JPH0771102B2 - Lanシステムにおけるシグナリング情報の伝送方法及び装置 - Google Patents

Lanシステムにおけるシグナリング情報の伝送方法及び装置

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JPH0771102B2
JPH0771102B2 JP3330306A JP33030691A JPH0771102B2 JP H0771102 B2 JPH0771102 B2 JP H0771102B2 JP 3330306 A JP3330306 A JP 3330306A JP 33030691 A JP33030691 A JP 33030691A JP H0771102 B2 JPH0771102 B2 JP H0771102B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
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    • HELECTRICITY
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のノードと1つの
スケジューラとをシリアル伝送媒体で連結したローカル
・エリア通信システムにおける、シグナリング方式に関
するものであり、特にスケジューラとネットワーク内の
任意のノードとの間でのサービス要求情報並びにサービ
ス割当情報の伝送を行う方式に関する。
【0002】
【従来の技術】伝送リングや、二重バス即ち折り返しバ
ス式のネットワークによって、複数のステーションを相
互連結したシステムには、非常に多くの種類の公知のシ
ステムがある。この種のシステムは、例えば、以下の文
献中に記載されている。
【0003】米国特許第4002842号は、その発明
の名称を「時間多重ループ通信システム(Time Multipl
ex Loop Telecommunication System)」とした特許であ
り、複数のノードを伝送リングによって相互接続した、
リング通信システムを開示している。このリング通信シ
ステムでは、データの伝送を、パケットの形で、バッフ
ァ挿入法を利用して行なっている。また、あるノード
が、そのノードからパケットを送出するローカル・パケ
ット送出動作を実行しているときに、別のパケットがそ
のノードへ、リング上を伝送されて到来した場合には、
その到来パケットをバッファ内で遅延させるようにして
いる。そして、送出したパケットが、その送出元ノード
へ回帰してきたときに、そのバッファを空にするように
している。
【0004】これに類似したシステムが、D・E・フー
バーら(D.E.Huber et al.)の論文「SILK:バッフ
ァ挿入式リングの実現態様例(SILK: An Implementatio
n ofa Buffer Insertion Ring)」に記載されている。
このシステムでは、信号(例えば接続の確立を表わす信
号等)を伝送するために、特別のパケットを交換する必
要がある。
【0005】ヨーロッパ特許出願公開(EP−A)第0
393293号には、「通信システムにおける循環予約
式多重アクセスのための方法及び装置(Method and App
aratus for Cyclic Reservation Multiple Access in a
Communication System )」が記載されており、データ
をタイム・スロットに入れて伝送するようにした、二重
バス式、即ち折り返しバス式のネットワークが開示され
ている。このネットワークでは、タイム・スロットにア
クセスするためには、特別の信号手順によって、前もっ
て、そのアクセスを要求し、それに対する肯定応答を受
け取らねばならない。更にまた、ノードは、要求を入力
する際には、送出動作の実行中に制御フィールドの内容
を処理しなければならない。
【0006】ヨーロッパ特許出願公開(EP−A)第9
0810456.5号(IBMの出願)には、「広帯域
のリング通信システム及びアクセス制御方法(Broadban
d Ring Communication System and Access Control Met
hod )」が記載されており、連続した複数のスロットか
ら成るフレームの中に情報を入れて伝送するようにし
た、リング通信システムが記載されている。各フレーム
の複数のスロットのうちの1つは、シグナリング情報の
ために予約されている。この通信システムは、非同期デ
ータの伝送のためには、バッファ挿入法を使用できるよ
うにしてあるが、ただし、シグナリング情報と同期情報
のためには、各ノード内において即時転送を行なうよう
にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらのシステムにお
いては、複数のノードとスケジューラとの間のシグナリ
ング情報の搬送のためには、複数個のパケットないしス
ロットを使用する必要がある。特に、EP−A−039
3293号のシステムの予約手順では、送出動作の実行
中に、情報に対して操作を施す必要があり、これによっ
て不都合な遅延を発生させるおそれが生じている。
【0008】非常に高速なネットワークでは、その信号
手順に必要とされる帯域幅が、できる限り小さな帯域幅
で済むようにすべきであり、また、シグナリング情報を
送出し、処理し、ないしは受け取るために、伝送経路上
の情報の伝搬に大きな遅延を生じさせるということが、
ないようにすべきである。
【0009】本発明の目的は、シリアル伝送媒体に接続
したスケジューラ及び複数のノードを備えたシリアル伝
送媒体ネットワークにおけるシグナリング情報の伝送方
法(シグナリング方法)であって、シグナリング情報の
挿入を必要に応じて行なうことができ、そのシグナリン
グ情報の挿入のために完全なパケットないしスロットを
必要とすることがなく、また、そのシグナリング情報の
伝送のために、チャネルないし伝送能力を予め割当てる
必要もなくした、シグナリング方法を提供することにあ
る。本発明の更なる目的は、その種のシステムのための
シグナリング方法であって、複数のノードとスケジュー
ラとの間でのサービス要求情報並びにサービス割当情報
の伝送を、個々のノードごとに個別に伝送できる方式
で、しかも、コンパクトな形態で行なうことができ、更
には非常に高速な動作を可能とする、シグナリング方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、特許請
求の範囲に記載したシグナリング方法ないし装置によっ
