JPH0769900A - 水溶性抗癌剤 - Google Patents

水溶性抗癌剤

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JPH0769900A
JPH0769900A JP5216059A JP21605993A JPH0769900A JP H0769900 A JPH0769900 A JP H0769900A JP 5216059 A JP5216059 A JP 5216059A JP 21605993 A JP21605993 A JP 21605993A JP H0769900 A JPH0769900 A JP H0769900A
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昌幸 横山
Kazunori Kataoka
一則 片岡
Mitsuo Okano
光夫 岡野
Yasuhisa Sakurai
靖久 桜井
隆 ▲勢▼藤
Takashi Seto
Shigeto Fukushima
重人 福島
Yoshimi Yamada
好美 山田
Hisao Yokumoto
久雄 浴本
Kazuya Okamoto
一也 岡本
Yoko Mashiba
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック共重合体と、アドリアマイシンとの
複合体からなる水溶性抗癌剤の抗癌活性の改良。 【構成】 式(1)、(2)またはこれらの塩の構造を
有するブロック共重合体と、アドリアマイシンとの複合
体からなる水溶性抗癌剤。 【化1】 (R1 は水素または低級アルキル基、R2 は結合基、R
3 はメチレン基またはエチレン基、Yは水素または保護
基、Rは水酸基またはアドリアマイシンの残基を表し、
nは5〜1,000、mは2〜300、xは0〜300
の整数を示すが、xはmより大きくない。) 【効果】 本発明の水溶性抗癌剤は、良好な水溶性を有
し、しかも遊離のアドリアマイシンに比較して低い毒性
の範囲でも高い抗腫瘍効果を示す。また、従来の水溶性
高分子化抗癌剤に比べ、低い投与量で同等の抗癌活性を
示すことより、本発明により極めて有用な医薬を提供で
きるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロック共重合体と、
アドリアマイシンとの複合体からなる水溶性抗癌剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】親水性高分子構造部分とアドリアマイシ
ンを結合せしめた高分子構造部分とを有するブロック共
重合体からなる水溶性高分子化抗癌剤については、特開
平2−300133号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−30013
3号公報に記載された方法によって得られる水溶性高分
子化抗癌剤は優れた抗癌活性を示すが、至適投与量がア
ドリアマイシンに比べかなり高くなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記水溶
性高分子化抗癌剤の抗癌活性を改良するために鋭意検討
した結果本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、(1)式(1)、(2)
またはこれらの塩の構造を有するブロック共重合体と、
アドリアマイシンとの複合体からなる水溶性抗癌剤、
【0006】
【化3】
【0007】(式中、R1 は水素または低級アルキル基
を表し、R2 は結合基を表し、R3 はメチレン基または
エチレン基を表し、Yは水素または保護基を表し、また
Rはそれぞれ独立して水酸基または式(3)の構造を有
するアドリアマイシンの残基を表すものとし、nは5〜
1,000、mは2〜300、xは0〜300の整数を
示すが、xはmより大きくないものとする。)
【0008】
【化4】
【0009】(2)ブロック共重合体が、ポリエチレン
グリコール構造部分を外側に、ポリアミノ酸またはその
塩構造部分を内側とするミセルを形成し、ミセル内にア
ドリアマイシンを含有するものである上記(1)記載の
水溶性抗癌剤、(3)R1 がメチル基である上記(1)
または(2)記載の水溶性抗癌剤、(4)R2 が炭素数
2〜4のアルキレン基である上記(1)、(2)または
(3)記載の水溶性抗癌剤、(5)R3 がメチレン基で
ある上記(1)、(2)、(3)または(4)記載の水
溶性抗癌剤、に関する。
【0010】本発明の水溶性抗癌剤は高い薬理効果を有
する。
【0011】以下、本発明について詳細に説明する。
【0012】前記式(1)または(2)において、R1
は水素または低級アルキル基を表すが、好ましいものは
メチル基である。R2 は本発明の水溶性抗癌剤の水溶性
を損なわない限り(好ましくは、さらに本発明の水溶性
抗癌剤のミセル形成能を損なわない限り)、特に限定さ
れず、ポリエチレングリコール構造部分の末端にポリア
ミノ酸構造部分を形成させる際、ポリエチレングリコー
ル構造部分を構成することになる化合物の末端を該形成
に適した構造に変換させるために使用した方法及び化合
物に対応した構造をとる。例えばメチレン基(−CH2
−)、エチレン基(−CH2 CH2 −)、プロピレン基
(−CH(CH3 )CH2 −)、トリメチレン基(−C
2 CH2 CH2 −)、イソブチレン基(−CH2 CH
(CH3)CH2 −)等の炭素数1〜8、好ましくは炭
素数1〜4のアルキレン基等が挙げられる。ポリアミノ
酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等が挙げら
れるが、特に限定されるものではない。前記式(1)に
おいて、Yは水素または保護基を表し、保護基としては
アセチル基等が挙げられるが、特に限定されない。
【0013】水溶性抗癌剤に用いられるブロック共重合
体は、水溶性である限りその分子量は特に限定されない
が、好ましくは1,000〜100,000、特に好ま
しくは5,000〜50,000である。ブロック共重
合体中の、ポリエチレングリコール構造部分とアドリア
マイシンを結合せしめたポリアミノ酸構造部分の割合
は、ブロック共重合体の水溶性が保たれる限り特に限定
されないが、好ましくは1:0.1〜10(重量比)、
特に好ましくは1:0.2〜5(重量比)である。ま
た、nは5〜1,000であるが好ましくは15〜40
0であり、mは2〜300であるが好ましくは10〜1
00であり、xは0〜300であるが好ましくは0〜1
00である。ブロック共重合体に結合させるアドリアマ
イシンの量は特に限定されないが、通常ブロック共重合
体中の量が3〜80重量%となる量であり、好ましくは
5〜60重量%となる量である。ブロック共重合体に結
合しているアドリアマイシンの量と結合していないアド
リアマイシンの量の比は特に限定されないが、通常1:
0.01〜10(重量比)であり、好ましくは1:0.
1〜2である。
【0014】ブロック共重合体におけるアドリアマイシ
ンを結合せしめる担持用担体は種々の方法により製造す
ることができる。例えばポリエチレングリコールまたは
その末端を化学修飾したものにポリアミノ酸を反応さ
せ、その後保護基を含むものは保護基を除去することに
より、またはポリエチレングリコールまたはその末端を
化学修飾したものと重合性アミノ酸またはアミノ酸誘導
体モノマーを反応させ、保護基を含むものは保護基を除
去することにより担持用担体が得られる。
【0015】ポリエチレングリコールの末端の化学修飾
は、公知の方法によって行うことができ、例えば水酸基
をアミノ基に変換する方法として、エチレンイミンを反
応させる方法、アクリロニトリルやメタクリロニトリル
をマイケル付加後、ニトリル基を還元しアミノ基に変換
する方法、水酸基をハロゲン基に置換した後、エタノー
ルアミン等のアルコールアミンを反応する方法、または
水酸基を直接ニトリルに変換後、還元しアミノ基に変換
する方法等で行うことができる。また、水酸基をカルボ
キシル基に変換する方法として、通常の酸化反応、縮合
反応、付加反応、加水分解反応、またはこれらを組み合
わせた反応等を採用できる。例えば、水酸基を金属ナト
リウムでアルコラートとした後、ブロモ酢酸エチル等の
ハロゲン化脂肪酸エステルを付加し、その後加水分解す
る方法で水酸基をカルボキシル基に変換することができ
る。
【0016】また、保護基を除去する方法は、アルカリ
による方法、酸による方法及び還元法で可能である。ア
ルカリ法で用いるアルカリ性物質としては、カセイソー
ダ、カセイカリ、ヒドラジン、アンモニア等通常のアル
カリ性物質を用いることができる。酸法で用いる酸性物
質としては、トリフルオロメタンスルホン酸、メタンス
ルホン酸、トリフルオロ酢酸、酢酸、ギ酸、フッ化水素
