JPH0774520B2 - 屋根瓦 - Google Patents
屋根瓦Info
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- JPH0774520B2 JPH0774520B2 JP529088A JP529088A JPH0774520B2 JP H0774520 B2 JPH0774520 B2 JP H0774520B2 JP 529088 A JP529088 A JP 529088A JP 529088 A JP529088 A JP 529088A JP H0774520 B2 JPH0774520 B2 JP H0774520B2
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は強風雨発生時の雨水の屋根瓦の重合個所から内
部の浸入を防止せしめると共に、軽量化を図らしめ、更
に雪止めせしめる様にせしめた屋根瓦に関するものであ
る。
部の浸入を防止せしめると共に、軽量化を図らしめ、更
に雪止めせしめる様にせしめた屋根瓦に関するものであ
る。
従来の技術 従来、屋根瓦にあって、特に桟瓦の防水対策に関しては
桟瓦の尻側や差込側に種々の形状の水返しを設けせしめ
ているも、しかしながら、かかる方法では桟瓦の重合部
分から浸入した雨水等をそれ以上奥に浸入せしめないよ
うにするために設けたものであって、事実上水返し部分
までは雨等の侵入を許容するものであった。
桟瓦の尻側や差込側に種々の形状の水返しを設けせしめ
ているも、しかしながら、かかる方法では桟瓦の重合部
分から浸入した雨水等をそれ以上奥に浸入せしめないよ
うにするために設けたものであって、事実上水返し部分
までは雨等の侵入を許容するものであった。
これは、桟瓦の重ね合わせ部分から雨水の侵入を防止す
る手段がなく、上部の桟瓦から下部の桟瓦に流れ落ちた
雨水がハネ上がって重ね合わせ部の隙間から入り込むた
めであり、よって大雨や梅雨などの長雨の場合には、水
返し部分まで侵入する雨水の量が多くなり、毛管現象な
どによって水返し部分を越えて雨水等が侵入し、雨漏り
が生じる原因となっていた。
る手段がなく、上部の桟瓦から下部の桟瓦に流れ落ちた
雨水がハネ上がって重ね合わせ部の隙間から入り込むた
めであり、よって大雨や梅雨などの長雨の場合には、水
返し部分まで侵入する雨水の量が多くなり、毛管現象な
どによって水返し部分を越えて雨水等が侵入し、雨漏り
が生じる原因となっていた。
このことは、特に緩勾配〔4.5/10(4寸5分)以下〕の
屋根においては比較的生じ易く、また、台風などの場合
には瓦が浮き上がって隙間部分から雨が吹き込むことに
より、多く発生する欠点を有している。
屋根においては比較的生じ易く、また、台風などの場合
には瓦が浮き上がって隙間部分から雨が吹き込むことに
より、多く発生する欠点を有している。
又、雨水の浸入対策として水返し等を設ける必要上、必
然的に屋根瓦の重量が増加し、屋根重量が増大するため
の建物自体に加わる負担が著しく、柱等の骨格構造に歪
みを生ぜしめる欠点を有している。
然的に屋根瓦の重量が増加し、屋根重量が増大するため
の建物自体に加わる負担が著しく、柱等の骨格構造に歪
みを生ぜしめる欠点を有している。
又、従来の雪止瓦は瓦屋根の一部分に使用しているため
部分的に雪の荷重が集中して雪止瓦が破損してしまうこ
とがあり、ひいては偏荷重により建物自体に加わる負担
が著しくなるため瓦屋根を傷める欠点を有していた。
部分的に雪の荷重が集中して雪止瓦が破損してしまうこ
とがあり、ひいては偏荷重により建物自体に加わる負担
が著しくなるため瓦屋根を傷める欠点を有していた。
発明が解決しようとする問題点 本発明は強風雨時の雨水の逆流による屋根内への浸入を
葺設時に露出する頭側以外の3辺の周囲に一連に段差を
形成せしめて重合部以外でもって防止せしめると共に、
軽量化を図らしめ、重合部内に浸入する雨水を著しく低
減せしめることにより、重合部内の水返しよる防水効果
を向上させると共に、屋根瓦によって雪止めする様にし
た屋根瓦を提供せんとするものである。
葺設時に露出する頭側以外の3辺の周囲に一連に段差を
形成せしめて重合部以外でもって防止せしめると共に、
軽量化を図らしめ、重合部内に浸入する雨水を著しく低
