JPH0774178B2 - パ−フルオロアルケニロキシフエノ−ル及びその誘導体 - Google Patents
パ−フルオロアルケニロキシフエノ−ル及びその誘導体Info
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- JPH0774178B2 JPH0774178B2 JP6939487A JP6939487A JPH0774178B2 JP H0774178 B2 JPH0774178 B2 JP H0774178B2 JP 6939487 A JP6939487 A JP 6939487A JP 6939487 A JP6939487 A JP 6939487A JP H0774178 B2 JPH0774178 B2 JP H0774178B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパーフルオロアルケニロキシフエノール及びそ
の誘導体に関する。
の誘導体に関する。
(従来の技術) 従来、例えばトリフルオロメチルフエノールの如き含フ
ツ素フエノールを原料としたフエノールノボラツク樹脂
は米国特許第3658758号公報等より公知であるが、これ
らは耐水性及び耐熱性において不十分である。
ツ素フエノールを原料としたフエノールノボラツク樹脂
は米国特許第3658758号公報等より公知であるが、これ
らは耐水性及び耐熱性において不十分である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は耐水性、耐熱性に優れた含フツ素フエノ
ールノボラツク樹脂或いは含フツ素エポキシ樹脂の原料
となる含フツ素フエノール及びその誘導体を提供するこ
とにある。
ールノボラツク樹脂或いは含フツ素エポキシ樹脂の原料
となる含フツ素フエノール及びその誘導体を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は一般式 (R1はOH又は R2はH、OH、炭素数1〜4のアルキル基又は Xは炭素数6〜14のパーフルオロアルケニル基を示す)
で表わされるパーフルオロアルケニロキシフエノール又
はその誘導体に係る。
で表わされるパーフルオロアルケニロキシフエノール又
はその誘導体に係る。
本発明においてR1=OH、R2=H又は炭素数1〜4のアル
キル基のパーフルオロアルケニロキシフエノール類は例
えば次の式により得られる。
キル基のパーフルオロアルケニロキシフエノール類は例
えば次の式により得られる。
即ちモノアルコキシ(又はアシロキシ)フエノール又は
そのアルキル誘導体(R21はH又は炭素数1〜4のアル
キル基、R3は炭素数1〜8のアルコキシ基又は炭素数1
〜8のアシロキシ基)(2)とパーフルオロアルケンXF
とを反応させてパーフルオロアルケニロキシモノアルコ
キシ(又はアシロキシ)ベンゼン又はそのアルキル誘導
体(3)を合成し、次いでこれをハロゲン化水素HZと反
応させることにより、パーフルオロアルケニロキシフエ
ノール又はそのアルキル誘導体(4)が得られる。
そのアルキル誘導体(R21はH又は炭素数1〜4のアル
キル基、R3は炭素数1〜8のアルコキシ基又は炭素数1
〜8のアシロキシ基)(2)とパーフルオロアルケンXF
とを反応させてパーフルオロアルケニロキシモノアルコ
キシ(又はアシロキシ)ベンゼン又はそのアルキル誘導
体(3)を合成し、次いでこれをハロゲン化水素HZと反
応させることにより、パーフルオロアルケニロキシフエ
ノール又はそのアルキル誘導体(4)が得られる。
同様にR1=R2=OHのパーフルオロアルケニロキシ−ヒド
ロキシフエノールは例えば次の式により得られる。
ロキシフエノールは例えば次の式により得られる。
ここでR3及びR4はそれぞれ炭素数1〜8のアルコキシ基
又は炭素数1〜8のアシロキシ基であり、反応の形式は
上記と同様である。上記においてXで表わされる炭素数
6〜14のパーフルオロアルケニル基としては例えば式 (R5,R6及びR7はそれぞれ炭素数1〜6のパーフルオロ
アルキル基またはいずれかの一つがF原子、その他は炭
素数1〜6のパーフルオロアルキル基を示し、R8は炭素
数1〜5のパーフルオロアルキル基を示す。)で表わさ
れる基を示すことができ、特に好適なものとしてはヘキ
サフルオロプロペンの2量体又は3量体、テトラフルオ
ロエチレンの4〜7量体からフツ素原子1個が脱離して
形成される基を挙げることができ、構造式で例示すると
下記のとおりである。
又は炭素数1〜8のアシロキシ基であり、反応の形式は
上記と同様である。上記においてXで表わされる炭素数
6〜14のパーフルオロアルケニル基としては例えば式 (R5,R6及びR7はそれぞれ炭素数1〜6のパーフルオロ
アルキル基またはいずれかの一つがF原子、その他は炭
素数1〜6のパーフルオロアルキル基を示し、R8は炭素
数1〜5のパーフルオロアルキル基を示す。)で表わさ
れる基を示すことができ、特に好適なものとしてはヘキ
サフルオロプロペンの2量体又は3量体、テトラフルオ
ロエチレンの4〜7量体からフツ素原子1個が脱離して
形成される基を挙げることができ、構造式で例示すると
下記のとおりである。
式XFで表わされるパーフルオロアルケンとしては例えば
式 (R5,R6及びR7は前記と同意義を示す)で表わされる化
合物を示すことができ、特に好適なものとしてはヘキサ
フルオロプロペンの2量体及び3量体、テトラフルオロ
エチレンの4〜7量体を挙げることができ、構造式で例
示すると、下記のとおりである。
式 (R5,R6及びR7は前記と同意義を示す)で表わされる化
合物を示すことができ、特に好適なものとしてはヘキサ
フルオロプロペンの2量体及び3量体、テトラフルオロ
エチレンの4〜7量体を挙げることができ、構造式で例
示すると、下記のとおりである。
(CF3)2C=CF(C2F5)、 HZで表わされるハロゲン化水素としては例えばヨウ化水
素酸、臭化水素酸などを例示することができる。
素酸、臭化水素酸などを例示することができる。
上記の化合物(2)又は(5)より、化合物(3)又は
(6)をそれぞれ得るパーフルオロアルケニロキシ化反
応は塩基の存在下、溶媒中で行うのが好ましい。塩基と
しては例えばトリエチルアミン、トリメチルアミン、ト
リプロピルアミン等のアミン類、アルカリ金属またはそ
の水酸化物等を、溶媒としてはアセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロト
ン性極性溶媒が好適に使用できる。化合物(2)又は
(5)とパーフルオロアルケンの割合は通常前者1モル
に対して後者を約1〜10モル用いるのが好ましい。反応
温度は適宜選択できるが約0〜40℃、特に約0〜20℃の
範囲が好ましい。塩基は化合物(2)又は(5)1モル
に対して約1〜20モルの範囲で用いるのが好適である。
目的物である化合物(3)又は(6)は通常、蒸留、再
結晶などの有機化合物混合系の分離について用いられる
公知の方法で分離、回収できるが、そのまま次の工程に
供することもできる。
(6)をそれぞれ得るパーフルオロアルケニロキシ化反
応は塩基の存在下、溶媒中で行うのが好ましい。塩基と
しては例えばトリエチルアミン、トリメチルアミン、ト
リプロピルアミン等のアミン類、アルカリ金属またはそ
の水酸化物等を、溶媒としてはアセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロト
ン性極性溶媒が好適に使用できる。化合物(2)又は