酸、臭化水素酸、塩化水素酸等の通常の酸性物質を用い
ることができる。また副反応を防止するため、アニソー
ル、チオアニソール、m−クレゾール、o−クレゾール
等を加えることもできる。還元法としては、接触還元
法、接触水素移動還元法等一般的な方法を用いることが
できる。
【0017】また、ポリアミノ酸構造部分が、末端にア
ミノ基を有する場合、末端アミノ基を修飾したものを担
持用担体として用いることもできる。修飾法としては酸
無水物または酸ハロゲン化物等を用いる方法が挙げられ
る。修飾は保護基を除去する前でも後でもどちらでも可
能である。
【0018】このようにして得られる担持用担体に必要
によりアドリアマイシンを反応させることにより本発明
で用いられるブロック共重合体が得られる。例えば式
(1)のブロック共重合体でアドリアマイシンが結合し
たものを得るには、式(1)においてすべてのRが水酸
基である担持用担体にアドリアマイシンを反応させれば
よい。担持用担体にアミド結合でアドリアマイシンを結
合させる際、反応はペプチド結合生成法として知られる
常法に準じて行うことができる。例えば、酸ハロゲン化
物法、酸無水物法、カップリング法等が使用できるが、
縮合剤を使用するカップリング法が望ましい。縮合剤と
しては、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド(EDC)、1−エチル−3−(3
−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(E
DC・HCl)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(D
CC)、カルボニルジイミダゾール(CDI)、1−エ
トキシカルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキ
シキノリン(EEDQ)、ジフェニルホスホリルアジド
(DPPA)等が使用できる。縮合剤はアドリアマイシ
ンに対して0.5〜20倍モル用いるのが好ましく、特
に1〜10倍モル用いるのが好ましい。またこの際、N
−ヒドロキシサクシンイミド(HONSu)、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、N−ヒドロキ
シ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸イミド
(HONB)等を共存させてもよい。
【0019】アドリアマイシンの使用量は特に限定され
ないが、通常担持用担体のカルボキシル基1当量に対
し、0.1〜2モル用いる。
【0020】縮合反応は溶媒中で行うのが好ましく、溶
媒としては、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド
(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン(THF)、水及びそれら
の混合溶媒等種々のものが使用でき、特に限定されな
い。溶媒の使用量は特に限定されないが、通常担持用担
体に対して10〜500重量倍用いる。
【0021】縮合反応は、−10〜40℃で行うのが好
ましく、特に、−5〜30℃で行うのが好ましい。反応
は2〜48時間行えば充分である。
【0022】本発明で用いられるブロック共重合体に、
アドリアマイシンを添加した後、適当な処理をすること
により、本発明の水溶性抗癌剤が得られる。あるいはア
ドリアマイシンを添加する代わりに、縮合反応の条件に
より、すなわちアドリアマイシンの量を多めにする、縮
合剤の量を少なめにする、反応時間を短くするといった
方法により、未反応のアドリアマイシンを残した後、適
当な処理をすることにより得ることもできる。
【0023】処理の方法としては、縮合反応液にアドリ
アマイシンまたはアドリアマイシンの溶液を添加したも
の、あるいは未反応のアドリアマイシンを残した縮合反
応液を透析、限外濾過することにより、水溶液とする方
法が挙げられる。あるいは縮合反応液をイソプロピルエ
ーテル(IPE)等の貧溶媒で沈析した後適当な溶媒に
溶解したもの、もしくはブロック共重合体を適当な溶媒
に溶解したものにアドリアマイシンまたはアドリアマイ
シンの溶液を添加し、透析、限外濾過してもよい。ある
いは縮合反応液を透析、限外濾過した後、アドリアマイ
シンまたはアドリアマイシンの溶液を添加し、再度透