減せしめることにより、重合部内の水返しよる防水効果
を向上させると共に、屋根瓦によって雪止めする様にし
た屋根瓦を提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明はかかる点に鑑み、瓦本体の表面の尻側及び差込
側の端縁部に連続した突壁を有する屋根瓦において、葺
設時における露出部分であって、桟側、尻側、差込側の
内方位置に流水面を下方に形成する様に連続した段差を
形成すると共に、差込側の突壁と差込側の段差との間に
陥没溝を刻設し、該陥没溝と水返し溝によって段差を有
する側壁を形成し、該側壁における尻側と差込側との周
面を当接面と成し、該当接面と当接する当接突条を瓦本
体の裏面の桟側及び頭側の端部又は該端部内方位置に形
成したもの、又尻側の段差と尻側の突壁との間に水返し
溝を刻設すると共に、差込側の突壁と差込側の段差との
間に陥没溝を刻設し、該陥没溝と水返し溝によって段差
を有する側壁を形成し、該側壁における尻側と差込側と
の周面を当接面と成し、該当接面と当接する当接突条を
瓦本体の裏面の桟側及び頭側の端部又は該端部内方位置
に形成し、又谷部の頭側裏面に設けている尻側の突壁と
の重合個所の嵌合部に対応する谷部の頭側表面中央位置
に平面視略三角状の中央突状部を位置させ、該中央突状
部の底辺を頭側に指向させ、かかる底辺を表面に一致さ
せて連続させると共に、他の2辺である斜辺を表面より
段部を介して高くして、中央突状部の上面を頭側へ向か
って適宜下方傾斜させ、かかる中央突状部における斜辺
の右上と左上には、平面視略三角状の右方突状部と左方
突状部を夫々位置させ、該右方および左方突状部の底辺
を尻側に指向させ、かかる底辺を表面より段部を介して
高くすると共に、他の2辺である斜辺は表面より段部を
介して高くし、且つこの段部は尻側を高くし、頭側にし
たがって低くし、右方および左方突状部の頂部を表面に
位置させ、中央突状部の斜辺と右方および左方突状部の
斜辺との間に平面視ハの字状の溝部が形成され、又桟部
稜線に平面視略三角状の桟突状部を位置させ、該桟突状
部の底辺を頭側に指向させ、かかる底辺を表面に一致さ
せて連続させると共に、他の2辺である斜辺を表面より
段部を介して高くして、桟突状部の上面を頭側へ向かっ
て適宜下方傾斜させた屋根瓦を提供して上記欠点を解消
せんとするものである。
側の端縁部に連続した突壁を有する屋根瓦において、葺
設時における露出部分であって、桟側、尻側、差込側の
内方位置に流水面を下方に形成する様に連続した段差を
形成すると共に、差込側の突壁と差込側の段差との間に
陥没溝を刻設し、該陥没溝と水返し溝によって段差を有
する側壁を形成し、該側壁における尻側と差込側との周
面を当接面と成し、該当接面と当接する当接突条を瓦本
体の裏面の桟側及び頭側の端部又は該端部内方位置に形
成したもの、又尻側の段差と尻側の突壁との間に水返し
溝を刻設すると共に、差込側の突壁と差込側の段差との
間に陥没溝を刻設し、該陥没溝と水返し溝によって段差
を有する側壁を形成し、該側壁における尻側と差込側と
の周面を当接面と成し、該当接面と当接する当接突条を
瓦本体の裏面の桟側及び頭側の端部又は該端部内方位置
に形成し、又谷部の頭側裏面に設けている尻側の突壁と
の重合個所の嵌合部に対応する谷部の頭側表面中央位置
に平面視略三角状の中央突状部を位置させ、該中央突状
部の底辺を頭側に指向させ、かかる底辺を表面に一致さ
せて連続させると共に、他の2辺である斜辺を表面より
段部を介して高くして、中央突状部の上面を頭側へ向か
って適宜下方傾斜させ、かかる中央突状部における斜辺
の右上と左上には、平面視略三角状の右方突状部と左方
突状部を夫々位置させ、該右方および左方突状部の底辺
を尻側に指向させ、かかる底辺を表面より段部を介して
高くすると共に、他の2辺である斜辺は表面より段部を
介して高くし、且つこの段部は尻側を高くし、頭側にし
たがって低くし、右方および左方突状部の頂部を表面に
位置させ、中央突状部の斜辺と右方および左方突状部の
斜辺との間に平面視ハの字状の溝部が形成され、又桟部
稜線に平面視略三角状の桟突状部を位置させ、該桟突状
部の底辺を頭側に指向させ、かかる底辺を表面に一致さ
せて連続させると共に、他の2辺である斜辺を表面より
段部を介して高くして、桟突状部の上面を頭側へ向かっ
