JPH0781249B2 - 床面洗浄車 - Google Patents

床面洗浄車

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JPH0781249B2
JPH0781249B2 JP5341578A JP34157893A JPH0781249B2 JP H0781249 B2 JPH0781249 B2 JP H0781249B2 JP 5341578 A JP5341578 A JP 5341578A JP 34157893 A JP34157893 A JP 34157893A JP H0781249 B2 JPH0781249 B2 JP H0781249B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄液により床面を洗
浄する洗浄ブラシと、洗浄後の汚水を回収するスキュー
ジを備えた運転者搭乗式の床面洗浄車に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の床面洗浄車は、特公昭4
3−10668号公報や特公昭46−22393号公報
等によって知られているように、前輪の前方に円筒型洗
浄ブラシ100を配設し、後輪の後方にスキュージ10
1を配設(図8A)してあり、洗浄ブラシ100とスキ
ュージ101の間隔が大きくなっている。また従来技術
の円筒型洗浄ブラシ100を複数個の円板型洗浄ブラシ
に変えたものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来技術は、円
筒型洗浄ブラシ100とスキュージ101の間隔が大き
いので、これを転舵させるとコーナー部分におけるスキ
ュージ101の移動軌跡が図8Bに示すように洗浄ブラ
シ100の移動軌跡に対して外側に大きく張り出し、コ
ーナー部分の内側に汚水の回収漏れを発生する致命的な
問題がある。また円筒型洗浄ブラシを使用しているの
で、洗浄ブラシが床面に線接触状態となり、洗浄能力が
低くなる問題もあり、洗浄車を低速走行にして洗浄効果
を高める必要がある。
【0004】また後者の従来技術は、複数個の円板型洗
浄ブラシを使用してるので、洗浄能力を向上させること
ができるが、これらの円板型洗浄ブラシを図9Aに示す
ように(前輪転舵で後輪駆動の場合を示している)前輪
の前方に配設しているので、洗浄ブラシ200とスキュ
ージ101との軌跡が図9Bに示すようになり、コーナ
ー部分の内側に回収漏れが発生する問題がある。なお複
数個の円板型洗浄ブラシをスキュージ101に近付ける
ために前輪の後方に配設しようとすると、車体幅の中心
部近くの洗浄ブラシが車体の真下に位置することになっ
て換洗浄ブラシできなくなる問題があった。本発明は、
上記問題点を解決し、コーナー部分における汚水の回収
漏れを防止すると共に、洗浄能力の向上と洗浄ブラシ交
換の容易化を図ることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄液により
床面を洗浄する洗浄ブラシと洗浄後の汚水を回収するス
キュージを備えた運転者搭乗式の床面洗浄車において、
後輪の後方にスキュージを配設し、後輪の前方の車体下
側に水平方向の吊下基板を昇降可能に取付け、その吊下
基板にブラシ取付板を水平方向へ回動可能に枢支すると
共にその回動を係止する係止部材を設け、そのブラシ取
付板に自体の回動中心より偏位させて複数個の円板型洗
浄ブラシを交換可能に車体幅方向へ並設して成ることを
特徴としている。
【0006】
【作用】洗浄ブラシとスキュージを後輪を挾んで近くに
配設してあるので、コーナ部分を洗浄する場合でも、洗
浄ブラシの移動軌跡とスキュージの移動軌跡が略一致
し、その結果コーナー部分における汚水の回収漏れを防
止できて床面の仕上りを良くできる。洗浄ブラシの摩耗
等によって洗浄ブラシを交換する場合には、係止部材に
よるブラシ取付板の係止を外した後ブラシ取付板を枢支
部を中心にして回動させると、洗浄ブラシが人手操作し
易い車体の側部近くに移動し、その状態で洗浄ブラシを
人手によって容易に交換できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を、実施例を示す図面によって詳
細に説明する。図面において1は床面洗浄車で、1個の
転舵可能な前輪2と2個の回転駆動可能な後輪3を備
え、車体4上にはハンドル5等の運転制御装置、洗浄液
タンク6、汚水タンク7、ブロアー8等の洗浄に必要な
装置が搭載され、運転者が搭乗して走行を行なうように
なっている。
【0008】この床面洗浄車1において、8は円筒型の
掃上ブラシで、前輪2の前方に以下の如くにして取付け
られている。掃上ブラシ8は該ブラシを収納する筐体9
に回転自在に枢支され、図示を省略した油圧モータによ
り図1において時計方向に回転される。而して該筐体9
は両側端(片側省略)に取付けた平行リンク10により
上下動自在に車体4に取付けられ、昇降機構11により
一定範囲の上下動と接圧の調整が行なわれる。12は車
体4に枢支した枢軸13の両端に取付けたL型レバー
で、該L型レバー12の一方側に枢着した連杆14が長
溝15を介して筐体9にピン連結され、またL型レバー
12の他方側と車体4間に張設したバネ16により筐体
9を引上げ方向に付勢している。
【0009】17は上記枢軸13の略中間点に取付けた
作動レバーで、該作動レバー17と車体4間にシリンダ
18が配設され、このシリンダ18の作動により筐体9
をバネ16に抗して押し下げ、適宜の接圧で掃上ブラシ
8を床面19に接地させ、またシリンダ18を逆に作動
させることにより、バネ16の引張り力とのシリンダ1
8の作用との双方により、筐体9を所定の位置迄引上げ
て該引上げ位置を保持するようになっている。20はダ
ストボックスで、両側の尾錠21及び上部の引係具22
とにより着脱自在に筐体20に取付けられ、掃上ブラシ
8が掃上げた塵埃を収納し、この塵埃が所定量になると
取外して収納した塵埃を廃棄する。
【0010】次に、後輪3の前方に取付ける円板型の洗
浄ブラシ23の取付けについて説明する。24は吊下基
板で、該吊下基板は車体4の両側に設けた左右一対の平
行リンク25間に橋架する如くに取付けられ、車体4に
対して上下動自在となっている。而して吊下基板24の
リヤー側縁辺は、後記する取付板26の回動半径に対応
させて弧状27となっている。28は後記する油圧モー
タ29の取付けを許容するための逃げである。30は車
体4に取付けた昇降シリンダで、車体4に枢支したL型
レバー31と該レバーに枢着した連杆32を介して吊下
基板24のリブ33に連結され、従って吊下基板24は
昇降シリンダ30の作動により所定範囲の上下動を行な
い、又後記する洗浄ブラシ23の接圧を適宜に調整す
る。
【0011】次に、取付板26の取付けについて説明す
る。34は主軸で、車体4の幅の略中心において上記吊
下基板24のフロント側に固着されており、主軸34の
下端部には腕杆35が、図5に示す球面軸受36からな
る自由継手により回動自在に枢支され、この腕杆35に
取付板26が取付けられている。36Aは取付板26に
固着した鉤形状の吊下具で、該吊下具36Aを上記吊下
基板24の弧状の縁辺27に引掛けることにより、取付
板26を常に略水平位置に保持する。なお取付板26の
姿勢保持は上記に限るものでなく、吊下基板24に弧状
の長孔を穿ち、取付板26にボルトを植設してその頭を
長孔に引掛ける等、取付板26を略水平に保持するもの
であればその構成を問わない。37は取付板26に固着
した引出把手である。38は係止部材として例示するロ
ックピンで、上記吊下基板24から延出した取付腕39
の先端に配設され、筒体40に収納したロックピン38
はバネ41によって図6において下向きに付勢され、取
付板26に穿ったロッ孔42,42aに係脱して取付板
26を図3に示す作業位置と図4に示す回動位置とに夫
々ロックするようになっている。
【0012】円板型の洗浄ブラシ23は、次のようにし
て取付板26に取り付けられる。洗浄ブラシ23は本実
施例において三個が一組として使用され、二個が車体4
の左右両側(図3)に、他の一個は上記二個の中心でこ
れ等より少しばかりリヤー側に位置されている。この中
間の洗浄ブラシ23は、周面の洗浄区域が両側の洗浄ブ
ラシ23の洗浄区域と互いにラップするように位置さ
れ、取付板26の下面に垂下された状態で取付軸43に
よって回転自在に取付けられ、これによって広い洗浄巾
をカバーするとともにブラシ相互間の洗浄漏れを防止し
ている。而してこれ等三個の洗浄ブラシ23は、取付板
26に設置した油圧モータ29からギヤー列にて構成し
た駆動係44により、図3において下側(車体の左側)
の洗浄ブラシ23は反時計方向へ、上側の洗浄ブラシ2
3は時計方向へ、また真中の洗浄ブラシ23は反時計方
向へ回転される。45は洗浄液の供給パイプで、車体4
に搭載した洗浄液タンク6から液量調整弁46を経て上
記三個の洗浄ブラシ23の取付軸43に配管され、取付
軸43に穿った流下孔47から洗浄ブラシ23の中心に
重力落下方式で適量が供給されるが、洗浄液の供給は、
従来装置と同様に洗浄ブラシ23の前方即ちフロント側
にシャワー方式で供給しても目的を達する。
【0013】最後に、スキュージ48は次のようにして
取付けられる。スキュージ48は床面洗浄車に従来から
広く使用され、その形状構成も種々の方式が採用されて
おり、本実施例においてもこれ等より適宜に選択使用す
るものであるから、スキュージ48そのものの構成は説
明を省略する。スキュージ48は四角形状をなす枠体4
9のリヤー側(後方)に取付軸50を介して取付けら
れ、その横幅は洗浄ブラシ23による洗浄幅と略等しい
かこれより幾分大きくなるように設定されている。
【0014】次に51はフロントスキュージで、上記枠
体49のフロント側に設けた取付軸52に取付腕53を
取付け、該取付腕53の左右両端に硬質ゴム等からなる
一種のゴムカーテンを取付けて構成され、夫々が後輪3
の前方において互いに車体4の内側に向かって傾斜する
ようになされており、後輪3が通過する床面19上の汚
水を車体の内側に向かって誘導し、後輪3の通過に先立
って当該部分の汚水を予め除去して後輪3のスリップ防
止を行なうようになっている。上記のようにスキュージ
48とフロントスキュージ51が取付けられた枠体49
は、スキュージ48が後輪3の後方に、フロントスキュ
ージ51が後輪3と左右両側の洗浄ブラシ23との間に
位置するようにして車体4に取付ける。即ちその取付け
は、車体4に枢着した一対(片側省略)のL型レバー5
4の一端を夫々のスキュージ48,51が床面19に接
地した際に床面19と水平状態で接地するように枠体4
9に取付ける。55は車体4に取付け昇降シリンダで、
該昇降シリンダ55とL型レバー54の他端とは、Lリ
ンク56とストローク調整が可能なロッド57により連
結され、シリンダ55の作動により枠体49は所定範囲
の上下動を行なうようになっている。
【0015】58はスキュージ48が回収した汚水を吸
引する吸引パイプで、車体4に搭載した汚水タンク7内
に開口している。また汚水タンク7にはブロアー8に連
なるバキュームパイプ59が開口され、ブロアー8によ
って汚水タンク7内の空気を吸引して負圧とし、スキュ
ージ48との気圧差によって汚水を吸引して汚水タンク
7内に収納する。
【0016】以上のように構成した床面清掃車1に、運
転者が搭乗して車庫より作業場所まで移動する間、また
は単に走行を行なうのみの場合は、掃上ブラシ8、洗浄
ブラシ23及びスキュージ48,フロントスキュージ5
1の夫々は、昇降シリンダ18,30,55によって床
面19から引上げられ、無用の損耗と駆動力の節減が行
なわれる。作業位置に至ると上記夫々を床面19に接地
させるとともに、床面19の汚染度合等の条件を勘案し
て昇降シリンダ18,30,55により夫々の接圧を適
宜に設定し、掃上ブラシ8と洗浄ブラシ23を回転さ
せ、洗浄液を供給しながら清掃作業を開始する。
【0017】床面清掃車1による清掃は、洗浄に先立っ
て掃上ブラシ8により床面19の塵埃を掃上げた後に洗
浄するので、従来装置のように塵埃を洗浄液でかき回し
て「ヘドロ状」になることがなく充分な清掃効果が得ら
れる。洗浄ブラシ23は前記したように球面軸受36に
よって主軸34に回動自在に支承されているから、床面
19に傾斜や凹凸があったとしてもこれに追従し、洗浄
斑の発生が防止される。また両側の後輪3の直前に夫々
フロントスキュージ51があり、これによって汚水を車
体4の中央側に誘導しながら前進するので、後輪3はス
リップもすることなく円滑な走行を行い、スキュージ4
8によって回収した汚水は汚水タンク7に吸引される。
【0018】直進走行による清掃作業は以上の様に行な
われるが、次に従来装置で最も問題となる転舵した際の
コーナー部分の汚水の回収は次のようである。即ち後輪
3の前方に洗浄ブラシ23を配設し、後輪3の後方にス
キュージ48を配設して両者の取付間隔が小さくしてあ
るので、転舵した際の洗浄ブラシ23とスキュージ48
との移行軌跡は図7Bに示すように略一致し、転舵する
コーナー部分においても汚水の回収漏れの発生を防止で
きる。この場合コーナーの外側において僅かに回収漏れ
があるように見えるが、この部分は上記フロントスキュ
ージ51が汚水を内側に誘導しているので、事実上汚水
の回収漏れを確実に防止でき、また前輪転舵であるので
コーナー部においても走行運転の操作性は極めて良好に
できる。
【0019】最後に、洗浄ブラシ23の交換について検
討する。掃上ブラシ8、洗浄ブラシ23とスキュージ4
8及びフロントスキュージ51の夫々は、一定限度以上
に摩耗すると交換を行なうが、掃上ブラシ8の交換とダ
ストボックス20の着脱及び掃上げられた塵埃の廃棄、
及び左右両側の洗浄ブラシ23と、フロントスキュージ
51及びスキュージ48の交換は、図面から明らかなよ
うに、車体4の前後部又は両サイドより容易に行なうこ
とができる。然しながら洗浄ブラシ23の真中のブラシ
は車体4の中央に位置しているのでそのままでは交換す
ることは困難である。
【0020】ところが真中の洗浄ブラシ23を交換する
場合には、ロック孔42に係合しているロックピン38
をバネ41に抗してロック孔42より引出してロックを
開放し、引出把手37を引いて吊下具36Aを吊下板2
4の孤面27にそって摺動させながら取付板26を車体
4の左側に回動させて引き出すと(図4)、車体4の中
心部にあった洗浄ブラシ23は車体4の左側部付近(三
個の洗浄ブラシの内車体左側のブラシと略同位置)迄回
動し、この位置でロックピン38をロック孔42aに係
合して取付板26をロックすると、両側の洗浄ブラシ2
3と同様に真中の洗浄ブラシ23を極めて容易に交換で
きる。交換が終ると再びロックピン38をロック孔42
aより抜き取って取付板26を逆回させ、ロックピン3
8をロック孔42に係合することにより旧に復する。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、後輪の前方に洗
浄ブラシを配設すると共に後輪の後方にスキュージを配
設して両者の間隔を小さくしたので、コーナー部分にお
ける汚水の回収漏れを防止できて床面の仕上りを良好に
でき、また後輪の前方に複数の円板形洗浄ブラシを配設
しているので、床面を効率良く洗浄できて洗浄能力を大
きくできる。また後輪前方の車体の下側に複数の円板形
洗浄ブラシを配設したものであっても、車体下側の吊下
基板にブラシ取付板を水平方向へ回動可能に枢支し、そ
の回動中心より偏位させてブラシ取付板に複数個の円板
型洗浄ブラシを設けているので、ブラシ取付板の回動に
より車体幅中心部の円板型洗浄ブラシを車体側部近くに
移動させることができ、洗浄ブラシの交換をきわめて容
易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠いた側面図である。
【図2】一部を省略した洗浄ブラシの取付状態を示す部
分側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】洗浄ブラシの取付板を回動した平面図である。
【図5】取付板の取付状態を示す部分拡大図である。
【図6】ロックピンの拡大断面図である。
【図7】床面洗浄車の洗浄ブラシとスキュージとのコー
ナー部分の軌跡を示す説明図である。
【図8】従来装置の軌跡を示す説明図である。
【図9】従来装置の軌跡を示す説明図である。
【符号の説明】
1 床面洗浄車、 2 前輪、 3 後輪、 30 昇
降シリンダ、23 洗浄ブラシ、 24 吊下基板、
25 平行リンク、26 取付板、 36 球面軸受、
38 ロックピン(係止部材)、42,22a ロッ
ク孔、 48 スキュージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液により床面を洗浄する洗浄ブラシ
    と洗浄後の汚水を回収するスキュージを備えた運転者搭
    乗式の床面洗浄車において、後輪の後方にスキュージを
    配設し、後輪の前方の車体下側に水平方向の吊下基板を
    昇降可能に取付け、その吊下基板にブラシ取付板を水平
    方向へ回動可能に枢支すると共にその回動を係止する係
    止部材を設け、そのブラシ取付板には自体の回動中心よ
    り偏位させた位置に複数個の円板型洗浄ブラシを交換可
    能に並設して成る床面洗浄車。
JP5341578A 1993-12-09 1993-12-09 床面洗浄車 Expired - Fee Related JPH0781249B2 (ja)

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