JPH0776847A - 建築基礎用梁及びこの梁を用いた建築基礎の施工方法 - Google Patents
建築基礎用梁及びこの梁を用いた建築基礎の施工方法Info
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- JPH0776847A JPH0776847A JP22455393A JP22455393A JPH0776847A JP H0776847 A JPH0776847 A JP H0776847A JP 22455393 A JP22455393 A JP 22455393A JP 22455393 A JP22455393 A JP 22455393A JP H0776847 A JPH0776847 A JP H0776847A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、輸送効率及び保管効率を向上上
させることができるとともに、建築基礎のバリエーショ
ンに良好に対応できるようにしている。 【構成】 この発明に係る建築基礎の施工方法は、予め
製造された建築基礎用梁梁10を地盤20上に設置し、
次に、この建築基礎用梁の突設配筋である補助筋16の
下部または長尺配筋である主筋15Bにベース筋18を
結合させ、その後、これらの補助筋の下部、主筋及びベ
ース筋を埋設するようにてしてコンクリート22を打設
して、建築基礎12のベース部14を構成し、上記建築
基礎用梁を上記建築基礎の立上り部13とするものであ
る。
させることができるとともに、建築基礎のバリエーショ
ンに良好に対応できるようにしている。 【構成】 この発明に係る建築基礎の施工方法は、予め
製造された建築基礎用梁梁10を地盤20上に設置し、
次に、この建築基礎用梁の突設配筋である補助筋16の
下部または長尺配筋である主筋15Bにベース筋18を
結合させ、その後、これらの補助筋の下部、主筋及びベ
ース筋を埋設するようにてしてコンクリート22を打設
して、建築基礎12のベース部14を構成し、上記建築
基礎用梁を上記建築基礎の立上り部13とするものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この本発明は、建築物の基礎(以
下、「建築基礎」と称する。)を構成する建築基礎用
梁、及びこの梁を用いた建築基礎の施工方法に関する。
下、「建築基礎」と称する。)を構成する建築基礎用
梁、及びこの梁を用いた建築基礎の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築基礎は、一般には、施工現場でコン
クリートを打設して、ベース部分と立上り部分とからな
る鉛直断面逆T字形状に構築される。ところが、近年、
施工作業の迅速化の要請から、建築基礎の立上り部分及
びベース部分の一部を予め工場等で一体製造し、これを
現場へ輸送して設置し、残部を現場でコンクリートを打
設して、建築基礎を構築する技術、具体例として実開平
1-61241号公報記載の考案(第1従来例)が開発されて
いる。
クリートを打設して、ベース部分と立上り部分とからな
る鉛直断面逆T字形状に構築される。ところが、近年、
施工作業の迅速化の要請から、建築基礎の立上り部分及
びベース部分の一部を予め工場等で一体製造し、これを
現場へ輸送して設置し、残部を現場でコンクリートを打
設して、建築基礎を構築する技術、具体例として実開平
1-61241号公報記載の考案(第1従来例)が開発されて
いる。
【0003】更に、同様の要請から、特開昭57-15728号
公報に記載の発明のように、建築基礎の立上り部を予め
工場等で製造し、建築現場において、上記立上り部の下
部にベース部(フーチング部)をコンクリート打設して
形成し、両者を一体成形して建築基礎を構築するものが
ある(第2従来例)。この第2従来例では、工場等で製
造される立上り部の下方に、フック形状の突設配筋のみ
が突設して構成されている。
公報に記載の発明のように、建築基礎の立上り部を予め
工場等で製造し、建築現場において、上記立上り部の下
部にベース部(フーチング部)をコンクリート打設して
形成し、両者を一体成形して建築基礎を構築するものが
ある(第2従来例)。この第2従来例では、工場等で製
造される立上り部の下方に、フック形状の突設配筋のみ
が突設して構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な第1従来例では、予め製造された建築基礎の鉛直断面
