JPH0772976B2 - デイジタル信号の磁気記録再生装置 - Google Patents
デイジタル信号の磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0772976B2 JPH0772976B2 JP61149552A JP14955286A JPH0772976B2 JP H0772976 B2 JPH0772976 B2 JP H0772976B2 JP 61149552 A JP61149552 A JP 61149552A JP 14955286 A JP14955286 A JP 14955286A JP H0772976 B2 JPH0772976 B2 JP H0772976B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay time
- circuit
- group delay
- frequency
- reproducing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタルVTR等のディジタル信号の磁気記録
再生装置に係り、とくに、その再生等化回路に好適な方
式に関する。
再生装置に係り、とくに、その再生等化回路に好適な方
式に関する。
従来、ディジタル信号の磁気記録再生装置において、と
くにNRZ記録の場合、「電子通信学会技術報告MR78−13
(1978年8月25日)」で述べられているように積分検出
という等化方式が有効な方式の1つであることが指摘さ
れている。しかし、積分方法を実現する上での問題点に
ついては触れられていない。
くにNRZ記録の場合、「電子通信学会技術報告MR78−13
(1978年8月25日)」で述べられているように積分検出
という等化方式が有効な方式の1つであることが指摘さ
れている。しかし、積分方法を実現する上での問題点に
ついては触れられていない。
上記従来技術は、とくに、積分回路を受動素子で構成し
た場合、信号帯域に発生する群遅延時間特性の補償が問
題であつた。本発明の目的は信号帯域内に発生する群遅
延時間の有効な補償方式を提供することである。
た場合、信号帯域に発生する群遅延時間特性の補償が問
題であつた。本発明の目的は信号帯域内に発生する群遅
延時間の有効な補償方式を提供することである。
上記目的は、積分回路が第2図で示すような等価回路で
与えられる時、必ずしも信号帯域全域の群遅延時間を補
償することは必要でないことが分つた。すなわち、実験
でその下限周波数を検討した結果ωTD=1以上の周波数
領域で群遅延時間補償することによつて達成されること
が分つた。ただし、ω=2π、:周波数、TD=R2C
である。本発明はこのように最小限の群遅延時間補償回
路を設けて、信頼性の高いデイジタル信号の記録再生装
置を提供する。
与えられる時、必ずしも信号帯域全域の群遅延時間を補
償することは必要でないことが分つた。すなわち、実験
でその下限周波数を検討した結果ωTD=1以上の周波数
領域で群遅延時間補償することによつて達成されること
が分つた。ただし、ω=2π、:周波数、TD=R2C
である。本発明はこのように最小限の群遅延時間補償回
路を設けて、信頼性の高いデイジタル信号の記録再生装
置を提供する。
第3図はデイジタル信号の磁気記録再生装置における、
信号の再生レスポンスの周波数Sと等化特性を積分回路
による分Iと高域補償分Hに分けて示したものである。
信号の再生レスポンスの周波数Sと等化特性を積分回路
による分Iと高域補償分Hに分けて示したものである。
磁気記録再生系では、磁気ヘツドが磁気テープで発生し
た磁束の変化に比例した出力電圧を発生するので、低周
波領域では周波数に比例したいわゆる微分特性を示す。
高域では磁気ヘツドのギヤツプ長による損失、磁気ヘツ
ドとテープのスペーシングによる損失などが支配的とな
り、周波数と共にレスポンスは減衰する。ただし、磁気
ヘツドとテープの電磁変換作用では群遅延時間特性は平
坦であるとが知られている。一方、等化回路はこのよう
な磁気記録再生系の周波数特性を平坦化することが役目
である。低域側の積分特性と高域補償分が必要となる。
第3図から分かるようにωTD=1の周波数は積分特性が
ほぼ終わる周波数であり、高域補償がほぼ始まる周波数
であり、言い替えれば、記録再生系がピークの応答を持
つ周波数に近い値である。
た磁束の変化に比例した出力電圧を発生するので、低周
波領域では周波数に比例したいわゆる微分特性を示す。
高域では磁気ヘツドのギヤツプ長による損失、磁気ヘツ
ドとテープのスペーシングによる損失などが支配的とな
り、周波数と共にレスポンスは減衰する。ただし、磁気
ヘツドとテープの電磁変換作用では群遅延時間特性は平
坦であるとが知られている。一方、等化回路はこのよう
な磁気記録再生系の周波数特性を平坦化することが役目
である。低域側の積分特性と高域補償分が必要となる。
第3図から分かるようにωTD=1の周波数は積分特性が
ほぼ終わる周波数であり、高域補償がほぼ始まる周波数
であり、言い替えれば、記録再生系がピークの応答を持
つ周波数に近い値である。
高域補償は例えば遅延線を用いたコサインイコライザと
呼ばれる回路を利用すると、群遅延時間は一定となる。
