JPH0771451B2 - 帯状こんにゃくの製造方法及び絞り出しノズル並びに帯状こんにゃく及び帯状こんにゃくを主成分とする低カロリー食品 - Google Patents
帯状こんにゃくの製造方法及び絞り出しノズル並びに帯状こんにゃく及び帯状こんにゃくを主成分とする低カロリー食品Info
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- JPH0771451B2 JPH0771451B2 JP3186205A JP18620591A JPH0771451B2 JP H0771451 B2 JPH0771451 B2 JP H0771451B2 JP 3186205 A JP3186205 A JP 3186205A JP 18620591 A JP18620591 A JP 18620591A JP H0771451 B2 JPH0771451 B2 JP H0771451B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯状こんにゃくの製造方
法及び絞り出しノズル及び上記製造方法によって得られ
た帯状こんにゃく並びにこの帯状こんにゃくを用いた低
カロリー食品に関する。
法及び絞り出しノズル及び上記製造方法によって得られ
た帯状こんにゃく並びにこの帯状こんにゃくを用いた低
カロリー食品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より食用こんにゃくの製造方法とし
ては、先ず桶に所要量の温湯(55度)を汲み、湯の量
の10ハ゜-セント 位のこんにゃく粉を徐々に入れ、5分間
かきまわしてから約40分間放置し、粉に水分を吸収さ
せる。その後、40〜50分間前記の湯の1倍半の微温
湯を数回に分けて加え、機械的動力により十分に攪拌
し、ゲル化した時、石灰乳または炭酸ソーダの溶液を加
え、よくかきまぜて箱型に入れる。箱型内で約1時間お
き、相当に固まったとき所定の大きさに切り、温湯(湯
100リットルに対し、石灰4gの割合で溶かしたもの、約
50度)の中に投入し、15〜30分間加熱する。その
後、清水中に移してあくを抜く等の工程を用いている。
ては、先ず桶に所要量の温湯(55度)を汲み、湯の量
の10ハ゜-セント 位のこんにゃく粉を徐々に入れ、5分間
かきまわしてから約40分間放置し、粉に水分を吸収さ
せる。その後、40〜50分間前記の湯の1倍半の微温
湯を数回に分けて加え、機械的動力により十分に攪拌
し、ゲル化した時、石灰乳または炭酸ソーダの溶液を加
え、よくかきまぜて箱型に入れる。箱型内で約1時間お
き、相当に固まったとき所定の大きさに切り、温湯(湯
100リットルに対し、石灰4gの割合で溶かしたもの、約
50度)の中に投入し、15〜30分間加熱する。その
後、清水中に移してあくを抜く等の工程を用いている。
【0003】又、糸こんにゃくの製造法は上記石灰乳を
加えた工程の後、多くの小孔のある絞り出し板から石灰
を加えた熱湯中に線状に押し出して凝固させるようにし
ている。上記のようなこんにゃくの製造方法としては、
特公昭63−31176号公報があり、また絞り出し板
としては、実公昭57−22795号公報、実開昭55
−157896号公報などに開示されている。
加えた工程の後、多くの小孔のある絞り出し板から石灰
を加えた熱湯中に線状に押し出して凝固させるようにし
ている。上記のようなこんにゃくの製造方法としては、
特公昭63−31176号公報があり、また絞り出し板
としては、実公昭57−22795号公報、実開昭55
−157896号公報などに開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこんにゃくは箱
型内で固められ、所定の大きさに切断後、石灰を溶かし
た温湯中に投入し15〜30分加熱した後、あく抜きを
している。しかし、このように箱型又は矩形状に切断さ
れたこんにゃくの表面は平滑な面であって、あく抜きが
十分に行なわれにくく、煮焚きして味付けするにも味の
しみ込みが悪く料理に長時間を要するなどの難点がみら