が逆T字形状であり、然も、基礎のベース部分からベー
ス筋が突設されているため、これらの建築基礎の積み上
げが困難である。このため、施工現場への輸送効率が低
く、更に倉庫内での建築基礎の保管スペースも増大して
しまう。
な第1従来例では、予め製造された建築基礎の鉛直断面
が逆T字形状であり、然も、基礎のベース部分からベー
ス筋が突設されているため、これらの建築基礎の積み上
げが困難である。このため、施工現場への輸送効率が低
く、更に倉庫内での建築基礎の保管スペースも増大して
しまう。
【0005】また、上述の第1従来例では、構築する建
築基礎のバリエーションへの対応が困難である。例の1
として、隣地境界線が近いために鉛直断面略L字型の偏
心基礎を構築する場合には、第1従来例の建築基礎は、
鉛直断面逆T字型に予め製造されているので使用でき
ず、鉛直断面L字形状の別部品が必要となる。例の2と
して地盤の耐力が弱いためにべた基礎を構築する場合に
は、第1従来例の建築基礎では、所定長さのベース筋が
予め突設され、固定されているため、現場で更に不足分
のベース筋をつぎ足し、接続するという手間が必要であ
る。更に、つぎ足しのため余分な長さの鉄筋が必要であ
る。
築基礎のバリエーションへの対応が困難である。例の1
として、隣地境界線が近いために鉛直断面略L字型の偏
心基礎を構築する場合には、第1従来例の建築基礎は、
鉛直断面逆T字型に予め製造されているので使用でき
ず、鉛直断面L字形状の別部品が必要となる。例の2と
して地盤の耐力が弱いためにべた基礎を構築する場合に
は、第1従来例の建築基礎では、所定長さのベース筋が
予め突設され、固定されているため、現場で更に不足分
のベース筋をつぎ足し、接続するという手間が必要であ
る。更に、つぎ足しのため余分な長さの鉄筋が必要であ
る。
【0006】また、第2従来例では、上記第1従例と異
なり、偏心基礎やべた基礎等建築基礎のバリエーション
に良好に対応できるものの、工場等で製造される立上り
部にフック形状の突設配筋のみが突設されている。この
ため、この第2従来例の立上り部においては、建築現場
で施工されるまでの保管中や建築現場への輸送中に、上
記突設配筋が曲げ変形され易い。
なり、偏心基礎やべた基礎等建築基礎のバリエーション
に良好に対応できるものの、工場等で製造される立上り
部にフック形状の突設配筋のみが突設されている。この
ため、この第2従来例の立上り部においては、建築現場
で施工されるまでの保管中や建築現場への輸送中に、上
記突設配筋が曲げ変形され易い。
【0007】更に、この第2従来例では、上記突設配筋
がフック形状に形成されているため、加工コストがかさ
む。然も、建築現場で突設配筋間に長尺配筋を配索する
ので、長尺配筋配索工数が必要となり、施工コストも上
昇する。
がフック形状に形成されているため、加工コストがかさ
む。然も、建築現場で突設配筋間に長尺配筋を配索する
ので、長尺配筋配索工数が必要となり、施工コストも上
昇する。
【0008】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、輸送効率及び保管効率を向上させること
ができるとともに、建築基礎のコストを低減できる建築
基礎用梁及びその梁を用いた建築基礎の施工方法を提供
することを目的とする。
たものであり、輸送効率及び保管効率を向上させること
ができるとともに、建築基礎のコストを低減できる建築
基礎用梁及びその梁を用いた建築基礎の施工方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、建築基礎の立上り部を構成する建築基礎用梁であっ
て、鉛直断面略矩形状であり、下方に複数本の配筋が突
設されるとともに、この突設配筋に上記梁の長手方向に
延びる長尺配筋が架設して固着され、これらの突設配筋
または長尺配筋の少なくとも一方にベース筋が結合可能
に構成されたものである。
は、建築基礎の立上り部を構成する建築基礎用梁であっ
て、鉛直断面略矩形状であり、下方に複数本の配筋が突
設されるとともに、この突設配筋に上記梁の長手方向に
延びる長尺配筋が架設して固着され、これらの突設配筋
または長尺配筋の少なくとも一方にベース筋が結合可能
に構成されたものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、予め製造された
請求項1記載の建築基礎用梁を地業がなされた地盤上に
高さ調整部材を介して設置し、この建築基礎用梁の突設
配筋または長尺配筋の少なくとも一方にベース筋を結合
させ、上記突設配筋、長尺配筋及びベース筋を埋設する
ようにしてコンクリートを打設して建築基礎のベース部
を構成し、上記建築基礎用梁を上記建築基礎の立上り部
とするものである。
請求項1記載の建築基礎用梁を地業がなされた地盤上に
高さ調整部材を介して設置し、この建築基礎用梁の突設
配筋または長尺配筋の少なくとも一方にベース筋を結合
させ、上記突設配筋、長尺配筋及びベース筋を埋設する
ようにしてコンクリートを打設して建築基礎のベース部
を構成し、上記建築基礎用梁を上記建築基礎の立上り部
とするものである。
【0011】
【作用】従って、請求項1に係る建築基礎用梁によれ
ば、この建築基礎用梁が建築基礎の立上り部になり、工
場等で予め製造され、建築基礎の施工現場へ輸送され
る。この建築基礎用梁は、鉛直断面略矩形状であり、ベ
ース筋が突出していないので、複数個容易に積み上げる
ことができる。このため、輸送効率や倉庫内での保管効
率を向上させることができる。更に、建築基礎用梁に
は、突設配筋に長尺配筋が固着されているので、突設配
筋はこの長尺配筋によって補強され、建築基礎用梁の保
管中や輸送中に曲げ変形されることがない。この点から
も、輸送効率や保管効率を向上させることができる。然
も、上記突設配筋に、フック形状等のように複雑な形状
を施さなければ、建築基礎用梁の加工コストを低減でき
る。
ば、この建築基礎用梁が建築基礎の立上り部になり、工
場等で予め製造され、建築基礎の施工現場へ輸送され
る。この建築基礎用梁は、鉛直断面略矩形状であり、ベ
ース筋が突出していないので、複数個容易に積み上げる
ことができる。このため、輸送効率や倉庫内での保管効
率を向上させることができる。更に、建築基礎用梁に
は、突設配筋に長尺配筋が固着されているので、突設配
筋はこの長尺配筋によって補強され、建築基礎用梁の保
管中や輸送中に曲げ変形されることがない。この点から
も、輸送効率や保管効率を向上させることができる。然
も、上記突設配筋に、フック形状等のように複雑な形状
を施さなければ、建築基礎用梁の加工コストを低減でき
る。
【0012】また、請求項2に記載の建築基礎の施工方
法によれば、建築基礎の立上り部を構成する建築基礎用
梁には、突設配筋に長尺配筋が予め固着されているの
で、建築現場にて、この長尺配筋を施工する必要がな
い。このため、建築現場にて長尺配筋の施工工数を削減
でき、建築基礎の施工コストを低減できる。また、建築
基礎のベース部を構成するベース筋は、建築基礎の施工
現場にて、建築基礎用梁の突設配筋または長尺配筋の少
なくとも一方に結合される。このため、隣地境界線が近
いために偏心基礎を構築する場合や地盤の耐力が弱いた
めにべた基礎を構築する場合でも、ベース筋の配置位置
や長さを変更するだけで容易に対応でき、バリエーショ
ンに容易かつ良好に対応させて建築基礎を施工できる。
法によれば、建築基礎の立上り部を構成する建築基礎用
梁には、突設配筋に長尺配筋が予め固着されているの
で、建築現場にて、この長尺配筋を施工する必要がな
い。このため、建築現場にて長尺配筋の施工工数を削減
でき、建築基礎の施工コストを低減できる。また、建築
基礎のベース部を構成するベース筋は、建築基礎の施工
現場にて、建築基礎用梁の突設配筋または長尺配筋の少
なくとも一方に結合される。このため、隣地境界線が近
いために偏心基礎を構築する場合や地盤の耐力が弱いた
めにべた基礎を構築する場合でも、ベース筋の配置位置
や長さを変更するだけで容易に対応でき、バリエーショ
ンに容易かつ良好に対応させて建築基礎を施工できる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明に係る建築基礎用梁を示す断
面図である。図2は、図1の建築基礎用梁の斜視図であ
る。図3は、図1の建築基礎用梁を用いた建築基礎の施
工方法を示す図である。図4は、偏心基礎を施工する図
1の建築基礎用梁を示す断面図である。図5は、べた基
礎を施工する図1の建築基礎用梁を示す断面図である。
明する。図1は、この発明に係る建築基礎用梁を示す断
面図である。図2は、図1の建築基礎用梁の斜視図であ
る。図3は、図1の建築基礎用梁を用いた建築基礎の施
工方法を示す図である。図4は、偏心基礎を施工する図
1の建築基礎用梁を示す断面図である。図5は、べた基
礎を施工する図1の建築基礎用梁を示す断面図である。
【0014】図1及び図2に示す建築基礎用梁10は、
建築物の基礎(建築基礎12)の立上り部13を構成す
るものであり、工場等で予め製造される。この建築基礎
用梁10は、2本の主筋15A及び15Bを上下に配置
して、それぞれ水平方向に延在させ、これらの主筋15
A及び15B間に補助筋16を架け渡し、補助筋16の
下部及び主筋15Bのみを露出させ、コンクリート打設
して構成される。
建築物の基礎(建築基礎12)の立上り部13を構成す
るものであり、工場等で予め製造される。この建築基礎
用梁10は、2本の主筋15A及び15Bを上下に配置
して、それぞれ水平方向に延在させ、これらの主筋15
A及び15B間に補助筋16を架け渡し、補助筋16の
下部及び主筋15Bのみを露出させ、コンクリート打設
して構成される。
【0015】この建築基礎用梁10は、鉛直断面略矩形
状であり、下方から、突設配筋としての補助筋16の下
部が突設され、長尺配筋としての主筋15Bが露出して
いる。補助筋16は、主筋15A及び15Bの延在方向
に所定間隔で複数本、主筋15A及び15Bに溶接さ
れ、或いはなまし鉄線等により結束される。補助筋16
の下部及び主筋15Bに、ベース筋18が結合可能に構
成される。この結合は、溶接或いはなまし鉄線による結
束などによってなされる。
状であり、下方から、突設配筋としての補助筋16の下
部が突設され、長尺配筋としての主筋15Bが露出して
いる。補助筋16は、主筋15A及び15Bの延在方向
に所定間隔で複数本、主筋15A及び15Bに溶接さ
れ、或いはなまし鉄線等により結束される。補助筋16
の下部及び主筋15Bに、ベース筋18が結合可能に構
成される。この結合は、溶接或いはなまし鉄線による結
束などによってなされる。
【0016】ここで、建築基礎用梁10は、例えば高さ
Hが約500mm 、幅Wが約160mm に構成される。このと
き、主筋15A及び15Bの直径は約16mm、補助筋16
及びベース筋18の直径は約10mmにそれぞれ設定され
る。
Hが約500mm 、幅Wが約160mm に構成される。このと
き、主筋15A及び15Bの直径は約16mm、補助筋16
及びベース筋18の直径は約10mmにそれぞれ設定され
る。
【0017】上述のように構成され、予め製造された建
築基礎用梁10を施工現場へ輸送し、この建築基礎梁を
用いて施工現場にて建築基礎12を施工する。
築基礎用梁10を施工現場へ輸送し、この建築基礎梁を
用いて施工現場にて建築基礎12を施工する。
【0018】建築基礎12の施工方法は、図3(A)に
示すように、まず、根切り溝に割栗石等の砕石19(例
えば粒径約50mm以下)を敷き詰めて地盤20を形成す
る。そして、部分的に枕木17等の高さ調整部材を用い
て、この地盤20から所定寸法だけ離間させ、建築基礎
用梁10を設置する。一方、地盤20上には、建築基礎
用梁10を挟むようにして型枠21が設置されている。
示すように、まず、根切り溝に割栗石等の砕石19(例
えば粒径約50mm以下)を敷き詰めて地盤20を形成す
る。そして、部分的に枕木17等の高さ調整部材を用い
て、この地盤20から所定寸法だけ離間させ、建築基礎
用梁10を設置する。一方、地盤20上には、建築基礎
用梁10を挟むようにして型枠21が設置されている。
【0019】次に、図3(B)に示すように、建築基礎
用梁10の補助筋16下部及び主筋15Bにベース筋1
8をなまし鉄線などを用いて結束する。このとき、ベー
ス筋18は、建築基礎梁10の両側面10A及び10B
から同程度突出させる。また、このベース筋18は、主
筋15A及び15Bの延在方向に約200mm のピッチPで
設定される。その後、型枠21内にコンクリート22を
打設する。この打設により、図3(C)に示すように、
補助筋16の下部及びベース筋18が埋設される。
用梁10の補助筋16下部及び主筋15Bにベース筋1
8をなまし鉄線などを用いて結束する。このとき、ベー
ス筋18は、建築基礎梁10の両側面10A及び10B
から同程度突出させる。また、このベース筋18は、主
筋15A及び15Bの延在方向に約200mm のピッチPで
設定される。その後、型枠21内にコンクリート22を
打設する。この打設により、図3(C)に示すように、
補助筋16の下部及びベース筋18が埋設される。
【0020】このコンクリート22の養生によって、建
築基礎用梁10の下部に建築基礎12のベース部14が
一体に構成される。このとき、建築基礎用梁10は、建
築基礎12の立上り部13として構成され、建築基礎1
2は、これらの立上り部13とベース部14とによって
逆T字形状に施工される。このようにして、建築基礎1
2を施工現場にて施工した後、グランドレベルGまで土
を埋め込んで、立上り部13のみが地上に出るようにす
る。
築基礎用梁10の下部に建築基礎12のベース部14が
一体に構成される。このとき、建築基礎用梁10は、建
築基礎12の立上り部13として構成され、建築基礎1
2は、これらの立上り部13とベース部14とによって
逆T字形状に施工される。このようにして、建築基礎1
2を施工現場にて施工した後、グランドレベルGまで土
を埋め込んで、立上り部13のみが地上に出るようにす
る。
【0021】図4に示すように、施工現場において、隣
地との境界30が接近している箇所に、鉛直断面略L字
形状の偏心基礎23を構築する場合には、地盤20上に
建築基礎用梁10を設置した後、ベース筋18を、補助
筋16の下部及び主筋15Bに溶接或いは結束させる
が、このとき、建築基礎用梁10の一側面10Bのみか
らベース筋を18を突出させる。また、ベース筋18の
長さL1 は、図1に示す逆T字形状の通常の建築基礎1
2のベース筋18の長さLと異なり、適切な値に設定さ
れる。
地との境界30が接近している箇所に、鉛直断面略L字
形状の偏心基礎23を構築する場合には、地盤20上に
建築基礎用梁10を設置した後、ベース筋18を、補助
筋16の下部及び主筋15Bに溶接或いは結束させる
が、このとき、建築基礎用梁10の一側面10Bのみか
らベース筋を18を突出させる。また、ベース筋18の
長さL1 は、図1に示す逆T字形状の通常の建築基礎1
2のベース筋18の長さLと異なり、適切な値に設定さ
れる。
【0022】その後、補助筋16の下部、主筋15B及
びベース筋18を埋設するようにしてコンクリート22
を打設し、養生して、偏心基礎23のベース部24を形
成する。尚、符号25はベース補助筋を示す。
びベース筋18を埋設するようにしてコンクリート22
を打設し、養生して、偏心基礎23のベース部24を形
成する。尚、符号25はベース補助筋を示す。
【0023】図5に示すように、施工現場において、地
盤20の耐力が弱い場合には、建築基礎用梁10を用い
てべた基礎26を施工する。この場合、ベース筋18
は、複数の建築基礎用梁10における補助筋16の下部
及び主筋15Bに架け渡される長さL2 に設定される。
このベース筋18に、ベース補助筋25を溶接或いは結
束し、これらのベース筋18及びベース補助筋25、並
びに補助筋16の下部及び主筋15Bを埋設するように
て、コンクリート22を打設し、べた基礎26のベース
部27を形成する。
盤20の耐力が弱い場合には、建築基礎用梁10を用い
てべた基礎26を施工する。この場合、ベース筋18
は、複数の建築基礎用梁10における補助筋16の下部
及び主筋15Bに架け渡される長さL2 に設定される。
このベース筋18に、ベース補助筋25を溶接或いは結
束し、これらのベース筋18及びベース補助筋25、並
びに補助筋16の下部及び主筋15Bを埋設するように
て、コンクリート22を打設し、べた基礎26のベース
部27を形成する。
【0024】上記実施例によれば、建築基礎用梁10
は、建築基礎12の立上り部13になり、工場等で予め
製造され、建築基礎12の施工現場へ輸送される。この
建築基礎用梁10は、鉛直断面矩形状であり、ベース筋
18が突設していないので、複数個容易に積み上げるこ
とができる。このため、建築基礎用梁10の輸送効率を
向上させることができる。更に、建築基礎用梁10の保
管スペースの増大も防止できるので、保管効率も向上さ
せることができる。
は、建築基礎12の立上り部13になり、工場等で予め
製造され、建築基礎12の施工現場へ輸送される。この
建築基礎用梁10は、鉛直断面矩形状であり、ベース筋
18が突設していないので、複数個容易に積み上げるこ
とができる。このため、建築基礎用梁10の輸送効率を
向上させることができる。更に、建築基礎用梁10の保
管スペースの増大も防止できるので、保管効率も向上さ
せることができる。
【0025】この場合、建築基礎用梁10には、補助筋
16に主筋15Bが固着されているので、補助筋16
は、この主筋15Bによって補強されており、建築基礎
用梁10の保管中や輸送中にも突出部分の曲げ変形をき
たすことがない。この点からも、建築基礎用梁10の輸
送効率及び保管効率を向上させることができる。
16に主筋15Bが固着されているので、補助筋16
は、この主筋15Bによって補強されており、建築基礎
用梁10の保管中や輸送中にも突出部分の曲げ変形をき
たすことがない。この点からも、建築基礎用梁10の輸
送効率及び保管効率を向上させることができる。
【0026】また、建築基礎12のベース部14を構成
するベース筋18は、建築基礎12の施工現場にて、建
築基礎用梁10の突設配筋である補助筋16の下部及び
長尺配筋である主筋15Bに結合される。このため、建
築基礎が、隣地との境界30に近い位置に偏心基礎23
を構築する場合や、地盤20の耐力が弱い箇所にべた基
礎26を構築する場合でも、同一の建築基礎用梁10を
用いて、ベース筋18の配置位置や長さを変更するだけ
で容易に対応できる。従って、偏心基礎23を構築する
場合でも、断面形状L字型の別部分を製造する必要はな
い。また、べた基礎26を構築する場合でも、正味長さ
のベース筋18を現場で用意すればよいので、現場で重
ねてつぎ足す必要がなく、作業は容易となり、材料も節
約できる。この結果、建築基礎12、23、26の立上
り部13を構成する建築基礎用梁10によって、部品の
共通化を図りながら、偏心基礎23やべた基礎26等建
築基礎のバリエーションに良好に対応できる。
するベース筋18は、建築基礎12の施工現場にて、建
築基礎用梁10の突設配筋である補助筋16の下部及び
長尺配筋である主筋15Bに結合される。このため、建
築基礎が、隣地との境界30に近い位置に偏心基礎23
を構築する場合や、地盤20の耐力が弱い箇所にべた基
礎26を構築する場合でも、同一の建築基礎用梁10を
用いて、ベース筋18の配置位置や長さを変更するだけ
で容易に対応できる。従って、偏心基礎23を構築する
場合でも、断面形状L字型の別部分を製造する必要はな
い。また、べた基礎26を構築する場合でも、正味長さ
のベース筋18を現場で用意すればよいので、現場で重
ねてつぎ足す必要がなく、作業は容易となり、材料も節
約できる。この結果、建築基礎12、23、26の立上
り部13を構成する建築基礎用梁10によって、部品の
共通化を図りながら、偏心基礎23やべた基礎26等建
築基礎のバリエーションに良好に対応できる。
【0027】また、これらの建築基礎12、23及び2
6においては、ベース部14、24及び27を構成する
コンクリート22が、建築基礎用梁10の下方へ突出し
た補助筋16の下部及び主筋15Bを埋設するので、建
築基礎用梁10とベース部14、24又は27とを強固
に一体化させることができる。このため、建築基礎用梁
10とベース部14、24又は27との結合部の耐剪断
力を増大せることができる。
6においては、ベース部14、24及び27を構成する
コンクリート22が、建築基礎用梁10の下方へ突出し
た補助筋16の下部及び主筋15Bを埋設するので、建
築基礎用梁10とベース部14、24又は27とを強固
に一体化させることができる。このため、建築基礎用梁
10とベース部14、24又は27との結合部の耐剪断
力を増大せることができる。
【0028】更に、建築基礎用梁10の補助筋16は直
線形状であり、フック等のように複雑な形状が加工され
ていないので、建築基礎用梁10の加工コストを低減で
きる。然も、建築基礎用梁10の補助筋16に主筋15
Bが予め固着されているので、建築現場で、建築基礎1
2、24、27を構築する場合、補助筋16に主筋15
Bを配索する必要がない。従って、この分、建築現場に
て施工工数を削減でき、建築基礎12の施工コストを低
減できる。これらの観点から、建築基礎12のコストを
低減できる。
線形状であり、フック等のように複雑な形状が加工され
ていないので、建築基礎用梁10の加工コストを低減で
きる。然も、建築基礎用梁10の補助筋16に主筋15
Bが予め固着されているので、建築現場で、建築基礎1
2、24、27を構築する場合、補助筋16に主筋15
Bを配索する必要がない。従って、この分、建築現場に
て施工工数を削減でき、建築基礎12の施工コストを低
減できる。これらの観点から、建築基礎12のコストを
低減できる。
【0029】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、ベース筋1
8は、補強筋16または主筋15Bのいずれか一方に固
着するものでも良い。
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、ベース筋1
8は、補強筋16または主筋15Bのいずれか一方に固
着するものでも良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る建築基礎
用梁及びこの梁を用いた建築基礎の施工方法によれば、
輸送効率及び保管効率を向上させることができるととも
に、建築基礎のコストを低減できる。
用梁及びこの梁を用いた建築基礎の施工方法によれば、
輸送効率及び保管効率を向上させることができるととも
に、建築基礎のコストを低減できる。
【図1】図1は、この発明に係る建築基礎用梁を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図2は、図1の建築基礎用梁の斜視図である。
【図3】図3は、図1の建築基礎用梁を用いた建築基礎
の施工方法を示す図である。
の施工方法を示す図である。
【図4】図4は、偏心基礎を施工する図1の建築基礎用
梁を示す断面図である。
梁を示す断面図である。
【図5】図5は、べた基礎を施工する図1の建築基礎用
梁を示す断面図である。
梁を示す断面図である。
10 建築基礎用梁 12 建築基礎 13 立上り部 14 ベース部 15A、15B 主筋 16 補助筋 18 ベース筋 20 地盤 21 型枠 22 ベース部のコンクリート 23 偏心基礎 25 ベース補助筋 26 べた基礎
Claims (2)
- 【請求項1】 建築基礎の立上り部を構成する建築基礎
用梁であって、鉛直断面略矩形状であり、下方に複数本
の配筋が突設されるとともに、この突設配筋に上記梁の
長手方向に延びる長尺配筋が架設して固着され、これら
の突設配筋または長尺配筋の少なくとも一方にベース筋
が結合可能に構成されたことを特徴とする建築基礎用
梁。 - 【請求項2】 予め製造された請求項1記載の建築基礎
用梁を地業がなされた地盤上に高さ調整部材を介して設
置し、この建築基礎用梁の突設配筋または長尺配筋の少
なくとも一方にベース筋を結合させ、上記突設配筋、長
尺配筋及びベース筋を埋設するようにしてコンクリート
を打設して建築基礎のベース部を構成し、上記建築基礎
用梁を上記建築基礎の立上り部とすることを特徴とする
建築基礎の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22455393A JP2918427B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 建築基礎及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22455393A JP2918427B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 建築基礎及びその施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0776847A true JPH0776847A (ja) | 1995-03-20 |
| JP2918427B2 JP2918427B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=16815591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22455393A Expired - Fee Related JP2918427B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 建築基礎及びその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2918427B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP22455393A patent/JP2918427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2918427B2 (ja) | 1999-07-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |