JPH0770171A - ステロール化合物 - Google Patents

ステロール化合物

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JPH0770171A
JPH0770171A JP6145886A JP14588694A JPH0770171A JP H0770171 A JPH0770171 A JP H0770171A JP 6145886 A JP6145886 A JP 6145886A JP 14588694 A JP14588694 A JP 14588694A JP H0770171 A JPH0770171 A JP H0770171A
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JP
Japan
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fraction
ethyl acetate
compound
hexane
sterol compound
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JP6145886A
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English (en)
Inventor
Taiji Yamada
泰司 山田
Takehiro Yamagishi
武弘 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抗腫瘍作用を有する新規なステロール化合物
を提供すること。 【構成】式 【化4】 [式中、Xはハロゲン原子を示し、R1およびR2は同一
または異なって水素原子または炭素原子数2〜5のアル
カノイル基を示し、Aは−CO−または−CH(OH)
−を示す。]で表されるステロール化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗腫瘍作用を有し、医
薬として有用なステロール化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】本化合物と類似の構造を有する化合物と
しては、特開平5−4998号公報に記載のもの(以
下、aragusterol Aと称する)が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
優れた抗腫瘍作用を有する新規なステロール化合物を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】Xestospongi
属海綿は、沖縄県西表島近海のサンゴ礁で採集され
る。本発明者は、このXestospongia属海綿
の抽出物に抗腫瘍作用を有する新規なステロール化合物
が含まれること、またこれを化学修飾することにより優
れた抗腫瘍作用を有する新規な化合物が得られること、
さらに、公知のaragusterol Aを化学修飾
することにより抗腫瘍作用を示す新規なステロール化合
物が得られることを見いだし、本発明を完成した。
【0005】本発明は、下記式
【0006】
【化3】
【0007】[式中、Xはハロゲン原子を示し、R1
よびR2は同一または異なって水素原子または炭素原子
数2〜5のアルカノイル基を示し、Aは−CO−または
−CH(OH)−を示す。]で表されるステロール化合
物である。
【0008】本発明において、ハロゲン原子とはフッ素
原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子であり、好
ましくは塩素原子である。アルカノイル基とは直鎖状ま
たは分枝鎖状のものであり、たとえばアセチル基、プロ
ピオニル基、ブチリル基などであり、好ましくはアセチ
ル基である。
【0009】本発明化合物は以下に示される方法によっ
て単離および製造することができる。まず、本発明のス
テロール化合物のうちR1=R2=H、X=Cl、A=−
CO−の化合物(以下、aragusterol Cと
称する)は、Xestospongia属海綿を有機溶
媒で抽出し、当該抽出物から得られるエキスを通常用い
られる手法で分画および精製することにより単離され
る。当該有機溶媒は、たとえばメタノール、エタノー
ル、エーテル、アセトン、ベンゼン、トルエン、酢酸エ
チルなどが用いられるが、これに限らず他の適当な有機
溶媒を用いることができる。分画および精製は、たとえ
ばシリカゲルカラムクロマトグラフィー、分取シリカゲ
ル薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィ
ーなどのクロマトグラフィー法、再結晶法などにより行
われる。ここで用いられる溶出溶媒は、たとえばエーテ
ル、ヘキサン、酢酸エチル、ベンゼン、トルエン、アセ
トン、メタノール、クロロホルム、ジクロロメタンなど
の単独または混合溶媒である。
【0010】また、上記で得られたaraguster
ol Cまたは公知のaragusterol Aを化
学修飾することによりそれぞれ本発明のステロール化合
物を得ることができる。
【0011】すなわち、aragusterol Aを
ハロゲン化試薬(たとえばXが塩素原子の場合はLi2
CuCl4、Xが臭素原子の場合はLi2CuBr4
ど)と反応させることにより、R1=R2=H、A=−C
O−である本発明のステロール化合物を得ることができ
る。
【0012】また、本発明のR1および/またはR2がア
ルカノイル基である化合物は、上記で得られた化合物
に、ピリジンなどの溶媒中、4−ジメチルアミノピリジ
ンまたはトリエチルアミンなどの塩基の存在下あるいは
非存在下、式R2O(式中、RはR1およびR2で示され
るアルカノイル基である。)で表される酸無水物または
RX’(式中、Rは前記と同意義であり、X’は任意の
ハロゲン原子である。)で表される酸ハロゲン化物など
のアシル化剤を反応させるか、または1,3−ジシクロ
ヘキシルカルボジイミドあるいは1,1’−カルボニル
ジイミダゾールなどの脱水剤の存在下、式ROH(式
中、Rは前記と同意義である。)で表されるカルボン酸
を反応させることにより得られる。本反応の一例を挙げ
ると、たとえば、aragusterol Cを無水酢
酸/ピリジンでアセチル化することにより、R1および
/またはR2がアセチル基である本発明のステロール化
合物が得られる。
【0013】また、Aが−CH(OH)−である本発明
のステロール化合物は、Aが−CO−である本発明のス
テロール化合物にメタノール、エタノールなどの低級ア
ルコール中、酢酸などの酸存在下あるいは非存在下に、
シアノ水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤を反応させ
ることにより得られる。
【0014】本発明のステロール化合物を医薬品として
用いる場合、これを経口または非経口投与の製剤とす
る。その投与剤形としては錠剤、顆粒剤、散剤、カプセ
ル剤、シロップ剤、懸濁剤、注射剤が挙げられ、患者の
症状、年齢および治療の目的に応じて適宜選択すること
ができる。その投与量は、成人を治療する場合で1〜5
00mgであり、これを1日2〜3回に分けて投与す
る。この投与量は、患者の年齢、体重および症状によっ
て適宜増減することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明により、Xestospongi
属海綿から新規なステロール化合物(aragust
erol C)が単離され、さらに化学修飾により新規
なステロール化合物が製造された。また、公知のara
gusterol Aの化学修飾により、aragus
terol Cおよび新規なステロール化合物が製造さ
れた。これらはaragusterol Aより優れた
抗腫瘍作用を有し、医薬品として有用である。
【0016】
【実施例】次に、実施例および試験例を挙げて本発明を
より具体的に説明する。
【0017】実施例1 沖縄県西表島近海のサンゴ礁で採集したXestosp
ongia属海綿を直ちにドライアイスで凍結した。こ
の凍結試量(3kg)をメタノール(6L)で冷浸し
た。メタノール抽出液を濾過し、濾液を減圧下濃縮して
残渣を得た。同様のメタノール抽出をさらに2回行い抽
出物を得、1回目の抽出物とあわせた。凍結試料の残り
についても同様に抽出し、メタノール抽出物を合計26
04g得た。このメタノール抽出物のうち131gを水
1.5Lに懸濁し、酢酸エチル1.5Lで2回抽出し
た。合わせた酢酸エチル可溶部を無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下濃縮して残渣(12g)を得た。メタ
ノール抽出物の残りについても同様にして11回に分け
て水と酢酸エチルで分配し、前回の酢酸エチル可溶部と
あわせ合計267gの酢酸エチル可溶部を得た。酢酸エ
チル可溶部(51.3g)をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(フジデビソンBW−820MH 500
g)に付し3画分を得た(画分1,ヘキサン:酢酸エチ
ル=5:1 3000mlで溶出;画分2,ヘキサン:
酢酸エチル=1:1 1000mlで溶出;画分3,酢
酸エチル1000ml、次いでメタノール1000ml
で溶出)。酢酸エチル可溶部の残りについても同様にし
て4回に分けて分離し、合計して34.4gの画分1,
67.8gの画分2および138.4gの画分3をそれ
ぞれ得た。 画分2(18.6g)を活性炭カラムクロ
マトグラフィー(活性炭60g)に付し3画分を得た
(画分2−1,メタノール 1000mlで溶出;画分
2−2,酢酸エチル 1000mlで溶出;画分2−
3,クロロホルム 2000mlで溶出)。画分2の残
りについても同様にして4回に分けて分離し、合計して
14.8gの画分2−1,25.6gの画分2−2,2
7.3gの画分2−3をそれぞれ得た。
【0018】画分2−3(4.3g)をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(フジデビソンBW−820MH
100g)に付し、7画分を得た(画分2−3−1,
ヘキサン:酢酸エチル=2:1 200mlで溶出;画
分2−3−2,ヘキサン:酢酸エチル=2:1 150
mlで溶出;画分2−3−3,ヘキサン:酢酸エチル=
2:1 200mlで溶出;画分2−3−4,ヘキサ
ン:酢酸エチル=2:1150mlで溶出,画分2−3
−5,ヘキサン:酢酸エチル=2:1 650mlで溶
出;画分2−3−6,ヘキサン:酢酸エチル=2:1
700mlで溶出;画分2−3−7,メタノール300
mlで溶出)。画分2−3の残りについても同様にして
5回に分けて分離した。
【0019】合わせた画分2−3−5(10.52g)
をフラッシュクロマトグラフィー(フジデビソン BW
−300 300g)に付し、7画分を得た(画分2−
3−5−1,ヘキサン:アセトン=4:1 1100m
lで溶出;画分2−3−5−2,ヘキサン:アセトン=
4:1 500mlで溶出;画分2−3−5−3,ヘキ
サン:アセトン=4:1 1000mlで溶出;画分2
−3−5−4,ヘキサン:アセトン=4:1 400m
lで溶出;画分2−3−5−5,ヘキサン:アセトン=
4:1 800mlで溶出;画分2−3−5−6,ヘキ
サン:アセトン=4:1 400mlで溶出;画分2−
3−5−7,酢酸エチル 500mlで溶出)。
【0020】同様に画分2−3−6(2.9g)をフラ
ッシュクロマトグラフィー(フジデビソン BW−30
0 100g)に付しヘキサン:アセトン=4:1で溶
出し、8画分(画分2−3−6−1〜8)を得た。
【0021】画分2−3−5−6,2−3−6−3およ
び2−3−6−4を合わせ(2.69g)、フラッシュ
クロマトグラフィー(フジデビソン BW−300 2
00g,ヘキサン:アセトン=3:1で溶出)で精製
し、得られた結晶性画分(2.20g)をヘキサン:酢
酸エチルから再結晶し、aragusterol Cの
無色柱状晶(852mg)を得た。
【0022】融点;204〜205℃ 元素分析値; 計算値(%)C:70.35,H:9.57,Cl:
7.16 実測値(%)C:70.32,H:9.65,Cl:
7.25 IR(KBr) cm-1;3400,3266,169
1 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(pp
m);0.18(1H,q,J=4.5Hz),0.2
7(2H,m),0.53(1H,m),0.98(6
H,s),1.02(3H,d,J=5.4Hz),
1.03(3H,s),2.03(1H,ddd,J=
2.1Hz,6.4Hz,13.1Hz),2.09
(1H,ddd,J=1.7Hz,38Hz,15.0
Hz),2.38(1H,dt,J=6.4Hz,1
3.5Hz),3.44(1H,dd,J=4.5H
z,11.1Hz),3.88(2H,s),3.97
(1H,dd,J=3.3Hz,11.1Hz)13 C−NMR(100MHz,CDCl3)δ(pp
m);9.0(CH3),11.5(CH3),12.3
(CH),12.6(CH2),18.9(CH3),1
9.3(CH3),23.5(CH2),23.6(CH
2),28.0(CH),28.9(CH2),29.8
(CH2),31.1(CH2),33.9(CH),3
5.3(CH),35.7(C),37.8(C
2),38.1(CH2),38.6(CH2),4
4.6(CH2),46.6(CH),47.4(C
2),49.2(C),52.5(CH),54.1
(CH),55.0(CH),71.4(CH),7
7.1(C),77.8(CH),211.6(CO) FABMS m/z;495(MH+),497[(M
K+2)+] [α]D 26;+20.1゜(c 0.35,CHC
3)。
【0023】実施例2 aragusterol C(101mg)のピリジン
(1ml)溶液に無水酢酸(1ml)を加え、室温で7
1時間撹拌した。反応液をエーテル(20ml)で希釈
