JPH0777213A - 締結具固定構造 - Google Patents

締結具固定構造

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JPH0777213A
JPH0777213A JP22535693A JP22535693A JPH0777213A JP H0777213 A JPH0777213 A JP H0777213A JP 22535693 A JP22535693 A JP 22535693A JP 22535693 A JP22535693 A JP 22535693A JP H0777213 A JPH0777213 A JP H0777213A
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aluminum
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bracket
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晃司 千葉
Katsuji Nishikawa
勝治 西川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミ製のパネル材に鉄製のナット等を低コ
ストで固定できる締結具固定構造を提供する。 【構成】 アルミと鉄とを圧延によって重合したアルミ
・鉄クラッド材のベースプレート6の鉄側表面に鉄製の
ナット5を抵抗溶接によって固定し、ベースプレート6
のアルミ側表面をアルミプレート7に重合して、ベース
プレート6をアルミプレート7にスポット溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は締結具固定構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、例えば自動車等の車
体のパネル材1には、ナット2が溶接固定されることが
ある。鉄製のパネル材1の所定位置に図外のボルト挿通
孔を形成し、ここに鉄製のナット2を載置して、ナット
2の接地面側の周囲数箇所に設けられた突起をパネル材
1に当接させて、パネル材1とナット2とを抵抗溶接に
より固定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
製のパネル材1にこれに合わせてアルミ製のナット2を
固定する場合に上記従来の締結具固定構造を適用する
と、アルミの電気抵抗値が鉄に比較して非常に小さいた
め、両者を溶接するためには高電流(11〜13万アン
ペア)が必要となり、コスト高になるという問題があ
る。
【0004】これに対して、図7に示すように、鉄製の
ベースプレート3に鉄製のナット2を予め溶接固定して
おき、このベースプレート3をアルミ製のパネル材1に
リベット4によって固定する構造も案出されているが、
リベット4のための孔加工やリベット4のかしめ加工が
必要となり加工工数が増加しコストアップにつながると
いう問題がある。
【0005】そこで、この発明は、アルミ製のパネル材
に対しても鉄製のナット等を低コストで溶接することが
できる締結具固定構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】アルミと鉄とを圧延によ
って重合したアルミ・鉄クラッド材製のベースプレート
の鉄側表面に、鉄製の締結具を溶着し、このベースプレ
ートのアルミ側表面をアルミプレートに重合し、ベース
プレートをアルミプレートに溶接固定した。
【0007】また、車両に用いられるアルミ製のサイド
メンバの両外側面にアルミ製で断面コの字状のブラケッ
トを、その両側縁を溶接して固定し、このブラケットの
内側面及び底面に沿い外側面がアルミで内側面が鉄のア
ルミ・鉄クラッド材から成る断面コの字状のレインフォ
ースを重合して、レインフォースを上記ブラケットに溶
接するとともにレインフォースの底面に鉄製のスペーサ
を溶接固定し、このスペーサに、上部がブラケットに支
持された鉄製のサスペンションボルトを支持した。
【0008】
【作用】請求項1に記載した発明によれば、アルミ・鉄
クラッド材から成るベースプレートを介在させることに
よって、アルミプレートに鉄製の締結具を固定可能とす
る。また、請求項2に記載した発明によれば、アルミ・
鉄クラッド材から成るレインフォースを介在させること
で、アルミ製のサイドメンバに固定されたアルミ製のブ
ラケットに鉄製のサスペンションボルトを固定可能と
し、例えば塗装時等に加熱されて延びるブラケットの外
側への湾曲変形を、加熱されて延び内側に倒れようとす
るレインフフォースによって阻止する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面によって説明
する。
【0010】図1,2に示す実施例において、5は締結
具としての鉄製のナットを示している。このナット5は
ベースプレート6上に溶着固定されている。ベースプレ
ート6はアルミと鉄を圧延によって重合したアルミ・鉄
クラッド材から成り、上記ナット5はベースプレート6
の鉄側表面に抵抗溶接によって溶着されている。そし
て、このベースプレート6のアルミ側表面が車体パネル
側のアルミプレート7に重合され、スポット溶接によっ
てベースプレート6がアルミプレート7に固定されてい
る。尚、図2に示すように、ナット5が取り付けられる
ベースプレート6及びこれに対応するアルミプレート7
には図外のボルトの挿通孔8が形成されている。
【0011】上記実施例の締結具固定構造によれば、ベ
ースプレート6を介在させることによって車体側のアル
ミプレート7に鉄製のナット2を固定することができ
る。したがって、例えばアルミボディ製の車体に鉄製の
ナット2を簡単に取り付けることができる。
【0012】また、ベースプレート6をアルミプレート
7にスポット溶接する際にはベースプレート6の鉄側表
面の電気抵抗が大きいので、アルミ用のスポット溶接ガ
ンを用いなくてもアルミ−アルミ同士のスポットナゲー
トを形成でき、したがって鉄用のスポット溶接ガンを用
いることができる点で有利となる。
【0013】そして、従来のようにベースプレート6と
アルミプレート7とを取り付けるためのリベットやリベ
ットのための孔加工が不要となり、部品点数、作業工数
が減少しコストダウンを図ることができる。
