JPH0770613B2 - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路の製造方法

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JPH0770613B2
JPH0770613B2 JP63046570A JP4657088A JPH0770613B2 JP H0770613 B2 JPH0770613 B2 JP H0770613B2 JP 63046570 A JP63046570 A JP 63046570A JP 4657088 A JP4657088 A JP 4657088A JP H0770613 B2 JPH0770613 B2 JP H0770613B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路に関し、特にCMOS(相補型絶縁
ゲートトランジスタ)構造の半導体集積回路の製造方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来のCMOS構造の半導体集積回路を、インバータ回路を
例として説明する。第3図(a)及び(b)はCMOS構造
のインバータの回路図とその平面構造図である。
このインバータ回路はPチャンネルMOSトランジスタQ7
と、NチャンネルMOSトランジスタQ8とで構成され、各
ゲート及びドレインを共通とし、PチャンネルMOSトラ
ンジスタQ7のソースを電源に、NチャンネルMOSトラン
ジスタQ8のソースを接地している。そして、Pチャンネ
ルMOSトランジスタQ7はP型拡散層12を有し、Nチャン
ネルMOSトランジスタQ8はN型拡散層13を有し、これら
の拡散層に渡ってゲート11が形成されている。
ここで、これらのMOSトランジスタにおける実行チャン
ネル幅(Weff)は、通常図示実線で示すマスク上のチャ
ンネル幅(Wmask)と、フィールドの拡散層へのくい込
みによるチャンネル幅の減少分(ΔW)で決定する。す
なわち、Weff=Wmask−2・ΔWという式が成立する。
このため、マスク設計時には、前記したチャネル幅の減
少分ΔWをあらかじめ考慮してWmaskを決定する。例え
ば、実効チャンネル幅WPeff5μmのPチャンネルMOSト
ランジスタQ7と実効チャンネル幅WNeff10μmのNチャ
ンネルMOSトランジスタQ8とで第3図(a)のインバー
タ回路を構成する場合、減少分ΔWの標準値を0.3μm
とすると、前記PチャンネルMOSトランジスタQ7のマス
ク上のチャンネル幅WPmaskは5.6μmとして、Nチャン
ネルMOSトランジスタQ8のマスク上のチャンネル幅WNmas
kは10.6μmとして設計することになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のCMOS構造の半導体集積回路では、実際の
減少分ΔWは製造上のばらつきにより0.1μm〜0.5μm
程度の幅を持っている。したがって、前記Pチャンネル
MOSトランジスタQ7の実効チャンネル幅WPeffは4.6μm
〜5.4μm、NチャンネルMOSトランジスタQ8の実効チャ
ンネル幅WNeffは9.6μm〜10.4μmの範囲のばらつきを
生じる。すなわち従来のCMOSインバータのマスク設計方
法では、両実効チャンネル幅のレシオ(WPeff/WNeff)
が、減少分ΔWのばらつきによって、標準値0.5に対し
て4.6/9.6〜5.4/10.4の範囲で変化する。
このため、インバータ回路の特性がこのレシオの変化に
応じて変化され、安定したインバータ回路を構成するこ
とができないという問題がある。
本発明はPチャンネルMOSトランジスタとNチャンネルM
OSトランジスタの実効チャンネル幅の比を一定に保持
し、安定した特性の回路を構成可能としたCMOS構造の半
導体集積回路の製造方法を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路の製造方法は、ゲートを共通と
してPチャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSト
ランジスタのP型拡散層及びN型拡散層を形成するに際
し、不純物の拡散時における横方向拡散長ΔWを考慮し
て形成しようとするチャンネル幅よりも2ΔWだけ大き
なチャンネル幅のマスクを用いてそれぞれの拡散層のチ
ャンネル幅が同一となるように形成し、かつ各チャンネ
ルのMOSトランジスタを複数段直列又は並列接続してそ
れぞれの実効チャンネル幅を設定することを特徴とす
る。
〔作用〕
上述した構成では、P型,N型の各拡散層を同一チャネル
幅のマスクで形成するので、チャンネル幅の減少分によ
る両者の実効チャンネル幅のレシオを常に一定に保つこ
とが可能となる。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示しており、同図(a)
は回路図、同図(b)はその平面構造図である。なお、
ここでは説明を判り易くするために、第3図と同様にP
