JPH077605Y2 - 射出成形機における油温制御装置 - Google Patents
射出成形機における油温制御装置Info
- Publication number
- JPH077605Y2 JPH077605Y2 JP1987037763U JP3776387U JPH077605Y2 JP H077605 Y2 JPH077605 Y2 JP H077605Y2 JP 1987037763 U JP1987037763 U JP 1987037763U JP 3776387 U JP3776387 U JP 3776387U JP H077605 Y2 JPH077605 Y2 JP H077605Y2
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- Japan
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- oil
- temperature
- hydraulic oil
- injection
- cooling water
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本校案は射出成形機における油温制御装置に係り、詳し
くは、油タンク内の作動油を所定のポンプ手段で汲み上
げて射出装置および型締装置に供給し、該射出装置にお
ける成形材料の可塑化作動、射出充填・保持作動、およ
び該型締装置における金型の型締作動を該作動油の圧力
に基づいて行なうようにした形式の射出成形機におい
て、上記ポンプ手段で汲み上げられる油タンク内の作動
油の温度を制御する油温制御装置に関するものである。
くは、油タンク内の作動油を所定のポンプ手段で汲み上
げて射出装置および型締装置に供給し、該射出装置にお
ける成形材料の可塑化作動、射出充填・保持作動、およ
び該型締装置における金型の型締作動を該作動油の圧力
に基づいて行なうようにした形式の射出成形機におい
て、上記ポンプ手段で汲み上げられる油タンク内の作動
油の温度を制御する油温制御装置に関するものである。
(従来技術) 油タンク内の作動油を所定のポンプ手段で汲み上げて射
出装置および型締装置に供給し、該射出装置における成
形材料の可塑化作動、射出充填・保持作動、および該型
締装置における金型の型締作動を該作動油の圧力に基づ
いて行なうようにした形式の射出成形機では、上記成形
材料の可塑化作動や射出充填・保持作動、あるいは金型
の型締作動等によってポンプ手段の吐出側の作動油圧力
が高くなると、そのことに起因してポンプ手段で汲み上
げられた作動油の温度が上昇するため、その作動油をそ
のまま油タンクに還流すると、油タンク内の作動油の温
度が上昇して、射出成形機の動作不良、作動油の酸化に
よる劣化、粘度低下による潤滑性の低下、パッキンの膨
潤、内部リークの増加等、種々の不具合を招く恐れがあ
る。
出装置および型締装置に供給し、該射出装置における成
形材料の可塑化作動、射出充填・保持作動、および該型
締装置における金型の型締作動を該作動油の圧力に基づ
いて行なうようにした形式の射出成形機では、上記成形
材料の可塑化作動や射出充填・保持作動、あるいは金型
の型締作動等によってポンプ手段の吐出側の作動油圧力
が高くなると、そのことに起因してポンプ手段で汲み上
げられた作動油の温度が上昇するため、その作動油をそ
のまま油タンクに還流すると、油タンク内の作動油の温
度が上昇して、射出成形機の動作不良、作動油の酸化に
よる劣化、粘度低下による潤滑性の低下、パッキンの膨
潤、内部リークの増加等、種々の不具合を招く恐れがあ
る。
そのため、この種の射出成形機では、上述のような作動
油温度の上昇を防止するために、一般に、第8図に示さ
れているように、油タンク2からポンプ(ポンプ手段)
4で汲み上げられた作動油の還流通路6上にオイルクー
ラ8を設け、冷却水通路10を通じてかかるオインクーラ
8に導かれる冷却水によって油タンク2に還流される作
動油(以下、単に還流作動油という)を冷却することが
行なわれているが、かかるオインクーラ8によって還流
作動油を冷却し過ぎると、今度は射出成形機12の射出装
置や型締装置に供給される作動油の粘度の増大等を招
き、それに起因して、射出成形機12の制御不良を招いた
り、動力消費量の増大を招いたりする恐れを生じる。
油温度の上昇を防止するために、一般に、第8図に示さ
れているように、油タンク2からポンプ(ポンプ手段)
4で汲み上げられた作動油の還流通路6上にオイルクー
ラ8を設け、冷却水通路10を通じてかかるオインクーラ
8に導かれる冷却水によって油タンク2に還流される作
動油(以下、単に還流作動油という)を冷却することが
行なわれているが、かかるオインクーラ8によって還流
作動油を冷却し過ぎると、今度は射出成形機12の射出装
置や型締装置に供給される作動油の粘度の増大等を招
き、それに起因して、射出成形機12の制御不良を招いた
り、動力消費量の増大を招いたりする恐れを生じる。
そこで、この種の従来の射出成形機では、通常、同図に
示されているように、上記オイクーラ8に加えて、更に
上記オイルクーラ8に冷却水を導く冷却水通路10上に位
置して、油タンク4内の作動油の温度に応じて弁開度、
ひいては冷却水流量が連続的に変化するようにした自動
給水弁(温度調整弁)14を設け、油タンク2内の作動油
の温度がその自動給水弁14で設定された所定の設定温度
となるように、オイルクーラ8に流入する冷却水量をこ
の自動給水弁14で制御することが行なわれている。
示されているように、上記オイクーラ8に加えて、更に
上記オイルクーラ8に冷却水を導く冷却水通路10上に位
置して、油タンク4内の作動油の温度に応じて弁開度、
ひいては冷却水流量が連続的に変化するようにした自動
給水弁(温度調整弁)14を設け、油タンク2内の作動油
の温度がその自動給水弁14で設定された所定の設定温度
となるように、オイルクーラ8に流入する冷却水量をこ
の自動給水弁14で制御することが行なわれている。
オイルクーラ8に流入する冷却水量を自動給水弁14でこ
のように制御すれば、油タンク2内の作動油の温度をほ
ぼ自動給水弁14で設定した所定の適正な温度に制御する
ことができるのであり、従って温流作動油の過冷却や冷
却不足によって、前述の如き不具合を招くことを良好に
回避することができるのである。
のように制御すれば、油タンク2内の作動油の温度をほ
ぼ自動給水弁14で設定した所定の適正な温度に制御する
ことができるのであり、従って温流作動油の過冷却や冷
却不足によって、前述の如き不具合を招くことを良好に
回避することができるのである。
なお、第8図において、16は、油タンク2内の作動油の
温度を検出して自動給水弁14の弁開度を制御する油温セ
ンサであり、また18は、油温センサ16とは別の油温セン
サ20で検出した油タンク2内の作動油の温度を表示する
温度計である。
温度を検出して自動給水弁14の弁開度を制御する油温セ
ンサであり、また18は、油温センサ16とは別の油温セン
サ20で検出した油タンク2内の作動油の温度を表示する
温度計である。
(問題点) しかしながら、上述の如きオイルクーラ(8)と自動給
水弁(14)とを組み合わせて油タンク(2)内の作動油
の温度を制御するようにした従来の油温制御装置では、
たとえ自動給水弁の設定温度が同じであっても、設定温
度を少し上回った油タンクの油温では自動給水弁(14)
の弁開度が連続的に変化するという特性上全開しないの
で充分な冷却水量が確保できず、射出成形条件や冷却水
の水温、あるいは気温等の射出成形機の使用条件によっ
て還流作動油に対する冷却の過不足が生じ、それに起因
して油タンク内の作動油の温度が比較的大きく変動する
といった問題があり、特に作動油の温度の高安定性が要
求される精密安定成形に用いた場合において、成形品に
バラツキが生じ易いといった問題があった。
水弁(14)とを組み合わせて油タンク(2)内の作動油
の温度を制御するようにした従来の油温制御装置では、
たとえ自動給水弁の設定温度が同じであっても、設定温
度を少し上回った油タンクの油温では自動給水弁(14)
の弁開度が連続的に変化するという特性上全開しないの
で充分な冷却水量が確保できず、射出成形条件や冷却水
の水温、あるいは気温等の射出成形機の使用条件によっ
て還流作動油に対する冷却の過不足が生じ、それに起因
して油タンク内の作動油の温度が比較的大きく変動する
といった問題があり、特に作動油の温度の高安定性が要
求される精密安定成形に用いた場合において、成形品に
バラツキが生じ易いといった問題があった。
因みに、第9図は、自動給水弁の設定温度が35℃に設定
された14台の射出成形機について、その使用条件(成形
条件等)によって油タンク内の作動油の温度がバラツク
状態を調べた調査結果を示すものであるが、その調査結
果では、自動給水弁の設定温度が35℃で一定であるにも
拘わらず、各射出成形機の使用条件の違いによって油タ
ンク内の作動油の温度が11℃前後も変動することが認め
られている。なお、同図において、縦軸は油タンク内の
作動油の温度を、また横軸は、射出成形の1サイクルの
時間を示している。
された14台の射出成形機について、その使用条件(成形
条件等)によって油タンク内の作動油の温度がバラツク
状態を調べた調査結果を示すものであるが、その調査結
果では、自動給水弁の設定温度が35℃で一定であるにも
拘わらず、各射出成形機の使用条件の違いによって油タ
ンク内の作動油の温度が11℃前後も変動することが認め
られている。なお、同図において、縦軸は油タンク内の
作動油の温度を、また横軸は、射出成形の1サイクルの
時間を示している。
また、前記従来の油温制御装置に用いられている自動給
水弁では、温度調節のネジのネジ込み量を調節すること
によって前記設定温度(一般に、弁開開始温度)の設
定、変更が行なわれるようになっているが、かかる自動
給水弁ではその設定温度の表示機能が設けられておら
ず、また温度調節ネジの回転量に対する設定温度の変化
量も明確ではなかったことから、その設定温度、ひいて
は油タンク内の作動油の温度の設定、変更操作が面倒
で、その信頼性にも欠ける嫌いがあり、この点において
も精密安定成形を行なう上で不利であった。
水弁では、温度調節のネジのネジ込み量を調節すること
によって前記設定温度(一般に、弁開開始温度)の設
定、変更が行なわれるようになっているが、かかる自動
給水弁ではその設定温度の表示機能が設けられておら
ず、また温度調節ネジの回転量に対する設定温度の変化
量も明確ではなかったことから、その設定温度、ひいて
は油タンク内の作動油の温度の設定、変更操作が面倒
で、その信頼性にも欠ける嫌いがあり、この点において
も精密安定成形を行なう上で不利であった。
(解決手段) ここにおいて、本考案は、以上のような事情を背景とし
て、油タンク内の作動油の温度を高い安定性をもって所
定の温度に制御することができ、しかもその作動油の温
度を所望の温度に容易に且つ精度よく設定することので
きる、高い冷却効率を達成しつつ、冷却水の使用量が有
利に低減され得る射出成形機における油温制御装置を提
供するために為されたものであり、その要旨とするとこ
ろは、前述の如き、油タンク内の作動油を所定のポンプ
手段で汲み上げて射出装置および型締装置に供給し、該
射出装置における成形材料の可塑化作動、射出充填・保
持作動、および該型締装置における金型の型締作動を該
作動油の圧力に基づいて行なうようにした形式の射出成
形機において、前記ポンプ手段で汲み上げられる油タン
ク内の作動油の温度を制御するための油温制御装置を、
(a)前記油タンクに還流される前記作動油の還流通路
上に設けられて、冷却水通路を通じて導かれる冷却水に
て該還流通路を通じて油タンクに還流せしめられる還流
作動油を冷却するオイルクーラと、(b)該オイルクー
ラに冷却水を導く前記冷却水通路上に設けられて、該冷
却水が該オイルクーラに流入することを許容する流入許
可状態と、該冷却水が該オイルクーラに流入することを
阻止する流入遮断状態との間で切換制御せしめられる開
閉弁手段と、(c)前記油タンク内の作動油の温度を検
出する油温センサと、(d)該油温センサにて検出され
た該油タンク内の作動油の実際の温度と、所定の温度設
定手段にて設定された設定温度とを比較し、該油タンク
内の作動油の実際の温度が該設定温度よりも高い時、前
記開閉弁手段を前記流入許容状態に設定して、前記冷却
水が前記オイルクーラに、流入することを許容せしめる
比較制御手段を含み、更に該比較制御手段が、(e)前
記ポンプ手段で汲み上げられた作動油の圧力に基づいて
前記射出装置における成形材料の可塑化作動、および射
出充填作動が行なわれる期間のみ、前記開閉弁手段の前
記流入許容状態への設定を許容する冷却水供給時期選択
手段を有しているように構成したことにある。
て、油タンク内の作動油の温度を高い安定性をもって所
定の温度に制御することができ、しかもその作動油の温
度を所望の温度に容易に且つ精度よく設定することので
きる、高い冷却効率を達成しつつ、冷却水の使用量が有
利に低減され得る射出成形機における油温制御装置を提
供するために為されたものであり、その要旨とするとこ
ろは、前述の如き、油タンク内の作動油を所定のポンプ
手段で汲み上げて射出装置および型締装置に供給し、該
射出装置における成形材料の可塑化作動、射出充填・保
持作動、および該型締装置における金型の型締作動を該
作動油の圧力に基づいて行なうようにした形式の射出成
形機において、前記ポンプ手段で汲み上げられる油タン
ク内の作動油の温度を制御するための油温制御装置を、
(a)前記油タンクに還流される前記作動油の還流通路
上に設けられて、冷却水通路を通じて導かれる冷却水に
て該還流通路を通じて油タンクに還流せしめられる還流
作動油を冷却するオイルクーラと、(b)該オイルクー
ラに冷却水を導く前記冷却水通路上に設けられて、該冷
却水が該オイルクーラに流入することを許容する流入許
可状態と、該冷却水が該オイルクーラに流入することを
阻止する流入遮断状態との間で切換制御せしめられる開
閉弁手段と、(c)前記油タンク内の作動油の温度を検
出する油温センサと、(d)該油温センサにて検出され
た該油タンク内の作動油の実際の温度と、所定の温度設
定手段にて設定された設定温度とを比較し、該油タンク
内の作動油の実際の温度が該設定温度よりも高い時、前
記開閉弁手段を前記流入許容状態に設定して、前記冷却
水が前記オイルクーラに、流入することを許容せしめる
比較制御手段を含み、更に該比較制御手段が、(e)前
記ポンプ手段で汲み上げられた作動油の圧力に基づいて
前記射出装置における成形材料の可塑化作動、および射
出充填作動が行なわれる期間のみ、前記開閉弁手段の前
記流入許容状態への設定を許容する冷却水供給時期選択
手段を有しているように構成したことにある。
(作用・効果) このような油温制御装置では、油タンク内の作動油の温
度が温度設定手段で設定された設定温度よりも高けれ
ば、そのことが比較制御手段で検出されて開閉弁手段が
冷却水の流入許容状態に設定され、オイルクーラに流入
する作動油の温度の高低や流入量に拘わらず、すなわち
射出成形条件に拘わらず、該開閉弁手段を介してオイル
クーラに充分な量の冷却水が流入せしめられて、冷却水
の温度や気温等に拘わらず、油タンクに還流される作動
油が充分良好に冷却される。
度が温度設定手段で設定された設定温度よりも高けれ
ば、そのことが比較制御手段で検出されて開閉弁手段が
冷却水の流入許容状態に設定され、オイルクーラに流入
する作動油の温度の高低や流入量に拘わらず、すなわち
射出成形条件に拘わらず、該開閉弁手段を介してオイル
クーラに充分な量の冷却水が流入せしめられて、冷却水
の温度や気温等に拘わらず、油タンクに還流される作動
油が充分良好に冷却される。
一方、その冷却水の流入による還流作動油の冷却操作に
よって油タンク内の作動油の温度が設定温度よりも低く
なると、そのことが比較制御手段で検出されて、同じく
オイルクーラに流入する作動油の温度の高低や流入量、
あるいは冷却水の温度等、射出成形機の使用条件に拘わ
らず、開閉弁手段が冷却水の流入遮断状態に設定され
て、オイルクーラに対する冷却水の流入、ひいては還流
作動油に対する冷却操作が停止される。
よって油タンク内の作動油の温度が設定温度よりも低く
なると、そのことが比較制御手段で検出されて、同じく
オイルクーラに流入する作動油の温度の高低や流入量、
あるいは冷却水の温度等、射出成形機の使用条件に拘わ
らず、開閉弁手段が冷却水の流入遮断状態に設定され
て、オイルクーラに対する冷却水の流入、ひいては還流
作動油に対する冷却操作が停止される。
つまり、本考案に従う油温制御装置によれば、射出成形
条件や冷却水の温度、あるいは気温等の射出成形機の使
用条件に拘わらず、油タンク内の作動油の温度が設定温
度よりも高くなると、その油タンクに還流される還流作
動油に対して充分な冷却が行なわれるのであり、逆に油
タンク内の作動油の温度が設定温度よりも低くなれば、
その還流作動油に対する冷却操作が停止されるのであ
る。従って、自動給水弁を採用する従来の油温制御装置
を採用した場合のように、射出成形機の使用条件によっ
て還流作動油に対する冷却の過不足が生じることが良好
に回避され、そのことに起因して油タンク内の作動油の
温度が大幅に変動することが良好に防止されるのであ
り、それ故油タンク内の作動油の温度を所定の温度に設
定して制御することが可能となって精密安定生計に用い
た場合において、品質の良好な成形品を安定して成形す
ることが可能となるのである。
条件や冷却水の温度、あるいは気温等の射出成形機の使
用条件に拘わらず、油タンク内の作動油の温度が設定温
度よりも高くなると、その油タンクに還流される還流作
動油に対して充分な冷却が行なわれるのであり、逆に油
タンク内の作動油の温度が設定温度よりも低くなれば、
その還流作動油に対する冷却操作が停止されるのであ
る。従って、自動給水弁を採用する従来の油温制御装置
を採用した場合のように、射出成形機の使用条件によっ
て還流作動油に対する冷却の過不足が生じることが良好
に回避され、そのことに起因して油タンク内の作動油の
温度が大幅に変動することが良好に防止されるのであ
り、それ故油タンク内の作動油の温度を所定の温度に設
定して制御することが可能となって精密安定生計に用い
た場合において、品質の良好な成形品を安定して成形す
ることが可能となるのである。
また、本考案に従う油温制御装置によれば、設定温度を
設定する温度設定手段として、例えば市販の接点付温度
計の如き、設定温度を確認しつつ設定できる形式のもの
を採用できることから、油タンク内の作動油の温度(設
定温度)を所望の温度に設定若しくは変更することが、
誰にでも容易に、しかも正確に行なうことができるとい
った利点があるのであり、またそのように、設定温度を
容易且つ正確に変更できることから、油タンク内の作動
油の温度を射出成形条件に応じてきめ細かく設定して、
精密安定成形を一層良好に行なうことができるといった
利点もあるのである。その上、温度計として油タンク内
の作動油の実際の温度を検出表示しながら、前記の設定
温度との比較を行ない、前記油タンク内の作動油の実際
の温度が設定温度より低ければ、内蔵の常開接点は開の
ままであり、前記油タンク内の作動油の実際の温度が設
定温度より高くなると、内蔵の常開接点が開成するとい
う比較機能を提供している。
設定する温度設定手段として、例えば市販の接点付温度
計の如き、設定温度を確認しつつ設定できる形式のもの
を採用できることから、油タンク内の作動油の温度(設
定温度)を所望の温度に設定若しくは変更することが、
誰にでも容易に、しかも正確に行なうことができるとい
った利点があるのであり、またそのように、設定温度を
容易且つ正確に変更できることから、油タンク内の作動
油の温度を射出成形条件に応じてきめ細かく設定して、
精密安定成形を一層良好に行なうことができるといった
利点もあるのである。その上、温度計として油タンク内
の作動油の実際の温度を検出表示しながら、前記の設定
温度との比較を行ない、前記油タンク内の作動油の実際
の温度が設定温度より低ければ、内蔵の常開接点は開の
ままであり、前記油タンク内の作動油の実際の温度が設
定温度より高くなると、内蔵の常開接点が開成するとい
う比較機能を提供している。
なお、本考案にあっては、開閉弁手段の過度の切換作動
を抑制するために、比較制御手段に対し、必要に応じ
て、開閉弁手段の流入許容状態を所定期間保持する保持
手段を儲け、開閉弁手段が流入遮断状態から流入許容状
態に切り換えられたとき、該保持手段により、比較制御
手段での作動油温度の比較結果に拘わらず、開閉弁手段
を所定期間の間、その流入許容状態に保持させるように
することも可能であり、また開閉弁手段を流入許容状態
に切り換える温度と流入遮断状態に切り換える温度との
間に所定の微小温度差を設けて、所謂ヒステリシス特性
を持たせ、これによって開閉弁手段の過度の切換作動を
抑制するようにすることも可能である。油温制御装置を
このように構成しても、油タンク内の作動油の温度を温
度設定手段で設定した設定温度に高い安定性をもって制
御することができるのであり、本考案の効果を亨受する
ことができるのである。
を抑制するために、比較制御手段に対し、必要に応じ
て、開閉弁手段の流入許容状態を所定期間保持する保持
手段を儲け、開閉弁手段が流入遮断状態から流入許容状
態に切り換えられたとき、該保持手段により、比較制御
手段での作動油温度の比較結果に拘わらず、開閉弁手段
を所定期間の間、その流入許容状態に保持させるように
することも可能であり、また開閉弁手段を流入許容状態
に切り換える温度と流入遮断状態に切り換える温度との
間に所定の微小温度差を設けて、所謂ヒステリシス特性
を持たせ、これによって開閉弁手段の過度の切換作動を
抑制するようにすることも可能である。油温制御装置を
このように構成しても、油タンク内の作動油の温度を温
度設定手段で設定した設定温度に高い安定性をもって制
御することができるのであり、本考案の効果を亨受する
ことができるのである。
また、本考案に従う油温制御装置が適用される射出成形
機では、射出装置における成形材料の可塑化作動、射出
充填・保持作動、および型締装置における金型の型締作
動等によってポンプ手段の吐出側の圧力が高くなると
き、油タンクに還流される還流作動油の温度が高くな
り、それ以外の期間では、還流作動油の温度がそれ程高
くなることはないため、上記成形材料の可塑化作動時、
射出充填・保持作動時、および金型の型締保持作動時等
においてのみ、開閉弁手段を流入許容状態に設定し得る
ように構成される。このように、開閉弁手段を制御する
ようにすれば、冷却水による還流作動油の冷却効率を向
上でき、冷却水の使用料を低減することが可能となる。
機では、射出装置における成形材料の可塑化作動、射出
充填・保持作動、および型締装置における金型の型締作
動等によってポンプ手段の吐出側の圧力が高くなると
き、油タンクに還流される還流作動油の温度が高くな
り、それ以外の期間では、還流作動油の温度がそれ程高
くなることはないため、上記成形材料の可塑化作動時、
射出充填・保持作動時、および金型の型締保持作動時等
においてのみ、開閉弁手段を流入許容状態に設定し得る
ように構成される。このように、開閉弁手段を制御する
ようにすれば、冷却水による還流作動油の冷却効率を向
上でき、冷却水の使用料を低減することが可能となる。
(実施例) 以下、本考案をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図には、本考案に従う油温制御装置を備えた
射出成形機の一例が示されている。
射出成形機の一例が示されている。
そこにおいて、30は、インラインスクリュ式の射出装置
であって、加熱筒32内に射出スクリュ34が嵌装された構
造を有しており、油圧モータ36によって射出スクリュ34
を回転作動させることにより、加熱筒32内に供給された
成形材料を可塑化しつつ、射出スクリュ34の前方に導く
ようになっていると共に、射出シリンダ38によって射出
スクリュ34を前進作動させることにより、その射出スク
リュ34の前方に導いた成形材料を加熱筒32のノズルから
金型40の成形キャビティ内に射出充填せしめるようにな
っている。
であって、加熱筒32内に射出スクリュ34が嵌装された構
造を有しており、油圧モータ36によって射出スクリュ34
を回転作動させることにより、加熱筒32内に供給された
成形材料を可塑化しつつ、射出スクリュ34の前方に導く
ようになっていると共に、射出シリンダ38によって射出
スクリュ34を前進作動させることにより、その射出スク
リュ34の前方に導いた成形材料を加熱筒32のノズルから
金型40の成形キャビティ内に射出充填せしめるようにな
っている。
一方、42は、金型40の型締作動を行なう型締装置であ
り、型締シリンダ44によって可動盤46を固定盤48に対し
て接近・離間移動させることに基づいて、金型40の型開
閉作動および型締作動を行なうようになっている。
り、型締シリンダ44によって可動盤46を固定盤48に対し
て接近・離間移動させることに基づいて、金型40の型開
閉作動および型締作動を行なうようになっている。
そして、かかる射出成形機では、良く知られているよう
に、一般に、型締装置42における金型40の型締作動下に
おいて、射出装置30における成形材料の射出充填作動お
よびその後の射出保持作動が行なわれ、さらにその射出
保持作動完了後の型締装置42における冷却操作と並行し
て、射出装置30における成形材料の可塑化作動が行なわ
れるようになっており、型締装置42では、その冷却操作
後、可動盤46の移動に基づく型開作動が行なわれて、成
形品の取り出しが行なわれるようになっている。また、
この政権品の取り出し後、型締装置42における金型40の
型閉作動が行なわれて、その金型40の型閉作動の完了
後、金型40の新たな型締作動が行なわれて、その新たな
型締作動下において、前記射出装置30における成形材料
の射出充填・保持作動が新たに行なわれるようになって
いる。
に、一般に、型締装置42における金型40の型締作動下に
おいて、射出装置30における成形材料の射出充填作動お
よびその後の射出保持作動が行なわれ、さらにその射出
保持作動完了後の型締装置42における冷却操作と並行し
て、射出装置30における成形材料の可塑化作動が行なわ
れるようになっており、型締装置42では、その冷却操作
後、可動盤46の移動に基づく型開作動が行なわれて、成
形品の取り出しが行なわれるようになっている。また、
この政権品の取り出し後、型締装置42における金型40の
型閉作動が行なわれて、その金型40の型閉作動の完了
後、金型40の新たな型締作動が行なわれて、その新たな
型締作動下において、前記射出装置30における成形材料
の射出充填・保持作動が新たに行なわれるようになって
いる。
ところで、上記射出装置30における成形材料の可塑化作
動および射出充填・保持作動、並びに型締装置42におけ
る型締作動および型開閉作動は、ポンプ50で汲み上げら
れた油タンク52内の作動油が所定の油圧回路54を介して
それぞれ前記油圧モータ36,射出シリンダ38および型締
シリンダ44に供給されることに基づいて行なわれること
となるが、この場合、特に油圧モータ36によって射出ス
クリュ34が回転作動せしめられる成形材料の可塑化作動
時および射出シリンダ38に高い作動油圧力が作用せしめ
られる成形材料の射出充填・保持作動時、並びに型締シ
リンダ44に高い作動油圧力が作用せしめられる金型40の
型締保持作動時において、ポンプ50の吐出側の圧力が高
くなることから、そのことに起因して、還流通路56を通
じて油タンク52に還流せしめられる還流作動油の温度が
大幅に上昇する。従って、作動油をそのまま油タンク52
に還流すると、油タンク52内の作動油の温度が著しく高
くなって種々の不具合を惹起する。
動および射出充填・保持作動、並びに型締装置42におけ
る型締作動および型開閉作動は、ポンプ50で汲み上げら
れた油タンク52内の作動油が所定の油圧回路54を介して
それぞれ前記油圧モータ36,射出シリンダ38および型締
シリンダ44に供給されることに基づいて行なわれること
となるが、この場合、特に油圧モータ36によって射出ス
クリュ34が回転作動せしめられる成形材料の可塑化作動
時および射出シリンダ38に高い作動油圧力が作用せしめ
られる成形材料の射出充填・保持作動時、並びに型締シ
リンダ44に高い作動油圧力が作用せしめられる金型40の
型締保持作動時において、ポンプ50の吐出側の圧力が高
くなることから、そのことに起因して、還流通路56を通
じて油タンク52に還流せしめられる還流作動油の温度が
大幅に上昇する。従って、作動油をそのまま油タンク52
に還流すると、油タンク52内の作動油の温度が著しく高
くなって種々の不具合を惹起する。
一方、これを解決するためには、油タンク52に還流され
る還流作動油を冷却すればよいが、還流作動油をむやみ
に冷却し過ぎると、今度は別の不具合が生じ、望ましく
ない。また、油タンク52内の作動油の温度は、射出成形
条件や気温等、射出成形機の使用条件に拘わらず、所望
の設定温度に安定的に保持するようにすることが、品質
の良好な成形品、特に精密成形品を安定して成形する上
で望ましい。
る還流作動油を冷却すればよいが、還流作動油をむやみ
に冷却し過ぎると、今度は別の不具合が生じ、望ましく
ない。また、油タンク52内の作動油の温度は、射出成形
条件や気温等、射出成形機の使用条件に拘わらず、所望
の設定温度に安定的に保持するようにすることが、品質
の良好な成形品、特に精密成形品を安定して成形する上
で望ましい。
そこで、本実施例では、図示されているように、ポンプ
50で汲み上げられた作動油の還流通路56上に位置してオ
イルクーラ58が設けられ、該還流通路56を通じて油タン
ク52に還流せしめられる還流作動油がこのオイルクーラ
58で冷却せしめられるようになっていると共に、かかる
オイルクーラ58に冷却水を導く冷却水通路60上に位置し
て、該オイルクーラ58に対する冷却水の流入状態を制御
する電磁開閉弁62が設けられ、さらに油タンク52内の作
動油の温度に応じて該電磁開閉弁62を開閉制御する接点
付温度計64が設けられていて、油タンク52に還流せしめ
られる還流作動油が油タンク52内の作動油の温度に基づ
いて冷却制御せしめられるようになっており、これによ
って油タンク52内の作動油の温度が接点付温度計64で設
定された所定の温度に高い安定性をもって制御せしめら
れるようになっている。
50で汲み上げられた作動油の還流通路56上に位置してオ
イルクーラ58が設けられ、該還流通路56を通じて油タン
ク52に還流せしめられる還流作動油がこのオイルクーラ
58で冷却せしめられるようになっていると共に、かかる
オイルクーラ58に冷却水を導く冷却水通路60上に位置し
て、該オイルクーラ58に対する冷却水の流入状態を制御
する電磁開閉弁62が設けられ、さらに油タンク52内の作
動油の温度に応じて該電磁開閉弁62を開閉制御する接点
付温度計64が設けられていて、油タンク52に還流せしめ
られる還流作動油が油タンク52内の作動油の温度に基づ
いて冷却制御せしめられるようになっており、これによ
って油タンク52内の作動油の温度が接点付温度計64で設
定された所定の温度に高い安定性をもって制御せしめら
れるようになっている。
なお、ここにおいて、還流通路56は、射出シリンダ38,
油圧モータ36,油圧回路54の図示しない型締圧力設定用
リリーフバルブ、射出圧力設定用リリーフバルブおよび
油圧モータ圧力設定用リリーフバルブから排出される作
動油を還流せしめるものであり、型締装置42の型締シリ
ンダ44から排出される作動油はかかる還流通路56とは別
の還流通路(図示せず)を通じて油タンク52に還流せし
められることとなる。
油圧モータ36,油圧回路54の図示しない型締圧力設定用
リリーフバルブ、射出圧力設定用リリーフバルブおよび
油圧モータ圧力設定用リリーフバルブから排出される作
動油を還流せしめるものであり、型締装置42の型締シリ
ンダ44から排出される作動油はかかる還流通路56とは別
の還流通路(図示せず)を通じて油タンク52に還流せし
められることとなる。
また、前述の説明から明らかなように、本実施例では、
オイルクーラ58,電磁開閉弁62,接点付温度計64等から油
温制御装置が構成されている。
オイルクーラ58,電磁開閉弁62,接点付温度計64等から油
温制御装置が構成されている。
より具体的には、電磁開閉弁62は、そのソレノイド66が
励磁される励磁状態において、冷却水がオイルクーラ58
に流入することを許容する流入許容状態(開状態)に設
定されるようになっている一方、そのソレノイド66の解
磁状態において、冷却水がオイルクーラ58に流入するこ
とを阻止する流入遮断状態(閉状態)に設定されるよう
になっている。そして、本実施例では、かかる電磁開閉
弁62のソレノイド66が、第2図に示されている如き、接
点付温度計64の開閉接点68を含む制御回路70によって励
磁制御されるようになっており、これによって前記射出
装置30における成形材料の射出充填・保持作動時、およ
び射出装置30における成形材料の可塑化作動時であっ
て、接点付温度計64の開閉接点68が閉成されたときだ
け、電磁開閉弁62のソレノイド66が励磁され、オイルク
ーラ58に冷却水が流入せしめられるようになっている。
なお、型締保持は、成形材料の射出充填・保持と成形材
料の可塑化と同時に行なわれる作動であって、単独では
行なわれることはない。
励磁される励磁状態において、冷却水がオイルクーラ58
に流入することを許容する流入許容状態(開状態)に設
定されるようになっている一方、そのソレノイド66の解
磁状態において、冷却水がオイルクーラ58に流入するこ
とを阻止する流入遮断状態(閉状態)に設定されるよう
になっている。そして、本実施例では、かかる電磁開閉
弁62のソレノイド66が、第2図に示されている如き、接
点付温度計64の開閉接点68を含む制御回路70によって励
磁制御されるようになっており、これによって前記射出
装置30における成形材料の射出充填・保持作動時、およ
び射出装置30における成形材料の可塑化作動時であっ
て、接点付温度計64の開閉接点68が閉成されたときだ
け、電磁開閉弁62のソレノイド66が励磁され、オイルク
ーラ58に冷却水が流入せしめられるようになっている。
なお、型締保持は、成形材料の射出充填・保持と成形材
料の可塑化と同時に行なわれる作動であって、単独では
行なわれることはない。
すなわち、制御回路70を明らかにする第2図に示されて
いるように、電磁開閉弁62のソレノイド66には、接点付
温度計64の開閉接点68と常開接点72が直列に接続されて
おり、それら開閉接点68と常開接点72が同時に閉成され
たときだけ、電磁開閉弁62のソレノイド66が励磁され、
オイルクーラ58に冷却水が流入せしめられるようになっ
ているのである。そして、ここでは、前記射出装置30に
おける成形材料の射出充填・保持作動時において成形機
の制御に使用のタイマーによって閉成せしめられる常開
接点74、または射出装置30の可塑化作動時において同じ
く成形機の制御に使用のタイマーによって閉成せしめら
れる常開接点76が閉成せしめられてリレー78が通電され
たときだけ、常開接点72が閉成せしめられるようになっ
ているのであり、これによってそれら成形材料の射出充
填・保持作動時または可塑化作動時であって、接点付温
度計64の開閉接点68が閉成されたときだけ、オイルクー
ラ58に冷却水が流入せしめられるようになっているので
ある。
いるように、電磁開閉弁62のソレノイド66には、接点付
温度計64の開閉接点68と常開接点72が直列に接続されて
おり、それら開閉接点68と常開接点72が同時に閉成され
たときだけ、電磁開閉弁62のソレノイド66が励磁され、
オイルクーラ58に冷却水が流入せしめられるようになっ
ているのである。そして、ここでは、前記射出装置30に
おける成形材料の射出充填・保持作動時において成形機
の制御に使用のタイマーによって閉成せしめられる常開
接点74、または射出装置30の可塑化作動時において同じ
く成形機の制御に使用のタイマーによって閉成せしめら
れる常開接点76が閉成せしめられてリレー78が通電され
たときだけ、常開接点72が閉成せしめられるようになっ
ているのであり、これによってそれら成形材料の射出充
填・保持作動時または可塑化作動時であって、接点付温
度計64の開閉接点68が閉成されたときだけ、オイルクー
ラ58に冷却水が流入せしめられるようになっているので
ある。
なお、ここでは、接点付温度計64の開閉接点68に対して
並列に常開接点80が接続されており、電磁開閉弁62のソ
レノイド66が一旦励磁されると、常開接点72が開放され
るまで、すなわち成形材料の射出充填・保持作動、若し
くは可塑化作動が完了するまで、その励磁状態がかかる
常開接点80で保持されるようになっている。
並列に常開接点80が接続されており、電磁開閉弁62のソ
レノイド66が一旦励磁されると、常開接点72が開放され
るまで、すなわち成形材料の射出充填・保持作動、若し
くは可塑化作動が完了するまで、その励磁状態がかかる
常開接点80で保持されるようになっている。
一方、前記接点付温度計64は、第1図に示されているよ
うに、油タンク52内の作動油の温度を検出するための油
温センサ82と、その油温センサ82で検出された温度を表
示するための油温メータ84とを備えており、油温センサ
82で検出された油タンク52内の作動油の実際の温度を油
温メータ84において実温度指示針86で指示表示するよう
になっていると共に、その油温メータ84に設けられた接
点開閉温度設定針88によって前記開閉接点68の開閉温度
を指示設定し得るようになっている。そして、開閉接点
68は、油温センサ82で検出された油タンク52内の作動油
の実際の温度がその接点開閉温度設定針88で指示設定さ
れた設定温度よりも高いとき、閉成せしめられるように
なっている。
うに、油タンク52内の作動油の温度を検出するための油
温センサ82と、その油温センサ82で検出された温度を表
示するための油温メータ84とを備えており、油温センサ
82で検出された油タンク52内の作動油の実際の温度を油
温メータ84において実温度指示針86で指示表示するよう
になっていると共に、その油温メータ84に設けられた接
点開閉温度設定針88によって前記開閉接点68の開閉温度
を指示設定し得るようになっている。そして、開閉接点
68は、油温センサ82で検出された油タンク52内の作動油
の実際の温度がその接点開閉温度設定針88で指示設定さ
れた設定温度よりも高いとき、閉成せしめられるように
なっている。
つまり、本実施例の油温制御装置では、射出装置30にお
ける成形材料の射出充填・保持作動(射出装置30におけ
る射出保持作動)および可塑化作動(射出スクリュ34の
回転作動)によってポンプ50の吐出側の作動油圧力が高
くなり、還流通路56を通じて油タンク52に還流される作
動油の温度が大幅に上昇する場合であって、油タンク52
内の作動油の温度が接点付温度計64で設定された設定温
度(開閉接点68の開閉温度)よりも高くなった場合にの
み、電磁開閉弁62が開状態(流入許容状態)に設定され
て、オイルクーラ58に冷却水が流入せしめられ、それ以
外のときには、オイルクーラ58に対する冷却水の流入が
阻止されて、還流作動油に対する冷却操作が停止される
ようになっているのである。
ける成形材料の射出充填・保持作動(射出装置30におけ
る射出保持作動)および可塑化作動(射出スクリュ34の
回転作動)によってポンプ50の吐出側の作動油圧力が高
くなり、還流通路56を通じて油タンク52に還流される作
動油の温度が大幅に上昇する場合であって、油タンク52
内の作動油の温度が接点付温度計64で設定された設定温
度(開閉接点68の開閉温度)よりも高くなった場合にの
み、電磁開閉弁62が開状態(流入許容状態)に設定され
て、オイルクーラ58に冷却水が流入せしめられ、それ以
外のときには、オイルクーラ58に対する冷却水の流入が
阻止されて、還流作動油に対する冷却操作が停止される
ようになっているのである。
なお、以上の説明から明らかなように、本実施例では、
接点付温度計64の開閉接点68を含む制御回路70が比較制
御手段を構成しており、またかかる制御回路70の前記常
開接点80が保持手段を構成し、更に常開接点72、74、76
及びリレー78によって、冷却水供給時期選択手段が構成
されている。
接点付温度計64の開閉接点68を含む制御回路70が比較制
御手段を構成しており、またかかる制御回路70の前記常
開接点80が保持手段を構成し、更に常開接点72、74、76
及びリレー78によって、冷却水供給時期選択手段が構成
されている。
従って、このような油温制御装置によれば、上述のよう
に、射出成形条件や冷却水の温度、あるいは気温等の射
出成形機の使用条件に拘わらず、油タンク52内の作動油
の温度が接点温度計64における設定温度よりも高いと
き、還流作動油が充分効果的に冷却され、作動油温度が
その設定温度よりも低いときには、同じく射出成形機の
使用条件に拘わらず、還流作動油に対する冷却操作が停
止されることから、油タンク52内の作動油の温度が、射
出成形機の使用条件に拘わらず、接点付温度計64で設定
された開閉接点68の開閉温度(設定温度)に極めて安定
的に保持されるのであり、それ故その接点付温度計64に
おける設定温度を所望の温度に設定することにより、油
タンク52内の作動油の温度をその所望の温度に高い安定
性をもって保持することができるのである。
に、射出成形条件や冷却水の温度、あるいは気温等の射
出成形機の使用条件に拘わらず、油タンク52内の作動油
の温度が接点温度計64における設定温度よりも高いと
き、還流作動油が充分効果的に冷却され、作動油温度が
その設定温度よりも低いときには、同じく射出成形機の
使用条件に拘わらず、還流作動油に対する冷却操作が停
止されることから、油タンク52内の作動油の温度が、射
出成形機の使用条件に拘わらず、接点付温度計64で設定
された開閉接点68の開閉温度(設定温度)に極めて安定
的に保持されるのであり、それ故その接点付温度計64に
おける設定温度を所望の温度に設定することにより、油
タンク52内の作動油の温度をその所望の温度に高い安定
性をもって保持することができるのである。
因みに、第3図および第4図は、それぞれ、本実施例に
従う射出成形機において、接点付温度計64によって開閉
接点68の開閉温度を45℃および50℃に設定し、且つ射出
装置30における射出充填圧力(射出一次圧力)だけをそ
れぞれ40kg/cm2,60kg/cm2,80kg/cm2,100kg/cm2に変更設
定した条件下で、射出成形を行なった場合の電磁開閉弁
62の開閉状態と、油タンク52内の作動油温度の変化状態
との測定結果を示すものであるが、それらの図から、油
タンク52内の作動油の温度が、射出装置30における射出
充填圧力に拘わらず、変動幅が略2℃という極めて高い
安定性をもって、開閉接点68の開閉温度(設定温度)に
制御されることが認められる。ただし、これらの測定時
において、気温(室温)および冷却水の温度はそれぞれ
34℃および29℃であった。
従う射出成形機において、接点付温度計64によって開閉
接点68の開閉温度を45℃および50℃に設定し、且つ射出
装置30における射出充填圧力(射出一次圧力)だけをそ
れぞれ40kg/cm2,60kg/cm2,80kg/cm2,100kg/cm2に変更設
定した条件下で、射出成形を行なった場合の電磁開閉弁
62の開閉状態と、油タンク52内の作動油温度の変化状態
との測定結果を示すものであるが、それらの図から、油
タンク52内の作動油の温度が、射出装置30における射出
充填圧力に拘わらず、変動幅が略2℃という極めて高い
安定性をもって、開閉接点68の開閉温度(設定温度)に
制御されることが認められる。ただし、これらの測定時
において、気温(室温)および冷却水の温度はそれぞれ
34℃および29℃であった。
なお、かかる第3図および第4図において、電磁開閉弁
62が複数の成形サイクルのあいだ閉状態に保持される空
白期間は、油タンク52内の作動油の温度が設定温度より
も低く、その間、電磁開閉弁62が開状態(流入許容状
態)に設定されていないことを示している。また、射出
充填圧力が高いほどこの空白期間が短くなっているの
は、射出充填圧力が高いほど油タンク52に還流される還
流作動油の温度が高くなるためである。
62が複数の成形サイクルのあいだ閉状態に保持される空
白期間は、油タンク52内の作動油の温度が設定温度より
も低く、その間、電磁開閉弁62が開状態(流入許容状
態)に設定されていないことを示している。また、射出
充填圧力が高いほどこの空白期間が短くなっているの
は、射出充填圧力が高いほど油タンク52に還流される還
流作動油の温度が高くなるためである。
また、第5図および第6図は、それぞれ、本実施例に従
う射出成形機において、接点付温度計64によって開閉接
点68の開閉温度を45℃に設定し、射出成形条件をそれぞ
れ下記第1表のように設定した条件下で、電磁開閉弁62
の開閉状態と、油タンク52内の作動油温度の変化状態と
を測定した結果を示すものであるが、それらの図から、
油タンク52内の作動油の温度が、射出成形条件に拘わら
ず、極めて高い安定性をもって、開閉接点68の開閉温度
(設定温度)に制御されることが認められるのである。
う射出成形機において、接点付温度計64によって開閉接
点68の開閉温度を45℃に設定し、射出成形条件をそれぞ
れ下記第1表のように設定した条件下で、電磁開閉弁62
の開閉状態と、油タンク52内の作動油温度の変化状態と
を測定した結果を示すものであるが、それらの図から、
油タンク52内の作動油の温度が、射出成形条件に拘わら
ず、極めて高い安定性をもって、開閉接点68の開閉温度
(設定温度)に制御されることが認められるのである。
ただし、型締装置42にあっては、それぞれ、上記第1表
における射出充填時間および射出保持時間の間、140kg/
cm2の型締一次圧力で金型40の型締作動を行なうと共
に、射出装置30における射出保持作動の完了後、成形材
料の可塑化時間よりも若干長い解き、70kg/cm2の型締二
次圧力で成形品の冷却操作を行なうようにした。また、
ここにおいて、気温(室温)および冷却水の温度はそれ
ぞれ34℃および32.5℃であった。
における射出充填時間および射出保持時間の間、140kg/
cm2の型締一次圧力で金型40の型締作動を行なうと共
に、射出装置30における射出保持作動の完了後、成形材
料の可塑化時間よりも若干長い解き、70kg/cm2の型締二
次圧力で成形品の冷却操作を行なうようにした。また、
ここにおいて、気温(室温)および冷却水の温度はそれ
ぞれ34℃および32.5℃であった。
以上の説明から明らかなように、本実施例に従う油温制
御装置によれば、油タンク52内の作動油の温度が射出成
形機の使用条件によって大幅に変動することを良好に回
避して、所定の設定温度に極めて高い安定性をもって制
御できるのであり、従って通常の射出成形に際しては勿
論、精密安定成形に用いた場合にあっても、バラツキの
ない、高品質の成形品を安定して成形することが可能に
なるのである。
御装置によれば、油タンク52内の作動油の温度が射出成
形機の使用条件によって大幅に変動することを良好に回
避して、所定の設定温度に極めて高い安定性をもって制
御できるのであり、従って通常の射出成形に際しては勿
論、精密安定成形に用いた場合にあっても、バラツキの
ない、高品質の成形品を安定して成形することが可能に
なるのである。
また、本実施例の油温制御装置を採用すれば、前述のよ
うに、油タンク52内の作動油の温度を接点付温度計64に
おける開閉接点68の開閉温度に精度よく制御できること
から、接点付温度計64の接点開閉温度設定針88によって
所望の温度を設定するだけの簡単な操作で、油タンク52
内の作動油の温度を所望の温度に正確に設定できるとい
った利点があるのであり、またそのように、油タンク52
内の作動油の温度を所望の温度に簡単に設定でき、しか
も油タンク52内の作動油の温度をその設定温度に精度良
く制御できることから、射出成形機の性能テストを行な
うような場合において、冷却水温度や気温等に拘わら
ず、統一したデータを採取できるといった利点があるの
であり、さらに各種の調製を行なうような場合等におい
て、それらの調製を作動油温度を気にすることなくでき
るといった利点もあるのである。
うに、油タンク52内の作動油の温度を接点付温度計64に
おける開閉接点68の開閉温度に精度よく制御できること
から、接点付温度計64の接点開閉温度設定針88によって
所望の温度を設定するだけの簡単な操作で、油タンク52
内の作動油の温度を所望の温度に正確に設定できるとい
った利点があるのであり、またそのように、油タンク52
内の作動油の温度を所望の温度に簡単に設定でき、しか
も油タンク52内の作動油の温度をその設定温度に精度良
く制御できることから、射出成形機の性能テストを行な
うような場合において、冷却水温度や気温等に拘わら
ず、統一したデータを採取できるといった利点があるの
であり、さらに各種の調製を行なうような場合等におい
て、それらの調製を作動油温度を気にすることなくでき
るといった利点もあるのである。
さらに、本実施例の油温制御装置では、前述のように、
成形材料の射出充填・保持作動および可塑化作動の間だ
け、オイルクーラ58に対して冷却水を流入させるように
なっていることから、冷却水による還流作動油の冷却効
率が高く、冷却水の使用量が低減できるといった利点も
ある。
成形材料の射出充填・保持作動および可塑化作動の間だ
け、オイルクーラ58に対して冷却水を流入させるように
なっていることから、冷却水による還流作動油の冷却効
率が高く、冷却水の使用量が低減できるといった利点も
ある。
因みに、第7図は、本実施例に従う油温制御装置によっ
て還流作動油を冷却し、油タンク52内の作動油の温度を
42.8℃に制御した場合におけるオイルクーラ58の冷却水
出口温度の測定結果(実線)と、これと同じ射出成形機
の同一使用条件下でオイルクーラ58に冷却水を連続して
流し、油タンク52内の作動油の温度を42.8℃に制御した
場合におけるオイルクーラ58の冷却水出口温度の測定結
果(点線)とを比較して示すものであるが、それらの比
較から、本実施例に従う油温制御装置を採用した場合の
方が、冷却水の冷却効率が著しく高く、従って冷却水の
使用量を大幅に低減できることが認められるのである。
て還流作動油を冷却し、油タンク52内の作動油の温度を
42.8℃に制御した場合におけるオイルクーラ58の冷却水
出口温度の測定結果(実線)と、これと同じ射出成形機
の同一使用条件下でオイルクーラ58に冷却水を連続して
流し、油タンク52内の作動油の温度を42.8℃に制御した
場合におけるオイルクーラ58の冷却水出口温度の測定結
果(点線)とを比較して示すものであるが、それらの比
較から、本実施例に従う油温制御装置を採用した場合の
方が、冷却水の冷却効率が著しく高く、従って冷却水の
使用量を大幅に低減できることが認められるのである。
加えて、本実施例に従う油温制御装置を用いれば、還流
作動油の冷却操作時において、冷却水がオイルクーラ58
に対して一時的に大量に流入せしめられることから、オ
イルクーラ58に対して水あかが付着し難くなるといった
利点もある。
作動油の冷却操作時において、冷却水がオイルクーラ58
に対して一時的に大量に流入せしめられることから、オ
イルクーラ58に対して水あかが付着し難くなるといった
利点もある。
以上、本考案の一実施例を詳細に説明したが、これは文
字通りの例示であり、本考案がかかる具体例に限定して
解釈されるべきものでないことは、勿論である。
字通りの例示であり、本考案がかかる具体例に限定して
解釈されるべきものでないことは、勿論である。
例えば、前記実施例では、比較制御手段である制御回路
70に保持手段としての常開接点80が設けられ、開閉弁手
段である電磁開閉弁62(ソレノイド66)が流入遮断状態
(解磁状態)から流入許容状態(励磁状態)に切り換え
られたとき、成形材料の射出充填・保持作動または可塑
化作動が完了するまで、その流入許容状態がそのまま保
持されるうよになっていたが、かかる保持手段は必ずし
も成形材料の射出充填・保持作動または可塑化作動が完
了するまで電磁開閉弁62を流入許容状態に保持するよう
になっている必要はなく、電磁開閉弁62が流入遮断状態
から流入許容状態に切り換える毎に、それら射出充填・
保持作動時間や可塑化作動時間よりも充分短い所定の期
間の間、電磁開閉弁62を流入許容状態に保持させるよう
にすることも可能であり、またそのような保持手段自体
を省略することも可能である。さらに、かかる保持手段
としては、電磁開閉弁62を流入遮断状態から流入許容状
態に切り換える油タンク52内の作動油の温度と、流入許
容状態から流入遮断状態に切り換える油タンク52内の作
動油の温度とを、所定の微小温度差をもって別々に設定
し、これによって電磁開閉弁62の開閉状態を切り換える
油タンク52内の作動油の温度に所謂ヒステリシス特性を
持たせるようにしたものを採用することも可能である。
70に保持手段としての常開接点80が設けられ、開閉弁手
段である電磁開閉弁62(ソレノイド66)が流入遮断状態
(解磁状態)から流入許容状態(励磁状態)に切り換え
られたとき、成形材料の射出充填・保持作動または可塑
化作動が完了するまで、その流入許容状態がそのまま保
持されるうよになっていたが、かかる保持手段は必ずし
も成形材料の射出充填・保持作動または可塑化作動が完
了するまで電磁開閉弁62を流入許容状態に保持するよう
になっている必要はなく、電磁開閉弁62が流入遮断状態
から流入許容状態に切り換える毎に、それら射出充填・
保持作動時間や可塑化作動時間よりも充分短い所定の期
間の間、電磁開閉弁62を流入許容状態に保持させるよう
にすることも可能であり、またそのような保持手段自体
を省略することも可能である。さらに、かかる保持手段
としては、電磁開閉弁62を流入遮断状態から流入許容状
態に切り換える油タンク52内の作動油の温度と、流入許
容状態から流入遮断状態に切り換える油タンク52内の作
動油の温度とを、所定の微小温度差をもって別々に設定
し、これによって電磁開閉弁62の開閉状態を切り換える
油タンク52内の作動油の温度に所謂ヒステリシス特性を
持たせるようにしたものを採用することも可能である。
さらに、前記実施例では、電磁開閉弁62の開閉状態が接
点付温度計64の開閉接点68の開閉状態に基づいて制御さ
れるようになっていたが、油タンク52内の作動油の温度
と所定の温度設定手段で設定された設定温度とを電気的
に比較する温度比較手段を温度計(64)とは別個に設
け、その温度計とは別個に設けた電気的な温度比較手段
の比較結果に基づいて電磁開閉弁62を開閉制御させるよ
うにすることも可能である。なお、この場合には、通
常、油温センサも温度計のそれ(82)とは別のものが用
いられることとなり、また温度設定手段としても、設定
温度を電気的に設定するものが採用されることとなる。
点付温度計64の開閉接点68の開閉状態に基づいて制御さ
れるようになっていたが、油タンク52内の作動油の温度
と所定の温度設定手段で設定された設定温度とを電気的
に比較する温度比較手段を温度計(64)とは別個に設
け、その温度計とは別個に設けた電気的な温度比較手段
の比較結果に基づいて電磁開閉弁62を開閉制御させるよ
うにすることも可能である。なお、この場合には、通
常、油温センサも温度計のそれ(82)とは別のものが用
いられることとなり、また温度設定手段としても、設定
温度を電気的に設定するものが採用されることとなる。
加えて、前記実施例では、油タンク52からポンプ50で汲
み上げられた作動油の圧力に基づいて、成形材料の射出
充填・保持作動および可塑下作動、並びに金型の型締作
動が行なわれる形式の射出成形機に対して本考案を適用
した例について述べたが、本考案がこれに限定されるも
のではなく、それらの作動の少なくとも一つがポンプ50
で汲み上げられた作動油の圧力に基づいて行なわれる形
式の射出成形機に対しても適用できることは、勿論であ
る。
み上げられた作動油の圧力に基づいて、成形材料の射出
充填・保持作動および可塑下作動、並びに金型の型締作
動が行なわれる形式の射出成形機に対して本考案を適用
した例について述べたが、本考案がこれに限定されるも
のではなく、それらの作動の少なくとも一つがポンプ50
で汲み上げられた作動油の圧力に基づいて行なわれる形
式の射出成形機に対しても適用できることは、勿論であ
る。
その他、具体例を一々列挙することは割愛するが、本考
案が、その趣旨を逸脱しない範囲内において、当業者の
有する知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を
施した態様で実施できることは、言うまでもないところ
である。
案が、その趣旨を逸脱しない範囲内において、当業者の
有する知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を
施した態様で実施できることは、言うまでもないところ
である。
第1図は、本考案に従う油温制御装置を備えた射出成形
機の一例を概略的に示す系統図であり、第2図は、第1
図の油温制御装置における制御回路を示す回路図であ
る。第3図は、第1図に示す油温制御装置を備えた射出
成形機において、接点付温度計の開閉接点の開閉温度を
45℃に設定した状態において、射出充填圧力の変化に伴
う電磁開閉弁の開閉状態と油タンク内の作動油の温度の
変化状態とを測定した結果を示すグラフであって、
(a),(b),(c)および(d)は、それぞれ、射
出充填圧力を40kg/cm2,60kg/cm2,80kg/cm2,および100k
g/cm2に設定した場合における測定結果を示すものであ
る。第4図は、同じく、第1図に示す油温制御装置を備
えた射出成形機において、接点付温度計の開閉接点の開
閉温度を50℃に設定した状態の第3図に対応するグラフ
であり、(a),(b),(c),および(d)は、そ
れぞれ、第3図の(a),(b),(c)および(d)
に対応する測定結果を示すものである。第5図および第
6図は、それぞれ、第1図に示す油温制御装置を備えた
射出成形機において、互いに異なる射出成形条件で成形
操作を行なった場合の電磁開閉弁の開閉状態と油タンク
内の作動油の温度の変化状態とを測定した結果を示すグ
ラフである。第7図は、第1図に示す油温制御装置を備
えた射出成形機を用いて成形操作を行なった場合のオイ
ルクーラから排出される冷却水温度の測定結果を、オイ
ルクーラに対して冷却水を連続的に流した場合における
それと比較して示すグラフである。第8図は、従来の油
温制御装置を備えた射出成形機を概略的に示す系統図で
あり、第9図は、第8図に示す油温制御装置を用いた14
台の射出成形機において、その使用条件の違いによる油
タンク内の作動油温度のバラツキ状態を調査した結果を
示すグラフである。 30:射出装置、34:射出スクリュ 36:油圧モータ、38:射出シリンダ 42:型締装置、44:型締シリンダ 50:ポンプ、52:油タンク 56:還流通路、58:オイルクーラ 60:冷却水通路 62:電磁開閉弁(開閉弁手段) 64:接点付温度計、68:開閉接点 70:制御回路 72,74,76:常開接点 80:常開接点(保持手段) 82:油温センサ、84:油温メータ 88:接点開閉温度設定針
機の一例を概略的に示す系統図であり、第2図は、第1
図の油温制御装置における制御回路を示す回路図であ
る。第3図は、第1図に示す油温制御装置を備えた射出
成形機において、接点付温度計の開閉接点の開閉温度を
45℃に設定した状態において、射出充填圧力の変化に伴
う電磁開閉弁の開閉状態と油タンク内の作動油の温度の
変化状態とを測定した結果を示すグラフであって、
(a),(b),(c)および(d)は、それぞれ、射
出充填圧力を40kg/cm2,60kg/cm2,80kg/cm2,および100k
g/cm2に設定した場合における測定結果を示すものであ
る。第4図は、同じく、第1図に示す油温制御装置を備
えた射出成形機において、接点付温度計の開閉接点の開
閉温度を50℃に設定した状態の第3図に対応するグラフ
であり、(a),(b),(c),および(d)は、そ
れぞれ、第3図の(a),(b),(c)および(d)
に対応する測定結果を示すものである。第5図および第
6図は、それぞれ、第1図に示す油温制御装置を備えた
射出成形機において、互いに異なる射出成形条件で成形
操作を行なった場合の電磁開閉弁の開閉状態と油タンク
内の作動油の温度の変化状態とを測定した結果を示すグ
ラフである。第7図は、第1図に示す油温制御装置を備
えた射出成形機を用いて成形操作を行なった場合のオイ
ルクーラから排出される冷却水温度の測定結果を、オイ
ルクーラに対して冷却水を連続的に流した場合における
それと比較して示すグラフである。第8図は、従来の油
温制御装置を備えた射出成形機を概略的に示す系統図で
あり、第9図は、第8図に示す油温制御装置を用いた14
台の射出成形機において、その使用条件の違いによる油
タンク内の作動油温度のバラツキ状態を調査した結果を
示すグラフである。 30:射出装置、34:射出スクリュ 36:油圧モータ、38:射出シリンダ 42:型締装置、44:型締シリンダ 50:ポンプ、52:油タンク 56:還流通路、58:オイルクーラ 60:冷却水通路 62:電磁開閉弁(開閉弁手段) 64:接点付温度計、68:開閉接点 70:制御回路 72,74,76:常開接点 80:常開接点(保持手段) 82:油温センサ、84:油温メータ 88:接点開閉温度設定針
Claims (2)
- 【請求項1】油タンク(52)内の作動油を所定のポンプ
手段(50)で汲み上げて射出装置(30)および型締装置
(42)に供給し、該射出装置(30)における成形材料の
可塑化作動、射出充填・保持作動、および該型締装置
(42)における金型(40)の型締作動を該作動油の圧力
に基づいて行なうようにした形式の射出成形機におい
て、前記ポンプ手段(50)で汲み上げられる油タンク
(52)内の作動油の温度を制御するための油温制御装置
であって、 前記油タンク(52)に還流される前記作動油の還流通路
(56)上に設けられて、冷却水通路(60)を通じて導か
れる冷却水にて該還流通路(56)を通じて油タンク(5
2)に還流せしめられる還流作動油を冷却するオイルク
ーラ(58)と、 該オイルクーラ(58)に冷却水を導く前記冷却水通路
(60)上に設けられて、該冷却水が該オイルクーラ(5
8)に流入することを許容する流入許容状態と、該冷却
水が該オイルクーラ(58)に流入することを阻止する流
入遮断状態との間で切換制御せしめられる開閉弁手段
(62)と、 前記油タンク(52)内の作動油の温度を検出する油温セ
ンサ(82)と、 該油温センサ(82)にて検出された該油タンク(52)内
の作動油の実際の温度と、所定の温度設定手段(64)に
て設定された設定温度とを比較し、該油タンク(52)内
の作動油の実際の温度が該設定温度よりも高いとき、前
記開閉弁手段(62)を前記流入許容状態に設定して、前
記冷却水が前記オイルクーラ(58)に流入することを許
容せしめる比較制御手段(68、70)と、 を含み、更に該比較制御手段(68、70)が、前記ポンプ
手段(50)で汲み上げられた作動油の圧力に基づいて前
記射出装置(30)における成形材料の可塑化作動、およ
び射出充填作動が行なわれる期間のみ、前記開閉弁手段
(62)の前記流入許容状態への設定を許容する冷却水供
給時期選択手段(72、74、76、78)を有していることを
特徴とする射出成形機における油温制御装置。 - 【請求項2】前記比較制御手段(68、70)が、前記開閉
弁手段(62)の流入許容状態を所定期間保持する保持手
段(80)を備えており、該開閉弁手段(62)が前記流入
遮断状態から該流入許容状態に切り換えられたとき、該
開閉弁手段(62)が該保持手段(80)によって、該比較
制御手段(68、70)での作動油の温度の比較結果に拘わ
らず、所定期間の間、該流入許容状態に保持されるよう
になっている実用新案登録請求の範囲第1項記載の油温
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987037763U JPH077605Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 射出成形機における油温制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987037763U JPH077605Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 射出成形機における油温制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63144220U JPS63144220U (ja) | 1988-09-22 |
| JPH077605Y2 true JPH077605Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=30849381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987037763U Expired - Lifetime JPH077605Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 射出成形機における油温制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077605Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150033939A (ko) * | 2013-09-25 | 2015-04-02 | 현대중공업 주식회사 | 건설기계의 유압제어시스템 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5823364B2 (ja) * | 2012-09-21 | 2015-11-25 | 八千代工業株式会社 | 工場内における流体循環システム |
| CN109500119A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-03-22 | 重庆龙煜精密铜管有限公司 | 一种成型机油温控制系统 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5157378A (ja) * | 1974-11-13 | 1976-05-19 | Mitsui Mining & Smelting Eng | |
| JPS54130769A (en) * | 1978-03-31 | 1979-10-11 | Hitachi Ltd | Hydraulic circuit |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP1987037763U patent/JPH077605Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150033939A (ko) * | 2013-09-25 | 2015-04-02 | 현대중공업 주식회사 | 건설기계의 유압제어시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63144220U (ja) | 1988-09-22 |
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