析、限外濾過してもよい。ブロック共重合体とアドリア
マイシンを混合する際用いる溶媒としては、ブロック共
重合体とアドリアマイシンを共によく溶解するものが好
ましい。例えばDMF、DMFと水の混合溶媒等が挙げ
られる。また、ブロック共重合体とアドリアマイシンを
混合する際、超音波照射等の処理を行ってもよい。
【0024】限外濾過を行った後でも、ブロック共重合
体に結合していないアドリアマイシンが存在すること
は、種々の分析手段により確認できる。例えば、液体ク
ロマトグラフ、質量分析等の手段が挙げられる。定量す
ることも可能である。
【0025】以下に、ポリエチレングリコール構造部分
とポリアスパラギン酸構造部分とからなる担持用担体
で、アドリアマイシンをポリアスパラギン酸の側鎖に結
合させたブロック共重合体にアドリアマイシンを添加し
た水溶性抗癌剤を例にとり、その合成法を詳しく述べ
る。
【0026】この水溶性抗癌剤に用いるブロック共重合
体の合成は、以下の反応式に示すごとくβ−ベンジル−
L−アスパルテート−N−カルボン酸無水物(BLA−
NCA)を、片末端にメトキシ基を有し、他の片末端に
3−アミノプロピル基を有するポリエチレングリコール
(PEG−NH2 )を開始剤として、DMF、DMS
O、ジオキサン、クロロホルム、THF、アセトニトリ
ル等の溶媒中で開環重合させ、ポリエチレングリコール
−ポリ(β−ベンジル−L−アスパルテート)ブロック
共重合体(PEG−PBLA)を得、次いでこのPEG
−PBLAのベンジルエステルを加水分解してポリエチ
レングリコール−ポリアスパラギン酸ブロック共重合体
(PEG−P(Asp.))を得る。このPEG−P
(Asp.)に抗癌剤のアドリアマイシンとEDC、D
CC等の縮合剤を加え、溶液中で反応させることによ
り、アドリアマイシンの一級アミノ基とポリアスパラギ
ン酸のカルボキシル基とをアミド結合で結合させたブロ
ック共重合体(PEG−P(Asp.)ADRを得る。
【0027】
【化5】
【0028】(式中、Rは水酸基あるいは式(3)を表
し、nは5〜1,000、mは2〜300、xは0〜3
00の整数を示すが、xはmより大きくないものとす
る。)
【0029】
【化6】
【0030】縮合反応液を透析、限外濾過し、アドリア
マイシン換算で20mg/ml程度の水溶液とし、アド
リアマイシンのDMF溶液を添加し、10分間超音波照
射を行い、その後再度透析、限外濾過を行うことによ
り、本発明の水溶性抗癌剤を得ることができる。あるい
は縮合反応液をIPEで沈析した後DMFに溶解し、ア
ドリアマイシンのDMF−水混合溶液を添加し、10分
間超音波照射を行い、透析、限外濾過を行っても得るこ
とができる。
【0031】本発明の水溶性抗癌剤は高いアドリアマイ
シン含量にもかかわらず良好な水溶性を有しており、凍
結乾燥したり濃縮してもその水溶性は保たれている。
【0032】この水溶性抗癌剤の抗癌活性は、表1に示
すように元のアドリアマイシン自体よりも高いものであ
る。しかもその高い抗癌活性はアドリアマイシンよりも
少ない副作用の範囲でも達成される。また特開平2−3
00133号公報に記載されている水溶性高分子化抗癌
剤に比べ、少ない投与量で同等の抗癌活性を示してい
る。
【0033】本発明の水溶性抗癌剤は、一般的に使用さ
れる種々の剤型、例えば固形剤、軟膏、液剤などの形で
使用しうるが、通常注射剤として使用され、その投与量
は、1週間当り1〜3回投与で、総量50〜1,000
mg/m2 週程度である。
【0034】
【実施例】次に実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【0035】実施例1 β−ベンジル−L−アスパルテート−N−カルボン酸無
水物(BLA−NCA)7.1gをN,N−ジメチルホ
ルムアミド(DMF)70mlに溶解した。片末端メト
キシ基片末端3−アミノプロピル基のポリエチレングリ
コール(PEG−NH2 )(分子量5,100)5.0
gをDMF50mlに溶解し、その溶液をBLA−NC
A溶液に加えた。40時間後に反応混合物をイソプロピ
ルエーテル(IPE)1,000mlに滴下して沈澱し
たポリマーを濾過で回収し、IPEで洗浄した後に真空
乾燥してポリエチレングリコール−ポリ(β−ベンジル
−L−アスパルテート)ブロック共重合体(PEG−P
BLA)9.3gを得た。PEG−PBLA7.0gを
