JPH077716Y2 - トンネル状ビニールハウスの支柱止め具 - Google Patents

トンネル状ビニールハウスの支柱止め具

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JPH077716Y2
JPH077716Y2 JP1990051048U JP5104890U JPH077716Y2 JP H077716 Y2 JPH077716 Y2 JP H077716Y2 JP 1990051048 U JP1990051048 U JP 1990051048U JP 5104890 U JP5104890 U JP 5104890U JP H077716 Y2 JPH077716 Y2 JP H077716Y2
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安雄 井上
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トンネル状ビニールハウスの支柱止め具に関
する。
(従来技術) 需要者のニーズの多様化に伴い、季節を問わず各種の野
菜を市場に提供すべく、近年、ほぼ全ての種類の野菜が
ハウス栽培されるようになってきた。このハウス栽培の
中でも、装置の簡便性から特に多くの農家で採用されて
いるのが、トンネル状のビニールハウスを用いるハウス
栽培である。
トンネル状のビニールハウスは、従来、第5図に示すよ
うに、複数の半円形支柱12をその両脚部12aを土中に差
し込んで互いに平行に列状に設置し、前記支柱群の外側
を塩化ビニール、ポリエチレン等のフィルム14でトンネ
ル状に覆い、該フィルム14の外側に紐15をジグザグに掛
け渡し、該ジグザグの折り返し点で前記紐15を適当な止
め具11を用いて地面に固定して前記フィルムを前記支柱
に固定することにより、組み立てられていた。
(考案が解決しようとする課題) 従来のトンネル状ビニールハウスの半円形支柱12は単に
土中に差し込まれるだけであり、使用中の引き抜き・押
し込み防止策としては、両脚部12aの末端に膨出部12bが
設けられている程度であったので、支柱12の外側に敷設
されたフィルム14に加わる風の力により、使用中に前記
支柱12が土中に押し込まれ紐15が緩んでフィルム14が支
柱12から離れてハウス内に冷気が侵入し、あるいは、使
用中に支柱12が引き抜かれて地面から持ち上がりフィル
ムの破損、トンネルの崩壊を招く等の問題があった。
したがって、本考案の目的は、トンネル状ビニールハウ
スの半円形支柱の使用中の引き抜き・押し込みを防止で
きる、簡単な構造の支柱止め具を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案においては、上記課題を解決するために、環状部
と、該環状部から延びる交差した一対の直線状脚部とを
形成するように、中央部が180度よりも大きな角度をも
って折り返された棒状体から成り、前記一対の直線状脚
部が、トンネル状ビニールハウスの半円形支柱を前記環
状部に隣接して挟持するに十分なバネ作用を有してい
る、ことを特徴とするトンネル状ビニールハウスの支柱
止め具を提供する。
(作用) 本考案の上記構成によれば、環状部により、該環状部か
ら延びる交差した直線状脚部間の間隔を押し拡げようと
する外力に対して抵抗するバネが形成される。従って、
半円形支柱の両脚部を八の字状に若干開いた状態で地面
に対して斜めに地中に差し込み、次いで、支柱止め具
を、その両脚部で半円形支柱の脚部を挟みつつ、半円形
支柱の円弧の外側から円弧の内側に向けて差し入れ、そ
の後支柱止め具の脚部を地面に対して斜めに地中に差し
込めば、前記バネの作用により支柱止め具は半円形支柱
に固定され、かつ、支柱止め具の脚部と半円形支柱の脚
部とは地中で八の字状に開いているので、半円形支柱は
以後の押し込み・引き抜き不能に設置される。
(実施例) 以下、添付図に基づいて、本考案の実施例を説明する。
第1図において、本考案の実施例に係る支柱止め具1
は、環状部1aと、該環状部から延びる交差した一対の直
線状の脚部1b、1bとを形成するように、中央部が180度
よりも若干大きな角度αをもって折り返された鋼棒Sか
ら成る。
支柱止め具1においては、環状部1aにより、両脚部1b、
1b間の間隔を押し拡げようとする外力、すなわち両脚部
1b、1bの成す角βを拡げようとする外力、に抵抗するバ
ネが形成される。
支柱止め具1は以下の如くに使用される。すなわち、第
2図に示すように、半円形支柱2の両脚部2a、2bを八の
字状に若干開いた状態で地面3に対して斜めに地中に差
し込み、次いで、支柱止め具1を、その両脚部1b、1bで
半円形支柱2の脚部2aを挟みつつ、半円形支柱2の円弧
の外側から円弧の内側に向けて差し入れ、その後支柱止
め具1の脚部1b、1bを地面3に対して斜めに地中に差し
込む。
支柱2の脚部2aにより支柱止め具1の脚部1b、1bの間隔
が押し拡げられるので、止め具1の環状部1aにより形成
されるバネに、前記押し拡げに抵抗するバネ力が惹起さ
れ、該バネ力に付勢されて支柱止め具1は半円形支柱2
の脚部2aに固定され、かつ、支柱止め具1の脚部1bと半
円形支柱2の脚部2aとは地中で八の字状に開いているの
で、半円形支柱2は以後の押し込み・引き抜き不能に設
置される。
このようにして、複数の半円形支柱2を互いに平行に列
状に設置し、支柱群の外側を塩化ビニール、ポリエチレ
ン等のフィルム4でトンネル状に覆い、該フィルム4の
外側に、支柱止め具1の環状部1aを係止点にして紐5を
ジグザグに掛け渡してフィルム4を支柱2に固定し、ト
ンネル状ビニールハウス6を組み立てる。
