JPH0774080B2 - リフト車 - Google Patents

リフト車

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JPH0774080B2
JPH0774080B2 JP61182552A JP18255286A JPH0774080B2 JP H0774080 B2 JPH0774080 B2 JP H0774080B2 JP 61182552 A JP61182552 A JP 61182552A JP 18255286 A JP18255286 A JP 18255286A JP H0774080 B2 JPH0774080 B2 JP H0774080B2
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雅宏 須山
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、バケット昇降式のリフト車に関する。すなわ
ち、例えば引っ越しに際し、荷物をバケットに積載して
地上と高所の目標との関で運搬するリフト車、建築現場
において、資材を同様に運搬する高所建築作業用のリフ
ト車、火災に際し消防士,機材,避難する人等を同様に
運搬する高所消化作業用のリフト車、等に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来の係るリフト車にあっては、上昇又は下降する台車
が、ブーム先端部又は基端部に到達すると、ブーム先端
部又は基端部に装着したスイッチ等の台車の位置検出手
段を作動させ、リレー回路を介して電磁比例制御弁を制
御することにより、駆動モータを自動停止させることに
より台車の昇降を制御していた。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、このような従来例にあっては、次の問題点が
指摘されていた。すなわち、荷重量の変化に伴う加速度
等の影響で昇降する台車の移動速度が一定ではないた
め、台車をブームの最先端部や最後端等の所定の位置に
円滑に停止させることは操作者の個人的熟練を不可欠と
し、しかも急停止した場合には台車に積載してある荷物
等を荷崩事故が発生するという問題があった。
本発明は、このような実状に鑑み、上記従来例の問題点
を解消するためになされたもので、リフト車による昇降
台車の昇降作業を、操作者の個人的熟練にたよることな
く、容易かつ円滑に制御可能なリフト車を提供すること
を目的とする。
「問題点を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとおり
である。
このリフト車は、車両本体上に、起伏可能,伸縮可能,
かつ旋回可能に搭載されたブームと、該ブームに沿って
昇降される台車と、該台車上に枢支され荷物,人等が積
載され水平に保持されるバケットと、を有してなると共
に、まず次の4個の検出手段を具備してなる。
第1の検出手段は、ブーム先端部に配設されて上昇する
台車の停止位置を検出するものである。
第2の検出手段は、第1の検出手段より予め減速区間と
して設定された間隔においたブーム上に配置され、上昇
する台車の減速開始位置を検出するものである。
第3の検出手段は、ブーム基端部より予め設定された間
隔をおいたブーム上に配設され、下降する台車の減速開
始位置を検出するものである。
第4の検出手段は、ブーム基端部に配設され下降する台
車の停止位置を検出するものである。
そして更に、次の油圧ポンプ,油圧モータ,ウインチ装
置,電磁比例流量制御弁、等を有してなる。すなわち、
前記車両本体のエンジンにて駆動される油圧ポンプと、
該油圧ポンプに油圧配管を介し接続され正逆回転可能な
油圧モータと、車輪を備えた該台車を前記ブーム先端部
とブーム基端部間で走行させるべく、該台車との間で張
設されたワイヤを繰り出したり巻き取ったりする、該油
圧モータに連結された昇降用のウインチ装置と、該油圧
ポンプと油圧モータ間の油圧配管に介装されると共に、
前記第1,第2,第3,第4の各検出手段の検出結果に基づ
き、減速や停止等の制御を実施する電磁比例流量制御弁
と、を有してなる。
「作 用」 本発明は、このような手段よりなるので、次のごとく作
用する。
第1及び第2の検出手段は、上昇する台車の停止位置及
