JPH0781457B2 - プラグドア装置 - Google Patents

プラグドア装置

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JPH0781457B2
JPH0781457B2 JP2047499A JP4749990A JPH0781457B2 JP H0781457 B2 JPH0781457 B2 JP H0781457B2 JP 2047499 A JP2047499 A JP 2047499A JP 4749990 A JP4749990 A JP 4749990A JP H0781457 B2 JPH0781457 B2 JP H0781457B2
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opening
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piston rod
closing
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修 赤松
健司 川戸
一玉 高橋
重明 土塔
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株式会社ナブコ
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラグドア装置に係り、詳しくは、出入シリン
ダのピストンロッドの突出後退動により扉を車両の開口
部に対して持ち出し引き込み方向に移動させると共に、
一旦持ち出された扉を開閉シリンダのピストンロッドの
突出後退動により車両側壁に沿った開閉方向に移動させ
るように構成してなるプラグドア装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、車両の開口部に対する扉の持ち出し引き込み
方向(車両内外方向)への移動と、これに交差する扉の
開閉方向(車両側壁に沿う方向)への移動との両動作に
より、当該扉を駆動するように構成したプラグドア装置
は公知のものであり、その実用化の試みとして、本出願
人は、先の実用新案登録出願(実願昭63-151564号)に
おいて、以下に示すようなプラグドア装置の構造及びそ
の制御装置を提案した。
即ち、このプラグドア装置の概略構造は、第17図に示す
ように、当該車両の車両側壁1に形成された開口部2の
上方に備えられて扉3の持ち出し引き込み方向(同図a-
b方向)の移動を案内する第1ガイド機構4,4と、該第1
ガイド機構4,4に吊設されて扉3の開閉方向(同図c-d方
向)の移動を案内する第2ガイド機構5,5とを有する。
前記第1ガイド機構4は夫々、車両上壁部の取付基盤
(不図示)に固定されて車両側壁1に対して45度の傾斜
角で配設されたガイド体4aと、該ガイド体4aにスライド
可能に保持された摺動体4bとからなり、また前記第2ガ
イド機構5は、扉3と平行に且つ水平方向に延びるガイ
ドレール5aと、該ガイドレール5aに沿って摺動可能に保
持された一対の摺動片5b,5bとからなる。そして、前記
第1ガイド機構4,4の摺動体4b,4bには、ブラケット6,6
を介して前記第2ガイド機構5のガイドレール5aが取り
付けられており、前記第2ガイド機構5の摺動片5b,5b
には、扉3の戸先部の上部に固設されたドアブラケット
7が被案内部材8を介して取り付けられている。この被
案内部材8は、下段戸先側部材8aと上段戸尻側部材8bと
を固定一体化したものである。更に、前記第1ガイド機
構4,4の直下方には、扉3と平行に且つ水平方向に延び
る開閉シリンダ9が保持ブラケット10,10を介して車両
上壁部の取付基盤に固定支持され、この開閉シリンダ9
のピストンロッド9aの先端に取り付けられた先端金具11
には補助ガイドローラ12が支承されていると共に、この
補助ガイドローラ12は、前記被案内部材8の一端部(上
段戸尻側部材8bの右端部)に取り付けられた補助ガイド
レール13の前後方向(車両内外方向)に移動可能に挟持
されている。また、前記一対の第1ガイド機構4,4間に
は、車両側壁1に対して45度の傾斜角で配設された出入
シリンダ14が保持ブラケット15を介して車両上壁部の取
付基盤に固定支持されており、この出入シリンダ14のピ
ストンロッド14aの先端は、前記第2ガイド機構5のガ
イドレール5aに連結されている。尚、同図において、平
行斜線を付した箇所は、車両上壁部の取付基盤への固定
箇所を示すものである。
一方、前記開閉シリンダ9及び出入シリンダ14を制御す
る制御装置つまり流体給排回路は、第18図乃至第20図に
示すように、開閉シリンダ9の開側ポート20に通じる第
1管路21及び閉側ポート22に通じる第2管路23と、流体
圧力源24に通じるメイン管路25と、前記第1,第2管路2
1,23を前記メイン管路25と大気開放部Exとに選択的に切
換接続する電磁弁26とを有し、前記第1管路21から分岐
した第1分岐管路27は出入シリンダ14の持ち出し側ポー
ト28に接続され、前記第2管路23から分岐した第2分岐
管路29は出入シリンダ14の引き込み側ポート30に接続さ
れ、更に前記第1分岐管路27の途中にはリミットバルブ
31が設置されている。このリミットバルブ31は、後述す
るように、扉3が持ち出し引き込み方向に移動している
間は連通位置をとり且つ扉3が開閉方向に移動している
間は遮断位置をとるものであり、第20図に実線で示す状
態においては、このリミットバルブ31の先端のローラプ
ランジャ31aが、前記被案内部材8の他端部(下段戸先
側部材8aの左端部)に取り付けられたリミット板32によ
り押し縮められている。
以上のような構成によれば、扉3の全閉時には、電磁弁
26が第18図に示す位置に切り換えられて第2管路23がメ
