JPH0773452A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH0773452A JPH0773452A JP21880993A JP21880993A JPH0773452A JP H0773452 A JPH0773452 A JP H0773452A JP 21880993 A JP21880993 A JP 21880993A JP 21880993 A JP21880993 A JP 21880993A JP H0773452 A JPH0773452 A JP H0773452A
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- magnetic
- magnetic layer
- cobalt
- powder
- iron oxide
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 コバルト含有酸化鉄粉末を含む第1磁性層が
基材上に形成され、該第1磁性層上に、保磁力が130
0(Oe)以上で且つ第1磁性層のコバルト含有酸化鉄
よりも保磁力が大きく、平均長軸長が0.3μm 以下の
コバルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属
粉末とを含む第2磁性層が形成されている磁気記録媒
体。 【効果】 出力、ノイズ等の電磁変換特性と、耐食性、
走行性等の物理的特性の双方がバランスよく向上する。
基材上に形成され、該第1磁性層上に、保磁力が130
0(Oe)以上で且つ第1磁性層のコバルト含有酸化鉄
よりも保磁力が大きく、平均長軸長が0.3μm 以下の
コバルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属
粉末とを含む第2磁性層が形成されている磁気記録媒
体。 【効果】 出力、ノイズ等の電磁変換特性と、耐食性、
走行性等の物理的特性の双方がバランスよく向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性層を2層構造とした
磁気記録媒体に関し、更に詳しくは電磁変換特性、耐久
性に優れた磁気記録媒体に関する。
磁気記録媒体に関し、更に詳しくは電磁変換特性、耐久
性に優れた磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】塗布型の磁気記録媒体は、磁性粉末を結
合剤と有機溶剤に分散してなる磁性塗料をポリエステル
等の基材上に塗布、乾燥して得られるものであるが、今
日、高画質ビデオテープ、大容量フロッピーディスク等
の更なる高密度記録に対する要求が高まっている。
合剤と有機溶剤に分散してなる磁性塗料をポリエステル
等の基材上に塗布、乾燥して得られるものであるが、今
日、高画質ビデオテープ、大容量フロッピーディスク等
の更なる高密度記録に対する要求が高まっている。
【0003】この目的を達成する磁性粉末としては、鉄
を主体とする強磁性金属粉末が最も多く用いられてい
る。鉄を主体とする強磁性金属粉末は飽和磁化、保磁力
が高く、出力特性に優れる。しかし、化学的に不安定で
錆びやすい(酸化しやすい)ため、酸化により飽和磁化
が低下し、また、ノイズ特性も必ずしも充分でなく、一
般に酸化物系磁性粉末と比べノイズレベルが高い。ま
た、鉄を主体とする強磁性金属粉末はコストが高く実用
面ではいくつかの欠点がある。
を主体とする強磁性金属粉末が最も多く用いられてい
る。鉄を主体とする強磁性金属粉末は飽和磁化、保磁力
が高く、出力特性に優れる。しかし、化学的に不安定で
錆びやすい(酸化しやすい)ため、酸化により飽和磁化
が低下し、また、ノイズ特性も必ずしも充分でなく、一
般に酸化物系磁性粉末と比べノイズレベルが高い。ま
た、鉄を主体とする強磁性金属粉末はコストが高く実用
面ではいくつかの欠点がある。
【0004】また、高密度記録を実現するための方式と
して、垂直磁気記録方式が提案されており、特にこの方
式に適した磁性粉末として六角板状のバリウムフェライ
トが使用されている。しかしながら、バリウムフェライ
トは飽和磁化が低いため、磁気テープや磁気ディスクと
した場合、残留磁束密度が低くなり、低域での出力が不
足する。更に、バリウムフェライトを用いた場合、形成
された磁性層の表面粗さが大きくなるという問題があ
る。
して、垂直磁気記録方式が提案されており、特にこの方
式に適した磁性粉末として六角板状のバリウムフェライ
トが使用されている。しかしながら、バリウムフェライ
トは飽和磁化が低いため、磁気テープや磁気ディスクと
した場合、残留磁束密度が低くなり、低域での出力が不
足する。更に、バリウムフェライトを用いた場合、形成
された磁性層の表面粗さが大きくなるという問題があ
る。
【0005】このような問題点を解消するために、従来
主流であった単層構造の磁性層を2層構造にして出力特
性を向上させることが試みられている。例えば、特開昭
62−78718号には、金属磁性粉末(鉄、コバル
ト、ニッケル等又はこれらの合金)を下層に用い、下層
の金属磁性粉末の保磁力と同等以上の保磁力を有する酸
化物磁性粉末(γ−Fe2O3 、Fe3O4 等)を上層に用いて
磁性層が2層構造を有する磁気記録媒体が開示されてい
る。しかしながら、該公報記載の磁気記録媒体は高周波
領域での出力が不充分であり、またS/Nが低いためノ
イズ特性も不充分である。
主流であった単層構造の磁性層を2層構造にして出力特
性を向上させることが試みられている。例えば、特開昭
62−78718号には、金属磁性粉末(鉄、コバル
ト、ニッケル等又はこれらの合金)を下層に用い、下層
の金属磁性粉末の保磁力と同等以上の保磁力を有する酸
化物磁性粉末(γ−Fe2O3 、Fe3O4 等)を上層に用いて
磁性層が2層構造を有する磁気記録媒体が開示されてい
る。しかしながら、該公報記載の磁気記録媒体は高周波
領域での出力が不充分であり、またS/Nが低いためノ
イズ特性も不充分である。
【0006】この他にも、2層構造の磁性層を有する磁
気記録媒体として、特公平63−56608号、特公平
3−6575号、特公平3−53689号、特公平3−
53690号等があるが、これらは磁気特性又は耐食性
の何れかの改良を目的とするものであり、双方を共に向
上させることは達成されていない。
気記録媒体として、特公平63−56608号、特公平
3−6575号、特公平3−53689号、特公平3−
53690号等があるが、これらは磁気特性又は耐食性
の何れかの改良を目的とするものであり、双方を共に向
上させることは達成されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、高密度記
録を目的とした磁気記録媒体では、磁気特性と、走行性
等の物理的特性の両方をバランス良く向上させるという
点については未だ充分でなく、本発明が解決しようとす
る課題は、高密度記録を可能とする磁気記録媒体におい
て、更に高周波特性、S/Nを向上すること、摩擦係数
を下げて走行性を改良すること、またそれによるヘッド
目詰まりを解消すること、鉄を主体とする強磁性金属粉
末よりも保存時の飽和磁束密度の低下を少くなくするこ
とである。
録を目的とした磁気記録媒体では、磁気特性と、走行性
等の物理的特性の両方をバランス良く向上させるという
点については未だ充分でなく、本発明が解決しようとす
る課題は、高密度記録を可能とする磁気記録媒体におい
て、更に高周波特性、S/Nを向上すること、摩擦係数
を下げて走行性を改良すること、またそれによるヘッド
目詰まりを解消すること、鉄を主体とする強磁性金属粉
末よりも保存時の飽和磁束密度の低下を少くなくするこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、磁性層を上下2層構造と
し、特定の磁性粉末を下層の磁性層に用い、保磁力が1
300(Oe)以上で平均長軸長が0.3μm 以下のコ
バルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属粉
末を上層の磁性層に用いることにより、各特性に優れた
磁気記録媒体が得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
解決すべく鋭意研究した結果、磁性層を上下2層構造と
し、特定の磁性粉末を下層の磁性層に用い、保磁力が1
300(Oe)以上で平均長軸長が0.3μm 以下のコ
バルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属粉
末を上層の磁性層に用いることにより、各特性に優れた
磁気記録媒体が得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0009】即ち本発明は、基材と、該基材上に形成さ
れ、コバルト含有酸化鉄粉末と結合剤とからなる第1磁
性層と、保磁力が1300(Oe)以上で且つ前記コバ
ルト含有酸化鉄の保磁力以上の保磁力を有し、平均長軸
長が0.3μm 以下であるコバルト被着酸化鉄粉末と、
鉄を主体とする強磁性金属粉末と、結合剤とからなり、
前記第1磁性層上に形成された第2磁性層とを有する磁
気記録媒体(以下、磁気記録媒体(I)と略記する)を
提供するものである。
れ、コバルト含有酸化鉄粉末と結合剤とからなる第1磁
性層と、保磁力が1300(Oe)以上で且つ前記コバ
ルト含有酸化鉄の保磁力以上の保磁力を有し、平均長軸
長が0.3μm 以下であるコバルト被着酸化鉄粉末と、
鉄を主体とする強磁性金属粉末と、結合剤とからなり、
前記第1磁性層上に形成された第2磁性層とを有する磁
気記録媒体(以下、磁気記録媒体(I)と略記する)を
提供するものである。
【0010】また本発明は基材と、該基材上に形成さ
れ、鉄を主体とする強磁性金属粉末と結合剤とからなる
第1磁性層と、該第1磁性層上に形成され、保磁力が1
300(Oe)以上で平均長軸長が0.3μm 以下のコ
バルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属粉
末と、結合剤とからなる第2磁性層とを有する磁気記録
媒体(以下、磁気記録媒体(II)と略記する)を提供す
るものである。
れ、鉄を主体とする強磁性金属粉末と結合剤とからなる
第1磁性層と、該第1磁性層上に形成され、保磁力が1
300(Oe)以上で平均長軸長が0.3μm 以下のコ
バルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属粉
末と、結合剤とからなる第2磁性層とを有する磁気記録
媒体(以下、磁気記録媒体(II)と略記する)を提供す
るものである。
【0011】更に本発明は、基材と、鉄を主体とする強
磁性金属粉末、コバルト含有酸化鉄粉末及びバリウムフ
ェライト粉末から選ばれる少なくとも2種の磁性粉末と
結合剤とからなり、前記基材上に形成された第1磁性層
と、鉄を主体とし、保磁力が1300(Oe)以上で且
つ前記の鉄を主体とする強磁性金属粉末の保磁力以上の
保磁力を有する強磁性金属粉末と、保磁力が1300
(Oe)以上で且つ前記のコバルト含有酸化鉄の保磁力
以上の保磁力を有し、平均長軸長が0.3μm 以下であ
るコバルト被着酸化鉄粉末と、結合剤とからなり、前記
第1磁性層上に形成された第2磁性層とを有する磁気記
録媒体(以下、磁気記録媒体(III) と略記する)を提供
するものである。
磁性金属粉末、コバルト含有酸化鉄粉末及びバリウムフ
ェライト粉末から選ばれる少なくとも2種の磁性粉末と
結合剤とからなり、前記基材上に形成された第1磁性層
と、鉄を主体とし、保磁力が1300(Oe)以上で且
つ前記の鉄を主体とする強磁性金属粉末の保磁力以上の
保磁力を有する強磁性金属粉末と、保磁力が1300
(Oe)以上で且つ前記のコバルト含有酸化鉄の保磁力
以上の保磁力を有し、平均長軸長が0.3μm 以下であ
るコバルト被着酸化鉄粉末と、結合剤とからなり、前記
第1磁性層上に形成された第2磁性層とを有する磁気記
録媒体(以下、磁気記録媒体(III) と略記する)を提供
するものである。
【0012】以下に本発明の磁気記録媒体(I)〜(II
I) について説明する。
I) について説明する。
【0013】<磁気記録媒体(I)>本発明の磁気記録
媒体(I)は、上下2層の磁性層を有し、下層の磁性層
がコバルト含有酸化鉄粉末(以下、Co−Feと略記する)
を含有し、上層の磁性層が保磁力が1300(Oe)以
上で平均長軸長が0.3μm 以下のコバルト被着酸化鉄
粉末と、鉄を主体とする強磁性金属粉末(以下、金属粉
末と略記する)を含有する。
媒体(I)は、上下2層の磁性層を有し、下層の磁性層
がコバルト含有酸化鉄粉末(以下、Co−Feと略記する)
を含有し、上層の磁性層が保磁力が1300(Oe)以
上で平均長軸長が0.3μm 以下のコバルト被着酸化鉄
粉末と、鉄を主体とする強磁性金属粉末(以下、金属粉
末と略記する)を含有する。
【0014】先ず、磁気記録媒体(I)の第1磁性層に
使用されるCo−Feについて説明する。本発明において、
コバルト含有酸化鉄とは、Co表面形成型のコバルト被着
酸化鉄はもちろん、Coを内部に含むCo−ドープ型、Co−
吸着型のコバルト含有酸化鉄、或いはコバルトフェライ
ト等を含むものであり、第1磁性層にはこれらのいずれ
を用いることもできる。特に、第1磁性層においては、
Co被着Fe3O4 、Co被着Fe2O3 、Co被着 FeOx (1.34
≦x<1.50) 、又はコバルトフェライトを被着した
Fe3O4、Fe2O3、FeOxが好適に使用される。
使用されるCo−Feについて説明する。本発明において、
コバルト含有酸化鉄とは、Co表面形成型のコバルト被着
酸化鉄はもちろん、Coを内部に含むCo−ドープ型、Co−
吸着型のコバルト含有酸化鉄、或いはコバルトフェライ
ト等を含むものであり、第1磁性層にはこれらのいずれ
を用いることもできる。特に、第1磁性層においては、
Co被着Fe3O4 、Co被着Fe2O3 、Co被着 FeOx (1.34
≦x<1.50) 、又はコバルトフェライトを被着した
Fe3O4、Fe2O3、FeOxが好適に使用される。
【0015】また、本発明の磁気記録媒体の第1磁性層
に用いられるコバルト含有酸化鉄は、針状の酸化鉄を核
として、通常のコバルト被着の方法等で製造される。磁
気特性はコバルトの添加量、Fe2+量を製造条件等で操作
することにより所定のものに調節できる。コバルトの添
加量は通常1〜20重量%(原料の酸化鉄に対して)、
好ましくは2〜15重量%であり、Fe2+の量は通常0.
5〜30重量%(コバルト含有酸化鉄全体における割
合)、好ましくは1〜25重量%である。
に用いられるコバルト含有酸化鉄は、針状の酸化鉄を核
として、通常のコバルト被着の方法等で製造される。磁
気特性はコバルトの添加量、Fe2+量を製造条件等で操作
することにより所定のものに調節できる。コバルトの添
加量は通常1〜20重量%(原料の酸化鉄に対して)、
好ましくは2〜15重量%であり、Fe2+の量は通常0.
