JPH0777887B2 - 容器保持具 - Google Patents

容器保持具

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JPH0777887B2
JPH0777887B2 JP1339516A JP33951689A JPH0777887B2 JP H0777887 B2 JPH0777887 B2 JP H0777887B2 JP 1339516 A JP1339516 A JP 1339516A JP 33951689 A JP33951689 A JP 33951689A JP H0777887 B2 JPH0777887 B2 JP H0777887B2
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周一 倉田
浩 上村
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鐘紡株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は化粧品,薬品等の容器を洗壜機,充填機,キャ
ッパー等の装置へ搬送するための容器保持具に関する。
(従来の技術) 前記化粧品,薬品等の容器を洗壜機,充填機,キャッパ
ー等の装置へ搬送するには、容器を安定した状態且つあ
る程度位置決めをした状態で搬送する必要があり、従来
は容器を収納する専用具を用いる方法、或いは特開昭63
-96005号公報に開示されたような容器ホルダーを用いる
方法がとられていた。
さらに詳しく述べると、容器を収納する専用具を用いる
方法は第4図に示すように、同図(a)に示す容器
(Y)を専用袴(Ha)(同図(b))に収納し、しかる
後兼用袴(H)(同図(c))にこれらを収納して、各
装置に経由せしめるといった方法である。兼用袴(H)
及び専用袴(Ha)は底付きの円筒部材であり、容器
(Y)の外径に合った内径を有する専用袴(Ha)を専用
的に備えていた。
一方、特開昭63-96005号公報に開示された容器ホルダー
は、容器の両側から容器に向かい前進して該容器に当接
することにより容器の保持及びセンタリングを行う一対
のグリッパと、上記方向に前後進させる一対の軸よりな
る容器把持機構と、該容器把持機構を駆動するリンク機
構とを主要部とするものであり、第5図に示すように、
一対のグリッパ(21),(22)を一対の軸(23),(2
4)で前後進させる構成であるため、片方のグリッパ(2
2)の一端(22a)を一方の軸(23)に固着し、他端(22
b)に他方の軸(24)を軸通し又、他方のグリッパ(2
1)の一端(21a)に一方の軸(23)を軸通し、他端(21
b)を他方の軸(24)に固着した構成となっている。し
かしてグリッパ(21),(22)を開閉方向に移動せしめ
るには前記一対の軸(23),(24)を相互に逆方向に移
動せしめる必要がある。
(発明が解決しようとする課題) 近年では全般的に顧客の需要が多様化しており、化粧料
等の容器においても多種多様な容器が提供されている。
ところが、前述した従来の方法では多種多様な容器に対
応するには以下に述べるような問題点があった。
即ち、専用袴を用いる場合には多数種の専用袴を多数保
持せねばならず、その保管には大きなスペースを必要と
し、かつ容器の品種を切り替える際には容器にあった専
用袴に交換する必要があり、切り替えに長時間を要する
という問題があった。
一方、特開昭63-96005号公報に開示された容器ホルダー
を用いる場合には、以下に述べるような問題がある。
即ち、第5図において軸(23)を矢示C方向に、軸(2
4)を矢示B方向に移動させてグリッパ(21),(22)
を開く場合、グリッパ(22)はその他端(22b)に軸通
する軸(24)上を摺動するが、この摺動が抵抗となって
グリッパ(22)は滑らかな移動をすることができないの
である。これはグリッパ(22)の一方端(22a)が軸(2
3)によって矢示C方向に作用力を受けるが、他端(22
b)が摺動抵抗のため支点となり、グリッパ(22)は矢
示D方向の作用力(モーメント)を受けるためである。
又、グリッパ(21),(22)を閉じる場合も開く場合と
同様の理由でグリッパ(22)は矢示E方向の作用力を受
ける。以上のことはグリッパ(21)についても同様であ
