JPS6126997B2 - - Google Patents

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JPS6126997B2
JPS6126997B2 JP55036348A JP3634880A JPS6126997B2 JP S6126997 B2 JPS6126997 B2 JP S6126997B2 JP 55036348 A JP55036348 A JP 55036348A JP 3634880 A JP3634880 A JP 3634880A JP S6126997 B2 JPS6126997 B2 JP S6126997B2
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JP
Japan
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glycidyl ether
ether
reaction
hydrocarbon group
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Application number
JP55036348A
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English (en)
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JPS56133281A (en
Inventor
Naotake Takaishi
Koichi Urata
Yoshiaki Inamoto
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Priority to DE3110762A priority patent/DE3110762A1/de
Priority to ES500573A priority patent/ES8207494A1/es
Publication of JPS56133281A publication Critical patent/JPS56133281A/ja
Priority to US06/399,296 priority patent/US4465869A/en
Publication of JPS6126997B2 publication Critical patent/JPS6126997B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/14Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D317/18Radicals substituted by singly bound oxygen or sulfur atoms
    • C07D317/22Radicals substituted by singly bound oxygen or sulfur atoms etherified

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はアルキルグリシジルエーテルからジオ
キソランを製造する方法並びにこのジオキソラン
からグリセリルエーテルを製造する方法に関す
る。 α−モノアルキルグリセリルエーテルは、従来
より、魚類の脂質中に存在するパルミチルグリセ
リルエーテル(キミルアルコールと称する)ステ
アリルグリセリルエーテル(バチルアルコールと
称する)及びオレイルグリセリルエーテル(セラ
キルアルコールと称する)等が知られており、こ
れらは乳化剤、特にW/O型の乳化剤として優れ
た性能を有すること(特開昭49−92239、52−
12109、49−87612等)、並びに骨髄における血球
生成促進効果、抗炎症作用、抗腫瘍活性等の薬理
作用を有することが知られている(特公昭49−
10724、同52−18171)。これらのα−モノアルキ
ルグリセリルエーテルを対応するアルコールから
製造する方法としては次の2つの方法が知られて
いる。 (1) アルコールからアルキルハライドとなし、こ
れに水酸基を保護したグリセロールアルカリ金
属アルコラートを反応させて4−アルコキシメ
チル1・3−ジオキソランとし、次いでこれを
加水分解する方法で、次の反応式で表わされ
る。 (式中R′はアルキル基等、Xはハロゲン、Mは