て適宜下方傾斜させた屋根瓦を提供して上記欠点を解消
せんとするものである。
作用 本発明にあっては、流水面を下方に成らしめる段差を形
成することにより、軽量化を図らしめると共に、前記段
差により逆流する雨水或いは頭側より流れてきた雨水の
ハネ返りによる侵入を防止すると共に、桟側の側部から
雨水が流れ落ちないようにせしめるのであり、又差込側
の重合個所にあっては、かかる重合個所内へ浸入する桟
側である横方向からの雨水の流れ方向に対して、先ず下
方の瓦本体の側壁、次に上方の瓦本体の当接突条、次に
下方の瓦本体の突堤、次に下方の瓦本体の突壁を順次経
由する上下方向のジグザグ状の屈曲経路を形成せしめる
のである。
成することにより、軽量化を図らしめると共に、前記段
差により逆流する雨水或いは頭側より流れてきた雨水の
ハネ返りによる侵入を防止すると共に、桟側の側部から
雨水が流れ落ちないようにせしめるのであり、又差込側
の重合個所にあっては、かかる重合個所内へ浸入する桟
側である横方向からの雨水の流れ方向に対して、先ず下
方の瓦本体の側壁、次に上方の瓦本体の当接突条、次に
下方の瓦本体の突堤、次に下方の瓦本体の突壁を順次経
由する上下方向のジグザグ状の屈曲経路を形成せしめる
のである。
又、差込側及び尻側の壁面と、桟側び頭側の係合部を夫
々係合させて確実に葺設することが出来、又瓦本体の突
状部により一定量の雪を係止せしめると共に、溝部によ
り雨水を左右に振り分けせしめるのである。
々係合させて確実に葺設することが出来、又瓦本体の突
状部により一定量の雪を係止せしめると共に、溝部によ
り雨水を左右に振り分けせしめるのである。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は屋根瓦の瓦本体であって、桟側2の一側端部に断面
略円弧状にして桟部3を膨出形成せしめると共に、該桟
部3から他側端の差込側4へ連続して波状の谷部5を形
成せしめ、該谷部5は桟部3に比し広く形成せしめてい
る。
略円弧状にして桟部3を膨出形成せしめると共に、該桟
部3から他側端の差込側4へ連続して波状の谷部5を形
成せしめ、該谷部5は桟部3に比し広く形成せしめてい
る。
6は瓦本体1表面7の尻側8の端縁部より差込側4の端
縁部に渉って連続して突出形成せしめている突壁であ
る。
縁部に渉って連続して突出形成せしめている突壁であ
る。
9は段差であり、該段差9は桟側2、尻側8、差込側4
の内方位置にして且つ瓦本体1の重合個所以外の露出部
分10に連続して形成せしめて下方へ流水面11を形成する
様、尻側8、差込側4に連続した段差9を形成してい
る。
の内方位置にして且つ瓦本体1の重合個所以外の露出部
分10に連続して形成せしめて下方へ流水面11を形成する
様、尻側8、差込側4に連続した段差9を形成してい
る。
又、尻側8の段差9と尻側8の突壁6との間の重合個所
内の表面7に水返し14を形成するための水返し溝14aを
刻設すると共に、差込側4における段差9と差込側4と
の間の重合個所内の表面7に、突壁6に沿って基端を尻
側8の突壁6の近傍位置にして且つ、終端を頭側16の切
込み17まで一定深さにて陥没溝15を形成している。
内の表面7に水返し14を形成するための水返し溝14aを
刻設すると共に、差込側4における段差9と差込側4と
の間の重合個所内の表面7に、突壁6に沿って基端を尻
側8の突壁6の近傍位置にして且つ、終端を頭側16の切
込み17まで一定深さにて陥没溝15を形成している。
そして、水返し溝14aと陥没溝15によって段差9を有す
る側壁12が尻側8と差込側4にわたって連続形成され、
かかる側壁における尻側8と差込側4の周面を当接面13
と成している。
る側壁12が尻側8と差込側4にわたって連続形成され、
かかる側壁における尻側8と差込側4の周面を当接面13
と成している。
18、18aは陥没溝15内に雨水の流水方向に対して直線状
に設ける2個の突堤であり、該突堤18、18aは差込側4
の突壁6の前方にして、且つ後述する当接突条19と干渉
しない陥没溝15の底部から突出高さを、前記突壁6より
低くすると共に、平行と成して突出形成し、さらに突堤
18、18aと突壁6間の陥没溝15内に溜まる雨水を排出さ
せる排出口35、35aを形成している。
に設ける2個の突堤であり、該突堤18、18aは差込側4