る。
従って、グリッパ(21),(22)を閉じた際に、グリッ
パ(21),(22)が開方向に作用する力を受けて抉じた
状態となった場合、容器把持力が減少するとともに、正
確に容器を位置決めできないのである。
また、化粧品,薬品等製造工程においては衛生的である
ことが求められるが、叙上の従来例においてはいずれ
も、容器が転倒又落下した際、並びに容器が破損した際
に内容物が零れて散乱するため、極めて非衛生的である
のである。
本発明は以上の実情に鑑みなされたものであって、多種
多様な容器に対応して所定の把持力で当該容器を把持
し、正確に位置決めできるとともに、衛生面を考慮した
容器把持具の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するための本発明は、複数の容器を載置
せしめる載置台と、V字状の切り欠きを有し、前記載置
台上に載置した容器をその両側から同時に、前記切り欠
き部で把持及びセンタリングする一対のグリッププレー
トと、該一対のグリッププレートの両側部に設けた、該
一対のグリッププレートを前記容器に向かって前後方向
に移動せしめるスライド機構と、前記一対のグリッププ
レートの作動を同期せしめるリンク機構と、前記グリッ
ププレートの両側部に均等に作用し、前記一対のグリッ
ププレートを容器に向かって前進せしめる付勢手段とか
ら構成するとともに、前記スライド機構を、スライド軸
と、該スライド軸に係合し、該スライド軸に沿って摺動
するスライドブロックとから構成し、且つ、前記載置台
の周縁に周壁を設けて構成したことを要旨とするもので
ある。
(作用) 本発明の容器保持具により容器を把持するには、まず、
適宜手段により一対のグリッププレートを開状態にし、
ついで該一対のグリッププレート間の、載置台上に複数
の容器を載置する。このように、容器を載置台上に載置
した状態で当該容器をグリッププレートにより把持する
ので、容器を極めて安定した姿勢で搬送することができ
る。しかる後前記一対のグリッププレートを開状態から
解除すると、一対のグリッププレートは付勢手段,リン
ク機構及びスライド機構が作用する結果、容器に向かっ
て前進せしめられ、容器に当接する。このとき容器は一
対のグリッププレートにより把持及びセンタリングされ
るが、スライド機構を一対のグリッププレートの両側部
に設けており、しかも前記付勢手段の付勢力を前記グリ
ッププレートの両側部に均等に作用させているので、当
該グリッププレートにはスライド機構の摺動部の摺動抵
抗によるモーメント力が理論的に作用せずグリッププレ
ートはスムーズに移動することができる。従って、当該
グリッププレートが容器に当接した際に抉じて把持力が
弱められる、或いは正確な位置決めができないといった
不具合を生じない。また、前記付勢手段は前記一対のグ
リッププレートを常に閉じるように作用するため、装置
の誤動作により容器が把持されないで搬送されるのを防
止することができるのである。
また、グリッププレートに設けたV字状の切り欠き部で
容器を把持するので、容器の径の大小を問わず、円形で
あると楕円形であるとを問わず、多種多様な容器を把持
することができる。
また、載置台の周縁に周壁を設けているので、容器が転
倒した際又は容器が破損した際に内容物が零れて周辺に
散乱するのを防止することができ、極めて衛生的であ
る。
(実施例) 以下、本発明にかかる容器保持具の実施例について第1
図乃至第3図に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る容器保持具の一部を破
断して示す斜視図であり、第2図はそのスライド部を拡
大して示す説明図であり、第3図は第1図におけるA−
A断面図である。
第1図に示すように、該容器パレット(P)は矩形のベ
ースプレート(1)と、容器載置台(2)と、前記ベー
スプレート(1)上に配設した一対のスライドユニット
(Sa),(Sa)と、一対のグリップ部(G)と、リンク
部(R)とからなるものである。
前記スライドユニット(Sa)はスライド軸(3)と、こ
れに係合する2個のスライドブロック(7)とからなる
ものである。そして、この一対のスライド軸(3)を前
記ベースプレート(1)上に、その長手方向に対し直交
するとともに所定の間隔をあけて平行に配設している。
そして、1つのスライド軸(3)に係合する2個のスラ
イドブロック(7)それぞれに係止具(12)を設け、こ
れに引張バネ(11)を係止している。尚、この2個の引
張バネ(11)は同じバネ定数且つ自由長を備えたものと
している。
前記容器載置台(2)は縦断面コの字状の部材であると
ともに第3図に示す如く、縦断面U字状の凹部(2a)を
有するものであり、第1図に示す如く、これを前記ベー
スプレート(1)上に固設している。
前記リンク部(R)は2本1対のリンクバー(8),
(8)と、縦断面h形状をした4個のリンクブロック
(6)と、前記ベースプレート(1)上の略中央に設け
るとともにリンクバー(8),(8)を矢示a方向に回
動自在に支持するセンターピン(9)とからなるもので
あり、前記リンクブロック(6)の溝部(6a)同士が対
向するように当該リングブロック(6)を前記スライド
ブロック(7)上に固設している。そして、前記2本の
リンクバー(8),(8)を互いに交差するように設け
るとともに、第2図に示す如く、その両端に設けた適宜
長さ及び幅の切り欠き部(8a)と、前記リンクブロック
(6)の溝部(6a)に設けたピン(10)に係合せしめて
いる。しかして、該リンクバー(8),(8)を第1図
に示す矢示a方向に回動せしめると、リンクブロック
(6)及びこれと一体となったスライドブロック(7)
はスライド軸(3)上を矢示b方向に移動する。
前記グリップ部(G)は保持アングル(5)と、グリッ
ププレート(4)と、ロッド(13)からなるものであ
り、これら保持アングル(5),グリッププレート
(4)及びロッド(13)を2組1対として備えるもので
ある。保持アングル(5)は縦断面L字形の部材であ
り、第1図に示す如くその垂直面(5a)に前記グリップ
プレート(4)を固設している。そして前記ベースプレ
ート(1)の長手方向に対し平行となるように、前記1
対の保持アングル(5)をそれぞれ前記リングブロック
(6)上に横架してこれに固設するとともに、グリップ
プレート(4)を互いに対向せしめている。グリッププ
レート(4)の互いに対向する側端部にV字形状の切欠
部(15)を設けており、この例では等ピッチ間隔で6箇
所に設けている。そして、第1図に示す如く保持アング
ル(5)の水平面(5b)とグリッププレート(4)との
間に適宜隙間を有しており、グリップ部(G)が矢示b
方向に移動した際に前記載置台(2)と接触しないよう
になっている。又、一方のグリッププレート(4)の長
手方向の略中央且つ切欠部(15)のない側端面に一方の
ロッド(13)の一端を固着し、その他端が他方のグリッ
ププレート(4)及び保持プレート(5)を軸通して反
対側へ露出するように1対のロッド(13)を設けてい
る。
以上の構成を備える容器パレットにより容器を把持する
態様について以下に説明する。
まず、第1図に示す1対のロッド(13)のうち一方のロ
ッド(13)を矢示d方向に押圧する。すると、そのロッ
ド(13)が固着した一方のグリッププレート(4)が矢
示d方向に押圧され、スライド軸(3)上を同方向に移
動する。これと同時に他方のグリッププレート(4)は
リンク部(R)を介して一方のグリッププレートとは反
対方向に移動せしめられて1対のグリッププレート
(4)は矢示b方向に移動して開状態となる。このとき
引張バネ(11)は矢示b方向に引張られている。
この状態で第1図において鎖線で示す如く、容器(Y)
を1対のグリッププレート(4)の切欠部(15)間且つ
載置台(2)上に載置する。しかる後、前述のロッド
(13)への押圧を解除すると、前記引張バネ(11)の復
元力及びリンク部(R)により、前記1対のグリッププ
レート(4)は中心に向けて移動せしめられ、グリップ
プレート(4)はその切欠部(15)により容器(Y)を
位置決めしつつこれを挟持する。その際、各スライド軸
(3)の1対のスライドブロック(7)に同じ引張バネ
(11)を係止せしめているので、両側のスライドブロッ
ク(7)には引張バネ(11)の付勢力が均等に作用し、
スライドブロック(7)は抉じることなくスライド軸
(3)上をスムーズに移動する。従って、容器(Y)を
予定した所定の把持力で把持し、正確に位置決めするこ
とができる。尚、スライドブロック(7)を介してグリ
ッププレート(4)の両側部にも引張バネ(11)の付勢
力が均等に作用している。
以上詳述したように本実施例では1対のグリッププレー
トに係合するリンク部により、1対のロッドのうち片方
のロッドを押圧するだけで1対のグリッププレートを開
状態にすることができるものであるので、グリッププレ
ートの開装置を片側にしか取り付けるスペースがない場
合でもグリッププレートを開くことが可能であり、ライ
ン設計が容易となる。
尚、前述した容器パレット(P)の構成に加え、容器パ
レット(P)の搬送方向に対し、前方側にあたる前記ベ
ースプレート(1)上に公知のショックアブソーバーを
設けるとともに、後方側に当たるベースプレート(1)
上にショックアブソーバーの当接する当接部材を設ける
構成としてもよい。この構成によれば複数の容器パレッ
ト(P)を連続的に搬送する際に発生する容器のパレッ
ト(P)間の衝突による衝撃をショックアブソーバーに
より緩和することができる。
又、前記ベースプレート(1)上の適宜位置に公知のメ
カフラグを設ければ容器パレット(P)の固有の情報、
例えば容器未充填,破壜等の情報を次工程若しくは全体
の制御装置に伝達することができる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば1対のグリッププ
レートを容器に向かって前後方向に移動せしめるスライ
ド機構を当該グリッププレートの両側部に設け、且つ付
勢手段の付勢力をグリッププレートの両側部に均等に作
用させているため、グリッププレートの移動が滑らかな
ものとなり、正確な位置決めをすることができるととも
に複数本の容器を同時に把持することが可能である。
又、容器形状に合わせた専用具が不要となるとともに、
容器を切り替える際の装置各部の調整及び部品の交換が
不要となり、設備コスト及び製造コストの低減を図るこ
とができ、自動化を図ることができる。
さらに、容器の載置台上面周縁に外周壁を設けたことに
より、容器が転倒した際又は、容器が破損した際に、そ
の内容物が散乱するのを防止することができるととも
に、関連する装置をクリーンに保つことが可能となり、
品質向上及び作業環境向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部を破断して示す斜視
図、第2図はそのスライド部を拡大して示す説明図、第
3図は第1図のA−A縦断面図、第4図及び第5図は従
来例を示す説明図である。 (P)……容器パレット、(G)……グリップ部、(S
a)……スライド部、(R)……リンク部、(1)……
ベースプレート、(2)……載置台、(3)……スライ
ド軸、(4)……グリッププレート、(5)……保持ア
ングル、(6)……リンクブロック、(7)……スライ
ドブロック、(8)……リンクバー、(9)……センタ
ーピン、(10)……ピン、(11)……引張バネ、(12)
……係止具、(13)……ロッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の容器を載置せしめる載置台と、 V字状の切り欠きを有し、前記載置台上に載置した容器
    をその両側から同時に、前記切り欠き部で把持及びセン
    タリングする一対のグリッププレートと、 該一対のグリッププレートの両側部に設けた、該一対の
    グリッププレートを前記容器に向かって前後方向に移動
    せしめるスライド機構と、 前記一対のグリッププレートの作動を同期せしめるリン
    ク機構と、 前記グリッププレートの両側部に均等に作用し、前記一
    対のグリッププレートを容器に向かって前進せしめる付
    勢手段とから構成するとともに、 前記スライド機構を、スライド軸と、該スライド軸に係
    合し、該スライド軸に沿って摺動するスライドブロック
    とから構成し、 且つ、前記載置台の周縁に周壁を設けて構成した容器保
    持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629057B2 (ja) * 1986-09-18 1994-04-20 三菱重工業株式会社 容器ホルダ−
JPH0688567B2 (ja) * 1986-09-30 1994-11-09 三菱重工業株式会社 容器ホルダ−

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