JPH0773187B2 - ビット長拡張装置 - Google Patents

ビット長拡張装置

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JPH0773187B2
JPH0773187B2 JP3153702A JP15370291A JPH0773187B2 JP H0773187 B2 JPH0773187 B2 JP H0773187B2 JP 3153702 A JP3153702 A JP 3153702A JP 15370291 A JP15370291 A JP 15370291A JP H0773187 B2 JPH0773187 B2 JP H0773187B2
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英昭 林
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日本コロムビア株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルオーデオ等
のディジタルアナログ変換に用いて、特に微少レベル時
の再生歪の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来アナログ信号をAD,DAを介して
ディジタルにて伝送、又は記録再生するものでは、ディ
ジタル段階では、限られたビット長からなる一つのサン
プルデーターを用いるため、そのビット長に見合った量
子化歪をともなう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に微少レベル再生で
は最少ビット(LSB)に近付くにつれ歪が増大するた
めサイン波信号でも方形波に近ずき歪が増大している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された所
定のビツト長よりなるデイジタルデーターのサンプルデ
ーター間の差分を取り微少レベル変化を検出する手段
と、検出手段で検出した微少レベル変化の前後の数サン
プルにわたり所定のパターンの微少レベルデーターを生
成する手段と、微少レベル変化毎に前記生成された微少
レベルデーターを上位のサンプルデーターに各々加算し
1サンプル間で前記微少レベル変化より少ない変化とな
るように入力されたデイジタルデーターのビツト数より
増大させたビツトとなす手段を具備するビツト長拡張装
置である。このため本発明では、これら微少レベルの量
子化歪を減少させ、ビット長を増大してDA変換しうる
装置を得るものである。この実現のため、再生ディジタ
ル信号の各サンプルデーター間の差分を抽出することに
よってサンプル間にデーター変化が無い区間、1LSB
変化のみが発生する区間、又はそれ以上の大振幅変化等
の抽出を行い、数サンプルにわたり変化がなく1LSB
のみが変化し又変化のないような微少レベル部を抽出
し、この1LSB変化の前後数サンプルにわたりゆるや
かなレベル変化出力となるよう、LSB以下のデーター
を生成する。この生成出力が1LSB変化点に対応し出
力することでLSB変化点が近い場合にも、これらの生
成出力を加算することで全体波形としてなめらかなデー
ター変化とする拡張ビットを得、これをアナログ信号に
変換することが出来る。
【0005】
【実施例】以下ブロック図にしたがって説明する。全体
を示したブロック図を図1に示し、図2にその波形図を
示す。再生された有限長ビットからなるワードであるサ
ンプル毎のデーターDinは、差分抽出回路1でサンプ
ルデーター間のデーターの変化を検出する。
【0006】図3に示すサンプルクロックfs毎にデー
ターを移動するシフトレジスター1-1,1-2をもうけ、
これらの1サンプル間のデーターを比較器1-3で比較
し、これら1サンプル間で同一データーである変化なし
出力0、+1LSBの変化、ー1LSB以下の変化、又
はそれ以上の大振幅変化H等の差分抽出を行う。次にこ
れらの差分データーをシフトレジスター2に入力し、目
的に合わせ数〜数10サンプルにわたりこれらの変化パ
ターンを検出するためにシフトレジスター2にやはりサ
ンプルクロックでシフトするように入力する。
【0007】このシフトレジスター2のデーターを元に
微少レベル区間、又はその変化間隔(周波数)などを抽
出、すなわちパターン抽出を行い微少レベル変化である
LSB変化1つに対応したデーター生成を決定する。
【0008】パターン抽出部3により、図2に示すよう
にLSB変化点とのサンプル距離によってLSB変化に
応じた下位の拡張データーを生成する。今、比較的ゆる
やかな低い周波数成分に対応したデーター生成F1 と、
高い周波数成分のF2 の2つの生成手段について説明す
る。
【0009】正の方向に1LSB変化点より、途中のサ
ンプルがデーター変化なしにー1LSBに変化するχの
区間、又は逆にー1より+1へのχ’の区間がdに示す
ように(i)以上の間隔があり、又同極性の間隔が
(y)が(ii)以上であればF1の出力をパターン抽出
部3より1LSB変化点に対応して出力し、又、eに示
すようにχが(i)以下で(i’)以上であればF2 を
出力するようにする。(ここで(ii)は用いず又F1 F
2 出力共H入力の場合は出力しない。)
【0010】このパターン出力データーをもとにシフト
レジスター4にF1及びF2のデーターがシフトされ、
この途中にサンプル毎にF1に対応してd1又はd
1’、F2に対応してd2又はd2’に示すようなデー
ターをそれぞれ生成する。これらを加算することで拡張
データーを生成し上位データーに加えてビット拡張され
たデーターとしてDA変換する。ここで上位データー
は、データー生成出力と同一位置に合わせるためにシフ
トレジスター6で位相を合わせておく。
【0011】図2の入力データーaの上位データーによ
って、各LSB変化点のパターン抽出データーは、図2
のcに示す破線のようになりこれらを加算することによ
って実線の生成出力を得、上位データと加えた総合的な
出力は、図2のbのようになめらかな歪のない波形を得
ることができる。
【0012】さらに各部について詳細に説明する。図4
のパターン抽出器3について説明する。F1 の出力は、
先の(i)が17サンプル以上又(ii)が5サンプル以
上で示してある。レジスター2-24 および2-8の出力よ
り+1LSBとHのオアをOR回路a24及びa8 でとり
これらのオアにより、カウンターa12をクリアし、又
同じくー1とHのオアでカウンターb13をクリアす
る。このカウンター12及び13は16サンプルカウン
トし、17サンプル目より出力する。レジスター2-8の
出力が+1又はー1の時に逆の極性でクリアされたカウ
ンターb13の出力又はカウンターa12の出力とアン
ドゲートG1 又はG2 を取ることでこのゲートが成立す
ることは、レジスター2-8点に±1LSB変化した16
サンプル前後以内にLSB変化およびH信号が無い事に
なり、(i)の条件を検出する。
【0013】又これらの出力をレジスター2-8をはさん
で±4サンプルレジスター2-4〜2-12 の出力のオアゲ
ートC4 〜C12をオアゲートG3 で検出しアンドゲート
G4およびアンドゲートG4 ’でそれぞれアンドゲート
を取る。これは(ii)の条件となる。ここでC4 〜C12
では同一極性以外入力しているが逆極性や、H信号があ
ればG1 又はG2 が成立せず結局(ii)の条件のみが成
立する。これらの出力をシフトレジスター4に入れる。
又F2 に関しては、同様にしてシフトレジスター2の取
り出し位置およびカウンター値を設定すれば良い。F2
の(i’)の条件を5サンプル以上とすると、F1のレ
ジスター2-8に対応してレジスター2-4,又レジスター
2-24 の出力に対応してレジスター2-12 としカウンタ
ーを1/2の8サンプルとすると良い。又ここでオアゲ
ートG3 に相当するものは不要である。ここで1つの1
LSB変化に対応しF1 の出力があればF2 の条件とも
合うためにF1 を生かしF2を出力させない。このため
±F1のオアゲートを取りデーターの変化毎にラッチ1
4にF1 のフラッグをラッチするインバータ15を介
し、ゲートG5又はG5’でF1 があればF2 を禁止す
る。これによって長い周期のものはF1 のみ、短いもの
はF2 のみとなり同一に出力されない。
【0014】これらによりF1F1’,F2F2’の出力の
いずれかが所定の1LSB変化点に対応し現れシフトレ
ジスター4に入力されシフトされる。ここでシフトレジ
スター4はデーター生成のために用いられF1 とF2 の
入力タイミングはレジスター2-8と2-4に対応して4サ
ンプルF2 があとに出力されるために4サンプル分入力
を遅延するとタイミングが合うことになる。以上F1〜
F2の状態を図5に示す。ここでシフトレジスター4よ
りの出力の都合で便利が良いように+F1およびーF1の
オアを取り、±F1 信号(±1LSB)と+F1 すなわ
ち±1LSBのF1 による変化点で+F1 により極性を
示すサインビット(Sign)とすることができ、同様
に±F2 とサインビットとをシフトレジスター4に入れ
る。
【0015】次に図6にレジスター出力によりデーター
生成回路5のブロツク図を示す。各レジスター4-8〜4
--8は、中央より左と右に分け左側のサインビット出力
はそのまま、右側ではインバーターIを介しサインビッ
トを反転する。又左右のデーターは中央をはさみそれぞ
れ同一データーとする。このデーターは図7に示すよう
にF1 に対してはデーターは8種でD11〜D18まで図の
ように正弦波の1/4サイクル分を用いると良い。この
データーを各レジスター毎に±1LSB変化すなわちF
1 又はF2 が出力されているレジスターより出力する。
例えばレジスター4-8にF1 レジスター4--4 にF2 が
あれば、これらのデーターが2ケ所より出力される。も
ちろん、ここでこれらの極性であるSignビツトも同
時に出力する。ここで4bitのデーターであればSi
gn以外は3ビツトで表す。
【0016】図8において、これらのデーター出力を全
加算器Σによって行う。データー加算は種々公知のため
省略する。各データーは、図6に示すように必要なデー
ター値に対応してワイアリングのみで生成できる。ここ
でデーターは図7のように正弦波の1/4部がD18〜D
11又はD24〜D21のように+のLSB変化入力に対して
は正データーが上昇し、中央をはさんで負のデーターと
なり逆転して0へ減少していく。ー1LSB変化では、
Signビツトが0であるためこの逆のデーター変化と
なり負のデーターが増大していき中央をはさみ正となり
0へ向って減少する。
【0017】これにより、図2に示したd1 又はd2 等
に対応したデーターを得る。図5の加算出力では、図2
のCのデーターのように1つの生成出力となり、上位デ
ーターに加えることでビット拡張されたなめらかな歪の
少いデーターが得られる。
【0018】実施例では、データー生成を2種で説明し
たが、もちろん増加させ広い周波数範囲に対応させるこ
ともでき、さらに、2LSB変化などにおいても対応さ
せることができ、1つの変化に対し対応し発生させるデ
ーターは1つであっても次々に変化点の出力データーの
全加算をしているため最終データーのつながりが図のよ
うになめらかで広い周波数の変化の波形に対応できる。
【0019】
【発明の効果】上記のように本発明によると信号レベル
の微少変化を検出することによって出力信号をなめらか
に微少信号レベル領域までビツト長を拡張するので、広
い周波数変化の波形に対応して微少変化をなめらかに成
すことができ、高域のパルス性歪発生による雑音発生を
除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロツク図。
【図2】波形を説明するための図。
【図3】差分抽出を示すブロック図。
【図4】パターン抽出器を説明するブロック図。
【図5】タイミングを示す図。
【図6】データー生成回路のブロック図。
【図7】データー生成された信号を説明するための図。
【図8】加算を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 差分抽出回路 2−1〜n シフトレジスター 3 パターン抽出部 4 シフトレジスター 5 データー生成回路 6 シフトレジスター 7 加算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された所定のビツト長よりなるデイ
    ジタルデーターのサンプルデーター間の差分を取り微少
    レベル変化を検出する手段と、前記検出手段で検出した
    微少レベル変化の前後の数サンプルにわたり所定のパタ
    ーンの微少レベルデーターを生成する手段と、前記微少
    レベル変化毎に前記生成された微少レベルデーターを上
    位の前記サンプルデーターに各々加算し1サンプル間で
    前記微少レベル変化より少ない変化となるように前記入
    力されたデイジタルデーターのビツト数より増大させた
    ビツトとなす手段を具備することを特徴とするビツト長
    拡張装置。
JP3153702A 1991-05-30 1991-05-30 ビット長拡張装置 Expired - Lifetime JPH0773187B2 (ja)

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JPH04354208A JPH04354208A (ja) 1992-12-08
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US8560101B2 (en) * 2009-10-01 2013-10-15 Panasonic Corporation Audio signal processing apparatus and audio signal processing method
JP5471603B2 (ja) * 2010-03-03 2014-04-16 ヤマハ株式会社 量子化ビット数拡張方法および量子化ビット数拡張装置

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