れた。又、糸こんにゃくなどは表面が円柱状であり小径
であるので、あく抜きには時間を要しないが、糸こんに
ゃくの状態で調味料に浸漬して食するには表面に調味料
の付着が少ない等の難点があった。
型内で固められ、所定の大きさに切断後、石灰を溶かし
た温湯中に投入し15〜30分加熱した後、あく抜きを
している。しかし、このように箱型又は矩形状に切断さ
れたこんにゃくの表面は平滑な面であって、あく抜きが
十分に行なわれにくく、煮焚きして味付けするにも味の
しみ込みが悪く料理に長時間を要するなどの難点がみら
れた。又、糸こんにゃくなどは表面が円柱状であり小径
であるので、あく抜きには時間を要しないが、糸こんに
ゃくの状態で調味料に浸漬して食するには表面に調味料
の付着が少ない等の難点があった。
【0005】さらに又、実公昭57−22795号公報
や実開昭55−157896号公報に示される絞り出し
板を用いた場合、全体として帯状の形体をとるが、絞り
出た瞬間から加熱凝固するまでの間で、表面が連続した
面状を呈するので、あく抜きが十分にできず、又製品と
して食する時に調味料の付着が少ない等の難点がみられ
た。
や実開昭55−157896号公報に示される絞り出し
板を用いた場合、全体として帯状の形体をとるが、絞り
出た瞬間から加熱凝固するまでの間で、表面が連続した
面状を呈するので、あく抜きが十分にできず、又製品と
して食する時に調味料の付着が少ない等の難点がみられ
た。
【0006】本発明の目的は上記のような難点を解消す
ると共にあく抜きがし易く調味料につけてそのまま食し
ても調味料の付着が十分に得られ、食感を著しく向上し
た帯状こんにゃくを提供しようとするものであり、その
製造方法及び製造するに適した絞り出しノズル、さらに
上記製造方法で出来上がった帯状こんにゃく並びにこの
帯状こんにゃくを用いた低カロリー食品を提供しようと
するものである。
ると共にあく抜きがし易く調味料につけてそのまま食し
ても調味料の付着が十分に得られ、食感を著しく向上し
た帯状こんにゃくを提供しようとするものであり、その
製造方法及び製造するに適した絞り出しノズル、さらに
上記製造方法で出来上がった帯状こんにゃく並びにこの
帯状こんにゃくを用いた低カロリー食品を提供しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明では、こんにゃく原料に対して少量の澱粉
を加え又は加えないで、水分を加えて液状とする工程
と、微温湯を加えつつ撹拌してゲル化する工程と、石灰
乳又は炭酸ソーダの溶液その他の凝固剤を加えて撹拌混
合する工程と、この混合した原料を絞り出しノズルを介
してポンプ圧で石灰を加えた熱湯中に押し出す工程と、
前記熱湯中で加熱凝固させる工程とを備え、前記絞り出
しノズルとして直径1mm程度の小孔を微小間隔をあけて
2等辺3角形の頂点位置に穿設してジグザグ状に連続す
る小孔群を設けて1組とし、この複数組を適宜間隔をあ
けて設けた板状体を用い、前記押し出す工程において絞
り出されるこんにゃくの柱状体の内2等辺部分の2つは
接線間で相互に接触し結合するが、底辺部分の2つは結
合することなく熱湯中に押し出されるようにした帯状こ
んにゃくの製造方法とした。
め、第1発明では、こんにゃく原料に対して少量の澱粉
を加え又は加えないで、水分を加えて液状とする工程
と、微温湯を加えつつ撹拌してゲル化する工程と、石灰
乳又は炭酸ソーダの溶液その他の凝固剤を加えて撹拌混
合する工程と、この混合した原料を絞り出しノズルを介
してポンプ圧で石灰を加えた熱湯中に押し出す工程と、
前記熱湯中で加熱凝固させる工程とを備え、前記絞り出
しノズルとして直径1mm程度の小孔を微小間隔をあけて
2等辺3角形の頂点位置に穿設してジグザグ状に連続す
る小孔群を設けて1組とし、この複数組を適宜間隔をあ
けて設けた板状体を用い、前記押し出す工程において絞
り出されるこんにゃくの柱状体の内2等辺部分の2つは
接線間で相互に接触し結合するが、底辺部分の2つは結
合することなく熱湯中に押し出されるようにした帯状こ
んにゃくの製造方法とした。
