の技術) 近年、からくり時計に代表されるように、人形等の装飾
体を備えた時計が多用されている。この種の時計におい
て、人形の腕を上下方向に揺動駆動可能に設けた人形の
腕振り構造としては、例えば第6図に示すものが知られ
ている。この第6図に示す従来の腕振り構造は、人形に
備えられた腕を、ロータマグネット及びヨークで上下方
向に回転駆動させるものが一般的である。
これを具体的に説明すると、人形1の中には、ハンマ2
を持った腕3を回転させるためのロータマグネット4
と、該ロータマグネット4に反発力を与えるためにコイ
ルの巻かれたヨーク5が設けられている。そして、制御
回路(図示せず)から送出された人形駆動電流により、
ヨーク5は電流が流れている間だけ磁石となり、励磁さ
れたヨーク5とロータマグネット4とが同じ磁極であれ
ば、そこに反発力を生じて、ロータマグネット4が回転
し、そのため、該ロータマグネット4と一体的に回転す
るように取付けられている腕3が回って、ハンマ2が棒
鈴6に打ちつけられる。また、駆動電流を切ると、ヨー
ク5の磁石が消滅し、腕3は自重により元の位置に戻
る。上記パターンを断続的に繰り返すことにより、人形
1が棒鈴6を叩く動作が繰り返される。
(考案が解決しようとする課題) このように、第6図にて示したような片腕3のみを駆動
する人形であれば、ロータマグネット4及びヨーク5は
各々一個でよい。しかし、例えば、ドラムを両腕で叩く
人形の場合には、各々の腕を駆動するためのロータマグ
ネット4及びヨーク5が2組必要となり、その結果、駆
動部及びこれを構成する部品点数が増え、組立工数の増
大やコスト高を招来する。
本考案は、上記問題点を解決することを課題としてなさ
れたものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案は、人形に備えられた腕を上下方向に
揺動駆動可能に設けた人形の腕振り構造を改良して、こ
の種の腕振り構造のものに、 正・逆両方向に選択的に流される電流によってN・S両
極に選択的に励磁されるステータと、 励磁された前記ステータによって正・逆両方向に選択的
に回転駆動されるロータと、 前記ロータのロータ軸に取付けられる駆動棒と、 人形の前記腕に取付けられ、その先端部が屈曲形成され
たリンクと、 を備え、前記ロータの回転駆動により前記駆動棒が回動
して、該駆動棒が前記リンクの先端部を押圧し、この押
圧により人形の前記腕が揺動するようにした人形の腕振
り構造を提供するものである。
(作用) 上記本考案の構成によれば、ロータの回転時において、
該ロータと一体に回転する駆動棒が、腕のリンクの先端
部を押圧して、該腕に回転力を付与する。リンク先端部
の押圧が解除されると、腕は自重で元の位置に戻る。
そして、このような構成の腕振り構造体を両方の腕に設
けておくと、上記ロータを逆回転させることにより、他
方の腕をも駆動することとなる。したがって、一方の腕
のリンク先端部のみ押圧すれば片方の腕を、また両方の
腕のリンク先端部を交互に押圧すれば両方の腕を、それ
ぞれ駆動する。このようにして、上記ロータの正逆回転
は、人形の両腕を交互に、又は片腕のみを、いずれも上
下に揺動駆動させるものとなる。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、11は人形、12a,12bは上記
人形11の腕であり、これらの腕12a,12bの基部は人形11
の肩部に枢着されている。この枢着部を符号13a,13bで
示している。これらの腕12a,12bは、通常時(静止時)
には自重により降下し水平方向に突き出た状態に位置し
ており、この状態は人形11の適宜部分で支えられてい
る。そして、腕12a,12bは、当該状態から上方へのみ駆
動可能な構造とされている。すなわち、これらの腕12a,
12bは、水平方向に突き出る形態位置と、斜め上方へ突
き出る形態位置との間を、揺動可能に設けられている。
14a,14bはリンクで、前記腕12a,12bの基部に下方に突出
するようにして固着されている。リンク14a,14bの先端
部15a,15bは、突出する腕とは逆の方向に屈曲形成され
ており、この実施例では、全体がくの字状に屈曲形成さ
れている。なお、この屈曲形状は、くの字形状のほか、
適宜任意の形状を採ることができる。そして、この屈曲
形成された先端部15a,15bを備えたリンク14a,14bは、後
述する駆動棒20の押圧力の受け部として供される。
前記人形11内には、前記両腕12a,12bを選択的に回転駆
動させるために、ステータ16及びロータ17が配設されて
いる。このステータ16にはコイル18が巻かれており、該
コイル18に正・逆いずれかの電流を流すことによって、
ステータ16は選択的にN・S両極に励磁される。また、
ロータ17は、ロータ軸19を前方へ突出状に固着してお
り、該ロータ軸19の先端に駆動棒20の中央部が固着され
ている。つまり、ロータ17の回転時に、ロータ軸19及び
駆動棒20が一体的に回転し、駆動棒20の一方端部21a又