アルカリ金属) (2) アルコールとエピハロヒドリンよりアルキル
グリシジルエーテルに導き、これを加水分解す
ることによる方法であり、次の反応式で表わさ
れる。 (式中R′は前記に同じ、Xはハロゲン) これらの方法には次のような欠点があり、未だ
十分な方法とは言えない。 即ち(1)の方法においては、4−アルコキシメチ
ル−1・3−ジオキソランからグリセリルエーテ
ルへの加水分解はほぼ定量的に進行するが、この
ジオキソランを工業的に製造するには難点があ
り、(イ)アルコールからアルキルハライドを先づ製
造しなければならないが、不飽和結合を有するア
ルキルハライドは工業的に製造しにくい、(ロ)水酸
基を保護したグリセロール化合物(4−ヒドロキ
シメチル−1・3−ジオキソラン)は、グリセリ
ンとカルボニル化合物から酸触媒の存在下で合成
できるが、反応時間が長く、さらに脱水反応であ
るため大量の脱水剤を必要とする。(ハ)アルキルハ
ライドと4−ヒドロキシメチル−1・3−ジオキ
ソランのアルカリ金属アルコラートとの縮合反応
では、反応系に強塩基が存在するためアルキルハ
ライドの一部が脱ハロゲン化水素反応により末端
オレフインを生成し、目的とする4−アルコキシ
メチル−1・3−ジオキソランの収率を低下させ
る。 一方(2)の方法においては、最近アルコール
R′OHからハロヒドリンエーテルを単離すること
なくアルキルグリシジルエーテルを高収率で製造
する方法が開発され(例えば特開昭54−76508、
同54−141708、同54−141709、同54−141710)て
きているが、グリシジルエーテルを加水分解して
グリセリルエーテルとするには、酸触媒を用いて
水と反応させるのが最も効果的であるが、本発明
者等の検討結果によると、後述の比較例に示すよ
うに反応系が水と油の不均一系であるため均一反
応が困難となり、目的とするグリセリルエーテル
以外に、グリシジルエーテル同志が付加した重合
物が多量に副生し、グリセリルエーテルの収率を
低下させると共に品質を劣悪にすることがわかつ
た。純度の高いグリセリルエーテルを得るために
は分子蒸留等の操作が必要となり、工業的規模で
の実施の障害となる。 従来技術がこれらの欠点を有する中で、本発明
者らは、α−モノアルキルグリセリルエーテルを
高収率、高純度かつ簡便に製造する方法につき鋭
意検討中であつたが、グリシジルエーテルはアル
コールから容易に製造し得ること、及び4−アル
コキシメチル−1・3−ジオキソランの加水分解
によるα−モノアルキルグリセリルエーテルの製
造は容易であることを考慮し、原料アルコールか
ら最終生成物たるα−モノアルキルグリセリルエ
ーテルを一貫製造するためには上記2方法を結び
合わせれば良いことに思い当たつた。 上記の目的は、意外にもアルキルグリシジルエ
ーテルとカルボニル化合物をルイス酸触媒の存在
下に反応させれば、4−アルコキシメチル−1・
3−ジオキソランが高収率で得られることにより
達成されることを見出し本発明を完成した。 本発明は以下の反応式によつて表わされる。 (式中Rは炭素数8〜24の飽和又は不飽和の直鎖
又は分岐鎖の炭化素基、R1は水素又は炭化水素
基、R2は炭化水素基である) 生成する4−アルコキシメチル−1・3−ジオ
キソラン()は、α−モノアルキルグリセリル
エーテル()製造用中間体として有用であり、
この反応は以下の式で表わされる。 (式中R、R1、R2は前記に同じ) 本発明で使用されるアルキルグリシジルエーテ
ルは、炭素数8〜24の1級、2級又は3級の、直
鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和の炭化水素基を
有するものであり、具体例としては、n−オクチ
ルグリシジルエーテル、n−デシルグリシジルエ
ーテル、n−ドデシルグリシジルエーテル、n−
テトラデシルグリシジルエーテル、n−ヘキサデ
シルグリシジルエーテル、n−オクタデシルグリ
シジルエーテル、n−オクタデセニルグリシジル
エーテル(オレイルグリシジルエーテル)、ドコ
シルグリシジルエーテル等の直鎖状1級アルキル
グリシジルエーテル類:2−エチルヘキシルグリ
シジルエーテル、2−ヘキシルグリシジルエーテ
ル、2−オクチルドデシルグリシジルエーテル、
2−ヘプチルウンデシルグリシジルエーテル、2
−(1・3・3−トリメチルブチル)オクチルグ
リシジルエーテル、2−デシルテトラデシルグリ
シジルエーテル、2−ドデシルヘキサデシルグリ
シジルエーテル、2−テトラデシルオクタデシル