の突壁6の前方にして、且つ後述する当接突条19と干渉
しない陥没溝15の底部から突出高さを、前記突壁6より
低くすると共に、平行と成して突出形成し、さらに突堤
18、18aと突壁6間の陥没溝15内に溜まる雨水を排出さ
せる排出口35、35aを形成している。
19は尻側8、差込側4の側壁12の当接面13に当接させる
当接突条であり、該当接突条19は瓦本体1裏面20の頭側
16、桟側2の端部に渉って突出形成せしめている。
当接突条であり、該当接突条19は瓦本体1裏面20の頭側
16、桟側2の端部に渉って突出形成せしめている。
尚、当接突条19は第5図にて桟側12の端部に形成せしめ
たものを示したが、第6図、第7図のように当接突条19
を端部より内方に位置をずらして形成しても良い。
たものを示したが、第6図、第7図のように当接突条19
を端部より内方に位置をずらして形成しても良い。
つまり、図に示す如く当接突条19が壁面13に当接し、且
つ桟側2の端部が段差9の直上に位置することとなり、
水返し溝14aと陥没溝15内に雨水が入り込まないように
したものである。
つ桟側2の端部が段差9の直上に位置することとなり、
水返し溝14aと陥没溝15内に雨水が入り込まないように
したものである。
21は谷部5の頭側16裏面20に設ける嵌合部であり、該嵌
合部21は尻側8の突壁6との重合個所に対応する位置に
刻設形成せしめている。
合部21は尻側8の突壁6との重合個所に対応する位置に
刻設形成せしめている。
22は尻側8裏面20に形成せしめた一体の引掛けであり、
23は瓦を載置せしめる桟木(図示せず)に当接する為の
引掛け22に対して直角面を形成した平坦部である。
23は瓦を載置せしめる桟木(図示せず)に当接する為の
引掛け22に対して直角面を形成した平坦部である。
尚、24、24aは頭側16の裏面20に突設せしめる突部であ
り、25は瓦本体1尻側8の桟部3に垂直に設けた切込み
である。
り、25は瓦本体1尻側8の桟部3に垂直に設けた切込み
である。
次に第3図に図示する実施例について説明すると、 瓦本体1の嵌合部21に対応する谷部5の頭側16表面7
に、中央位置に平面視略三角状の中央突状部26aを位置
させ、該中央突状部26aの底辺を頭側16に指向させ、か
かる底辺を表面7に一致させて連続させると共に、他の
2辺である斜辺を表面7より段部を介して高くして、突
状部26aの上面を頭側16へ向かって適宜下方傾斜させて
いる。
に、中央位置に平面視略三角状の中央突状部26aを位置
させ、該中央突状部26aの底辺を頭側16に指向させ、か
かる底辺を表面7に一致させて連続させると共に、他の
2辺である斜辺を表面7より段部を介して高くして、突
状部26aの上面を頭側16へ向かって適宜下方傾斜させて
いる。
又、中央突状部26aにおける斜辺の右上と左上には、平
面視略三角状の右方突状部26、左方突状部26bを夫々位
置させ、かかる右方および左方突状部26、26aの底辺を
尻側8に指向させ、かかる底辺を表面7より段部を介し
て高くすると共に、他の2辺である斜辺は表面7より段
部を介して高くし、且つこの段部は尻側8を高くし、頭
側16にしたがって低くし、右方および左方突状部26、26
bの頂部を表面7に位置させている。
面視略三角状の右方突状部26、左方突状部26bを夫々位
置させ、かかる右方および左方突状部26、26aの底辺を
尻側8に指向させ、かかる底辺を表面7より段部を介し
て高くすると共に、他の2辺である斜辺は表面7より段
部を介して高くし、且つこの段部は尻側8を高くし、頭
側16にしたがって低くし、右方および左方突状部26、26
bの頂部を表面7に位置させている。
そして、中央突状部26aの斜辺と右方および左方突状部2
6、26bの斜辺との間に平面視ハの字状の溝27、27aが形
成される。
6、26bの斜辺との間に平面視ハの字状の溝27、27aが形
成される。
又、桟部3の稜線上に平面視略三角状の桟突状部26cを
位置させ、該桟突状部26cの底辺を頭側16に指向させ、
かかる底辺を表面7に一致させて連続させると共に、他
の2辺である斜辺を表面7より段部を介して高くして、
桟突状部26cの上面を頭側16へ向かって適宜下方傾斜さ
せている。
位置させ、該桟突状部26cの底辺を頭側16に指向させ、
かかる底辺を表面7に一致させて連続させると共に、他