(5)とパーフルオロアルケンの割合は通常前者1モル
に対して後者を約1〜10モル用いるのが好ましい。反応
温度は適宜選択できるが約0〜40℃、特に約0〜20℃の
範囲が好ましい。塩基は化合物(2)又は(5)1モル
に対して約1〜20モルの範囲で用いるのが好適である。
目的物である化合物(3)又は(6)は通常、蒸留、再
結晶などの有機化合物混合系の分離について用いられる
公知の方法で分離、回収できるが、そのまま次の工程に
供することもできる。
(8)式のXF式で示される化合物の中には 及び で示される化合物が包含される。
これからは、それぞれ が生成する。
より具体的には例えば が生成する。
上記の化合物(3)又は(6)よりハロゲン化水素の存
在下、脱アルキル化(又は脱アシル化)反応は溶媒の存
在下に行うのが好ましい。溶媒としてはギ酸、酢酸、ト
リフルオロ酢酸、メタノール、エタノール、n−プロパ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノールなどを用い
ることができる。ハロゲン化水素は化合物(3)又は
(6)に対して約2〜100倍モル使用するのが好まし
い。反応温度は適宜選択出来るが約50〜200℃の範囲が
好ましい。尚、塩化アルミニウムなどのルイス酸による
脱アルキル化(脱アシル化)反応を行うこともできる。
目的物である化合物(4)又は(7)は通常の方法、例
えば抽出、濃縮、蒸留、再結晶等の方法により、分離、
精製することができる。
在下、脱アルキル化(又は脱アシル化)反応は溶媒の存
在下に行うのが好ましい。溶媒としてはギ酸、酢酸、ト
リフルオロ酢酸、メタノール、エタノール、n−プロパ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノールなどを用い
ることができる。ハロゲン化水素は化合物(3)又は
(6)に対して約2〜100倍モル使用するのが好まし
い。反応温度は適宜選択出来るが約50〜200℃の範囲が
好ましい。尚、塩化アルミニウムなどのルイス酸による
脱アルキル化(脱アシル化)反応を行うこともできる。
目的物である化合物(4)又は(7)は通常の方法、例
えば抽出、濃縮、蒸留、再結晶等の方法により、分離、
精製することができる。
また上記反応のうち脱アシル化反応は例えばアルカリ金
属及び/又はアルカリ土類金属の水酸化物を用い、水又
はメタノール、エタノール等のアルコール類を媒体とし
て鹸化した後、反応系を酸性化することによつても行う
ことができる。。化合物(3)または(6)に対して約
2〜30倍モルのアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金
属の水酸化物を使用するのが好ましい。反応温度は適宜
選択できるが約20〜100℃の範囲が好ましい。
属及び/又はアルカリ土類金属の水酸化物を用い、水又
はメタノール、エタノール等のアルコール類を媒体とし
て鹸化した後、反応系を酸性化することによつても行う
ことができる。。化合物(3)または(6)に対して約
2〜30倍モルのアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金
属の水酸化物を使用するのが好ましい。反応温度は適宜
選択できるが約20〜100℃の範囲が好ましい。
次に本発明において (以下O−Glyと略記する)、R2=H又は炭素数1〜4
のアルキル基のパーフルオロアルケニロキシフエニルグ
リシジルエーテル類は化合物(4)とエピクロルヒドリ
ン(以下ECHと略記する)とのエーテル化反応により得
られる。またR1=R2=O−Glyのパーフルオロアルケニ
ロキシフエニルジグリシジルエーテルは化合物(7)と
ECHとのエーテル化反応により得られる。反応には必ず
しも溶媒は必要でないが、メチルエチルケトン(ME
K)、メチルイソブチルケトン(MIBK)などを用いるこ
とも可能である。化合物(4)または(7)に対してEC
Hを約2〜100倍モル使用するのが好ましい。またNaOH、
KOH、LiOH、Ca(OH)2などのアルカリを化合物(4)
又は(7)のOH当量に対して約1〜20当量を使用するの
が好ましい。触媒は必ずしも必要ではないが、トリメチ
ルベンジルアンモニウムクロライド、テトラメチルアン
モニウムブロマイド等の第4級アンモニウム塩を反応系
に対して約0.01〜10重量%の割合で使用することも出来
る。反応温度は適宜選択できるが約50〜200℃の範囲が
好ましい。目的物であるパーフルオロアルケニロキシフ
エニルモノ(又はジ)グリシジルエーテル類は通常の方
法、例えば抽出、濃縮、蒸留、再結晶等の方法により、
分離、精製することが出来る。
のアルキル基のパーフルオロアルケニロキシフエニルグ
リシジルエーテル類は化合物(4)とエピクロルヒドリ
ン(以下ECHと略記する)とのエーテル化反応により得
られる。またR1=R2=O−Glyのパーフルオロアルケニ
ロキシフエニルジグリシジルエーテルは化合物(7)と
ECHとのエーテル化反応により得られる。反応には必ず
しも溶媒は必要でないが、メチルエチルケトン(ME
K)、メチルイソブチルケトン(MIBK)などを用いるこ
とも可能である。化合物(4)または(7)に対してEC
Hを約2〜100倍モル使用するのが好ましい。またNaOH、
KOH、LiOH、Ca(OH)2などのアルカリを化合物(4)
又は(7)のOH当量に対して約1〜20当量を使用するの
が好ましい。触媒は必ずしも必要ではないが、トリメチ
ルベンジルアンモニウムクロライド、テトラメチルアン
モニウムブロマイド等の第4級アンモニウム塩を反応系
に対して約0.01〜10重量%の割合で使用することも出来
る。反応温度は適宜選択できるが約50〜200℃の範囲が
好ましい。目的物であるパーフルオロアルケニロキシフ
エニルモノ(又はジ)グリシジルエーテル類は通常の方
法、例えば抽出、濃縮、蒸留、再結晶等の方法により、
分離、精製することが出来る。
(発明の効果) 本発明の化合物のうち、パーフルオロアルケニロキシフ
エノールは、フエノールと同様にホルムアルデヒドと反
応してノボラツクまたはレゾールを生成し、これらは加
熱またはヘキサメチレンテトラミンのような硬化剤によ
り硬化する。硬化体は、耐熱性および耐水性が優れた材
料であり、絶縁板等の電気材料に用いられる。パーフル
オロアルケニロキシフエニルグリシジルエーテルは、エ
ポキシ化合物と同様にルイス酸、第三級アミン、イミダ
ゾール、酸無水物、ポリアミン等の硬化触媒又は硬化剤
により重合して硬化体を生成する。硬化体は、耐熱性お
よび耐水性が優れた材料であり、絶縁板等の電気材料に
用いられる。
エノールは、フエノールと同様にホルムアルデヒドと反
応してノボラツクまたはレゾールを生成し、これらは加
熱またはヘキサメチレンテトラミンのような硬化剤によ
り硬化する。硬化体は、耐熱性および耐水性が優れた材
料であり、絶縁板等の電気材料に用いられる。パーフル
オロアルケニロキシフエニルグリシジルエーテルは、エ
ポキシ化合物と同様にルイス酸、第三級アミン、イミダ
ゾール、酸無水物、ポリアミン等の硬化触媒又は硬化剤
により重合して硬化体を生成する。硬化体は、耐熱性お
よび耐水性が優れた材料であり、絶縁板等の電気材料に
用いられる。
(実 施 例) 以下に実施例を挙げて詳しく説明する。
実施例1 攪拌機、滴下斗、温度計を備えた反応容器にp−メト
キシフエノール130g、ジメチルホルムアミド900mlおよ
びトリエチルアミン318gを入れ、20℃以下に冷却した。
このものに20℃以下に保ちながらヘキサフルオロプロペ
ン3量体450gを10分間で滴下し、20℃以下に保ちながら
2時間攪拌した。反応後、多量の希塩酸中に反応液を投
入し、沈澱した黄色の油状物を回収し、水層が酸性を示
さなくなるまで水による洗浄を繰返した。得られた油状
物を蒸留し、4−パーフルオロノネニロキシフエニルメ
チルエーテル443gを得た。b.p.86〜87℃、/4mmHg。
キシフエノール130g、ジメチルホルムアミド900mlおよ
びトリエチルアミン318gを入れ、20℃以下に冷却した。
このものに20℃以下に保ちながらヘキサフルオロプロペ
ン3量体450gを10分間で滴下し、20℃以下に保ちながら
2時間攪拌した。反応後、多量の希塩酸中に反応液を投
入し、沈澱した黄色の油状物を回収し、水層が酸性を示
さなくなるまで水による洗浄を繰返した。得られた油状
物を蒸留し、4−パーフルオロノネニロキシフエニルメ
チルエーテル443gを得た。b.p.86〜87℃、/4mmHg。
この化合物388gを酢酸1300mlに溶解し、57%ヨウ化水素
酸水溶液1300mlを加え攪拌しながら24時間加熱還流させ
た。放冷後、液状生成物を5%亜硫酸ナトリウム水溶液
に投入し、クロロホルム2で2回抽出した。クロロホ
ルム溶液を濃縮し、得られた粗結晶をクロロホルムに溶
解し再結晶して4−パーフルオロノネニロキシフエノー
ル311gを得た。m.p.105℃。
酸水溶液1300mlを加え攪拌しながら24時間加熱還流させ
た。放冷後、液状生成物を5%亜硫酸ナトリウム水溶液
に投入し、クロロホルム2で2回抽出した。クロロホ
ルム溶液を濃縮し、得られた粗結晶をクロロホルムに溶
解し再結晶して4−パーフルオロノネニロキシフエノー
ル311gを得た。m.p.105℃。
19F−NMR(外部標準CF3COOH,CDCl3中,δppm)高磁場側
を正とする値で化学シフト(δppm)を表示(以下同
様)。
を正とする値で化学シフト(δppm)を表示(以下同
様)。
− 5.1,6F − 6.4,6F −21.4,3F 89.2,1F 91.4,1F 実施例2 実施例1におけるp−メトキシフエノールの代りにm−
メトキシフエノールを用いる以外は実施例1と同様に操
作して3−パーフルオロノネニロキシフエニルメチルエ
ーテル423gを得た。b.p.83〜86℃/4mmHg。この化合物38
8gを酢酸1300mlに溶解し、57%ヨウ化水素酸1300mlを加
え攪拌しながら57時間加熱還流させた。放冷後、反応液
を5%亜硫酸ナトリウム水溶液に投入し、クロロホルム
2で2回抽出した。減圧下にクロロホルムを留去し、
残渣を蒸留して,3−パーフルオロノネニロキシフエノー
ル282gを得た。b.p.94〜96℃/4mmHg。
メトキシフエノールを用いる以外は実施例1と同様に操
作して3−パーフルオロノネニロキシフエニルメチルエ
ーテル423gを得た。b.p.83〜86℃/4mmHg。この化合物38
8gを酢酸1300mlに溶解し、57%ヨウ化水素酸1300mlを加
え攪拌しながら57時間加熱還流させた。放冷後、反応液
を5%亜硫酸ナトリウム水溶液に投入し、クロロホルム
2で2回抽出した。減圧下にクロロホルムを留去し、
残渣を蒸留して,3−パーフルオロノネニロキシフエノー
ル282gを得た。b.p.94〜96℃/4mmHg。
19F−NMR(外部標準CF3COOH,CDCl3中,δppm) − 5.2,6F − 6.5,6F −21.3,3F 89.4,1F 91.3,1F 実施例3 実施例2におけるヘキサフルオロプロペン3量体の代り
にヘキサフルオロプロペン2量体300gを用いる以外は実
施例2と同様に操作して3−パーフルオロヘキセニロキ
シフエニルメチルエーテル235gを得た。この化合物283g
を酢酸1300mlに溶解し、57%ヨウ化水素酸1300mlを加え
攪拌しながら60時間加熱還流させた。放冷後、反応液を
5%亜硫酸ナトリウム水溶液に投入し、クロロホルム2
で抽出した。減圧下にクロロホルムを留去し、残渣を
蒸留して3−パーフルオロヘキセニロキシフエノール13
9gを得た。b.p.83〜84℃/4mmHg。
にヘキサフルオロプロペン2量体300gを用いる以外は実
施例2と同様に操作して3−パーフルオロヘキセニロキ
シフエニルメチルエーテル235gを得た。この化合物283g
を酢酸1300mlに溶解し、57%ヨウ化水素酸1300mlを加え
攪拌しながら60時間加熱還流させた。放冷後、反応液を
5%亜硫酸ナトリウム水溶液に投入し、クロロホルム2
で抽出した。減圧下にクロロホルムを留去し、残渣を
蒸留して3−パーフルオロヘキセニロキシフエノール13
9gを得た。b.p.83〜84℃/4mmHg。
19F−NMR(外部標準CF3COOH,CDCl3中,δppm) 4.1,3F 35.1,2F −18.0,3F −21.4,3F 実施例4 3.5−ジメトキシフエノール30.8gをジメチルホルムアミ
ド190mlに溶解し、トリエチルアミン60.6gを加えて20℃
以下に保ちながら10分間を要してヘキサフルオルプロペ
ン3量体86gを滴下した。4時間攪拌後反応液を希塩酸
中に投入、沈殿した油状物を回収しクロロホルムから再
結晶して1−パーフルオロノネニロキシ−3,5−ジメト
キシベンゼン71gを得た。
ド190mlに溶解し、トリエチルアミン60.6gを加えて20℃
以下に保ちながら10分間を要してヘキサフルオルプロペ
ン3量体86gを滴下した。4時間攪拌後反応液を希塩酸
中に投入、沈殿した油状物を回収しクロロホルムから再
結晶して1−パーフルオロノネニロキシ−3,5−ジメト
キシベンゼン71gを得た。
1H−NMR(CDCl3中,TMS基準,δppm) 3.8,s,6H 6.0,s,2H 6.2,s,1H 上記化合物70gと酢酸300ml、57%ヨウ化水素酸300mlを
混合し60時間加熱還流させた。放冷後、反応を5%亜流
酸ナトリウム水溶液に投入しクロロホルム500mlで2回
抽出し、クロロホルムを減圧下に留去し、残渣をクロロ
ホルムより再結晶して5−パーフルオロノネニロキシベ
ンゼン−1,3−ジオール34gを得た。
混合し60時間加熱還流させた。放冷後、反応を5%亜流
酸ナトリウム水溶液に投入しクロロホルム500mlで2回
抽出し、クロロホルムを減圧下に留去し、残渣をクロロ
ホルムより再結晶して5−パーフルオロノネニロキシベ
ンゼン−1,3−ジオール34gを得た。
19F−NMR(外部標準CF3COOH,CDCl3中,δppm) − 6.1,6F − 7.4,6F −22.3,3F 88.7,1F 90.5,1F 実施例5 レゾルシンモノベンゾエート22.5gをジメチルホルムア
ミド100mlに溶解し、トリエチルアミン32gを加えて20℃
以下に冷却した。このものにヘキサフルオロプロペン3
量体を10分間で滴下し、20℃以下に保ちながら3時間攪
拌した。反応液を希塩酸中に投入して沈澱物を回収、水
洗、乾燥して得られた粗製物をクロロホルムより再結晶
して3−パーフルオロノネニロキシフエニルベンゾエー
ト62gを得た。
ミド100mlに溶解し、トリエチルアミン32gを加えて20℃
以下に冷却した。このものにヘキサフルオロプロペン3
量体を10分間で滴下し、20℃以下に保ちながら3時間攪
拌した。反応液を希塩酸中に投入して沈澱物を回収、水
洗、乾燥して得られた粗製物をクロロホルムより再結晶
して3−パーフルオロノネニロキシフエニルベンゾエー
ト62gを得た。
この化合物60gをメタノール100ml、水酸化ナトリウム4.