グリシジルエーテル、5・7・7−トリメチル−
2−(1・3・3−トリメチルブチル)オクチル
グリシジルエーテル、及び次の式()で示され
るメチル分岐イソステアリルグリシジルエーテル
等の分岐鎖1級アルキルグリシジルエーテル類: (m+n=14、ただしm=n=7を頂点とする分
布を持つ) sec−デシルグリシジルエーテル、sec−オクチル
グリシジルエーテル、sec−ドデシルグリシジル
エーテル等の2級アルキルグリシジルエーテル
類:t−オクチルグリシジルエーテル、t−ドデ
シルグリシジルエーテル等の3級アルキルグリシ
ジルエーテル類がある。 最終生成物であるα−モノアルキルグリセリル
エーテルを乳化剤として使用する場合には、出発
グリシジルエーテルはRとして炭素数12〜20の特
に18の、飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の1級
炭化水素基を有するものが適当である。 本発明で使用されるカルボニル化合物には一般
的なケトン類及びアルデヒド類が含まれる。ケト
ン類としては、脂肪酸ケトン(アセトン、メチル
エチルケトン、ジエチルケトン、メチルプロピル
ケトン、ジプロピルケトン、エチルプロピルケト
ン、メチルヘキシルケトンなど)、脂環式ケトン
(シクロブタノン、シクロペンタノン、シクロヘ
キサノン、シクロオクタノンなど)、芳香族ケト
ン(アセトフエノン、ベンゾフエノンなど)があ
り、アルデヒド類としては、脂肪族アルデヒド
(ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピ
オンアルデヒド、オクチルアルデヒドなど)、脂
環式アルデヒド(シクロペンチルアルデヒド、シ
クロヘキシルアルデヒドなど)及び芳香族アルデ
ヒド(ペンズアルデヒド、ナフチルアルデヒドな
ど)がある。後処理の容易さ等より、炭素数の少
い低級のカルボニル化合物が好ましく、特に総炭
素数が6以下のものが好ましい。 4−アルコキシメチル−1・3−ジオキソラン
()を製造するために使用されるルイス酸触媒
としては、三フツ化ホウ素エーテル錯体、三フツ
化ホウ素酢酸錯体、三フツ化ホウ素フエノール錯
体、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化
亜鉛、四塩化スズ、塩化アンチモン、四塩化チタ
ン、四塩化ケイ素、塩化第二鉄、臭化第二鉄、塩
化第二コバルト、臭化第二コバルト、塩化ジルコ
ニウム、酸化ホウ素、酸性活性アルミナ等があ
る。 アルキルグリシジルエーテルから、4−アルコ
キシメチル−1・3−ジオキソランを製造するに
は、一般的に、グリシジルエーテルと、グリシジ
ルエーテル1モルあたり1〜30モルのカルボニル
化合物とを、グリシジルエーテル1モルあたり、
0.001〜0.2モルのルイス酸触媒の存在下、0〜70
℃で反応させれば良いことがわかつた。カルボニ
ル化合物の使用量は、理論的には、グリシジルエ
ーテルと等モルでも良いが実際上は等モルより多
量用いた方法が収率も良く反応もスムーズに進行
するので、グリシジルエーテル1モル当り、2〜
15モル、特に好ましくは約7モルのカルボニル化
合物を用いれば最も効果的である。ルイス酸は触
媒量、即ち、グリシジルエーテル1モル当り
0.001〜0.3モルで十分であるが、0.01〜0.1モル使
用すれば特に好ましい。この反応は発熱反応であ
るので、ルイス酸触媒を共存させたカルボニル化
合物にグリシジルエーテルを加えていき、その間
冷却等の操作を適宜施すことによつて、60℃以
下、好ましくは20〜40℃に調節するのが良い。反
応温度が高すぎると、ルイス酸触媒による副反
応、例えばグリンジルエーテルのエポキシ結合あ
るいはエーテル結合の解裂、あるいは不飽和結合
を有するグリシジルエーテルでは、不飽和結合の
ルイス酸触媒による異性化、Wagner−Meerwein
型転移反応等が併起する恐れがあるため、反応温
度を厳密にコントロールするのが良い。反応溶媒
は無くとも反応は進行し、過剰量のカルボニル化
合物を使用して溶媒兼用とするのが最も適当であ
るが、上記の副反応を抑制したり、反応温度をコ
ントロールするために、必要に応じて使用するこ
ともできる。反応溶媒としては、本反応に悪影響
を及ぼさないものはいずれも使用できるが、炭化
水素溶媒が適当である。この炭化水素系溶媒に
は、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等