の2辺である斜辺を表面7より段部を介して高くして、
桟突状部26cの上面を頭側16へ向かって適宜下方傾斜さ
せている。
尚、28は陥没溝15に雨水を流入する排出する排出溝であ
り、29は尻側8の突壁6の前方位置に設けしめる水返し
である。
り、29は尻側8の突壁6の前方位置に設けしめる水返し
である。
次に本発明にかかる屋根瓦の作用について説明すると、 本発明にあっては、流水面11を下方に成らしめる段差9
を形成することにより、軽量化を図らしめると共に、前
記段差9により逆流する雨水或いは頭側16より流れてき
た雨水のハネ返りによる侵入を防止すると共に、桟側2
の側部から雨水が流れ落ちないようにせしめるのであ
り、又差込側4の重合個所にあっては、かかる重合個所
内へ浸入する桟側2である横方向からの雨水の流れ方向
に対して、先ず下方の瓦本体1の側壁12、次に上方の瓦
本体1の当接突条19、次に下方の瓦本体1の突堤18、18
a、次に下方の瓦本体1の突壁6を順次経由する上下方
向のジグザグ状の屈曲経路を形成せしめるのである。
を形成することにより、軽量化を図らしめると共に、前
記段差9により逆流する雨水或いは頭側16より流れてき
た雨水のハネ返りによる侵入を防止すると共に、桟側2
の側部から雨水が流れ落ちないようにせしめるのであ
り、又差込側4の重合個所にあっては、かかる重合個所
内へ浸入する桟側2である横方向からの雨水の流れ方向
に対して、先ず下方の瓦本体1の側壁12、次に上方の瓦
本体1の当接突条19、次に下方の瓦本体1の突堤18、18
a、次に下方の瓦本体1の突壁6を順次経由する上下方
向のジグザグ状の屈曲経路を形成せしめるのである。
又、差込側4及び尻側8の当接面13と、桟側2及び頭側
16の当接突条19を夫々当接させて確実に葺設することが
出来るのである。
16の当接突条19を夫々当接させて確実に葺設することが
出来るのである。
又、瓦本体1の中央突状部26a、右方および左方突状部2
6、26b、桟突状部26cにより一定量の雪を係止せしめる
と共に、溝部27、27aにより雨水を左右に振り分けせし
めるのである。
6、26b、桟突状部26cにより一定量の雪を係止せしめる
と共に、溝部27、27aにより雨水を左右に振り分けせし
めるのである。
要するに本発明は、瓦本体1の表面7の尻側8及び差込
側4の端縁部に連続した突壁6を有する屋根瓦におい
て、葺設時における露出部分10であって、桟側2、尻側
8、差込側4の内方位置に流水面11を下方に形成する様
に連続した段差9を形成すると共に、尻側8の段差9と
尻側8の突壁6との間に水返し溝14aを刻設すると共
に、差込側4の突壁6と差込側4の段差9との間に陥没
溝15を刻設し、該陥没溝15と水返し溝14aによって段差
9を有する側壁12を形成し、該側壁12における尻側8と
差込側4との周面を当接面13と成し、該当接面13と当接
する当接突条19を瓦本体1の裏面20の桟側2及び頭側16
の端部又は該端部内方位置に形成したので、差込側4及
び尻側8に設けた段差9によって、雨水を重ね合わせ部
分の隙間からの侵入するのを防止し、更に桟側2の側端
部にも段差9を設けたことにより、雨水の浸入を防止出
来るため、その下方の重合する瓦本体1の当接面13側や
段差9には桟側2の側方から雨水が流れ込まないのであ
る。
側4の端縁部に連続した突壁6を有する屋根瓦におい
て、葺設時における露出部分10であって、桟側2、尻側
8、差込側4の内方位置に流水面11を下方に形成する様
に連続した段差9を形成すると共に、尻側8の段差9と
尻側8の突壁6との間に水返し溝14aを刻設すると共
に、差込側4の突壁6と差込側4の段差9との間に陥没
溝15を刻設し、該陥没溝15と水返し溝14aによって段差
9を有する側壁12を形成し、該側壁12における尻側8と
差込側4との周面を当接面13と成し、該当接面13と当接
する当接突条19を瓦本体1の裏面20の桟側2及び頭側16
の端部又は該端部内方位置に形成したので、差込側4及
び尻側8に設けた段差9によって、雨水を重ね合わせ部
分の隙間からの侵入するのを防止し、更に桟側2の側端
部にも段差9を設けたことにより、雨水の浸入を防止出
来るため、その下方の重合する瓦本体1の当接面13側や
段差9には桟側2の側方から雨水が流れ込まないのであ
る。
又、瓦本体1を葺設せしめて重合部を下方より視認する
場合にあっても尻側8の段差9と頭側16の端部の厚みと
により、見た目の重厚さが損なわれないのである。
場合にあっても尻側8の段差9と頭側16の端部の厚みと
により、見た目の重厚さが損なわれないのである。
又、差込側4及び尻側8の当接面13と、桟側2及び頭側
16裏面20の当接突条19を夫々当接させて葺設するように
しているため、台風等の強風時においても下方並びに左
右方向のずれを確実に防止できるのである。
16裏面20の当接突条19を夫々当接させて葺設するように
しているため、台風等の強風時においても下方並びに左
右方向のずれを確実に防止できるのである。
又、谷部5の頭側16裏面20に設けている尻側8の突壁6
との重合個所の嵌合部21に対応する谷部5の頭側16表面
7中央位置に平面視略三角状の中央突状部26aを位置さ
せ、該中央突状部26aの底辺を頭側16に指向させ、かか
る底辺を表面7に一致させて連続させると共に、他の2
辺である斜辺を表面7より段部を介して高くして、中央
突状部26aの上面を頭側16へ向かって適宜下方傾斜さ
せ、かかる中央突状部26aにおける斜辺の右上と左上に
は、平面視略三角状の右方突状部26と左方突状部26bを
夫々位置させ、該右方および左方突状部26、26aの底辺
を尻側8に指向させ、かかる底辺を表面7より段部を介
して高くすると共に、他の2辺である斜辺は表面7より
段部を介して高くし、且つこの段部は尻側8を高くし、
頭側16にしたがって低くし、右方および左方突状部26、
26bの頂部を表面7に位置させ、中央突状部26aの斜辺と
右方および左方突状部26、26bの斜辺との間に平面視ハ
の字状の溝部27、27aが形成され、又桟部稜線上に平面
視略三角状の桟突状部26cを位置させ、該桟突状部26cの
底辺を頭側16に指向させ、かかる底辺を表面7に一致さ
せて連続させると共に、他の2辺である斜辺を表面7よ
り段部を介して高くして、桟突状部26cの上面を頭側16
へ向かって適宜下方傾斜させたので、各突状部26、26a
…により一定の雪を係止することが出来るため、雪止機
能が極めて確実になり、又瓦本体1最深部に集中する融
雪水や雨水を溝部27、27aにより左右に振り分けること
により頭側16先端からの水の逆流によ雨漏りを防止する
と共に、瓦本体1の強度を向上することが出来、又各突
状部26、26a…を頭側16へ向かって傾斜せしめている
為、下方より殆ど目立たず美観を妨げることがないので
ある。
との重合個所の嵌合部21に対応する谷部5の頭側16表面
7中央位置に平面視略三角状の中央突状部26aを位置さ
せ、該中央突状部26aの底辺を頭側16に指向させ、かか
る底辺を表面7に一致させて連続させると共に、他の2
辺である斜辺を表面7より段部を介して高くして、中央
突状部26aの上面を頭側16へ向かって適宜下方傾斜さ
せ、かかる中央突状部26aにおける斜辺の右上と左上に
は、平面視略三角状の右方突状部26と左方突状部26bを
夫々位置させ、該右方および左方突状部26、26aの底辺
を尻側8に指向させ、かかる底辺を表面7より段部を介
して高くすると共に、他の2辺である斜辺は表面7より
段部を介して高くし、且つこの段部は尻側8を高くし、
頭側16にしたがって低くし、右方および左方突状部26、
26bの頂部を表面7に位置させ、中央突状部26aの斜辺と
右方および左方突状部26、26bの斜辺との間に平面視ハ
の字状の溝部27、27aが形成され、又桟部稜線上に平面
視略三角状の桟突状部26cを位置させ、該桟突状部26cの
底辺を頭側16に指向させ、かかる底辺を表面7に一致さ
せて連続させると共に、他の2辺である斜辺を表面7よ
り段部を介して高くして、桟突状部26cの上面を頭側16
へ向かって適宜下方傾斜させたので、各突状部26、26a
…により一定の雪を係止することが出来るため、雪止機
能が極めて確実になり、又瓦本体1最深部に集中する融
雪水や雨水を溝部27、27aにより左右に振り分けること
により頭側16先端からの水の逆流によ雨漏りを防止する
と共に、瓦本体1の強度を向上することが出来、又各突
状部26、26a…を頭側16へ向かって傾斜せしめている
為、下方より殆ど目立たず美観を妨げることがないので
ある。
更に各突状部26、26a…が足掛かりとなって瓦屋根上の
作業者の滑落を防止するという施工上における安全性の
向上を図ることが出来、又桟突状部26cに対して桁行き
方向に横棒を係止せしめることにより大雪時の雪止めが
一層向上し、然も瓦屋根上に設置する種々の機器(例え
ば太陽熱温水器等)の固定が確実にして且つ簡易に施工
できる 又、差込側4の突壁6の前方にして、且つ当接突条19と
干渉しない陥没溝15の底部から突出高さを、前記突壁6
より低くすると共に、この突壁6と平行と成した突堤1
8、18aを突出形成したので、この差込側4の重合個所に
あっては、かかる重合個所内へ浸入する桟側2である横
方向からの雨水の流れ方向に対して、先ず下方の瓦本体
1の側壁12、次に上方の瓦本体1の当接突条19、次に下
方の瓦本体1の突堤18、18a、次に下方の瓦本体1の突
壁6を順次経由する上下方向のジグザグ状の屈曲経路を
形成することにより、雨水の流速を多段的に減衰するこ
とが出来るため、屋根内への雨水の浸入を確実に防止出
来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
作業者の滑落を防止するという施工上における安全性の
向上を図ることが出来、又桟突状部26cに対して桁行き
方向に横棒を係止せしめることにより大雪時の雪止めが
一層向上し、然も瓦屋根上に設置する種々の機器(例え
ば太陽熱温水器等)の固定が確実にして且つ簡易に施工
できる 又、差込側4の突壁6の前方にして、且つ当接突条19と
干渉しない陥没溝15の底部から突出高さを、前記突壁6
より低くすると共に、この突壁6と平行と成した突堤1
8、18aを突出形成したので、この差込側4の重合個所に
あっては、かかる重合個所内へ浸入する桟側2である横
方向からの雨水の流れ方向に対して、先ず下方の瓦本体
1の側壁12、次に上方の瓦本体1の当接突条19、次に下
方の瓦本体1の突堤18、18a、次に下方の瓦本体1の突
壁6を順次経由する上下方向のジグザグ状の屈曲経路を
形成することにより、雨水の流速を多段的に減衰するこ
とが出来るため、屋根内への雨水の浸入を確実に防止出
来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
図は本発明の一実施例を示すものにして、 第1図は本発明に係る屋根瓦の表面斜視図、第2図は同
上裏面斜視図、第3図は他の実施例の屋根瓦の表面斜視
図、第4図は同上裏面斜視図、第5図は屋根瓦の差込側
の重合個所の断面図、第6図は同上頭側の重合個所の断
面図、第7図は同上差込側の他の実施例の重合個所の断
面図である。 1……瓦本体、2……桟側、4……差込側、8……尻
側、9……段差、10……露出部分、11……流水面、12…
…側壁、13……当接面、16……頭側、19……当接突条、
20……裏面、21……嵌合部、26、26a……突状部、27、2
7a……溝部
上裏面斜視図、第3図は他の実施例の屋根瓦の表面斜視
図、第4図は同上裏面斜視図、第5図は屋根瓦の差込側
の重合個所の断面図、第6図は同上頭側の重合個所の断
面図、第7図は同上差込側の他の実施例の重合個所の断
面図である。 1……瓦本体、2……桟側、4……差込側、8……尻
側、9……段差、10……露出部分、11……流水面、12…
…側壁、13……当接面、16……頭側、19……当接突条、
20……裏面、21……嵌合部、26、26a……突状部、27、2
7a……溝部
Claims (4)
- 【請求項1】瓦本体の表面の尻側及び差込側の端縁部に
連続した突壁を有する屋根瓦において、葺設時における
露出部分であって、桟側、尻側、差込側の内方位置に流
水面を下方に形成する様に連続した段差を形成すると共
に、尻側の段差と尻側の突壁との間に水返し溝を刻設す
ると共に、差込側の突壁と差込側の段差との間に陥没溝
を刻設し、該陥没溝と水返し溝によって段差を有する側
壁を形成し、該側壁における尻側と差込側との周面を当
接面と成し、該当接面と当接する当接突条を瓦本体の裏
面の桟側及び頭側の端部又は該端部内方位置に形成した
ことを特徴とする屋根瓦。 - 【請求項2】差込側の突壁の前方にして、且つ当接突条
と干渉しない陥没溝の底部から突出高さを、前記突壁よ
り低くすると共に、この突壁と平行と成した突堤を突出
形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