しかし、積分回路は、第2図に示すような等価回路で示
される。この時の群遅延時間特性は次のようにして計算
される。
呼ばれる回路を利用すると、群遅延時間は一定となる。
しかし、積分回路は、第2図に示すような等価回路で示
される。この時の群遅延時間特性は次のようにして計算
される。
第2図の積分回路における位相特性θ(ω)は である。ただし である。積分特性が周波数領域で1桁以上続くにはβは
約15以上が必要である。
約15以上が必要である。
その群遅延時間特性D(ω)は であり、式(1)から となる。
式(3)から、 の範囲ではD(ω)=TD(1−β)<0と負の値でかつ
ほぼ一定の群遅延になる。これに対して において、β〉〉1を考慮すると、正の値で、 となり、低域側と高域側で符号が逆転するという複雑な
特性となつている。しかし、一方、前述のように、磁気
ヘツドとテープの磁気交換作用では群遅延時間特性は平
坦であるため、積分回路で群遅延時間が信号帯域内で変
化すると、信号波形が歪み、符号誤りが発生するおそれ
がある。
ほぼ一定の群遅延になる。これに対して において、β〉〉1を考慮すると、正の値で、 となり、低域側と高域側で符号が逆転するという複雑な
特性となつている。しかし、一方、前述のように、磁気
ヘツドとテープの磁気交換作用では群遅延時間特性は平
坦であるため、積分回路で群遅延時間が信号帯域内で変
化すると、信号波形が歪み、符号誤りが発生するおそれ
がある。
上記した様に、積分回路の群遅延時間特性は複雑であ
り、全帯域の群遅延時間特性を補償することは回路構成
上複雑となり、第2図の等価回路で表わされる積分回路
は実用的でないとされていた。
り、全帯域の群遅延時間特性を補償することは回路構成
上複雑となり、第2図の等価回路で表わされる積分回路
は実用的でないとされていた。
記録・再生するデイジタル信号は磁気記録再生特性を考
慮すると、デイジタル信号の周波数分布が第3図に示す
磁気記録再生系の再生レスポンスにほぼ一致している事
が望ましく、その分布に近い変調符号を使用するのが通
常である。すなわち、再生するデイジタル信号の直流に
近い成分は少ない。従つて、デイジタル信号のこの性質
を考慮すると、全帯域の群遅延時間特性を平坦とするこ
とは必要でなく、ある周波数以上について平坦化すれば
良いことが分つた。
慮すると、デイジタル信号の周波数分布が第3図に示す
磁気記録再生系の再生レスポンスにほぼ一致している事
が望ましく、その分布に近い変調符号を使用するのが通
常である。すなわち、再生するデイジタル信号の直流に
近い成分は少ない。従つて、デイジタル信号のこの性質
を考慮すると、全帯域の群遅延時間特性を平坦とするこ
とは必要でなく、ある周波数以上について平坦化すれば
良いことが分つた。
第4図は積分回路の群遅延時間を補償した下限の周波数
を変化させた時の再生デイジタル信号の誤り率を測定し
た結果である。
を変化させた時の再生デイジタル信号の誤り率を測定し
た結果である。
図から分るように、ωTD=1以下ではほとんど誤り率の
変化がなく、不必要な補償であることが分つた。
変化がなく、不必要な補償であることが分つた。
本発明は以上の実験結果に基づき、群遅延時間特性の補
償を積分回路のωTD=1以上の周波数で行ない、回路規
模を最小限に抑えながら符号誤りの少ないデイジタル信
号記録再生装置を実現することができる。
償を積分回路のωTD=1以上の周波数で行ない、回路規
模を最小限に抑えながら符号誤りの少ないデイジタル信
号記録再生装置を実現することができる。
以下、本発明の実施例を第1図によつて説明する。磁気
ヘツド1の再生信号はプリアンプ2で増幅され、積分回
路3で積分特性が与えられ、その後、コサインコライザ
4で高域が補償される。積分回路3で発生する群遅延時
間は群遅延時間補償回路4で補償される。
ヘツド1の再生信号はプリアンプ2で増幅され、積分回
路3で積分特性が与えられ、その後、コサインコライザ
4で高域が補償される。積分回路3で発生する群遅延時
間は群遅延時間補償回路4で補償される。
ヘツドテープ相対速度52m/s、記録転送速度92Mb/sでNRZ
デイジタル信号を記録・再生する場合における積分回路
定数ならびに、群遅延時間補償回路の回路定数を図中に
示す。
デイジタル信号を記録・再生する場合における積分回路
定数ならびに、群遅延時間補償回路の回路定数を図中に
示す。
第5図は、全系における群遅延時間特性である。ωTD=
1の下限周波数までは±5nsec以下に入つており、92Mb/
sの検出窓幅11nsec以内になつている。
1の下限周波数までは±5nsec以下に入つており、92Mb/
sの検出窓幅11nsec以内になつている。
コサインコライザ4は遅延線4−1と、減衰器4−2と
差動アンプ4−3で構成させるもので、遅延線を用いて
いるので、群遅延時間が一定で高域が補償できる。
差動アンプ4−3で構成させるもので、遅延線を用いて
いるので、群遅延時間が一定で高域が補償できる。
群遅延時間補償回路5は、コサインコライザ4の出力を
2出力アンプ5−1で、反転出力と正転出力を構成し、
2つのエミツタフオロア5−2,5−3によつて、静電容
量CP5−4、抵抗RP5−5を介した2つの信号を混合して
位相を変化させて群遅延時間を補償する。5−6は出力
