JPH077903Y2 - ドライクリーニング装置 - Google Patents

ドライクリーニング装置

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JPH077903Y2
JPH077903Y2 JP1989063996U JP6399689U JPH077903Y2 JP H077903 Y2 JPH077903 Y2 JP H077903Y2 JP 1989063996 U JP1989063996 U JP 1989063996U JP 6399689 U JP6399689 U JP 6399689U JP H077903 Y2 JPH077903 Y2 JP H077903Y2
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solvent
condenser
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dry cleaning
liquid
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宏 名古屋
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株式会社東京洗染機械製作所
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗濯槽に循環させる溶剤の1部をスチルタン
クに導いて蒸留し、汚染物質を除去する構造のドライク
リーニング装置に係り、特に、蒸留操作による溶剤の温
度上昇を抑制し得るように改良したドライクリーニング
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、洗濯槽に循環させる溶剤の1部を蒸発させる
スチルタンクと、蒸発して発生した溶剤蒸気を冷却して
凝縮させる複数個のコンデンサとを備えたドライクリー
ニング装置の従来例を示す系統図である。
溶剤タンク1内の溶剤は溶剤ポンプ13によって吸入,圧
送され、バルブ27,フィルタ10,バルブ17を順次に経て洗
濯槽2内に注入される。
洗濯槽2に注入された溶剤はボタントラップ3を流通し
て粗粒の異物を除去され、バルブ19を経て溶剤タンク1
に還流して循環する。
前記洗濯槽2の内槽2a内には衣類が収容されており、上
記のように溶剤を循環させながら洗濯槽2の内槽2aを回
転させて1定時間(数分間程度)洗浄操作が行われる。
前記のように溶剤を循環させながらバルブ23を開いて溶
剤の1部をスチルタンク9内に流入せしめる。
スチルタンク9内の溶剤は蒸気ヒータ9aで加熱されて蒸
発し、発生した蒸気は管路25によってスチルコンデンサ
14に導かれ、冷却水で冷却されてその1部が凝縮する。
スチルコンデンサ14を流通した溶剤(気,液2相流)は
1次コンデンサ6,2次コンデンサ7を順次に流通しつつ
冷凍機21で冷却されて蒸気部分が凝縮し、水分分離機11
で水分を除去されて溶剤タンク1に回収される。
20,20′は前記冷凍機21の冷媒流量制御用の弁である。
12は管路に接続された内圧補正器、15は安全弁である。
以上に述べた洗浄操作の後、脱液操作,乾燥操作が行わ
れる。
脱液操作は、洗濯槽2内への溶剤注入を停止し、内槽2a
を高速回転させて遠心脱液して行われる。
乾燥操作は、内槽2aを低速回転させながらフアン5を作
動させ、洗濯槽2内に空気を流通させる。
空気は1次コンデンサ6,2次コンデンサ7,ヒー8を経て
洗濯槽2内に流入し、ダストフイルタ4,バルブ18を経て
循環する。
循環空気流はヒータ8で約50℃の熱風となり、衣類に残
留している溶剤を蒸発させ、1次コンデンサ6,2次コン
デンサ7で冷却されて溶剤蒸気を凝縮,分離される。
約10分間で乾燥操作を終了し、バルブ16,17,18,19を閉
じて洗濯槽2のドア(図示省略)を開き、洗浄,乾燥済
みの衣類を取り出す。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図について説明した従来例のドライクリーニング装
置における、汚染物質除去の為の蒸留操作は、溶剤を蒸
気ヒータ9aで加熱し、発生蒸気をスチルコンデンサ14,1
次コンデンサ6,2次コンデンサ7で冷却して行われる。
上記の加熱熱量と冷却熱量とがバランスしていれば、蒸
留による溶剤の温度変化が無く、通常20〜25℃に保たれ
る。
しかし、スチルタンク9内の溶剤を蒸気ヒータ9aで加熱
して蒸発させる際の蒸気圧力や蒸気速度は比較的不安定
で、その制御が容易でない。
また、スチルコンデンサ14の冷熱源である冷却水温度は
季節的変動などによって比較的不安定である。
こうした事情により、環境条件が良くない場合は洗浄作
業の1サイクル毎に約1℃の溶剤温度上昇を生じ、1日
連続運転すると溶剤温度が28℃を越えることが希でな
い。
しかし、溶剤温度が28℃を越えると、溶剤による被洗浄
衣類の脱色というトラブルを招く虞が有る。
その上、溶剤温度が28℃を越えると溶剤ポンプ13にキャ