し、水(3ml)で洗浄した。次いで、エーテル溶液を
飽和硫酸銅水溶液(2ml)で3回洗浄した後、水(3
ml)で洗浄し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(10
ml)で2回洗浄した。さらに水(3ml)で洗浄した
後、飽和食塩水(3ml)で洗浄した。エーテル溶液を
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去し
て粗生成物(135mg)を得た。この粗生成物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(メルク,Silic
a gel 60,15g)に付し、ヘキサン:アセト
ン=4:1(13ml/fraction)で溶出し、
画分7〜14からaragusterol C dia
cetate(113mg)を得た。
【0024】融点;102〜103℃ IR(KBr) cm-1;3490,1736,171
8,12501 H−NMR(400MHz,CDCl3)δ(pp
m);0.15(1H,m),0.23(2H,m),
0.40(1H,m),0.53(1H,m),0.9
9(3H,d,J=6.7Hz),1.00(3H,
d,J=6.3Hz),1.01(3H,s),1.0
7(3H,s),2.04(3H,s),2.06(3
H,s),2.11(1H,ddd,J=1.9Hz,
4.0Hz,15.1Hz),2.25(1H,dd,
J=13.9Hz,15.1Hz),2.35(1H,
dt,J=6.3Hz,13.3Hz),2.80(1
H,s),3.76(1H,d,J=11.5Hz),
3.83(1H,d,J=11.5Hz),4.68
(1H,dd,J=4.8Hz,11.1Hz),5.
26(1H,br d,J=11.0Hz)13 C−NMR(100MHz,CDCl3)δ(pp
m);10.3(CH3),11.4(CH3),12.
4(CH),12.6(CH2),18.7(CH3),
19.1(CH3),21.1(CH3),21.7(C
3),23.4(CH2),23.9(CH2),2
7.5(CH2),27.9(CH),28.8(C
2),30.9(CH2),33.9(CH),35.
1(CH),35.7(C),36.9(CH2),3
7.9(CH2),38.4(CH2),44.5(CH
2),46.4(CH),47.5(C),47.6
(CH2),52.1(CH),54.5(CH),5
6.6(CH),75.4(CH),76.8(C),
80.0(CH),170.2(CO),170.8
(CO),211.1(CO) FABMS m/z;579(MH+),581[(M
K+2)+]。
【0025】実施例3 aragusterol A(66mg)のテトラヒド
ロフラン(1.5ml)溶液にアルゴン雰囲気下、文献
(Tetrahedron Letters、第27
巻、第3697頁、1986年)記載の方法にて調製し
たLi2CuCl4のテトラヒドロフラン溶液(1mol
/l,0.29ml)を加え、室温にて1.5時間撹拌
した。反応液に酢酸エチルを加え、水および飽和食塩水
にて順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減
圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。この粗生成物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ジクロロメ
タン:アセトン=6:1にて溶出し、araguste
rol C(69mg)を得た。本化合物の物性値(融
点、IR,1H−NMR,13C−NMR)は、海綿由来
のaragusterol Cの物性値と一致した。
【0026】実施例4 aragusterol A(30mg)をテトラヒド
ロフラン(600μl)に溶解し、アルゴン雰囲気下室
温にて実施例3の文献記載の方法に準拠して調製したL
2CuBr4の1Mテトラヒドロフラン溶液(300μ
l)を加え、30分間撹拌した。反応液をエーテルで希
釈した後、水および飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、無色粉
末のR1およびR2が共に水素原子、Xが臭素原子および
Aが−CO−である化合物(18mg)を得た。
【0027】1H−NMR(300MHz,CDCl3
δ(ppm);0.16(1H,m),0.24(2
H,m),0.51(1H,m),0.96(3H,
s),1.01(3H,s),1.01(1H,d,J
=5.5Hz),1.02(3H,s),3.44(1