5〜30重量%(コバルト含有酸化鉄全体における割
合)、好ましくは1〜25重量%である。
【0016】第1磁性層に使用されるCo−Feの保磁力は
特に限定されず、所望とする磁気記録媒体の性能に応じ
て適宜決められるが、700〜1800(Oe)程度が
一般的である。
特に限定されず、所望とする磁気記録媒体の性能に応じ
て適宜決められるが、700〜1800(Oe)程度が
一般的である。
【0017】また、Co−Feの粒径は特に限定されない
が、平均長軸長が0.1〜1.0μm、平均短軸長が
0.01〜0.1μm 程度が一般的である。また粒子の
形状も限定されないが、針状のものが好ましい。
が、平均長軸長が0.1〜1.0μm、平均短軸長が
0.01〜0.1μm 程度が一般的である。また粒子の
形状も限定されないが、針状のものが好ましい。
【0018】磁気記録媒体(I)の 第1磁性層は、Co
−Feと結合剤を主成分とする磁性塗料を基材上に塗布し
て形成されるが、第1磁性層の厚さは1〜5μm 、好ま
しくは2〜4μ mである。
−Feと結合剤を主成分とする磁性塗料を基材上に塗布し
て形成されるが、第1磁性層の厚さは1〜5μm 、好ま
しくは2〜4μ mである。
【0019】次に磁気記録媒体(I)の第2磁性層につ
いて説明する。本発明の磁気記録媒体(I)の第2磁性
層には保磁力が1300(Oe)以上で且つ第1磁性層
に用いるCo−Feの保磁力よりも保磁力が大きく、平均長
軸長が0.3μm 以下のコバルト被着酸化鉄粉末と、金
属粉末の2種の磁性粉末が用いられる。
いて説明する。本発明の磁気記録媒体(I)の第2磁性
層には保磁力が1300(Oe)以上で且つ第1磁性層
に用いるCo−Feの保磁力よりも保磁力が大きく、平均長
軸長が0.3μm 以下のコバルト被着酸化鉄粉末と、金
属粉末の2種の磁性粉末が用いられる。
【0020】本発明の磁気記録媒体(I)の第2磁性層
には保磁力が1300(Oe)以上、好ましくは130
0〜2000(Oe)のコバルト被着酸化鉄が用いられ
る。また、かかる第2磁性層のコバルト被着酸化鉄粉末
としては、第1磁性層に用いるCo−Feの保磁力よりも保
磁力が大きいものが使用される。第2磁性層に用いるコ
バルト被着酸化鉄の保磁力が1300(Oe)未満であ
ると、高出力化が達成されない。具体的にはコバルト被
着酸化鉄として、Co被着Fe3O4、Co被着Fe2O3、Co被着Fe
Ox(1.34≦x<1.50)が使用され、特にCo被着
FeOxが好ましい。なお、コバルトドープ型の酸化鉄は保
存安定性が悪いため、好ましくない。また、第2磁性層
に使用されるコバルト被着酸化鉄の形状は限定されない
が針状のものが好適に使用される。また、コバルト被着
酸化鉄の平均長軸長は0.3μm以下であり、軸比は3
〜20程度が好ましい。
には保磁力が1300(Oe)以上、好ましくは130
0〜2000(Oe)のコバルト被着酸化鉄が用いられ
る。また、かかる第2磁性層のコバルト被着酸化鉄粉末
としては、第1磁性層に用いるCo−Feの保磁力よりも保
磁力が大きいものが使用される。第2磁性層に用いるコ
バルト被着酸化鉄の保磁力が1300(Oe)未満であ
ると、高出力化が達成されない。具体的にはコバルト被
着酸化鉄として、Co被着Fe3O4、Co被着Fe2O3、Co被着Fe
Ox(1.34≦x<1.50)が使用され、特にCo被着
FeOxが好ましい。なお、コバルトドープ型の酸化鉄は保
存安定性が悪いため、好ましくない。また、第2磁性層
に使用されるコバルト被着酸化鉄の形状は限定されない
が針状のものが好適に使用される。また、コバルト被着
酸化鉄の平均長軸長は0.3μm以下であり、軸比は3
〜20程度が好ましい。
【0021】本発明の磁気記録媒体の第2磁性層に用い
られるコバルト被着酸化鉄も、前記同様、針状の酸化鉄
を核として、通常のコバルト被着の方法で製造される。
磁気特性はコバルトの添加量、Fe2+量を製造条件等で操
作することにより所定のものに調節できる。コバルトの
添加量は通常1〜20重量%(原料の酸化鉄に対し
て)、好ましくは2〜15重量%であり、Fe2+の量は通
常0.5〜30重量%(コバルト被着酸化鉄全体におけ
る割合)、好ましくは1〜25重量%である。
られるコバルト被着酸化鉄も、前記同様、針状の酸化鉄
を核として、通常のコバルト被着の方法で製造される。
磁気特性はコバルトの添加量、Fe2+量を製造条件等で操
作することにより所定のものに調節できる。コバルトの
添加量は通常1〜20重量%(原料の酸化鉄に対し
て)、好ましくは2〜15重量%であり、Fe2+の量は通
常0.5〜30重量%(コバルト被着酸化鉄全体におけ
る割合)、好ましくは1〜25重量%である。
【0022】また、本発明の磁気記録媒体の第2磁性層
に用いられる金属粉末は、従来公知の鉄を主体とするも
のが使用でき、鉄粉末、或いは鉄とコバルト、ニッケル
等の合金粉末、更にこれらにアルミニウム、クロム、マ
ンガン、珪素、亜鉛、希土類金属元素、ランタノイド、
アクチノイド等の遷移金属元素等を含む金属粉末が挙げ
られる。金属粉末の残留磁化や保磁力は限定されない
が、例えば保磁力は800〜1900(Oe)程度が一
般的である。また、金属粉末の粒径も同様で、特に限定
されないが、平均長軸長が0.1〜1.0μm 、平均短
軸長が0.01〜0.1μm 程度が一般的である。また
粒子の形状も限定されない。
に用いられる金属粉末は、従来公知の鉄を主体とするも
のが使用でき、鉄粉末、或いは鉄とコバルト、ニッケル
等の合金粉末、更にこれらにアルミニウム、クロム、マ
ンガン、珪素、亜鉛、希土類金属元素、ランタノイド、
アクチノイド等の遷移金属元素等を含む金属粉末が挙げ
られる。金属粉末の残留磁化や保磁力は限定されない
が、例えば保磁力は800〜1900(Oe)程度が一
般的である。また、金属粉末の粒径も同様で、特に限定
されないが、平均長軸長が0.1〜1.0μm 、平均短
軸長が0.01〜0.1μm 程度が一般的である。また
粒子の形状も限定されない。
【0023】なお、第2磁性層に用いるコバルト被着酸
化鉄粉末と、金属粉末の重量比は、〔コバルト被着酸化
鉄粉末〕:〔金属粉末〕=10:90〜80:20の範
囲が好ましい。
化鉄粉末と、金属粉末の重量比は、〔コバルト被着酸化
鉄粉末〕:〔金属粉末〕=10:90〜80:20の範
囲が好ましい。
【0024】第2磁性層は、上記のようなコバルト被着
酸化鉄粉末と金属粉末と結合剤を主成分とする磁性塗料
を、第1磁性層上に塗布して形成されるが、第2磁性層
の厚さは0.1〜3μm が好ましい。
酸化鉄粉末と金属粉末と結合剤を主成分とする磁性塗料
を、第1磁性層上に塗布して形成されるが、第2磁性層
の厚さは0.1〜3μm が好ましい。
【0025】本発明において、磁性層の形成(塗布)方
法は、第1磁性層上と第2磁性層を同時に形成する方法
や1層ずつ順次形成する方法のいずれでもよく、1層ず
つ形成する場合は1層ごとにカレンダー処理してもよ
い。
法は、第1磁性層上と第2磁性層を同時に形成する方法
や1層ずつ順次形成する方法のいずれでもよく、1層ず
つ形成する場合は1層ごとにカレンダー処理してもよ
い。
【0026】本発明の磁気記録媒体の磁性層を形成する
磁性塗料は、第1、第2磁性層に上記の如き磁性粉末を
用い、その他の結合剤、有機溶媒等の成分は共通のもの
が使用できる。
磁性塗料は、第1、第2磁性層に上記の如き磁性粉末を
用い、その他の結合剤、有機溶媒等の成分は共通のもの
が使用できる。
【0027】本発明に使用される結合剤としては、ウレ