チャンネル及びNチャンネルの各MOSトランジスタの実
効チャンネル幅を夫々、WPeff=5μm,WNeff=10μmと
したインバータを構成する場合を例示している。
この実施例では、インバータ回路を、実効チャンネル幅
Weff=5μmのPチャンネルMOSトランジスタQ1と、実
効チャンネル幅Weff=5μmの2つのNチャンネルMOS
トランジスタQ2,Q3とで構成している。
即ち、PチャンネルMOSトランジスタQ1のP型拡散層2
と、2つのNチャンネルMOSトランジスタQ2,Q3のN型拡
散層3は夫々同一チャンネル幅のマスクで形成するとと
もに、これら拡散層2,3に渡ってゲート1を形成してい
る。そして、前記N型拡散層3ではゲート1を2本並列
に配設して並列接続した2つのNチャンネルMOSトラン
ジスタQ2,Q3を形成し、全体としての実効チャンネル幅W
Neffを10μmに設定している。
この構成によれば、マスクのチャンネル幅に対する減少
分ΔWの標準値を0.3μmとすると、第3図のCMOSイン
バータは、マスク上のチャンネル幅5.6μmのPチャン
ネルMOSトランジスタと、マスク上のチャンネル幅5.6μ
mの並列接続された2つのNチャンネルMOSトランジス
タで構成される。
したがって、PチャンネルMOSトランジスタの実効チャ
ンネル幅とNチャンネルMOSトランジスタの実効チャン
ネル幅の比は、 (5.6−ΔW)/2・(5.6−ΔW) の式で表され、減少分ΔWの値にかかわらず、0.5に固
定される。換言すれば、Pチャンネル,Nチャンネルの各
MOSトランジスタの実効チャンネル幅の比を常に一定に
保持することができ、安定した特性のCMOS回路が構成で
きる。
第2図は本発明の第2実施例を示し、同図(a)はイン
バータ回路の回路図、同図(b)は平面構造図である。
この実施例でも、第1実施例と同様にPチャンネル及び
Nチャンネルの各MOSトランジスタの実効チャンネル幅
を夫々、WPeff=5μm,WNeff=10μmとしたインバータ
を構成する場合を例示している 本実施例では、実効チャンネル幅Weff=10μmの2つの
PチャンネルMOSトランジスタQ4,Q5を直列接続して実効
チャンネル幅Weff=5μmのPチャンネルMOSトランジ
スタとし、これを実効チャンネル幅WNeff=10μmのN
チャンネルMOSトランジスタQ6に接続してインバータ回
路を構成している。
したがって、この例でもP型拡散層2とN型拡散層3は
同一のチャンネル幅のマスクを用いて形成している。
ここで、減少分ΔWの標準値を0.3μmとすると、前記
インバータ回路におけるPチャンネルMOSトランジスタ
とNチャンネルMOSトランジスタの実効チャンネル幅の
比は (10.6−2・ΔW)12/(10.6−2・ΔW) の式で表され、減少分ΔWの値にかかわらず0.5に固定
される。
なお、本発明は前述したインバータ回路だけでなく、CM
OSで構成されるあらゆる回路に応用することができるこ
とは明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、CMOSを構成するトランジ
スタP型拡散層及びN型拡散層を形成するに際し、不純
物の拡散時における横方向拡散長ΔWを考慮して形成し
ようとするチャンネル幅よりも2ΔWだけ大きなチャン
ネル幅のマスクを用いてそれぞれの拡散層のチャンネル
幅が同一となるように形成し、かつ各チャンネルのMOS
トランジスタを複数段直列又は並列接続してそれぞれの
実効チャンネル幅を設定しているので、各MOSトランジ
スタの実効チャンネル幅の比をΔWのばらつきにかかわ
らず一定に保持したCMOSを構成でき、CMOS回路の特性の
安定化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示し、同図(a)は回路
図、同図(b)は平面構造図、第2図は本発明の第2実
施例を示し、同図(a)は回路図、同図(b)は平面構
造図、第3図は従来のCMOSインバータ回路を示し、同図
(a)は回路図、同図(b)は平面構造図である。 1,11……ゲート、2,12……P型拡散層、3,13……N型拡
散層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PチャンネルMOSトランジスタとNチャン
    ネルMOSトランジスタとを有するCMOS構造の半導体集積
    回路において、ゲートを共通としたPチャンネルMOSト
    ランジスタとNチャンネルMOSトランジスタのP型拡散
    層及びN型拡散層を形成するに際し、不純物の拡散時に
    おける横方向拡散長ΔWを考慮して形成しようとするチ
    ャンネル幅よりも2ΔWだけ大きなチャンネル幅のマス
    クを用いてそれぞれの拡散層のチャンネル幅が同一とな
    るように形成し、かつ各チャンネルのMOSトランジスタ
    を複数段直列又は並列接続してそれぞれの実効チャンネ
    ル幅を設定することを特徴とする半導体集積回路の製造
    方法。
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