び減速開始位置を検出する。また、第3及び第4の検出
手段は、下降する台車の減速開始位置及び停止位置を検
出する。これら第1,第2,第3,第4の各検出手段の検出結
果に基づき、駆動モータ制御手段たる電磁比例流量制御
弁にて、油圧モータそしてウインチ装置が制御される。
すなわち、まず台車が上昇して、第2の検出手段の位置
に達すると、これを検出した第2の検出手段の検出結果
に基づいて電磁比例流量制御弁が制御され、電磁比例流
量制御弁の開度が小さくなり、それまでの油圧流量が絞
られて、油圧モータそしてウインチ装置の回転が減速さ
れ、台車の減速が開始される。減速上昇中の台車が更に
上昇して、ブーム先端部に達すると、これを検出した第
1の検出手段の検出結果に基づいて電磁比例流量制御弁
が制御され、電磁比例流量制御弁が閉じて、油圧モータ
そしてウインチ装置が停止し、台車は所定の位置で停止
する。
他方、台車が下降して、第3の検出手段の位置に達する
と、これを検出した第3の検出手段の検出結果に基づい
て電磁比例流量制御弁が制御され、電磁比例流量制御弁
の開度が小さくなり、それまでの油圧流量が絞られて、
油圧モータそしてウインチ装置の回転が減速され、台車
の減速が開始される。減速下降中の台車が更に下降し
て、ブーム基端部の第4の検出手段の位置に達すると、
これを検出した第4の検出手段の検出結果に基づいて電
磁比例流量制御弁が制御され、電磁比例流量制御弁が閉
じて、油圧モータそしてウインチ装置が停止し、台車は
所定の位置で停止する。
このリフト車ではこのようにして、昇降する台車は、予
め設定された減速開始位置で減速を開始し、所定の停止
位置で円滑に停止する。そこで第1に、リフト車におけ
る台車の昇降作業を、操作者の個人的熟練にたよること
なく容易に、しかも暴走事故等もなく安全に実施でき
る。第2に、しかもこれは、車両エンジンにて駆動され
る油圧ポンプと昇降用のウインチ装置側の油圧モータと
の間に、各検出手段にて制御される電磁比例流量制御弁
を介装してなる制御機構により、実現される。このよう
に、上述した第1の点は、車両エンジンをそのまま駆動
源としつつ、その動力を下流側・動作側で具体的に調整
する制御機構にて実現されるので、全体的にコスト安で
あると共に「実施例」 故障も少なく、円滑かつ確実に台車の減速,停止そして
昇降作業が実施される。
以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて、詳細
に説明する。
先ず、リフト車について説明する。
第3図には、一般的なリフト車1が示され、第4図は、
その使用説明図である。
リフト車1は、図示の自走式の他、行動力を持たぬ牽引
式のものがあり、共に車台6上に旋回可能,起伏可能,
かつ伸縮可能なブーム2を備え、このブーム2に沿っ
て、台車3が昇降され、例えば荷物Cを収納してなるバ
ケット14が、台車3より高所の作業対象たる中高層建造
物BのベランダV等との間で運搬される。
ブーム2について詳述すると、車台6には旋回可能にタ
ーンテーブル7が搭載され、このターンテーブル7にブ
ーム2が、シリンダー8とピン9とにより起伏可能に枢
支されている。このブーム2は、伸縮可能な多段式より
なり、シリンダー,ワイヤ等を用いた駆動機構により
(図示せず)、その2段目以降の張り出しと収納とが行
われている。またブーム2は、入れ子式の多段ブーム,
梯子状のいわゆるラダーたる多段ブーム,断面正方形の
もの,断面略扁平形のもの,直伸式のもの,屈折式のも
の,その他各種の方式,形状等のものがある。
なお、後に詳述するように、これらの多段式ブーム2の
最上段ブームに第1及び第2の検出手段が配設され、ま
た最下段ブームには第3及び第4の検出手段が配設され
る。
台車3について詳述すると、係るブーム2に沿って、台
車3は昇降される。すなわち、台車3は、車輪10を備
え、正逆回転可能な油圧モータ5に連結された昇降用の
ウインチ装置4により、その前後に張設されたワイヤ41
の繰り出しと巻き取りを行うことにより、ブーム2上を
その先端部21と基端部24間で走行される。
この台車3は、図示例では、台車3上にピン11により枢
支された荷台,作業台等の架台12を有し、この台車3と
架台12間には、架台12を水平等に姿勢を制御して台車3
上に支持するチルト機構13等の姿勢制御機構が配設され
ている。そして荷物C等の積載物を収納した箱状のバケ
ット14が、このような架台12上に取り付けられて、台車
3により運搬される。
なお図中、Tは荷物C等を運送用トラック、Mは作業員
である。
リフト車はこのように構成されている。
次に、昇降する台車3の減速及び停止の制御機構につい
て説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すリフト車の台車駆動制
御の構成図である。
多段式ブーム2の最上段のブームの先端部21には、第1
の検出手段たるスイッチS1が、上昇時の減速区間に相当
する間隔をおいた22には第2の検出手段たるスイッチS2
が、それぞれ配設される。また、最下段ブームの基端部
24には、第4の検出手段たるスイッチS4が、下降時の減
速区間に相当する間隔をおいた23には第3の検出手段た
るスイッチS3がそれぞれ配設される。これらの各スイッ
チS1〜S4は制御弁コントローラHCを介して制御電源に接
続される。
他方、台車3の昇降用のウインチ装置4は正逆回転可能
な油圧モータ5に連結される。この油圧モータ5は、油
圧配管52により電磁比例流量制御弁HVを介して油圧ポン
プHPに接続される。また電磁比例流量制御弁HVは、制御
弁コントローラHCを介して制御盤CBをへて制御電源に接
続される。
第2図は、第1図の制御機構の詳細図である。
油圧源装置HUは、車両本体1のエンジンEにより駆動さ
れる油圧ポンプHP、作動油圧油タンクHT及びリリーフ弁
HLで構成される。
制御弁コントローラHCには、台車3の位置検出手段たる
スイッチS1〜S4に対応してなる制御リレーCR1〜4と、
台車3の上昇,下降を指示するスイッチS5のスイッチに
対応してなる制御リレーCR5,CR6とが配設され、これら
の制御リレーの各接点を介して電磁比例流量制御弁HV
と、制御電流発生装置AVとが接続される。この制御電流
発生装置AVは制御リレーの各接点を介して台車3の移動
速度を設定するポテンションメータVRと固定抵抗R1,R2
とに接続される。
以上が構成の説明である。次に作動等について説明す
る。
リフト車1は、作業地において、先ず車台6上のブーム
2の旋回,起立,伸張させて、作業対象たる中高層建造
物BのベランダVのベランダ壁に、その先端部21を対向
配置させる。
次に、操作者が操作盤CB上のレバースイッチS5を上昇側
にすると、制御電流発生装置AVより制御電流が、制御リ
レーCR5,CR1を介して、電磁比例流量制御弁HVに入力さ
れ、電磁比例流量制御弁HVが上昇側に開き、油圧モータ
5が正回転し、ウインチ4によりワイヤ41を巻取り、台
車3を上昇させる。
台車3が更に上昇してブーム2上の22点に達すると、台
車3の質量によりスイッチS2が接となり、これに対応す
る制御リレーCR2が励磁されて、その接点CR2sは減速モ
ードに切り換えられる。これにより制御電流発生装置AV
に入力する制御電圧は固定抵抗R2によって減少し、制御
電流発生装置AVの出力電流が減少する結果、電磁比例流
量制御弁HVの上昇側の弁の開度が縮小する。このため油
圧モータ5に流入する作動油量が減少し、したがって油
圧モータ5の回転速度が減少し、台車3は減速上昇す
る。
台車3が、更に減速上昇して最上段ブームの先端部21に
達すると、台車3の質量によりスイッチS1が接となり、
リレーCR1が励磁され、その接点CR1sを接とする。この
結果、電磁比例流量制御弁HVへの制御電流は断となり、
台車3は所定のブーム先端部で停止する。
他方下降の場合には、操作者が操作盤CB上のレバースイ
ッチS5を下降側にすることにより、制御電源から解放さ
れていた電磁比例流量制御弁HVには、再びCR6s及びCR4s
の接点を通して制御電流発生装置AVからの制御電流が印
加され、ウインチ4は逆回転し、台車3が下降を開始す
る。台車3が下降して最下段のブーム上の23に達する
と、スイッチS3が接となり、その結果制御リレーCR3が
励磁され、その接点CR3sが減速モードに切り換えられ、
台車3は減速下降する。そして台車3が最下段ブームの
基端部24に達するとスイッチS4がこれを検出し、その結
果制御リレーCR4が励磁され、その接点CR4sを接とす
る。これにより、電磁比例流量制御弁HVが閉じて台車3
は所定のブーム基端部で滑らかに停止する。
以上が作動等の説明である。
このように、本実施例によれば操作レバースイッチS5の
