JPH077632Y2 - 湿式多板ブレーキ - Google Patents

湿式多板ブレーキ

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JPH077632Y2
JPH077632Y2 JP1988001420U JP142088U JPH077632Y2 JP H077632 Y2 JPH077632 Y2 JP H077632Y2 JP 1988001420 U JP1988001420 U JP 1988001420U JP 142088 U JP142088 U JP 142088U JP H077632 Y2 JPH077632 Y2 JP H077632Y2
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JP
Japan
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brake
friction plate
oil
wet multi
shift
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JP1988001420U
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和嘉 平田
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ブレーキ軸にシフトボスを嵌合し、このシフ
トボスに可動側摩擦板をスプライン嵌合するとともに、
ドラム状のブレーキハウジングに形成した嵌合溝に固定
側摩擦板の外周に設けた突部を嵌合してある湿式多板ブ
レーキに関する。
〔従来の技術〕
係る湿式多板ブレーキは、可動側摩擦板と固定側摩擦板
とを圧接させることによってブレーキオンとなり、その
圧接を解除することによってブレーキオフとなる。そし
て、圧接を解除した際に、可動側摩擦板と固定側摩擦板
とが確実に離間し、両摩擦板間に発生する摩擦力が極力
小さくなるように、ブレーキハウジング内にオイルを入
れることでブレーキのオン・オフを円滑に行えるように
してある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従って、ブレーキをオフにした際には、可動側摩擦板と
固定側摩擦板の全ての摩擦面にオイルが行き亘ることが
肝要である。しかしながら、一般の多板式ブレーキは、
ドラム状のブレーキハウジングに内装されているから、
ブレーキハウジングの内奥にまでオイルが行き亘り難か
った。
即ち、オイルは、可動側摩擦板に形成された油穴やブレ
ーキハウジングの嵌合溝と両摩擦板間を通って徐々に行
き亘っていくから、その量は常に不足気味であり、ブレ
ーキをオフにした際に奥の可動側摩擦板と固定側摩擦板
の摩擦面の間に即座に入り込んで離間を補助することが
できず、それがブレーキオフ時の動力ロスを招く一因と
なっていた。
本考案は、このような実情に着目して創案されたもので
あり、その目的は、オイルの行き亘りを良くし、ブレー
キオフ時に生ずる動力ロスを小さくできるようにすると
ともに、その為の構造を簡単に得る点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、ブレーキハウジング側に設けた摩
擦板支持用の圧接面に、前記嵌合溝とハウジング内部と
を連通する油流通溝を設けた点にあり、その作用・効果
は次の通りである。
〔作用〕
つまり、可動側摩擦板と固定側摩擦板とが圧接されたブ
レーキオン状態でも、オイルはブレーキハウジングの嵌
合溝から摩擦板支持用の圧接面に設けられた油流通溝を
通ってブレーキハウジングの内に入り込めるので、ブレ
ーキハウジングの内奥に行き亘る量が増大するのであ
る。
〔考案の効果〕
その結果、ブレーキをオフにした際にオイルが奥の可動
側摩擦板と固定側摩擦板の摩擦面に即座に入り込んで離
間を補助できるようになり、動力ロスが小さくなった。
また、油流通溝を嵌合溝と連通する状態で設けてあるか
ら、嵌合溝の形成と同時に油流通溝の溝加工が行え、例
えば、油流通溝を形成するに当たって、可動側摩擦板ま
たは固定側摩擦板の何れか一方の摩擦面に油流通溝を形
成する場合に比して、摩擦板の厚肉化を避けることがで
き、また、摩擦板の磨耗によって溝深さが変化してオイ
ルの流動性能が低下することがなく、さらに、専用の溝
加工工程を必要とすることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第3
図にコンバインの走行系の一部が示されている。
ミッションケース(M)に架設されたブレーキ軸として
の支軸(1)の中央に入力ギヤ(2)を固定し、この入
力ギヤ(2)の左右側方に一組のシフトボス(3L),
(3R)をシフト自在に遊嵌するとともに、これらシフト
ボス(3L),(3R)の内側にクラッチ(CL),(CR)
を、外側に湿式多板ブレーキ(BL),(BR)を配備して
ある。
詳述すると、入力ギヤ(2)のボス部に形成された爪
(2a)と、シフトボス(3L),(3R)の入力ギヤ(2)
側の端部に形成された爪(4L),(4R)とを、シフトボ
ス(3L),(3R)の入力ギヤ(2)側へのシフトによっ
て咬合可能にするとともに、シフトボス(3L),(3R)
の入力ギヤ(2)側の外周部に形成された出力ギヤ(5
L),(5R)を、並設の伝動軸(6)に遊嵌された左右
の伝動ギヤ(7L),(7R)にそれぞれ咬合させて前記ク
ラッチ(CL),(CR)を構成してある。
また、前記シフトボス(3L),(3R)のミッションケー
ス(M)の内壁側の外周部に多数の可動側摩擦板(8)
をスプライン嵌合し、これら可動側摩擦板(8)を圧接
するプレッシャープレート(9)を設けるとともに、ミ
ッションケース(M)に装着したブレーキハウジング
(10)に多数の固定側摩擦板(11)を係合し、これらの
固定側摩擦板(11)を前記可動側摩擦板(8)と交互に
配置してある。そして、前記シフトボス(3L),(3R)
のミッションケース(M)内壁側へのシフトによって可
動側摩擦板(8)と固定側摩擦板(11)とが圧接されて
制動トルクを発生する前記湿式多板ブレーキ(BL),
(BR)を構成してある。尚、通常はスプリング(12
L),(12R)によってシフトボス(3L),(3R)を入力
ギヤ(2)側へ付勢してあり、クラッチ(CL),(CR)
はオン状態に、湿式多板ブレーキ(BL),(BR)はオフ
状態になっている。
従って、入力ギヤ(2)から2つの伝動ギヤ(7L),
(7R)へ分岐伝動されている状態において、シフトボス
(3L又は3R)をスプリング(12L又は12R)に抗してミッ
ションケース(M)側へシフトさせると、クラッチ(CL
又はCR)が切り状態となって伝動ギヤ(7L又は7R)への
駆動力が断たれ、更にシフトさせると湿式多板ブレーキ
(BL又はBR)がオン状態になり、伝動ギヤ(7L又は7R)
に制動力が働くのである。
前記ミッションケース(M)内には、潤滑及び冷却用の
オイルを入れてある。このオイルの一部が、湿式多板ブ
レーキ(BL),(BR)をオフの状態にした際に、可動側
摩擦板(8)と固定側摩擦板(11)との摩擦面の隙間に
入り込むことで、両摩擦板(8),(11)の離間を補助
して発生する摩擦力を極力小さくし、動力ロスを少なく
している。つまり、湿式多板ブレーキ(BL),(BR)の
オン・オフを円滑に行えるようにしているのである。
第1図及び第2図に示すように、ブレーキハウジング
(10)の内奥はミッションケース(M)の壁で塞がれて
いるため、オイルが内奥にまで行き亘り難くなってい
て、それを補うためこの湿式多板ブレーキ(BL),(B
R)には3種類の油路を設けてある。
つまり、可動側摩擦板(8)の円周に形成された嵌合用
のスプライン溝(8a)の各谷部側に円孔(8b)を連設
し、これらの円孔(8b)を第1の油路としてある。ま
た、固定側摩擦板(11)の外周の各突部(11a)に凹部
(11b)を形成し、これらの凹部(11b)を第2の油路と
してある。更に、固定側摩擦板(11)の突部(11a)を
嵌合するために形成されたブレーキハウジング(10)の
嵌合溝(10a)とブレーキハウジング(10)内部の中心
側とを結ぶ油流通溝(13)を、ブレーキハウジング(1
0)側に設けた摩擦板支持用の圧接面(14)に形成し、
第3の油路としてある。補足すると、最も内側に位置す
る固定側摩擦板(11)が、ブレーキオン状態で圧接する
ブレーキハウジング(10)の圧接面に、油流通溝(13)
を放射状に形成し、前記嵌合溝(10a)からブレーキハ
ウジング(10)の内部空間へオイルを導く油路としてあ
る。
このように、当該湿式多板ブレーキ(BL),(BR)は、
ブレーキハウジング(10)の内奥にまでオイルがよく行
き亘っていて、ブレーキオフ状態での動力ロスが非常に
少ない上に冷却能力も高いものとなっているのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る湿式多板ブレーキの実施例を示し、
第1図は分解斜視図、第2図は拡大断面図、第3図はコ
ンバインの走行系の一部を示す断面図である。 (1)……ブレーキ軸、(3L),(3R)……シフトボ
ス、(8)……可動側摩擦板、(10)……ブレーキハウ
ジング、(10a)……嵌合溝、(11)……固定側摩擦
板、(11a)……突部、(13)……油流通溝、(14)…
…圧接面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキ軸(1)にシフトボス(3L),
    (3R)を嵌合し、このシフトボス(3L),(3R)に可動
    側摩擦板(8)をスプライン嵌合するとともに、ドラム
    状のブレーキハウジング(10)に形成した嵌合溝(10
    a)に固定側摩擦板(11)の外周に設けた突部(11a)を
    嵌合してある湿式多板ブレーキであって、ブレーキハウ
    ジング(10)側に設けた摩擦板支持用の圧接面(14)
    に、前記嵌合溝(10a)とハウジング内部とを連通する
    油流通溝(13)を設けてある湿式多板ブレーキ。
JP1988001420U 1988-01-09 1988-01-09 湿式多板ブレーキ Expired - Lifetime JPH077632Y2 (ja)

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KR101137583B1 (ko) * 2010-02-17 2012-04-19 동양물산기업 주식회사 유압 습식 브레이크

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