JPH0769911B2 - かな漢字変換装置 - Google Patents

かな漢字変換装置

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JPH0769911B2
JPH0769911B2 JP1216559A JP21655989A JPH0769911B2 JP H0769911 B2 JPH0769911 B2 JP H0769911B2 JP 1216559 A JP1216559 A JP 1216559A JP 21655989 A JP21655989 A JP 21655989A JP H0769911 B2 JPH0769911 B2 JP H0769911B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はかな漢字変換装置に関し、特にかな漢字変換の
際に、辞書に未登録の動詞を容易に登録するためのかな
漢字変換装置に関するものである。
(従来の技術) 計算機による文書処理技術の向上に伴い、日本語ワード
プロセッサをはじめとした文書処理装置が一般的に使用
されるようになってきた。文書処理装置の利用者は、各
種機能を使用することにより、効率よく文書を作成する
ことができる。
この種の日本語処理装置の入力機能として、かな漢字変
換は、所望の漢字かな混じり文字列をその読み情報によ
って入力した後に、単語辞書検索や文法検定処理によっ
て漢字かな混じり文字列に変換するものである。字種の
多い漢字かな混じり文字列を、仮名やローマ字の形態で
キーボードなどの標準高速文字入力手段から入力できる
ため、広く普及している。
しかしながら、かな漢字変換には、辞書に単語が登録さ
れていないと変換ができないという欠点がある。このた
め利用者は、自らの手で、未登録単語を登録する作業を
行う必要がある。単語登録の手順の例を以下に示す。
登録したい単語の表記を、画面に表示されている文字
の範囲指定や直接入力などの手段で入力する。
登録したい単語の読みを入力する。
単語の品詞を入力する。
なお、単語登録機能の実例としては、日本電気製日本語
ワードプロセッサ「文豪3VIIEX」ガイドブックp212や、
ジャストシステム「日本語ワードプロセッサ 一太郎ve
r.3 解説編」p392〜393などに詳細に記述されている。
第4図は、上記の手順を実現するための従来のかな漢字
変換装置の一例である。
図において、1は全体の動作を制御する制御部であり、
2はかな漢字変換に使用するかな漢字変換のための文字
列などの入力に加えて、単語登録作業の際の読みなどの
入力も行うキーボードなどの入力手段であり、3は少な
くとも単語の読みと表記を備えた単語辞書であり、4は
単語辞書3の参照や文法解析などの手段によって漢字か
な混じり文字列を生成するかな漢字変換手段であり、5
はかな漢字変換結果や単語登録作業画面などを表示する
表示手段であり、6単語登録開始を指示するための指示
手段であり、7は単語辞書3に単語を登録するための単
語登録手段である。
第4図において、制御部1および漢字変換手段4はマイ
クロプロセッサにより、入力手段2および指示手段6は
キーボードにより、単語辞書3はROMや磁気ディスクに
より、表示手段5はCRTディスプレイにより、それぞれ
容易に実現することができる。
第5図は第4図のかな漢字変換装置により単語登録を行
っている途中の、表示手段5の表示例を表す概念図であ
る。以下、単語登録の手順を第5図を用いて説明する。
利用者が通常のかな漢字変換入力を行っている際には、
入力手段2からの文字入力、かな漢字変換手段4におけ
るかな漢字変換、表示手段5による結果表示が繰り返さ
れる。ここで、利用者が指示手段6より単語登録開始の
指示を与えると、表示手段5は、第5図(a)のよう
に、登録単語に関する情報の入力準備状態になる。な
お、図において、■はカーソルを意味する。ここで利用
者は、単語の読み、表記および品詞を入力手段2から入
力する(第5図(b))。単語登録に必要な情報の入力
が得られた時点で、単語登録手段7は登録単語を単語辞
書3に登録する(第5図(c))。
(発明が解決しようとする課題) 以上のようにして従来装置では単語登録を行うことがで
きる。
しかし、前出の実例の場合も含めて、登録できる単語に
は品詞を与えることができないか、できても名詞・固有
名詞・サ変名詞(「〜する」となり得る名詞)程度に限
られている。これは、例えば用言の代表である動詞を登
録するとなると、単に「動詞」といった指定だけでは不
十分で、「カ行5段活用」や「サ行変格活用」のよう
に、活用変化まで指定する必要があり、日ごろ活用形の
名称を意識することのない一般利用者に対して過大な負
担を与えてしまうからである。
このように、従来の装置では、利用者の多大な負担を回
避するために、単語登録の際にごく簡単な品詞だけしか
