JPS6120185Y2 - - Google Patents
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- JPS6120185Y2 JPS6120185Y2 JP7755381U JP7755381U JPS6120185Y2 JP S6120185 Y2 JPS6120185 Y2 JP S6120185Y2 JP 7755381 U JP7755381 U JP 7755381U JP 7755381 U JP7755381 U JP 7755381U JP S6120185 Y2 JPS6120185 Y2 JP S6120185Y2
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- Japan
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- movable tongue
- tongue piece
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シーム溶接による被覆金属材の熱伸
縮に応じて可動する舌片を有し、該舌片位置の長
孔の中央にセツトでき、且つその舌片の可動をス
ムーズにでき、その取付施工が簡単で強固に構成
でき、しかも材料が少なく安価に製作できる可動
吊子に関する。
縮に応じて可動する舌片を有し、該舌片位置の長
孔の中央にセツトでき、且つその舌片の可動をス
ムーズにでき、その取付施工が簡単で強固に構成
でき、しかも材料が少なく安価に製作できる可動
吊子に関する。
従来より、熱伸縮の大きい金属製板材の熱伸縮
に対して適宜可動する舌片を有した可動吊子は存
在している。該可動吊子は、殆んど2ケ所以上の
ボルト等による固着部を有している。このため、
実際に施工するには、その可動吊子を約20cm乃至
30cmのピツチに強度性等より取付けなければなら
ず、その可動吊子を使つての屋根または壁等の役
割もなす被金属外囲体の施工の大半が、その可動
吊子の取付に費されており、取付けに手間がかゝ
るのみならず、取付ボルト等も多く必要とし、ひ
いては、施工費全体が高価になる欠点があつた。
また、舌片は摺動可能に設けられているが、施工
時に、長孔や溝部の一方側に片寄つて取付けられ
ることも多く、この場合には、摺動できないばか
りか、破損させる原因ともなつている。このた
め、常に、舌片を長孔等の略中央位置にセツトす
ることが、望ましい。ところが、全てをそのよう
に管理しながらの施工は中々難しい面があつた。
また、その可動吊子の舌片は、熱伸縮に対応して
スムーズに摺動することも特に要求される。ま
た、その舌片全部においても、引張力(風圧)等
に対して、耐久性,強度性を要求されるが、板厚
を厚くする以外に工夫されたものが殆んど存在し
なかつた。さらに、その可動する舌片は、シーム
溶接にて、その舌片部分も被覆金属材の立上り部
と共に水密的な取付けも望まれている。
に対して適宜可動する舌片を有した可動吊子は存
在している。該可動吊子は、殆んど2ケ所以上の
ボルト等による固着部を有している。このため、
実際に施工するには、その可動吊子を約20cm乃至
30cmのピツチに強度性等より取付けなければなら
ず、その可動吊子を使つての屋根または壁等の役
割もなす被金属外囲体の施工の大半が、その可動
吊子の取付に費されており、取付けに手間がかゝ
るのみならず、取付ボルト等も多く必要とし、ひ
いては、施工費全体が高価になる欠点があつた。
また、舌片は摺動可能に設けられているが、施工
時に、長孔や溝部の一方側に片寄つて取付けられ
ることも多く、この場合には、摺動できないばか
りか、破損させる原因ともなつている。このた
め、常に、舌片を長孔等の略中央位置にセツトす
ることが、望ましい。ところが、全てをそのよう
に管理しながらの施工は中々難しい面があつた。
また、その可動吊子の舌片は、熱伸縮に対応して
スムーズに摺動することも特に要求される。ま
た、その舌片全部においても、引張力(風圧)等
に対して、耐久性,強度性を要求されるが、板厚
を厚くする以外に工夫されたものが殆んど存在し
なかつた。さらに、その可動する舌片は、シーム
溶接にて、その舌片部分も被覆金属材の立上り部
と共に水密的な取付けも望まれている。