屋根瓦。 - 【請求項3】瓦本体の表面の尻側及び差込側の端縁部に
連続した突壁を有する屋根瓦において、尻側の段差と尻
側の突壁との間に水返し溝を刻設すると共に、差込側の
突壁と差込側の段差との間に陥没溝を刻設し、該陥没溝
と水返し溝によって段差を有する側壁を形成し、該側壁
における尻側と差込側との周面を当接面と成し、該当接
面と当接する当接突条を瓦本体の裏面の桟側及び頭側の
端部又は該端部内方位置に形成し、又谷部の頭側裏面に
設けている尻側の突壁との重合個所の嵌合部に対応する
谷部の頭側表面中央位置に平面視略三角状の中央突状部
を位置させ、該中央突状部の底辺を頭側に指向させ、か
かる底辺を表面に一致させて連続させると共に、他の2
辺である斜辺を表面より段部を介して高くして、中央突
状部の上面を頭側へ向かって適宜下方傾斜させ、かかる
中央突状部における斜辺の右上と左上には、平面視略三
角状の右方突状部と左方突状部を夫々位置させ、該右方
および左方突状部の底辺を尻側に指向させ、かかる底辺
を表面より段部を介して高くすると共に、他の2辺であ
る斜辺は表面より段部を介して高くし、且つこの段部は
尻側を高くし、頭側にしたがって低くし、右方および左
方突状部の頂部を表面に位置させ、中央突状部の斜辺と
右方および左方突状部の斜辺との間に平面視ハの字状の
溝部が形成され、又桟部稜線上に平面視略三角状の桟突
状部を位置させ、該桟突状部の底辺を頭側に指向させ、
かかる底辺を表面に一致させて連続させると共に、他の
2辺である斜辺を表面より段部を介して高くして、桟突
状部の上面を頭側へ向かって適宜下方傾斜させたことを
特徴とする屋根瓦。 - 【請求項4】差込側の突壁の前方にして、且つ当接突条
と干渉しない陥没溝の底部から突出高さを、前記突壁よ
り低くすると共に、この突壁と平行と成した突堤を突出
形成したことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
屋根瓦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP529088A JPH0774520B2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 屋根瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP529088A JPH0774520B2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 屋根瓦 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01182444A JPH01182444A (ja) | 1989-07-20 |
| JPH0774520B2 true JPH0774520B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=11607110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP529088A Expired - Fee Related JPH0774520B2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 屋根瓦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774520B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19712019C1 (de) | 1997-03-21 | 1998-10-01 | Trost Dachkeramik Gmbh Malsch | Flachdachpfannenziegel |
-
1988
- 1988-01-13 JP JP529088A patent/JPH0774520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01182444A (ja) | 1989-07-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |