JPH0771413B2 - 乗用型田植機の傾斜制御装置 - Google Patents
乗用型田植機の傾斜制御装置Info
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- JPH0771413B2 JPH0771413B2 JP3006958A JP695891A JPH0771413B2 JP H0771413 B2 JPH0771413 B2 JP H0771413B2 JP 3006958 A JP3006958 A JP 3006958A JP 695891 A JP695891 A JP 695891A JP H0771413 B2 JPH0771413 B2 JP H0771413B2
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- Japan
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- seedling planting
- planting device
- rolling
- rice transplanter
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、走行車体の後部に装
着された苗植装置の左右傾斜姿勢を自動的に制御するロ
ーリング修正機構を設けた乗用型田植機に関するもので
ある。
着された苗植装置の左右傾斜姿勢を自動的に制御するロ
ーリング修正機構を設けた乗用型田植機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、水田の泥面
に移植される苗の深さを一定に維持するため、特開昭5
0−11813号公報・実開昭52−25917号公報
などに示されているように、苗植装置を水田の泥面を基
準として左右傾斜姿勢を修正制御する装置が提案されて
いる。
に移植される苗の深さを一定に維持するため、特開昭5
0−11813号公報・実開昭52−25917号公報
などに示されているように、苗植装置を水田の泥面を基
準として左右傾斜姿勢を修正制御する装置が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
水田の均平作業が不充分で部分的に左右方向に泥面の傾
斜があると、整地フロートの下面がその傾斜に順応し、
泥土の表面は滑らかに整地されるものの、左右方向の傾
斜に沿って苗を植付けてしまう。そして、後日、高い所
の土が低い所に流された場合、苗の植付深さに差異を生
じるおそれがあった。
水田の均平作業が不充分で部分的に左右方向に泥面の傾
斜があると、整地フロートの下面がその傾斜に順応し、
泥土の表面は滑らかに整地されるものの、左右方向の傾
斜に沿って苗を植付けてしまう。そして、後日、高い所
の土が低い所に流された場合、苗の植付深さに差異を生
じるおそれがあった。
【0004】また、左右傾斜姿勢を修正するのは油圧装
置が電動モーター等の駆動部で行なうので、制御が働い
て苗植装置の姿勢が一定範囲内に修正された後に、該駆
動部が停止されるまでに時間的な遅れが発生する。この
遅れのために、苗植装置の修正揺動が過大となって、例
えば下降される側にある整地フロートを強制的に泥中に
沈み込ませて、苗植付け深さが適正とならないような事
態が発生することがあった。また、上記のような事態を
無くすために、急激に駆動装置の駆動を停止するように
すると、苗植装置の重量が大きい場合、停止の際の衝撃
が大きいのでローリング修正機構・苗植装置を破損する
原因となる。
置が電動モーター等の駆動部で行なうので、制御が働い
て苗植装置の姿勢が一定範囲内に修正された後に、該駆
動部が停止されるまでに時間的な遅れが発生する。この
遅れのために、苗植装置の修正揺動が過大となって、例
えば下降される側にある整地フロートを強制的に泥中に
沈み込ませて、苗植付け深さが適正とならないような事
態が発生することがあった。また、上記のような事態を
無くすために、急激に駆動装置の駆動を停止するように
すると、苗植装置の重量が大きい場合、停止の際の衝撃
が大きいのでローリング修正機構・苗植装置を破損する
