JPH0780645B2 - 油圧エレベーター - Google Patents
油圧エレベーターInfo
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- JPH0780645B2 JPH0780645B2 JP2243992A JP24399290A JPH0780645B2 JP H0780645 B2 JPH0780645 B2 JP H0780645B2 JP 2243992 A JP2243992 A JP 2243992A JP 24399290 A JP24399290 A JP 24399290A JP H0780645 B2 JPH0780645 B2 JP H0780645B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油圧エレベーターに係り、特に、油圧ポンプを
駆動し、その吐出量を制御して乗かごを昇降させる油圧
エレベーターの制御装置に関するものである。
駆動し、その吐出量を制御して乗かごを昇降させる油圧
エレベーターの制御装置に関するものである。
従来の油圧エレベーターの油圧制御方式として電動機回
転制御方式がある。これは、乗かごを昇降させるシリン
ダに通常は逆止弁として働き、電磁コイルの付勢により
逆方向にも導通する電磁切替弁を介して圧油を送る定吐
出形ポンプを誘導電動機で駆動するに当たり、電圧,周
波数を変化させ、該電動機の回転数の広い範囲にわたつ
て変化させることによりポンプの油吐出量を可変制御し
て乗かごを昇降させるものである。
転制御方式がある。これは、乗かごを昇降させるシリン
ダに通常は逆止弁として働き、電磁コイルの付勢により
逆方向にも導通する電磁切替弁を介して圧油を送る定吐
出形ポンプを誘導電動機で駆動するに当たり、電圧,周
波数を変化させ、該電動機の回転数の広い範囲にわたつ
て変化させることによりポンプの油吐出量を可変制御し
て乗かごを昇降させるものである。
油圧ポンプには、油漏れが存在し、このため、油圧ポン
プを回転させても乗かごが起動されない範囲があり、起
動指令で油圧ポンプを駆動すると起動シヨツクが発生
し、乗心地が悪い問題があつた。
プを回転させても乗かごが起動されない範囲があり、起
動指令で油圧ポンプを駆動すると起動シヨツクが発生
し、乗心地が悪い問題があつた。
この問題を解決するものとして、油漏量相当の油吐出を
前もつて行う、即ち、乗かごを起動させない程度の低速
で電動機を運転するバイアスパターン信号と乗かごを走
行させるパターン信号とを重畳させ、乗かごを円滑に起
動させる技術が提案されている。
前もつて行う、即ち、乗かごを起動させない程度の低速
で電動機を運転するバイアスパターン信号と乗かごを走
行させるパターン信号とを重畳させ、乗かごを円滑に起
動させる技術が提案されている。
バイアスパターン,走行パターン両信号を重畳させる技
術を開示したものとして、特公昭64-311号公報がある。
術を開示したものとして、特公昭64-311号公報がある。
従来技術においては、起動シヨツクを低減させるバイア
スパターンを得るために、乗かごの負荷,油タンクの油
温,油圧ポンプ毎に油漏量から、無負荷,油温0℃を基
準として、演算により実稼働状態での油漏量を求めてい
た。
スパターンを得るために、乗かごの負荷,油タンクの油
温,油圧ポンプ毎に油漏量から、無負荷,油温0℃を基
準として、演算により実稼働状態での油漏量を求めてい
た。
油圧ポンプにおける油の漏れ量を油圧ポンプ製造上、ば
らつきをもつており、また、程度の差こそあれ、経年的
に徐々に変化する。
らつきをもつており、また、程度の差こそあれ、経年的
に徐々に変化する。
即ち、起動シヨツクを低減するために油の漏れ量を常に
正確に把握することは困難であり、また、演算で間接的
にバイアスパターンを求めることになるので、起動シヨ
ツク低減に限度があつた。
正確に把握することは困難であり、また、演算で間接的
にバイアスパターンを求めることになるので、起動シヨ
ツク低減に限度があつた。
本発明の目的は、油漏れがあっても起動シヨツクを極め
て小さくできる油圧エレベーターを提供することにあ
る。
て小さくできる油圧エレベーターを提供することにあ
る。
また、本発明の他の目的は、起動補償から次の目的階へ
の走行への移行を円滑に行わせるとともに、その速度制
御性能を向上できる油圧エレベーターを提供することに
ある。
の走行への移行を円滑に行わせるとともに、その速度制
御性能を向上できる油圧エレベーターを提供することに
ある。
本発明の特徴とするところは、起動時に起動補償指令を
トルク指令に加える油圧エレベーターにおいて、速度指
令が立上がる前に、上記起動補償指令に基づき回転した
上記電動機の速度を、上記速度指令に重畳する手段を備
えることである。
トルク指令に加える油圧エレベーターにおいて、速度指
令が立上がる前に、上記起動補償指令に基づき回転した
上記電動機の速度を、上記速度指令に重畳する手段を備
えることである。
油漏量相当の適当なバイアスパターンを直接的に発生さ
せることができ、 このように構成した本発明によれば、前記従来技術の様
に、経年変化する油漏係数等を用いて演算により間接的
に油漏量を求めてバイアスパターンを得るものではな
く、油圧ポンプ毎の油漏量変動や油温変動の影響を受け
ることはない。すなわち、起動補償完了時に、起動補償
指令によって回転している電動機は、油圧ポンプの漏れ
量を補償する回転速度をもつはずであり、この速度をバ
イアスパターンとすれば、これはそのときの直接的かつ
正確な油圧ポンプの漏れ量を現しており、油圧ポンプの
油漏れに伴う起動シヨツクを軽減でき乗ごこちの良い起
動が得られる。
せることができ、 このように構成した本発明によれば、前記従来技術の様
に、経年変化する油漏係数等を用いて演算により間接的
に油漏量を求めてバイアスパターンを得るものではな
く、油圧ポンプ毎の油漏量変動や油温変動の影響を受け
ることはない。すなわち、起動補償完了時に、起動補償
指令によって回転している電動機は、油圧ポンプの漏れ
量を補償する回転速度をもつはずであり、この速度をバ
イアスパターンとすれば、これはそのときの直接的かつ
正確な油圧ポンプの漏れ量を現しており、油圧ポンプの
油漏れに伴う起動シヨツクを軽減でき乗ごこちの良い起
動が得られる。
また、起動補償から次の目的階への走行への移行を円滑
に行うとともに、走行中の油漏れ量を補償して速度制御
性能を向上する。
に行うとともに、走行中の油漏れ量を補償して速度制御
性能を向上する。
以下、本発明を第1図〜第7図に示す一実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図において、1は昇降路、2はこの昇降路1のピツ
トに埋設されたシリンダ、3はこのシリンダに充満され
た圧油、4はこの圧油に支持されたプランジヤ、5はこ
のプランジヤ4の頂部に固定された乗かご、6は乗かご
5に設けられた誘導形位置検出器であり、各階に取付ら
れた遮蔽板7,8と対向したときに、ドアゾーンと停止位
置を検出する。11はかご速度と位置を検出するためのパ
ルスエンコーダであり、昇降路1の下部に設置されたプ
ーリ9に直結されている。プーリ9は、頂部のプーリ10
と乗かご5に固定されたロープ11aを介して、乗かごの
移動と同期して回転する。
トに埋設されたシリンダ、3はこのシリンダに充満され
た圧油、4はこの圧油に支持されたプランジヤ、5はこ
のプランジヤ4の頂部に固定された乗かご、6は乗かご
5に設けられた誘導形位置検出器であり、各階に取付ら
れた遮蔽板7,8と対向したときに、ドアゾーンと停止位
置を検出する。11はかご速度と位置を検出するためのパ
ルスエンコーダであり、昇降路1の下部に設置されたプ
ーリ9に直結されている。プーリ9は、頂部のプーリ10
と乗かご5に固定されたロープ11aを介して、乗かごの
移動と同期して回転する。
12は、常時、逆止弁として機能し、電磁コイルが付勢さ
れることにより切り替えられて逆方向も導通させる電磁
切替弁、12aはシリンダ2と電磁切替弁12の間に接続さ
れ、圧油を送る管、13は可逆回転し、管13aを介して電
磁切替弁12との間で圧油を送受する油圧ポンプ、14は乗
かご5自体の重畳や乗かご5内の乗客の重量などからな
る乗かごの荷重としてシリンダ2の圧力を検出する圧力
検出器、17は管17aを介して油圧ポンプ13へ圧油を送受
する油タンク、21はプーリ18,19とベルト20を介して油
圧ポンプ13を駆動する三相誘導電動機、22はこの三相誘
導電動機21の回転速度を検出するためのパルスエンコー
ダ、R,S,Tは三相電源、25は交流を直流に、または直流
を交流に変換するコンバータ、24は平滑コンデンサ、23
は直流をパルス幅制御して可変電圧可変周波数の三相交
流を発生させるインバータである。26は乗かご5の位置
と速度を検出するパルスエンコーダ11の信号11aと、各
階の停止位置を検出するための誘導形位置検出器6の信
号6aと、三相誘導電動機21の回転速度を検出するための
パルスエンコーダ22の速度帰還信号22aと、圧力検出器1
4の信号14aと、起動指令から停止指令がでるまで運転指
令リレー43の常開接点43a1と常閉接点43b1を介して信号
がそれぞれ入力される速度制御装置で、信号23aを出力
してインバータ23を制御するとともに信号12bを出力
し、電磁切替弁12を制御するものである。
れることにより切り替えられて逆方向も導通させる電磁
切替弁、12aはシリンダ2と電磁切替弁12の間に接続さ
れ、圧油を送る管、13は可逆回転し、管13aを介して電
磁切替弁12との間で圧油を送受する油圧ポンプ、14は乗
かご5自体の重畳や乗かご5内の乗客の重量などからな
る乗かごの荷重としてシリンダ2の圧力を検出する圧力
検出器、17は管17aを介して油圧ポンプ13へ圧油を送受
する油タンク、21はプーリ18,19とベルト20を介して油
圧ポンプ13を駆動する三相誘導電動機、22はこの三相誘
導電動機21の回転速度を検出するためのパルスエンコー
ダ、R,S,Tは三相電源、25は交流を直流に、または直流
を交流に変換するコンバータ、24は平滑コンデンサ、23
は直流をパルス幅制御して可変電圧可変周波数の三相交
流を発生させるインバータである。26は乗かご5の位置
と速度を検出するパルスエンコーダ11の信号11aと、各
階の停止位置を検出するための誘導形位置検出器6の信
号6aと、三相誘導電動機21の回転速度を検出するための
パルスエンコーダ22の速度帰還信号22aと、圧力検出器1
4の信号14aと、起動指令から停止指令がでるまで運転指
令リレー43の常開接点43a1と常閉接点43b1を介して信号
がそれぞれ入力される速度制御装置で、信号23aを出力
してインバータ23を制御するとともに信号12bを出力
し、電磁切替弁12を制御するものである。
尚、コンバータ25の制御装置については格別、起動補償
に関係しないので、図示を省略している。
に関係しないので、図示を省略している。
速度制御装置26の概略構成を第2図に示した。
尚、第2図では、第1図で示しているものの速度制御と
深く係わりを持たないものについては、簡略化のため図
示を省略し、また、第1図に示したものと同一物につい
ては同一符号を付けている。
深く係わりを持たないものについては、簡略化のため図
示を省略し、また、第1図に示したものと同一物につい
ては同一符号を付けている。
第2図において、30はベクトル制御回路31の出力i*を
入力としてインバータ23の制御信号23aを出す電流制御
回路であり、ベクトル制御回路31はパルスエンコーダ22
の出力、即ち、誘導電動機21の回転速度ωrMと速度制御
回路(ASR)32の出力、即ち、乗かごの荷重に見合うト
ルク指令τ*を入力している。ASR回路32は、速度指令
発生回路33の出力である速度指令ωr1と速度記憶回路36
の出力である起動補償回路速度指令ωr2(ωr3)を加算
器35で加算した値である回転速度指令ωr*とパルスエ
ンコーダ22の出力、即ち、誘導電動機21の回転速度
ωrM、そして、本発明になる起動補償指令発生回路(起
動補償指令付与手段)34の出力である起動補償指令τ
(基準起動補償指令τ0)を入力としている。起動補償
指令発生回路34へは、本発明に従つて圧力検出器14の出
力信号14a、即ち、シリンダ油圧が入力されている。41a
2,41b1,43a1,43b1,TON2a2はそれぞれ後述するリレ
ーの接点であり、それらの動作は、後で詳細に説明す
る。
入力としてインバータ23の制御信号23aを出す電流制御
回路であり、ベクトル制御回路31はパルスエンコーダ22
の出力、即ち、誘導電動機21の回転速度ωrMと速度制御
回路(ASR)32の出力、即ち、乗かごの荷重に見合うト
ルク指令τ*を入力している。ASR回路32は、速度指令
発生回路33の出力である速度指令ωr1と速度記憶回路36
の出力である起動補償回路速度指令ωr2(ωr3)を加算
器35で加算した値である回転速度指令ωr*とパルスエ
ンコーダ22の出力、即ち、誘導電動機21の回転速度
ωrM、そして、本発明になる起動補償指令発生回路(起
動補償指令付与手段)34の出力である起動補償指令τ
(基準起動補償指令τ0)を入力としている。起動補償
指令発生回路34へは、本発明に従つて圧力検出器14の出
力信号14a、即ち、シリンダ油圧が入力されている。41a
2,41b1,43a1,43b1,TON2a2はそれぞれ後述するリレ
ーの接点であり、それらの動作は、後で詳細に説明す
る。
速度制御装置26の詳細構成を第3図に示した。
尚、リレー接点41a1,41a3は、後で詳細説明する。
また、起動補償指令τがASR回路32に入力された形にな
つているが、これは、ASR回路内にトルクリミツタがあ
るためであり、原理的には、ベクトル制御回路31の入力
となつている。
つているが、これは、ASR回路内にトルクリミツタがあ
るためであり、原理的には、ベクトル制御回路31の入力
となつている。
この速度制御装置26による乗かご5の速度制御について
は後述するとして、以下では、乗かご5の昇降のあらま
しと、起動補償について説明する。
は後述するとして、以下では、乗かご5の昇降のあらま
しと、起動補償について説明する。
先ず、上昇運転について、第4図を引用して概略説明す
る。
る。
後出(第7図)の運転指令リレー(43)により、時刻t
0で起動補償指令τが緩やかに立上げる。起動補償指令
τでASR回路32とベクトル制御回路31と電流制御回路30
を介して出力信号23aによりインバータ23を制御し、誘
導電動機21を低い回転数で回す。油圧ポンプ13の出力圧
力がシリンダの圧力より高くなるまで回転数を上げ、電
磁切替弁12の逆止弁が開かれ、かごが微速に上昇するま
で起動補償指令τを増加させ、予め設定した時刻t1で保
持する。この時に、後出(第6図)のオンデイレータイ
マー(TON2)の常閉接点TON2a2が開き誘導電動機21の回
転速度ωrMを速度記憶回路36で起動補償回路速度指令ω
r2(ωr3)として記憶する。
0で起動補償指令τが緩やかに立上げる。起動補償指令
τでASR回路32とベクトル制御回路31と電流制御回路30
を介して出力信号23aによりインバータ23を制御し、誘
導電動機21を低い回転数で回す。油圧ポンプ13の出力圧
力がシリンダの圧力より高くなるまで回転数を上げ、電
磁切替弁12の逆止弁が開かれ、かごが微速に上昇するま
で起動補償指令τを増加させ、予め設定した時刻t1で保
持する。この時に、後出(第6図)のオンデイレータイ
マー(TON2)の常閉接点TON2a2が開き誘導電動機21の回
転速度ωrMを速度記憶回路36で起動補償回路速度指令ω
r2(ωr3)として記憶する。
次に、時刻t2で速度指令ωr1が立上がり、時刻t3まで加
速する。また、時刻t2で後出(第7図)の起動補償指令
出力制御リレー(41)がオンし、常開接点41a2が閉じて
速度指令ωr1に起動補償回転速度指令ωr2が加算器35で
加算され、誘導電動機21に対する回転速度指令ωr*がA
SR回路32の入力となる。また、時刻t2時点で第7図で後
出の起動補償指令発生回路34とASR回路32間の常閉接点4
1b1が開き起動補償指令τが零になると同時にASR回路32
の常開接点41a3が閉じて速度帰還制御機能が働く。時刻
t4まで回転速度指令ωr*に追従し、定格速度で走行す
る。エレベーターが目的階に近付くと、かごの位置信号
11aを用いて減速を開始し、停止位置近傍まで速度を下
げ、時刻t5で着床速度となる。次に停止位置信号6aによ
り時刻t6で運転指令リレー(43)がオフし、エレベータ
ーを停止させる。次に時刻t7で起動補償出力制御リレー
(41)をオフし、運転は終了する。
速する。また、時刻t2で後出(第7図)の起動補償指令
出力制御リレー(41)がオンし、常開接点41a2が閉じて
速度指令ωr1に起動補償回転速度指令ωr2が加算器35で
加算され、誘導電動機21に対する回転速度指令ωr*がA
SR回路32の入力となる。また、時刻t2時点で第7図で後
出の起動補償指令発生回路34とASR回路32間の常閉接点4
1b1が開き起動補償指令τが零になると同時にASR回路32
の常開接点41a3が閉じて速度帰還制御機能が働く。時刻
t4まで回転速度指令ωr*に追従し、定格速度で走行す
る。エレベーターが目的階に近付くと、かごの位置信号
11aを用いて減速を開始し、停止位置近傍まで速度を下
げ、時刻t5で着床速度となる。次に停止位置信号6aによ
り時刻t6で運転指令リレー(43)がオフし、エレベータ
ーを停止させる。次に時刻t7で起動補償出力制御リレー
(41)をオフし、運転は終了する。
ここで、起動補償について、第6図に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第6図(a)に示す起動補償指令発生回路34の入力信号
として、運転指令リレー(第7図参照)の常開接点43
a1,常閉接点43b1とシリンダの油圧すなわち圧力検出器
14の信号14aが入力され、基準起動補償指令τ0を出力す
る。第6図(b)は基準起動補償指令τ0の出力回路、
第6図(c)は第6図(b)に示した基準起動補償指令
τ0の出力回路に使用するシーケンス回路、第6図
(d)は基準起動補償指令τ0の出力パターン(バイア
スパターン)、第6図(e)は第6図(b)の基準起動
補償指令τ0の出力回路の電源電圧(基準電圧)E1とシ
リンダ圧力すなわち圧力検出器14の信号14aとの関係を
示したものである。
として、運転指令リレー(第7図参照)の常開接点43
a1,常閉接点43b1とシリンダの油圧すなわち圧力検出器
14の信号14aが入力され、基準起動補償指令τ0を出力す
る。第6図(b)は基準起動補償指令τ0の出力回路、
第6図(c)は第6図(b)に示した基準起動補償指令
τ0の出力回路に使用するシーケンス回路、第6図
(d)は基準起動補償指令τ0の出力パターン(バイア
スパターン)、第6図(e)は第6図(b)の基準起動
補償指令τ0の出力回路の電源電圧(基準電圧)E1とシ
リンダ圧力すなわち圧力検出器14の信号14aとの関係を
示したものである。
尚、第6図(b)で、OPは増幅器、R1〜R2は抵抗、Cは
コンデンサであり、他の符号は、以下の文章中で説明す
る。
コンデンサであり、他の符号は、以下の文章中で説明す
る。
第6図(c)の運転指令リレーの常開接点43a1が閉じる
と、リレー64がオンデイレータイマーTON2の常閉接点TO
N2bを介してオンする。その後、時間が遅れてオンデイ
レータイマーTON2の常閉接点TON2bが開き、リレー64が
オフする。オンデイレータイマーTON2の遅れ時間は、第
6図(d)に示すT1である。第6図(b)において、基
準起動補償指令τ0の出力回路は運転指令リレーの常閉
接点43b1が開くので、積分回路となる。リレー64の常開
接点64aが閉じることにより、電源電圧E1を基準電圧と
して第6図(d)に示すような傾斜をもつて基準起動補
償指令τ0が立ち上がる。次に時刻T1でリレー64の常開
接点64aが開くことにより、第6図(b)の出力、即
ち、基準起動補償指令τ0が一定の値に保持される。そ
の後、エレベーターは、第4図に説明したように目的階
まで走行し、運転指令リレーがオフすると常開接点43b1
が閉じてコンデンサCの電荷を抵抗 R3を介して放電し、初期状態に戻る。
と、リレー64がオンデイレータイマーTON2の常閉接点TO
N2bを介してオンする。その後、時間が遅れてオンデイ
レータイマーTON2の常閉接点TON2bが開き、リレー64が
オフする。オンデイレータイマーTON2の遅れ時間は、第
6図(d)に示すT1である。第6図(b)において、基
準起動補償指令τ0の出力回路は運転指令リレーの常閉
接点43b1が開くので、積分回路となる。リレー64の常開
接点64aが閉じることにより、電源電圧E1を基準電圧と
して第6図(d)に示すような傾斜をもつて基準起動補
償指令τ0が立ち上がる。次に時刻T1でリレー64の常開
接点64aが開くことにより、第6図(b)の出力、即
ち、基準起動補償指令τ0が一定の値に保持される。そ
の後、エレベーターは、第4図に説明したように目的階
まで走行し、運転指令リレーがオフすると常開接点43b1
が閉じてコンデンサCの電荷を抵抗 R3を介して放電し、初期状態に戻る。
ここで、第6図(b)の基準起動補償指令τ0の出力回
路の電源電圧すなわち基準電圧E1とシリンダ圧力すなわ
ち圧力検出器14の信号14aとの関係について第6図
(e)に基づいて詳細に説明する。
路の電源電圧すなわち基準電圧E1とシリンダ圧力すなわ
ち圧力検出器14の信号14aとの関係について第6図
(e)に基づいて詳細に説明する。
第6図(e)のA点の値は、無負荷において時刻T1から
かごが微速に上昇する値、B点の値は全負荷において時
刻T1からかごが微速に上昇する値を示す。第6図(a)
の起動補償指令発生回路には、このA点とB点の値を即
ち、無負荷時、全負荷時の圧力検出器出力14aを電圧E1
に変換した値は、その変換レベルを変えることにより、
エレベーターを設置してから調整可能であり、かつ、無
負荷から全負荷までも即ちA点からB点まで連続に基準
電圧E1が変化する機能を備えている。第6図(d)に
は、基準電圧E1が第6図(e)に示すA点とB点の時の
それぞれのパターンを示している。
かごが微速に上昇する値、B点の値は全負荷において時
刻T1からかごが微速に上昇する値を示す。第6図(a)
の起動補償指令発生回路には、このA点とB点の値を即
ち、無負荷時、全負荷時の圧力検出器出力14aを電圧E1
に変換した値は、その変換レベルを変えることにより、
エレベーターを設置してから調整可能であり、かつ、無
負荷から全負荷までも即ちA点からB点まで連続に基準
電圧E1が変化する機能を備えている。第6図(d)に
は、基準電圧E1が第6図(e)に示すA点とB点の時の
それぞれのパターンを示している。
次に、第4図に示した上昇運転について、第6図、第7
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
第7図はシーケンス回路であり、先に、図中の引用符号
について説明する。
について説明する。
第7図において、(+),(−)は直流電源の正,負端
子、リレ60は、安全を確認するリレーであり、45bは図
示してない安全装置の常閉接点である。43は運転指令リ
レー、60a1は安全確認リレー60の常開接点、10aは図示
されていない運転発生指令リレー10の常開接点である。
TON1は、オンデイレータイマーであり、オンデイレータ
イマーTON2の常開接点TON2a1が閉じてから時間が遅れて
オンする。速度指令発生回路33の入力は図示されていな
い上昇運転を指令するリレーUPの常開接点UPaと図示さ
れてない下降運転を指令するリレーDNの常開接点DNa1が
ある。常開接点UPaが閉じられていると上昇運転速度指
令が発生し、常開接点DNa1が閉じられていると下降運転
速度指令が発生する。41は起動補償指令制御出力リレー
である。TOFFはオフデイレータイマーであり、入力の常
開接点が開くと遅れてオフする。63は電磁切替弁12を制
御するリレーでオンすると電磁切替弁12が開き、オフす
ると電磁切替弁12を閉じる。
子、リレ60は、安全を確認するリレーであり、45bは図
示してない安全装置の常閉接点である。43は運転指令リ
レー、60a1は安全確認リレー60の常開接点、10aは図示
されていない運転発生指令リレー10の常開接点である。
TON1は、オンデイレータイマーであり、オンデイレータ
イマーTON2の常開接点TON2a1が閉じてから時間が遅れて
オンする。速度指令発生回路33の入力は図示されていな
い上昇運転を指令するリレーUPの常開接点UPaと図示さ
れてない下降運転を指令するリレーDNの常開接点DNa1が
ある。常開接点UPaが閉じられていると上昇運転速度指
令が発生し、常開接点DNa1が閉じられていると下降運転
速度指令が発生する。41は起動補償指令制御出力リレー
である。TOFFはオフデイレータイマーであり、入力の常
開接点が開くと遅れてオフする。63は電磁切替弁12を制
御するリレーでオンすると電磁切替弁12が開き、オフす
ると電磁切替弁12を閉じる。
さて、運転発生指令リレー10の常開接点10aが閉じる
と、安全確認リレーの常開接点60a1が閉じているので運
転指令リレー43がオンする。運転指令リレー43がオンす
ると第6図(d)のように任意負荷時のパターンで基準
起動補償指令τ0が傾斜をもつて立上がる。同時に常開
接点43a3が閉じ、TOFFがオンする。
と、安全確認リレーの常開接点60a1が閉じているので運
転指令リレー43がオンする。運転指令リレー43がオンす
ると第6図(d)のように任意負荷時のパターンで基準
起動補償指令τ0が傾斜をもつて立上がる。同時に常開
接点43a3が閉じ、TOFFがオンする。
上昇運転であるので、下降運転指令リレDNはオフであ
り、電磁切替弁を制御するリレー63はオンしない。第6
図(d)の時刻T1は、第4図図のt1時刻と一致してい
る。時刻t1で起動補償指令τ(基準起動補償指令τ0)
は一定になる。
り、電磁切替弁を制御するリレー63はオンしない。第6
図(d)の時刻T1は、第4図図のt1時刻と一致してい
る。時刻t1で起動補償指令τ(基準起動補償指令τ0)
は一定になる。
時刻t1で第6図(c)のオンデイレータイマーTON2がオ
ンする。常開接点TON2a1が閉じ、オンデイレータイマー
TON1が遅れて時刻t2でオンする。時刻t2で常開接点TON1
a1,TON1a2が閉じる。また、時刻t2で常開接点TON1a2と
TOFFa1介して起動補償指令出力制御リレー41がオンす
る。乗かご5は、第3図の速度指令ωr1と起動補償回転
速度指令ωr2が加算器35で加算された回転速度指令ωr
*の指令で加速し、その後定常速度運転となる。時刻t4
で減速を開始し、時刻t5で着床速度となる。次に、時刻
t6で第7図の運転発生指令の常開接点10aが開き、運転
指令リレー43がオフされる。運転指令リレー43がオフす
ると、第7図の常開接点43a2が開き、速度指令ωr1が零
となり、起動補償回転速度指令ωr2により微速で誘導電
動機21が回転する。運転指令リレー43がオフすると第6
図(b)の常閉接点43b1が閉じて、コンデンサCの電荷
を放電し初期状態に戻る。また、常開接点43a3が開き、
オフデイレータイマーTOFFが遅れてオフする。時刻t7で
常開接点TOFFa1が開き、起動補償指令出力制御リレー41
がオフし、運転を終了する。
ンする。常開接点TON2a1が閉じ、オンデイレータイマー
TON1が遅れて時刻t2でオンする。時刻t2で常開接点TON1
a1,TON1a2が閉じる。また、時刻t2で常開接点TON1a2と
TOFFa1介して起動補償指令出力制御リレー41がオンす
る。乗かご5は、第3図の速度指令ωr1と起動補償回転
速度指令ωr2が加算器35で加算された回転速度指令ωr
*の指令で加速し、その後定常速度運転となる。時刻t4
で減速を開始し、時刻t5で着床速度となる。次に、時刻
t6で第7図の運転発生指令の常開接点10aが開き、運転
指令リレー43がオフされる。運転指令リレー43がオフす
ると、第7図の常開接点43a2が開き、速度指令ωr1が零
となり、起動補償回転速度指令ωr2により微速で誘導電
動機21が回転する。運転指令リレー43がオフすると第6
図(b)の常閉接点43b1が閉じて、コンデンサCの電荷
を放電し初期状態に戻る。また、常開接点43a3が開き、
オフデイレータイマーTOFFが遅れてオフする。時刻t7で
常開接点TOFFa1が開き、起動補償指令出力制御リレー41
がオフし、運転を終了する。
上記は、上昇運転の場合であるが、下降運転の場合を第
5図を用いて上昇運転と異なる点を先に説明する。
5図を用いて上昇運転と異なる点を先に説明する。
時刻t0で起動補償指令τを緩やかに立上げ、誘導電動
機21を低い回転数で回す。油圧ポンプ13の出力圧がシリ
ンダ3の油圧より高くなるまで回転数を上げ、乗かご5
が微速に上昇するまで起動補償指令τを増加させ、時刻
t1で一定に保持する。この時、第3図に示すように誘導
電動機21の回転速度ωrMを速度記憶回路36で起動補償回
転速度指令ωr2(ωr3)として記憶する。
機21を低い回転数で回す。油圧ポンプ13の出力圧がシリ
ンダ3の油圧より高くなるまで回転数を上げ、乗かご5
が微速に上昇するまで起動補償指令τを増加させ、時刻
t1で一定に保持する。この時、第3図に示すように誘導
電動機21の回転速度ωrMを速度記憶回路36で起動補償回
転速度指令ωr2(ωr3)として記憶する。
次に、時刻t2で電磁切替弁12は、信号12bにより電磁コ
イルが付勢され逆方向に導通する。
イルが付勢され逆方向に導通する。
時刻t2で第3図に示す起動補償指令出力制御リレーの常
開接点41a2が閉じて、速度指令ωr1に起動補償回転速度
指令ωr2が加算器35で加算され、誘導電動機21に対する
回転速度指令ωr*がASR回路32の入力信号となり、時刻
t3まで加速する。時刻t4で減速を始め、時刻t5で着床速
度となり、時刻t6で運転指令リレー43がオフし、時刻t7
で電磁切替弁12のコイルが消磁され逆止弁の機能に戻
る。
開接点41a2が閉じて、速度指令ωr1に起動補償回転速度
指令ωr2が加算器35で加算され、誘導電動機21に対する
回転速度指令ωr*がASR回路32の入力信号となり、時刻
t3まで加速する。時刻t4で減速を始め、時刻t5で着床速
度となり、時刻t6で運転指令リレー43がオフし、時刻t7
で電磁切替弁12のコイルが消磁され逆止弁の機能に戻
る。
下降運転について、以下、第5図〜第7図を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
時刻toで運転指令リレー43がオンする。第6図(c)の
常開接点43a1が閉じて、リレー64がオンする。第6図
(b)の常閉接点43b1が開き、常開接点64aが閉じて第
6図(d)に示すように任意負荷のパターンで基準起動
補償指令τ0が傾斜をもつて立上がる。時刻T1でオンデ
イレータイマーTON2がオフし、常閉接点TON2bが開きリ
レー64がオフする。時刻T1は第5図の時刻t1と一致し、
時刻t1で起動補償指令τ(基準起動補償指令τ0)は一
定となる。常開接点43a3が閉じると、オフデイレータイ
マーTOFFがオンする。
常開接点43a1が閉じて、リレー64がオンする。第6図
(b)の常閉接点43b1が開き、常開接点64aが閉じて第
6図(d)に示すように任意負荷のパターンで基準起動
補償指令τ0が傾斜をもつて立上がる。時刻T1でオンデ
イレータイマーTON2がオフし、常閉接点TON2bが開きリ
レー64がオフする。時刻T1は第5図の時刻t1と一致し、
時刻t1で起動補償指令τ(基準起動補償指令τ0)は一
定となる。常開接点43a3が閉じると、オフデイレータイ
マーTOFFがオンする。
時刻t2でオンデイレータイマーTON1の常開接点TON1a1が
閉じ、下降運転指令リレーDNの常開接点DNa1を介して、
速度指令発生回路33に下降運転速度指令を発生させる。
また、オンデイレータイマーの常開接点TON1a2が閉じ、
起動補償指令出力制御リレー41がオンする。電磁切替弁
制御リレー63は、安全確認リレーの常開接点60a2,下降
運転指令リレーの常開接点DNa2,常開接点TON1a3が閉じ
ることによりオンし、信号12bにより電磁切替弁12を逆
方向に導通させる。
閉じ、下降運転指令リレーDNの常開接点DNa1を介して、
速度指令発生回路33に下降運転速度指令を発生させる。
また、オンデイレータイマーの常開接点TON1a2が閉じ、
起動補償指令出力制御リレー41がオンする。電磁切替弁
制御リレー63は、安全確認リレーの常開接点60a2,下降
運転指令リレーの常開接点DNa2,常開接点TON1a3が閉じ
ることによりオンし、信号12bにより電磁切替弁12を逆
方向に導通させる。
乗かご5は時刻t3まで加速し、定常走行になる。目的階
に近付き時刻t4で減速し、時刻t5で着床速度となる。時
刻t6で運転発生リレー10の常開接点10aが開き、運転指
令リレー43がオフする。時刻t7でオフデイレータイマー
TOFFがオフし、常開接点TOFF1a2が開き、電磁切替弁制
御リレー63がオフし、電磁切替弁12が信号12bにより逆
止弁の機能に戻ると同時に、常開接点TOFFa1が開き起動
補償指令出力制御リレー41がオフし、運転は終了する。
に近付き時刻t4で減速し、時刻t5で着床速度となる。時
刻t6で運転発生リレー10の常開接点10aが開き、運転指
令リレー43がオフする。時刻t7でオフデイレータイマー
TOFFがオフし、常開接点TOFF1a2が開き、電磁切替弁制
御リレー63がオフし、電磁切替弁12が信号12bにより逆
止弁の機能に戻ると同時に、常開接点TOFFa1が開き起動
補償指令出力制御リレー41がオフし、運転は終了する。
ここで、誘導電動機21を低い回転数で回し、油圧ポンプ
13の出力圧がシリンダ3の油圧より高くなるまで回転数
が上げ、かごが微速に上昇するまで起動補償指令τを増
加させ、時刻t1で保持し、次に時刻t2で回転速度指令ω
*を立上げることについて説明する。
13の出力圧がシリンダ3の油圧より高くなるまで回転数
が上げ、かごが微速に上昇するまで起動補償指令τを増
加させ、時刻t1で保持し、次に時刻t2で回転速度指令ω
*を立上げることについて説明する。
油圧ポンプ13の漏れを補充することで、油漏れに伴う起
動シヨツクの低減は達成される。
動シヨツクの低減は達成される。
ところで油圧式では、シリンダとプランジヤ間に摩擦が
大きく、静摩擦と動摩擦の差が大きい。そこで本発明で
は、シリンダ3の油圧を検出し、第6図(e)に示すA,
B両点の位置、即ち、基準電圧E1の値を無負荷,全負荷
の時のシリンダ油圧そのものに対応する基準電圧値より
わずかに高く設定(調整)することにより、油圧ポンプ
13の出力圧がシリンダ油圧より高くなるまで誘導電動機
の回転数をあげ、プランジヤ4が移動するのに際しての
静摩擦から動摩擦への移行を円滑に行なわせることによ
り、一層の起動シヨツク低減を達成している。
大きく、静摩擦と動摩擦の差が大きい。そこで本発明で
は、シリンダ3の油圧を検出し、第6図(e)に示すA,
B両点の位置、即ち、基準電圧E1の値を無負荷,全負荷
の時のシリンダ油圧そのものに対応する基準電圧値より
わずかに高く設定(調整)することにより、油圧ポンプ
13の出力圧がシリンダ油圧より高くなるまで誘導電動機
の回転数をあげ、プランジヤ4が移動するのに際しての
静摩擦から動摩擦への移行を円滑に行なわせることによ
り、一層の起動シヨツク低減を達成している。
静摩擦と動摩擦の差があまり大きくない場合や無視でき
て、起動シヨツクとして人体に感じない程度であれば、
第6図(e)に示す基準電圧E1をA点とB点の値よりも
低い値に設定できる。
て、起動シヨツクとして人体に感じない程度であれば、
第6図(e)に示す基準電圧E1をA点とB点の値よりも
低い値に設定できる。
第3図は第2図の速度制御装置26を更に詳細に示す。
この構成はすべり周波数形ベクトル制御の基本回路例で
ある。
ある。
30は電流制御回路、31はベクトル制御回路、32はASR回
路である。
路である。
ASR回路32の入力信号は、速度指令発生回路33の速度指
令ωr1と速度記憶回路36の起動補償回転速度指令ωr2を
加算器35で加算した回転速度指令ωr*と誘導電動機の
回転速度信号ωrMと起動補償指令発生回路34の起動補償
指令τである。ASR回路32は、比例積分定数Ki,サンプル
値制御のZ関数のZ-1,比例定数Kp,トルクリミツタ,加
算減算器から構成されている。
令ωr1と速度記憶回路36の起動補償回転速度指令ωr2を
加算器35で加算した回転速度指令ωr*と誘導電動機の
回転速度信号ωrMと起動補償指令発生回路34の起動補償
指令τである。ASR回路32は、比例積分定数Ki,サンプル
値制御のZ関数のZ-1,比例定数Kp,トルクリミツタ,加
算減算器から構成されている。
運転指令リレー43がオンすると、起動補償指令発生回路
34から起動補償指令τ(基準起動補償指令τ0)が発生
し、常閉接点41b1とトルクリミツタを介し、ベクトル制
御回路31の指令値τ*となる。このとき、常開接点41a1
が開いているので積分機能が動作せず、起動補償指令τ
がそのまま、ベクトル制御回路31の指令値τ*となる。
34から起動補償指令τ(基準起動補償指令τ0)が発生
し、常閉接点41b1とトルクリミツタを介し、ベクトル制
御回路31の指令値τ*となる。このとき、常開接点41a1
が開いているので積分機能が動作せず、起動補償指令τ
がそのまま、ベクトル制御回路31の指令値τ*となる。
なお、ベクトル制御回路31の起動補償指令τは、前述し
た様に、乗かご5が起動しない範囲、即ち、油漏れによ
る起動シヨツク低減の範囲で誘導電動機21を低速で回転
させるバイアスパターンでも良い。
た様に、乗かご5が起動しない範囲、即ち、油漏れによ
る起動シヨツク低減の範囲で誘導電動機21を低速で回転
させるバイアスパターンでも良い。
ベクトル制御回路31の入力信号は、ASR回路32のトルク
指令τ*と誘導電動機21に直結されたパルスエンコータ
22の信号22aすなわち誘導電動機21の回転速度ωrMであ
る。ベクトル制御回路31は、比例定数K1とK2、誘導電動
機21の磁束成分Im、関数 と関数tan-1(It/Im)と加算器から構成されている。
電流制御回路30の指令i*は、周波数指令ω1と電流指
令I1と移相指令θからなる。周波数指令ω1は、トルク
指令τ*に比例定数K1を乗算し、すべり周波数ωsを求
める。次にすべり周波数ωsに回転速度ωrMを加えて周
波数指令ω1を求める。電流値指令I1と移動指令θは、
トルク指令τ*に比例定数K2を乗算し、誘導電動機21の
トルク成分Itと磁束成分Imから関数 と関数tan-1(It/Im)により各々求める。
指令τ*と誘導電動機21に直結されたパルスエンコータ
22の信号22aすなわち誘導電動機21の回転速度ωrMであ
る。ベクトル制御回路31は、比例定数K1とK2、誘導電動
機21の磁束成分Im、関数 と関数tan-1(It/Im)と加算器から構成されている。
電流制御回路30の指令i*は、周波数指令ω1と電流指
令I1と移相指令θからなる。周波数指令ω1は、トルク
指令τ*に比例定数K1を乗算し、すべり周波数ωsを求
める。次にすべり周波数ωsに回転速度ωrMを加えて周
波数指令ω1を求める。電流値指令I1と移動指令θは、
トルク指令τ*に比例定数K2を乗算し、誘導電動機21の
トルク成分Itと磁束成分Imから関数 と関数tan-1(It/Im)により各々求める。
電流制御回路30は、電流指令I*から三相交流の制御信
号iu,iv,iwを求め、インバータ23を制御し、誘導電動
機21を回転させる。
号iu,iv,iwを求め、インバータ23を制御し、誘導電動
機21を回転させる。
起動補償指令から速度指令に切り替えてエレベーターを
加速するときの動作を説明する。速度指令発生回路に第
4図と第5図に示す時刻t2で速度指令ωr1が立上がると
同時に、常開接点41a1を閉じて積分機能が動作し、起動
補償指令τは、常閉接点41b1が開くので零になる。
加速するときの動作を説明する。速度指令発生回路に第
4図と第5図に示す時刻t2で速度指令ωr1が立上がると
同時に、常開接点41a1を閉じて積分機能が動作し、起動
補償指令τは、常閉接点41b1が開くので零になる。
起動補償指令制御を行なつているときに、外乱が入らな
いために、ASR回路32の速度指令ωr*と速度帰還信号ω
rMを突き合わせ出力側に常開接点41a3を設けている。こ
の常開接点41a3は時刻t2で閉じ、速度帰還制御機能に戻
す。
いために、ASR回路32の速度指令ωr*と速度帰還信号ω
rMを突き合わせ出力側に常開接点41a3を設けている。こ
の常開接点41a3は時刻t2で閉じ、速度帰還制御機能に戻
す。
時刻t2で起動補償指令τで回転している回転速度ωrMを
記憶している速度記憶回路36の出力の常開接点41a2が閉
じ、零から立上がる速度指令ωr1に起動補償回転速度指
令ωr2が加わり、ASR回路の入力信号である回転速度指
令ωr*となる。
記憶している速度記憶回路36の出力の常開接点41a2が閉
じ、零から立上がる速度指令ωr1に起動補償回転速度指
令ωr2が加わり、ASR回路の入力信号である回転速度指
令ωr*となる。
この結果、ASR回路32は、誘導電動機の回転速度ωrMを
帰還信号とする比例積分回路となり、誘導電動機21は回
転速度指令ωr*に追従し、油圧ポンプを円滑に回転さ
せる。
帰還信号とする比例積分回路となり、誘導電動機21は回
転速度指令ωr*に追従し、油圧ポンプを円滑に回転さ
せる。
以上の実施例においては、電動機21により駆動される油
圧ポンプ13と、該油圧ホンプ13の吐出油13aにより乗か
ご5を昇降させるシリンダ3と、乗かご5の速度指令ω
r1を発生する手段33と、速度指令ωr1をトルク指令τ*
に変換する手段32と、トルク指令τ*を電流指令i*に
変換する手段31と、電流指令i*に基づいて電動機21を
回転させる手段23〜25、30と、起動時に負荷に見合った
起動補償指令τをトルク指令として加える手段34とを備
えた油圧エレベーターにおいて、速度指令ωr1が立上る
前に、起動補償指令τに基づき回転した電動機21の速度
ωr2を検出する手段22、TON2a2と、この速度検出値ωr2
を記憶する手段36と、この記憶された速度検出値ωr2を
速度指令ωr1に重畳する手段35,41a2とを備えた油圧エ
レベーターを構成している。
圧ポンプ13と、該油圧ホンプ13の吐出油13aにより乗か
ご5を昇降させるシリンダ3と、乗かご5の速度指令ω
r1を発生する手段33と、速度指令ωr1をトルク指令τ*
に変換する手段32と、トルク指令τ*を電流指令i*に
変換する手段31と、電流指令i*に基づいて電動機21を
回転させる手段23〜25、30と、起動時に負荷に見合った
起動補償指令τをトルク指令として加える手段34とを備
えた油圧エレベーターにおいて、速度指令ωr1が立上る
前に、起動補償指令τに基づき回転した電動機21の速度
ωr2を検出する手段22、TON2a2と、この速度検出値ωr2
を記憶する手段36と、この記憶された速度検出値ωr2を
速度指令ωr1に重畳する手段35,41a2とを備えた油圧エ
レベーターを構成している。
また、起動補償指令τに基づき回転した電動機21の速度
ωr2を速度指令ωr1に重畳する手段35,41a2は、起動補
償指令τがある値に保持された後に実行するように構成
されている。
ωr2を速度指令ωr1に重畳する手段35,41a2は、起動補
償指令τがある値に保持された後に実行するように構成
されている。
以下に、本発明の実施態様を説明する。
(1) 本実施例の速度制御装置の電流制御回路30,ベ
クトル制御回路31,ASR回路,速度指令発生回路,起動補
償指令回路、速度記憶回路は、各々別回路であるように
記載したが、これは、機能上の説明であり、マイクロコ
ンピユータを使用したときは、ソフトで構成するため、
上記各機能をまとめて構成することも可能である。
クトル制御回路31,ASR回路,速度指令発生回路,起動補
償指令回路、速度記憶回路は、各々別回路であるように
記載したが、これは、機能上の説明であり、マイクロコ
ンピユータを使用したときは、ソフトで構成するため、
上記各機能をまとめて構成することも可能である。
(2) 第1図では、油圧ポンプをベルトを介して誘導
電動機駆動しているが、軸直結あるいは歯車結合方式で
も良い。
電動機駆動しているが、軸直結あるいは歯車結合方式で
も良い。
(3) 第1図では、乗かご5をプランジヤ4で直接昇
降させているが、ロープを介してプアンジヤ4の上下に
伴つて間接的に昇降させてもよい。
降させているが、ロープを介してプアンジヤ4の上下に
伴つて間接的に昇降させてもよい。
(4) 乗かご5の荷重は、乗かごの下に設けた荷重検
出器出力でもよい。
出器出力でもよい。
(5) 第1図のコンバータ25、インバータ23からなる
電力変換器は電流形でもよい。
電力変換器は電流形でもよい。
以上説明した様に、本発明によれば、油圧ポンプにおけ
る油漏れにかかわらず、起動シヨツクの小さな、しか
も、減速制御性能に優れた油圧エレベーターを得ること
ができる。
る油漏れにかかわらず、起動シヨツクの小さな、しか
も、減速制御性能に優れた油圧エレベーターを得ること
ができる。
第1図は、本発明油圧エレベーターの一実施例を示す全
体構成図、第2図は第1図の速度制御装置の概略構成を
示す図、第3図は第1図の速度制御装置の詳細図、第4
図,第5図は第1図の油圧エレベーターの上昇および下
降運転時の状況を説明する図、第6図(a)〜(e)は
本発明になる起動補償指令発生回路を説明する図、第7
図は第1図の油圧エレベーターのシーケンス回路図であ
る。 3……シリンダ、4……プランジヤ、5……乗かご、11
……パルスエンコーダ、12……電磁切替弁、13……油圧
ポンプ、14……圧力検出器、21……誘導電動機、26……
速度制御装置、34……起動補償指令発生回路。
体構成図、第2図は第1図の速度制御装置の概略構成を
示す図、第3図は第1図の速度制御装置の詳細図、第4
図,第5図は第1図の油圧エレベーターの上昇および下
降運転時の状況を説明する図、第6図(a)〜(e)は
本発明になる起動補償指令発生回路を説明する図、第7
図は第1図の油圧エレベーターのシーケンス回路図であ
る。 3……シリンダ、4……プランジヤ、5……乗かご、11
……パルスエンコーダ、12……電磁切替弁、13……油圧
ポンプ、14……圧力検出器、21……誘導電動機、26……
速度制御装置、34……起動補償指令発生回路。
Claims (2)
- 【請求項1】電動機により駆動される油圧ポンプと、該
油圧ホンプの吐出油により乗かごを昇降させるシリンダ
と、乗かごの速度指令を発生する手段と、該速度指令を
トルク指令に変換する手段と、該トルク指令を電流指令
に交換する手段と、該電流指令に基づいて上記電動機を
回転させる手段と、起動時に負荷に見合った起動補償指
令を上記トルク指令として加える手段とを備えた油圧エ
レベーターにおいて、 上記速度指令が立上る前に、上記起動補償指令に基づき
回転した上記電動機の速度を検出する手段と、 この速度検出値を記憶する手段と、 この記憶された速度検出値を上記速度指令に重畳する手
段とを備えることを特徴とする油圧エレベーター。 - 【請求項2】請求項1において、前記起動補償指令に基
づき回転した上記電動機の速度を上記速度指令に重畳す
る手段は、前記起動補償指令がある値に保持された後に
実行することを特徴とする油圧エレベーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2243992A JPH0780645B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 油圧エレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2243992A JPH0780645B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 油圧エレベーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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1990
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