【0014】ここで、上記実施例では締結具としてナッ
ト5について説明したが、このナット5にかえて、図3
に示すようにボルト9について、この締結構造を採用し
ても良い。尚、他の構成及び作用については第1実施例
と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明を省
略する。
【0015】次に、図4,5に示す実施例について説明
する。図4において、10は自動車の車体骨格部材とし
て用いられるサイドメンバを示し、このサイドメンバ1
0はアルミによって押し出し成形された断面コの字状の
部材である。
【0016】サイドメンバ10の両外側面には、断面コ
の字状のアルミ製のブラケット11の両側縁が溶接固定
されている。
【0017】そして、ブラケット11の内側面11a及
び底面11bに沿って断面コの字状のレインフォース1
2が重合されて、スポット溶接によって固定されてい
る。このレインフォース12はアルミと鉄を圧延によっ
て重合したアルミ・鉄クラッド材から成り、ブラケット
11に重合される外側面はアルミによって、内側面は鉄
によって形成されている。レインフォース12の底面に
は鉄製のスペーサ13が溶接固定され、このスペーサ1
3にブラケット11及びレインフォース12を貫通する
鉄製のサスペンションボルト14がかしめ加工によって
取り付けられている。ここで、上記ブラケット11の両
側壁間にはアルミ製のリテーナ15がスポット溶接によ
って接合され、このリテーナ15にサスペンションボル
ト14の上部のネジ部14aが挿通され、鉄製のナット
16によってこのネジ部14aがリテーナ15に締め付
け固定されている。
【0018】上記実施例構造によれば、アルミ・鉄クラ
ッド材から成るレインフォース12を用いることで、ア
ルミ製のブラケット11に鉄製のスペーサ13を介して
鉄製のサスペンションボルト14を支持することができ
る。したがって、アルミ製のサイドメンバ10を備えた
車両に対しても鉄製のサイドメンバに用いられるサスペ
ンションボルト14をそのまま用いることができる点で
有利である。
【0019】また、車体の焼き付け塗装時等のようにサ
イドメンバ10が高温下に晒されると、アルミが鉄に対
して2倍程度の線膨張係数を有するため、サスペンショ
ンボルト14によって上下方向を規制されたブラケット
11の外側壁は図5に破線で示すように外側に膨出変形
しようとするが、外側がアルミ材であるレインフォース
12の側壁12aが図5中矢印で示すように内側に変位
しようとするため、ブラケット11の外側壁の外側への
変形を食い止めることができる。また、低温時におい
て、ブラケット11の外側壁が内側に変形しようとする
ときには、上述とは逆に外側に変位しようとするレイン
フォース12の側壁によってブラケット11の変形は阻
止される。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に記載
された発明によれば、ベースプレートを介在させること
でアルミプレートに鉄製の締結具を固定することができ
るため、リベットやリベット止めのための孔加工が不要
となりコストダウンを図ることができる。
【0021】また、請求項2に記載された発明によれば
上記請求項1の効果に加え、例えばサイドメンバが高温
下に晒された場合に、外側に湾曲しようとするブラケッ
トの変形を、側壁が内側に変位しようとするレインフォ
ースにより阻止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】この発明の第2実施例の斜視図。
【図4】この発明の第3実施例の断面図。
【図5】図4の作用説明図。
【図6】従来技術の斜視図。
【図7】他の従来技術の斜視図。
【符号の説明】
5…ナット(締結具) 6…ベースプレート 7…アルミプレート 10…サイドメンバ 11…ブラケット 12…レインフォース 13…スペーサ 14…サスペンションボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミと鉄とを圧延によって重合したア
    ルミ・鉄クラッド材製のベースプレートの鉄側表面に、
    鉄製の締結具を溶着し、このベースプレートのアルミ側
    表面をアルミプレートに重合し、ベースプレートをアル
    ミプレートに溶接固定したことを特徴とする締結具固定
    構造。
  2. 【請求項2】 車両に用いられるアルミ製のサイドメン
    バの両外側面にアルミ製で断面コの字状のブラケット
    を、その両側縁を溶接して固定し、このブラケットの内
    側面及び底面に沿い外側面がアルミで内側面が鉄のアル
    ミ・鉄クラッド材から成る断面コの字状のレインフォー
    スを重合して、レインフォースを上記ブラケットに溶接
    するとともにレインフォースの底面に鉄製のスペーサを
    溶接固定し、このスペーサに、上部がブラケットに支持
    された鉄製のサスペンションボルトを支持したことを特
    徴とする締結具固定構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014226738A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 株式会社安川電機 接続部材、接続部材の製造方法、およびロボット
JP2018091144A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 いすゞ自動車株式会社 排気浄化装置の支持構造
JP2023090317A (ja) * 2021-12-17 2023-06-29 島工業Hd株式会社 セントルフォーム側板におけるカラーの固定方法及びセントルフォーム側板の反転装置

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JP2018091144A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 いすゞ自動車株式会社 排気浄化装置の支持構造
JP2023090317A (ja) * 2021-12-17 2023-06-29 島工業Hd株式会社 セントルフォーム側板におけるカラーの固定方法及びセントルフォーム側板の反転装置

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