て達成される。本発明の方法によって得られる利点は、
非常に小さな帯域幅しか必要としないただ1つのシグナ
リング用ブロックを用いて、複数のノードへの情報伝
送、及び複数のノードからの情報伝送を、個々のノード
ごとに個別に行なうことができること、それに、シグナ
リング情報の構造が簡明であるため、そのシグナリング
情報を、各ノードにおいて非常な高速で取り扱うことが
でき、それによって遅延を回避することができることに
ある。
【0011】
【実施例】1)システム、データ、及びノードの構造 以下に、リング形通信システムに適合するように実現し
た本発明の実施態様について説明する。この通信システ
ムの構造は図1に示すとおりである。この通信システム
の伝送媒体は、閉じた一方向リング11である。このリ
ング11には、「1」から「K」までの番号を付した複
数のノード、即ちステーション13が接続されており、
また更に、スケジューラ(S)15が装備されている。
ここで特に記しておくと、本発明は、リング形システム
ばかりでなく、例えば二重バス形システムや、それに類
似したその他のシステム等の、スケジューラ即ちヘッダ
・ステーションから送出された情報が、複数のノードを
シーケンシャルに通過して送出元のスケジューラ(ヘッ
ダ・ステーション)へ回帰してくる(転送されて戻され
てくる)構成を持つ、その他の形態の通信システムにも
適用可能である。
【0012】伝送リング上の基本的なデータ伝送フォー
マットは、例えば図2に示した構造を持ったタイム・ス
ロットであり、このタイム・スロットを基本スロット1
7と呼んでいる。1つの基本スロットは、複数の原子デ
ータ単位(Atomic Data Unit: ADU)のシーケンスと
して構成されている。ADUは、一括して取り扱われる
最も小さな情報単位である。1個のADUは、この具体
例では、32ビットから成るものとしてあり、それは、
このシステムに使用している回路の中の、データ経路並
びにロジック・ユニットが、32個の並列ビットを取り
扱えるからである。
【0013】基本スロットは、例えば16個のシーケン
シャルなADUから構成され、それら16個のADU
は、例えば2個のADU19、21から成るヘッダと、
例えば13個のADU23から成るデータ・ペイロード
と、例えば1個のADU25から成るトレーラとして編
成される。ヘッダは、その先頭の部分に開始区切り信号
を備えており、それに続いて、更に種々の制御情報を包
含している。ペイロードは、そのスロットが伝送すべき
データだけを包含している。トレーラは、その先頭の部
分に終了区切り信号を備えており、更に数種類の制御情
報を包含している。
【0014】図3は、スロットのヘッダ(先頭ADU)
に包含されている制御情報を、更に詳細に示した図であ
る。先頭の8ビット27は、上で述べた開始区切り信号
である。続く3ビット28は、互いに同じ種類の動作な
いし伝送を、8段階の優先順位段階で別々に実行できる
ようにするために、優先順位を表示するビットである。
更に続く3ビット29は、スロット・タイプを(即ち、
そのスロットが同期情報用スロットか、非同期情報用ス
ロットか、等々を)表示するビットである。続く2組
の、2ビット・グループは、本実施例では使用していな
い。次の1ビット31は、そのスロットが、予約済(RE
SERVED)スロットになっているか、それとも無予約使用
可(GRATIS)スロットになっているかを表示するビット
である。次の1ビット32は、そのスロットが塞り状態
(BUSY)にあるか、それとも空き状態(FREE)にあるか
を(即ち、そのスロットが有効データを包含しているか
否かを)表示するビットである。更にその他には、1ビ
ットのモニタ/バス・ビットと、1ビットの同期転送ビ
ット33と、2ビットの(複数のスロットを使用したフ
レームのために)先頭/中間/末尾/単独のスロット位
置を表示するビットが含まれている。末尾の8ビットは
本実施例では使用していない。
【0015】図4は、ノードの中の基本的なデータ経路
の構造を示した図である。ノードは入力回路41と出力
回路43とを備えており、これら回路が、このノード
を、伝送リング11の到来部分と出発部分とに接続して
いる。制御回路45は、到来データとノードの現在ステ
ータスとを評価して、複数本のデータ経路の様々な部分
を制御するための、種々の制御信号を発生する回路であ
る。マルチプレクサ(即ちスイッチング回路)47は、
複数本のデータ経路のうちの1本を、伝送リングへデー
タを送出するための経路として選択する回路である。
【0016】データ経路には、4本の基本的な経路が含
まれている。そのうちの直接経路49は、到来データを
出力回路へ直接転送する(例えば、同期データの場合
等)ためのデータ経路である。挿入バッファ51は、到
来データを一時的に保持し、その保持したデータを、時
間的に遅らせて、経路53を介してリングへ送出できる
ようにするバッファである。このノードから送出する必
要のあるローカル・データは、複数の送出バッファ(出
力バッファ)に記憶させることができるようにしてあ
り、それらに記憶させてあるデータを、マルチプレクサ
55によって選択し、経路57を介して出力用マルチプ
レクサ47へ転送できるようにしてある。また、このノ
ードが受け取るべきデータが到来した時には、その到来
データを、経路59を介し、更にデマルチプレクサ(ス
イッチング手段)61を介して、このノードの中に備え
てある、複数のバッファ即ちローカル・ユニットへ転送
できるようにしてある。
【0017】2)伝送構成方式と予約方式 図5は、スロット予約と、スケジューラが行なうスロッ
ト・マーキングとを、どのように構成しているかを示し
た図である。(これについては、図1の右側の部分の、
予約と、確認とを併せて参照されたい)。先ず最初に、
スケジューラが予約コマンド(要求コマンド)を送出
し、データを伝送するためにスロットを必要としている
各ノードは、この予約コマンドの中へ、そのスロット要
求を加入させる(即ち予約を行なう)ことができる。こ
の予約コマンドがリング上を循環進行している間は、ス
ケジューラは、無予約使用可スロットを次々と送出して
いる。無予約使用可スロットは、いずれのノードでも
(そのスロットが空き状態でありさえすれば)前もって
予約することなく使用することができるスロットであ
る。予約コマンドが一周してスケジューラへ戻ってきた
ならば、スケジューラは、その予約コマンドの情報を評
価して、その中のスロット要求の全てを許可し得るか、
それともそのうちの一部のみしか許可することができな
いかを判定する。スケジューラは、そのための計算処理