7g、水40mlとともに攪拌しながら加熱下に還流させた。
2時間後、反応液に塩酸を加えて酸性にしたところ、反
応液は2層に分離した。上層をクロロホルムで抽出し、
抽出液を下層と合わせ、酸性を示さなくなるまで水洗
し、クロロホルムを留去後、減圧下に蒸留して1−パー
フルオロノネニロキシ−3−ヒドロキシベンゼン29gを
得た。沸点および19F−NMRの測定結果は実施例2で得ら
れた化合物のものと同一であつた。
7g、水40mlとともに攪拌しながら加熱下に還流させた。
2時間後、反応液に塩酸を加えて酸性にしたところ、反
応液は2層に分離した。上層をクロロホルムで抽出し、
抽出液を下層と合わせ、酸性を示さなくなるまで水洗
し、クロロホルムを留去後、減圧下に蒸留して1−パー
フルオロノネニロキシ−3−ヒドロキシベンゼン29gを
得た。沸点および19F−NMRの測定結果は実施例2で得ら
れた化合物のものと同一であつた。
実施例6 実施例1で得られた4−パーフルオロノネニロキシフエ
ノール10.8gをエピクロルヒドリン37gに加熱下に溶解し
た。水0.2gを加え、加熱下に攪拌しながら、微粒化した
水酸化ナトリウム1.1gを徐々に加えた。攪拌しながら40
時間加熱還流を続けた。反応終了後、トルエン200mlを
加え、生成した塩化ナトリウムを別し、液は水層が
アルカリ性を示さなくなるまで水洗を繰返した。トルエ
ン溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下にトルエ
ンと未反応のエピクロルヒドリンを留去した。残渣を減
圧下に蒸留して135〜136℃/5mmHgの留分を採取して6.2g
の4m−パーフルオロノネニロキシフエニルグリシジルエ
ーテルを得た。
ノール10.8gをエピクロルヒドリン37gに加熱下に溶解し
た。水0.2gを加え、加熱下に攪拌しながら、微粒化した
水酸化ナトリウム1.1gを徐々に加えた。攪拌しながら40
時間加熱還流を続けた。反応終了後、トルエン200mlを
加え、生成した塩化ナトリウムを別し、液は水層が
アルカリ性を示さなくなるまで水洗を繰返した。トルエ
ン溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下にトルエ
ンと未反応のエピクロルヒドリンを留去した。残渣を減
圧下に蒸留して135〜136℃/5mmHgの留分を採取して6.2g
の4m−パーフルオロノネニロキシフエニルグリシジルエ
ーテルを得た。
1H−NMR(CCl4中,TMS基準,δppm) 2.6,m,2H 3.2,m,1H 3.8,m,2H 6.8,s,4H
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (R1はOH又は R2はH、OH、炭素数1〜4のアルキル基又は Xは炭素数6〜14のパーフルオロアルケニル基を示す)
で表わされるパーフルオロアルケニロキシフエノール又
はその誘導体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6939487A JPH0774178B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | パ−フルオロアルケニロキシフエノ−ル及びその誘導体 |
| US07/171,126 US4877859A (en) | 1987-03-24 | 1988-03-21 | Fluorine-containing novolak resin and derivative thereof |
| EP88104679A EP0284993A3 (en) | 1987-03-24 | 1988-03-23 | Fluorine-containing novolak resin and derivative thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6939487A JPH0774178B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | パ−フルオロアルケニロキシフエノ−ル及びその誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63233940A JPS63233940A (ja) | 1988-09-29 |
| JPH0774178B2 true JPH0774178B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=13401341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6939487A Expired - Fee Related JPH0774178B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | パ−フルオロアルケニロキシフエノ−ル及びその誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774178B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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|---|---|---|---|---|
| JP2006335677A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Nippon Shokubai Co Ltd | パーフルオロアルケニル誘導体 |
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| CN117486686B (zh) * | 2023-10-30 | 2025-01-28 | 台州氟乐新材料合伙企业(有限合伙) | 六氟丙烯三聚体绿色化学转化制备全氟醚类化合物的方法 |
| CN117486687A (zh) * | 2023-10-30 | 2024-02-02 | 台州氟乐新材料合伙企业(有限合伙) | 一种环保的全氟壬烯基醚的制备方法 |
| CN117486685B (zh) * | 2023-10-30 | 2025-01-28 | 台州氟乐新材料合伙企业(有限合伙) | 一种高效全氟壬烯基醚的制备方法 |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP6939487A patent/JPH0774178B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63233940A (ja) | 1988-09-29 |
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