操作によってポテンションメータVRの抵抗値選択するこ
とにより上昇及び下降の各々について任意に最適の速度
が設定可能であるとともに任意の位置に台車を停止する
ことももとより、可能である。また、本実施例において
は、検出手段を介して制御電流が電源から切断されてい
るので、停止中の誤操作による台車の暴走を未然に防止
することにも効果がある。
なお本実施例においては、台車3の位置検出手段として
リミットスイッチを用いたが、光センサ等を検出手段と
するこのことも、もとより可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係わるリフト車は、上昇
及び下降時の昇降台車の位置を2対の検出手段により検
出してこれを自動制御することにより、操作者の個人的
熟練によらず、リフト車における台車操作を確実かつ容
易に実現でき、しかも作業の安全性をも確保できる。す
なわち台車の昇降状態は、減速,停止の二重にチェック
され、台車の暴走による事故は確実に防止され、また予
め停止を予定して減速走行させることにより円滑に停止
させることが可能となり搭載した荷物の荷崩れを有効に
防止出来る。
しかもこれらは、車両エンジンをそのまま駆動源としつ
つ、その動力を下流側・動作側で具体的に調整する制御
機構にて実現されるので、全体的にコスト安であると共
に故障も少なく、円滑かつ確実に台車の減速,停止そし
て昇降作業が実施される。
このようにして、この種のリフト車の従来例に存した問
題点が一挙に一掃される等、その発揮する効果は顕著に
して、大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すリフト車の昇降台車
の制御機構の構成図、第2図は第1図の制御機構の説明
図、第3図及び第4図は、一般的なリフト車を示し、第
3図はその正面図、第4図はその使用例を示す説明図で
ある。 1……リフト車 2……ブーム 21……最上段ブームの先端部 22……最上段ブーム減速開始地点 23……最下段ブーム減速開始地点 24……最下段ブームの基端部 3……台車 4……ウインチ装置 41……ワイヤ 5……油圧モータ 52……油圧配管 6……車台 10……車輪 14……バケット HV……電磁比例流量制御弁 HC……制御弁コントローラ AV……制御電流発生装置 HP……油圧ポンプ S1……スイッチ(第1の検出手段) S2……スイッチ(第2の検出手段) S3……スイッチ(第3の検出手段) S4……スイッチ(第4の検出手段) S5……操作レバースイッチ CR1〜6……制御リレー CR1s〜4s……制御リレーの接点 R1,R2……固定抵抗器 VR1……ポテンションメータ CB……操作盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両本体上に、起伏可能,伸縮可能,かつ
    旋回可能に搭載されたブームと、該ブームに沿って昇降
    される台車と、該台車上に枢支され荷物,人等が積載さ
    れ水平に保持されるバケットとを有してなるリフト車に
    おいて、 前記ブーム先端部に配設されて上昇する台車の停止位置
    を検出する第1の検出手段と、該第1の検出手段から予
    め設定された距離をおいて配置され前記上昇台車の減速
    開始位置を検出する第2の検出手段と、前記ブーム基端
    部より予め設定された距離をおいて配設され下降する台
    車の減速開始位置を検出する第3の検出手段と、前記ブ
    ーム基端部に配設され下降台車の停止位置を検出する第
    4の検出手段と、を具備してなると共に、 前記車両本体のエンジンにて駆動される油圧ポンプと、
    該油圧ポンプに油圧配管を介し接続され正逆回転可能な
    油圧モータと、車輪を備えた該台車を前記ブーム先端部
    とブーム基端部間で走行させるべく、該台車との間で張
    設されたワイヤを繰り出したり巻き取ったりする、該油
    圧モータに連結された昇降用のウインチ装置と、 該油圧ポンプと油圧モータ間の油圧配管に介装されると
    共に、前記第1,第2,第3,第4の各検出手段の検出結果に
    基づき、減速や停止等の制御を実施する電磁比例流量制
    御弁と、を有してなることを特徴とするリフト車。
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