の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、シクロペンタン、シ
クロヘキサン等の脂環式炭化水素類、及びこれら
の混合物が含まれる。 上記の条件で反応を行えば、4−アルコキシメ
チル−1・3−ジオキソランは、通常約90%以上
の高収率で得られ、必要であればここで蒸留等の
手段を用いて精製することもできるが、無色、無
臭の透明な液体として得られることが多いので、
単離・精製を行うことなく、そのまま次の加水分
解反応に供することができる。 4−アルコキシムチル−1・3−ジオキソラン
の加水分解反応は、公知の如何なる方法によつて
も行うことができるが、硫酸、塩酸、硝酸、リン
酸、ベンゼンスルホン酸、酢酸等のプロトン酸触
媒を用い、水中で加熱するのが良い。酸触媒の使
用量は特に限定はないが、0.01〜2規定で十分で
あり、特に0.05〜0.5が適当である。水には、水
溶性の有機溶媒、例えばメタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等の低級アルコール、
THF、ジオキサン等を加え、50〜100℃で行うの
が好ましい。このような条件で4−アルコキシメ
チル−1・3−ジオキソランの加水分解を行え
ば、ほぼ定量的に最終目的物たるα−モノアルキ
ルグリセリルエーテルが得られる。生成するα−
モノアルキルグリセリルエーテルは、通常反応混
合物を静置することにより水層から分離するので
これを集め、さらに水中に溶解しているものを水
不溶性有機溶媒で抽出する等の方法で回収するこ
とができる。 本発明方法によれば、アルコール類より容易に
入手できるアルキルグリシジルエーテルから温和
な条件下に、高収率で4−アルコキシメチル−
1・3−ジオキソラン化合物を得ることができ、
しかもこの4−アルコキシメチル−1・3−ジオ
キソランはほぼ定量的にα−モノアルキルグリセ
リルエーテルに導くことができるので、原料アル
コールから最終目的物であるα−モノアルキルグ
リセリルエーテルが簡便にしかも収率良く製造す
ることが可能となつた。 以下に実施例をもつてさらに詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 実施例 1 (i) 還流冷却器、温度計、滴下ろうと、窒素ガス
導入管、撹拌装置を備えた500ml丸底フラスコ
に、アセトン81.2g(1.4mol)、三フツ化ホウ
素エーテル錯体2.0g(0.014mol)を仕込み、
窒素ガス通気下に撹拌した。次いで窒素ガス通
気下、滴下ろうとより、オレイルグリシジルエ
ーテル64.9g(0.2mol)を少しずつ滴下した。
グリシジルエーテルの滴下により、反応混合物
は発熱するので、冷却して20〜30℃に保ちなが
ら、約1時間を要してグリシジルエーテルを加
えた。さらに1時間そのまま撹拌を続け、反応
混合物のガスクロマトグラフよりグリシジルエ
ーテルが完全に消失した事を確認した後、反応
混合物を重炭酸ソーダの希薄水溶液中に注ぎ入
れ、酸分を中和した。エーテルを加えて撹拌し
た後、分液によりエーテル層を採取した。無水
芒硝を加えて脱水した後、溶媒を減圧蒸留によ
つて除き、無色透明の2・2−ジメチル−4−
オレイロキシメチル−1・3−ジオキソラン
68.8g(収率90%)を得た。 沸点170〜176℃(0.07mmHg) IR(液膜、cm-1) 1380、1370、1260、1215、1120、1080、
1060、850、721 NMR(CCl4溶媒、δ(TMS内部標準、以下の
実施例においてはこれに準ずる)) 5.3(三重線、J=5.0Hz−CH=CH−) 3.3〜4.4(多重線、R CH2O CH2
【式】) (ii) 撹拌器、温度計、還流冷却器を備えた容量1
の反応器に、(i)で得られた2・2−ジメチル
−4−オレイロキシメチル−1・3−ジオキソ
ラン68.8g(0.18mol)を仕込み、これにエタ
ノール200mlおよび0.1N硫酸200mlを加えた。
混合物を撹拌しながら80〜85℃で加熱還流し、
約10時間後にガスクロマトグラフによつて1・
3−ジオキソラン化合物の加水分解が完全に行
なわれていることを認めた。放冷後静置し、油
層と水層に分離した。水層をエーテルで抽出
し、先の油層と併わせて、重炭酸ソーダ水溶液
を加えて残存する酸を中和した。有機層を分取
後、減圧下で溶媒を留去し、さらに100℃/0.1
mmHgで3時間加熱乾燥した。このようにして
無色透明液体のα−モノオレイルグリセリルエ
ーテル60.3g(収率98%)を得た。 IR(液膜、cm-1):3400、1050〜1140 このスペクトルは、文献(Biochemistry
第5巻、618〜625頁(1966))記載のものと
一致した。 NMR(CCl4溶液、δ) 3.2〜3.8(多重線、
【式】) 酸価:0.07(理論価0) ケン化価:0.09(理論値0) 水酸基価:318(理論値328) ヨウ素価:70(理論値74) 比較例 1 (i) 温度計、撹拌器、滴下ろうと及びデイーンス
タータトラツプを備えた容量2の反応容器
に、4−ヒドロキシメチル−2・2−ジメチル
−1・3−ジオキソラン317g(2.4モル)、キ
シレン600ml、93%水酸化ナトリウム120g
(NaOHとして2.8モル)及び水150gを仕込
み、撹拌しながら130〜140℃で加熱還流した。
留出する水/キシレン混合物から、デイーンス
タークトラツプ中で水を分離して反応系外に除
き、キシレンを反応系に戻した。約6時間の加
熱還流の後、水の留出が認められなくなつた時
点で滴下ろうとよりオレイルクロライド57.2g
(0.2モル)を約10分を要して滴下した。滴下終
了後、反応混合物をさらに6時間130〜140℃で
加熱還流して反応を完結させた。冷却後、反応
容器中に沈殿した塩化ナトリウムをろ別により
除去し、黒赤色の油状物を得た。減圧下に溶媒
を留去し、次いで減圧蒸留した。先づ沸点150
〜160℃(2〜3mmHg)の留分2.5gを得た。
このものはそのIR(液膜)より、3070、
3000、1630、990、905cm-1に末端オレフインに
由来する吸収を示すことから、α−オレフイン
であると決定した。α−オレフインとして約5
%生成したことになる。次いで沸点160〜174℃
(0.07mgHg)の留分62.7g(収率82%)を得
た。このものは実施例1で得た2・2−ジメチ
ル−4−オレイロキシメチル−1・3−ジオキ
ソランとIR、NMRスペクトルが一致した。 (ii) 次いで実施例1の(ii)の方法に従つて加水分解
を行うことにより、α−モノオレイルグリセリ
ルエーテル55g(収率98%)を得た。このもの
は、実施例1で得たものとIR、NMRスペクト
ルが同じであり、酸価、ケン化価、水酸基価、
ヨウ素価も同様な値を示した。 実施例 2 (i) 実施例1におけるオレイルグリシジルエーテ
ルをステアリルグリシジルエーテルに代える以
外は実施例1と同様に反応させ、2・2−ジメ
チル−4−ステアロキシメチル−1、3−ジオ
キソラン69.2g(収率90%)を得た。 沸点178〜182℃(0.07mmHg) IR(液膜、cm-1):1380、1370、1255、1215、
1110、1050、850 NMR(CCl4溶媒、δ) 3.3〜4.4(多重線、
【式】) 1.34 1.40(共に単一線
【式】) (ii) 次いで、実施例1の(ii)と同様に加水分解を行
い、α−モノステアリルグリセリルエーテル
60.7g(収率98%)を得た。 融点 70〜71℃(文献値71〜71.5℃、Journal
of Orgamic Chemistry第29巻、3055〜3057
頁、1964年) 実施例 3 (i) 実施例1におけるオレイルグリシジルエーテ
ルを、イソステアリルグリシジルエーテル
〔5・7・7−トリメチル−2−(1・3・3−
トリメチルブチル)オクチルグリジシルエーテ
ル〕(参考例1参照)に代える以外は、実施例
1と同様に反応させて、4−(5・7・7−ト
リメチル−2−(1・3・3−トリメチルブチ
ル)オクチロキシメチル)−2・2−ジメチル
−1・3−ジオキソラン69.2g(収率90%)を
得た。 沸点 128〜135℃(0.09mmHg) IR(液膜、cm-1):1370、1360、1240、1200、
1140、1100、1045、840 NMR(CCl4、δ) 3.2〜4.3(多重線、
【式】) 1.28 1.33(共に単一線
【式】) (ii) 得られた1・3−ジオキソラン化合物を、実
施例1の(ii)と同様に加水分解して無色透明のα
−モノ−(5・7・7−トリメチル−2−(1・
3・3−トリメチルブチル)オクチル)グリセ
リルエーテル61g(収率約98%)を得た。 IR(液膜、cm-1):3400、1105、1040 NMR(CCl4、δ): 3.2〜3.8(多重線、
【式】) 酸 価:0.05(理論値0) ケン化価:0.20( 〃 ) 水酸基価:320(理論値326) ヨウ素価:0.03(理論値0) 参考例 1 還流冷却器、温度計、滴下ろうと、撹拌装置を
備えた1の丸底フラスコに、50%水酸化ナトリ
ウム水溶液120g(水酸化ナトリウム純分として
60g(1.5モル))、イソステアリルアルコール
〔5・7・7−トリメチル−2−(1・3・3−ト
リメチルブチル)オクタノール〕68g(0.25モ
ル)、n−ヘキサン200ml、ステアリルトリメチル
アンモニウムクロライド2.51g(0.0075モル)を
この順に加えた。反応混合物を水浴中で反応温度
25℃に保ち、撹拌速度400r.p.m.にて激しくかき
まぜながら滴下ろうとよりエピクロルヒドリン93
g(1モル)を滴下した。約1.5時間を要してエ
ピクロルヒドリンを滴下した後、反応混合物の温
度を50℃に昇温せしめ、この温度で約8時間撹拌
を続けた。反応終了後、常法により処理して、イ
ソステアリルグリシジルエーテル(5・7・7−
トリメチル−2−(1・3・3−トリメチルブチ
ル)−オクチルグリシジルエーテル)、67.9g(収
率83%)を得た。 沸点 117〜121℃(0.12mmHg) IR(液膜、cm-1):3050、3000、1250、1100、
910、840 NMR(CCl4、δ) 2.3〜3.8(多重線、
【式】) 実施例 4 (i) 実施例1におけるオレイルグリシジルエーテ
ルに代えて、イソステアリルグリシジルエーテ
ル(2−ヘプチルウンデシルグリシジルエーテ
ル、参考例2参照)に代える以外は、実施例1
と同様に反応させ、4−(2−ヘプチルウンデ
シロキシメチル)−2・2−ジメチル−1・3
−ジオキソラン68.2g(収率90%)を得た。 沸点 145〜148℃(0.03mmHg) IR(液膜、cm-1):1375、1365、1250、1210、
1140、1105、1050、840 NMR(CCl4δ): 3.2〜4.3(多重線、
【式】) 1.30 1.35(共に単一線
【式】) (ii) 得られた1・3−ジオキソラン化合物を、実
施例1の方法に従つて加水分解し、無色透明な
液状のα−モノ(2−ヘプチルウンデシル)グ
リセリルエーテル60g(収率約97%)を得た。 IR(液膜、cm-1):3400、1110、1040 NMR(CCl4、δ) 3.2〜4.0(多重線、
【式】) 酸 価:0.03(理論値0) ケン化価:0.15( 〃 ) 水酸基価:330(理論値326) ヨウ素価:0.01(理論値0) 参考例 2 参考例1において、5・7・7−トリメチル−
2−(1・3・3−トリメチルブチル)オクタノ
ールに代えて、2−ヘプチルウンデカノールを用
い、他の条件は参考例1と同様に反応させ、2−
ヘプチルウンデシルグリシジルエーテル65g(収
率80%)を得た。 IR(液膜、cm-1):3050、3000、1250、1105、
910、850 NMR(CCl4、δ): 2.3〜3.7(多重線、
【式】) 実施例 5 (i) 実施例1においてオレイルグリシジルエーテ
ルを、モノメチル分岐イソステアリルグリシジ
ルエーテル: (式中m+n=14でm=n=7を頂点とする分
布をもつ。参考例3で製造)に代えて、他の条
件は実施例1と同様に反応させ、4−モノメチ
ル分岐イソステアロキシメチル−2・2−ジメ
チル−1・3−ジオキソラン68g(収率88%)
を得た。 沸点 173〜195℃(0.40mmHg) IR(液膜、cm-1):1200〜1260、1050〜1120 NMR(CCl4、δ) 3.1〜4.2(多重線、
【式】) (ii) 得られた1・3−ジオキソラン化合物を、実
施例1の(ii)の方法に従つて加水分解し、無色透
明液状のα−モノ(モノメチル分岐イソステア
リル)グリセリルエーテル60g(収率97%)を
得た。 IR(液膜、cm-1):3400、1100、1040 NMR(CCl4、δ): 3.2〜3.8(多重線、
【式】) 酸 価:0.08(理論値0) ケン化価:0.36( 〃 ) 水酸基価:314(理論値326) ヨウ素価:0.01(理論値0) 比較例 3 撹拌器、温度計、還流冷却器及び滴下ろうとを
備えた容量3の反応容器に、モノメチル分岐イ
ソステアリルグリシジルエーテル(実施例5にお
いて使用したものに同じ)140g、及びジエチレ
ングリコールジメチルエーテル400mlを仕込ん
だ。これを撹拌しながら、0.5規定硫酸800mlを滴
下ろうとより滴下した。滴下終了後、100〜110℃
に加熱し、この温度で約8時間加熱撹拌を継続し
た。ガスクロマトグラフからグリシジルエーテル
は完全に消失していることが認められた。反応生