上記説明から分かるごとく、本考案の実施例に係る支柱
止め具1を用いれば、トンネル状ビニールハウス6の円
形支柱2を、使用中の押し込み・引き抜き不能に設置で
きる。支柱止め具1は折り曲げられた鋼棒Sから成り、
構造が簡単なので、容易に製造できる。また、支柱止め
具1の環状部1aをフィルム4を支柱2に固定する紐5の
係止具として利用できるので、トンネル状ビニールハウ
ス6を組み立てるための部材数は従来に比べて増加しな
い。
尚環状部1aの直径は20〜50mmが好ましく、支柱止め具1
の全長は300〜500mmが好ましい。また鋼棒Sの直径は2
〜5mmが好ましい。第3図に、本考案の第2の実施例に
係る支柱止め具1′示を示す。支柱止め具1′において
は、鋼棒Sが540度よりも若干大きな角度α′をもって
折り返されて環状部1a′が形成されている。すなわち、
環状部1a′は二重巻き構造となっている。この点を除き
支柱止め具1′は第1実施例の支柱止め具1と同一であ
る。本支柱止め具1′によれば、第1実施例の支柱止め
具1よりも大きなバネ力を得ることができる。
第4図に、本考案の第3の実施例に係る支柱止め具1″
示を示す。支柱止め具1″においては、鋼棒Sが180度
よりも若干大きな角度をもって折り返されると共に、支
柱止め具1″の長手軸Iの回りに矢印方向に90度捩じら
れて環状部1a″が形成されている。この点を除き支柱止
め具1′は第1実施例の支柱止め具1と同一である。本
支柱止め具1″によっても、第1実施例の支柱止め具1
よりも大きなバネ力を得ることができる。
以上、本考案の実施例を説明したが、本考案は上記の実
施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範
囲に記載した考案の範囲内で種々改変が可能なのはいう
までもない。たとえば、環状部を三重巻き構造にしても
よい。また、支柱止め具を形成する棒状体の材料は鋼に
限定されず適当な弾性と曲げ強度を有するものであば、
他の任意の金属でも良く、あるいはプラスチックでも良
い。
(効果) 上述のごとく、本考案に係る支柱止め具は、環状部と、
該環状部から延びる交差した一対の直線状脚部とを形成
するように、中央部が180度よりも大きな角度をもって
折り返された棒状体から成るので、前記環状部により、
該環状部から延びる交差した直線状脚部間の間隔を押し
拡げようとする外力に対して抵抗するバネが形成され
る。従って、半円形支柱の両脚部を八の字状に若干開い
た状態で地面に対して斜めに地中に差し込み、次いで、
支柱止め具を、その両脚部で半円形支柱の脚部を挟みつ
つ、半円形支柱の円弧の外側から円弧の内側に向けて差
し入れ、その後支柱止め具の脚部を地面に対して斜めに
地中に差し込めば、前記バネの作用により支柱止め具は
半円形支柱に固定され、かつ、支柱止め具の脚部と半円
形支柱の脚部とは地中で八の字状に開いているので、半
円形支柱は以後の押し込み・引き抜き不能に設置され
る。また、本考案に係る支柱止め具は折り曲げられた棒
状体から成り、構造が簡単なので、容易に製造できる。
従って、本考案により、トンネル状ビニールハウスの半
円形支柱の使用中の引き抜き・押し込みを防止できる、
簡単な構造の支柱止め具が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1の実施例に係るトンネル状ビニ
ールハウスの支柱止め具の斜視図である。 第2図は、第1図の支柱止め具が使用されたトンネル状
ビニールハウスの斜視図である。 第3図は、本考案の第2の実施例に係るトンネル状ビニ
ールハウスの支柱止め具の斜視図である。 第4図は、本考案の第3の実施例に係るトンネル状ビニ
ールハウスの支柱止め具の斜視図である。 第5図は、従来のトンネル状ビニールハウスの斜視図で
ある。 1……支柱止め具、1a……環状部、1b……直線状脚部、
2……半円形支柱、2a……脚部、4……フィルム、5…
…紐、6……トンネル状ビニールハウス、1′、1″…
…支柱止め具、S……鋼棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状部と、該環状部から延びる交差した一
    対の直線状脚部とを形成するように、中央部が180度よ
    りも大きな角度をもって折り返された棒状体から成り、
    前記一対の直線状脚部が、トンネル状ビニールハウスの
    半円形支柱を前記環状部に隣接して挟持するに十分なバ
    ネ作用を有している、ことを特徴とするトンネル状ビニ
    ールハウスの支柱止め具。
JP1990051048U 1990-05-16 1990-05-16 トンネル状ビニールハウスの支柱止め具 Expired - Lifetime JPH077716Y2 (ja)

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JPH049547U JPH049547U (ja) 1992-01-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519792Y1 (ja) * 1965-01-25 1970-08-10
JPH0328761Y2 (ja) * 1985-12-26 1991-06-20
JPS6366462U (ja) * 1986-10-22 1988-05-02

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JPH049547U (ja) 1992-01-28

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