原因となる。
【0005】更には、畦際での作業時において苗植装置
の側部が硬い地面等に乗上げたとき、苗植装置に非常に
大きな揺動力が作用するために、その大きな左右揺動力
が油圧装置や電動モータ等の駆動部に逆伝達されて、駆
動部を破損してしまうという問題もあった。
の側部が硬い地面等に乗上げたとき、苗植装置に非常に
大きな揺動力が作用するために、その大きな左右揺動力
が油圧装置や電動モータ等の駆動部に逆伝達されて、駆
動部を破損してしまうという問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
を解消するために、前輪5と後輪6とで水田の耕盤上を
走行する走行車体1の後部にリフト機構2を設け、水田
の泥面を滑走する整地体20とこの整地体20が整地し
た泥面に苗を移植する植付具24とを設けた苗植装置3
を該リフト機構2の後端部側で前後方向のローリング軸
25回りに回動自在に装着すると共に、該苗植装置3を
ローリング軸25回りに駆動揺動して苗植装置3の水平
面に対する左右傾斜姿勢を修正するローリング修正機構
Aを設けた乗用型田植機において、該ローリング修正機
構Aの苗植装置3をローリング軸25回りに駆動揺動さ
せる駆動部には、リフト機構2に対する苗植装置3の自
由揺動を弾性変形によって許容する融通機構Bを設けた
ことを特徴とする乗用型田植機の傾斜制御装置としたも
のである。
を解消するために、前輪5と後輪6とで水田の耕盤上を
走行する走行車体1の後部にリフト機構2を設け、水田
の泥面を滑走する整地体20とこの整地体20が整地し
た泥面に苗を移植する植付具24とを設けた苗植装置3
を該リフト機構2の後端部側で前後方向のローリング軸
25回りに回動自在に装着すると共に、該苗植装置3を
ローリング軸25回りに駆動揺動して苗植装置3の水平
面に対する左右傾斜姿勢を修正するローリング修正機構
Aを設けた乗用型田植機において、該ローリング修正機
構Aの苗植装置3をローリング軸25回りに駆動揺動さ
せる駆動部には、リフト機構2に対する苗植装置3の自
由揺動を弾性変形によって許容する融通機構Bを設けた
ことを特徴とする乗用型田植機の傾斜制御装置としたも
のである。
【0007】
【発明の作用効果】この発明によると、苗植装置3は、
ローリング修正機構Aにより水平面に対する左右傾斜姿
勢が修正されるので、水田の均平作業が不充分で部分的
に左右方向に泥面の傾斜があっても、整地体20がその
傾斜に沿うようなことがなく、高い部分の土を押し下げ
るようにしてその泥面が水平に整地され、そのあとに植
付具24にて苗が植付けられるので、苗の植付け深さが
一定となり、従来の課題が解消される。
ローリング修正機構Aにより水平面に対する左右傾斜姿
勢が修正されるので、水田の均平作業が不充分で部分的
に左右方向に泥面の傾斜があっても、整地体20がその
傾斜に沿うようなことがなく、高い部分の土を押し下げ
るようにしてその泥面が水平に整地され、そのあとに植
付具24にて苗が植付けられるので、苗の植付け深さが
一定となり、従来の課題が解消される。
【0008】また、ローリング修正機構Aの苗植装置3
をローリング軸25回りに駆動揺動させる駆動部には、
リフト機構2に対する苗植装置3の自由揺動を弾性変形
によって許容する融通機構Bを設けたので、ローリング
修正機構Aの停止遅れや急激な停止による不要な駆動及
び反力は、該苗植装置3の自由揺動を弾性変形によって
許容する融通機構Bにより吸収され、適正な作業が行な
え、従来の課題を解消することができる。
をローリング軸25回りに駆動揺動させる駆動部には、
リフト機構2に対する苗植装置3の自由揺動を弾性変形
によって許容する融通機構Bを設けたので、ローリング
修正機構Aの停止遅れや急激な停止による不要な駆動及
び反力は、該苗植装置3の自由揺動を弾性変形によって
許容する融通機構Bにより吸収され、適正な作業が行な
え、従来の課題を解消することができる。
【0009】更には、畦際での作業時において苗植装置
に非常に大きな揺動外力が作用しても、融通機構Bの弾
性変形によって、その大きな左右揺動外力がローリング
修正機構Aに逆伝達されてローリング修正機構Aが故障