成物を冷却し、静置して油層と水層とに分液し
た。水層をエーテルで抽出し先に得た油層と併せ
て、重炭酸ナトリウムを加えて残存する酸を中和
した。油層を分取し、減圧下に溶媒を留去した
後、さらに100℃/0.1mmHgにて加熱乾燥を3時
間行なつた。無色透明の液体120gが得られた。
このもののIR、NMRは実施例5で得られたα−
モノ(モノメチル分岐イソステアリル)グリセリ
ルエーテルのそれと類似しているが、水酸基価は
200(理論値326)であり、グリシジルエーテル同
志の付加重合物が多重に副生していることがわか
つた。 参考例 3 参考例1において、5・7・7−トリメチル−
2−(1・3・3−トリメチルブチル)オクタノ
ールに代えて、モノメチル分岐イソステアリルア
ルコール(
【式】m+ n=14であり、m=n=7を頂点とする分布を持
つ。参考例4により製造)を用い、他は参考例1
と同様に反応させて、モノメチル分岐イソステア
リルグリシジルエーテル68g(収率83%)を得
た。 沸点 142〜175℃(0.08mmHg) IR(液膜、cm-1):3050、3000、1250、1100、
920、845 NMR(CCI4、8): 2.3〜3.7(多重線、
【式】 参考例 4 20オートクレーブに、イソステアリン酸イソ
プロピルエステル〔エメリー(Emery)2310イ
ソステアリン酸イソプロピルエステル、米国エメ
リー社より市販されている〕4770g及び銅クロム
触媒(日揮製)239gを仕込む。つぎに、150Kg/
cm2の圧力にて水素ガスを充填せしめ、次いで反応
混合物を275℃に加熱昇温させる。150Kg/cm2/275
℃で約7時間水素添加した後、反応生成物を冷却
して、触媒残渣をろ別により除き、粗生成物3500
gを得た。粗生成物を減圧蒸留することにより、
80〜167℃/0.6mmHgの留分として、無色透明の
イソステアリルアルコール3300gを得た。得られ
たイソステアリルアルコール(モノメチル分岐イ
ソステアリルアルコール)は、酸価0.05、ケン化
価5.5、水酸基価181.4を示した。IR(液膜)にお
いては3340、1055cm-1に、NMR(CCl4溶媒)に
おいてはδ3.50(ブロード三重線、−CH2−OH)
にそれぞれ吸収を示した。このアルコールの主成
分は、そのガスクロマトグラフからアルキル基の
合計炭素数が18(式におけるmとnの和が14)
であるものが約75%を占め、残りの成分は、合計
炭素数14、16のものであり、分岐メチル基はいず
れもアルキル主鎖の中央部付近に位置するものの
混合物であることがわかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(): (式中Rは炭素数8〜24の飽和又は不飽和の直鎖
    又は分岐鎖の炭化水素基である) で表わされるアルキルグリシジルエーテルとカル
    ボニル化合物をルイス酸触媒の存在下に反応させ
    ることを特徴とする式(): (式中Rは前記に同じ、R1は水素又は炭化水素
    基、R2は炭化水素基を示す) で表わされる4−アルコキシメチル−1・3−ジ
    オキソランを製造する方法。 2 カルボニル化合物が総炭素数6以下のもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 式中のRが炭素数12〜20の直鎖又は分岐鎖
    の、飽和又は不飽和の第1級炭化水素基である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 4 式(): (式中Rは炭素数8〜24の飽和又は不飽和の直鎖
    又は分岐鎖の炭化水素基である) で表わされるアルキルグリシジルエーテルとカル
    ボニル化合物をルイス酸触媒の存在下に反応させ
    て式(): (式中Rは前記に同じ、R1は水素又は炭化水素
    基、R2は炭化水素基を示す) で表わされる4−アルコキシメチル−1・3−ジ
    オキソランに導き、次いでこれを加水分解するこ
    とを特徴とする式(): (式中Rは前記に同じ) で表わされるα−モノアルキルグリセリルエーテ
    ルを製造する方法。 5 加水分解をブロトン酸触媒の存在下に行う特
    許請求の範囲第4項記載の方法。 6 加水分解を水に水溶性有機溶媒を加えたもの
    を用いて行う特許請求の範囲第4項記載の方法。
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