付与することができなかった。
本発明の目的は、従来装置にみられる上述の欠点を克服
し、動詞や形容詞など、活用変化する単語に対しても、
容易に品詞情報(品詞および活用)を付与して単語登録
することのできるかな漢字変換装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するため本発明によるかな漢字変換装
置は、読み入力手段と、少なくとも単語の読み、表記お
よび文法情報を備える単語を格納する単語辞書と、かな
文字列をもとに漢字かな混じり文字列を生成するかな漢
字変換手段と、表示手段と、前記単語辞書に単語を登録
する単語登録手段と、単語登録を指示するための登録指
示手段とを備えるかな漢字変換装置において、登録する
単語の活用の有無を指定する活用有無指定手段と、該登
録する単語が活用する場合に「ない」が接続した否定形
を入力するための否定形入力手段と、前記否定形から前
記登録する単語の品詞情報を認定する品詞認定手段と、
該品詞認定手段が品詞情報を一意に決定できない場合に
曖昧さを解消する曖昧解消手段とを有し、前記曖昧解消
手段は、前記品詞認定手段が品詞情報を一意に決定でき
ないものについて曖昧さを解消するための比較情報を生
成し、前記単語登録手段は前記表示手段に該比較情報を
表示するとともに前記入力手段から品詞決定のための追
加情報を受け、前記曖昧解消手段は該追加情報をもとに
品詞を決定し、前記単語登録手段は得られた品詞情報と
ともに単語を登録する。
(作用) 日本語では、用語は後に接続する語基(助動詞など)と
の関係で活用形が決定する。例えば、マ行5段活用の動
詞「行く」は、否定の助動詞「ない」が結合すると、
「行かない」になり、丁寧の助動詞「ます」が結合する
と「行きます」となる。
このように、特定の語基の直前に位置する動詞の活用形
は一意に決定するので、該語基の直前の文字によって、
用言の活用を認定することができる。たとえば、否定の
助動詞「ない」に結合する用言の例を以下に示す。な
お、品詞情報は、基本的にNHK技術研究第25巻第5号
「計算機によるカナ漢字変換」(昭和48年)によるもの
である。
書く(カ行5段活用) →書ない 泳ぐ(ガ行5段活用) →泳ない 示す(サ行5段活用) →示ない 立つ(タ行5段活用) →立ない 死ぬ(ナ行5段活用) →死ない 飛ぶ(バ行5段活用) →飛ない 読む(マ行5段活用) →読ない 散る(ラ行5段活用) →散ない 合う(アワ行5段活用)→合ない 見る(一段活用) →ない 欲する(サ行変格活用)→欲ない 論ずる(ザ行変格活用)→論ない 来る(カ行変格活用) →ない 青い(形容詞) →青ない 変換する(サ変名詞) →変換ない 静かだ(形容動詞) →静かない このように助動詞「ない」の直前の文字によって、その
用言の活用を知ることができる。
本発明は、上記の特徴を利用し、動詞を単語辞書に登録
する際に、「未然形」や「連体形」といった利用者の慣
れ親しんでいない動詞活用に関する定義の代わりに、利
用者が日常使用している語用法を入力してもらい、これ
から品詞情報を決定して、単語登録に使用するものであ
る。
ただし、語用法だけでは一意に決定できない場合も存在
する。例えば、下一段活用動詞「撫でる」と形容動詞
「静かだ」は、「ない」が付くといずれも「〜でない」
となる。本発明では、このように一意に品詞情報が決定
できない場合には、追加情報を別途与えることで、曖昧
さを解消する。
(実施例) 以下、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、制御部1から単語登録手段7までは、前述
の第4図に関する説明と同じであるため、その詳細説明
は省略する。また、8は入力された語用例から単語の品
詞情報を認定する品詞認定手段8であり、9は品詞認定
手段8が品詞情報を一意に決定できない場合に、曖昧さ
を解消する曖昧解消手段である。
ここで利用者が、「もの静かだ」という形容動詞を辞書
に登録する手順を、第2図および第3図を用いて説明す
る。第2図は単語登録手段7の処理の流れを示す流れ図
であり、第3図は表示手段5の表示例である。
利用者が指示手段6を用いて単語登録を開始し、入力手
段2を用いて登録単語の読みおよび表記を入力する時点
まで(401)は、第5図(a),(b)と同様である。
品詞を入力する時点(402)で、利用者が活用語を指定
したものとする(第3図(a))。
単語登録手段7は、登録する単語が活用語の場合、登録
対象単語の品詞情報を認定するために、「ない」が接続
する形での入力を要請する(403)。入力方法として
は、第2図(b)のような読みの入力の他、表記の入
力、「もの静か( )ない」のような変化部分のみの穴
埋め形式などがある。ここで利用者が、「ものしずかで
ない」と入力したものとすると、品詞認定手段8は単語
登録手段7からの「ものしずかでない」を受け取り、単
語の品詞認定を行う(404)。品詞認定の方法として
は、 「ない」の直前の文字が、 「か」ならカ行5段活用動詞 「ガ」ならガ行5段活用動詞 「さ」ならサ行5段活用動詞 「た」ならタ行5段活用動詞 「な」ならナ行5段活用動詞 「ば」ならバ行5段活用動詞 「ま」ならマ行5段活用動詞 「ら」ならラ行5段活用動詞 「わ」ならアワ行5段活用動詞 「し」ならサ行変格活用動詞またはサ変名詞 「で」なら一段活用動詞または形容動詞 「じ」ならザ行変格活用またはザ変名詞 「こ」ならカ行変格活用 その他イ段またはエ段なら一段活用動詞といった規則で
実現できる。本例の場合は、「ない」の直前の文字が
「で」なので一段活用動詞または形容動詞のいずれかと
認定することができる。認定結果が一意に決定できない
場合(405)、単語登録手段7は、利用者に対して追加
情報を要求し、これをもとに曖昧解消手段9によって品
詞情報を決定する(406)。追加情報としては、 ・候補の品詞名の提示による選択 ・別の活用形を例示することによる選択 ・別の活用に関する語用例の入力 などがある。第3図(c)は、「ない」の接続する未然
形の代わりに、連体形表現を例示した例である。登録す
べき単語が一段動詞であるなら、連用形は「〜でる」と
なり、形容動詞ならば「〜な」となるため、両者のいず
れであるかを決定することができる。第3図(c)で、
利用者が文法的に正しい「もの静かな」を選ぶと、曖昧
解消手段9は登録すべき単語が形容動詞であることを決
定する(406)。この品詞情報は単語登録手段7に送ら
れ、単語登録手段7は最終的に「もの静かだ」を、品詞
情報を添えて、単語辞書3に登録する(407、第3図
(d))。
なお、本実施例では、単語「もの静かだ」の終止形の読
みと表記を入力した後で「ない」を結合する方式をとっ
ているが、読みまたは表記の入力時点で「ない」が結合
する形式で直接入力する方式も考えられる。
また、曖昧解消手段9による曖昧解消処理の際に、別の
活用形を例示後利用者が選択しているが、登録単語の読
みおよび表記の情報から曖昧性を解消することができる
場合もある。例えば、一段動詞は「〜だ」の形態にはな
り得ないので、「ない」の入力で候補が一段動詞と形容
動詞のどちらかとわかった時点で、一段動詞である可能
性を排除することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明を用いることにより、利用者
が日本語の文法的知識を知らなくても、その単語の用法
を知っていれば、正しい品詞情報とともに単語を辞書に
容易に登録することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明による単語登録作業の流れの例を示す流れ図、第
3図は本発明による単語登録作業の流れを説明するため
の概念図、第4図は従来技術の一例を示すブロック図、
第5図は従来の単語登録作業の流れの例を示す概念図で
ある。 1……制御部、2……入力手段、3……単語辞書、4…
…かな漢字変換手段、5……表示手段、6……指示手
段、7……単語登録手段、8……品詞認定手段、9……
曖昧解消手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み入力手段と、少なくとも単語の読み、
    表記および文法情報を備える単語を格納する単語辞書
    と、かな文字列をもとに漢字かな混じり文字列を生成す
    るかな漢字変換手段と、表示手段と、前記単語辞書に単
    語を登録する単語登録手段と、単語登録を指示するため
    の登録指示手段とを備えるかな漢字変換装置において、
    登録する単語の活用の有無を指定する活用有無指定手段
    と、該登録する単語が活用する場合に、「ない」が接続
    した否定形を入力するための否定形入力手段と、前記否
    定形から前記登録する単語の品詞情報を認定する品詞認
    定手段と、該品詞認定手段が品詞情報を一意に決定でき
    ない場合に曖昧さを解消する曖昧解消手段とを有し、前
    気曖昧解消手段は、前記品詞認定手段が品詞情報を一意
    に決定できないものについて曖昧さを解消するための比
    較情報を生成し、前記単語登録手段は前記表示手段に該
    比較情報を表示するとともに前記入力手段から品詞決定
    のための追加情報を受け、前記曖昧解消手段は該追加情
    報をもとに品詞を決定し、前記単語登録手段は得られた
    品詞情報とともに単語を登録することを特徴とするかな
    漢字変換装置。
JP1216559A 1989-08-23 1989-08-23 かな漢字変換装置 Expired - Lifetime JPH0769911B2 (ja)

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