アンプである。
2出力アンプ5−1で、反転出力と正転出力を構成し、
2つのエミツタフオロア5−2,5−3によつて、静電容
量CP5−4、抵抗RP5−5を介した2つの信号を混合して
位相を変化させて群遅延時間を補償する。5−6は出力
アンプである。
本発明によれば、回路規模を最小限に抑えながらデイジ
タル信号記録再生回路の等化回路の群遅延時間の調整誤
差に依る符号誤りを実質的に零にすることができ、等化
方式として有効な積分方式を実用化できる。これによつ
てデイジタルVTRの高信頼化が得られる。
タル信号記録再生回路の等化回路の群遅延時間の調整誤
差に依る符号誤りを実質的に零にすることができ、等化
方式として有効な積分方式を実用化できる。これによつ
てデイジタルVTRの高信頼化が得られる。
第1図な本発明の実施例の再生等化回路の信号系統図、
第2図は積分回路の構成を示す図、第3図は磁気記録再
生系の再生レスポンスの周波数特性、積分回路の周波数
特性および高域補償の周波数特性の代表的な特性を示す
図、第4図は群遅延時間の補償範囲を変えて誤り率を測
定した結果を示す図、第5図は残留群遅延時間特性の一
例である。 3……積分回路、5……群遅延時間補償回路。
第2図は積分回路の構成を示す図、第3図は磁気記録再
生系の再生レスポンスの周波数特性、積分回路の周波数
特性および高域補償の周波数特性の代表的な特性を示す
図、第4図は群遅延時間の補償範囲を変えて誤り率を測
定した結果を示す図、第5図は残留群遅延時間特性の一
例である。 3……積分回路、5……群遅延時間補償回路。
Claims (3)
- 【請求項1】磁気記録媒体に記録されたディジタル信号
を検出するヘッド(1)と、 検出された上記ディジタル信号を積分して出力する積分
回路(3)と、 上記積分回路の出力信号の等化特性を補償する補償回路
(4)と、 上記補償回路の出力の群遅延時間を補償する遅延時間補
償回路(5)とからなり、 上記遅延時間補償回路は、上記ディジタル信号を再生し
たときの再生レスポンスのピーク周波数よりも高域のみ
の周波数領域の群遅延時間を補償することを特徴とする
ディジタル信号の磁気記録再生装置。 - 【請求項2】上記積分回路は、抵抗R1、静電容量C、抵
抗R2を用いて等価的に表されることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項3】上記積分回路の群遅延時間特性と上記遅延
時間補償回路の群遅延特性との差による残留時間が上記
ディジタル信号の検出窓時間よりも小さい周波数領域
は、f=1/(2π)×TD(ただしTD=CR2)で与えられ
る周波数値より高い領域であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61149552A JPH0772976B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | デイジタル信号の磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61149552A JPH0772976B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | デイジタル信号の磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS637564A JPS637564A (ja) | 1988-01-13 |
| JPH0772976B2 true JPH0772976B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=15477656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61149552A Expired - Lifetime JPH0772976B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | デイジタル信号の磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772976B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60231976A (ja) * | 1984-04-30 | 1985-11-18 | Nec Home Electronics Ltd | デイジタル磁気再生回路 |
| JPS60247861A (ja) * | 1984-05-22 | 1985-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デ−タ用カセツトテ−プレコ−ダ |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP61149552A patent/JPH0772976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS637564A (ja) | 1988-01-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |