JPH0774663A - ワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機 - Google Patents

ワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機

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JPH0774663A
JPH0774663A JP6070064A JP7006494A JPH0774663A JP H0774663 A JPH0774663 A JP H0774663A JP 6070064 A JP6070064 A JP 6070064A JP 7006494 A JP7006494 A JP 7006494A JP H0774663 A JPH0774663 A JP H0774663A
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JP
Japan
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receiver
audio device
circuit
mode
player
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JP6070064A
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English (en)
Inventor
Noboru Nakagawa
昇 中川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤレス式のヘッドホンステレオにおい
て、電池寿命を保ちつつワイヤード式のヘッドホンステ
レオと同等の操作性を実現する。 【構成】 オーディオ機器1は、停止モード時、受信回
路45が、受信機からのリモコン信号に対する間欠的な
受信を行う。受信機は、停止モード時には、その送信回
路及び受信回路の電源がオフになる。受信機から停止モ
ード以外の動作モードを指示するリモコン信号が送信さ
れてきたときには、以後、オーディオ機器1の受信回路
45は連続的に受信を行うとともに、オーディオ機器1
はそのリモコン信号にしたがった動作モードになる。動
作モードにある場合に、受信機から停止モードを指示す
るリモコン信号が送信されてきたときには、オーディオ
機器1は停止モードになるとともに、オーディオ機器1
の受信回路45は間欠的な受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるヘッドホン
ステレオなどの、ワイヤレス式オーディオ機器及びその
受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】ウォークマン(登録商標)のようなヘッ
ドホン式ステレオカセットプレーヤ(以下、「プレー
ヤ」と呼ぶ)として、そのプレーヤとヘッドホンとの間
を、ワイヤレス方式にしたものが考えられている。
【0003】図13は、そのワイヤレス式カセットプレ
ーヤの一例の外観を示す斜視図で、1はプレーヤ、6は
そのヘッドホン用の専用受信機である。
【0004】そして、プレーヤ1において、再生時、テ
ープカセット(図示せず)から左及び右チャンネルのス
テレオオーディオ信号L、Rが再生され、この信号L、
Rが所定の周波数のFM信号SL、SRに変換され、この
信号SL、SRが受信機6へと送信される。
【0005】そして、受信機6においては、プレーヤ1
からのFM信号SL、SRが受信されると、この信号S
L、SRから音声信号L、Rが復調され、この信号L、R
がヘッドホン7の左右の音響ユニット7L、7Rにそれ
ぞれ供給される。
【0006】さらに、プレーヤ1及び受信機6にはリモ
コン機能が用意される。すなわち、受信機6において、
操作キー85を操作すると、その操作されたキーを示す
データのFM信号SRCが形成され、このFM信号SRCが
プレーヤ1へと送信される。そして、プレーヤ1におい
て、そのFM信号SRCが受信されると、この信号SRCか
らもとのデータが取り出され、このデータにしたがって
プレーヤ1の動作モードが制御される。したがって、プ
レーヤ1は、再生モード、停止モードなどにリモコンさ
れる。
【0007】なお、この場合、受信機6は、名刺の半分
以下の大きさとすることができる。また、受信機6をプ
レーヤ1から離して使用できる距離は、電波法、及び近
くの人が同様のワイヤレス式プレーヤを使用している場
合などを考慮して1.5m程度とされる。
【0008】したがって、このワイヤレス式プレーヤに
よれば、例えば通勤の電車の中などでカセットを聴く場
合、プレーヤ1はカバンやバッグなどに入れておき、受
信機6を上着の胸ポケットに入れたり、クリップにより
ネクタイなどに留めて使用することができ、ヘッドホン
7のコードがじゃまになることがない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のワイ
ヤレス式プレーヤ1を最初に使用する場合には、 (1) プレーヤ1のスタンバイスイッチ3をオンにしてプ
レーヤ1のリモコンの受信回路の電源をオンにする。 (2) 受信機6の電源スイッチをオンにする。 (3) 受信機6の操作キー8のうちの再生キーを押す。 という操作が必要である。
【0010】また、プレーヤ1の使用をやめる場合に
は、 (4) 受信機6の操作キー8のうちの停止キーを押す。 (5) 受信機6の電源スイッチをオフにする。 (6) プレーヤ1のスタンバイスイッチ3をオフにしてプ
レーヤ1のリモコンの受信回路の電源をオフにする。 という操作が必要である。
【0011】しかし、このような操作は、(ワイヤレス
式ではない)普通のプレーヤが、単に再生キーあるいは
停止キーを操作するだけで、再生モードや停止モードに
できるのに比べ、かなり面倒である。また、(5)項ある
いは(6)項の操作を忘れていると、電池が浪費され、次
に再生を行う場合、電池切れで再生のできないことがあ
る。
【0012】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、オーディオ信号を無線により送信するようにしたオ
ーディオ機器1及びその受信機6において、オーディオ
機器1は、オーディオ信号を再生する再生回路10と、
この再生回路10からのオーディオ信号を送信する送信
回路20と、受信機6からのリモコン信号を受信する受
信回路45と、この受信回路45の受信したリモコン信
号にしたがって、オーディオ機器1の動作モードを、少
なくとも停止モードと再生モードとの間で切り換える制
御回路32とを有し、受信機6は、送信回路20から送
信された信号を受信する受信回路60と、この受信回路
60からのオーディオ信号を音に変換する音響ユニット
7と、オーディオ機器1をリモコンするリモコン信号の
送信回路94と、リモコン用の操作キー85とを有し、
オーディオ機器1及び受信機6が停止モードにある場合
には、オーディオ機器1の送信回路20は電源がオフで
あるとともに、受信回路45は、受信機6からのリモコ
ン信号に対する間欠的な受信を行い、かつ、受信機6
は、その送信回路94及び受信回路60の電源がオフで
あり、受信機6から停止モード以外の動作モードを指示
するリモコン信号が送信されてきた場合には、オーディ
オ機器1の受信回路45は連続的に受信を行うととも
に、オーディオ機器1はそのリモコン信号にしたがった
動作モードになり、停止モード以外の動作モードにある
場合に、受信機6から停止モードを指示するリモコン信
号が送信されてきたときには、オーディオ機器1は停止
モードになるとともに、オーディオ機器1の受信回路4
5は間欠的な受信を行うようにしたものである。
【0014】
【作用】オーディオ機器1の受信回路45は、停止モー
ド時、受信機6からのリモコン信号に対して間欠的に受
信を行う。したがって、ワイヤレス式ではない普通のオ
ーディオ機器と同等の操作となる。
【0015】
【実施例】図1及び図2は、ワイヤレス式のカセットプ
レーヤ1及びそのヘッドホン用の専用受信機6の信号系
の一例を示す。そして、プレーヤ1において、2はカセ
ットの磁気テープ、10は再生回路、20は送信回路、
31はテープ走行機構、32はシステムコントロール用
のマイクロコンピュータ、33は再生キー、停止キーな
どの操作キーである。
【0016】この場合、テープ走行機構31は、図示は
しないが、キャプスタン、ピンチローラ、キャプスタン
モータ、プランジャなどを有し、プランジャによりレバ
ーなどをトリガし、キャプスタンモータの回転力を利用
してプレーヤ1のメカニカルな状態を、停止モード、再
生モードなどに制御するものである。
【0017】そして、操作キー33のうちの再生キーを
押すと、マイコン32により走行機構31が制御されて
プレーヤ1のメカニカルな動作モードが再生モードとさ
れ、テープ2が定速走行させられ、再生ヘッド11L、
11Rによりテープ2から左及び右チャンネルのオーデ
ィオ信号L、Rが再生される。そして、この再生信号
L、Rが、再生イコライザアンプ12L、12R及びプ
リエンファシス回路21L、21Rの信号ラインを通じ
て、FM変調回路22L、22Rに供給され、FM信号
SLO、SROに変換される。
【0018】この場合、FM信号SLO、SROの周波数偏
移は、例えば変調度100%で75kHzに設定されるととも
に、FM信号SLO、SROのキャリア周波数fLO、fRO
は、実際の送信信号SL、SRの送信周波数(キャリア周
波数)fL、fRよりかなり低く設定され、例えば、 fLO=11.29MHz fRO=11.75MHz とされる。
【0019】そして、このFM信号SLO、SROが、ミキ
サ回路23L、23Rに供給されるとともに、局部発振
回路24から、ビートアップ用の局部発振信号S24がミ
キサ回路23L、23Rに供給される。なお、信号S24
の周波数f24は、例えば、 f24=64.00MHz とされる。
【0020】こうして、信号SLO、SROは、ミキサ回路
23L、23Rにおいて、信号S24により、キャリア周
波数fL、fRが、例えば、 fL=fLO+f24=75.29MHz fR=fRO+f24=75.75MHz のFM信号SL、SRに周波数変換される。
【0021】そして、このFM信号SL、SRが、バンド
パスフィルタ25L、25R及びパワーアンプ26L、
26Rを通じてアンテナ27に供給され、受信機6へと
送信される。
【0022】一方、受信機6において、60は受信回路
を示す。そして、プレーヤ1から送信されてきたFM信
号SL、SRがアンテナ61により受信され、この信号S
L、SRが、アンテナ同調回路62及び高周波アンプ63
を通じてミキサ回路64に供給されるとともに、局部発
振回路65からミキサ回路64に局部発振信号S65が供
給される。この場合、信号S65の周波数f65は、例え
ば、 f65=65.05MHz とされる。
【0023】こうして、FM信号SL、SRは、ミキサ回
路64において、信号S65により、周波数fLI、fRI
が、例えば、 fLI=fL−f65=10.24MHz fRI=fR+f65=10.70MHz の中間周波信号SLI、SRIに周波数変換される。
【0024】そして、この信号SLI、SRIが、中間周波
フィルタ66L、66R及びアンプ67L、67Rを通
じてFM復調回路68L、68Rに供給されてオーディ
オ信号L、Rが復調され、この信号L、Rがディエンフ
ァシス回路69L、69R及び出力アンプ71L、71
Rを通じてヘッドホン7の音響ユニット7L、7Rにそ
れぞれ供給される。
【0025】さらに、プレーヤ1の動作モードなどを受
信機6のディスプレイに表示するため、次のように構成
されている。
【0026】すなわち、一般に、マイコン32の処理内
容はあまり複雑ではなく、処理速度もそれほどの速さを
要求されていない。また、いわゆるデジタル時計の原発
振周波数は32.768kHzとされているが、その発振用の水
晶発振子は量産され、ローコストである。
【0027】そこで、図1のプレーヤ1においては、マ
イコン32のクロック周波数は32.768kHzとされるとと
もに、そのクロックSCKがバッファアンプ41を通じて
変調回路42にキャリア信号として供給される。
【0028】また、マイコン32において、プレーヤ1
の動作モードなどを示すモードデータDMDが形成され
る。この場合、一例として、データDMDは、1ワードが
4ビットとされ、そのビット0(LSB)が、カセット
のA面とB面のどちらを再生しているかを示し、残るビ
ット1〜3が、プレーヤ1の動作モードを示すようにさ
れる。
【0029】そして、このモードデータDMDは、例えば
図5Aに示すように、マイコン32からシリアルに出力
されるとともに、そのパルス幅の違いによりビットの
“0”と“1”とを表すようにされている。さらに、こ
のモードデータDMDは、マイコン32から出力されると
き、図5Bに示すように、その先頭に、所定の期間
“1”となり、その後、所定の期間“0”となる同期パ
ルスSYNを有する。
