JPH0779162A - 信号変換回路 - Google Patents

信号変換回路

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JPH0779162A
JPH0779162A JP22261393A JP22261393A JPH0779162A JP H0779162 A JPH0779162 A JP H0779162A JP 22261393 A JP22261393 A JP 22261393A JP 22261393 A JP22261393 A JP 22261393A JP H0779162 A JPH0779162 A JP H0779162A
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JP
Japan
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signal
voltage
sample
input pulse
capacitor
Prior art date
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JP22261393A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Oya
哲司 大矢
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力パルス信号をそのデューティ比に応じた
アナログ信号に変換する信号変換回路において、部品の
特性ばらつきによる変換精度の低下を防ぐ。 【構成】 制御ロジック生成部11は、入力パルス信号
に基づいて、第1〜第3の制御信号V1 ,V2 ,V3
生成する。アナログ信号生成部12は、第1の制御信号
1 に従ってコンデンサC0 の充放電を制御し、コンデ
ンサC0 の両端電圧V4 を、常時、演算部14に出力す
る。第1のサンプルホールド部13は、第2の制御信号
2 に従って、所定電圧VREF 状態にあるコンデンサC
0 から入力パルス信号1周期時間だけ定電流放電を行っ
たときのコンデンサ電圧(このときの値がVT である)
をサンプルホールドする。演算部14は、その電圧VT
と上記電圧V4 に対して所定の演算を行う。第2のサン
プルホールド部15は、第3の制御信号V3 に従って、
入力パルス信号が“H”レベル状態の終了時に演算部1
4の演算結果をサンプルホールドし、その値を入力パル
ス信号からアナログ信号への変換値として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意のデューティ比を
有するパルス信号を、そのデューティ比に応じたアナロ
グ信号に変換する信号変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電気・電子装置の制御におい
て、アナログ制御からディジタル制御への移行が進み、
アナログ的な信号によって駆動を行う装置の場合にも、
ディジタル制御を行うことが多い。たとえば、直流電源
モータの回転速度を制御する場合には、所定周期のパル
ス信号を制御信号として用い、そのパルス信号のデュー
ティ比を変化させることによって行うことができる。そ
して、モータに入力される直前で、上記パルス信号をそ
のデューティ比に応じたアナログ信号(たとえば電圧)
に変換させ、その電圧でモータを駆動する。
【0003】図8に、パルス信号をアナログ信号に変換
する信号変換回路の一例のブロック図を示す。同図にお
いて、入力パルス信号が,“H”期間カウント回路1お
よび1周期カウント回路4に入力される。そして、
“H”期間カウント回路1および1周期カウント回路4
が出力する各電圧VC1,VC2が、それぞれサンプルホー
ルド回路2および5に入力される。さらに、サンプルホ
ールド回路2および5がサンプルホールドした電圧値V
h ,Vt が、それぞれ電圧・電流変換回路3および6に
入力される。続いて、電圧値Vh ,Vt が電圧・電流変
換回路3および6によってそれぞれ電流Ih ,It に変