を完了したならば、確認コマンド(応答コマンド)を送
出して、幾つのスロットが許可されたのか、従って、要
求を発したノードのために、これから幾つのスロットが
予約されるのかを、全ての関連ノードに対して告知す
る。この確認コマンドの直後から、スケジューラは、予
約済であることをスロットに表示するマーキング作業を
開始する。こうして予約済にするスロットの個数は、確
認コマンドの中において許可した確認スロットの合計数
に等しい。各ノードは、幾つの予約済スロットを使用し
て良いのかを、確認コマンドから知ることになる。
【0018】リング内のラップアラウンド(巡回)効果
により、スケジューラの目の前を空き状態の無予約使用
可スロット、塞り状態の無予約使用可スロット、それに
空き状態の予約済スロットが通過して行く。スケジュー
ラは、予約が必要とされている限り、空き状態であるか
塞り状態であるかを問わず、このスケジューラを通過し
て行く全ての無予約使用可スロットに対して、端から予
約済のマークを付して行く。
【0019】スケジューラは、「現在長さ」カウント値
CLをカウントしており、このカウント値CLは、現在
ラウンドにおいて、あと幾つのスロットにマーキングし
て予約済スロットにする必要があるのかを表わすカウン
ト値である。このカウント値CLは、1個の無予約使用
可スロットがマーキングされて予約済スロットになるた
びに減少する。一方、空き状態の予約済スロットがスケ
ジューラを通過しても、このカウント値CLは減少しな
い。尚、このように空き状態の予約済スロットがスケジ
ューラへ到来することがあり得るのは、塞り状態であっ
た予約済スロットが(そのスロットの内容が除去され
て)空き状態に変わったときであって、しかもそのとき
予約の確認を受けている全てのノードが、そのスロット
の内容を除去したノードよりも上流側に(スケジューラ
から、そのスロットの内容を除去したノードまでの間
に)位置している場合である。
【0020】この後、スケジューラは次の予約コマンド
を送出する。相前後する2回の予約コマンド送出の間の
期間を「ラウンド」と呼んでいる。ラウンドの長さは、
ノードの伝送需要の大きさに応じて、異ならせることが
できる。予約コマンドが巡回している間や確認コマンド
が巡回している間も、伝送機能を利用できなくなること
はない。なぜならば、それらが巡回している間は、無予
約使用可スロットが伝送されているからである。尚、本
実施例では、必要な個数の予約済スロットを発生させた
ならば、その直後に、次の予約コマンドを送出するよう
にしているが、予約コマンドの送出タイミングを、これ
以外の任意のタイミングとすることも可能であることは
いうまでもない。
【0021】3)予約コマンド/確認コマンドの挿入に
よるシグナリング情報伝達方式 シグナリング、即ち、予約コマンドの伝送は、様々な従
来のシステムにおいて示唆されているように、各スロッ
トのヘッダの特別の部分において行なうようにすること
も不可能ではない。
【0022】しかしながら、本発明では、それとは異な
った方式を導入している。その方式について、図6を参
照して説明する。先ず最初に、同図には、複数個の基本
スロットから成る通常のシーケンスを示してあり、それ
ら基本スロットの各々は更に(図2に示したように)複
数個のADUから構成されている。スケジューラは、予
約コマンドを送出するときには、予約開始フラグ(Star
t-of-Reserve: SOR)を送出し、その直後に続けて予
約終了フラグ(End-of-Reserve: EOR)を送出する。
これら2つのフラグは、データ・ストリームの中の、連
続する2つのスロットの間に挿入するようにしており、
即ち、図6に示すように、第iスロットと第(i+1)
スロットとの間に挿入するようにしている(バッファ挿
入法を利用している)。スロットを予約しようとしてい
る各ノードは、開始フラグSORが到来するのを待ち、
それが到来したならば、終了フラグEORの直前に、み
ずからの要求単位RES(要求フィールド)を挿入す
る。従って予約コマンドは、巡回している間に成長して
行き、最終的には、ノードからの要求の全てを蓄積する
(図6を参照されたい)。2つのフラグと各々の要求単
位とはいずれも、丁度、原子データ単位(ADU)1個
分の大きさを持っている。尚、予約コマンドの中に含ま
れる、それら異なった種類の原子データ単位を、夫々、
SOR−ADU、RES−ADU、及びEOR−ADU
と呼んでいる。
【0023】スケジューラは、ノードに対して予約済ス
ロットの許可を与えるために、確認コマンドを送出す
る。確認コマンドは、予約コマンドと同一の構造を持っ
たものであり、即ち、開始フラグADU(SOC−AD
U)と、複数個の確認単位(CON−ADU)と、終了
フラグADU(EOC−ADU)とを備えている。先に
要求を発した各ノードは、この確認コマンドから、1つ
ずつ確認単位(ADU)を除去して、抜き取って行く。
【0024】以上のシグナリング方式によれば、必要な
ときに即座にシグナリング情報を挿入することができ、
しかもそのシグナリング情報の挿入によって、伝送能力
が利用不可能になることがない。これを「挿入/除去式
シグナリング方式」と呼ぶことにした。尚、本実施例で
は、このシグナリング方式を、予約コマンド及び確認コ
マンドの伝送に使用しているが、いうまでもなく、この
方式は、その他の種々のシグナリング情報の伝送にも利
用することができ、例えば、システム再構築(システム
・リコンフィグレーション)、特別のモニタ機能、故障
回復等々に利用することができる。
【0025】以下に、予約コマンド並びに確認コマンド
がどのように取り扱われ、また伝送されるのかについて
の詳細を、図7(A)及び(B)に示した伝送結果を参
照しつつ説明する。図7の(A)は、1つの予約コマン
ドが循環しつつ成長する様子を示した図である。スケジ
ューラSの直後では、予約開始フラグSORと予約終了
フラグEORとが存在しているだけである。第1ノード
は、それら2つのフラグの間に、みずからの要求(RE
S1)、即ち「10」を挿入する。第2ノードは送出を
必要としておらず、そのため、予約コマンドをそのまま
の形で進行させる。第3ノードは、23個のスロットを
要求する、みずからの要求(RES3)を、末尾の要求
単位と終了フラグとの間に挿入する。最後に、第iノー
ドが、17個のスロットを要求する、みずからの要求
(RESi)を挿入し、この後、スケジューラは、図7
の(A)の最下部に図示されている要求列を受け取る。
スケジューラは、受け取った要求列から、各ノードが幾
つのスロットを要求したのかを知ることができ、それに
よって、夫々のラウンドの中で許可すべきスロットの個
数を決定することができる。
【0026】続いて、スケジューラSは、受け取った予
約コマンドと同一の構造を持ち同数のフィールドを有す
る確認コマンドを発生する。即ち、その確認コマンド
は、確認開始フラグSOCと、それに続く複数の確認単
位CON1、CON2、CONiと、確認終了フラグE
OCとから構成されている。確認単位の各々は、夫々の
ノードに対して許可された(確認された)スロットの個
数を表わすカウント値を包含している。先に要求を出し
た各ノードは、この確認コマンドが到来したならば、こ
の確認コマンドの中から先頭の確認単位を抜き取って、
その夫々の数(即ち、第1ノードでは「10」、第3ノ
ードでは「20」、そして第iノードでは「15」)を
記憶すると共に、その確認コマンドから、夫々の確認フ
ィールドを除去する。確認コマンドは循環する間に次第
に縮小して行き、最終的には開始フラグSOCと終了フ
ラグEOCとだけになってスケジューラへ回帰し、そし
てそれらフラグも、スケジューラによって除去される。
【0027】この手順によれば、要求及び許可に関与す
るノードを、スケジューラが特定せずとも、個々のノー
ドごとに個別に、要求及び許可を取り扱うことができ
る。従って、トラフィックの量/許可の量の精密な調整
と、全てのノードの適正な取り扱いとが可能になる。
【0028】更に、この方式によれば、シグナリング情
報の伝送に、非常に僅かな伝送能力しか必要とされな
い。また、シグナリング情報用チャネルを別個に設けて
おく必要もない。即ち、必要が生じたときにだけ、必要
な情報を、通常のデータ・ストリームの中の都合の良い
位置に(例えば2つのスロットの間に)挿入すれば良い
のである。
【0029】ここで重要な点は、伝送媒体上を伝送する
全ての情報を、互いに同一の大きさの基本単位(即ちA
DU)を複数個集めた構成とすると共に、その情報に挿
入し、ないしはそこから除去するシグナリング情報も、
1個ないし複数個のADUから成る構成としている点で
ある。これによって、例えばシリアル・パラレル変換等
の、ADUを対象としてノード内で実行する基本データ
の取り扱い動作を、挿入されたシグナリング情報を処理
するために中断することなく、連続して実行することが
できるようになっている。
【0030】尚、この種のシグナリング方式とするため
には、各ノードが挿入バッファ経路を備えている必要が
ある。従って、バッファ挿入を行なわずに通常のデータ
伝送を実行するような動作方式で設計されている通信シ
ステムに、この挿入/除去式シグナリング方式を採用す
るためには、シグナリング情報を取り扱えるように、単
一ADU挿入バッファ経路を装備する必要があり、この
挿入バッファ経路については、後に図10を参照して説
明する。
【0031】更に、その種の単一ADU挿入/除去回路
を使用することによって、データ・ストリームに対して
シグナリング情報の挿入及び除去を行なうのに、上で説
明したようにスロットの境界において行なうばかりでな
く、任意の連続する2つの原子データ単位ADUの間
に、即ち、スロットの中間においても、シグナリング情
報の挿入及び除去を行なうことができるようになる。
【0032】予約手順/確認手順における、ADUの挿
入動作/除去動作のルール スケジューラが予約コマンドを送出するとき 予約コマンドは、その発生直後は、2個のADU(開始
フラグADUと終了フラグADU)だけで構成されてい
る。これら2個のADUをデータ・ストリームの中へ挿
入する際には、データ・ストリームの中にあった別の2
個のADUを、みずからの挿入バッファの中に一時記憶
させて遅延させる必要がある。これ以後、スケジューラ
の内部のデータ経路はADU2個分だけ長くなり、この
状態は、この挿入バッファが再び空にされるまで継続す
る。
【0033】予約コマンドがノードに到来したとき 要求を出す各ノードは、みずからの予約ADUをデータ
・ストリームの中へ挿入する際には、データ・ストリー
ムの中にあった別の1個のADUを、みずからの挿入バ
ッファの中に一時記憶させて遅延させる必要がある。こ
れ以後、到来する全てのデータは、このノードの中にお
いて、ADU1個分ずつ遅延されるようになり、この状
態は、この挿入レジスタが再び空にされるまで継続す
る。
【0034】予約コマンドがスケジューラへ回帰した
とき スケジューラは、予約コマンドを受け取ったならば、み
ずからの遅延用バッファ(即ち、挿入バッファ)から2
個のADU(開始フラグ及び終了フラグとして発生した
ADU)を除去する。予約コマンドの中の、それら2個
以外の全てのADUは、アイドルADUとして、更に伝
送媒体上を進行し続けるようにする(一時的ギャップを
発生させる)。
【0035】スケジューラが確認コマンドを送出する
とき スケジューラが予約コマンドの内容を処理するには、ス
ロット数個分に相当する時間がかかることがある。スケ
ジューラは、その処理を完了したならば、確認コマンド
の挿入を実行し、このとき、到来スロットの中のADU
(挿入するADUの個数と同数)を、みずからの挿入バ
ッファの中を経由させることによって遅延させる。開始
フラグADUと終了フラグADUとを別にすれば、ここ
で挿入するADUの個数は、そのとき伝送媒体上に存在
しているアイドルADUによるギャップの個数と同一に
なる。
【0036】確認コマンドがノードに到来したとき 先に要求を出した全てのノードは、みずからに対応した
確認ADUを抜き取って除去し、このとき、みずからの
挿入バッファを空にする。
【0037】アイドルADUのギャップがスケジュー
ラへ回帰したとき アイドルADUのギャップ(即ち、予約コマンドのうち
の、一度循環して回帰したときに除去されずに残された
部分)がスケジューラへ再び回帰したときに、(確認コ
マンドを挿入するために)挿入バッファに入れられてい
た、そのギャップの個数に対応した個数のADUを除去
することができる。
【0038】確認コマンドがスケジューラへ回帰した
とき 最終的に確認コマンドがスケジューラへ回帰したときに
は、その確認コマンドは、2個のADU(開始フラグA
DUと終了フラグADU)だけで構成されている。従っ
て、この時点で、スケジューラの挿入バッファの中の最
後の2個のADUを除去することができる。これより以
後、予約手続きのために発生させた伝送媒体上の全ての
ADU遅延が除去された状態になる。
【0039】4)カウント値と確認のための計算処理 図8(A)及び(B)は、各々のノードの中に備えてあ
る、2個のカウンタを示した図である。図8(A)の第
1カウンタ65は、送信されるのを待っているスロット