若しくは破損することを防止し、適正な傾斜制御を長年
に亘って行なわせられるものである。
に非常に大きな揺動外力が作用しても、融通機構Bの弾
性変形によって、その大きな左右揺動外力がローリング
修正機構Aに逆伝達されてローリング修正機構Aが故障
若しくは破損することを防止し、適正な傾斜制御を長年
に亘って行なわせられるものである。
【0010】
【実施例】以下、本願発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。第1図において、乗用型田植機は、走行車体
1と、この車体1にリフト機構2を介して連結された苗
植装置3とを有している。走行車体1は、フレームを兼
ねたミッションケース4の前後に前輪5と後輪6を有
し、また、ミッションケース4の前方にエンジン台7が
延出されて、ここにエンジン8が搭載され、その後方に
運転席9が設けられ、運転席前方にハンドル10が設け
られている。そして、前記エンジンからの動力は、ミッ
ションケース4および伝動シャフト11を経て後輪に伝
達されるとともに苗植装置3の方へ伝達されるようにな
っている。
説明する。第1図において、乗用型田植機は、走行車体
1と、この車体1にリフト機構2を介して連結された苗
植装置3とを有している。走行車体1は、フレームを兼
ねたミッションケース4の前後に前輪5と後輪6を有
し、また、ミッションケース4の前方にエンジン台7が
延出されて、ここにエンジン8が搭載され、その後方に
運転席9が設けられ、運転席前方にハンドル10が設け
られている。そして、前記エンジンからの動力は、ミッ
ションケース4および伝動シャフト11を経て後輪に伝
達されるとともに苗植装置3の方へ伝達されるようにな
っている。
【0011】前記リフト機構2は、後輪6を支持するフ
レーム12に枢着された上部アーム13および下部アー
ム14とを有し、下部アーム14は2つの折曲アーム1
4a,14bからなり、両折曲アーム14a,14bは
互いに枢動連結されている。下部アーム14の苗植装置
側端部はローリングメタル15にリンク16を介在して
枢着され、リンク16の上端は前記上部アーム13に枢
着され、リンク16の下端はローリングメタル15に固
着されている。
レーム12に枢着された上部アーム13および下部アー
ム14とを有し、下部アーム14は2つの折曲アーム1
4a,14bからなり、両折曲アーム14a,14bは
互いに枢動連結されている。下部アーム14の苗植装置
側端部はローリングメタル15にリンク16を介在して
枢着され、リンク16の上端は前記上部アーム13に枢
着され、リンク16の下端はローリングメタル15に固
着されている。
【0012】また、フレーム12には、リフト機構2を
介して苗植装置3を上昇、下降せしめるためのリフトシ
リンダ17の下端が枢着され、リフトシリンダ17のピ
ストンロッド17aの上端は上部アーム13に取付けら
れ、折曲アーム14a,14bの枢着点14cと上部ア
ーム13間には苗植装置3の前後方向(進行方向)の傾
斜を修正するための前後傾斜修正シリンダ18が設けら
れている。
介して苗植装置3を上昇、下降せしめるためのリフトシ
リンダ17の下端が枢着され、リフトシリンダ17のピ
ストンロッド17aの上端は上部アーム13に取付けら
れ、折曲アーム14a,14bの枢着点14cと上部ア
ーム13間には苗植装置3の前後方向(進行方向)の傾
斜を修正するための前後傾斜修正シリンダ18が設けら
れている。
【0013】前記苗植装置3は、フレーム19を有し、
このフレームの下側には整地体としての整地フロート2
0が取付けられ、フレーム19の上側には苗タンク21
が上端側を車体側に傾斜させて支持棒22および連結板
23により支持され、苗タンク下端に植付具24が臨ま
され、その植付具24の上下方向の往復運動により苗タ
ンク21から苗を1株ずつ切出して田面に植付けるよう
になっている。
このフレームの下側には整地体としての整地フロート2
0が取付けられ、フレーム19の上側には苗タンク21
が上端側を車体側に傾斜させて支持棒22および連結板
23により支持され、苗タンク下端に植付具24が臨ま
され、その植付具24の上下方向の往復運動により苗タ
ンク21から苗を1株ずつ切出して田面に植付けるよう
になっている。
【0014】前記ローリングメタル15と苗植装置のフ
レーム19との連結は、第2図に示すようにローリング
軸25によって行なわれ、このローリング軸25から支
持板26が張出し、この支持板26の先端にはスプリン
グ27を介して左右傾斜修正シリンダ28のピストンロ
ッド28aが連結され、左右傾斜修正シリンダ28は、
ローリングメタル15上に形成された耳15aに固着さ
れてローリング修正機構Aを構成している。尚、ローリ
ング修正機構Aには、苗植装置3に一定以上の左右揺動
外力が作用したとき、前記スプリング27の弾性変形に
より該一定以上の左右揺動外力による苗植装置3の左右
揺動を許容する融通機構Bが設けられている。
レーム19との連結は、第2図に示すようにローリング
軸25によって行なわれ、このローリング軸25から支
持板26が張出し、この支持板26の先端にはスプリン
グ27を介して左右傾斜修正シリンダ28のピストンロ
ッド28aが連結され、左右傾斜修正シリンダ28は、
ローリングメタル15上に形成された耳15aに固着さ
れてローリング修正機構Aを構成している。尚、ローリ
ング修正機構Aには、苗植装置3に一定以上の左右揺動
外力が作用したとき、前記スプリング27の弾性変形に
より該一定以上の左右揺動外力による苗植装置3の左右
揺動を許容する融通機構Bが設けられている。
【0015】前記ミッションケース4は車体下部のほぼ
中央部に位置し、このミッションケース4の下部に収納
ケース29が取付けられ、この収納ケース29内に車体
1の前後および左右の傾斜を検知するための振子形の検
出器30が収納されている。そして、この検出器30か
らの信号により前記各傾斜修正シリンダ18,28が動
作するようになっている。
中央部に位置し、このミッションケース4の下部に収納
ケース29が取付けられ、この収納ケース29内に車体
1の前後および左右の傾斜を検知するための振子形の検
出器30が収納されている。そして、この検出器30か
らの信号により前記各傾斜修正シリンダ18,28が動
作するようになっている。
【0016】前記検出器30と左右傾斜修正シリンダ2
8間には、第3図および第4図に示すような電気制御回
路および油圧制御回路が設けられ、さらに、検出器30
と前後傾斜修正シリンダ18間にも、同一の電気制御回
路および油圧制御回路が設けられている。前記検出器3
0は、その振子の位置に応じて左右傾斜修正のための両
制御回路および前後傾斜修正のための両制御回路に別個
に左右傾斜信号および前後傾斜信号を発するが、その時
の各制御回路の動作は、左右傾斜修正の場合と前後傾斜
修正の場合とでは全く同一であるので、左右傾斜修正の
場合についてのみ詳述する。
8間には、第3図および第4図に示すような電気制御回
路および油圧制御回路が設けられ、さらに、検出器30
と前後傾斜修正シリンダ18間にも、同一の電気制御回
路および油圧制御回路が設けられている。前記検出器3
0は、その振子の位置に応じて左右傾斜修正のための両
制御回路および前後傾斜修正のための両制御回路に別個
に左右傾斜信号および前後傾斜信号を発するが、その時
の各制御回路の動作は、左右傾斜修正の場合と前後傾斜
修正の場合とでは全く同一であるので、左右傾斜修正の
場合についてのみ詳述する。
【0017】前記検出器30は、第3図に示すように車
体1が左右どちら側へ傾斜したかを判別する傾斜判別部
40と、その傾斜量を検出する傾斜検出部Sとを備え、
傾斜判別部40は、車体1が左に傾むき、これとともに
苗植装置3が左に傾斜した時に閉じる左接点40aと、
それが右に傾いたときに閉じる右接点40bとからな
り、左接点40aはリレーR1を介して4ポート3位置切
換弁41(第4図)の左ソレノイド41aに接続され、
右接点40bはリレーR2を介して切換弁41の右ソレノ
イド41bに接続されている。
体1が左右どちら側へ傾斜したかを判別する傾斜判別部
40と、その傾斜量を検出する傾斜検出部Sとを備え、
傾斜判別部40は、車体1が左に傾むき、これとともに
苗植装置3が左に傾斜した時に閉じる左接点40aと、
それが右に傾いたときに閉じる右接点40bとからな
り、左接点40aはリレーR1を介して4ポート3位置切
換弁41(第4図)の左ソレノイド41aに接続され、
右接点40bはリレーR2を介して切換弁41の右ソレノ
イド41bに接続されている。
【0018】リレーR1は、傾斜判別部40とは並列に設
けられた左接点42aに、リレーR2はその右接点42b
にそれぞれ接続され、それら左右接点42a,42bは
傾斜量検出部Sの可変抵抗に接続され、この可変抵抗に
第4図の可変リリーフ弁43のソレノイド43aが接続
されている。今、車体1が左に傾むいて、これとともに
苗植装置3が左に傾斜したとすると、傾斜判別部40の
左接点40aが閉じてリレーR1が動作し、左接点42a
を閉じるとともに切換弁41の左ソレノイド41aを励
磁させて切換弁41を第4図に示す中立位置P0から左方
向に移動させてP1の油路に切換える。これに伴って、傾
斜量検出部Sは、傾斜量を検出し、その傾斜量に応じて
可変抵抗の抵抗値を変え、リリーフ弁43のソレノイド
43aの励磁力を変化させて、リリーフ弁43のリリー
フ圧を調節する。
けられた左接点42aに、リレーR2はその右接点42b
にそれぞれ接続され、それら左右接点42a,42bは
傾斜量検出部Sの可変抵抗に接続され、この可変抵抗に
第4図の可変リリーフ弁43のソレノイド43aが接続
されている。今、車体1が左に傾むいて、これとともに
苗植装置3が左に傾斜したとすると、傾斜判別部40の
左接点40aが閉じてリレーR1が動作し、左接点42a
を閉じるとともに切換弁41の左ソレノイド41aを励
磁させて切換弁41を第4図に示す中立位置P0から左方
向に移動させてP1の油路に切換える。これに伴って、傾
斜量検出部Sは、傾斜量を検出し、その傾斜量に応じて
可変抵抗の抵抗値を変え、リリーフ弁43のソレノイド
43aの励磁力を変化させて、リリーフ弁43のリリー
フ圧を調節する。
【0019】このような状態では、油圧ポンプ44から
の油圧は、左右傾斜修正シリンダ28のピストンを図上
左方(第4図)へ移動せしめる(第2図においてはピス
トンロッド28aが伸びて支持板26の先端を図上右側
へ押圧するので、ローリング軸25は進行方向に対して
その中心軸の周りに時計方向に回動する。)したがっ
て、左傾斜していた苗植装置3は次第に水平に戻るが、
水平になったところで、リリーフ弁43が動作して圧油
を開放するので、苗植装置3の回動は水平位置で停止す
る。
の油圧は、左右傾斜修正シリンダ28のピストンを図上
左方(第4図)へ移動せしめる(第2図においてはピス
トンロッド28aが伸びて支持板26の先端を図上右側
へ押圧するので、ローリング軸25は進行方向に対して
その中心軸の周りに時計方向に回動する。)したがっ
て、左傾斜していた苗植装置3は次第に水平に戻るが、
水平になったところで、リリーフ弁43が動作して圧油
を開放するので、苗植装置3の回動は水平位置で停止す
る。
【0020】車体が右に傾いて、これとともに苗植装置
3が右に傾斜した場合には、右接点40bが閉じてリレ
ーR2が動作し、切換弁41が右方向に移動しP2の油路に
切換わり、油圧ポンプ44からの圧油は左右傾斜修正シ
リンダ28のピストンを図上(第4図)右方向に移動せ
しめ、ローリング軸25を回動させて苗植装置3を水平
にする。苗植装置3が水平になればリリーフ弁43が動
作してローリング軸25の回動を停止せしめる。
3が右に傾斜した場合には、右接点40bが閉じてリレ
ーR2が動作し、切換弁41が右方向に移動しP2の油路に
切換わり、油圧ポンプ44からの圧油は左右傾斜修正シ
リンダ28のピストンを図上(第4図)右方向に移動せ
しめ、ローリング軸25を回動させて苗植装置3を水平
にする。苗植装置3が水平になればリリーフ弁43が動
作してローリング軸25の回動を停止せしめる。
【0021】車体1が前に傾むいて苗植装置3と前側に
傾斜すると、第3図およひび第4図の両制御回路と同様
の回路により前後傾斜修正シリンダ18のピストンロッ
ド18aを伸ばして折曲アーム14a,14bを下方に
屈折させ、リンク16を時計方向に回動せしめる。する
と、ローリング軸25は鉛直面に沿って苗植装置3の後
部を下げるように回動する。
傾斜すると、第3図およひび第4図の両制御回路と同様
の回路により前後傾斜修正シリンダ18のピストンロッ
ド18aを伸ばして折曲アーム14a,14bを下方に
屈折させ、リンク16を時計方向に回動せしめる。する
と、ローリング軸25は鉛直面に沿って苗植装置3の後
部を下げるように回動する。
【0022】逆に、車体1が後側に傾むいて苗植装置3
も後側に傾斜した場合には、前後傾斜修正シリンダ18
のピストンロッド18aを折曲リンク14a,14bが
第1図の実線で示された屈曲状態の基準位置からそれら
が一直線になる範囲内において短縮せしめ、ローリング
軸25をそれを含む鉛直面に沿って苗植装置の後部が上
昇するように回動せしめる。そして、植付部が前後方向
に水平になるとその回動が停止する。
も後側に傾斜した場合には、前後傾斜修正シリンダ18
のピストンロッド18aを折曲リンク14a,14bが
第1図の実線で示された屈曲状態の基準位置からそれら
が一直線になる範囲内において短縮せしめ、ローリング
軸25をそれを含む鉛直面に沿って苗植装置の後部が上
昇するように回動せしめる。そして、植付部が前後方向
に水平になるとその回動が停止する。
【0023】車体が右前方に傾斜した場合等、左右方向
の傾斜と前後方向の傾斜が同時に起きた場合には、それ
ぞれの傾斜量に応じて各修正シリンダ18,28が動作
する。そして、特に、苗植装置3は、ローリング修正機
構Aにより水平面に対する左右傾斜姿勢が修正されるの
で、水田の均平作業が不充分で部分的に左右方向に泥面
の傾斜があっても、整地フロート20がその傾斜に沿う
ようなことがなく、高い部分の土を押し下げるようにし
てその泥面が水平に整地され、そのあとに植付具24に
て苗が植付けられるので、苗の植付け深さが一定とな
る。
の傾斜と前後方向の傾斜が同時に起きた場合には、それ
ぞれの傾斜量に応じて各修正シリンダ18,28が動作
する。そして、特に、苗植装置3は、ローリング修正機
構Aにより水平面に対する左右傾斜姿勢が修正されるの
で、水田の均平作業が不充分で部分的に左右方向に泥面
の傾斜があっても、整地フロート20がその傾斜に沿う
ようなことがなく、高い部分の土を押し下げるようにし
てその泥面が水平に整地され、そのあとに植付具24に
て苗が植付けられるので、苗の植付け深さが一定とな
る。
【0024】また、前記苗植装置3に一定以上の左右揺
動外力が作用したとき、ローリング修正機構Aに該一定
以上の左右揺動外力による苗植装置3の左右揺動をスプ
リング27の弾性変形によって許容する融通機構Bを設
けたので、通常の作業時には、苗植装置3を適正な作業
姿勢に左右傾斜姿勢を自動的に維持させて良好なる作業
が行なえ、苗植装置3の駆動揺動が過大で従来であれば
作業が適正に行なえないような事態であっても、苗植装
置3が過大に揺動されようとする駆動力が融通機構Bに
より吸収されるので、適正な作業が行なえる。
動外力が作用したとき、ローリング修正機構Aに該一定
以上の左右揺動外力による苗植装置3の左右揺動をスプ
リング27の弾性変形によって許容する融通機構Bを設
けたので、通常の作業時には、苗植装置3を適正な作業
姿勢に左右傾斜姿勢を自動的に維持させて良好なる作業
が行なえ、苗植装置3の駆動揺動が過大で従来であれば
作業が適正に行なえないような事態であっても、苗植装
置3が過大に揺動されようとする駆動力が融通機構Bに
より吸収されるので、適正な作業が行なえる。
【0025】更に、畦際での作業時において苗植装置3
に非常に大きな揺動外力が作用しても、融通機構Bの弾
性変形によって、その大きな左右揺動外力がローリング
修正機構Aに逆伝達されてローリング修正機構Aが故障
若しくは破損することを防止し、適正な傾斜制御を長年
に亘って行なわせられる。
に非常に大きな揺動外力が作用しても、融通機構Bの弾
性変形によって、その大きな左右揺動外力がローリング
修正機構Aに逆伝達されてローリング修正機構Aが故障
若しくは破損することを防止し、適正な傾斜制御を長年
に亘って行なわせられる。
【図1】乗用型田植機の側面図
【図2】車体と植付部との連結部分の斜視図
【図3】傾斜修正機構の電気制御回路図
【図4】油圧制御回路
1 走行車体 2 リフト機構 3 苗植装置 5 前輪 6 後輪 20 整地フ
ロート 24 植付具 25 ローリング軸 A ローリン
グ修正機構 B 融通機構
ロート 24 植付具 25 ローリング軸 A ローリン
グ修正機構 B 融通機構
Claims (1)
- 【請求項1】前輪5と後輪6とで水田の耕盤上を走行す
る走行車体1の後部にリフト機構2を設け、水田の泥面
を滑走する整地体20とこの整地体20が整地した泥面
に苗を移植する植付具24とを設けた苗植装置3を該リ
フト機構2の後端部側で前後方向のローリング軸25回
りに回動自在に装着すると共に、該苗植装置3をローリ
ング軸25回りに駆動揺動して苗植装置3の水平面に対
する左右傾斜姿勢を修正するローリング修正機構Aを設
けた乗用型田植機において、該ローリング修正機構Aの
苗植装置3をローリング軸25回りに駆動揺動させる駆
動部には、リフト機構2に対する苗植装置3の自由揺動
を弾性変形によって許容する融通機構Bを設けたことを
特徴とする乗用型田植機の傾斜制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006958A JPH0771413B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 乗用型田植機の傾斜制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006958A JPH0771413B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 乗用型田植機の傾斜制御装置 |
Related Parent Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12907679A Division JPS5651909A (en) | 1979-10-05 | 1979-10-05 | Inclination control device of riding type rice transplanter |
| JP2064186A Division JPS61216606A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 傾斜制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03247206A JPH03247206A (ja) | 1991-11-05 |
| JPH0771413B2 true JPH0771413B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=11652735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3006958A Expired - Lifetime JPH0771413B2 (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 乗用型田植機の傾斜制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771413B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5116855A (en) * | 1974-07-31 | 1976-02-10 | Sharp Kk | Fm henchoki |
| JPS551132Y2 (ja) * | 1976-03-11 | 1980-01-14 |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP3006958A patent/JPH0771413B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03247206A (ja) | 1991-11-05 |
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