換された後、演算回路7に入力される。そして、演算回
路7が、電流Ih ,It に対して所定の演算を行い、そ
の演算結果である出力電圧VOUT を出力する。
【0004】次に、上記構成の信号変換回路の動作を、
図9に示すタイムチャートとともに説明する。“H”期
間カウント回路1は、容量がC1 であるコンデンサC1
を有しており、そのコンデンサC1 が充電されることに
よって、“H”期間カウント回路1の出力電圧は、VC1
=VREF (予め設定された定数)となっている。この状
態で、“H”期間カウント回路1に入力パルス信号が入
力すると、その立上がりエッジから立下がりエッジまで
の間、すなわち入力パルス信号が“H”レベルにある期
間(時間t)、コンデンサC1 に充電されている電荷を
定電流Iで放電する。その後、再びコンデンサC1 を電
圧VREF まで充電する。ここで、入力パルス信号の立下
がりエッジ時の“H”期間カウント回路1の出力電圧
は、下記(1)式となる。
【0005】
【数1】
【0006】そして、サンプルホールド回路2は、入力
パルス信号の立下がりエッジのタイミングで上記(1)
式で表される電圧Vh をサンプルホールドし、そのサン
プルホールド値Vh を電圧・電流変換回路3に出力す
る。電圧・電流変換回路3は、その電圧Vh を下記
(2)式で表される電流に変換し、演算回路7に対して
出力する。
【0007】
【数2】
【0008】一方、1周期カウント回路4は、容量がC
2 であるコンデンサC2 を有しており、そのコンデンサ
2 が充電されることによって、1周期カウント回路4
の出力電圧は、VC2=VREF (“H”期間カウント回路
1に充電される値と同じ)となっている。この状態で、
1周期カウント回路4に入力パルス信号が入力すると、
その立上がりエッジから次の立上がりエッジまでの間、
すなわち1周期の間(時間T)、コンデンサC2 に充電
されている電荷を上記定電流Iで放電した後、コンデン
サC2 を電圧VREF まで充電する。ここで、入力パルス
信号の立上がりエッジ時において、1周期カウント回路
4の出力電圧は、下記(3)式の値まで低下する。
【0009】
【数3】
【0010】そして、サンプルホールド回路5は、入力
パルス信号の立上がりエッジのタイミングで上記(3)
式で表される電圧Vt をサンプルホールドし、そのサン
プルホールド値Vt を電圧・電流変換回路6に出力す
る。電圧・電流変換回路6は、その電圧Vt を下記
(4)式で表される電流に変換し、演算回路7に対して
出力する。
【0011】
【数4】
【0012】演算回路7は、上記(2)および(4)式
で表される電流Ih , t に対して下記(5)式に従っ
て演算を行い、出力電圧VOUT を出力する。
【0013】
【数5】
【0014】ここで、上記(5)式において、α及びβ
は、演算回路7が出力する電圧VOUTの変化範囲を設定
するための定数である。このように、演算回路7が出力
する電圧VOUT は、上記(5)式に示すように、入力パ
ルス信号の1周期の時間Tに対する“H”期間の時間t
の時間、すなわち入力パルス信号のデューティ比に応じ
て、アナログ的に変化する。
【0015】一例として、以下の条件で出力電圧VOUT
を算出する。入力パルス信号周波数=100ヘルツ(入
力パルス信号の周期T=10ms),コンデンサC1
よびC2 の充電時の電圧VREF =4V,電圧VOUT の変
化範囲=1〜3V(α=1.5,β=1.0),コンデ
ンサC1 およびC2 の容量=0.1μF,放電時定電流
I=20μA,電圧・電流変換回路3,6および演算回
路7が有する抵抗の抵抗値R1 =R2 =R3 =2kΩ。
この条件で、たとえば入力パルス信号のデューティ比が
10%であるとすると、t=1msを上記(5)に代入
し、出力電圧V OUT =1.2Vが得られる。
【0016】従来の信号変換回路は、このようにして入
力パルス信号をそのデューティ比に応じた出力電圧V
OUT に変換し、その出力電圧を用いて負荷の駆動制御を
行っていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記条件に
