JPH0777528B2 - 農作物のつる下し装置 - Google Patents
農作物のつる下し装置Info
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- JPH0777528B2 JPH0777528B2 JP3168898A JP16889891A JPH0777528B2 JP H0777528 B2 JPH0777528 B2 JP H0777528B2 JP 3168898 A JP3168898 A JP 3168898A JP 16889891 A JP16889891 A JP 16889891A JP H0777528 B2 JPH0777528 B2 JP H0777528B2
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Links
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Landscapes
- Supports For Plants (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温室内で栽培されるミ
ニトマト、一般のトマト、キュウリなどのつるに果実が
なる農作物のつる下し装置に関するものである。
ニトマト、一般のトマト、キュウリなどのつるに果実が
なる農作物のつる下し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最初に、温室内におけるミニトマトの栽
培方法について、図7を参照にして簡単に説明する。温
室Aの相対向する支柱1の間には、誘引ブレス2が温室
を横切るようにして張設されている。この誘引ブレス2
に、番線と称される太い針金3を温室の奥行方向Pに沿
って結束して、この針金3に多数本の誘引紐4を、ミニ
トマトTの植付け部である畝16に近付けて吊下げてい
る。ミニトマトの栽培は、伸長したつる5の先端に向か
って順次高くなるようにして、このつる5を前記誘引紐
4に多数箇所において縛り付けて(その縛り付け部分を
Sで示してある)行っている。そして、このつる5の先
端部5aが一定長を超えて更に伸長すると、多数本の誘
引紐4に縛り付けてある一本のつる5の多数の縛り付け
部Sをそれぞれ解いて、各誘引紐4について所定長さだ
け下方において縛り替えると共に、新たに伸長したつる
5の先端部5aは、新たに誘引紐4に縛り付け、これに
より一本ずつ「つる下し」を行っていた。この「つる下
し作業」は、作物の損傷を避けるために熟練技術を要す
ると共に、中腰姿勢を余儀なくされて、苦痛を伴う単調
作業であった。なお、ミニトマトの栽培においては、こ
の「つる下し」は、二ヶ月に一回程度行われる。
培方法について、図7を参照にして簡単に説明する。温
室Aの相対向する支柱1の間には、誘引ブレス2が温室
を横切るようにして張設されている。この誘引ブレス2
に、番線と称される太い針金3を温室の奥行方向Pに沿
って結束して、この針金3に多数本の誘引紐4を、ミニ
トマトTの植付け部である畝16に近付けて吊下げてい
る。ミニトマトの栽培は、伸長したつる5の先端に向か
って順次高くなるようにして、このつる5を前記誘引紐
4に多数箇所において縛り付けて(その縛り付け部分を
Sで示してある)行っている。そして、このつる5の先
端部5aが一定長を超えて更に伸長すると、多数本の誘
引紐4に縛り付けてある一本のつる5の多数の縛り付け
部Sをそれぞれ解いて、各誘引紐4について所定長さだ
け下方において縛り替えると共に、新たに伸長したつる
5の先端部5aは、新たに誘引紐4に縛り付け、これに
より一本ずつ「つる下し」を行っていた。この「つる下
し作業」は、作物の損傷を避けるために熟練技術を要す
ると共に、中腰姿勢を余儀なくされて、苦痛を伴う単調
作業であった。なお、ミニトマトの栽培においては、こ
の「つる下し」は、二ヶ月に一回程度行われる。
【0003】従来のミニトマトの栽培における「つる下
し」は、上記のようにして行われていたので、その作業
に多大な時間と手間を要して、栽培作業全体に対する占
める割合が高くなり、この結果経営効率が悪かった。ま
た、誘引紐に対するつるの縛り替えを行う際に、つるの
折損、損傷、並びに果実の落下を伴うことがあり、これ
が収穫量を減少させる一因ともなっていた。
し」は、上記のようにして行われていたので、その作業
に多大な時間と手間を要して、栽培作業全体に対する占
める割合が高くなり、この結果経営効率が悪かった。ま
た、誘引紐に対するつるの縛り替えを行う際に、つるの
折損、損傷、並びに果実の落下を伴うことがあり、これ
が収穫量を減少させる一因ともなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、誘引
紐に対するつるの縛り替えを行うことなく、短時間に多
数本のつるを一斉に下せるようにして、つる下し作業の
能率を飛躍的に高めると同時に、つる下しの際に、つる
の折損、損傷、及び果実の落下が生じないようにするこ
とである。
紐に対するつるの縛り替えを行うことなく、短時間に多
数本のつるを一斉に下せるようにして、つる下し作業の
能率を飛躍的に高めると同時に、つる下しの際に、つる
の折損、損傷、及び果実の落下が生じないようにするこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明に係る農作物のつる下し装置は、温室の支柱間
に温室内を横切るようにして張設された誘引ブレスにウ
ォーム減速機を取付け、このウォーム減速機が取付けら
れた誘引ブレスに直接又は間接に隣接する他の1ないし
複数の誘引ブレスに吊下げ部材の回転支持具を取付け、
各回転支持具でパイプ状の吊下げ部材を回転可能に支持
して、その一端部を前記ウォーム減速機の出力軸に連結
し、該ウォーム減速機のケース本体の下方にその入力軸
が突出していて、該入力軸の先端に形成された角軸部に
電動回転具の駆動軸の先端に装着されたアタッチメント
を嵌め込んで、該ウォーム減速機を駆動させることによ
って前記吊下げ部材を回転させて、該吊下げ部材に余剰
に巻付けられている誘引紐を一斉に巻戻して、多数のつ
るを一斉に下すように構成したことに特徴がある。
の本発明に係る農作物のつる下し装置は、温室の支柱間
に温室内を横切るようにして張設された誘引ブレスにウ
ォーム減速機を取付け、このウォーム減速機が取付けら
れた誘引ブレスに直接又は間接に隣接する他の1ないし
複数の誘引ブレスに吊下げ部材の回転支持具を取付け、
各回転支持具でパイプ状の吊下げ部材を回転可能に支持
して、その一端部を前記ウォーム減速機の出力軸に連結
し、該ウォーム減速機のケース本体の下方にその入力軸
が突出していて、該入力軸の先端に形成された角軸部に
電動回転具の駆動軸の先端に装着されたアタッチメント
を嵌め込んで、該ウォーム減速機を駆動させることによ
って前記吊下げ部材を回転させて、該吊下げ部材に余剰
に巻付けられている誘引紐を一斉に巻戻して、多数のつ
るを一斉に下すように構成したことに特徴がある。
【0006】
【発明の作用】つるが一定以上に伸長した場合には、ウ
ォーム減速機の入力軸に設けられた角軸部に、電動回転
具の駆動軸に装着されたアタッチメントを嵌め込んで、
このウォーム減速機を作動させると、吊下げ部材が回転
して、これに余剰に巻付けられている多数本の誘引紐が
一斉に巻戻される。これによって、各誘引紐に縛り付け
られている多数本のつるが一斉に下される。このため、
誘引紐に対するつるの縛り付け作業は、つるの新規に伸
長した部分のみで済み、従来方法のように誘引紐に対す
るつるの縛り替えを行う必要がなくなって、「つる下
し」の作業能率が飛躍的に高まると同時に、つるの折
損、損傷、果実の落下の恐れもなくなる。また、つるの
自重が誘引紐を介して吊下げ部材に回転力となって及ん
でいるが、使用している減速機がウォーム減速機である
ために、ウォームホイール軸に回転力が作用しても、ウ
ォーム軸は回転せず、別途ストッパー装置を設けること
なく、つるの自重によって誘引紐が巻戻されるのを防止
できる。
ォーム減速機の入力軸に設けられた角軸部に、電動回転
具の駆動軸に装着されたアタッチメントを嵌め込んで、
このウォーム減速機を作動させると、吊下げ部材が回転
して、これに余剰に巻付けられている多数本の誘引紐が
一斉に巻戻される。これによって、各誘引紐に縛り付け
られている多数本のつるが一斉に下される。このため、
誘引紐に対するつるの縛り付け作業は、つるの新規に伸
長した部分のみで済み、従来方法のように誘引紐に対す
るつるの縛り替えを行う必要がなくなって、「つる下
し」の作業能率が飛躍的に高まると同時に、つるの折
損、損傷、果実の落下の恐れもなくなる。また、つるの
自重が誘引紐を介して吊下げ部材に回転力となって及ん
でいるが、使用している減速機がウォーム減速機である
ために、ウォームホイール軸に回転力が作用しても、ウ
ォーム軸は回転せず、別途ストッパー装置を設けること
なく、つるの自重によって誘引紐が巻戻されるのを防止
できる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係るつる下し装置を装着し
た温室Aの部分斜視図であり、図2は、同様の温室Aに
おけるミニトマトTのつる5の部分の側面図であり、図
3は、本発明に係るつる下し装置に使用されるウォーム
減速機Rの一方のケース本体11を取り外した状態の正
面図であり、図4は、図3のX−X線断面図であり、図
5は、つる下し装置のウォーム減速機Rの部分の斜視図
であり、図6は、吊下げ部材18を支持する回転支持具
21の部分の斜視図である。最初にウォーム減速機Rに
ついて説明し、次にこのウォーム減速機Rを使用したつ
る下し装置について説明する。ウォーム減速機Rは、図
3ないし図5に示されるように、分割式の一対のケース
本体11にウォーム歯車装置が内装されたものである。
即ち、一対のケース本体11にウォーム軸12と、ウォ
ームホイール軸13とが互いに直交して支承されてお
り、ウォーム軸12に形成されたウォーム14と、ウォ
ームホイール軸13に形成されたウォームホイール15
とが噛み合っている。ウォームホイール軸13の両端部
は、一対のケース本体11から所定長だけ突出してい
る。使用状態においては、ウォーム軸12が上下方向に
配置され、このウォーム軸12の下端部は、一対のケー
ス本体11から突出して、その先端部(下端部)には、
角軸部12aが形成されている。一対のケース本体11
の両側部には取付け板20が設けられ、この取付け板2
0を介して一対のケース本体11を一体に組み付ける
と、組み付けられた一対のケース本体11に、ウォーム
軸12とウォームホイール軸13とが互いに直交して支
持される。
た温室Aの部分斜視図であり、図2は、同様の温室Aに
おけるミニトマトTのつる5の部分の側面図であり、図
3は、本発明に係るつる下し装置に使用されるウォーム
減速機Rの一方のケース本体11を取り外した状態の正
面図であり、図4は、図3のX−X線断面図であり、図
5は、つる下し装置のウォーム減速機Rの部分の斜視図
であり、図6は、吊下げ部材18を支持する回転支持具
21の部分の斜視図である。最初にウォーム減速機Rに
ついて説明し、次にこのウォーム減速機Rを使用したつ
る下し装置について説明する。ウォーム減速機Rは、図
3ないし図5に示されるように、分割式の一対のケース
本体11にウォーム歯車装置が内装されたものである。
即ち、一対のケース本体11にウォーム軸12と、ウォ
ームホイール軸13とが互いに直交して支承されてお
り、ウォーム軸12に形成されたウォーム14と、ウォ
ームホイール軸13に形成されたウォームホイール15
とが噛み合っている。ウォームホイール軸13の両端部
は、一対のケース本体11から所定長だけ突出してい
る。使用状態においては、ウォーム軸12が上下方向に
配置され、このウォーム軸12の下端部は、一対のケー
ス本体11から突出して、その先端部(下端部)には、
角軸部12aが形成されている。一対のケース本体11
の両側部には取付け板20が設けられ、この取付け板2
0を介して一対のケース本体11を一体に組み付ける
と、組み付けられた一対のケース本体11に、ウォーム
軸12とウォームホイール軸13とが互いに直交して支
持される。
【0008】図1に示されるように、温室A内の土壌面
には、その奥行方向Pに沿って畝16が形成され、この
畝16に、ミニトマトTが所定の間隔をおいて植え付け
られる。温室Aの相対向する支柱1の間に、この温室内
を横切るように張設された誘引ブレス2に前記ウォーム
減速機Rが一対のUボルト17を介して装着されている
(図5参照)。ウォーム減速機Rの装着状態において
は、ウォームホイール軸13が奥行方向Pに沿ってお
り、ウォーム軸12の角軸部12aが下方に位置してい
る。誘引紐4を吊下げるための吊下げ部材18は、パイ
プで形成されていて、図4及び図5に示されるように、
その一端部がカップリング19を介してウォーム減速機
Rのウォームホイール軸13に連結されている。このウ
ォームホイール軸13は、その両端部が一対のケース本
体11から突出しているため、ウォームホイール軸13
の両端部にそれぞれ吊下げ部材18が連結されている。
ウォーム減速機Rが装着された誘引ブレス2に隣接する
他の誘引ブレス2には、それぞれU字状の回転支持具2
1がUボルト17を介して装着され、一端部がウォーム
減速機Rのウォームホイール軸13に連結された吊下げ
部材18は、数箇所において前記回転支持具21により
回転可能に支持されている。
には、その奥行方向Pに沿って畝16が形成され、この
畝16に、ミニトマトTが所定の間隔をおいて植え付け
られる。温室Aの相対向する支柱1の間に、この温室内
を横切るように張設された誘引ブレス2に前記ウォーム
減速機Rが一対のUボルト17を介して装着されている
(図5参照)。ウォーム減速機Rの装着状態において
は、ウォームホイール軸13が奥行方向Pに沿ってお
り、ウォーム軸12の角軸部12aが下方に位置してい
る。誘引紐4を吊下げるための吊下げ部材18は、パイ
プで形成されていて、図4及び図5に示されるように、
その一端部がカップリング19を介してウォーム減速機
Rのウォームホイール軸13に連結されている。このウ
ォームホイール軸13は、その両端部が一対のケース本
体11から突出しているため、ウォームホイール軸13
の両端部にそれぞれ吊下げ部材18が連結されている。
ウォーム減速機Rが装着された誘引ブレス2に隣接する
他の誘引ブレス2には、それぞれU字状の回転支持具2
1がUボルト17を介して装着され、一端部がウォーム
減速機Rのウォームホイール軸13に連結された吊下げ
部材18は、数箇所において前記回転支持具21により
回転可能に支持されている。
【0009】吊下げ部材18には、縛り付け具22がボ
ルト23を介して取付けられ(図5参照)、この縛り付
け具22に、誘引紐4の上端部が縛り付けられていると
共に、誘引紐4の上端部は数回余剰に巻付けられてい
る。誘引紐4の上端部は、縛り付け具22に縛り付けら
れているので、引っ張っても巻き戻されない。このよう
にして、多数本の誘引紐4が所定の間隔をおいて吊下げ
部材18に吊下げられ、その下端部は、ミニトマトTが
植え付けられている畝16の近傍に達している。伸長し
たミニトマトTのつる5の先端部5aに向かって順次高
くなるようにして、このつる5を前記各誘引紐4に多数
箇所において縛り付けることは、従来の栽培方法と同じ
である。
ルト23を介して取付けられ(図5参照)、この縛り付
け具22に、誘引紐4の上端部が縛り付けられていると
共に、誘引紐4の上端部は数回余剰に巻付けられてい
る。誘引紐4の上端部は、縛り付け具22に縛り付けら
れているので、引っ張っても巻き戻されない。このよう
にして、多数本の誘引紐4が所定の間隔をおいて吊下げ
部材18に吊下げられ、その下端部は、ミニトマトTが
植え付けられている畝16の近傍に達している。伸長し
たミニトマトTのつる5の先端部5aに向かって順次高
くなるようにして、このつる5を前記各誘引紐4に多数
箇所において縛り付けることは、従来の栽培方法と同じ
である。
【0010】ミニトマトTのつる5が所定長さを超えて
伸長して、「つる下し」を行う場合には、図5に示され
るように、電動回転具24の駆動軸24aに装着された
アタッチメント25を、ウォーム減速機Rのウォーム軸
12の角軸部12aに嵌め込んで、このウォーム軸12
を設定方向に駆動回転させると、その回転が大きく減速
されて、ウォームホイール軸13に伝達される。これに
よって、吊下げ部材18が回転して、これに余剰に巻付
けられている多数本の誘引紐4が一斉に巻戻されて、多
数本のつる5が一斉に下される。そして、つる5の新た
に伸長した部分のみを手作業によって誘引紐4に縛り付
けると、「つる下し」作業が終了する。本発明者が、試
作品により行った実験によると、一個のウォーム減速機
Rによって総長約24mの吊下げ部材18(つる5の本
数に換算すると、約80本)を同時に回転させて、「つ
る下し」を行うことができた。また、誘引紐4にはミニ
トマトTのつる5の重さが加わっているため、吊下げ部
材18を回転させるために行うウォーム減速機Rの作動
は、小馬力で行える。更に、つる5の自重が誘引紐4を
介して吊下げ部材18に回転力となって及んでいるが、
使用している減速機がウォーム減速機であるために、吊
下げ部材18に連結されているウォームホイール軸13
に回転力が作用しても、ウォーム軸12は回転しない。
このため、別途ストッパー装置を設けることなく、つる
の自重によって誘引紐が巻戻されるのを防止できる。一
つの温室には、多数条の畝が形成されていて、この畝の
両側に農作物のつるが吊り下げられており、約20m毎
に一個のウォーム歯車が配置されている。従って、一つ
の温室には多数のウォーム歯車が配置されているが、前
記した一台の電動回転具を使用して、作業者が各ウォー
ム減速機Rを順次作動させると、一つの温室内の農作物
の「つる下し」を短時間に行える。
伸長して、「つる下し」を行う場合には、図5に示され
るように、電動回転具24の駆動軸24aに装着された
アタッチメント25を、ウォーム減速機Rのウォーム軸
12の角軸部12aに嵌め込んで、このウォーム軸12
を設定方向に駆動回転させると、その回転が大きく減速
されて、ウォームホイール軸13に伝達される。これに
よって、吊下げ部材18が回転して、これに余剰に巻付
けられている多数本の誘引紐4が一斉に巻戻されて、多
数本のつる5が一斉に下される。そして、つる5の新た
に伸長した部分のみを手作業によって誘引紐4に縛り付
けると、「つる下し」作業が終了する。本発明者が、試
作品により行った実験によると、一個のウォーム減速機
Rによって総長約24mの吊下げ部材18(つる5の本
数に換算すると、約80本)を同時に回転させて、「つ
る下し」を行うことができた。また、誘引紐4にはミニ
トマトTのつる5の重さが加わっているため、吊下げ部
材18を回転させるために行うウォーム減速機Rの作動
は、小馬力で行える。更に、つる5の自重が誘引紐4を
介して吊下げ部材18に回転力となって及んでいるが、
使用している減速機がウォーム減速機であるために、吊
下げ部材18に連結されているウォームホイール軸13
に回転力が作用しても、ウォーム軸12は回転しない。
このため、別途ストッパー装置を設けることなく、つる
の自重によって誘引紐が巻戻されるのを防止できる。一
つの温室には、多数条の畝が形成されていて、この畝の
両側に農作物のつるが吊り下げられており、約20m毎
に一個のウォーム歯車が配置されている。従って、一つ
の温室には多数のウォーム歯車が配置されているが、前
記した一台の電動回転具を使用して、作業者が各ウォー
ム減速機Rを順次作動させると、一つの温室内の農作物
の「つる下し」を短時間に行える。
【0011】本発明に係るつる下し装置は、つる下しを
必要とする一般のトマト、キュウリなどの他の農作物の
「つる下し」にも適用できる。なお、上記したようにし
て「つる下し」行うと、つる下しされたつるが土壌面を
這うような形となって、これが疾病の原因となる。そこ
で、パイプをコの字形に折り曲げたつる支えを形成し、
このつる支えを畝に一定間隔をおいて差し込み、このつ
る支えによって「つる下し」を行ったつるを支えると、
上記した疾病を防げる。
必要とする一般のトマト、キュウリなどの他の農作物の
「つる下し」にも適用できる。なお、上記したようにし
て「つる下し」行うと、つる下しされたつるが土壌面を
這うような形となって、これが疾病の原因となる。そこ
で、パイプをコの字形に折り曲げたつる支えを形成し、
このつる支えを畝に一定間隔をおいて差し込み、このつ
る支えによって「つる下し」を行ったつるを支えると、
上記した疾病を防げる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る農作物のつる下し装置を使
用すれば、つるが一定以上に伸長した場合において、ウ
ォーム減速機の入力軸に設けられた角軸部に、電動回転
具の駆動軸に装着されたアタッチメントを嵌め込んで、
このウォーム減速機を作動させると、吊下げ部材が回転
して、これに余剰に巻付けられている多数本の誘引紐が
一斉に巻戻され、これによって、各誘引紐に縛り付けら
れている多数本のつるが一斉に下される。このため、誘
引紐に対するつるの縛り付け作業は、つるの新規に伸長
した部分のみで済み、従来方法のように誘引紐に対する
つるの縛り替えを行う必要がなくなって、「つる下し」
の作業能率が飛躍的に高まると同時に、つるの折損、損
傷、果実の落下の恐れもなくなる。また、吊下げ部材に
余剰に巻回されている誘引紐には、つるの重さが加わっ
ていて、この重さがウォーム減速機のウォームホイール
軸の回転を助けるので、該吊下げ部材を回転させるため
にウォーム減速機に加える馬力は、小さくて済む。更
に、つるの自重が誘引紐を介して吊下げ部材に回転力と
なって及んでいるが、使用している減速機がウォーム減
速機であるために、ウォームホイール軸に回転力が作用
しても、ウォーム軸は回転せず、別途ストッパー装置を
設けることなく、つるの自重によって誘引紐が巻戻され
るのを防止できる。
用すれば、つるが一定以上に伸長した場合において、ウ
ォーム減速機の入力軸に設けられた角軸部に、電動回転
具の駆動軸に装着されたアタッチメントを嵌め込んで、
このウォーム減速機を作動させると、吊下げ部材が回転
して、これに余剰に巻付けられている多数本の誘引紐が
一斉に巻戻され、これによって、各誘引紐に縛り付けら
れている多数本のつるが一斉に下される。このため、誘
引紐に対するつるの縛り付け作業は、つるの新規に伸長
した部分のみで済み、従来方法のように誘引紐に対する
つるの縛り替えを行う必要がなくなって、「つる下し」
の作業能率が飛躍的に高まると同時に、つるの折損、損
傷、果実の落下の恐れもなくなる。また、吊下げ部材に
余剰に巻回されている誘引紐には、つるの重さが加わっ
ていて、この重さがウォーム減速機のウォームホイール
軸の回転を助けるので、該吊下げ部材を回転させるため
にウォーム減速機に加える馬力は、小さくて済む。更
に、つるの自重が誘引紐を介して吊下げ部材に回転力と
なって及んでいるが、使用している減速機がウォーム減
速機であるために、ウォームホイール軸に回転力が作用
しても、ウォーム軸は回転せず、別途ストッパー装置を
設けることなく、つるの自重によって誘引紐が巻戻され
るのを防止できる。
【図1】本発明に係るつる下し装置を装着した温室Aの
部分斜視図である。
部分斜視図である。
【図2】本発明に係るつる下し装置を装着した温室Aに
おけるミニトマトTのつる5の部分の側面図である。
おけるミニトマトTのつる5の部分の側面図である。
【図3】本発明に係るつる下し装置に使用されるウォー
ム減速機Rの一方のケース本体11を取り外した状態の
正面図である。
ム減速機Rの一方のケース本体11を取り外した状態の
正面図である。
【図4】図3のX−X線断面図である。
【図5】つる下し装置のウォーム減速機Rの部分の斜視
図である。
図である。
【図6】吊下げ部材18を支持する回転支持具21の部
分の斜視図である。
分の斜視図である。
【図7】ミニトマトTの従来の栽培方法を示す温室Aの
部分斜視図である。
部分斜視図である。
A:温室 R:ウォーム減速機 S:誘引紐に対するつるの縛り付け部分 T:ミニトマト(農作物) 1:温室の支柱 2:誘引ブレス 4:誘引紐 5:つる 5a:つるの先端部 12:ウォーム軸(入力軸) 12a:ウォーム軸の角軸部 13:ウォームホイール軸(出力軸) 18:吊下げ部材 21:回転支持具 24:電動回転具 24a:電動回転具の駆動軸 25:アタッチメント
Claims (1)
- 【請求項1】 土壌面の上方の所定高さの位置にほぼ水
平に配置された吊下げ部材に多数の誘引紐を所定の間隔
をおいて農作物の植付け部の近くに吊下げ、伸長した農
作物のつるを、その先端に向かって順次高くなるように
して多数箇所において前記誘引紐に縛り付け、つるの伸
長に伴って土壌面に対するつるの縛り付け位置を下げ
て、温室内で栽培される農作物のつる下しを行う装置で
あって、温室の支柱間に温室内を横切るようにして張設
された誘引ブレスにウォーム減速機を取付け、このウォ
ーム減速機が取付けられた誘引ブレスに直接又は間接に
隣接する他の1ないし複数の誘引ブレスに吊下げ部材の
回転支持具を取付け、各回転支持具でパイプ状の吊下げ
部材を回転可能に支持して、その一端部を前記ウォーム
減速機の出力軸に連結し、該ウォーム減速機のケース本
体の下方にその入力軸が突出していて、該入力軸の先端
に形成された角軸部に電動回転具の駆動軸の先端に装着
されたアタッチメントを嵌め込んで、該ウォーム減速機
を駆動させることによって前記吊下げ部材を回転させ
て、該吊下げ部材に余剰に巻付けられている誘引紐を一
斉に巻戻して、多数のつるを一斉に下すように構成した
ことを特徴とする農作物のつる下し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168898A JPH0777528B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 農作物のつる下し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168898A JPH0777528B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 農作物のつる下し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04365430A JPH04365430A (ja) | 1992-12-17 |
| JPH0777528B2 true JPH0777528B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=15876613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3168898A Expired - Lifetime JPH0777528B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 農作物のつる下し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777528B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4874430B1 (ja) * | 2011-08-10 | 2012-02-15 | 農業生産法人フジファーム株式会社 | 吊下ろし栽培装置および栽培方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP4536575B2 (ja) * | 2005-04-12 | 2010-09-01 | 本田技研工業株式会社 | 車両用荷物積下装置 |
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| CN106818297A (zh) * | 2017-01-05 | 2017-06-13 | 吴钰明 | 一种藤蔓放蔓装置 |
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| CN107864782A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-04-03 | 周亭英 | 一种具有蔬菜引蔓装置的日光温室 |
| CN110679349B (zh) * | 2018-07-06 | 2024-12-13 | 沈阳农业大学 | 一种温室自动落蔓装置 |
| JP7206019B2 (ja) * | 2019-05-16 | 2023-01-17 | 未来工業株式会社 | 誘引具、誘引装置 |
| CN111466237B (zh) * | 2020-04-19 | 2022-10-25 | 王国庆 | 一种现代农业大棚生长捆扎装置 |
| JP7458139B2 (ja) * | 2020-10-28 | 2024-03-29 | 未来工業株式会社 | 誘引具、誘引装置、及び、誘引方法 |
| CN115474494B (zh) * | 2022-10-12 | 2023-07-25 | 慧诚自动化技术(宁波)有限公司 | 用于温室大棚的远程操控自动落蔓装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS58111615A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-02 | 野々下 貞善 | トマト、キユウリ類の茎の支持装置 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3168898A patent/JPH0777528B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4874430B1 (ja) * | 2011-08-10 | 2012-02-15 | 農業生産法人フジファーム株式会社 | 吊下ろし栽培装置および栽培方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04365430A (ja) | 1992-12-17 |
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