そこで本考案は、略中央に取付貫孔を穿設した
底部主板の一側より立上げ部を形成し、該上端よ
り下方に折返し垂下縁を設け、その立上げ部,折
返し垂下縁間を空隙部とし、その折返し垂下縁の
略中央に、可動舌片の幅の略間隔に突起を形成し
吊子本体とし、金属板とシーム溶接可能な金属製
薄板よりなる垂直状部の下端より上方に折返し立
上げ縁を形成した可動舌片の折返し立上げ縁を前
記空隙部に挿入して摺動可能に設け、その垂直状
部の下側及び折返し立上げ縁に補強板を重合固着
した可動吊子としたことにより、1ケ所のみの取
付けで固定でき、その取付ボルトの数も少なくこ
れから施工を迅速化できるし、その左右の突起の
存在で、その可動舌片を折返し垂下縁の略中央に
セツトしておくことができ、施工後に可動舌片が
摺動不能になる等の欠点を防止できるし、その舌
片の摺動が熱伸縮に対応して略線接触となり、極
めて摺動性の勝れたものにできるし、さらに全体
を強固にでき、材料が大幅に節約でき、安価に製
作でき、前記の欠点等を解消したものである。
底部主板の一側より立上げ部を形成し、該上端よ
り下方に折返し垂下縁を設け、その立上げ部,折
返し垂下縁間を空隙部とし、その折返し垂下縁の
略中央に、可動舌片の幅の略間隔に突起を形成し
吊子本体とし、金属板とシーム溶接可能な金属製
薄板よりなる垂直状部の下端より上方に折返し立
上げ縁を形成した可動舌片の折返し立上げ縁を前
記空隙部に挿入して摺動可能に設け、その垂直状
部の下側及び折返し立上げ縁に補強板を重合固着
した可動吊子としたことにより、1ケ所のみの取
付けで固定でき、その取付ボルトの数も少なくこ
れから施工を迅速化できるし、その左右の突起の
存在で、その可動舌片を折返し垂下縁の略中央に
セツトしておくことができ、施工後に可動舌片が
摺動不能になる等の欠点を防止できるし、その舌
片の摺動が熱伸縮に対応して略線接触となり、極
めて摺動性の勝れたものにできるし、さらに全体
を強固にでき、材料が大幅に節約でき、安価に製
作でき、前記の欠点等を解消したものである。
その構造を図面にて説明する。
Aは金属製の吊子本体、1はその吊子本体Aの
底部主板であつて、方形状をなし、その略中央
に、後述する取付具11の取付貫孔2が穿設され
ている。3は膨出部で、その取付貫孔2の前後位
置の底部主板1に、その取付貫孔2に近づくに従
つて、次第に高さが高くなるようにして膨出形成
されている。その底部主板1の一側(第4図にお
いて左側)より、比較的高さの低い(例えば、約
5m/m乃至約1cm)の立上げ部4が形成され、
該立上げ部4の上端より内側(底部主板1側で、
第4図において右側)または外側(底部主板1の
外方で、第4図において左側で、その点線位参
照)下方に折返し垂下縁5が屈曲形成されてい
る。該折返し垂下縁5の下端は、底部主板1の上
面と少しの高さ(例えば、約2m/m内外)離れ
て構成され、または、底部主板1の底面より少し
離れて構成され(第2図点線位参照)、且つその
立上げ部4と折返し垂下縁5との間に、少し(例
えば2m/m内外)の空隙部6が形成されてい
る。その立上り部4と折返し垂下縁5との前後端
(長手方向の両端)は、その空隙部6をなくすよ
うに押潰して密着形成されている。該押潰し形成
は、後述の可動舌片Bの取付後に、該可動舌片B
の離脱防止用として加工される。その取付貫孔2
膨出部3付底部主板1及び立上げ部4折返し垂下
縁5にて吊子本体Aが構成され、該吊子本体Aは
一枚の金属板材でプレス加工されることが殆んど
である。また、場合によつては、別体に加工され
ることもある。その吊子本体Aの材質は、金属製
であるが、耐久性,耐蝕性の面からステンレス材
が好適である。7は突起で、前記空隙部6を形成
する折返し垂下縁5の長手方向の略中央位置に、
後述の可動舌片Bの幅の略間隔に突出形成されて
いる。その突起7,7の高さは僅かで、熱伸縮時
の可動舌片Bの摺動を妨げず、且つ施工時に、僅
かの力で空隙部6の一方側に片寄るのを防止する
ように構成されている。その可動舌片Bは、他の
金属板とシーム溶接可能な金属製薄板によつて形
成され、適宜の高さの垂直状部8の下端より上方
に折返し立上げ縁9が一体的に設けられている。
その垂直状部8折返し立上げ縁9とからなる可動
舌片Bは、実験例では、耐久性,強度性,耐蝕性
等の面からバネ鋼を使用し、他の金属板とシーム
溶接ができ、且つ、その溶接後、垂直状部8端と
後述の被覆金属材12の立上り部12bとの水密
性を保持できる条件を備えたものとして約0.3
m/m内外の薄板を使用した。10は金属製の補
強板で、垂直状部8の下側から折返し立上げ縁9
に重合固着されている。実際の固着は、作業性の
面よりスポツト溶接にて行なわれている。その補
強板10付の可動舌片B折返し立上げ縁9が吊子
本体Aの空隙部6に挿入され、且つ折返し垂下縁
5に係合されつゝ摺動可能に設けられている。ま
た、第7図に示したものは、その吊子本体Aを比
較的長も形成し、その空隙部6内に、2つの可動
舌片Bを設けたものであり、この場合、空隙部6
は、その空隙が連続するようにしたり、或は、そ
の中間を押潰し密着部として形成することもあ
る。また、1ケ所に設けた取付貫孔2に変えて、
底部主板1の両端の2ケ所に端部貫孔2a,2a
を穿設することもある(第7図点線位参照)。1
1はアンカーボルト,ドリルビス等の取付具であ
つて、その取付貫孔2等に挿入して可動吊子の取
付に使用される。12は金属製(ステンレス等)
の長尺の被覆金属材であつて、その平坦状の主板
12aの両側に立上り部12b,12bが形成さ
れている。隣接する被覆金属材12,12の立上
り部13b,13bはシーム溶接(抵抗溶接)可
能な薄材(例えば、約0.3m/m乃至約1m/
m)で、前記可動舌片Bと共にシーム溶接され
る。
底部主板であつて、方形状をなし、その略中央
に、後述する取付具11の取付貫孔2が穿設され
ている。3は膨出部で、その取付貫孔2の前後位
置の底部主板1に、その取付貫孔2に近づくに従
つて、次第に高さが高くなるようにして膨出形成
されている。その底部主板1の一側(第4図にお
いて左側)より、比較的高さの低い(例えば、約
5m/m乃至約1cm)の立上げ部4が形成され、
該立上げ部4の上端より内側(底部主板1側で、
第4図において右側)または外側(底部主板1の
外方で、第4図において左側で、その点線位参
照)下方に折返し垂下縁5が屈曲形成されてい
る。該折返し垂下縁5の下端は、底部主板1の上
面と少しの高さ(例えば、約2m/m内外)離れ
て構成され、または、底部主板1の底面より少し
離れて構成され(第2図点線位参照)、且つその
立上げ部4と折返し垂下縁5との間に、少し(例
えば2m/m内外)の空隙部6が形成されてい
る。その立上り部4と折返し垂下縁5との前後端
(長手方向の両端)は、その空隙部6をなくすよ
うに押潰して密着形成されている。該押潰し形成
は、後述の可動舌片Bの取付後に、該可動舌片B
の離脱防止用として加工される。その取付貫孔2
膨出部3付底部主板1及び立上げ部4折返し垂下
縁5にて吊子本体Aが構成され、該吊子本体Aは
一枚の金属板材でプレス加工されることが殆んど
である。また、場合によつては、別体に加工され
ることもある。その吊子本体Aの材質は、金属製
であるが、耐久性,耐蝕性の面からステンレス材
が好適である。7は突起で、前記空隙部6を形成
する折返し垂下縁5の長手方向の略中央位置に、
後述の可動舌片Bの幅の略間隔に突出形成されて
いる。その突起7,7の高さは僅かで、熱伸縮時
の可動舌片Bの摺動を妨げず、且つ施工時に、僅
かの力で空隙部6の一方側に片寄るのを防止する
ように構成されている。その可動舌片Bは、他の
金属板とシーム溶接可能な金属製薄板によつて形
成され、適宜の高さの垂直状部8の下端より上方
に折返し立上げ縁9が一体的に設けられている。
その垂直状部8折返し立上げ縁9とからなる可動
舌片Bは、実験例では、耐久性,強度性,耐蝕性
等の面からバネ鋼を使用し、他の金属板とシーム
溶接ができ、且つ、その溶接後、垂直状部8端と
後述の被覆金属材12の立上り部12bとの水密
性を保持できる条件を備えたものとして約0.3
m/m内外の薄板を使用した。10は金属製の補
強板で、垂直状部8の下側から折返し立上げ縁9
に重合固着されている。実際の固着は、作業性の
面よりスポツト溶接にて行なわれている。その補
強板10付の可動舌片B折返し立上げ縁9が吊子
本体Aの空隙部6に挿入され、且つ折返し垂下縁
5に係合されつゝ摺動可能に設けられている。ま
た、第7図に示したものは、その吊子本体Aを比
較的長も形成し、その空隙部6内に、2つの可動
舌片Bを設けたものであり、この場合、空隙部6
は、その空隙が連続するようにしたり、或は、そ
の中間を押潰し密着部として形成することもあ
る。また、1ケ所に設けた取付貫孔2に変えて、
底部主板1の両端の2ケ所に端部貫孔2a,2a
を穿設することもある(第7図点線位参照)。1
1はアンカーボルト,ドリルビス等の取付具であ
つて、その取付貫孔2等に挿入して可動吊子の取
付に使用される。12は金属製(ステンレス等)
の長尺の被覆金属材であつて、その平坦状の主板
12aの両側に立上り部12b,12bが形成さ
れている。隣接する被覆金属材12,12の立上
り部13b,13bはシーム溶接(抵抗溶接)可
能な薄材(例えば、約0.3m/m乃至約1m/
m)で、前記可動舌片Bと共にシーム溶接され
る。
次に作用効果について説明する。
まず、本考案品を使つての被覆金属外囲体の施
工について述べると、鉄骨またはコンクリート構
造物の上部または側部に被覆金属材12を載せ、
その一側の立上り部12bの長手方向に適宜の間
隔をおいて可動吊子を多数取付ける。即ち、可動
舌片Bを、空隙部6を形成する折返し垂下縁5の
長手方向の略中央位置に突起7,7を介してセツ
トし、その可動舌片Bの垂直状部8を被覆金属材
12の立上り部12bの外面に接触するようにし
て、取付具11を取付貫孔2に挿入しつゝその底
部主板1を構造物の上部または側部に固着する。
このとき、可動舌片Bの垂直状部8と、その立上
り部12bとを仮止(スポツト溶接等)しておく
こともある。そして、隣接の被覆金属材12を、
前位の被覆金属材12に並べて立上り部12b,
12b相互が接触するようにし、且つその間に可
動舌片Bの垂直状部8を存在させ、この状態で、
その立上り部12b,12b相互を垂直状部8と
共にシーム溶接し、これらを順次繰返して被覆金
属外囲体の施工を完了する。
工について述べると、鉄骨またはコンクリート構
造物の上部または側部に被覆金属材12を載せ、
その一側の立上り部12bの長手方向に適宜の間
隔をおいて可動吊子を多数取付ける。即ち、可動
舌片Bを、空隙部6を形成する折返し垂下縁5の
長手方向の略中央位置に突起7,7を介してセツ
トし、その可動舌片Bの垂直状部8を被覆金属材
12の立上り部12bの外面に接触するようにし
て、取付具11を取付貫孔2に挿入しつゝその底
部主板1を構造物の上部または側部に固着する。
このとき、可動舌片Bの垂直状部8と、その立上
り部12bとを仮止(スポツト溶接等)しておく
こともある。そして、隣接の被覆金属材12を、
前位の被覆金属材12に並べて立上り部12b,
12b相互が接触するようにし、且つその間に可
動舌片Bの垂直状部8を存在させ、この状態で、
その立上り部12b,12b相互を垂直状部8と
共にシーム溶接し、これらを順次繰返して被覆金
属外囲体の施工を完了する。
以上のように本考案においては、略中央に取付
貫孔2を穿設した底部主板1の一側より立上げ部
4を形成し、該上端より下方に折返し垂下縁5を
設け、その立上げ部4折返し垂下縁5間を空隙部
6を形成して吊子本体Aとし、垂直状部8の下端
より上方に折返し立上げ縁9を形成した可動舌片
Bの折返し立上げ縁9を前記空隙部6に挿入して
摺動可能に設けたことにより、その可動舌片Bが
摺動する部分は、底部主板1の一側の上側位置と
なり、その底部主板1全体を固着しても、その可
動舌片Bの摺動可能であり、これによつて初め
て、その底部主板1の略中央の取付貫孔2を挿通
させる1本の取付具11にて構造物外面に固着で
きる。従つて、従来の可動吊子では、殆んど2ケ
所またはそれ以上の固着箇所を有し、このため、
ボルト等による固着作業が多く、該作業が面倒で
あつた欠点を本考案では一切解消でき、最少1ケ
所の固着で取付けることができるし、1ケ所であ
ると位置決めも簡単となり、これらによつて極め
て簡易且つ述速な取付施工ができる。ひいては、
被覆金属外囲体の施工能率を大幅に向上させるこ
とが可能である。さらに、本考案では、その折返
し垂下縁5の略中央に、可動舌片Bの幅の略間隔
に突起7,7を形成したので、該突起7,7に
て、可動舌片Bは空隙部6を形成する折返し垂下
縁5の略中央位置にセツトされており、このまゝ
の状態で、可動舌片Bを隣接する被覆金属材1
2,12の立上り部12b,12bと共にシーム
溶接することで、その可動舌片Bを良好なる摺動
ができるように施工できる。従つて、従来、施工
時に、空隙部6の長手方向の一方側に片寄つて可
動舌片Bが取付けられて摺動不能となるのみなら
ず、破損することもあつた大きな欠点を、極めて
簡単な構成の突起7,7の存在で一切解決でき
る。また、本考案においては、可動舌片Bの折返
し立上げ縁9を空隙部6に挿入したことにより、
可動舌片Bに風圧(負)等の引張力が加わつたと
しても、その可動舌片Bの下端の折返し部が、吊
子本体Aの折返し垂下縁5の下端に線接触しつゝ
摺動することゝなり、その摺動が面接触に比較し
て著しくスムーズにできる。また、底部主板1の
取付貫孔2の固着部分は、可動舌片Bの略直下ま
たはこの近くに存在することが多いことから、前
述のように可動舌片Bに引張力(風圧)が加わつ
ても、その底部主板1の固着部分に生ずる曲げ作
用力(曲げ応力等)が比較的少なくなり、これに
よつて、底部主板1を比較的薄材にしても強度的
に十分に耐えうるものにできる。従つて、従来、
両端2ケ所を固着した可動吊子は、可動舌片はそ
の中間に存在し、その引張力による曲げ作用力は
大きくなり、部材を厚材にする必要性を、本考案
では、1ケ所固着という簡易な施工ができると共
に、薄材化も可能とした。また、吊子本体Aに
は、立上げ部4折返し垂下縁5が形成され、断面
係数も大きく、引張力に対して曲げにくゝでき、
強固に形成され、さらに、引張力が直接加わる可
動舌片Bの下端の折返し部には補強板10が設け
られているため、その可動舌片B自体も引張力に
対して、極めて強固で耐久性あるものにできる。
また、その可動舌片Bは、金属板とシーム溶接可
能な金属製薄材としたことで、他の金属板、例え
ば、被覆金属材12に水密的なシーム溶接が可能
である。前述した様に、本考案の可動吊子は、強
度性,施工性が特に勝れたものにかゝわらず、構
成が簡単であり、その吊子本体Aに至つては、単
に袋状折曲部を設けたのみであり、部材の大幅な
節約ができ、プレス加工等で量産も可能であり、
安価に製作できる。
貫孔2を穿設した底部主板1の一側より立上げ部
4を形成し、該上端より下方に折返し垂下縁5を
設け、その立上げ部4折返し垂下縁5間を空隙部
6を形成して吊子本体Aとし、垂直状部8の下端
より上方に折返し立上げ縁9を形成した可動舌片
Bの折返し立上げ縁9を前記空隙部6に挿入して
摺動可能に設けたことにより、その可動舌片Bが
摺動する部分は、底部主板1の一側の上側位置と
なり、その底部主板1全体を固着しても、その可
動舌片Bの摺動可能であり、これによつて初め
て、その底部主板1の略中央の取付貫孔2を挿通
させる1本の取付具11にて構造物外面に固着で
きる。従つて、従来の可動吊子では、殆んど2ケ
所またはそれ以上の固着箇所を有し、このため、
ボルト等による固着作業が多く、該作業が面倒で
あつた欠点を本考案では一切解消でき、最少1ケ
所の固着で取付けることができるし、1ケ所であ
ると位置決めも簡単となり、これらによつて極め
て簡易且つ述速な取付施工ができる。ひいては、
被覆金属外囲体の施工能率を大幅に向上させるこ
とが可能である。さらに、本考案では、その折返
し垂下縁5の略中央に、可動舌片Bの幅の略間隔
に突起7,7を形成したので、該突起7,7に
て、可動舌片Bは空隙部6を形成する折返し垂下
縁5の略中央位置にセツトされており、このまゝ
の状態で、可動舌片Bを隣接する被覆金属材1
2,12の立上り部12b,12bと共にシーム
溶接することで、その可動舌片Bを良好なる摺動
ができるように施工できる。従つて、従来、施工
時に、空隙部6の長手方向の一方側に片寄つて可
動舌片Bが取付けられて摺動不能となるのみなら
ず、破損することもあつた大きな欠点を、極めて
簡単な構成の突起7,7の存在で一切解決でき
る。また、本考案においては、可動舌片Bの折返
し立上げ縁9を空隙部6に挿入したことにより、
可動舌片Bに風圧(負)等の引張力が加わつたと
しても、その可動舌片Bの下端の折返し部が、吊
子本体Aの折返し垂下縁5の下端に線接触しつゝ
摺動することゝなり、その摺動が面接触に比較し
て著しくスムーズにできる。また、底部主板1の
取付貫孔2の固着部分は、可動舌片Bの略直下ま
たはこの近くに存在することが多いことから、前
述のように可動舌片Bに引張力(風圧)が加わつ
ても、その底部主板1の固着部分に生ずる曲げ作
用力(曲げ応力等)が比較的少なくなり、これに
よつて、底部主板1を比較的薄材にしても強度的
に十分に耐えうるものにできる。従つて、従来、
両端2ケ所を固着した可動吊子は、可動舌片はそ
の中間に存在し、その引張力による曲げ作用力は
大きくなり、部材を厚材にする必要性を、本考案
では、1ケ所固着という簡易な施工ができると共
に、薄材化も可能とした。また、吊子本体Aに
は、立上げ部4折返し垂下縁5が形成され、断面
係数も大きく、引張力に対して曲げにくゝでき、
強固に形成され、さらに、引張力が直接加わる可
動舌片Bの下端の折返し部には補強板10が設け
られているため、その可動舌片B自体も引張力に
対して、極めて強固で耐久性あるものにできる。
また、その可動舌片Bは、金属板とシーム溶接可
能な金属製薄材としたことで、他の金属板、例え
ば、被覆金属材12に水密的なシーム溶接が可能
である。前述した様に、本考案の可動吊子は、強
度性,施工性が特に勝れたものにかゝわらず、構
成が簡単であり、その吊子本体Aに至つては、単
に袋状折曲部を設けたのみであり、部材の大幅な
節約ができ、プレス加工等で量産も可能であり、
安価に製作できる。
なお、底部主板1に膨出部3を設ければ、一層
強固にできる。
強固にできる。
第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案の要
部端面図、第3図は補強板付可動舌片の斜視図、
第4図は本考案の縦断面図、第5図は本考案品を
使つて被覆金属外囲体を施工した一部斜視図、第
6図は第5図の要部端面図、第7図は本考案の別
の実施例の斜視図である。 A……吊子本体、B……可動舌片、1……底部
主板、2……取付貫孔、4……立上げ部、5……
折返し垂下縁、6……空隙部、7……突起、8…
…垂直状部、9……折返し立上げ縁、10……補
強板。
部端面図、第3図は補強板付可動舌片の斜視図、
第4図は本考案の縦断面図、第5図は本考案品を
使つて被覆金属外囲体を施工した一部斜視図、第
6図は第5図の要部端面図、第7図は本考案の別
の実施例の斜視図である。 A……吊子本体、B……可動舌片、1……底部
主板、2……取付貫孔、4……立上げ部、5……
折返し垂下縁、6……空隙部、7……突起、8…
…垂直状部、9……折返し立上げ縁、10……補
強板。
Claims (1)
- 略中央に取付貫孔を穿設した底部主板の一側よ
り立上げ部を形成し、該上端より下方に折返し垂
下縁を設け、その立上げ部、折返し垂下縁間を空
隙部とし、その折返し垂下縁の略中央に、可動舌
片の幅と略同間隔に突起を形成して吊子本体と
し、金属板とシーム溶接可能な金属製薄板よりな
る垂直状部の下端より上方に折返し立上げ縁を形
成した可動舌片の折返し立上げ縁を前記空隙部の
突起の間に挿入して摺動可能に設け、その垂直状
部の下側及び折返し立上げ縁に補強板を重合固着
したことを特徴とした可動吊子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7755381U JPS6120185Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7755381U JPS6120185Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57190826U JPS57190826U (ja) | 1982-12-03 |
| JPS6120185Y2 true JPS6120185Y2 (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=29873204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7755381U Expired JPS6120185Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6120185Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP7755381U patent/JPS6120185Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57190826U (ja) | 1982-12-03 |
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