おいて、“H”期間カウント回路1が有するコンデンサ
1 の容量と、1周期カウント回路4が有するコンデン
サC2 の容量とが等しいと仮定しているが、一般にコン
デンサの製造ばらつきは小さくなく、その2つのコンデ
ンサC1 およびC2 の容量が正確に一致することは稀で
ある。
【0018】コンデンサC1 およびC2 の容量にばらつ
きがあると、入力パルス信号のデューティ比を正確に検
出することができず、その結果入力パルス信号を正確に
出力電圧VOUT へ変換することができない。たとえば、
1 =1.1C2 であるとすると、出力電圧VOUT
1.18Vとなり、C1 =C2 と仮定したときと比べて
誤差が生じてしまう。
【0019】このように、従来の信号変換回路を用い
て、入力パルス信号をそのデューティ比に応じた出力信
号に変換する場合、コンデンサの特性ばらつきによって
上記出力信号に誤差が生じるという問題があった。
【0020】本発明は、上記問題を解決するものであ
り、入力パルス信号をそのデューティ比に応じたアナロ
グ信号に変換する信号変換回路において、部品の特性ば
らつきによる変換精度の低下を防ぐことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の信号変換回路
は、制御ロジック生成手段、アナログ信号生成手段、第
1のサンプルホールド手段、演算手段、および第2のサ
ンプルホールド手段とを有する。
【0022】制御ロジック生成手段は、入力パルス信号
に基づいて第1,第2,および第3の制御信号を生成す
る。アナログ信号生成手段は、たとえばコンデンサとそ
のコンデンサ充放電手段とからなり、上記第1の制御信
号に従ってそのコンデンサの充放電を行う。第1のサン
プルホールド手段は、上記第2の制御信号をサンプルホ
ールド・タイミングパルスとして、上記アナログ信号生
成手段が出力するアナログ値、たとえば電圧値をサンプ
ルホールドする。演算手段は、上記アナログ信号生成手
段が出力するアナログ値と上記第1のサンプルホールド
手段によってサンプルホールドされた値とに対して所定
の演算を行う。第2のサンプルホールド手段は、上記第
3の制御信号に従って上記演算手段の出力をサンプルホ
ールドしそのサンプルホールド値を出力する。
【0023】また、請求項3記載の発明のように、入力
パルス信号に基づいて第1,第2,および第3の制御信
号を生成する制御ロジック生成手段と、上記第1の制御
信号に従ってアナログ信号を生成するアナログ信号生成
手段と、上記第2の制御信号に従って上記アナログ信号
生成手段が出力するアナログ値をサンプルホールドする
第1のサンプルホールド手段と、上記第3の制御信号に
従って上記アナログ信号生成手段が出力するアナログ値
をサンプルホールドする第2のサンプルホールド手段
と、上記第1のサンプルホールド手段および上記第2の
サンプルホールド手段によってサンプルホールドされた
値に対して所定の演算を行う演算手段とを有するような
構成としてもよい。
【0024】
【作用】本発明の信号変換回路においては、2周期の入
力パルス信号からそのデューティ比を求める。以下、ア
ナログ信号生成手段が生成するアナログ値を、アナログ
信号生成手段内に設けられたコンデンサの両端の電圧と
して説明する。
【0025】入力パルス信号の第1周期において、アナ
ログ信号生成手段は、第1の制御信号に基づいて、所定
電圧VREF に充電されているコンデンサから、定電流に
よる放電を1周期時間行う。そして、第1のサンプルホ
ールド手段は、第2の制御信号に基づいて、第1周期の
終了時における上記コンデンサの電圧(VT )をサンプ
ルホールドする(この値VT は、入力パルス信号の周期
によって決まる)。サンプルホールド後、再びコンデン
サを電圧VREF に充電する。
【0026】入力パルス信号の第2周期では、アナログ
信号生成手段は、第1の制御信号に基づいて、電圧V
REF に充電されているコンデンサから、上記定電流によ
る放電を入力パルス信号が“H”レベル(“H”レベル
のかわりに“L”レベルとして回路を構成することも可