ビテーションを発生する危険性が高くなる。
ポンプにキャビテーションが発生すると、騒音を発する
のみでなくポンプ性能が著しく低下し、しかもポンプの
耐久性が低下するので、溶剤の過熱は甚だ不都合であ
る。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、スチルタ
ンク内における溶剤蒸発量を減少させることなく、スチ
ルコンデンサの冷却容量を増加させる必要無く、1次,2
次コンデンサ用の冷媒を冷却する冷凍機の容量を増加さ
せる必要無しに、溶剤の蒸留による温度上昇を抑制し得
る、簡単で安価な構成のドライクリーニング装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案のドライクリーニン
グ装置は、蒸留のために発生した蒸気を冷却,凝縮させ
るために順次に流通せしめる複数個のコンデンサの内
で、最も下流に位置しているコンデンサの中へ溶剤を暫
く滞留させて、該最下流のコンデンサによって溶剤を長
時間冷却する。
上述の原理に基づく具体的な構成として、本考案のドラ
イクリーニング装置は、 溶剤を貯留する溶剤タンクと、衣類を収納する洗濯槽
と、上記溶剤タンク内の溶剤を上記洗濯槽内に注入して
循環させる溶剤ポンプ及び管路と、上記溶剤の1部を流
入させ過熱して蒸発させるスチルタンクと、上記スチル
タンクで発生した溶剤蒸気を順次に流通せしめて凝縮さ
せる複数個のコンデンサとを有し、凝縮した溶剤を前記
溶剤タンクに回収する構造のドライクリーニング装置に
おいて、 前記複数のコンデンサの内の最も下流側に接続されてい
るコンデンサの底部に傾斜を付するとともに、この傾斜
した底部の一番低い個所の近くに堰を設け、 かつ、上記の堰とコンデンサの底面とが接している個所
に、少量の漏洩を行なわせる漏洩流路を設けて、 このコンデンサの中へ流入し、若しくは該コンデンサ内
で凝縮した液状の溶剤が、該コンデンサ内に一時的に滞
溜し、かつ、溶剤の流入および凝縮が停止した後、自動
的に液状の溶剤がコンデンサから流出するようになって
いることを特徴とする。
〔作用〕
上記の構成において複数個のコンデンサを順次に流通す
る溶剤の温度は、下流側のコンデンサに流動するにつれ
て低下し、最下流のコンデンサ内で相対的に最も低温と
なる。
そして上記の構成によれば、最下流のコンデンサで冷却
された溶剤は、直ちに流出することなく暫く滞留せしめ
られるので、溶剤の温度は滞留中にいっそう低下する。
このため、溶剤の蒸留による温度上昇が抑制される。さ
らに、当該ドライクリーニング装置の運転を停止して、
上記最下流のコンデンサ内に溶剤液が流入しなくなると
ともに該コンデンサ内で溶剤が凝縮しなくなると、その
まま放置しておいても滞留していた溶剤液が自動的に流
出するので、溶剤によるコンデンサの腐食を発生する虞
れが無い。
〔実施例〕
第1図は本考案のドライクリーニング装置の一実施例を
示す系統図である。
この実施例は前記従来例のドライクリーニング装置に本
考案を適用して改良したもので、第1図(本例)におい
て第3図(従来例)と同一の図面参照番号を付したもの
は前記従来例におけると同様乃至は類似の構成部材であ
る。
溶剤タンク1内の溶剤量は75l、フィルタ10内の溶剤量
は5lであり、スチルタンク9による1回の蒸発量は液体
状態で約9lである。
次に、第1図(本例)を第3図(従来例)に比較して異
なる点、即ち本考案を適用して改良した点について述べ
る。
第1図に示した系統図において、2次コンデンサ7内に
堰24を設け、凝縮した溶剤の1部を1時的に滞留させる
ように構成してある。この2次コンデンサ7内に設けた
堰24付近を拡大して描いた模式図を第2図に示す。
7aは熱交換器で、その中には低温の冷媒が流通してい
る。
溶剤蒸気は上記熱交換器7aに接触して凝縮し、底板7b上
に滴下する。
上記の底板7bには勾配が付されていて、滴下した溶剤を
図の右方に導いて流出管7cに流入させ、水分分離器11
(第1図参照)へ送るようになっている。
本実施例においては、底板7b上の溶剤流を堰き止めるよ
うに堰24を設けてある。
上記の堰24の下端部には切欠24aが設けられていて少量
の漏洩を行わせている。
少量とは、蒸留溶剤の循環流量に比して小流量の意であ
る。
このため、凝縮した溶剤は堰24で形成された液留部7dを
満たし、矢印aの如くオーバーフローして流出管7cに流
入する。本例において液留部7dの容量は約5lであり、切
欠24aからの漏洩流量は約1/分である。
切欠24aからの漏洩流と堰24からのオーバーフローとに
よって、凝縮した溶剤の循環流動は行われるが、溶剤流
が1時的に液留部7dに留まってから流出管7cに流動する
ため、凝縮した溶剤が2次コンデンサ7内を通過する時
間が延長される。
このため、凝縮溶剤は2次コンデンサ7内に滞留してい
る間に、液化温度よりも更に冷却される。
その結果、蒸留された精製溶剤の温度が低下し、蒸留に
よる温度上昇が抑制される。
蒸留サイクルが一旦終了した後、2次コンデンサ7内に
溶剤を長時間貯留しておくことは、腐食発生を誘発する
ので好ましくないが、本実施例の堰24には切欠24aを設
けてあるので、蒸留操作を終了した後、液留部7d内の溶
剤は切欠24aから少しずつ漏洩して流出管7cに流入する
ので、2次コンデンサ7内に長期間貯留されることは無
く、腐食誘発の虞が無い。
上述の作用,効果から容易に理解されるように、堰24の
下方に設ける切欠24aは透孔であっても良く、また底板7
bと堰24との間に隙間24bを設けても良い。要するに液留
部7d内の溶剤を放置しておいても長時間は滞留せずに流
出するように構成することにより腐食を防止できる。上
述の作用、効果を原理的に考察すると(第2図参照)、
堰24を設ける位置は、傾斜した底板7bの一番低い所の付
近でなければならないこと、および、液留部7d内の溶剤
液を小流量で漏洩させる漏洩流路を設けることが必要で
あって、この漏洩流路は必ずしも切欠24aもしくは隙間2
4bに限らないことが分かる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように本考案のドライクリーニング装置
によれば、スチルタンク内における溶剤の蒸発量を減少
させたり、スチルコンデンサの冷却容量を増加させた
り、1次,2次コンデンサ用の冷凍機の容量を増加したり
することなく、最下流側のコンデンサ内に溶剤を1時的
に滞留させる滞留部を設けるという簡単な構成で、蒸留
操作による溶剤の温度上昇を抑制することができる。し
かも、当該クリーニング装置の運転を停止して放置して
おくと、再下流側のコンデンサ内に滞留していた溶剤
が、漏洩流路を通って流出するので、該コンデンサが溶
剤の滞留によって腐食するという不具合を招く虞れが無
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドライクリーニング装置の一実施例に
おける系統図である。 第2図は上記実施例における2次コンデンサ付近の模式
的な断面図である。 第3図は従来例のドライクリーニング装置の系統図であ
る。 1…溶剤タンク、2…洗濯槽、6…1次コンデンサ、7
…2次コンデンサ、8…ヒータ、9…スチルタンク、9a
…蒸気ヒータ、10…フィルタ、21…冷凍機、24…堰、24
a…切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶剤を貯留する溶剤タンクと、衣類を収納
    する洗濯槽と、上記溶剤タンク内の溶剤を上記洗濯槽内
    に注入して循環させる溶剤ポンプ及び管路と、上記溶剤
    の1部を流入させ加熱して蒸発させるスチルタンクと、
    上記スチルタンクで発生した溶剤蒸気を順次に流通せし
    めて凝縮させる複数個のコンデンサとを有し、凝縮した
    溶剤を前記溶剤タンクに回収する構造のドライクリーニ
    ング装置において、 前記複数のコンデンサの内の最も下流側に接続されてい
    るコンデンサの底部に傾斜を付するとともに、この傾斜
    した底部の一番低い個所の近くに堰を設けて液留部を形
    成し、かつ上記の堰とコンデンサの底面とが接している
    個所に、少量の漏洩を行なわせる漏洩流路を設けて、 このコンデンサの中へ流入し、若しくは該コンデンサ内
    で凝縮した液状の溶剤が、該コンデンサ内に一時的に滞
    溜し、かつ、溶剤の流入および凝縮が停止した後、自動
    的に液状の溶剤がコンデンサから流出するようになって
    いることを特徴とするドライクリーニング装置。
JP1989063996U 1989-06-02 1989-06-02 ドライクリーニング装置 Expired - Lifetime JPH077903Y2 (ja)

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JP1989063996U JPH077903Y2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 ドライクリーニング装置

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JPH033993U JPH033993U (ja) 1991-01-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6464694A (en) * 1987-09-07 1989-03-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Dry cleaning machine
JPH01107797A (ja) * 1987-10-20 1989-04-25 Hitachi Ltd ドライクリーニング装置

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JPH033993U (ja) 1991-01-16

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