JPH07729B2 - 顔料系着色剤を含有するアセタールポリマーの熱安定化 - Google Patents

顔料系着色剤を含有するアセタールポリマーの熱安定化

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JPH07729B2
JPH07729B2 JP60284203A JP28420385A JPH07729B2 JP H07729 B2 JPH07729 B2 JP H07729B2 JP 60284203 A JP60284203 A JP 60284203A JP 28420385 A JP28420385 A JP 28420385A JP H07729 B2 JPH07729 B2 JP H07729B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、改善された熱安定性を示す顔料系着色剤を
含有するアセタールポリマーに関する。
(従来の技術) アセタールポリマーからなる成形材料は以前より工業用
途に使用されてきた。その用途は多岐にわたり、たとえ
ば、バンパー部材および計器パネルなどの自動車用、バ
ルブ、シャワー部品、水洗便器タンク部品、蛇口および
パイプ継手などの配管用、ネジ回しアダプターなどの工
具部品、ならびに急速沸騰電気ヤカン、衣服ハンガーお
よびクシなどの家庭および個人用品といった最終用途に
利用されている。
(発明が解決しようとする問題点) アセタールポリマーは非常に望ましい範囲内の物理的性
質を有しており、それによりその広範な用途への利用が
可能となっているが、未変性のポリマーは高温、たとえ
ば200℃以上の温度にさらされると劣化・分解する傾向
がある。そのため、この問題を緩和するための各種の手
段がこれまでに提案されており、たとえば物での手段と
しては、フェノール系酸化防止剤の添加が米国特許第3,
103,499号および同第3,240,753号に開示されており、ア
セタールポリマー用熱安定剤としてアミジン化合物単独
添加もしくはこれとアミノ置換アミドとの併用添加が米
国特許第3,313,767号および同第3,314,918号に教示され
ている。アセタールポリマーの熱的特性の改善のための
方法による手段としては、ポリマー連鎖に炭素−炭素結
合を含有するアセタールポリマー(例、オキシメチレン
−オキシエチレンコポリマー)に対して適用される各種
の加水分解法が、たとえば米国特許第3,174,948号;3,21
9,623号;3,318,848号;および3,418,280号に開示されて
おり、オキシメチレンホモポリマーのヘミホルマール基
のアシル化もしくはエーテル化による末端封鎖法が米国
特許第3,170,896号に開示されている。
前述の手段を利用してアセタールポリマーの熱安定性を
ある程度改善することができるが、さらに一層大きな程
度の熱安定性が望まれる用途も現実にある。これは、特
にアセタールポリマーにこのポリマーの熱安定性を著し
く低下させる作用を示すことの多い各種の顔料系着色剤
を配合する場合に特にあてはまる。
α−オレフィンとα,β−エチレン性不飽和カルボン酸
との低分子量コポリマーのカルボキシル基を少なくとも
部分的に中和することにより製造した比較的低分子量の
コポリマー塩もポリマー技術分野では公知である。この
コポリマー塩は、たとえば米国特許第4,381,376号およ
び同第4,912,040号に開示されており、流れ特性を改善
する滑剤として有用であって、各種ポリマーの処理加工
を容易にすると説明されている。しかし、このコポリマ
ー塩により潤滑化しうるポリマー種として開示されてい
る中にアセタールポリマーは含まれていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明によると、顔料系着色剤を含有する着色アセター
ルポリマー組成物の熱安定性が、着色アセタールポリマ
ー組成物にα−オレフィンとα,β−エチレン性不飽和
カルボン酸との低分子量コポリマーのイオン性塩を少量
配合することにより改善される。
(作用) 本発明のアセタールポリマーは、オキシメチレンホモポ
リマー、たとえばそのヘミホルマール基をアシル化もし
くはエーテル化により末端封鎖したホルムアルデヒドも
しくはトリオキサンのホモポリマーでもよい。しかし、
好ましくは、アセタールポリマーは、トリオキサンに少
なくとも2個の隣接炭素原子を有する環状エーテル0.1
〜15モル%を共重合させて調製したオキシメチレンコポ
リマーである。この種のコポリマーは、米国特許第3,02
7,352号に記載されている。かかるコポリマーは、オキ
シメチレン(‐OCH2)単位約85〜99.9モル%と、これに
散在した‐O-R-単位(Rは相互に直接結合した少なくと
も2個の炭素原子を含有し、その2原子価の間で連鎖内
に位置し、かつR基に存在する置換基がある場合すべて
不活性の基である2価基を意味する)約0.1〜15モル%
とを含有する少なくとも1個の連鎖を有するものと説明
できる。好ましいコポリマーは、トリオキサンとジオキ
ソランもしくはエチレンオキシドとのコポリマーのよう
なオキシメチレン基とオキシエチレン基とからなるもの
である。
米国特許第2,986,506号に記載のように、酸素もしくは
イオウ原子を供与体原子とするフッ化ホウ素配位化合物
からなる触媒の使用により、高分子量アセタールポリマ
ーが高収率かつ高反応速度で製造できる。
ポリマー連鎖内に炭素−炭素結合を含有するオキシメチ
レンコポリマーを使用する場合、このポリマーを米国特
許第3,318,848号および同第3,418,280号に開示の溶融加
水分解法または米国特許第3,174,948号および同第3,21
9,623号に開示の溶液加水分解法により処理して予備安
定化させるのが好ましい。
本発明によりアセタールポリマーに配合されるイオン性
コポリマー塩は、米国特許第4,381,376号および同第4,4
12,040号に開示されており、詳細についてはこの米国特
許を参照できる。かかるコポリマー塩は、α−オフィン
とα,β−エチレン性不飽和カルボン酸とのコポリマー
である低分子量コポリマー酸を少なくとも部分的に中和
することにより製造される。α−オフィンとα,β−エ
チレン性不飽和カルボン酸との共重合により得られるコ
ポリマー酸は、α−オフィンの反復単位中にカルボン酸
モノマー単位がランダムに介在したランダムコポリマー
である。上記の不飽和カルボン酸は、モノカルボン酸で
も、または2以上のカルボン酸基が結合した多価カルボ
ン酸でもよい。上記コポリマー酸の数平均分子量は約50
0〜20,000、好ましくは約1000〜15,000、より好ましく
は約1000〜6000、特に好ましくは約1000〜3500の範囲内
である。この酸の中和は、原子価1〜3の金属カチオン
よりなる群から選ばれた少なくとも1種のカチオンで行
う。
α−オレフィンに共重合させることのできるα,β−エ
チレン性不飽和カルボン酸は、好ましくは炭素数3〜8
のものである。かかる酸の例としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、エタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、
フマル酸、ならびにジカルボン酸のモノエステム(例、
マレイン酸水素エチル、フマル酸水素メチル、フマル酸
水素エチル)、さらには無水マレイン酸が挙げられる。
無水マレイン酸は酸と同様の挙動を示すと考えられ、本
発明にあっては酸に含める。
α−オレフィンは好ましくはエチレンである。コポリマ
ー中のエチレンの割合は、少なくとも50モル%であり、
好ましくは80モル%以上である。
好ましいコポリマー酸は、エチレンと炭素数3〜6の
α,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸とのコポリマ
ーである。特に好ましいα,β−エチレン性不飽和モノ
カルボン酸はアクリル酸である。エチレン−アクリル酸
コポリマーの酸価は約1〜180、好ましくは約40〜160、
特に好ましくは約40〜120の範囲内である。酸価は、酸1
gを中和するのに要する水酸化カリウムのmg数で求めら
れる。このコポリマーの数平均分子量は、約500〜20,00
0、好ましくは約1000〜15,000、より好ましくは約1000
〜6000、特に好ましくは約1000〜3500の範囲内である。
本発明で用いるコポリマー塩を製造するのに使用される
低分子量コポリマー酸は、当該技術分野で公知の任意の
適当な方法により製造できる。適当な方法の1例は、米
国特許第3,658,741号に記載されている。
上記コポリマー酸の粘度は、140℃で約1500cp未満、好
ましくは140℃で100〜1200cpの範囲内である。とくに有
利なコポリマー酸は、コポリマー中に1〜20重量%、好
ましくは3.5〜12%のアクリル酸を含有するエチレンと
アクリル酸との均質コポリマーであって、室温(77゜F
=25℃)においてASTM針により荷重100gで5秒間試験し
たときに硬さ(針入度0.1mm)が0.5〜30、好ましくは1
〜12の範囲内であるものである。
このコポリマー酸の中和には、原子価1〜3のカチオン
を使用できる。好ましくは、この中和に使用する金属カ
チオンは、元素周期表のIA、II AおよびIII A族金属な
らびに遷移金属元素よりなる群から選ばれた金属から誘
導したカチオンである。好ましい金属カチオンは、ナト
リウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウ
ム、亜鉛、およびアルミニウムカチオンであり、カルシ
ウムカチオンが特に好ましい。コポリマー酸の中和に使
用されるカチオン含有材料は、たとえば酢酸塩、メトキ
シド、シュウ酸塩、硝酸塩、炭酸塩および炭酸水素塩、
ならびに金属酸化物および水酸化物を含む金属塩でよ
い。使用しうる化合物の具体例としては、水酸化カルシ
ウム、酢酸カルシウム、酸化マグネシウム、および酢酸
亜鉛がある。コポリマー酸は100%まで中和することが
できるが、好ましくはコポリマー酸の中和度はカルボン
酸基の15〜16%、より好ましくは25〜50%とする。
本発明で使用しうる好ましいコポリマー塩は、数平均分
子量約1300、140℃でのブルックフィールド粘度500cp、
酸価40mg KOH/g、硬さ2.0d mm(ASTM D-5)および密度
0.93g/cc(ASTM D-1505)である、エチレン−5重量%
アクリル酸コポリマーのカルボキシル基を、たとえば水
酸化カルシウムにより約25〜60%(例、47%)中和する
ことにより得られる。使用しうる他のコポリマー塩は、
140℃でのブルックフィールド粘度650cp、酸価80mg KOH
/g、硬さ2.0d mmおよび密度0.93g/ccである、エチレン
−8重量%アクリル酸コポリマーのカルボキシル基を、
水酸化カルシウムによりたとえば約10〜30%中和するこ
とにより、あるいは140℃でのブルックフィールド粘度6
50cp、酸価120mg KOH/gおよび硬さ11.5d mmである、エ
チレン−15重量%アクリル酸コポリマーのカルボキシル
基を、水酸化カルシウムによりたとえば約5〜25%中和
することにより得られる。
本発明の着色アセタールポリマー組成物の製造にあって
は、少量の顔料を含むアセタールポリマーに少量の前記
コポリマー塩をかかるポリマーに通常使用される他の添
加剤とともに常法により配合処理する。好ましくは、コ
ポリマー塩は全組成物に基づいて0.05〜10.0重量%、特
に好ましくは0.1〜2.0重量%の量で使用する。
顔料により着色した組成物は、顔料未配合の組成物に比
べて熱不安定性の問題が一般に大きくなるので、前記コ
ポリマー塩のアセタールポリマーへの添加は特に顔料着
色組成物の場合に有用である。顔料は、アセタールポリ
マーに適合性のある任意の種類のものでもよく、たとえ
ばアゾダイレッド、硫化カドミウム−セレン化カドミウ
ムレッドおよび「メルカジうム」レッドなどの赤色顔
料、フタロシアニンブルーなどの着色顔料、酸化クロム
グリーンなどの緑色顔料、二酸化チタンホワイトなどの
白色顔料、ならびにカーボンブラックなどの黒色顔料が
使用できる。各種顔料の混合物も使用できる。着色アセ
タールポリマー組成物は、一般に組成物の重量に基づい
て約0.01〜5重量%の範囲内の少量の顔料を含有する。
各種の他の添加剤も、当業者には周知のようにさまざま
の目的でアセタールポリマー組成物に添加することがで
きる。かかる添加剤の例としては、ビスフェノール系、
エステル系もしくはヒンダート(立体障害)型フェノー
ル系酸化防止剤、アミジン系安定剤(これは、恐らく酸
/ホルムアルデヒド掃去剤として作用する)、核形成
剤、紫外線遮断剤および吸収剤、ポリアミド類、金属セ
ッケン、強化材および充填材(例、ガラス、タルク、白
色マイカおよび金色マイカ)、ならびにポリウレタン、
EVA、ゴム、および熱可塑性樹脂のような他のポリマー
物質が挙げられる。
本発明のコポリマー塩の使用は、これをフェノール系酸
化防止剤および好ましくはさらにアミジン系安定剤と併
用した場合に、アセタールポルマーの熱安定性の特に著
しい改善を生ずる。好適なフェノール系酸化防止剤は、
たとえば米国特許第3,103,499号および3,240,753号に開
示されている。特に有効な種類のフェノール系酸化防止
剤は、2個のフェノール基を含有し、それぞれのベンゼ
ン環に炭素数1〜4のアルキル置換基が2個まで存在し
うるものである。かかる化合物の具体例としては、ヘキ
サンジオール‐1,6と3-(3′,5′‐ジ‐tert-ブチル‐
4-ヒドロキシ)フェニルプロピオン酸とのジエステルの
ようなビスフェノール型ジエステル類、ならびに2,2′
‐メチレンビス‐(4-メチル‐6-tert-ブチルフェノー
ル)、2,2′‐エチレンビス‐(4-メチル‐6-tert-ブチ
ルフェノール)、4,4′‐エチリデンビス‐(6-tert-ブ
チル‐3-メチルフェノール)、および4,4′‐ブチリデ
ンビス‐(6-tert-ブチル‐3-メチルフェノール)など
のアルキレンビスフェノール類が挙げられる。アルキレ
ンビスフェノール類以外の好適なフェノール系安定剤に
は、2,6-ジ‐tert-ブチル‐4-メチルフェノール、アク
チルフェノール、およびp-フェニルフェノールがある。
フェノール系酸化防止剤の使用量は一般に、組成物の5
重量%を超えない量であり、好ましくは組成物の約0.1
〜1.0重量%、特に好ましくは約0.3〜1.0重量%であ
る。
上述したように、アミジン系安定剤も組成物に使用する
のが好ましい。好適なアミジン化合物にシアノ−グアニ
ジン化合物があり、これにはシアノグアニジン自体と、
たとえば2価の1−シアノ3,3グアニジン基を含有する
ものを始めとするそれ以外の化合物とが含まれる。後者
の化合物の例としては、1−シアノ−3−メチル・グア
ニジン、1−シアノ−3−エチル・グアニジン、1−シ
アノ−3−イソプロピル・グアニジン、1−シアノ−3,
3−ジフェニル・グアニジン、1−シアノ−3−ヒドロ
キシメチル・グアニジン、1−シアノ−3−ドデシル・
グアニジン、1−シアノ−3(2−ヒドロキシエチル)
グアニジン、1−シアノ−3-(2−ブロモエチル)グア
ニジン、1−シアノ−3(m−クロロフェニル)グアニ
ジン、および1,3−ジシアノグアニジンが挙げられる。
アミン置換トリアジン類もアミジン化合物の別の好適種
類を構成する。
この種の好適化合物は、対称トリアジン類のアミン置換
誘導体であり、これには、グアナミン類(2,4−ジアミ
ノ‐sym-トリアジン類)、メラミン(2,4,6-トリアミン
‐sym-トリアジン)、ならびに置換メラミン類が含まれ
る。アミノ基は第一、第二および第三アミノ基のいずれ
でもよく、またヒドロキシル置換基などの他の置換基が
存在していてもよい。もちろん、アミノ基およびその他
の置換基は不活性である、すなわち望ましくない副反応
を誘起するものであってはならない。好適な化合物の具
体例としては、2,4-ジアミノ‐6-フェニル‐sym-トリア
ジン(ベンゾグアナミン)、2,4-ジアミノ‐6-メチル‐
sym-トリアジン、2,4-ジアミノ‐6-ブチル‐sym-トリア
ジン、2,4-ジアミノ‐6-ベンジルオキシ‐sym-トリアジ
ン、2,4-ジアミノ‐6-ブトキシ‐sym-トリアジン、2,4-
ジアミノ‐6-シクロヘキシルオキシ‐sym-トリアジン、
2,4-ジアミノ‐6-クロロ‐sym-トリアジン、2,4-ジアミ
ノ‐6-メルカプト‐sym-トリアジン、2,4-ジヒドロキシ
‐6-アミノ‐sym-トリアジン(アンメリド)、2-ヒドロ
キシ‐4,6-ジアミノ‐sym-トリアジン(アンメリン)、
N,N,N′,N′‐テトラシアノエチルベンゾグアナミン、
2,4,6-トリアミノ‐sym-トリアジン(メラミン)、フェ
ニルメラミン、ブチルメラミン、N,N-ジエチルメラミ
ン、N,N-ジ‐(2-ヒドロキシエチル)メラミン、N,N-ジ
フェニルメラミン、N,N-ジアリルメラミン、N,N′,N″
‐トリメチルメラミン、N,N′,N″‐トリエチルメラミ
ン、N,N′,N″‐トリ(n−プロピル)メラミン、N,
N′,N″‐トリ(n−ブチル)メラミン、N,N,N′,N″‐
テトラメチルメラミン、トリメチロールメラミン、トリ
メトキシメチルメラミン、ヘキサメトキシメチルメラミ
ン、N,N′,N″‐トリフェニルメラミン、およびN,N′,
N″‐トリメチロールメラミンが挙げられる。
上記以外の好適なアミジン化合物は、たとえば米国特許
第3,313,767号に開示されている。
アミジン化合物は一般に組成物の重量の5%を超えない
量で、好ましくは約0.01〜1.0重量%、特に好ましくは
約0.03〜0.2重量%の量でアセタールポリマーに配合さ
れる。
アセタールポリマーと前述した各種添加剤との配合処理
は、慣用の配合ないし混合装置および操作を利用して実
施できる。すなわち、アセタールポリマーと添加剤と
を、たとえば慣用のミル(例、ラバーミル)、ミキサー
もしくはブレンダー(例、ヘンシェルミキサーもしくは
タンブルブレンダー)あるいは押出機(例、1軸、2軸
もしくはブラベンダ押出機)を使用して、任意の好都合
な順序で混合することができる。多くの場合、各成分を
まずたとえばタンブルもしくはヘンシェルブレンダーで
乾式混合し、次いで約170〜215℃の温度および約1〜3
分間のブレンド時間で、たとえば押出機により溶融ブレ
ンドする。
ある種の添加剤は、最終工程の均質混合の前に、適宜の
溶媒中にとかした溶液の状態で微細なアセタールポリマ
ーに添加することもできる。
(実施例) 次の比較例Aおよび実施例1(参考例)は、自然、すな
わち未着色のアセタールポリマー成形用組成物を例示す
るものである。
比較例A トリオキサンと約2重量%のエチレンオキシドとを米国
特許第2,986,506号に開示の方法で共重合させることに
より、オキシメチレン単位とこれにランダムに分布した
オキシエチレン単位とをポリマー連鎖内に含有するアセ
タールコポリマーを調製した。このコポリマーを米国特
許第3,418,280号に開示の方法で溶融加水分解したもの5
0%と、このコポリマーを米国特許第3,174,948号に開示
の方法で溶液加水分解したもの50%とからなるブレンド
を調製した。得られた数平均分子量38,000、メルトイン
デックス約9のアセタールポリマーに、ブタンジオール
‐1,4のジグリシジルエーテルからなる核形成剤0.25重
量%、ヘキサンジオール‐1,6と3-(3′,5′‐ジ‐ter
t-ブチル‐4′‐ヒドロキシ)フェニルプロピオン酸と
のジエステルからなる酸化防止剤(チバ・ガイギー社よ
り「イルガノックス259」として市販)0.50重量%、ア
ミジン系安定剤としてのメラミン0.25重量%、2-ヒドロ
キシ‐4-n-オクトキシベンゾフェノンからなる紫外線吸
収剤(アメリカン・サイアナミド社より「サイアゾーブ
UV-531」として市販)0.35重量%、ビス‐(1,2,2,6,6-
ペンタメチル‐4-ピペリジニル)(3,5-ジ‐tert-ブチ
ル‐4-ヒドロキシベンジル)ブチルプロパンジオエート
からなる遊離基掃去・紫外線安定剤(チバ・ガイギー社
より「チヌビン144」として市販)0.15重量%、および
エチレンジアミンとステアリン酸とのジアミドからなる
滑剤(グライコ・ケミカル社より「アクラワックスC」
として市販)0.20重量%を乾式混合した(残部は上記ア
セタールコポリマーである)。なお、上の重量%はすべ
て組成物の全重量に基づく値である。乾式混合した組成
物を、次いで1軸押出機により約190℃おいて約1分間
の押出機滞留時間で混練することより溶融ブレンドし
た。得られた組成物の熱分解速度(kd 230)は0.028重
量%/分であった。
この組成物および以下の実施例および比較例の組成物の
熱安定性は、組成物の試料を開放容器に入れ、この容器
を230±0.25℃の温度の空気再循環式加熱器に45分±10
秒間入れて加熱し、その減量を測定することにより求め
た熱分解速度で示す。なお、熱分解速度(単位:重量%
/分)は、総減量率(重量%)を45で割った商として求
める。
実施例1(参考例) 比較例Aのアセタールコポリマー組成物に、米国特許第
4,381,376号に記載の方法に従ってエチレンと5重量%
のアクリル酸とのコポリマー(数平均分子量1300、140
℃でのブルックフィールド粘度500cp、酸価40mg・KOH/
g、硬さ2.0d mm<ASTM D-5>、および密度0.93g/cc<AS
TM D-1505>)のカルボキシル基の47%を水酸化カルシ
ウムにより中和することにより調製されたコポリマー塩
(アライド・ケミカル社より「A-C 201A」として市販)
0.1重量%(組成物に基づいて)を乾式混合した。この
組成物を次いで約190℃で再溶融押出処理した。得られ
た組成物の熱分解速度(kd 230)は0.012重量%/分で
あった。
次の比較例B、CおよびD、ならびに実施例2〜7の結
果は、赤色顔料調合物を含有する赤色の着色アセタール
コポリマー組成物の熱安定性の改善に対する本発明の効
果を示すものである。
比較例B 比較例Aの方法を繰り返したが、ただし比較例Aに記載
の添加剤に加えて、さらに赤色顔料混合物0.79411重量
%の他の添加成分と一緒にアセタールコポリマーに配合
した。この顔料混合物は、赤色アゾダイ顔料(C.I.顔料
レッド60)0.67725重量%、硫化カドミウム−セレン化
カドミウム赤色顔料(C.I.顔料レッド108)0.08783重量
%、別のアゾダイ赤色顔料(C.I.顔料レッド202)0.026
67重量%、およびカーボンブウック顔料(C.I.顔料ブラ
ック7)000236重量%からなるものであった。
この組成物の熱分解速度(kd 230)は0.106重量%/分
であった。
実施例2 比較例Bの赤色着色アセタールコポリマー組成物を、実
施例1(参考例)で使用したコポリマー塩0.1重量%と
乾式ブレンドし、再溶融押出処理した。得られた組成物
の熱分解速度(kd 230)は0.044重量%/分であった。
実施例3 実施例1(参考例)のコポリマー塩0.2重量%を使用し
て実施例2の方法を繰り返した。得られた組成物の熱分
解速度(kd 230)は0.045重量%/分であった。
実施例4 実施例1(参考例)のコポリマー塩0.5重量%を使用し
て実施例2の方法を繰り返した。得られた組成物の熱分
解速度(kd 230)は0.014重量%/分であった。
比較例C 比較例Bに記載のようにしてアセタールコポリマー組成
物の別のバッチを調製した。この組成物の熱分解速度
(kd 230)は0.054重量%/分であった。
実施例5 比較例Cの赤色着色アセタールコポリマー組成物を、実
施例1(参考例)で使用したコポリマー塩0.5重量%と
乾式ブレンドし、再溶融押出処理した。得られた組成物
の熱分解速度(kd 230)は0.012重量%/分であった。
実施例6 実施例1(参考例)のコポリマー塩2.5重量%を使用し
て実施例5の方法を繰り返した。得られた組成物の熱分
解速度(kd 230)は0.012重量%/分であった。
比較例D 比較例Bに記載のようにしてアセタールコポリマー組成
物の別のバッチを調製した。この組成物の熱分解速度
(kd 230)は0.175重量%/分であった。
実施例7 比較例Dの赤色着色アセタールコポリマー組成物を、実
施例1(参考例)で使用したコポリマー塩1.0重量%と
乾式ブレンドし、再溶融押出処理した。得られた組成物
の熱分解速度(kd 230)は0.017重量%/分であった。
比較例Eおよび実施例8は、カーボンブラックを含有す
る黒色の着色アセタールポリマー組成物の熱安定性の改
善に対する本発明の効果を示すものである。
比較例E 比較例Bに記載の方法に従って、ただし、比較例Bに記
載の赤色顔料調合物の代わりに2重量%のカーボンブラ
ック顔料(C.I.顔料ブラック7)をアセタールコポリマ
ーおよびその他の添加剤にブレンドすることにより、黒
色のアセタールコポリマー組成物を調製した。この組成
物の熱分解速度(kd 230)は0.090重量%/分であっ
た。
実施例8 比較例Eの黒色着色アセタールコポリマー組成物を、実
施例1で使用したコポリマー塩0.5重量%と乾式ブレン
ドし、再溶融押出した。得られた組成物の熱分解速度
(kd 230)は0.018重量%/分であった。
比較例Aと実施例1(参考例)、比較例Bと実施例2、
3および4、比較例Cと実施例5および6、比較例Dと
実施例7、ならびに比較例Eと実施例8とをそれぞれポ
リマーの熱分解速度について比較することにより、着色
アセタールコポリマー組成物に前述したコポリマー塩を
少量添加するだけで、組成物の熱安定性が実質的に改善
されることが示される。
以上に本発明を具体的に説明したが、これらは単なる例
示に過ぎないので、各種の変更が本発明の範囲内で可能
であることは理解されよう。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組成物重量に基づいて0.01〜5重量%の量
    の顔料系着色剤を含有するアセタールポリマーに、α−
    オレフィンとα,β−エチレン性不飽和カルボン酸との
    低分子量ランダムコポリマーのイオン性塩を組成物重量
    に基づいて0.05〜10.0重量%の量で配合してなる成形用
    組成物。
  2. 【請求項2】前記低分子量コポリマーが、40〜160の酸
    価と1000〜15000の数平均分子量とを有する、エチレン
    とアクルリ酸とのコポリマーである、特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記イオン性塩が前記低分子量コポリマー
    のカルシウム塩であって、カルボキシル基の15〜60%が
    中和されたものである、特許請求の範囲第2項記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】前記アセタールポリマーが、85〜99.9%の
    オキシメチレン単位と0.1〜15%のオキシエチレン単位
    とをポリマー連鎖内に含有するコポリマーである、特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】フェノール系酸化防止剤とアミジン系安定
    剤とを含有する特許請求の範囲第1項ないし第4項のい
    ずれかに記載の組成物。
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