H,dd,J=4.6Hz,7.15Hz),3.74
(1H,d,J=11.0Hz),3.78(1H,
d,J=11.0Hz),3.97(1H,br d,
J=10.6Hz) SIMS(+KI) m/z;577(MK+),57
9[(MK+2)+]。
【0028】実施例5 aragusterol C(25mg)をメタノール
(1ml)に溶解し、これに酢酸(40μl)を加え
た。この溶液を0℃に冷却した後、シアノ水素化ホウ素
ナトリウム(20mg)を撹拌しながら加え、0℃にて
3時間撹拌した。反応液をエーテルにて希釈し、水およ
び飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾
燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた粗生成物を酢酸
エチル−ヘキサンから再結晶することにより、無色粉末
のR1およびR2が共に水素原子、Xが塩素原子およびA
が−CH(β−OH)−である化合物(19mg)を得
た。
【0029】融点;115〜118℃ IR(KBr) cm-1;33811 H−NMR(300MHz,CDCl3)δ(pp
m);0.16(1H,m),0.24(2H,m),
0.47(1H,m),0.69(3H,s),0.7
9(3H,s),0.94(3H,s),1.01(1
H,d,J=6.0Hz),1.92(1H,m),
2.13(1H,t,J=9.2Hz),2.91(1
H,d,J=4.1Hz),3.07(1H,d,J=
4.1Hz),3.36(1H,dd,J=4.6H
z,11.0Hz),3.46(1H,dd,J=2.
7Hz,11.2Hz),3.58(1H,m) SIMS(+KI) m/z;535(MK+),53
7[(MK+2)+] [α]D 28;+3.75゜(c 0.16,CHC
3)。
【0030】実施例6 実施例4で得られたR1およびR2が共に水素原子、Xが
臭素原子およびAが−CO−である化合物を実施例5に
記載の方法と同様に処理し、無色粉末のR1およびR2
共に水素原子、Xが臭素原子およびAが−CH(β−O
H)−である化合物を得た。
【0031】1H−NMR(300MHz,CDCl3
δ(ppm);0.16(1H,m),0.24(2
H,m),0.51(1H,m),0.82(3H,
s),0.94(3H,s),0.97(3H,s),
1.01(1H,d,J=5.9Hz),3.43(1
H,dd,J=4.6Hz,11.3Hz),3.59
(1H,m),3.73(1H,d,J=10.8H
z),3.79(1H,d,J=10.8Hz),3.
96(1H,br d,J=10.6Hz) SIMS(+KI) m/z;579(MK+),58
1[(MK+2)+]。
【0032】試験例[In vivo L1210白血
病に対する延命効果] L1210白血病細胞1×105個をDBA/2系雌性
マウスに腹腔内移植し、6または7日目の腹水より腫瘍
細胞を採取した。生細胞5×105個/mlの細胞浮遊
液(ハンクス平衡塩類溶液に浮遊)を調製し、その0.
2ml(1×105個/匹)を CDF1系雌性マウス
(8週齢)に腹腔内移植した。細胞移植日をday0と
して、細胞移植翌日より5日間、0.5%アラビアゴム
−生理食塩水に懸濁したaragusterol Cお
よびaragusterol Aを腹腔内投与した。
【0033】効果はマウスの生存日数中央値(Medi
an Survival Time;MST)を求め、
T/C=(薬物投与群のMST)/(コントロール群の
MST)×100(%)により判定した。
【0034】結果を表1に示した。
【0035】
【表1】
【0036】(注) 体重増加=(day4の体重)−(day1の体重)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、Xはハロゲン原子を示し、R1およびR2は同一
    または異なって水素原子または炭素原子数2〜5のアル
    カノイル基を示し、Aは−CO−または−CH(OH)
    −を示す。]で表されるステロール化合物。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 [式中、Xはハロゲン原子を示し、R1およびR2は同一
    または異なって水素原子またはアセチル基を示し、Aは
    −CO−または−CH(OH)−を示す。]で表される
    ステロール化合物。
JP6145886A 1993-06-30 1994-06-28 ステロール化合物 Pending JPH0770171A (ja)

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