タン樹脂、特にスルホン酸基、スルホン酸金属塩基、ス
ルホベタイン基、カルボベタイン基、アミノ基、水酸
基、エポキシ基等の極性基を含有するポリウレタン樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩
化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル
共重合体等の塩化ビニル系共重合体であって、特にスル
ホン酸基、スルホン酸金属塩基、アミノ基等の極性基を
含有する塩化ビニル共重合体、ブタジエン−アクリロニ
トリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラー
ル、セルロース誘導体(セルロースアセテートブチレー
ト、セルロースプロピオネート、ニトロセルロース
等)、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエステル樹
脂、各種の合成ゴム系、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シリコ
ン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリエステル樹
脂とイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステ
ルポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオ
ール/イソシアネートの混合物、及びこれらの混合物等
が例示され、第1磁性層及び第2磁性層ともに同様のも
のが使用できる。通常、結合剤は磁性塗料中に3.0〜
10.0重量%程度配合される。
タン樹脂、特にスルホン酸基、スルホン酸金属塩基、ス
ルホベタイン基、カルボベタイン基、アミノ基、水酸
基、エポキシ基等の極性基を含有するポリウレタン樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩
化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル
共重合体等の塩化ビニル系共重合体であって、特にスル
ホン酸基、スルホン酸金属塩基、アミノ基等の極性基を
含有する塩化ビニル共重合体、ブタジエン−アクリロニ
トリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラー
ル、セルロース誘導体(セルロースアセテートブチレー
ト、セルロースプロピオネート、ニトロセルロース
等)、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエステル樹
脂、各種の合成ゴム系、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シリコ
ン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリエステル樹
脂とイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステ
ルポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオ
ール/イソシアネートの混合物、及びこれらの混合物等
が例示され、第1磁性層及び第2磁性層ともに同様のも
のが使用できる。通常、結合剤は磁性塗料中に3.0〜
10.0重量%程度配合される。
【0028】有機溶媒としては、シクロヘキサノン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメ
チルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等、使用する結合剤樹脂を溶解するのに適した溶剤が特
に制限されることなく単独又は二種以上混合して使用さ
れる。通常、有機溶媒は磁性塗料中に20〜80重量%
程度配合される。
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメ
チルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等、使用する結合剤樹脂を溶解するのに適した溶剤が特
に制限されることなく単独又は二種以上混合して使用さ
れる。通常、有機溶媒は磁性塗料中に20〜80重量%
程度配合される。
【0029】なお、磁性塗料中には、通常使用されてい
る各種添加剤、例えば分散剤、研磨剤、潤滑剤などを適
宜に添加使用してもよい。分散剤としては、レシチン、
ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオ
ン系界面活性剤等が使用できる。研磨剤としては、α−
アルミナ、溶融アルミナ、酸化クロム(Cr2O3) 、酸化
鉄、炭化ケイ素、コランダム、ダイヤモンド等の平均粒
子径0.05〜1μm の微粉末が使用でき、通常前記し
たような結合剤100重量部に対し0.5〜100重量
部加えられる。また、潤滑剤としては、各種のポリシロ
キサン等のシリコーンオイル、グラファイト、二硫化モ
リブデン等の無機粉末、ポリエチレン、ポリテトラフル
オロエチレン等のプラスチック微粉末、高級脂肪酸、高
級アルコール、高級脂肪酸エステル、フルオロカーボン
類などが前述した結合剤100重量部に対して0.1〜
50重量部の割合で添加される。
る各種添加剤、例えば分散剤、研磨剤、潤滑剤などを適
宜に添加使用してもよい。分散剤としては、レシチン、
ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオ
ン系界面活性剤等が使用できる。研磨剤としては、α−
アルミナ、溶融アルミナ、酸化クロム(Cr2O3) 、酸化
鉄、炭化ケイ素、コランダム、ダイヤモンド等の平均粒
子径0.05〜1μm の微粉末が使用でき、通常前記し
たような結合剤100重量部に対し0.5〜100重量
部加えられる。また、潤滑剤としては、各種のポリシロ
キサン等のシリコーンオイル、グラファイト、二硫化モ
リブデン等の無機粉末、ポリエチレン、ポリテトラフル
オロエチレン等のプラスチック微粉末、高級脂肪酸、高
級アルコール、高級脂肪酸エステル、フルオロカーボン
類などが前述した結合剤100重量部に対して0.1〜
50重量部の割合で添加される。
【0030】本発明の磁気記録媒体に用いられる基材と
しては、合成樹脂(例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリ
アミド、ポリオレフィン、セルロース系誘導体)、非磁
性の金属、ガラス、セラミック、紙等が挙げられ、その
形態は、フィルム、テープ、シート、カード、ディスク
等で使用される。
しては、合成樹脂(例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリ
アミド、ポリオレフィン、セルロース系誘導体)、非磁
性の金属、ガラス、セラミック、紙等が挙げられ、その
形態は、フィルム、テープ、シート、カード、ディスク
等で使用される。
【0031】<磁気記録媒体(II)>本発明の磁気記録
媒体(II)は、上下2層の磁性層を有し、下層の第1磁
性層が金属粉末を含有し、上層の第2磁性層が保磁力が
1300(Oe)以上で平均長軸長が0.3μm 以下の
コバルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属
粉末を含有する。
媒体(II)は、上下2層の磁性層を有し、下層の第1磁
性層が金属粉末を含有し、上層の第2磁性層が保磁力が
1300(Oe)以上で平均長軸長が0.3μm 以下の
コバルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属
粉末を含有する。
【0032】磁気記録媒体(II)において第1磁性層に
用いられる金属粉末は、前述の磁気記録媒体(I)で説
明したような従来公知のものが使用でき、第1磁性層の
形成方法、厚さ等も磁気記録媒体(I)と同様である。
用いられる金属粉末は、前述の磁気記録媒体(I)で説
明したような従来公知のものが使用でき、第1磁性層の
形成方法、厚さ等も磁気記録媒体(I)と同様である。
【0033】また、磁気記録媒体(II)において第2磁
性層に用いるコバルト被着酸化鉄粉末と金属粉末も磁気
記録媒体(I)で説明したものが使用され、第2磁性層
の形成方法、厚さ等も磁気記録媒体(I)と同様であ
る。
性層に用いるコバルト被着酸化鉄粉末と金属粉末も磁気
記録媒体(I)で説明したものが使用され、第2磁性層
の形成方法、厚さ等も磁気記録媒体(I)と同様であ
る。
【0034】なお、磁気記録媒体(II)においては、第
1磁性層に用いる金属粉末と第2磁性層に用いる金属粉
末の保磁力は、第2磁性層に用いる金属粉末の方が大き
いことが望ましい。
1磁性層に用いる金属粉末と第2磁性層に用いる金属粉
末の保磁力は、第2磁性層に用いる金属粉末の方が大き
いことが望ましい。
【0035】また、磁気記録媒体(II)においても第2磁
性層に用いるコバルト被着酸化鉄粉末と、金属粉末の重
量比は、〔コバルト被着酸化鉄粉末〕:〔金属粉末〕=
10:90〜80:20の範囲が好ましい。
性層に用いるコバルト被着酸化鉄粉末と、金属粉末の重
量比は、〔コバルト被着酸化鉄粉末〕:〔金属粉末〕=
10:90〜80:20の範囲が好ましい。
【0036】<磁気記録媒体(III) >本発明の磁気記録
媒体(III) は、上下2層の磁性層を有し、下層の第1磁
性層が金属粉末、Co−Fe及びバリウムフェライト粉末か
ら選ばれる少なくとも2種の磁性粉末を含有し、上層の
第2磁性層が保磁力が1300(Oe)以上で平均長軸
長が0.3μm 以下のコバルト被着酸化鉄粉末と、鉄を
主体とする強磁性金属粉末を含有する。
媒体(III) は、上下2層の磁性層を有し、下層の第1磁
性層が金属粉末、Co−Fe及びバリウムフェライト粉末か
ら選ばれる少なくとも2種の磁性粉末を含有し、上層の
第2磁性層が保磁力が1300(Oe)以上で平均長軸
長が0.3μm 以下のコバルト被着酸化鉄粉末と、鉄を
主体とする強磁性金属粉末を含有する。
【0037】以下に本発明の磁気記録媒体(III) の第1
磁性層に用いられる磁性粉末について説明する。
磁性層に用いられる磁性粉末について説明する。
【0038】金属粉末 本発明の磁気記録媒体(III) の第1磁性層に用いられる
金属粉末は特に限定されず、前述の磁気記録媒体(I)
で説明したような従来公知のものが使用できる。ただ
し、第2磁性層に用いる金属粉末よりも保磁力が小さい
ものを使用する必要がある。
金属粉末は特に限定されず、前述の磁気記録媒体(I)
で説明したような従来公知のものが使用できる。ただ
し、第2磁性層に用いる金属粉末よりも保磁力が小さい
ものを使用する必要がある。
【0039】Co−Fe 本発明の磁気記録媒体(III) の第1磁性層に用いられる
Co−Feは特に限定されず、前述の磁気記録媒体(I)で
説明したような従来公知のものが使用できる。ただし、
第2磁性層に用いるコバルト被着酸化鉄よりも保磁力が
小さいものを使用する必要がある。
Co−Feは特に限定されず、前述の磁気記録媒体(I)で
説明したような従来公知のものが使用できる。ただし、
第2磁性層に用いるコバルト被着酸化鉄よりも保磁力が
小さいものを使用する必要がある。
【0040】バリウムフェライト粉末(以下、Baと略
記する) 本発明の磁気記録媒体(III) の第1磁性層に使用される
Baとしては、粒子の形状が六角板状のものが好適に使用
され、粒径(対角線長)は特に限定されないが、0.0
2〜1.0μm 程度が一般的であり、厚さは0.001
〜0.1μm 程度である。また、Baの保磁力は特に限定
されず、所望とする磁気記録媒体の性能に応じて適宜決
められるが、700〜2000(Oe)程度が一般的で
ある。
記する) 本発明の磁気記録媒体(III) の第1磁性層に使用される
Baとしては、粒子の形状が六角板状のものが好適に使用
され、粒径(対角線長)は特に限定されないが、0.0
2〜1.0μm 程度が一般的であり、厚さは0.001
〜0.1μm 程度である。また、Baの保磁力は特に限定
されず、所望とする磁気記録媒体の性能に応じて適宜決
められるが、700〜2000(Oe)程度が一般的で
ある。
【0041】磁気記録媒体(III) の第1磁性層に用いる
磁性粉末はどのような組み合わせで選択しても良いし、
3種を全て用いることもでき、磁性粉末の重量比は任意
であるが、第1磁性層に用いられる各磁性粉末が、いず
れも、第1磁性層に使用される全磁性粉末の総量中、1
0重量%以上を占めることが好ましい。
磁性粉末はどのような組み合わせで選択しても良いし、
3種を全て用いることもでき、磁性粉末の重量比は任意
であるが、第1磁性層に用いられる各磁性粉末が、いず
れも、第1磁性層に使用される全磁性粉末の総量中、1
0重量%以上を占めることが好ましい。
【0042】上記の磁性粉末のうち、Co−Feと金属粉末
を用いると、金属粉末を単独で用いた場合によりも保存
時の飽和磁束密度の低下が少なくなる。また、第1、第
2磁性層とも表面性がよくなるので、一層が金属粉末や
Ba単独からなる場合よりもS/Nが向上する。更にコス
トが低下し経済性が向上する。この場合、Co−Feと金属
粉末の重量比は、Co−Fe:金属粉末=10:90〜9
0:10の範囲が好ましい。
を用いると、金属粉末を単独で用いた場合によりも保存
時の飽和磁束密度の低下が少なくなる。また、第1、第
2磁性層とも表面性がよくなるので、一層が金属粉末や
Ba単独からなる場合よりもS/Nが向上する。更にコス
トが低下し経済性が向上する。この場合、Co−Feと金属
粉末の重量比は、Co−Fe:金属粉末=10:90〜9
0:10の範囲が好ましい。
【0043】また、Co−FeとBaを用いると、Baを単独で
用いた場合よりも第1磁性層の表面性がよくなるので、
第2磁性層の表面性も良好になり、S/Nが向上する。
BaとCo−Feを使用する場合は、Baよりも飽和磁化量が大
きいCo−Feを選択することにより、低域出力が改善され
る。また、金属粉末を単独で用いた場合よりも飽和磁化
量の低下が少ないので、低域出力が長期にわたって安定
となる。この場合、Co−FeとBaの重量比は、Co−Fe:Ba
=10:90〜90:10の範囲が好ましい。
用いた場合よりも第1磁性層の表面性がよくなるので、
第2磁性層の表面性も良好になり、S/Nが向上する。
BaとCo−Feを使用する場合は、Baよりも飽和磁化量が大
きいCo−Feを選択することにより、低域出力が改善され
る。また、金属粉末を単独で用いた場合よりも飽和磁化
量の低下が少ないので、低域出力が長期にわたって安定
となる。この場合、Co−FeとBaの重量比は、Co−Fe:Ba
=10:90〜90:10の範囲が好ましい。
【0044】また、金属粉末とBaを用いると、やはりBa