0.5N水酸化ナトリウムに懸濁しながら室温でベンジ
ルエステルを加水分解した。ポリマーが溶解した後、酢
酸でpHを酸性とし、ADVANTEC UK−10
(分画分子量=10,000)の限外濾過膜で限外濾過
した。濃縮液を凍結乾燥してポリエチレングリコール−
ポリアスパラギン酸ブロック共重合体(PEG−P(A
sp.))5.1gを得た。このPEG−P(As
p.)1,230mgを水15mlに溶解した。アドリ
アマイシン塩酸塩1,500mgをDMF150mlに
懸濁し、氷冷下トリエチルアミン353μlを加えた後
PEG−P(Asp.)水溶液を加えた。この混合溶液
にN−ヒドロキシサクシンイミド375mg、および1
−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボ
ジイミド(EDC)525μlを加え、氷冷下4時間反
応させた。その後EDC525μlを追加し室温で18
時間反応させた。反応後、反応混合液中には全アドリア
マイシンに対して2.5%の未反応のアドリアマイシン
が残っていた。反応混合液をシリカゲルカラム(ワコー
ゲルC−100)およびイオン交換樹脂(強酸性イオン
交換樹脂PK−216)を用いて精製し、未反応のアド
リアマイシン等の低分子物質を除去した。精製後の液を
透析膜(分画分子量=12,000)を用いて0.1M
酢酸中で3時間透析した。透析後、ADVANTEC
UK−50(分画分子量=50,000)の限外濾過膜
で限外濾過した。水洗と濃縮を繰り返し、アドリアマイ
シン換算で20mg/ml(紫外分光光度計で485n
mの吸収より算出)の水溶液35mlを得た。得られた
PEG−P(Asp.)ADRは前記式(1)の構造を
有し、R1 はメチル基、R2 はトリメチレン基、R3
メチレン基、Yは水素を表す。n=115、m=20、
x=4でRの一部は水酸基で残りは前記残基式(3)で
ある。アドリアマイシン含有率は47重量%であるが良
好な水溶性を示した。このPEG−P(Asp.)AD
Rの20mg/ml(アドリアマイシン換算)の水溶液
10mlにアドリアマイシン塩酸塩20mg、トリエチ
ルアミン5μlをDMF20mlに溶解した溶液を添加
し、10分間の超音波照射を行った後、透析膜(分画分
子量=12,000)を用いて0.01M酢酸中で3時
間透析した。透析後、ADVANTEC UK−50
(分画分子量=50,000)の限外濾過膜で限外濾過
した。水洗と濃縮を繰り返し、アドリアマイシン換算で
20mg/ml(紫外分光光度計で485nmの吸収よ
り算出)の水溶液10.2mlを得た。液体クロマトグ
ラフによる分析の結果、ブロック共重合体に結合してい
ないアドリアマイシンの量は全アドリアマイシン中の
8.5%であった。このものも元のPEG−P(As
p.)ADRと同様良好な水溶性を示した。
【0036】実施例2 実施例1で得たPEG−P(Asp.)ADRの20m
g/ml(アドリアマイシン換算)の水溶液10mlに
アドリアマイシン塩酸塩50mg、トリエチルアミン1
2μlをDMF20mlに溶解した溶液を添加し、10
分間の超音波照射を行った後、透析膜(分画分子量=1
2,000)を用いて0.01M酢酸中で3時間透析し
た。透析後、ADVANTEC UK−50(分画分子
量=50,000)の限外濾過膜で限外濾過した。水洗
と濃縮を繰り返し、アドリアマイシン換算で20mg/
ml(紫外分光光度計で485nmの吸収より算出)の
水溶液11.5mlを得た。液体クロマトグラフによる
分析の結果、ブロック共重合体に結合していないアドリ
アマイシンの量は全アドリアマイシン中の18.4%で
あった。このものも元のPEG−P(Asp.)ADR
と同様良好な水溶性を示した。
【0037】実施例3 β−ベンジル−L−アスパルテート−N−カルボン酸無
水物(BLA−NCA)6.4gをN,N−ジメチルホ
ルムアミド(DMF)60mlに溶解した。片末端メト
キシ基片末端3−アミノプロピル基のポリエチレングリ
コール(PEG−NH2 )(分子量5,100)3.0
gをDMF30mgに溶解し、その溶液をBLA−NC
A溶液に加えた。40時間後に反応混合物をイソプロピ
ルエーテル(IPE)700mlに滴下して沈澱したポ
リマーを濾過で回収し、IPEで洗浄した後に真空乾燥
してポリエチレングリコール−ポリ(β−ベンジル−L
−アスパルテート)ブロック共重合体(PEG−PBL
A)7.2gを得た。PEG−PBLA5.0gを0.
5N水酸化ナトリウムに懸濁しながら室温でベンジルエ
ステルを加水分解した。ポリマーが溶解した後、酢酸で
pHを酸性とし、ADVANTEC UK−10(分画
分子量=10,000)の限外濾過膜で限外濾過した。
濃縮液を凍結乾燥してポリエチレングリコール−ポリア
スパラギン酸ブロック共重合体(PEG−P(As
p.))3.1gを得た。このPEG−P(Asp.)
1,010mgを水15mlに溶解した。アドリアマイ
シン塩酸塩1,500mgをDMF150mlに懸濁
し、氷冷下トリエチルアミン353μlを加えた後PE
G−P(Asp.)水溶液を加えた。この混合溶液にN
−ヒドロキシサクシンイミド375mg、および1−エ
チル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド(EDC)525μlを加え、氷冷下4時間反応さ
せた。その後EDC525μlを追加し、室温で18時
間反応させた。反応後、反応混合液中には全アドリアマ
イシンに対して2.3%の未反応のアドリアマイシンが
残っていた。反応混合液をシリカゲルカラム(ワコーゲ
ルC−100)およびイオン交換樹脂(強酸性イオン交
換樹脂PK−216)を用いて精製し、未反応のアドリ
アマイシン等の低分子物質を除去した。精製後の液を透
析膜(分画分子量=12,000)を用いて0.1M酢
酸中で3時間透析した。透析後、ADVANTEC U
K−50(分画分子量=50,000)の限外濾過膜で
限外濾過した。水洗と濃縮を繰り返し、アドリアマイシ
ン換算で20mg/ml(紫外分光光度計で485nm
の吸収より算出)の水溶液37mlを得た。得られたP
EG−P(Asp.)ADRは前記式(1)の構造を有
し、R1 はメチル基、R2 はトリメチレン基、R3 はメ
チレン基、Yは水素を表す。n=115、m=30、x
=6でRの一部は水酸基で残りは前記式(3)である。
アドリアマイシン含有率は54重量%であるが良好な水
溶性を示した。このPEG−P(Asp.)ADRの2
0mg/ml(アドリアマイシン換算)の水溶液10m
lにアドリアマイシン塩酸塩15mg、トリエチルアミ
ン4μlをDMF20mlに溶解した溶液を添加し、1
0分間の超音波照射を行った後、透析膜(分画分子量=
12,000)を用いて0.01M酢酸中で3時間透析
した。透析後、ADVANTEC UK−50(分画分
子量=50,000)の限外濾過膜で限外濾過した。水
洗と濃縮を繰り返し、アドリアマイシン換算で20mg
/ml(紫外分光光度計で485nmの吸収より算出)
の水溶液9.8mlを得た。液体クロマトグラフによる
分析の結果、ブロック共重合体に結合していないアドリ
アマイシンの量は全アドリアマイシン中の5.5%であ
った。このものも元のPEG−P(Asp.)ADRと
同様良好な水溶性を示した。
【0038】実施例4 実施例3で得たPEG−P(Asp.)ADRの20m
g/ml(アドリアマイシン換算)の水溶液10mlに
アドリアマイシン塩酸塩50mg、トリエチルアミン1
2μlをDMF20mlに溶解した溶液を添加し、10
分間の超音波照射を行った後、透析膜(分画分子量=1
2,000)を用いて0.01M酢酸中で3時間透析し
た。透析後、ADVANTEC UK−50(分画分子
量=50,000)の限外濾過膜で限外濾過した。水洗
と濃縮を繰り返し、アドリアマイシン換算で20mg/
ml(紫外分光光度計で485nmの吸収より算出)の
水溶液10.5mlを得た。液体クロマトグラフによる
分析の結果、ブロック共重合体に結合していないアドリ
アマイシンの量は全アドリアマイシン中の14.4%で
あった。このものも元のPEG−P(Asp.)ADR
と同様良好な水溶性を示した。
【0039】実施例5 実施例3で得たPEG−PBLA2.0gを0.5N水
酸化ナトリウムに懸濁しながら室温でベンジルエステル
を加水分解した。ポリマーが溶解した後、酢酸でpHを
ほぼ中性とし、アミコンYM−1(分画分子量=1,0
00)の限外濾過膜で限外濾過した。限外濾過を続けな
がら、0.05N塩酸で洗浄し、さらに水洗を充分に行
った。濃縮液を凍結乾燥してポリエチレングリコール−
ポリアスパラギン酸ブロック共重合体(PEG−P(A
sp.))1.3gを得た。このPEG−P(As
p.)100mgをDMF10mlに溶解し、氷冷下ア
ドリアマイシン塩酸塩71.2mg、トリエチルアミン
27.3μl、および1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC・HC
l)67.2mgを加え4時間反応させた。さらに室温
で20時間反応させた。反応後、反応混合液中には未反
応のアドリアマイシンはほとんど残っていなかった。反
応混合液をイソプロピルエーテル(IPE)100ml
に滴下して沈澱したポリマーを濾過で回収し、IPEで
洗浄した後真空乾燥した。水に溶解し、アミコンYM−
3(分画分子量=1,000)の限外濾過膜で限外濾過
した。限外濾過を続けながら、水、メタノール、酢酸の
混合液で洗浄し、さらに水洗を充分に行った後濃縮し
て、固形分重量で約50mg/ml(一部を凍結乾燥し
てその重量より算出)の水溶液3.1mlを得た。得ら
れたPEG−P(Asp.)ADRは前記式(1)の構
造を有し、R1 はメチル基、R2 はトリメチレン基、R
3 はメチレン基、Yは水素を表す。n=115、m=3
0、x=6でRの一部は水酸基で残りは前記式(3)で
ある。アドリアマイシン含有率は40%であるが良好な
水溶性を示した。このPEG−P(Asp.)ADRの
50mg/ml(固形分)の水溶液1mlにアドリアマ
イシン塩酸塩10mg、トリエチルアミン2.5μlを
DMF10mlに溶解した溶液を添加し、10分間室温
で撹拌した後、透析膜(分画分子量=12,000)を
用いて水中で3時間透析した。透析後、ADVANTE
C UK−50(分画分子量=50,000)の限外濾
過膜で限外濾過した。水洗と濃縮を繰り返し、2mlの
水溶液を得た。液体クロマトグラフによる分析の結果、
ブロック共重合体に結合していないアドリアマイシンの
量は全アドリアマイシン中の18%であった。このもの
も元のPEG−P(Asp.)ADRと同様良好な水溶
性を示した。
【0040】応用例1 CDF1メスのマウスの背側部皮下にマウス大腸癌Co
lon 26細胞を移植し、腫瘍の体積が100mm3
前後に達した時点から実施例1、2、3または4で得ら
れた水溶性抗癌剤、または実施例1および2または3お
よび4に対応する抗癌剤(フリーのアドリアマイシン塩
酸塩)を添加しないPEG−P(Asp.)ADR、ま
たはアドリアマイシン塩酸塩を4日間隔1回、計3回静
脈内に投与し、進行癌に対する効果を検討した。各薬剤
は生理食塩水に用時溶解して用いた。また投与量はすべ
て全アドリアマイシンの量に換算して用いた。薬剤の抗
腫瘍効果は、腫瘍消失マウス数と腫瘍増殖曲線から判定
した。結果を表1と図1〜7に示す。図から明らかなよ
うに、アドリアマイシン塩酸塩を投与した場合、移植し
た腫瘍の増殖抑制効果は認められるが腫瘍の縮小はほと
んど認められないのに対し、本発明の水溶性抗癌剤を投
与した場合、移植した腫瘍の増殖抑制効果に優れ、移植
した腫瘍が消失したケースも認められた。また、投与量
については、ブロック共重合体に結合していないアドリ
アマイシンの割合が増えるに従って、低い投与量で抗癌
活性が見られた。また、毒性の一つの指標である体重減
少については、本発明の水溶性抗癌剤はアドリアマイシ
ンに比べ低い体重変化の範囲でも、腫瘍の消失が見られ
るマウスが存在した。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明の水溶性抗癌剤は、良好な水溶性
を有し、しかも遊離のアドリアマイシンに比較して低い
毒性の範囲でも高い抗腫瘍効果を示す。また、従来の水
溶性高分子化抗癌剤に比べ、低い投与量で同等の抗癌活
性を示すことより、本発明により極めて有用な医薬を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】アドリアマイシン塩酸塩を投与した場合の、マ
ウス大腸癌Colon 26の腫瘍増殖曲線。
【図2】実施例1の水溶性抗癌剤を投与した場合の、マ
ウス大腸癌Colon 26の腫瘍増殖曲線。
【図3】実施例2の水溶性抗癌剤を投与した場合の、マ
ウス大腸癌Colon 26の腫瘍増殖曲線。
【図4】実施例1および2に対応する抗癌剤(フリーの
アドリアマイシン塩酸塩)を添加しないPEG−P(A
sp.)ADRを投与した場合の、マウス大腸癌Col
on 26の腫瘍増殖曲線。
【図5】実施例3の水溶性抗癌剤を投与した場合の、マ
ウス大腸癌Colon 26の腫瘍増殖曲線。
【図6】実施例4の水溶性抗癌剤を投与した場合の、マ
ウス大腸癌Colon 26の腫瘍増殖曲線。
【図7】実施例3および4に対応する抗癌剤(フリーの
アドリアマイシン塩酸塩)を添加しないPEG−P(A
sp.)ADRを投与した場合の、マウス大腸癌Col
on 26の腫瘍増殖曲線。
フロントページの続き (72)発明者 片岡 一則 千葉県柏市大室1083−4、柏ビレジ141− 9 (72)発明者 岡野 光夫 千葉県市川市国府台6−12−12 (72)発明者 桜井 靖久 東京都杉並区永福3−17−6 (72)発明者 ▲勢▼藤 隆 群馬県前橋市下川町45−3 (72)発明者 福島 重人 群馬県高崎市岩鼻町239 (72)発明者 山田 好美 群馬県多野郡新町1393−2 (72)発明者 浴本 久雄 東京都北区志茂2−11−1−803 (72)発明者 岡本 一也 東京都荒川区東尾久5−7−10−305 (72)発明者 真柴 洋子 東京都北区志茂3−29−11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)、(2)またはこれらの塩の構
    造を有するブロック共重合体と、アドリアマイシンとの
    複合体からなる水溶性抗癌剤。 【化1】 (式中、R1 は水素または低級アルキル基を表し、R2
    は結合基を表し、R3 はメチレン基またはエチレン基を
    表し、Yは水素または保護基を表し、またRはそれぞれ
    独立して水酸基または式(3)の構造を有するアドリア
    マイシンの残基を表すものとし、nは5〜1,000、
    mは2〜300、xは0〜300の整数を示すが、xは
    mより大きくないものとする。) 【化2】
  2. 【請求項2】 ブロック共重合体が、ポリエチレングリ
    コール構造部分を外側に、ポリアミノ酸またはその塩構
    造部分を内側とするミセルを形成し、ミセル内にアドリ
    アマイシンを含有するものである請求項1記載の水溶性
    抗癌剤。
  3. 【請求項3】 R1 がメチル基である請求項1または2
    記載の水溶性抗癌剤。
  4. 【請求項4】 R2 が炭素数2〜4のアルキレン基であ
    る請求項1、2または3記載の水溶性抗癌剤。
  5. 【請求項5】 R3 がメチレン基である請求項1、2、
    3または4記載の水溶性抗癌剤。
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