【0030】そして、例えば再生モード時には、この同
期パルスSYNを有するデータDMDが、図5Cに示すよう
に、マイコン32から繰り返し出力される。なお、1組
のデータDMDの期間TMDは、例えば40m秒程度となるよ
うにされる。
【0031】そして、このモードデータDMDが、変調回
路42に変調信号として供給され、変調回路42におい
て、例えば図6A〜Cに示すように、クロックSCKがモ
ードデータDMDにより振幅変調され(データDMDとクロ
ックSCKとのアンド論理が行われ)、モードデータDMD
のレベルが“1”のときのみ、クロックSCKが被変調信
号SMDとして取り出される。
【0032】そして、この被変調信号SMDが、ハイパス
フィルタ43に供給されて可聴帯域の信号成分(主とし
てデータDMD)が除去され、この可聴帯域成分の除去さ
れた信号SMDが変調回路22Rに供給されて右チャンネ
ルのオーディオ信号Rに加算される。
【0033】したがって、変調回路22Rにおいては、
オーディオ信号Rと、被変調信号SMD(サブキャリア周
波数は32.768kHz)との加算信号(R+SMD)が、上述
のようにFM信号SRに変換され、このFM信号SRが左
チャンネルのFM信号SLとともに、受信機6へと送信
される。なお、このとき、信号SMDは、ハイパスフィル
タ43を通過しているので、図6Dに示すような微分波
形となっている。
【0034】一方、受信機6においては、復調回路68
Lからオーディオ信号Lが取り出され、復調回路68R
から加算信号(R+SMD)が取り出される。このため、
ディエンファシス回路69R(及び69L)に、被変調
信号SMDを除去するハイカット特性も付加され、アンプ
71Rにはオーディオ信号Rだけが供給される。
【0035】さらに、復調回路68Rからの加算信号
(R+SMD)が、ハイパスフィルタ81に供給されて被
変調信号SMDが取り出され、この信号SMDが波形整形回
路82に供給されて図6Cに示すようにもとの2値レベ
ルの信号SMDに整形され、この2値レベルの信号SMDが
マイコン83に供給される。
【0036】そして、マイコン83においては、この供
給された信号SMDからもとのモードデータDMDのビット
パターンがデコードされてプレーヤ1の動作モードなど
が検出されるとともに、その検出出力にしたがって表示
データが形成され、この表示データがLCD84に供給
されてLCD84にプレーヤ1の動作モードなどが表示
される。
【0037】さらに、プレーヤ1を、受信機6からリモ
コンするため、次のように構成されている。すなわち、
受信機6には、プレーヤ1を再生モード、停止キーなど
にリモコンするための操作キー85が設けられ、そのキ
ー85を押したとき、対応するコマンドデータDCMDが
取り出される。なお、コマンドデータDCMDは、MDデー
タDMDと同様のフォーマットとされる。
【0038】そして、受信機6には、プレーヤ1の回路
41〜43と同様の回路91〜93が設けられ、ハイパ
スフィルタ93からは、被変調信号SMDと同様の被変調
信号SCMD、すなわち、キャリア周波数が32.768kHz
で、コマンドデータDCMDにより振幅変調された、微分
波形の被変調信号SCMDが取り出される。
【0039】そして、この信号SCMDが、送信回路94
に供給されてFM信号SRCとされ、この信号SRCがアン
テナ95からプレーヤ1へと送信される。なお、この場
合、FM信号SRCのキャリア周波数f94は、例えば、f
94=222.30MHzとされる。
【0040】一方、プレーヤ1において、受信機6から
のFM信号SRCがアンテナ44により受信されて受信回
路45に供給され、受信回路45からは、被変調信号S
CMDが取り出される。そして、この信号SCMDが、ハイパ
スフィルタ46を通じて波形整形回路47に供給されて
もとの2値レベルの信号SCMDに整形され、この2値レ
ベルの信号SCMDがマイコン32に供給される。
【0041】そして、マイコン32においては、この供
給された信号SCMDからもとのコマンドデータDCMDのビ
ットパターンがデコードされて操作キー85のうちの操
作されたキーが検出されるとともに、その検出出力にし
たがって走行機構31などが制御され、プレーヤ1の動
作モードが制御される。
【0042】さらに、プレーヤ1においては、マイコン
32からプリエンファシス回路21L、21Rにミュー
ティング信号SWMMTが供給される。また、受信機6にお
いても、マイコン83からアンプ71L、71Rにミュ
ーティング信号SRXMTが供給されるとともに、発振回路
86が設けられ、この発振回路86がマイコン83によ
り制御されてビープ音信号SBPが取り出され、この信号
SBPがアンプ71L、71Rに供給される。
【0043】そして、停止モードから再生モードにする
とき、あるいは再生モードから停止モードにするときな
どのキー操作を、(ワイヤレス式ではない)普通のプレ
ーヤと等しくするため、さらに、次のように構成され
る。
【0044】すなわち、図3及び図4は、プレーヤ1及
び受信機6の電源系の一例を示す。そして、プレーヤ1
において、4は電源用の充電式電池を示し、これは、こ
の例においては、端子電圧が1.2Vで、容量が600mAhの
ニッケル・カドミウム電池とされている。
【0045】そして、この電池4の出力端子が、マイコ
ン32の電源端子VDDに接続されるとともに、スイッチ
用のトランジスタQ11のエミッタ・コレクタ間を通じて
回路45〜47の電源ラインに接続される。さらに、電
池4の出力端子が、スイッチ用のトランジスタQ12のエ
ミッタ・コレクタ間を通じて回路10、20、31、4
1〜43の電源ラインに接続される。また、トランジス
タQ11、Q12のベースには、マイコン32から所定の制
御信号が供給され、トランジスタQ11、Q12はオン・オ
フ制御される。
【0046】さらに、プレーヤ1には、これに、テープ
2を収納しているテープカセット2Cをセットしたと
き、例えばオンになるスイッチ34が設けられ、このス
イッチ34がマイコン32に接続される。なお、マイコ
ン32は、タイマ機能を有するものとされる。
【0047】また、受信機6において、8は電源用の充
電式電池を示し、これは、プレーヤ1の電池4と例えば
同様のものとされている。そして、この電池8の出力端
子が、マイコン83の電源端子VDDに接続されるととも
に、スイッチ用のトランジスタQ61のエミッタ・コレク
タ間を通じて回路60、81、82の電源ラインに接続
される。
【0048】さらに、電池8の出力端子が、スイッチ用
のトランジスタQ62のエミッタ・コレクタ間を通じて回
路91〜94の電源ラインに接続される。また、トラン
ジスタQ61、Q62のベースには、マイコン83から所定
の制御信号が供給され、トランジスタQ61、Q62はオン
・オフ制御される。
【0049】そして、マイコン32、83がキー85の
操作などにしたがって所定の処理を実行することによ
り、以下のような動作が行われる。
【0050】 プレーヤにカセットがセットされてい
ないとき プレーヤ1にカセット2Cがセットされていない場合に
は、これがスイッチ34を通じてマイコン32により検
出され、マイコン32はパワーダウンモード(スリープ
モード)にある。また、これによりトランジスタQ11、
Q12はオフとされる。したがって、この状態では、マイ
コン32だけが電池4を消費することになり、その消費
電流は20〜30μA程度となる。
【0051】また、このとき、受信機6も使用されてい
ないで停止モードにあるので、マイコン83もパワーダ
ウンモードにある。また、これによりトランジスタQ6
1、Q62もオフとされる。また、LCD84も消灯して
いる。したがって、この状態では、マイコン83だけが
電池8を消費することになり、その消費電流は、やはり
20〜30μA程度となる。
【0052】こうして、プレーヤ1にカセット2Cがセ
ットされていないときには、プレーヤ1及び受信機6
は、消費電流がほぼ0の状態にある。
【0053】 プレーヤにカセットがセットされてい
るが、停止モードのとき これは、プレーヤ1にカセット2Cがセットされている
が、プレーヤ1及び受信機6を使用していない場合であ
る。
【0054】すなわち、プレーヤ1にカセット2Cをセ
ットすると、スイッチ34の出力によりマイコン32が
トリガされ、図7Hの左側に示すように、マイコン32
の出力信号により、トランジスタQ11が、周期TSで期
間TRXごとにオンとされる。したがって、電池4の電圧
が、トランジスタQ11を通じて回路45〜47に、期間
TRXごとに動作電圧として供給されるので、回路45〜
47は、期間TRXごとに、間欠的に動作状態となる。た
だし、TRX>TMDとされる。
【0055】したがって、プレーヤ1にカセット2Cが
セットされると、回路45〜47は、期間TRXごとに、
受信機6からのFM信号SRCを受信できる状態になる。
なお、この場合、一例として、 TS=680m秒 TRX=64m秒 である。また、トランジスタQ12はオフのままとされ
る。
【0056】そして、期間TRXの全消費電流は10mA程
度であり、期間TSのうちの期間TRXを除く期間は、マ
イコン32がインターバルタイマとして動作しているだ
けで、その消費電流は数十μAである。
【0057】したがって、この停止モードにおけるプレ
ーヤ1の平均の消費電流は、 64m秒/680m秒×10mA+数十μA≒1.0mA となる。
【0058】さらに、このとき、受信機6は使用されて
いないので、の場合と同様、マイコン83はパワーダ
ウンモードにあり、また、これによりトランジスタQ6
1、Q62もオフとされている。
【0059】こうして、プレーヤ1にカセット2Cがセ
ットされても、プレーヤ1は停止モードの状態を続け
る。しかし、この場合には、停止モードであっても、期
間TRXごとに受信機6からのFM信号SRCを受信できる
状態となる。ただし、このとき、プレーヤ1には、平均
して1mA程度の消費電流しか流れていない。また、受
信機6も停止モードにあり、その消費電流はほぼ0であ
る。
【0060】 停止モードから再生モードにするとき この場合には、図7Aに示すように、プレーヤ1が停止
モードにあるときの、任意の時点t10に、受信機6の操
作キー85のうちの再生キーを押す。
【0061】すると、この再生キーを押したことによ
り、時点t10に、マイコン83の動作モードがパワーダ
ウンモードからノーマルモードに切り換わる。そして、
マイコン83の出力信号により、時点t10から、トラン
ジスタQ61がオンとされ、図7Bに示すように、時点t
10から、電池8の電圧が、トランジスタQ61を通じて回
路60、81、82にその動作電圧として供給される。
【0062】したがって、時点t10から回路60、8
1、82が動作状態となる。ただし、図7Cに示すよう
に、時点t10には、SRXMT=“L”のままとされ、この
信号SRXMTにより、アンプ71L、71Rにおいて、デ
ィエンファシス回路69L、69Rからの信号に対して
ミューティングがかけられている。
【0063】さらに、マイコン83の出力信号により、
時点t10から、トランジスタQ62がオンとされ、図7D
に示すように、時点t10から、電池8の電圧が、トラン
ジスタQ62を通じて回路91〜94にその動作電圧とし
て供給される。したがって、時点t10から回路91〜9
4が動作状態となる。
【0064】そして、回路91〜94の状態が安定した
時点、例えば時点t10から200m秒後の時点t11になる
と、図7Eに示すように、マイコン83において、再生
モードを指示するコマンドデータDCMDが形成される。
この場合、図7Eにも示すように、データDCMDは、時
点t11から期間TCMDにかけて繰り返し形成される。ま
た、TCMD≧TSとされる。
【0065】そして、このデータDCMDが、上述のよう
に、回路91〜94により、FM信号SRCに変換され、
期間TCMDにプレーヤ1へと送信される。
【0066】そして、FM信号SRCの送信を終了する
と、図7Dに示すように、時点t13にマイコン83の出
力信号によりトランジスタQ62がオフとされて回路91
〜94への動作電圧は供給されなくなり、時点t13から
FM信号SRCは送信されなくなる。
【0067】さらに、図7Fに示すように、時点t11か
ら、マイコン83からLCD84に所定の表示データが
供給され、LCD84には、再生モードを示す記号ある
いは文字が点滅表示される。また、図7Gに示すよう
に、時点t11から例えば50m秒後の時点t12になると、
この時点t12から例えば100m秒にわたって発振回路8
6が動作状態とされてビープ音信号SBPが形成され、こ
の信号SBPがアンプ71L、71Rを通じてヘッドホン
7の左右の音響ユニット7L、7Rに供給される。
【0068】したがって、ユーザは、ヘッドホン7から
のビープ音により、再生キーの押したことを確認できる
とともに、LCD84の点滅表示により、プレーヤ1が
再生モードへ移行しつつあることを知ることができる。
【0069】そして、時点t10から例えば1.2秒後の時
点t14になると、図7Cに示すように、ミューティング
信号SRXMTが“1”になってアンプ71L、71Rにお
けるミューティングが解除される。したがって、プレー
ヤ1からFM信号SL、SRが送信されていれば、時点
t14からオーディオ信号L、Rを聴くことができること
になる。
【0070】一方、プレーヤ1は、停止モードにあると
き、において述べたように、期間TRXごとにFM信号
SRCに対する間欠受信を実行している。そして、時点t
11から期間TCMDにわたってFM信号SRCが繰り返し送
信される。
【0071】したがって、時点t11後の最初の受信期間
TRXになると、FM信号SRCが受信回路45により受信
され、整形回路47から再生を指示するコマンド信号S
CMDが出力され、この信号SCMDがマイコン32に供給さ
れる。
【0072】なお、この時点t11後の最初の受信期間T
RXの開始時点を、図7Hに示すように、時点t21とす
る。また、再生キーを操作する時点t10は任意であり、
時点t10と時点t21との間隔は、期間TSの幅で不定と
なるので、プレーヤ1の動作については、時点t21〜時
点t25の符号を使用する。
【0073】そして、マイコン32においては、この供
給された信号SCMDからもとのコマンドデータDCMDのビ
ットパターンがデコードされて操作キー85のうちの再
生キーの操作されたことが検出されるとともに、その検
出出力にしたがって時点t21から期間TRX後の時点t22
以降も、トランジスタQ11は連続的にオンとされ、図7
Hに示すように、時点t22以降も、回路45〜47に
は、連続的に動作電圧が供給され、これら回路45〜4
7は、連続受信の状態とされる。
【0074】さらに、マイコン32により、図7Iに示
すように、時点t22からトランジスタQ12もオンとさ
れ、時点t22以降、回路10〜43にも動作電圧が供給
される。したがって、時点t22以降、プレーヤ1のすべ
ての回路に動作電圧が供給されることになる。
【0075】続いて、時点t23になると、図7Jに示す
ように、マイコン32により走行機構31が制御され、
この走行機構31は、時点t23から時点t24にかけて停
止モードから再生モードへと変更されて時点t24には再
生モードとされ、テープ2が再生時の速度で走行を開始
する。そして、図7Kに示すように、時点t25になる
と、ミューティング信号SWMMTが“1”になってプリエ
ンファシス回路21L、21Rにおけるミューティング
が解除され、時点t25から信号L、RがFM信号SL、
SRに変換されて送信されるようになる。
【0076】さらに、時点t25になると、図7Lに示す
ように、マイコン32から再生モードであることを示す
モードデータDMDが繰り返し出力され、このデータDMD
が、被変調信号SMDに変換されてからオーディオ信号R
に多重化されて送信されるようになる。すなわち、時点
t25からオーディオ信号L、R及び再生モードであるこ
とを示すモードデータDMDが、FM信号SL、SRにより
受信機6へと送信されるようになる。
【0077】したがって、時点t25からプレーヤ1の再
生したオーディオ信号L、Rを、受信機6のヘッドホン
7により聴くことができるようになる。
【0078】さらに、図7Fに示すように、時点t25か
らマイコン83などの処理時間だけ遅れた時点t26にな
ると、マイコン83からLCD84に、送信されてきた
データDMDに基づく所定の表示データが供給され、LC
D84には、再生モードを示す記号あるいは文字が連続
して表示される。
【0079】こうして、プレーヤ1にカセット2Cがセ
ットされていれば、停止モードであっても、受信機6の
操作キー85のうちの再生キーを押すと、プレーヤ1は
再生モードとなり、その再生音を受信機6のヘッドホン
7により聴くことができる。また、再生モードであるこ
とが、受信機6のLCD84に表示される。
【0080】 再生中 この場合には、図7の時点t26以降の状態が保持されて
いる。すなわち、プレーヤ1において、テープ2からオ
ーディオ信号L、Rが再生されて受信機6へと送信され
ている。また、マイコン32から、再生モードであるこ
とを示すモードデータDMDが繰り返し出力され、このデ
ータDMDも連続的に受信機6へと送信されている。さら
に、回路45〜47も連続して電源電圧が供給されて常
に動作状態にあり、FM信号SRCを受信できる状態にあ
る。
【0081】また、受信機6においては、プレーヤ1か
ら送信されてきたオーディオ信号L、Rがヘッドホン7
に供給されている。また、プレーヤ1から連続して送信
されてきている、再生モードを示すモードデータDMDに
より、LCD84には、再生モードであることが表示さ
れている。しかし、回路91〜94には、動作電圧は供
給されず、したがって、プレーヤ1をリモコンするため
のFM信号SRCは送信されていない。
【0082】 再生モードから停止モードにするとき この場合には、図8A、Fに示すように、プレーヤ1が
再生モードにあるときの、任意の時点t30に、受信機6
の操作キー85のうちの再生キーを押す(図8の時点t
30以前は再生中であり、図7の時点t26以降と同じ)。
【0083】すると、この停止キーを押したことによ
り、図8Cに示すように、時点t30に、SRXMT=“L”
となり、アンプ71L、71Rにおいて、ディエンファ
シス回路69L、69Rからの信号L、Rに対してミュ
ーティングがかけられる。
【0084】さらに、マイコン83の出力信号により、
時点t30から、トランジスタQ62がオンとされ、図8D
に示すように、時点t30から、電池8の電圧が、トラン
ジスタQ62を通じて回路91〜94にその動作電圧とし
て供給される。したがって、時点t30から回路91〜9
4が動作状態となる。
【0085】そして、回路91〜94の状態が安定した
時点、例えば時点t30から200m秒後の時点t31になる
と、図8Eに示すように、マイコン83において、停止
モードを指示するコマンドデータDCMDが形成される。
この場合、図8Eにも示すように、データDCMDは、時
点t31から期間TCMDにかけて繰り返し形成される。
【0086】そして、このデータDCMDが、上述のよう
に、回路91〜94により、FM信号SRCに変換され、
期間TCMDにプレーヤ1へと送信される。
【0087】そして、FM信号SRCの送信を終了する
と、図8Dに示すように、時点t34にマイコン83の出
力信号によりトランジスタQ62がオフとされて回路91
〜94への動作電圧は供給されなくなり、時点t34から
FM信号SRCは送信されなくなる。
【0088】さらに、図8Fに示すように、時点t31か
ら、マイコン83からLCD84に所定の表示データが
供給され、LCD84には、停止モードを示す記号ある
いは文字が点滅表示される。また、図8Gに示すよう
に、時点t31から例えば50m秒後の時点t32になると、
この時点t32から例えば100m秒にわたって発振回路8
6が動作状態とされてビープ音信号SBPが形成され、こ
の信号SBPがアンプ71L、71Rを通じてヘッドホン
7の左右の音響ユニット7L、7Rに供給される。
【0089】したがって、ユーザは、ヘッドホン7から
のビープ音により、停止キーの押したことを確認できる
とともに、LCD84の点滅表示により、プレーヤ1が
停止モードへ移行しつつあることを知ることができる。
【0090】一方、プレーヤ1は、再生モードにあると
き、において述べたように、FM信号SRCを連続して
受信できる状態にある。そして、時点t31から期間TCM
DにわたってFM信号SRCが繰り返し送信される。
【0091】したがって、時点t31になると、FM信号
SRCが受信回路45により受信され、整形回路47から
停止を指示するコマンド信号SCMDが出力され、この信
号SCMDがマイコン32に供給される。
【0092】そして、マイコン32においては、この供
給された信号SCMDからもとのコマンドデータDCMDのビ
ットパターンがデコードされて操作キー85のうちの停
止キーの操作されたことが検出され、時点t31からその
検出に必要とする時間だけ遅れた時点t33になると、図
8Jに示すように、マイコン32により走行機構31が
制御され、時点t33から時点t35にかけて再生モードか
ら停止モードへと変更されて時点t35には停止モードと
され、テープ2の走行は停止する。
【0093】さらに、図8Kに示すように、時点t33に
なると、ミューティング信号SWMMTが“0”になってプ
リエンファシス回路21L、21Rにおけるミューティ
ングがオンとされ、時点t33から信号L、Rはミューテ
ィングされる。
【0094】そして、図8Lに示すように、時点t35か
ら例えば500m秒後の時点t36になると、マイコン32
から停止モードであることを示すモードデータDMDが繰
り返し出力され、このデータDMDが、被変調信号SMDに
変換されてからFM信号SRにより送信される。
【0095】そして、時点t35から例えば9秒後の時点
t39になると、図8H、Iに示すように、マイコン32
によりトランジスタQ11、Q12がオフとされてすべての
回路の動作電圧がオフとされる。さらに、時点t39から
時点t10以前と同様、マイコン32は、パワーダウンモ
ードとノーマルモードとを交互に繰り返し、期間TRXご
とに回路45〜47の間欠受信が再開される。
【0096】また、受信機6においては、時点t36か
ら、プレーヤ1から送信されてきた停止を示すモードデ
ータDMDを受信するようになるが、図8Fに示すよう
に、時点t36からマイコン83などの処理時間だけ遅れ
た時点t37になると、マイコン83からLCD84に、
送信されてきたモードデータDMDに基づく所定の表示デ
ータが供給され、LCD84には、停止モードを示す記
号あるいは文字が連続して表示される。
【0097】そして、時点t37から例えば5秒後の時点
t38になると、図8Bに示すように、マイコン83によ
りトランジスタQ61がオフとされて回路60、81、8
2の動作電源がオフにされる。さらに、時点t38からマ
イコン83もパワーダウンモードに入る。したがって、
図8Fに示すように、時点t38からLCD84の表示は
消える。こうして、受信機6は、時点t38から時点t10
以前と同様、停止モードに入る。
【0098】以上のようにして、プレーヤ1が再生モー
ドのとき、受信機6の操作キー85のうちの停止キーを
操作すると、プレーヤ1及び受信機6はの停止モード
となる。また、その停止モードになるとき、これがLC
D84に所定の期間表示される。
【0099】 受信機の電源の強制オフ これは、次のような場合に使用する。すなわち、再生モ
ードのとき、受信機6の停止キーを押すと、で述べた
ように、プレーヤ1は再生モードから停止モードになる
が、受信機6が、プレーヤ1から期間t36〜t39に送信
されてくる停止を示すモードデータDMDを、ノイズなど
により正常に受信できなかった場合には、時点t38にな
っても、受信機6の電源はオフにならず、以後、電池8
が無駄に消費されてしまう。
【0100】このようなトラブルを回避できるようにし
た処理が、このの「受信機の電源の強制オフ」の処理
である。すなわち、時点t38に受信機6の電源がオフに
ならなかった場合には、図9に示すように、時点t38以
降も時点t37以前の状態が続き、LCD84には、停止
モードを示す記号あるいは文字が、時点t38以降も点滅
表示され続け、受信機6の電源がオフになっていないこ
とがユーザに知らされる。
【0101】そこで、図9Aに示すように、改めて操作
キー85のうちの停止キーを、時点t38以後の任意の時
点t40から所定の長い期間、例えば時点t45までの3秒
間にわたって押し続ける。
【0102】すると、時点t40から期間t30〜t34と同
じ処理が実行されるが、時点t34に対応する時点t44に
なったとき、停止キーがまだ押されているので、マイコ
ン83において電源の強制オフであると判断される。そ
して、この結果、停止キーが押されなくなった時点t45
から例えば125m秒の時点t46になると、マイコン83
によりトランジスタQ61がオフとされて回路60、8
1、82の動作電源がオフにされる。さらに、時点t46
からマイコン83もパワーダウンモードに入る。したが
って、図9Fに示すように、時点t46からLCD84の
表示は消える。こうして、受信機6の電源は強制的にオ
フになり、時点t46から時点t10以前と同様、停止モー
ドに入る。
【0103】 誤動作の防止 、で述べたように、プレーヤ1にカセット2Cがセ
ットされている場合には、プレーヤ1が停止モードであ
っても、受信機6の操作キー85のうちの再生キーを押
すと、プレーヤ1は再生モードになる。また、同様にし
て、プレーヤ1にカセット2Cがセットされていれば、
停止モードであっても、受信機6の操作キー85のうち
の早送りキーや巻き戻キーなどを押すと、プレーヤ1は
早送りモードや巻き戻しモードなどになる。
【0104】このため、例えばプレーヤ1を持って電車
に乗ったとき、自分ではプレーヤ1を使用していなくて
も、近くで他のユーザが同様のプレーヤ及び受信機を使
用すると、自分のプレーヤ1も停止モードから他の動作
モードになってしまう。特に、自分のプレーヤ1がオー
トリピートモードに設定されている場合に、近くのユー
ザが再生モードにリモコンしたときには、プレーヤ1は
再生モードになるとともに、以後、正方向再生と逆方向
再生とが交互に繰り返されるので、電池4が無駄に消費
され、最後には電池4がカラになってしまう。
【0105】このようなトラブルを回避できるようにし
た処理が、このの「誤動作の防止処理」である。
【0106】すなわち、このの場合には、例えば図1
0に示すように、マイコン32から、プレーヤ1が停止
モードのときには“0”となり、他の動作モードのとき
には“1”となる信号SSENSが取り出される。そして、
この信号SSENSが、受信回路45にその受信感度の制御
信号として供給され、受信回路45の受信感度は、SSE
NS=“0”のときには低く(例えば、最高感度の1/2程
度)され、SSENS=“1”のときには最高感度とされ
る。
【0107】したがって、プレーヤ1が停止モードにあ
る場合には、受信回路45の受信感度は低くなってい
る。また、近くで他のユーザが同様のプレーヤ及び受信
機を使用することにより、その受信機からリモコンのF
M信号SRCが送信されてきたとしても、そのFM信号S
RCを自分のプレーヤ1が受信するときの受信レベルは、
自分の受信機6からのFM信号SRCを受信するときの受
信レベルに比べて小さい。
【0108】この結果、他のユーザが停止モードから例
えば再生モードにリモコンしても、そのリモコンのFM
信号SRCは、プレーヤ1においては実質的に受信するこ
とができず、プレーヤ1は停止モードの状態が続く。
【0109】しかし、自分の受信機6から例えば再生モ
ードにリモコンした場合には、そのリモコンのFM信号
SRCは、他ののユーザの受信機から送られてくるFM信
号SRCよりも一般に大きなレベルなので、プレーヤ1は
自分の受信機6からのリモコンのFM信号SRCを受信す
ることができ、したがって、プレーヤ1は再生モードと
なる。
【0110】こうして、近くで他のユーザが同様のプレ
ーヤ及び受信機を使用しても、自分のプレーヤ1が誤動
作することがなく、知らない間にプレーヤ1がリピート
再生を続けて電池4がカラになるなどのトラブルを防止
することができる。
【0111】 誤動作の防止(他の例) においては、受信回路45の受信感度を変更すること
により、誤動作を防止した場合であるが、このにおい
ては、受信回路45の受信感度を変更しないで誤動作を
防止するようにした場合である。
【0112】すなわち、このの場合には、マイコン3
2から受信回路45への受信感度の制御信号SSENSは供
給されず、受信回路45は常に最高感度のままとされ
る。
【0113】また、受信機6においては、例えば図11
に示すように、アンプ71L、71Rからのオーディオ
信号L、Rが、高周波チョークコイル72L、72Rを
通じてヘッドホン7の音響ユニット7L、7Rにそれぞ
れ供給される。さらに、送信回路94の出力端が、コン
デンサ96を通じて音響ユニット7Rのコードに接続さ
れ、音響ユニット7Rのコードが送信アンテナ95の代
わりとされる。
【0114】さらに、受信機6の停止キーが押されて
の「再生モードから停止モードにするとき」が実行され
ると、の場合には、図8A〜Gに示すように、時点t
38以降は何も行われないが、このの場合には、図12
Aに示すように、時点t38以降、マイコン83におい
て、停止モードを指示するコマンドデータDCMDが、期
間TSTPずつ数分の周期で、繰り返し形成される。な
お、この場合、期間TSTPは、受信回路45が間欠受信
を行うときの周期TS以上、例えばTSTP=TS(=680m
秒)とされ、この期間TSTPの間、停止モードを指示す
るコマンドデータDCMDが繰り返される。
【0115】そして、このデータDCMDが、上述のよう
に(図12Bに示すように)、回路91〜94により、
FM信号SRCに変換され、期間TSTPごとにプレーヤ1
へと送信される。
【0116】したがって、近くで他のユーザが、同様の
プレーヤ及び受信機を使用することにより、自分のプレ
ーヤ1が再生モードなどになったとしても、期間TSTP
になると、受信回路45において、停止モードを指示す
るコマンドデータDCMDのFM信号SRCが受信されるの
で、この受信した時点からプレーヤ1は停止モードにな
る。
【0117】なお、この場合、受信機6は使用されてい
ないので、一般に、受信機6のヘッドホン7のコードは
折り畳まれている。そして、この折り畳まれたコード
が、FM信号SRCの送信アンテナとして作用しているの
で、受信機6から送信されるFM信号SRCの到達距離は
短く、したがって、他のユーザのプレーヤに妨害を与え
る可能性はほとんどない。
【0118】こうして、このの場合も、知らない間に
プレーヤ1がリピート再生を続けて電池4がカラになる
などのトラブルを避けることができる。
【0119】 その他 上述においては、この発明をヘッドホン式のステレオカ
セットプレーヤに適用した場合であるが、記録媒体とし
てCD、MD、DAT、DCCなどを使用しているプレ
ーヤなどにも、この発明を適用することができる。
【0120】また、受信機6もプレーヤ1と同様、間欠
受信を実行し、プレーヤ1の操作キー33の再生キーを
押したとき、プレーヤ1からの送信信号SL、SRにより
受信機6も再生モードになってプレーヤ1からのオーデ
ィオ信号L、Rを受信機6により聴くことができるよう
にすることもできる。さらに、再生モード、停止モード
以外の動作モードから他の動作モードに切り換える場合
も同様に処理することができる。
【0121】
【発明の効果】この発明によれば、プレーヤ1が停止モ
ードであっても、受信機6からリモコンによりプレーヤ
1を再生モードにすることができる。
【0122】さらに、プレーヤ1及び受信機6が停止モ
ードのとき、それぞれ電流を消費するが、プレーヤ1の
消費電流は平均して1mA程度であり、電池4の容量60
0mAhからみれば、十分に無視できる。また、受信機6の
消費電流はほぼ0である。
【0123】したがって、プレーヤ1を再生モードにす
るとき、スタンバイスイッチの操作を必要とせず、ワイ
ヤレス式ではない普通のプレーヤとまったく同じキー操
作で、停止モードから再生モードにすることができる。
また、スタンバイスイッチの操作を必要としないので、
スタンバイスイッチの切り忘れに起因する電池切れなど
のトラブルを生じることもない。
【0124】さらに、近くで同様のプレーヤ及び受信機
が使用されていても、そのプレーヤ及び受信機の操作に
より、停止モードにあるプレーヤ1が再生モードなどに
なることがなく、電池4を浪費することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるプレーヤの信号系の一例を示す
系統図である。
【図2】この発明による受信機の信号系の一例を示す系
統図である。
【図3】この発明によるプレーヤの電源系の一例を示す
接続図である。
【図4】この発明による受信機の電源系の一例を示す接
続図である。
【図5】この発明の一例の動作を説明するための波形図
である。
【図6】この発明の一例の動作を説明するための波形図
である。
【図7】この発明の一例の動作を説明するための波形図
である。
【図8】この発明の一例の動作を説明するための波形図
である。
【図9】この発明の一例の動作を説明するための波形図
である。
【図10】この発明によるプレーヤの信号系の他の例を
示す系統図である。
【図11】この発明による受信機の信号系の他の例を示
す系統図である。
【図12】この発明の一例の動作を説明するための波形
図である。
【図13】この発明を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘッドホン式ステレオカセットプレーヤ 4 電池 6 専用受信機 7 ヘッドホン 8 電池 10 再生回路 20 送信回路 31 テープ走行機構 32 マイクロコンピュータ 42 変調回路 45 受信回路 60 受信回路 83 マイクロコンピュータ 84 LCD 85 操作キー 94 送信回路 DMD モードデータ DCMD コマンドデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号を無線により送信するよ
    うにしたオーディオ機器及びその受信機において、 上記オーディオ機器は、 オーディオ信号を再生する再生回路と、 この再生回路からのオーディオ信号を送信する送信回路
    と、 上記受信機からのリモコン信号を受信する受信回路と、 この受信回路の受信したリモコン信号にしたがって、上
    記オーディオ機器の動作モードを、少なくとも停止モー
    ドと再生モードとの間で切り換える制御回路とを有し、 上記受信機は、 上記送信回路から送信された信号を受信する受信回路
    と、 この受信回路からの上記オーディオ信号を音に変換する
    音響ユニットと、 上記オーディオ機器をリモコンする上記リモコン信号の
    送信回路と、 リモコン用の操作キーとを有し、 上記オーディオ機器及び上記受信機が停止モードにある
    場合には、上記オーディオ機器の上記送信回路は電源が
    オフであるとともに、上記受信回路は、上記受信機から
    の上記リモコン信号に対する間欠的な受信を行い、か
    つ、 上記受信機は、その送信回路及び受信回路の電源がオフ
    であり、 上記受信機から上記停止モード以外の動作モードを指示
    する上記リモコン信号が送信されてきた場合には、上記
    オーディオ機器の上記受信回路は連続的に受信を行うと
    ともに、上記オーディオ機器はそのリモコン信号にした
    がった動作モードになり、 上記停止モード以外の動作モードにある場合に、上記受
    信機から上記停止モードを指示する上記リモコン信号が
    送信されてきたときには、上記オーディオ機器は停止モ
    ードになるとともに、上記オーディオ機器の上記受信回
    路は上記間欠的な受信を行うようにされたワイヤレス式
    オーディオ機器及びその受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤレス式オーディ
    オ機器及びその受信機において、 上記受信機は表示素子を有し、 上記受信機から上記オーディオ機器に動作モードを指示
    するリモコン信号を送信したとき、上記オーディオ機器
    はその指示された動作モードに入るとともに、その動作
    モードを示すデータを上記受信機に送信し、 上記受信機は、上記オーディオ機器から送信されてきた
    動作モードを示すデータにしたがって、その動作モード
    を上記表示素子に表示するようにされたワイヤレス式オ
    ーディオ機器及びその受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載のワイ
    ヤレス式オーディオ機器及びその受信機において、 上記受信機の停止を指示する操作キーを所定の期間にわ
    たって押し続けたとき、上記受信機が停止モードに入る
    ようにされたワイヤレス式オーディオ機器及びその受信
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2あるいは請求項3に
    記載のワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機にお
    いて、 上記オーディオ機器が上記停止モードにあるときには、
    上記受信回路の受信感度が低下するようにされたワイヤ
    レス式オーディオ機器及びその受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2あるいは請求項3に
    記載のワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機にお
    いて、 上記受信機は、上記オーディオ機器に対して上記停止モ
    ードを指示する上記リモコン信号を送信した後は、上記
    停止モードを指示するリモコン信号を、所定の周期で繰
    り返し送信するようにされたワイヤレス式オーディオ機
    器及びその受信機。
JP6070064A 1993-07-06 1994-03-15 ワイヤレス式オーディオ機器及びその受信機 Pending JPH0774663A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980070581A (ko) * 1997-01-20 1998-10-26 이데이노브유끼 헤드폰 장치
EP1404026A1 (en) * 2002-09-30 2004-03-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Reproduction apparatus, output apparatus and method for controlling power consumption

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