【0008】第2発明では、こんにゃく原料に水分を吸
収させ、石灰乳または炭酸ソーダの溶液その他の凝固剤
を加えて凝固するようにした原料をポンプで押し出すよ
うにしたこんにゃく製造装置における絞り出しノズルと
して、直径10〜15cmの板状体に、直径1mm程度の小
孔を微小間隔をあけて2等辺3角形の頂点位置に穿設し
てジグザグ状に連続する小孔群を設けて1組とし、この
複数組を適宜間隔をあけて設けた絞り出しノズルとし
た。
収させ、石灰乳または炭酸ソーダの溶液その他の凝固剤
を加えて凝固するようにした原料をポンプで押し出すよ
うにしたこんにゃく製造装置における絞り出しノズルと
して、直径10〜15cmの板状体に、直径1mm程度の小
孔を微小間隔をあけて2等辺3角形の頂点位置に穿設し
てジグザグ状に連続する小孔群を設けて1組とし、この
複数組を適宜間隔をあけて設けた絞り出しノズルとし
た。
【0009】第3発明では、断面で2等辺3角形の頂点
位置にある直径1mm程度のこんにゃくの柱状体の内、そ
の2等辺部分の2つの柱状体が相互に結合してジグザグ
状に連続して帯状とした帯状こんにゃくとした。第4発
明では、断面で2等辺3角形の頂点位置にある直径1mm
程度のこんにゃくの柱状体の内、その2等辺部分の2つ
の柱状体が相互に結合してジグザグ状に連続した帯状こ
んにゃくとし、この帯状こんにゃくを適宜長さに切断す
ると共に低カロリーのレトルトソース及び/又はドライ
シーズニングを混合しクエン酸等を加えて酸処理して包
装した低カロリー食品とした。
位置にある直径1mm程度のこんにゃくの柱状体の内、そ
の2等辺部分の2つの柱状体が相互に結合してジグザグ
状に連続して帯状とした帯状こんにゃくとした。第4発
明では、断面で2等辺3角形の頂点位置にある直径1mm
程度のこんにゃくの柱状体の内、その2等辺部分の2つ
の柱状体が相互に結合してジグザグ状に連続した帯状こ
んにゃくとし、この帯状こんにゃくを適宜長さに切断す
ると共に低カロリーのレトルトソース及び/又はドライ
シーズニングを混合しクエン酸等を加えて酸処理して包
装した低カロリー食品とした。
【0010】
【作用】第1発明では、こんにゃく原料に対して少量の
澱粉を加えた場合、白色となり、又製造工程中押し出す
工程で絞り出しノズルとして直径1mm程度の小孔を微小
間隔をあけて2等辺3角形の頂点位置に穿設してジグザ
グ状に連続する小孔群を有する板状体を用いたので、こ
の小孔群から押し出されてくるこんにゃくはそれぞれ柱
状体となり、隣接する柱状体の内、2等辺部分の2つの
柱状体がノズルを出た瞬間に接線上でくっつく状態とな
り、底辺部分の2つの柱状体は結合することなく全体と
して帯状こんにゃくを成型することとなった。即ち、2
等辺3角形において、各交点間の距離は2等辺の部分で
は短いので小孔から押し出された柱状体同志は接触して
結合する。しかし、3角形の底辺間の距離は比較的長い
ので、相互に接触結合することなく、熱湯中へ送り込ま
れて加熱凝固される。その結果、全体として帯状こんに
ゃくとなるが、表面は深いジグザグ状を呈している。
澱粉を加えた場合、白色となり、又製造工程中押し出す
工程で絞り出しノズルとして直径1mm程度の小孔を微小
間隔をあけて2等辺3角形の頂点位置に穿設してジグザ
グ状に連続する小孔群を有する板状体を用いたので、こ
の小孔群から押し出されてくるこんにゃくはそれぞれ柱
状体となり、隣接する柱状体の内、2等辺部分の2つの
柱状体がノズルを出た瞬間に接線上でくっつく状態とな
り、底辺部分の2つの柱状体は結合することなく全体と
して帯状こんにゃくを成型することとなった。即ち、2
等辺3角形において、各交点間の距離は2等辺の部分で
は短いので小孔から押し出された柱状体同志は接触して
結合する。しかし、3角形の底辺間の距離は比較的長い
ので、相互に接触結合することなく、熱湯中へ送り込ま
れて加熱凝固される。その結果、全体として帯状こんに
ゃくとなるが、表面は深いジグザグ状を呈している。
【0011】絞り出しノズルには上記小孔群を1組とし
て複数組を穿設しているので、それぞれの小孔群から同
時に押し出されて複数の帯状こんにゃくが成型され、各
組同志のもつれや付着が生じないようになっている。第
2発明は絞り出しノズルの形体として、直径10〜15
cmの板状体で、直径1mm程度の小孔を微小間隔をあけて
2等辺3角形の頂点位置に穿設してジグザグ状に連続し
た小孔群を1組とし、この複数組を適宜間隔をあけて配
列したので、こんにゃく製造装置における絞り出し部に
取付けられることにより、ポンプの吐出力によって押し
出されたこんにゃく原料は小孔群を出た瞬間に隣接する
柱状体の内、2等辺の2つはこんにゃく同志が付着する
が、底辺部分の2つは結合することなく、全体として帯
状を形成するようになっている。
て複数組を穿設しているので、それぞれの小孔群から同
時に押し出されて複数の帯状こんにゃくが成型され、各
組同志のもつれや付着が生じないようになっている。第
2発明は絞り出しノズルの形体として、直径10〜15
cmの板状体で、直径1mm程度の小孔を微小間隔をあけて
2等辺3角形の頂点位置に穿設してジグザグ状に連続し
た小孔群を1組とし、この複数組を適宜間隔をあけて配
列したので、こんにゃく製造装置における絞り出し部に
取付けられることにより、ポンプの吐出力によって押し
出されたこんにゃく原料は小孔群を出た瞬間に隣接する
柱状体の内、2等辺の2つはこんにゃく同志が付着する
が、底辺部分の2つは結合することなく、全体として帯
状を形成するようになっている。
【0012】第3発明は上記製造方法によって製造され
た帯状こんにゃくとして、直径1mm程度の柱状体のこん
にゃくが断面で2等辺3角形の内、2等辺の部分で接線
上でジグザグ状に連続して付着させた形体をしているの
で、表面積が大きく、あく抜き作用が容易に行われる。
又、この帯状こんにゃくに調味料などを付着させる場
合、表面張力や毛細管現象などの作用が加わって調味料
の付着量を多くするので食に供し易くなった。さらにこ
んにゃく粉に少量の澱粉を混ぜた原料を使用した場合に
は白色を呈している。
た帯状こんにゃくとして、直径1mm程度の柱状体のこん
にゃくが断面で2等辺3角形の内、2等辺の部分で接線
上でジグザグ状に連続して付着させた形体をしているの
で、表面積が大きく、あく抜き作用が容易に行われる。
又、この帯状こんにゃくに調味料などを付着させる場
合、表面張力や毛細管現象などの作用が加わって調味料
の付着量を多くするので食に供し易くなった。さらにこ
んにゃく粉に少量の澱粉を混ぜた原料を使用した場合に
は白色を呈している。
【0013】第4発明は上記帯状こんにゃくを適宜の長
さに切断し、低カロリーのレトルトソース及び/又はド
ライシーズニングを添加して混合し、クエン酸等を加え
て酸処理することによりアルカリ臭を消し低カロリー食
品が提供できるようになった。
さに切断し、低カロリーのレトルトソース及び/又はド
ライシーズニングを添加して混合し、クエン酸等を加え
て酸処理することによりアルカリ臭を消し低カロリー食
品が提供できるようになった。
【0014】
以下、実施例として示した図面を参照しつつ本発明を説
明する。図1は帯状こんにゃくの製造工程を示すブロッ
ク図で、こんにゃくいもをすりおろしたもの或いは粉と
したこんにゃく原料に対して10ハ゜-セント 程度の少量の
澱粉を混合するか、又は混合しないで攪拌して液状体と
する工程1より、40〜50分間微温湯を加えつつ十分
に攪拌してゲル化する工程2と、このゲル化した原料に
石灰乳又は炭酸ソーダの溶液その他の凝固剤を混合する
工程3を得て、絞り出しノズル4から熱湯中へ押し出し
て凝固させる工程5で完成する。
明する。図1は帯状こんにゃくの製造工程を示すブロッ
ク図で、こんにゃくいもをすりおろしたもの或いは粉と
したこんにゃく原料に対して10ハ゜-セント 程度の少量の
澱粉を混合するか、又は混合しないで攪拌して液状体と
する工程1より、40〜50分間微温湯を加えつつ十分
に攪拌してゲル化する工程2と、このゲル化した原料に
石灰乳又は炭酸ソーダの溶液その他の凝固剤を混合する
工程3を得て、絞り出しノズル4から熱湯中へ押し出し
て凝固させる工程5で完成する。
【0015】本発明では絞り出しノズルを従来のノズル
とは異なった形とし、直径10〜15cmの円板に直径1
mm程の小孔を微小間隔をあけて2等辺3角形の頂点位置
に穿設してジグザグ状に連続する小孔群とし、これを1
組として複数組を設けている。尚、このノズル先端は円
板に限らず板状体でポンプ圧力によりこんにゃく原料を
絞り出すことのできるものであればよい。又、小孔群は
5〜20の小孔が集まって構成されている。
とは異なった形とし、直径10〜15cmの円板に直径1
mm程の小孔を微小間隔をあけて2等辺3角形の頂点位置
に穿設してジグザグ状に連続する小孔群とし、これを1
組として複数組を設けている。尚、このノズル先端は円
板に限らず板状体でポンプ圧力によりこんにゃく原料を
絞り出すことのできるものであればよい。又、小孔群は
5〜20の小孔が集まって構成されている。
【0016】従って、押し出されるこんにゃく原料は断
面で2等辺3角形の各頂点位置の小孔より柱状体となっ
て出てくるが、出た瞬間に2等辺部分の隣接する柱状体
同志が付着するが、底辺部分の2つの柱状体は付着する
ことなく、全体として帯状のこんにゃくとなるよう設け
られている。即ち、図2及び図3に示したように、2等
辺の各交点間は底辺の各交点間よりも短いため、この短
い距離間では絞り出しノズルを出たこんにゃく原料が相
互に接線間で接触して結合し、比較的長い距離のある底
辺の各交点間では接触しないようになっている。こんに
ゃくは水分を与え、凝固剤を加えることにより著しく膨
張しつつ凝固する性質があり、本発明の絞り出しノズル
はこの性質を利用して、表面積をジグザグ面として拡大
することにより、あく抜き作用を確実にすると共に調味
料等の付着を表面張力や毛細管現象を利用して大きく向
上させたものである。
面で2等辺3角形の各頂点位置の小孔より柱状体となっ
て出てくるが、出た瞬間に2等辺部分の隣接する柱状体
同志が付着するが、底辺部分の2つの柱状体は付着する
ことなく、全体として帯状のこんにゃくとなるよう設け
られている。即ち、図2及び図3に示したように、2等
辺の各交点間は底辺の各交点間よりも短いため、この短
い距離間では絞り出しノズルを出たこんにゃく原料が相
互に接線間で接触して結合し、比較的長い距離のある底
辺の各交点間では接触しないようになっている。こんに
ゃくは水分を与え、凝固剤を加えることにより著しく膨
張しつつ凝固する性質があり、本発明の絞り出しノズル
はこの性質を利用して、表面積をジグザグ面として拡大
することにより、あく抜き作用を確実にすると共に調味
料等の付着を表面張力や毛細管現象を利用して大きく向
上させたものである。
【0017】又、澱粉を混合した場合には白色を呈して
食し易く、又強アルカリ性を緩和でき食用こんにゃくと
しての利用度を大きく高めることができる。図2は絞り
出しノズル4の斜視図であり、直径10〜15cmの板状
体6とし、直径1mm程度の小孔7を複数個ジグザグした
位置に並べた形の小孔群8を形成している。
食し易く、又強アルカリ性を緩和でき食用こんにゃくと
しての利用度を大きく高めることができる。図2は絞り
出しノズル4の斜視図であり、直径10〜15cmの板状
体6とし、直径1mm程度の小孔7を複数個ジグザグした
位置に並べた形の小孔群8を形成している。
【0018】図3は凝固して出来上がった帯状こんにゃ
く9を示すものである。帯状こんにゃくは表面積が大き
くあく抜きが容易であり、澱粉を混合することによりア
ルカリ性を中和し白色となる。又、調味料などに浸漬し
てそのまま食に供する場合、柱状体の凹部での毛細管現
象や表面張力により調味料の保持力が大きく食べ易い食
品となった。
く9を示すものである。帯状こんにゃくは表面積が大き
くあく抜きが容易であり、澱粉を混合することによりア
ルカリ性を中和し白色となる。又、調味料などに浸漬し
てそのまま食に供する場合、柱状体の凹部での毛細管現
象や表面張力により調味料の保持力が大きく食べ易い食
品となった。
【0019】図4は小孔群の一例を示す拡大説明図であ
る。2等辺3角形において、2等辺(a)が形成する角
度(α)は、底辺(b)間の距離によって絞り出された
こんにゃく原料が接触して結合しない程度であればよ
い。さらに、帯状こんにゃくを適当な長さに切断し、レ
トルトソースやドライシーズニングなどと混合しクエン
酸などを加えて酸性化して低カロリー食品としても利用
することができる。
る。2等辺3角形において、2等辺(a)が形成する角
度(α)は、底辺(b)間の距離によって絞り出された
こんにゃく原料が接触して結合しない程度であればよ
い。さらに、帯状こんにゃくを適当な長さに切断し、レ
トルトソースやドライシーズニングなどと混合しクエン
酸などを加えて酸性化して低カロリー食品としても利用
することができる。
【0020】
【発明の効果】第1発明では、こんにゃく原料に少量の
澱粉を混合するか、又は混合しないで水分を加えて液状
とし、攪拌してゲル化すると共に石灰乳等の凝固剤を加
えて凝固し易くし、絞り出しノズルを利用することによ
り断面をジグザグ状とした表面積の大きい帯状こんにゃ
くになった。従って、あく抜きがし易く、調味料などの
付着が十分できるようにして食べ易い食品となった。
澱粉を混合するか、又は混合しないで水分を加えて液状
とし、攪拌してゲル化すると共に石灰乳等の凝固剤を加
えて凝固し易くし、絞り出しノズルを利用することによ
り断面をジグザグ状とした表面積の大きい帯状こんにゃ
くになった。従って、あく抜きがし易く、調味料などの
付着が十分できるようにして食べ易い食品となった。
【0021】第2発明では、こんにゃく製造装置におい
て、ポンプの吐出力で押し出す際に、ジグザグ状の小孔
群により隣接する柱状体のこんにゃくが付着しあって帯
状こんにゃくを容易に製造できるようにした。第3発明
では、凝固して出来上がったこんにゃくが帯状で表面積
が大きく、あく抜きが容易となり、調味料の付着作用も
良好でおいしく食に供することができるこんにゃくが提
供できた。又、少量(約10ハ゜-セント )の澱粉を混合し
た場合、白色を呈してアルカリ性の緩和ともなる。従っ
て、ざるそば風やサラダ風にも適したこんにゃくとして
その利用範囲を拡大することになった。
て、ポンプの吐出力で押し出す際に、ジグザグ状の小孔
群により隣接する柱状体のこんにゃくが付着しあって帯
状こんにゃくを容易に製造できるようにした。第3発明
では、凝固して出来上がったこんにゃくが帯状で表面積
が大きく、あく抜きが容易となり、調味料の付着作用も
良好でおいしく食に供することができるこんにゃくが提
供できた。又、少量(約10ハ゜-セント )の澱粉を混合し
た場合、白色を呈してアルカリ性の緩和ともなる。従っ
て、ざるそば風やサラダ風にも適したこんにゃくとして
その利用範囲を拡大することになった。
【0022】第4発明では、上記帯状こんにゃくを適宜
の長さに切断し、調味料を混合することにより従来では
なかったこんにゃくによる低カロリー食品が提供でき
た。澱粉を混合した場合、アルカリ性を緩和し、更にク
エン酸等を加えて袋詰すれば酸性化が行われ、保存にも
適する等その応用範囲を大きく拡げることができる。
の長さに切断し、調味料を混合することにより従来では
なかったこんにゃくによる低カロリー食品が提供でき
た。澱粉を混合した場合、アルカリ性を緩和し、更にク
エン酸等を加えて袋詰すれば酸性化が行われ、保存にも
適する等その応用範囲を大きく拡げることができる。
【図1】 本発明製造工程のブロック図
【図2】 絞り出しノズルの斜視図
【図3】 帯状こんにゃくの外観図
【図4】 小孔群の拡大説明図
1 液状 2 ゲル化 3 混合 4 絞り出しノズル 5 凝固 7 小孔 8 小孔群 9 帯状こんにゃく
Claims (4)
- 【請求項1】 こんにゃく原料に対して少量の澱粉を加
え又は加えないで、水分を加えて液状とする工程と、微
温湯を加えつつ撹拌してゲル化する工程と、石灰乳又は
炭酸ソーダの溶液その他の凝固剤を加えて撹拌混合する
工程と、この混合した原料を絞り出しノズルを介してポ
ンプ圧で石灰を加えた熱湯中に押し出す工程と、前記熱
湯中で加熱凝固させる工程とを備え、前記絞り出しノズルとして直径1mm程度の小孔を微小間
隔をあけて2等辺3角形の頂点位置に穿設してジグザグ
状に連続する小孔群を設けて1組とし、この複数組を適
宜間隔をあけて設けた板状体を用い、前記押し出す工程
において絞り出されるこんにゃくの柱状体の内2等辺部
分の2つは接線間で相互に接触し結合するが、底辺部分
の2つは結合することなく熱湯中に押し出されるように
した ことを特徴とする帯状こんにゃくの製造方法。 - 【請求項2】 こんにゃく原料に水分を吸収させ、石灰
乳または炭酸ソーダの溶液その他の凝固剤を加えて凝固
するようにした原料をポンプで押し出すようにしたこん
にゃく製造装置における絞り出しノズルとして、直径1
0〜15cmの板状体に、直径1mm程度の小孔を微小間隔
をあけて2等辺3角形の頂点位置に穿設してジグザグ状
に連続する小孔群を設けて1組とし、この複数組を適宜
間隔をあけて設けたことを特徴とする絞り出しノズル。 - 【請求項3】 断面で2等辺3角形の頂点位置にある直
径1mm程度のこんにゃくの柱状体の内、その2等辺部分
の2つの柱状体が相互に結合してジグザグ状に連続して
帯状としたことを特徴とする帯状こんにゃく。 - 【請求項4】 断面で2等辺3角形の頂点位置にある直
径1mm程度のこんにゃくの柱状体の内、その2等辺部分
の2つの柱状体が相互に結合してジグザグ状に連続した
帯状こんにゃくとし、この帯状こんにゃくを適宜長さに
切断すると共に低カロリーのレトルトソース及び/又は
ドライシーズニングを混合しクエン酸等を加えて酸処理
して包装したことを特徴とする低カロリー食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186205A JPH0771451B2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 帯状こんにゃくの製造方法及び絞り出しノズル並びに帯状こんにゃく及び帯状こんにゃくを主成分とする低カロリー食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186205A JPH0771451B2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 帯状こんにゃくの製造方法及び絞り出しノズル並びに帯状こんにゃく及び帯状こんにゃくを主成分とする低カロリー食品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538264A JPH0538264A (ja) | 1993-02-19 |
| JPH0771451B2 true JPH0771451B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=16184216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3186205A Expired - Lifetime JPH0771451B2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 帯状こんにゃくの製造方法及び絞り出しノズル並びに帯状こんにゃく及び帯状こんにゃくを主成分とする低カロリー食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771451B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073915Y2 (ja) * | 1988-09-24 | 1995-02-01 | 信彦 川原 | 表面筋状薄肉こんにゃく |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP3186205A patent/JPH0771451B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0538264A (ja) | 1993-02-19 |
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