JPH077724B2 - セラミツクス感湿素子の製造方法 - Google Patents

セラミツクス感湿素子の製造方法

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JPH077724B2
JPH077724B2 JP61281920A JP28192086A JPH077724B2 JP H077724 B2 JPH077724 B2 JP H077724B2 JP 61281920 A JP61281920 A JP 61281920A JP 28192086 A JP28192086 A JP 28192086A JP H077724 B2 JPH077724 B2 JP H077724B2
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正 下村
千春 西沢
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は相対湿度を表面の電気抵抗の変化として検出す
る感湿素子の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に体積抵抗変化を検出手段とする感湿素子は金属酸
化物粉体をプレス成形するか、あるいはドクターブレー
ト等によってシート化し、これを一定形状に打ち抜くな
どの成形を行った後、成形体を焼結し、得られた焼結体
の表裏にRuO2ペーストなどを印刷し、焼付けて電極と
し、外部端子と接続することによって製造される。そし
て、この電極と外部端子との接続は白金線を用いたワイ
ヤーボンディング法によって行われている。しかしこの
方法では白金線の接続が不安定で信頼性に欠ける。そし
て素子を大量に製造するには外部電極及び焼結体を固定
する治具が必要となり、治具への焼結体並びに外部端子
の出し入れなど、製造工程が極めて煩雑となる。又、白
金線を使用するため、経済性の点からも不利である。
次に表面抵抗を検出手段とする厚膜タイプの感湿素子は
アルミナ基板に金ペーストなどを印刷し、焼付けること
によって製造される。さらにこの方法で製作される感湿
素子は一般に低湿度域での抵抗が極めて高く実質的に40
%RH以下の湿度の検出は難しい。又抵抗を低くするため
にクシ型電極の面積を大きくするとともにクシの間隔を
小さくするという手段もとれるが、この場合、センサの
構造が極めて大きなものとなってしまい、使用される場
所が限定される。さらに性能の均一性を保つのが極めて
困難である。
また、アルミナ基板を使用せず、多孔質な感湿素子組成
物成形体にクシ型電極を焼付け、この電極に外部端子を
ハンダ付けする場合、フラックス浴に浸漬するとハンダ
の付きが悪くなると同時に感湿特性も失われるという問
題があった。
〔本発明が解決しようとする問題点〕 焼結体の電極と外部端子を確実に接続し、その間の
電気の導通の信頼度が非常に高く、 低湿度側での湿度の検出が可能であり、 製造工程が極めて簡便で大量生産が可能であり、 極めて経済的な セラミックス感湿素子の製造方法を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、感湿性能を有する成形多孔質焼結体に、クシ
型電極を印刷し焼付け後、電極の末端をフラックスを塗
布したリードフレームで挟み込み、ハンダ付け後、300
℃以上の熱処理を行うことを特徴とするセラミックス感
湿素子の製造方法である。
本発明は通常、次のようにして実施される。まず、感湿
特性を有する成形多孔質焼結体は、アルミナ、チタニ
ア、ジルコニアあるいは遷移金属酸化物などを主成分と
した粉体を混合、混練後、成形し、この成形体を多孔質
となるようにして焼成して得られる。成形は通常、乾式
打錠法によるかあるいはドクターブレード法によって製
作したシートの打抜きなどによって行うが、その方法は
特に限定するものではない。又、成形体の形状はリード
フレームの挟み込みが容易であると共に、クシ型電極の
方向性が明確に確認できる板状のものが好ましい。次
に、焼結体の片面に導電性ペーストをクシ型に印刷し焼
付ける。次いでクシ型電極の両端のパットの部分をフラ
ックスを塗布したリードフレームで挟み込み、ハンダ浴
に所定時間ディップし、ハンダ付けする。その後、300
℃以上の温度で熱処理する。これによって優れた特性を
有する感湿素子が得られる。
以下、実施例をあげて説明する。
〔実施例〕
酸化チタン、亜セレン酸ナトリウム(Na2S2O3)をモル
%で96.5%、3.5%となるように秤量し、ポットミルで1
6時間、湿式で混合した。得られた混合物を140℃で4時
間乾燥し、造粒し、原料粉末を調整した。この原料粉末
を500Kg/cm2の条件で加圧成形し、直径7mm、厚さ0.8mm
の円盤状成形体を作った。
この圧密体を900℃、3時間焼結した後、焼結体の片面
に金・白金・パラジウムペーストをクシ状にスクリーン
印刷して約850℃で焼付けを行った。さらにクシ状の両
端パットの部分を通常ハイブリッドIC用に用いられてい
る、フラックスを塗布した通常、ハイブリッドIC用に用
いられているリードフレームで挟み込んだ。
次に、挟み込んだ部分をハンダ浴に3秒ディップし、ハ
ンダ付けを行った。さらにこの素子を350℃で5分間熱
処理した。この方法にて感湿素子を1000個製造したが全
ての素子に同一パターンの感湿特性がみられ、断線のあ
る素子はなかった。得られた素子の感湿特性は次のとお
りであり、低湿度域での抵抗値が厚膜タイプの感湿特性
に比べて低く、低湿度域の測定を正確に行うことができ
る素子であった。
〔発明の効果〕 本発明によれば、焼結体の電極と外部端子を確実に接続
し、その間の電気の導通の信頼度を非常に高くすること
ができる。また本発明によって得られたセラミックス感
湿素子は、低湿度側での湿度の測定が可能である。本発
明は、製造工程が極めて簡便で大量生産が可能な方法で
あり、極めて経済的にセラミックス感湿素子を製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法によって製作された感湿素子
の形態を示す正面図である。図中の番号は以下のとおり
である。 1……焼結体、2……クシ型電極、3……クシ型電極パ
ッド 4……リードフレーム、5……ハンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感湿性能を有する成形多孔質焼結体に、ク
    シ型電極を印刷し焼付け後、電極の末端をフラックスを
    塗布したリードフレームで挟み込み、ハンダ付け後、30
    0℃以上の熱処理を行うことを特徴とするセラミックス
    感湿素子の製造方法
JP61281920A 1986-11-28 1986-11-28 セラミツクス感湿素子の製造方法 Expired - Lifetime JPH077724B2 (ja)

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JPS63136602A JPS63136602A (ja) 1988-06-08
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