能)である期間行う。
【0027】演算手段には、第1のサンプルホールド手
段がサンプルホールドした電圧値(VT )と、第1の制
御信号に基づいて時間とともに変化する上記コンデンサ
の電圧値とが入力されており、それら2つの電圧値に対
して常に所定の演算が行われている。そして、第2のサ
ンプルホールド手段は、第3の制御信号に基づいて、入
力パルス信号の第2周期の“H”レベル終了時に演算手
段が出力する電圧値をサンプルホールドする。
【0028】ここで、入力パルス信号の第2周期の
“H”レベル終了時におけるコンデンサの電圧値は、入
力パルス信号が“H”レベルである時間(パルス幅)に
よって決まる値である。したがって、第2のサンプルホ
ールド手段がサンプルホールドする値は、第1周期の終
了時の上記コンデンサの電圧(VT )と第2周期の
“H”レベル終了時におけるコンデンサの電圧値とに対
して演算手段が所定の演算を行った値であるので、第2
のサンプルホールド手段が出力する電圧値は、入力パル
ス信号の周期と入力パルス信号が“H”レベルである時
間との比率、すなわち入力パルス信号のデューティ比に
よって決まる値となる。
【0029】請求項3に記載の信号変換回路において
は、アナログ信号生成手段が、第1の制御信号に従っ
て、所定電圧VREF にまで充電されたコンデンサから定
電流放電を行う。そして、第1のサンプルホールド手段
が、第2の制御信号に従って、上記定電流放電を開始し
た時点から入力パルス信号1周期時間経過時のコンデン
サの電圧値をサンプルホールドし、第2のサンプルホー
ルド手段が、第3の制御信号に従って、上記定電流放電
を開始した時点から入力パルス信号の“H”時間経過時
のコンデンサの電圧値をサンプルホールドし、演算手段
が上記2つのサンプルホールド値に対して所定の演算を
行う。このような構成とすることにより、1周期の入力
パルス信号に対してそのデューティ比を求めることが出
来る。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の信号変換回路の一実施例を
示すブロック図である。同図において、任意のデューテ
ィ比を有する入力パルス信号が、制御ロジック生成部1
1に入力される。制御ロジック生成部11は、入力パル
ス信号に基づいて、第1〜第3の制御信号V1 ,V2
3 を生成する。
【0031】第1の制御信号V1 は、充放電指令信号と
してアナログ信号生成部12に対して出力される。アナ
ログ信号生成部12では、コンデンサ充放電部121
が、その第1の制御信号V1 に基づいてコンデンサC0
の充放電を制御する。そして、アナログ信号生成部12
は、このコンデンサC0 に蓄えられた電荷量に応じて決
まる電圧値を、コンデンサ電圧V4 として演算部14に
対して出力する。
【0032】第2の制御信号V2 は、サンプルホールド
・タイミングパルスとして第1のサンプルホールド部1
3に対して出力される。第1のサンプルホールド部13
は、アナログ信号生成部12のコンデンサ電圧V4 を、
第2の制御信号V2 に従ったタイミング(このタイミン
グでのコンデンサ電圧V4 をVT とする)でサンプルホ
ールドし、そのサンプルホールド電圧値VT を演算部1
4に対して出力する。演算部14は、第1の制御信号V
1 に従って時間とともに変化するコンデンサ電圧V4
上記サンプルホールド電圧VT とに対して演算(後述す
る)を実行し、その演算結果をアナログ電圧VANA とし
て第2のサンプルホールド部15に対して出力する。
【0033】第3の制御信号V3 は、サンプルホールド
・タイミングパルスとして第2のサンプルホールド部1
5に対して出力される。第2のサンプルホールド部15
は、その第3の制御信号V3 に従って、上記アナログ電
圧VANA をサンプルホールドする。そして、このサンプ
ルホールド値が、入力パルス信号をアナログ電圧値に変
換した出力電圧VOUT である。
【0034】次に、上記構成の信号変換回路の動作を、
図2に示すタイムチャートを参照しながら説明する。こ
こで、信号変換回路への入力パルス信号の周期とTと
し、その入力パルス信号が“H”レベルである時間(パ
ルス幅)をtとする。また、この実施例の信号変換回路
は、2周期の入力パルス信号からそのデューティ比を検
出する構成であるので、入力パルス信号を第1および第
2周期のパルス信号の繰返し信号として説明する。
【0035】制御ロジック生成部11は、入力パルス信
号の第1周期の立上がりエッジ(正確には、立上がりエ
ッジからΔT1 後)から第2周期の立上がりエッジ(正
確には、立上がりエッジからΔT1 後)までの期間(時
間T1 )、及び第2周期の立上がりエッジ(正確には、
立上がりエッジからΔT1 +ΔT2 後)から第2周期の
立下がりエッジ(正確には、立下がりエッジからΔT2
後)までの期間(時間t1 )が“H”レベルであり、そ
の他の期間は“L”レベルであるような制御信号V1
生成する。ここで、ΔT1 ,ΔT2 は、時間T1 または
1 に比べて十分に小さく、T1 =T(入力パルス信号
の周期),t1 =t(入力パルス信号のパルス幅)と見
なせる。
【0036】上記制御信号V1 を受信したアナログ信号
生成部12のコンデンサ充放電部121は、制御信号V
1 が“H”レベルのとき、コンデンサC0 に蓄えられた
電荷を定電流Iで放電し、“L”レベルのときはコンデ
ンサC0 の両端の電圧を所定値VREF にまで充電する。
したがって、コンデンサC0 の両端の電圧であるコンデ
ンサ電圧V4 は、入力パルス信号の第1周期の立上がり
エッジから第2周期の立上がりエッジまでの1周期の
間、所定電圧VREF から直線的にVT までに低下し、第
2周期の立上がりエッジで所定電圧VREF に戻る。続い
て、コンデンサ電圧V4 は、第2周期の立上がりエッジ
から第2周期の立下がりエッジまでの1パルス幅の間、
所定電圧VREF から直線的にVH までに低下し、第2周
期の立下がりエッジで再び所定電圧VREF に戻る。
【0037】また、制御ロジック生成部11は、入力パ
ルス信号の第2周期の立上がりエッジ時にパルスを発生
するような制御信号V2 を生成する。この制御信号V2
は、第1のサンプルホールド部13のサンプルホールド
・タイミングパルスであり、第1のサンプルホールド部
13は、第2周期の立上がりエッジ時のコンデンサ電圧
4 の値、すなわち電圧VT をサンプルホールドし、そ
のサンプルホールド電圧VT を演算部14に出力する。
【0038】演算部14では、コンデンサ電圧V4 およ
びサンプルホールド電圧VT に対して演算を行い、その
演算結果をアナログ電圧VANA として出力する。この演
算は、入力される上記電圧V4 及びVT に対してユニー
クなアナログ電圧VANA が出力されるものであれば特に
限定されるものではない。その演算の一例を示す。
【0039】
【数6】
【0040】ここで、コンデンサ電圧V4 は、図2に示
すように時間とともに変化する値であり、その結果、ア
ナログ電圧VANA も時間とともに変化する。そして、上
記(6)〜(8)式は、たとえば図3,図4に示す回路
で演算できる。
【0041】図3は、アナログ信号生成部12が出力す
るコンデンサ電圧V4 (またはVT)を電流I
4 (IT )に変換する電圧・電流変換回路の回路図であ
る。また、図4は、その電圧・電流変換回路の出力であ
る電流I4 およびIT から、アナログ電圧VANA を生成
する回路である。図4において、定数α,βは、R4
5 および定電流源が流す電流値によって設定することが
できる。そして、それら定数α,βを変化させて、アナ
ログ電圧VANA の変動範囲を設定する。
【0042】図1,図2に戻る。制御ロジック生成部1
1は、さらに入力パルス信号の第2周期の立下がりエッ
ジ時にパルスを発生するような制御信号V3 を生成す
る。この制御信号V3 は、第2のサンプルホールド部1
5のサンプルホールド・タイミングパルスであり、第2
のサンプルホールド部15は、第2周期の立下がりエッ
ジ時に演算部14が出力するアナログ電圧VANA をサン
プルホールドする。ここで、第2周期の立下がりエッジ
時には、コンデンサ電圧V4 =VH であるので、第2の
サンプルホールド部15がサンプルホールドする電圧
値、すなわち第2のサンプルホールド部15が出力する
電圧値は次式で表される。
【0043】
【数7】
【0044】上記(9)式は、従来の技術として示した
(5)式と同形であるが、(5)式では、充放電を行う
コンデンサが2つ(C1 , 2 )含まれているのに対
し、(9)式では、コンデンサは1つ(C0 )のみであ
る。これは、この実施例の信号変換回路では、入力パル
ス信号の周期測定と、そのパルス幅測定とを共通部分で
行っているためである。したがって、それら2つの測定
を等しい条件で行うことができ、部品ばらつき(コンデ
ンサ容量のばらつき)等による問題が生じることはな
い。
【0045】そして、上記(9)式において、入力パル
ス信号の周期Tに対するパルス幅の値tを変化させれ
ば、すなわち入力パルス信号のデューティ比を変化させ
れば、上記電圧VOUT が変化し、その電圧VOUT で、た
とえば直流モータ等の負荷を制御する。また、上記電圧
OUT を、入力パルス信号生成装置(不図示)にフィー
ドバックして、そのデューティ比を調整することもでき
る。
【0046】次に、入力パルス信号から上記制御信号V
1 ,V2 ,V3 を生成する制御ロジック生成部11を構
成する回路の一例を図5に示す。そして、その動作を、
図6のタイムチャートを参照しながら説明する。
【0047】図5において、入力パルス信号は、ディレ
イ値がΔT1 である立上がりディレイ21,ディレイ値
がΔT2 である立下がりディレイ22,およびTフリッ
プフロップ23に入力される。立上がりディレイ21の
出力信号Aは、Tフリップフロップ24,ディレイ値が
ΔT1 である立上がりディレイ25,およびインバータ
26に入力され、インバータ26の出力はANDゲート
29に入力される。また、立下がりディレイ22の出力
信号Bは、ANDゲート29およびインバータ27に入
力され、インバータ27の出力がSRフリップフロップ
28のR端子に入力される。
【0048】Tフリップフロップ24は、信号Aの立上
がりエッジ毎に論理反転を行う信号Dを、ORゲート3
2,ANDゲート33,およびインバータ34に対して
出力する。また、立上がりディレイ25は、信号Aの立
上がりエッジをΔT1 だけディレイさせた信号EをSR
フリップフロップ28のS端子に入力させる。さらに、
SRフリップフロップ28は、S,R端子に入力される
信号の論理に従って、信号FをORゲート32に対して
出力する。そして、信号Dと信号Fとの論理和が制御信
号V1 としてORゲート32から出力される。
【0049】Tフリップフロップ23は、入力パルス信
号の立上がりエッジ毎に論理反転を行う信号Cをインバ
ータ30に対して出力し、そのインバータ30の出力は
ANDゲート31に入力される。また、ANDゲート2
9の出力信号GがANDゲート31に入力される。さら
に、ANDゲート31出力信号Hが、ANDゲート33
およびANDゲート35に入力される。そして、信号D
と信号Hとの論理積が制御信号V2 としてANDゲート
33から出力される。一方、信号Dがインバータ34に
よって論理反転された信号と信号Hとの論理積が制御信
号V3 としてANDゲート35から出力される。
【0050】以上説明したように、本実施例の信号変換
回路では、入力パルス信号の周期測定とその入力パルス
信号の“H”レベル時間の測定において、部品ばらつき
等の影響を排除するために、それら2つの測定を共通回
路(ともにアナログ信号生成部12を用いている)で行
っている。したがって、入力パルス信号からそのデュー
ティ比を正確に検出できるようになり、そのデューティ
比に応じたアナログ値への変換を精度良く行える。
【0051】次に、本発明の他の実施例の信号変換回路
を図7を用いて説明する。同図において、制御ロジック
生成部41は、入力パルス信号に基づいて第1,第2,
および第3の制御信号V1 ’,V2 ’,およびV3 ’を
生成し、それぞれアナログ信号生成部42、第1のサン
プルホールド部43、および第2のサンプルホールド部
44に対して出力する。
【0052】ここで、入力パルス信号と上記制御信号V
1 ’,V2 ’,V3 ’とのタイミング関係は、図2に示
す入力信号と制御信号V1 ,V2 ,V3 とのタイミング
関係と同様としてもよい。この場合、アナログ信号生成
部42では、制御信号V1 ’に従って、コンデンサ等に
蓄えられている電荷の充放電を行う。そして、第1のサ
ンプルホールド部43が、制御信号V2 ’に従って、入
力パルス信号1周期時間によって決まるアナログ信号生
成部42の電圧値VT をサンプルホールドし、第2のサ
ンプルホールド部44が、制御信号V3 ’に従って、入
力パルス信号の“H”レベル時間によって決まるアナロ
グ信号生成部42の電圧値VH をサンプルホールドす
る。
【0053】演算部45は、第1のサンプルホールド部
43の出力V4 ’(V4 ’=VT )および第2のサンプ
ルホールド部44の出力V5 (V5 =VH )に対して、
下記(10)式の演算を行い、このときの出力電圧V
OUT から入力信号のデューティ比を求める。
【0054】
【数8】
【0055】ところで、図7に示す実施例においては、
1周期期間の入力パルス信号で、そのデューティ比を求
めることも可能である。この場合、入力パルス信号に基
づいて制御ロジック生成部41が生成する第1,第2,
第3の制御信号V1 ’,V2’,およびV3 ’は、図2
に示した制御信号V1 ,V2 ,V3 とは異なる。
【0056】制御信号V1 ’は入力パルス信号の立上が
りエッジ毎に“L”レベルのパルスを出力(正確には、
下記制御信号V2 ’によるパルスの直後)し、制御信号
2’は入力パルス信号の立上がりエッジ毎に“H”レ
ベルのパルスを出力し、制御信号V3 ’は入力パルス信
号の立下がりエッジ毎に“H”レベルのパルスを出力す
る。
【0057】このときの動作は、入力パルス信号の立上
がりエッジをトリガとして、アナログ信号生成部42の
電圧値がリニアに減少していく(図2の第1周期と同
様)。そして、第2のサンプルホールド部44が、制御
信号V3 ’に従って、入力パルス信号の立下がりエッジ
時のアナログ信号生成部42の電圧値(VH )をサンプ
ルホールドする。このサンプルホールド値VH は、入力
パルス信号の“H”時間に対応する値である。また、第
1のサンプルホールド部43が、制御信号V2 ’に従っ
て、入力パルス信号の立上がりエッジ時のアナログ信号
生成部42の電圧値(VT )をサンプルホールドする。
このサンプルホールド値VT は、入力パルス信号の1周
期に対応する値である。そして、演算部45が、上記電
圧値VH ,VT に対して、たとえば上記(10)式の演
算を行い、出力電圧VOUT を出力する。
【0058】なお、上記に説明した2つの実施例におい
ては、入力パルス信号のパルス幅として、“H”レベル
時間を測定しているが、“L”レベル時間を測定する構
成としてもよい。
【0059】また、実施例においては、制御信号V1 ,
2 , 3 (または、制御信号V1’,V2 ’,
3 ’)のパターンを示したが、本発明はこれに限定さ
れることはなく、1つのアナログ信号生成回路を用いて
入力パルス信号の周期およびパルス幅を測定し、それら
周期およびパルス幅に基づくアナログ値に対して所定の
演算を行い、その演算結果を変換信号として出力するよ
うな構成であればよい。
【0060】さらに、実施例で示したアナログ信号生成
部は、コンデンサへの充放電を制御してその電圧値をア
ナログ出力しているが、本発明はこれに限定されること
はなく、入力パルス信号に応じてアナログ信号を生成す
るようなすべての手段を含む。
【0061】
【発明の効果】本発明の信号変換回路は、入力パルス信
号の周期測定と、そのパルス信号のパルス幅(“H”レ
ベル時間、または“L”レベル時間)測定とを同一回路
部分で行うので、それぞれの測定を、部品ばらつきの影
響を受けずに等しい条件の下で行える。したがって、入
力パルス信号のデューティ比を正確に測定でき、そのデ
ューティ比に応じたアナログ信号への変換の精度が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号変換回路の1例を示すブロック図
である。
【図2】図1に示す信号変換回路における、入力パルス
信号、制御信号、およびアナログ信号生成部が生成する
電圧値の関係を説明するタイムチャートである。
【図3】図1に示す演算部内に設けられた電圧・電流変
換回路の1例を示す回路図である。
【図4】図1に示す演算部内の設けられた演算回路の1
例を示す回路図である。
【図5】図1に示す制御ロジック生成部の1例を示す回
路図である。
【図6】図5に示す制御ロジック生成回路の動作を説明
するタイムチャートである。
【図7】本発明の信号変換回路の他の実施例を示すブロ
ック図である。
【図8】従来の信号変換回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】図8に示す従来の信号変換回路における、入力
パルス信号とその入力パルス信号によって生成される電
圧値との関係を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
11 制御ロジック生成部 12 アナログ信号生成部 121 コンデンサ充放電部 C0 コンデンサ 13 第1のサンプルホールド部 14 演算部 15 第2のサンプルホールド部 41 制御ロジック生成部 42 アナログ信号生成部 43 第1のサンプルホールド部 44 第2のサンプルホールド部 45 演算部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パルス信号に基づいて、第1,第
    2,および第3の制御信号を生成する制御ロジック生成
    手段と、 前記第1の制御信号に従ってアナログ信号を生成するア
    ナログ信号生成手段と、 前記第2の制御信号に従って前記アナログ信号生成手段
    が出力するアナログ値をサンプルホールドする第1のサ
    ンプルホールド手段と、 前記アナログ信号生成手段が出力するアナログ値と前記
    第1のサンプルホールド手段によってサンプルホールド
    された値に対して所定の演算を行う演算手段と、 前記第3の制御信号に従って前記演算手段の出力をサン
    プルホールドし、そのサンプルホールド値を出力する第
    2のサンプルホールド手段とを有することを特徴とする
    信号変換回路。
  2. 【請求項2】 前記アナログ信号生成手段がコンデンサ
    とコンデンサ充放電手段とを有し、該コンデンサ充放電
    手段が前記第1の制御信号に従って前記コンデンサの充
    放電を制御することを特徴とする請求項1記載の信号変
    換回路。
  3. 【請求項3】 入力パルス信号に基づいて、第1,第
    2,および第3の制御信号を生成する制御ロジック生成
    手段と、 前記第1の制御信号に従ってアナログ信号を生成するア
    ナログ信号生成手段と、 前記第2の制御信号に従って前記アナログ信号生成手段
    が出力するアナログ値をサンプルホールドする第1のサ
    ンプルホールド手段と、 前記第3の制御信号に従って前記アナログ信号生成手段
    が出力するアナログ値をサンプルホールドする第2のサ
    ンプルホールド手段と、 前記第1のサンプルホールド手段および前記第2のサン
    プルホールド手段によってサンプルホールドされた値に
    対して所定の演算を行う演算手段とを有することを特徴
    とする信号変換回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160367A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Toko Inc 信号変換回路

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JP2008160367A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Toko Inc 信号変換回路

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