を単独で用いた場合よりも第1磁性層の表面性が良くな
るので、第2磁性層の表面性も良好になり、S/Nが向
上する。また、金属粉末とBaを使用する場合は、Baより
も飽和磁化量が大きい金属粉末を選択することにより、
低域出力が改善される。また、金属粉末を単独で用いた
場合よりも耐蝕性が向上する。この場合、金属粉末とBa
の重量比は、金属粉末:Ba=10:90〜90:10の
範囲が好ましい。
を単独で用いた場合よりも第1磁性層の表面性が良くな
るので、第2磁性層の表面性も良好になり、S/Nが向
上する。また、金属粉末とBaを使用する場合は、Baより
も飽和磁化量が大きい金属粉末を選択することにより、
低域出力が改善される。また、金属粉末を単独で用いた
場合よりも耐蝕性が向上する。この場合、金属粉末とBa
の重量比は、金属粉末:Ba=10:90〜90:10の
範囲が好ましい。
【0045】なお、Ba、Co−Fe及び金属粉末の3種を全
て使用することも可能であり、この場合は上記の効果と
ともに更に出力に優れた磁気記録媒体を得ることができ
る。3種の磁性粉末を全て使用する場合は、各磁性粉末
を、磁性粉末の総量中、少なくとも10重量%使用する
ことが好ましい。各磁性粉末の量が10重量%未満であ
ると、例えば金属粉末が10重量%未満であると出力が
低下し、Co−Fe或いはBaが10重量%未満であるとS/
Nが悪くなる。
て使用することも可能であり、この場合は上記の効果と
ともに更に出力に優れた磁気記録媒体を得ることができ
る。3種の磁性粉末を全て使用する場合は、各磁性粉末
を、磁性粉末の総量中、少なくとも10重量%使用する
ことが好ましい。各磁性粉末の量が10重量%未満であ
ると、例えば金属粉末が10重量%未満であると出力が
低下し、Co−Fe或いはBaが10重量%未満であるとS/
Nが悪くなる。
【0046】第1磁性層は、金属粉末、Co−Fe及びBaの
中から、少なくとも2種の磁性粉末を選択し、好ましく
は上記の重量比にて各磁性粉末を配合し、それらと結合
剤を主成分とする磁性塗料を基材上に塗布して形成され
る。磁性粉末の重量比は限定されない。また、第1磁性
層の厚さは1〜5μm 、好ましくは2〜4μm である。
中から、少なくとも2種の磁性粉末を選択し、好ましく
は上記の重量比にて各磁性粉末を配合し、それらと結合
剤を主成分とする磁性塗料を基材上に塗布して形成され
る。磁性粉末の重量比は限定されない。また、第1磁性
層の厚さは1〜5μm 、好ましくは2〜4μm である。
【0047】第1磁性層は、金属粉末、Co−Fe及びBaの
中から、少なくとも2種の磁性粉末を選択し、好ましく
は上記の重量比にて各磁性粉末を配合し、それらと結合
剤を主成分とする磁性塗料を基材上に塗布して形成され
る。磁性粉末の重量比は限定されない。また、第1磁性
層の厚さは1〜5μm 、好ましくは2〜4μm である。
中から、少なくとも2種の磁性粉末を選択し、好ましく
は上記の重量比にて各磁性粉末を配合し、それらと結合
剤を主成分とする磁性塗料を基材上に塗布して形成され
る。磁性粉末の重量比は限定されない。また、第1磁性
層の厚さは1〜5μm 、好ましくは2〜4μm である。
【0048】また、磁気記録媒体(III) において第2磁
性層に用いるコバルト被着酸化鉄粉末と金属粉末も磁気
記録媒体(I)で説明したものが使用され、第2磁性層
の形成方法、厚さ等も磁気記録媒体(I)と同様であ
る。磁気記録媒体(III) においても第2磁性層に用いる
コバルト被着酸化鉄粉末と、金属粉末の重量比は、〔コ
バルト被着酸化鉄粉末〕:〔金属粉末〕=10:90〜
80:20の範囲が好ましい。
性層に用いるコバルト被着酸化鉄粉末と金属粉末も磁気
記録媒体(I)で説明したものが使用され、第2磁性層
の形成方法、厚さ等も磁気記録媒体(I)と同様であ
る。磁気記録媒体(III) においても第2磁性層に用いる
コバルト被着酸化鉄粉末と、金属粉末の重量比は、〔コ
バルト被着酸化鉄粉末〕:〔金属粉末〕=10:90〜
80:20の範囲が好ましい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、高密度記録が可能で、
電磁変換特性と物理的特性がバランス良く向上した磁気
記録媒体が得られる。特に、本発明の磁気記録媒体は、
S/Nが向上し、摩擦係数が低く、走行性が良好でヘッ
ド目詰まりが少ない。しかも本発明の磁気記録媒体は金
属粉末のみを用いた磁気記録媒体に比べて飽和磁束密度
の低下が少なく、製造コストも安くなる。
電磁変換特性と物理的特性がバランス良く向上した磁気
記録媒体が得られる。特に、本発明の磁気記録媒体は、
S/Nが向上し、摩擦係数が低く、走行性が良好でヘッ
ド目詰まりが少ない。しかも本発明の磁気記録媒体は金
属粉末のみを用いた磁気記録媒体に比べて飽和磁束密度
の低下が少なく、製造コストも安くなる。
【0050】
【実施例】以下実施例にて本発明を更に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0051】実施例1〜5及び比較例1〜4 下記の成分をサンドミルにて分散し、第1磁性層用の磁
性塗料又は第2磁性層用の磁性塗料を調製した。なお、
磁性粉は、表1に示すものを用い、第1磁性層及び第2
磁性層に用いた磁性粉は表2の通りである。 <磁性塗料成分> ・磁性粉(A〜D,表1参照) 100重量部 ・塩化ビニル樹脂(-SO3Na基含有) 10・F重量部 ・ポリウレタン樹脂(-SO3Na基含有) 5・F重量部 ・コロネートL 3重量部 〔日本ポリウレタン工業 (株) 製の硬化剤、塗布前に添加〕 ・ブチルステアレート 2重量部 ・ステアリン酸 2重量部 ・カーボンブラック(平均粒子径0.02μm ) 3重量部 ・アルミナ(平均粒子径0.3μm ) 7重量部 ・メチルエチルケトン 80重量部 ・トルエン 80重量部 ・シクロヘキサノン 120重量部。
性塗料又は第2磁性層用の磁性塗料を調製した。なお、
磁性粉は、表1に示すものを用い、第1磁性層及び第2
磁性層に用いた磁性粉は表2の通りである。 <磁性塗料成分> ・磁性粉(A〜D,表1参照) 100重量部 ・塩化ビニル樹脂(-SO3Na基含有) 10・F重量部 ・ポリウレタン樹脂(-SO3Na基含有) 5・F重量部 ・コロネートL 3重量部 〔日本ポリウレタン工業 (株) 製の硬化剤、塗布前に添加〕 ・ブチルステアレート 2重量部 ・ステアリン酸 2重量部 ・カーボンブラック(平均粒子径0.02μm ) 3重量部 ・アルミナ(平均粒子径0.3μm ) 7重量部 ・メチルエチルケトン 80重量部 ・トルエン 80重量部 ・シクロヘキサノン 120重量部。
【0052】なお、上記の配合において、塩化ビニル樹
脂とポリウレタン樹脂の「F」は、以下の式で算出され
る値である。 F=(A/45×v/100)+(B/55×w/10
0) A:表1に示す金属粉末の比表面積(m2/g) B:表1に示すCo−Feの比表面積 (m2/g) v:表2に示す金属粉末の重量比 w:表2に示すCo−Feの重量比 但しv+w=100である。
脂とポリウレタン樹脂の「F」は、以下の式で算出され
る値である。 F=(A/45×v/100)+(B/55×w/10
0) A:表1に示す金属粉末の比表面積(m2/g) B:表1に示すCo−Feの比表面積 (m2/g) v:表2に示す金属粉末の重量比 w:表2に示すCo−Feの重量比 但しv+w=100である。
【0053】
【表1】
【0054】注) Co−Fe:針状コバルト被着 FeOx (1.34≦x<1.
5)… FeOx を原料とし、コバルト量、Fe2+量を操作す
ることにより、所定の特性を得たものである。 金属粉末:鉄を95重量%、ニッケルを5重量%含む金
属粉末 粒径:平均長軸長を意味する。
5)… FeOx を原料とし、コバルト量、Fe2+量を操作す
ることにより、所定の特性を得たものである。 金属粉末:鉄を95重量%、ニッケルを5重量%含む金
属粉末 粒径:平均長軸長を意味する。
【0055】
【表2】
【0056】グラビアロールにて乾燥後の厚さが2.5
μm になるように厚さ7μm のポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルム上に第1磁性層用の磁性塗料を
塗布し、磁場配向(8000G)した後、乾燥して第1
磁性層を形成した。次いで、第1磁性層上に乾燥後の厚
さが0.5μm になるように第2磁性層用磁性塗料を塗
布し、磁場配向(8000G)した後、乾燥して第2磁
性層を形成し、更にカレンダー処理(80℃)後、50
℃で24時間エージングした。
μm になるように厚さ7μm のポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルム上に第1磁性層用の磁性塗料を
塗布し、磁場配向(8000G)した後、乾燥して第1
磁性層を形成した。次いで、第1磁性層上に乾燥後の厚
さが0.5μm になるように第2磁性層用磁性塗料を塗
布し、磁場配向(8000G)した後、乾燥して第2磁
性層を形成し、更にカレンダー処理(80℃)後、50
℃で24時間エージングした。
【0057】続いて、下記成分をサンドミルにて混合し
て調製したバックコート層用塗料を、フィルムの磁性層
を設けた面の反対の面に、乾燥厚み0.5μm となるよ
うに塗布し、その後、50℃で24時間エージングし
た。 <バックコート層用塗料成分> ・カーボンブラック(平均粒子径0.02μm ) 32重量部 ・カーボンブラック(平均粒子径0.06μm ) 8重量部 ・ポリウレタン樹脂 20重量部 (日本ポリウレタン (株) 製、ニッポラン2301) ・ニトロセルロース 20重量部 (Hercules Powder CO. による粘度表示が1/2秒のもの) ・ポリイソシアネート 4重量部 〔コロネートHX、日本ポリウレタン工業 (株) 製の硬化剤〕 ・ステアリン酸 1重量部 ・溶剤 320重量部。
て調製したバックコート層用塗料を、フィルムの磁性層
を設けた面の反対の面に、乾燥厚み0.5μm となるよ
うに塗布し、その後、50℃で24時間エージングし
た。 <バックコート層用塗料成分> ・カーボンブラック(平均粒子径0.02μm ) 32重量部 ・カーボンブラック(平均粒子径0.06μm ) 8重量部 ・ポリウレタン樹脂 20重量部 (日本ポリウレタン (株) 製、ニッポラン2301) ・ニトロセルロース 20重量部 (Hercules Powder CO. による粘度表示が1/2秒のもの) ・ポリイソシアネート 4重量部 〔コロネートHX、日本ポリウレタン工業 (株) 製の硬化剤〕 ・ステアリン酸 1重量部 ・溶剤 320重量部。
【0058】以上のようにして、磁性層及びバックコー
ト層が形成されたフィルムを8mm幅のテープ状に裁断
し、8mmカセットケースに装填して録画時間60分の8
mmビデオテープを作製した。得られた8mmビデオテープ
について、以下の方法で摩擦係数、飽和磁束密度の減少
率(ΔBs)、S/N及びヘッドの目詰まりを評価し
た。その結果を表3に示す。
ト層が形成されたフィルムを8mm幅のテープ状に裁断
し、8mmカセットケースに装填して録画時間60分の8
mmビデオテープを作製した。得られた8mmビデオテープ
について、以下の方法で摩擦係数、飽和磁束密度の減少
率(ΔBs)、S/N及びヘッドの目詰まりを評価し
た。その結果を表3に示す。
【0059】(1) 摩擦係数 (株) 協和テック製のテープ走行試験機を使用し、摩擦
体は外径5mmのVTR用ステンレス製のガイドピンを用
いて測定した。 (2) 飽和磁束密度の減少率(ΔBs) 8mmビデオカセットを60℃、90%RHの条件下に14
日間保存した後の飽和磁束密度の減少率〔ΔBs、減少
量を初期値に対する割合(%)で示す。〕を振動式磁力
計にて測定した。 (3) S/N 8mmビデオカセットを、ノイズメーターを接続した市販
の8mmVTR装置にセットし、輝度S/Nを、50%ホ
ワイト信号を記録、再生してノイズメーターで測定し
た。また、クロマS/N(AM,PM)もこれに準じて
測定した。 (4) ヘッドの目詰まり 8mmビデオカセットを120分走行させ、これを30回
繰り返し走行テストした後、磁気ヘッド及びを顕微鏡観
察してヘッドに付着した汚れを以下のように判定した。 ○:汚れが殆どない △:汚れがわずかにある ×:汚れが激しい
体は外径5mmのVTR用ステンレス製のガイドピンを用
いて測定した。 (2) 飽和磁束密度の減少率(ΔBs) 8mmビデオカセットを60℃、90%RHの条件下に14
日間保存した後の飽和磁束密度の減少率〔ΔBs、減少
量を初期値に対する割合(%)で示す。〕を振動式磁力
計にて測定した。 (3) S/N 8mmビデオカセットを、ノイズメーターを接続した市販
の8mmVTR装置にセットし、輝度S/Nを、50%ホ
ワイト信号を記録、再生してノイズメーターで測定し
た。また、クロマS/N(AM,PM)もこれに準じて
測定した。 (4) ヘッドの目詰まり 8mmビデオカセットを120分走行させ、これを30回
繰り返し走行テストした後、磁気ヘッド及びを顕微鏡観
察してヘッドに付着した汚れを以下のように判定した。 ○:汚れが殆どない △:汚れがわずかにある ×:汚れが激しい
【0060】
【表3】
【0061】実施例6〜9及び比較例5〜8 下記の成分をサンドミルにて分散し、第1磁性層用の磁
性塗料又は第2磁性層用の磁性塗料を調製した。なお、
磁性粉末は、実施例1〜5で用いたもの(表1参照)を
用い、第1磁性層及び第2磁性層に用いた磁性粉末は表
4の通りである。 <磁性塗料成分> ・磁性粉末(A〜D,表1参照) 100重量部 ・塩化ビニル樹脂(-SO3Na基含有) 10・F重量部 ・ポリウレタン樹脂(-SO3Na基含有) 5・F重量部 (Fは、前記と同じ意味である。) ・コロネートL 3重量部 〔日本ポリウレタン工業 (株) 製の硬化剤、塗布前に添加〕 ・ブチルステアレート 2重量部 ・ステアリン酸 2重量部 ・カーボンブラック(平均粒子径0.02μm ) 3重量部 ・アルミナ(平均粒子径0.3μm ) 7重量部 ・メチルエチルケトン 80重量部 ・トルエン 80重量部 ・シクロヘキサノン 120重量部
性塗料又は第2磁性層用の磁性塗料を調製した。なお、
磁性粉末は、実施例1〜5で用いたもの(表1参照)を
用い、第1磁性層及び第2磁性層に用いた磁性粉末は表
4の通りである。 <磁性塗料成分> ・磁性粉末(A〜D,表1参照) 100重量部 ・塩化ビニル樹脂(-SO3Na基含有) 10・F重量部 ・ポリウレタン樹脂(-SO3Na基含有) 5・F重量部 (Fは、前記と同じ意味である。) ・コロネートL 3重量部 〔日本ポリウレタン工業 (株) 製の硬化剤、塗布前に添加〕 ・ブチルステアレート 2重量部 ・ステアリン酸 2重量部 ・カーボンブラック(平均粒子径0.02μm ) 3重量部 ・アルミナ(平均粒子径0.3μm ) 7重量部 ・メチルエチルケトン 80重量部 ・トルエン 80重量部 ・シクロヘキサノン 120重量部
【0062】
【表4】
【0063】次いで、実施例1〜5と同様にして第1磁
性層、第2磁性層及びバックコート層を形成し、8mmビ
デオテープを作製した。得られた8mmビデオテープにつ
いて、前記同様の評価を行なった。その結果を表5に示
す。
性層、第2磁性層及びバックコート層を形成し、8mmビ
デオテープを作製した。得られた8mmビデオテープにつ
いて、前記同様の評価を行なった。その結果を表5に示
す。
【0064】
【表5】
【0065】実施例10〜19及び比較例9〜15 下記の成分をサンドミルにて分散し、第1磁性層用の磁
性塗料又は第2磁性層用の磁性塗料を調製した。なお、
磁性粉は、表6に示すものを用い、第1磁性層及び第2
磁性層に用いた磁性粉は表7の通りである。 <磁性塗料成分> ・磁性粉(a〜h,表6参照) 100重量部 ・塩化ビニル樹脂(-SO3Na基含有) 10・F’重量部 ・ポリウレタン樹脂(-SO3Na基含有) 5・F’重量部 ・コロネートL 3重量部 〔日本ポリウレタン工業 (株) 製の硬化剤、塗布前に添加〕 ・ブチルステアレート 2重量部 ・ステアリン酸 2重量部 ・カーボンブラック(平均粒子径0.02μm ) 3重量部 ・アルミナ(平均粒子径0.3μm ) 7重量部 ・メチルエチルケトン 80重量部 ・トルエン 80重量部 ・シクロヘキサノン 120重量部 なお、上記の配合において、塩化ビニル樹脂とポリウレ
タン樹脂の「F’」は、以下の式で算出される値であ
る。
性塗料又は第2磁性層用の磁性塗料を調製した。なお、
磁性粉は、表6に示すものを用い、第1磁性層及び第2
磁性層に用いた磁性粉は表7の通りである。 <磁性塗料成分> ・磁性粉(a〜h,表6参照) 100重量部 ・塩化ビニル樹脂(-SO3Na基含有) 10・F’重量部 ・ポリウレタン樹脂(-SO3Na基含有) 5・F’重量部 ・コロネートL 3重量部 〔日本ポリウレタン工業 (株) 製の硬化剤、塗布前に添加〕 ・ブチルステアレート 2重量部 ・ステアリン酸 2重量部 ・カーボンブラック(平均粒子径0.02μm ) 3重量部 ・アルミナ(平均粒子径0.3μm ) 7重量部 ・メチルエチルケトン 80重量部 ・トルエン 80重量部 ・シクロヘキサノン 120重量部 なお、上記の配合において、塩化ビニル樹脂とポリウレ
タン樹脂の「F’」は、以下の式で算出される値であ
る。
【0066】
【数1】
【0067】
【表6】
【0068】注) Co−Fe:針状コバルト被着 FeOx (1.34≦x<1.
5)… FeOx を原料とし、コバルト量、Fe2+量を操作す
ることにより、所定の特性を得たものである。 金属粉末:鉄を95重量%、ニッケルを5重量%含む金
属粉末 粒径:平均長軸長を意味する。 形状比: *(a〜f)は針状比、**(g,h)は板状比
5)… FeOx を原料とし、コバルト量、Fe2+量を操作す
ることにより、所定の特性を得たものである。 金属粉末:鉄を95重量%、ニッケルを5重量%含む金
属粉末 粒径:平均長軸長を意味する。 形状比: *(a〜f)は針状比、**(g,h)は板状比
【0069】
【表7】
【0070】次いで、実施例1〜5と同様にして第1磁
性層、第2磁性層及びバックコート層を形成し、8mmビ
デオテープを作製した。得られた8mmビデオテープにつ
いて、前記同様の評価を行なった。その結果を表8に示
す。
性層、第2磁性層及びバックコート層を形成し、8mmビ
デオテープを作製した。得られた8mmビデオテープにつ
いて、前記同様の評価を行なった。その結果を表8に示
す。
【0071】なお、表8に、第1磁性層と第2磁性層の
静磁気特性(保磁力及び残留磁束密度)を併せて示す
が、これは各磁性塗料を単独でPETフィルム上に塗布
し(いずれも乾燥膜厚2.5μm )、乾燥後カレンダー
処理した磁性層についてそれぞれ測定した値である。
静磁気特性(保磁力及び残留磁束密度)を併せて示す
が、これは各磁性塗料を単独でPETフィルム上に塗布
し(いずれも乾燥膜厚2.5μm )、乾燥後カレンダー
処理した磁性層についてそれぞれ測定した値である。
【0072】
【表8】
Claims (6)
- 【請求項1】 基材と、該基材上に形成され、コバルト
含有酸化鉄粉末と結合剤とからなる第1磁性層と、保磁
力が1300(Oe)以上で且つ前記コバルト含有酸化
鉄の保磁力以上の保磁力を有し、平均長軸長が0.3μ
m 以下であるコバルト被着酸化鉄粉末と、鉄を主体とす
る強磁性金属粉末と、結合剤とからなり、前記第1磁性
層上に形成された第2磁性層とを有する磁気記録媒体。 - 【請求項2】 第2磁性層に用いるコバルト被着酸化鉄
粉末と鉄を主体とする強磁性金属粉末の重量比が、〔コ
バルト被着酸化鉄粉末〕:〔鉄を主体とする強磁性金属
粉末〕=10:90〜80:20である請求項1記載の
磁気記録媒体。 - 【請求項3】 基材と、該基材上に形成され、鉄を主体
とする強磁性金属粉末と結合剤とからなる第1磁性層
と、該第1磁性層上に形成され、保磁力が1300(O
e)以上で平均長軸長が0.3μm 以下のコバルト被着
酸化鉄粉末と、鉄を主体とする強磁性金属粉末と、結合
剤とからなる第2磁性層とを有する磁気記録媒体。 - 【請求項4】 第2磁性層に用いるコバルト被着酸化鉄
粉末と鉄を主体とする強磁性金属粉末の重量比が、〔コ
バルト被着酸化鉄粉末〕:〔鉄を主体とする強磁性金属
粉末〕=10:90〜80:20である請求項3記載の
磁気記録媒体。 - 【請求項5】 基材と、 鉄を主体とする強磁性金属粉末、コバルト含有酸化鉄粉
末及びバリウムフェライト粉末から選ばれる少なくとも
2種の磁性粉末と結合剤とからなり、前記基材上に形成
された第1磁性層と、 鉄を主体とし、保磁力が1300(Oe)以上で且つ前
記の鉄を主体とする強磁性金属粉末の保磁力以上の保磁
力を有する強磁性金属粉末と、保磁力が1300(O
e)以上で且つ前記のコバルト含有酸化鉄の保磁力以上
の保磁力を有し、平均長軸長が0.3μm 以下であるコ
バルト被着酸化鉄粉末と、結合剤とからなり、前記第1
磁性層上に形成された第2磁性層とを有する磁気記録媒
体。 - 【請求項6】 第2磁性層に用いるコバルト被着酸化鉄
粉末と鉄を主体とする強磁性金属粉末の重量比が、〔コ
バルト被着酸化鉄粉末〕:〔鉄を主体とする強磁性金属
粉末〕=10:90〜80:20である請求項5記載の
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21880993A JPH0773452A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21880993A JPH0773452A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0773452A true JPH0773452A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16725688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21880993A Pending JPH0773452A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773452A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5993948A (en) * | 1995-04-04 | 1999-11-30 | Kao Corporation | Magnetic recording medium |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP21880993A patent/JPH0773452A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5993948A (en) * | 1995-04-04 | 1999-11-30 | Kao Corporation | Magnetic recording medium |
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