の個数を表わす数NWを保持するカウンタである。この
ノードにおいて、例えばM個のスロットから成るパケッ
ト即ちメッセージを送信する新たな要求が生じたときに
は、その数「M」をこのカウンタ65のカウント値に加
える。一方、このノードのローカル・データを1個のス
ロットの中へ入れて送出するたびに、この数NWを
「1」だけ減少させるようにする。そして、次の予約コ
マンドが通過する際に、この数NWを、その予約コマン
ドの中に、予約カウント値NRとして挿入する。
【0040】図8(B)の第2カウンタ67は、確認を
受けた(許可された)スロットの個数を表わす数NCを
保持するカウンタである。「活性化」ノード(即ち、予
約の要求を出したノード)が、確認コマンドと共に確認
フィールドを受け取ったならば、その確認フィールドに
示されている数を、このカウンタの中に、数NCとして
記憶する。そして、このノードは、1個の予約済スロッ
トを使用して送出を行なうたびに、この数NCを1単位
ずつ減少させる。このカウンタに保持されている値が
「0」になったならば、このノードは、それ以上の予約
スロットを使用することは許されない。
【0041】確認を与える個数の計算 この個数の計算に必要な入力データは、夫々の予約カウ
ント値NRと、1つのスレショルド値Hである。このス
レショルド値Hは一定値としても良く、或いはそのとき
のトラフィック状況に適合して変化する値としても良
い。このスレショルド値Hは、スケジューラが、1回の
ラウンドの中で許可を(確認を)与えることができる、
予約済スロットの最大個数を定めた値である。スケジュ
ーラは、予め選定されている任意のアルゴリズムに従っ
て(ただし、このアルゴリズム自体は本発明に直接関係
するものではない)、スレショルド値を超えることなく
要求を発している各ノードに許可を(確認を)与えるこ
とができるスロットの個が、何個であるかを算出する。
このシグナリング方式は、個々のノードごとの個別の予
約及び確認のデータを、当該ノードからスケジューラ
へ、或いはその逆へと伝送することができるため、確認
を与えるスロットの個数の計算方法としては、適当な任
意の計算方法を採用することができる。本実施例におい
ては、スレショルド値H=45(即ちスロット45個)
であるものとしている。図7(A)に示した具体例で
は、ノードから要求されたスロット個数の合計値が50
(=10+23+17)個であるから、要求されたスロ
ットの全てを許可することはできない。そこで、第3ノ
ード及び第iノードへの割当個数を削減して、確認する
個数を、図7(B)に示すように第1、第3、第iノー
ドに対してそれぞれ10個、20個、15個にすれば良
い。
【0042】5)リング上のスロットの循環と、あり得
る状態変化 各々のスロットは、リング上を循環している間に取り得
る状態が幾つかあり、また、何回も状態変化することが
あり得る。これらに関する基本的な点を図9に例示し
た。同図に示したのは、1つのスケジューラと6つのノ
ードN1〜N6とを備えたリングである。「*」印を付
した位置から説明を始めると、先ず、空き状態で無予約
使用可とされているスロットが、ノードN1へ到達す
る。このノードN1は、送信すべきデータを保持してお
り、この到来したスロットを使用することにし、そのた
め、このスロットの状態を、空き状態から塞り状態へ変
化させるが、ただし、無予約使用可の表示はそのまま変
わらない。このスロットがスケジューラを通過するとき
にも、このスロットは塞り状態のままであるが(このス
ロットが包含しているデータの宛先は、更に下流のノー
ドN2であるとする)、ただしスケジューラは、現在ラ
ウンドにおいて、更に多くの予約済スロットを設定しな
ければならないものとすると、このスロットを、無予約
使用可スロットから予約済スロットへ変化させる(これ
によって、先に予約要求を出して確認を受けているノー
ドが、後に、このスロットを使用できるようになる)。
続いて、このスロットがノードN2へ到達したならば、
データがその宛先へ到達したのであるから、このスロッ
トは空き状態にセットされるが、ただし、このスロット
の予約済のステータスはそのまま維持される。従って、
空き状態ではあるが予約済のスロットが、ノードN3へ
到達する(このノードN3は、送信すべきデータを保持
しており、しかも、その確認済スロット数がまだ「0」
になっていないものとする)。ノードN3は、このスロ
ットを使用して、データをこのスロットの中へ入れ、そ
のとき、このスロットの表示を、塞り状態、且つ、無予
約使用可の状態に変更する(ここで無予約使用可に変更
するのは、確認を受けた予約がこの時点で履行されたか
らである)。ここで、このスロットの中へ入れられたデ
ータの宛先がノードN4であったものとすれば、ノード
N4がそのデータを受け取って、このスロットを空き状
態にセットする(無予約使用可のステータスはそのまま
である)。これ以後、これより下流側のいずれのノード
(例えばノードN5等)もこのスロットを使用してデー
タを送信することができ、その場合、このスロットの表
示を塞り状態にセットするが、ただし、無予約使用可の
表示はそのままにしておく。そして更に、そのデータ
が、その宛先へ到達したならば(例えばノードN6が宛
先であったとする)、そこで、このスロットは、再びそ
の状態表示を空き状態に変更されるが、ただし、そこで
も、無予約使用可の表示はそのまま維持される。
【0043】以上に例示したスロットの状態変遷の様子
から分かることは、1個のスロットが一巡する間に、互
いに独立したデータを複数回に亙って搬送することがで
きるということである。即ち、1個のスロットによっ
て、それが一巡する間の予約による伝送は1回だけであ
るにもかかわらず、例えば3つの送信源から3つの宛先
へ、データを搬送することができるということである。
【0044】6)ノード内の回路におけるパイプライン
式動作のタイミング 本発明のシグナリング方法を採用することによって可能
となる、極めて高速な動作速度を達成するためには、各
ノードの転送経路において実行するADUの挿入及び除
去の動作をパイプライン式動作とするのが良い。図10
は、そうするための回路のブロック図である。
【0045】図10の回路の中の全てのデータ経路及び
全てのレジスタは、その幅が1個のADUに対応した大
きさを持っており、即ち、それらデータ経路及びレジス
タは32個のビットをパラレルに転送及び保持すること
ができる(ただし、ADUの幅を32ビット以外の任意
の幅にすることもできることは、いうまでもない)。到
来バス71と出発バス73とを備えている。また、クロ
ックト・レジスタを3個備えており、それらレジスタ
は、入力レジスタR1(75)、挿入バッファ・レジス
タR2(77)及び出力レジスタR3(79)である。
更に、3個のスイッチS1(81)、S2(83)及び
S3(85)を備えている。また、ADU挿入/除去用
のFSM(有限状態マシーン)87を備えており、これ
は、それら3個のスイッチを制御するための制御信号
を、夫々、ライン81A、ライン83A、及びライン8
5A上へ送出する制御装置である。
【0046】レジスタR1〜R3とスイッチS1〜S3
とは、3本の内部バスによって相互接続してある。即
ち、バス89は、入力レジスタR1の出力を、挿入バッ
ファ・レジスタR2の入力と、スイッチS3と、FSM
87とに接続している。また、バス91は、挿入バッフ
ァ・レジスタR2の出力を、スイッチS2と、この挿入
バッファ・レジスタR2に保持されたADUを除去する
ためのバス93とに接続している。バス95は、ノード
で局所的に発生したADUを、ノードの送出用レジスタ
からスイッチS2へ転送するために備えられているバス
である。そして、バス97は、スイッチS2とスイッチ
S3とを接続するバスである。
【0047】挿入/除去制御線99は、ノード制御装置
からFSM87へ、2種類の制御信号を搬送する。それ
ら制御信号のうち、「挿入」信号が活性化されると、こ
のノードの中から出力レジスタR3へADUが転送さ
れ、しかもそれと同時に、到来ADUが、入力レジスタ
R1から、挿入バッファ・レジスタR2へ転送される。
一方、「除去」信号が活性化されると、挿入バッファ・
レジスタR2からADUが除去される(それと同時に、
別のADUが入力レジスタR1から出力レジスタR3へ
転送される)。FSM87は更に、入力レジスタR1か
らシフト・アウトされた各ADUを受け取り、そのAD
Uから制御情報を抽出する。
【0048】交互クロック・パルスである2種類のクロ
ックが、夫々、線101Aと線101Bとに送出されて
いる。それらのうち、シフト・クロック(101A)
は、入力レジスタR1及び出力レジスタR3には、直接
供給されており、挿入バッファ・レジスタR2には、ス
イッチS1を介して間接的に供給されている。従って、
入力レジスタR1と出力レジスタR3とは毎周期クロッ
キングされるのに対し、挿入バッファ・レジスタR2
は、必要なときだけクロッキングされるようにしてあ
る。一方、スイッチ・クロック(101B)はFSM8
7へ供給されており、このFSM87は、スイッチの切
り換え状態を、挿入/除去制御信号(並びにバス89か
ら受け取ったばかりのADUの内容)に従って、(シフ
ト・クロックの2つのパルスの中間の時点において)変
化させる。
【0049】以上の回路の動作を示したのが、次の表1
及び表2である。表1は、挿入動作を示したものであ
り、この動作は[a−b−c−d−(e−f)]で表わ
されるADUのシーケンスがノードへ到来するときに、
それらのうちの[b]と[c]との間にADU[x]を
挿入し、[a−b−x−c−d−(e−f)]で表わさ
れるシーケンスがノードから出て行くようにする動作で
ある。表2は、除去動作を示したものであり、この動作
は[a−b−x−c−d−(e)]で表わされるADU
のシーケンスがノードへ到来するときに、それらのうち
からADU[x]を除去することによって、[a−b−
c−d−(e)]で表わされるシーケンスがノードから
出て行くようにする動作である。これらの表は、シフト
・クロックの各パルスの発生直後、並びにスイッチ・ク
ロックの各パルスの発生直後における、3個の全てのス
イッチの切り換え状態と、3個の全てのレジスタの内容
とを示している。
【0050】 表 1 ================================================================== クロックの種類 S1 S2 S3 R1 R2 R3 ================================================================== シフト・クロック −u u u b / a ------------------------------------------------------------------ スイッチ・クロック u u u シフト・クロック c b b ------------------------------------------------------------------ スイッチ・クロック u −u −u シフト・クロック d c x ------------------------------------------------------------------ スイッチ・クロック u u −u シフト・クロック e d c ------------------------------------------------------------------ シフト・クロック u u −u f e d ================================================================== 表 2 ================================================================== クロックの種類 S1 S2 S3 R1 R2 R3 ================================================================== シフト・クロック u u −u x b a ------------------------------------------------------------------ シフト・クロック u u −u c x b ------------------------------------------------------------------ スイッチ・クロック −u u u シフト・クロック d x c ------------------------------------------------------------------ シフト・クロック −u u u e x d ==================================================================
【0051】これらの表の内容については、特に説明
するまでもなく容易に理解されよう。これらの表から明
らかなように、原子データ単位ADUの、直接転送動
作、並びに挿入及び除去動作の全てを、伝送線上のデー
タ伝送速度で行なうことができるようになっている。
【0052】この回路によれば、シグナリング用ADU
を、データ・ストリーム中の、データを伝送している任
意の2個のADUの間に挿入し、また、そこから除去す
ることができる。ADUの挿入/除去制御を独立的に行
なっているため、シグナリング用ADUの挿入ないし除
去によって、メインとなるデータの流れが阻害された
り、そのデータの流れの速度が減速されることがない。
【0053】尚、このパイプライン式の回路を、単一A
DU(1個だけのADU)の挿入ないし除去を行なうた
めにだけ使用するのではなく、通常のバッファ挿入法
に、即ち、複数個のADU(例えば、スロット1個の全
体、ないしは複数個のスロットに相当するADU)を遅
延させるためにも使用するのであれば、レジスタR2を
複数ADU用レジスタ(例えば32個ないし128個の
ADUを保持することのできるレジスタ)にする必要が
ある。
【0054】7)別実施態様 以上の説明では、1つの具体的な好適実施例を開示した
が、その特徴のうちの幾つかについては、以下に述べる
ように、別態様ないし別方法で実施することも可能であ
る。7a)シグナリング情報を挿入する位置の別実施態
図6の具体例では、シグナリング情報を、2つのスロッ
トの間の境界部に挿入するようにしていた。しかしなが
ら、(既に言及したように)シグナリング情報を、任意
の2つのADUの間に、即ち、任意のスロットの内部に
挿入することも可能である。明確に識別できる開始区切
り信号と終了区切り信号とで、可変長のシグナリング情
報の「枠付け(フレーミング)」をしているため、ノー
ド並びにスケジューラは、伝送中のスロットの取り扱い
動作を一時中断して、挿入されたシグナリング用ADU
の一団の通過後にその動作を再開することができる。こ
の場合、シグナリング用ADUは、特別のシグナリング
用バッファから取り出し、また、その特別のバッファに
記憶させるようにすれば良い。7b)この挿入/除去方
式を、その他の種類のシグナリング情報に適用するよう
にした別実施態様 以上においては、挿入/除去シグナリング方式を、スロ
ットへのアクセスを制御するための、予約情報及び確認
情報の伝送に利用した実施例を説明した。しかしながら
いうまでもなく、その他の種類の制御情報を(また、複
数種類の制御情報を)、この方式を利用して伝送するこ
とも可能である。特に、複数種類の制御信号を伝送する
場合には、夫々の開始区切り信号の内容を互いに異なら
せることにより、制御情報どうしの間の識別を可能にす
ることができる。それら制御情報の具体例を挙げるなら
ば、ノード間の同期接続のセット・アップのための制御
情報、モニタ動作、故障回復、構成設定制御、等々を挙
げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワーク構造体の模式図であり、そのネッ
トワーク構造体に関連させて、予約コマンド並びに確認
コマンドの経路を併せて示した模式図である。
【図2】ネットワーク内のデータ伝送のための基本的な
スロット・フォーマットを示した説明図である。
【図3】制御情報を包含するための複数のフィールドを
備えた制御部分を含んでいる、図2のスロット・フォー
マットのヘッダの詳細を示した説明図である。
【図4】通信システムの中に備えられているノード構造
体のブロック図である。
【図5】予約コマンドと、伝送スロットと、確認コマン
ドとから成るシーケンスが、スケジューラから出る状態
と、スケジューラへ入る状態とを例示すると共に、予約
ラウンドの長さを示した説明図である。
【図6】複数個のシグナリング情報用ADUを、同じく
複数個のADUから成る相前後する2つのスロットの間
に、挿入したところを示した説明図である。
【図7】(A)及び(B)はそれぞれ、予約コマンド及
び確認コマンドの循環と、それらコマンドがノードにお
いてシグナリング情報を挿入ないし除去されることによ
って変化する様子とを示した説明図である。
【図8】(A)及び(B)はそれぞれ、各ノードに備え
られている、予約カウント値用と確認カウント値用の2
つのカウンタの入力情報及び出力情報とを示した説明図
である。
【図9】あるスロットがリング上を循環する際の、その
スロットの状態変化の具体例を示した説明図である。
【図10】シグナリング情報を、パイプライン方式で、
しかもリング上におけるデータ伝送の速度で挿入及び除
去するための、バッファ挿入/除去回路を示したブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11 伝送リング 13 ノード 15 スケジューラ 17 基本スロット 19、21、23、25 原子データ単位(ADU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフラム・レムペナウ スイス国ツェーハー−8802 キルヒベル ク、ニーデルバートシュトラーセ 66番地 (72)発明者 エルヴィーン・ツアフルー スイス国ツェーハー−8706、フェルトマイ レン、ヘーレンシュトラーセ 24番地 (56)参考文献 特開 昭62−281636(JP,A) 特開 昭56−91558(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーケンシャル伝送媒体と、該伝送媒体に
    接続した少なくとも1つのスケジューラ及び複数のノー
    ドとを備え、データを複数の固定長の基本データ単位
    (ADU)から構成したタイム・スロットの中に入れて
    伝送するようにした通信システムにおいて、次の各ステ
    ップからなる、所定の種類のサービスの要求及び割当て
    を行うためのシグナリング情報の伝送方法。 (a)前記スケジューラにおいて、要求用シグナリング
    であることを表わす2つの区切り信号を少なくとも含ん
    でいる要求用シグナリング情報を、伝送データを表わす
    複数の基本データ単位から成るデータ・ストリーム中の
    任意の2つの基本データ単位の間に挿入するステップ。 (b)前記複数のノードのうち前記所定の種類のサービ
    スを要求しているノードの各々において、前記2つの区
    切り信号の間に少なくとも1つの要求単位をそれぞれ追
    加的に挿入するステップ。 (c)前記スケジューラにおいて、前記2つの区切り信
    号の間に挿入された前記少なくとも1つの要求単位を受
    け取るステップ。 (d)前記スケジューラにおいて、前記受け取った少な
    くとも1つの要求単位を評価して、受け取った個別の各
    々の要求に対して許可を与えることができるサービスを