は21bが、前記リンク14a,14bのいずれかの先端部15a又
は15bに当接し、これを押圧する構成とされている。22
は、人形の適位部位に設けられたストッパで、腕12a,12
bの回転時に生じる慣性力によって、腕12a,12bが90度以
上回転するのを阻止するものである。
次に腕12a,12bの動作について説明する。
コイル18に電流が流れていない時は、ステータ16が励磁
しておらず、第3図(イ)(ロ)(ハ)の状態となって
いる。ここで、第3図(イ)は人形を左側から見たも
の、(ロ)は正面から、また、(ハ)は右側から見た図
である。
コイル18に一定方向の電流を流すと、ステータ16が励磁
され、ステータ16の磁力とロータ17の磁力が反発し合
い、第4図(イ)(ロ)(ハ)に示すように、駆動棒20
が回転し、リンク14の先端部15を押圧して左腕12aを回
す。このとき、右腕12bは、駆動棒20とリンク14bの先端
部15bとが当接していないため動かない。また、この状
態において、駆動棒20の一方端部21bは、ストッパ22
(第1図参照)に当接しており、これにより駆動棒20の
爾後の回転は阻止される。
このように、第3図に示す駆動棒20の水平状態位置か
ら、第4図に示す駆動棒20の45°回動状態位置への駆動
により、人形11の左腕12aのみを揺動駆動させることが
できる。
第5図(イ)(ロ)(ハ)は、コイル18に逆方向に電流
を流した場合を示し、この場合は、右腕12bが上方へ回
動駆動する。そして、電流を切ると、右腕12bは自重に
より元の位置へ戻る。
この場合は、第3図に示す駆動棒20の水平状態位置か
ら、第5図に示す駆動棒20の逆45°回動状態位置への駆
動により、人間11の右腕12bのみを揺動駆動させること
ができる。
また、コイル18に流す電流の方向を正逆連続して変え、
駆動棒20を第4図及び第5図の位置に迄、交互に回動さ
せることによって、左右の腕12a,12bを交互に揺動駆動
させることができる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成され、ロータの回転
時において、該ロータと一体に回転する駆動棒が、腕の
リンクの先端部を押圧するので、該腕に回転力を付与す
ることができる。そして、リンク先端部の押圧が解除さ
れると、腕は自重で元の位置に戻る。このように、本考
案によれば、駆動棒及びリンクのみの簡易な構成にて腕
の揺動駆動を行うことができる。
とりわけ、このような構成の腕振り構造体を両方の腕に
設けておくと、上記ロータを逆回転させることにより、
他方の腕をも駆動することができる。しかも、他方の腕
を駆動するのに別途駆動装置を必要とせず、ロータによ
り回転する駆動棒によって、いずれかの腕、又は両方の
腕に回転力を付与できる構成であるため、1個のロータ
及びステータを備えだけですみ、部品点数の増加を可及
的に押さえることができ、ひいてはコスト高となるのを
阻止できる等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は腕振り構造を示す斜視図、第2図(イ)は同正
面図、第2図(ロ)は側面図、第3図(イ)(ロ)
(ハ)、第4図(イ)(ロ)(ハ)、第5図(イ)
(ロ)(ハ)は腕振り動作の説明図で、(イ)は左側面
図、(ロ)は正面図、(ハ)は右側面図、第6図は従来
例を示す人形の一部破断側面図である。 11……人形、12a,12b……腕 14a,14b……リンク、16……ステータ 17……ロータ、20……駆動棒
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 31/08 E G04B 45/00 U

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人形に備えられた腕を上下方向に揺動駆動
    可能に設けた人形の腕振り構造において、 正・逆両方向に選択的に流される電流によってN・S両
    極に選択的に励磁されるステータと、 励磁された前記ステータによって正・逆両方向に選択的
    に回転駆動されるロータと、 前記ロータのロータ軸に取付けられる駆動棒と、 人形の前記腕に取付けられ、その先端部が屈曲形成され
    たリンクと、 を備え、前記ロータの回転駆動により前記駆動棒が回動
    して、該駆動棒が前記リンクの先端部を押圧し、この押
    圧により人形の前記腕が揺動することを特徴とする人形
    の腕振り構造。
JP7462990U 1990-07-13 1990-07-13 人形の腕振り構造 Expired - Fee Related JPH076949Y2 (ja)

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JPH0432794U JPH0432794U (ja) 1992-03-17
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