    決定するとともに、前記要求単位の各々に対する応答を
    一の応答単位としてそれぞれ生成するステップ。 (e)前記スケジューラにおいて、応答用シグナリング
    であることを表す2つの区切り信号の間に少なくとも1
    つの前記応答単位を含んでいる応答用シグナリング情報
    を、前記データ・ストリーム中の任意の2つの基本デー
    タ単位の間に挿入するステップ。 (f)先に前記要求単位を挿入した各ノードにおいて、
    前記応答用シグナリング情報から夫々の応答単位を除去
    して、その応答単位の内容を受け取るステップ。
  2. 【請求項2】前記区切り信号、前記要求単位及び前記応
    答単位の各々を、固定長の基本データ単位からそれぞれ
    構成したことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法を実施するためのシグ
    ナリング情報伝送装置であって、 複数の基本データ単位(ADU)から成る基本データ単
    位ストリームに対してシグナリング情報の挿入及び除去
    を行なうように、前記複数のノードの各々に設けられた
    挿入/除去手段を備え、 前記挿入/除去手段が、 ローカル制御信号である挿入/除去制御信号及び現に受
    け取られた基本データ単位に応答して、個々の基本デー
    タ単位の挿入と除去とを制御するための制御手段(8
    7)と、 前記挿入/除去手段の中を、基本データ単位をパイプラ
    イン式に通過させることにより、前記基本データ単位の
    ストリームの中の基本データ単位の速度及びタイミング
    を、挿入動作及び除去動作の有無にかかわりなく一定に
    維持することができるよう構成されたクロックト・レジ
    スタ手段(75、77、79、101A、101B)と
    を含んでいる、 ことを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】シーケンシャル伝送媒体と、該伝送媒体に
    接続した少なくとも1つのスケジューラ及び複数のノー
    ドとを備え、データをタイム・スロットに入れて伝送す
    るようにした通信システムにおいて、次の各ステップか
    らなる、所定の種類のサービスの要求及び割当てを行う
    ための方法。 (a)前記スケジューラから、要求コマンドの開始フラ
    グと終了フラグとを前後に連続させて、データ・ストリ
    ーム中の2つのタイム・スロットの間に当該開始フラグ
    及び終了フラグを挿入して、要求コマンドを送出するス
    テップ。 (b)前記所定の種類のサービスを要求している各ノー
    ドにおいて、前記終了フラグの直前に少なくとも1つの
    要求単位を挿入するステップ。 (c)前記スケジューラにおいて、前記要求コマンドの
    開始フラグと、少なくとも1つの前記要求単位と、前記
    要求コマンドの終了フラグとから成るシーケンスを受け
    取るステップ。 (d)前記スケジューラにおいて、前記受け取った少な
    くとも1つの要求単位を評価して、受け取った個別の各
    々の要求に対して許可を与えることができるサービスを
    決定するステップ。 (e)前記スケジューラから、割当コマンドの開始フラ
    グと、その直後に続く前記受け取った要求単位の個数と
    同数の割当単位と、その直後に続く割当コマンドの終了
    フラグとを、データ・ストリーム中の2つのタイム・ス
    ロットの間に挿入して、前記割当単位の各々に個々の割
    当情報を保持する割当コマンドを伝送するステップ。 (f)先に少なくとも1つの要求単位を挿入した各ノー
    ドにおいて、前記割当コマンドの開始フラグに続く先頭
    の割当単位を除去し、その割当単位の内容を受け取るス
    テップ。
  5. 【請求項5】前記タイム・スロットの各々を、複数の固
    定長の基本データ単位(ADU)から成る基本データ単
    位シーケンスとして構成し、 前記開始フラグ及び前記終了フラグの各々、並びに前記
    要求単位及び前記割当単位の各々を、それぞれ固定長の
    基本データ単位から構成したことを特徴とする請求項4
    記載の方法。
  6. 【請求項6】前記要求コマンドは、前記ノードがタイム
    ・スロットの予約を要求するための予約コマンドであ
    り、前記要求単位の各々は、夫々のノードのために予約
    すべきタイム・スロットの個数を表示しており、更に、
    前記割当コマンドは、前記ノードへタイム・スロットを
    許可するための確認コマンドであり、前記割当単位の各
    々は、夫々のノードのために予約されることが確認され
    たタイム・スロットの個数を表示しているようにしたこ
    とを特徴とする請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】前記スケジューラにおいて、 要求コマンド又は割当コマンドの基本データ単位の各々
    を送出するたびに、遅延バッファ内において、基本デー
    タ単位1つ分の遅延を追加して発生させるステップと、 回帰してきた要求コマンドを受け取ったときに、当該要
    求コマンドの開始フラグと終了フラグとを前記伝送媒体
    から除去する一方で、当該要求コマンドの要求単位を、
    アイドルな基本データ単位のシーケンスとして更に前記
    伝送媒体上を伝搬させ続けるステップと、 割当コマンドの残りの部分を受け取ったときに、当該割
    当コマンドの開始フラグと終了フラグとを伝送媒体から
    除去するステップと、 要求コマンドから生成した、前記アイドルな基本データ
    単位のシーケンスが回帰してきたときに、当該シーケン
    スを前記伝送媒体から除去するステップと、 前記アイドルな基本データ単位のシーケンスを前記伝送
    媒体から除去するたびに、前記遅延バッファから遅延さ
    せた基本データ単位を1つずつ抜き取ることによって、
    通過している基本データ単位のストリームの遅延を減少
    させるステップと、 をそれぞれ実行することを特徴とする請求項5記載の方
    法。
JP3330306A 1991-03-27 1991-12-13 Lanシステムにおけるシグナリング情報の伝送方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0771102B2 (ja)

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