イン管路25に接続された状態となり、双方のピストンロ
ッド9a,14aは後退端位置で停止状態となり、従ってプラ
グドア装置は第17図に実線で示す状態に維持される。一
方、扉3の開動時には、前記電磁弁26が第19図に示す位
置に切り換えられて第1管路21がメイン管路25に接続さ
れ、これに伴って開閉シリンダ9及び出入シリンダ14の
双方のピストンロッド9a,14aが図外の流量調整弁により
各々の速度を調整されながら突出動することにより、扉
3及び第2ガイド機構5が第1ガイド機構4,4により案
内されて第17図a方向に持ち出される。そして、出入シ
リンダ14のピストンロッド14aが所定位置に達した時点
つまり持ち出し方向の移動端に達した時点で、扉3は第
20図に符号(イ)で示す状態となり且つ第2ガイド機構
5は同図に符号(ロ)で示す状態となる。この扉3の持
ち出し移動時においては、ガイドレール5aと被案内部材
8とが相対移動しないことから、リミットバルブ31のロ
ーラプランジャ31aはリミット板32により押し縮められ
た状態を維持する。このように、扉3が持ち出し方向に
所定寸法だけ移動して当該方向の移動端に達した後は、
開閉シリンダ9のピストンロッド9aのみが継続して突出
動することにより、第2ガイド機構5の摺動片5b,5b及
び被案内部材8はガイドレール5aに沿って開方向に移動
し、これに伴って扉3も開方向(第17図c方向)に移動
するが、この時リミット板32はリミットバルブ31のロー
ラプランジャ31aから離反することになるので、このロ
ーラプランジャ31aがバネ力により突出動し、リミット
バルブ31は第20図に示す状態に切り換えられて第1分岐
管路27は閉鎖状態となる。これにより、メイン管路25の
圧力流体は第1管路21から開閉シリンダ9の開側ポート
20のみに供給されることになり、従って出入シリンダ14
のピストンロッド14aは停止状態となって開閉シリンダ
9のピストンロッド9aのみが突出動していき、その突出
端に達した時点つまり全開状態となった時点で、扉3は
第17図に符号(イ′)で示す状態となり且つ第2ガイド
機構5は同図に符号(ロ′)で示す状態となる。
一方、扉3の閉動時には、上記の全開状態から、先ず電
磁弁26が第20図に示す位置から他方の位置に切り換えら
れてメイン管路25の圧力流体は開閉シリンダ9の閉側ポ
ート22に供給されると同時に出入シリンダ14の引き込み
側ポート30にも供給されようとするが、この時点におい
ては第1分岐管路27のリミットバルブ31と出入シリンダ
14との間が閉鎖状態にあり而も出入シリンダ14のピスト
ン14bの受圧面積は持ち出し側ポート28側の方が引き込
み側ポート30側よりもピストンロッド14aの軸直角断面
積に相当する分だけ大きいことから、この出入シリンダ
14のピストンロッド14aは一応持ち出し位置に保持さ
れ、開閉シリンダ9のピストンロッド9aのみが後退動し
て扉3は閉方向(第20図d方向)に移動する。そして、
扉3が第20図に符号(イ)で示す位置に達した時点でリ
ミットバルブ31のローラプランジャ31aがリミット板32
により押し縮められて、このリミットバルブ31は第18図
に示す位置に切り換わり、これにより開閉シリンダ9及
び出入シリンダ14の双方のピストンロッド9a,14aが後退
動して、前記持ち出し時とは逆の動作によって扉3及び
第2ガイド機構5は引き込み方向(第17図b方向)に移
動し、その移動端に達した時点で扉3は再び全閉状態と
なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記本出願人が提案したプラグドア装置
によれば、扉3の第17図c-d方向に対する移動時には、
リミットバルブ31が第1分岐管路27を単に遮断状態にす
るという手法により出入シリンダ14のピストンロッド14
aを持ち出し位置に保持させる構成であり、特に扉3の
第17図d方向に対する閉動時には、上述のように出入シ
リンダ14のピストン14bの持ち出し側ポート28側と引き
込み側ポート30側との受圧面積の差によりピストンロッ
ド14aを持ち出し位置に保持させる構成であるため、こ
の持ち出し位置に扉3を保持させておくための保持力が
極めて弱く、何らかの外力が扉3に対して引き込み方向
に作用した場合には、扉3が車両側壁1に接触するとい
った不具合を招く。このような不具合は、扉3が持ち出
し位置に保持されている間における出入シリンダ14のピ
ストンロッド14aとシリンダチューブとの間の摺動部に
生じる空気漏れや、ピストン14bとシリンダチューブと
の間の摺動部に生じる空気漏れ等によって一層助長され
る。尚、このような不具合を回避するには、出入シリン
ダ14のピストンロッド14aの径を大きくして上述のピス
トン14bの受圧面積の差を大きくすればよいのである
が、このような単純な手段によれば、出入シリンダ14の
大型化やコスト高等の新たな問題を生ずるばかりでな
く、扉3を持ち出し位置に確実に保持させるに充分な保
持力を得ることは極めて困難なことである。更に、上述
のような流体給排回路の動作に依存することなく手動で
扉3を開閉動させる場合には、流体圧力源24と電磁弁26
との間に設けられた三方コック(不図示)を操作するこ
とにより第1管路21及び第2管路23の双方を大気開放状
態として手動操作により出入シリンダ14及び開閉シリン
ダ9のピストンロッド14a,9aを突出後退動させねばなら
ないことになるが、この場合には、扉3の第17図c-d方
向への移動時に出入シリンダ14のピストン14bの持ち出
し側ポート28側と引き込み側ポート30側とが双方共に大
気圧状態となるため、扉3を持ち出し位置に付勢するた
めの流体圧力が存在せず、このため、扉3に引き込み方
向への極めて小さな外力が作用するだけでも扉3が不安
定な状態となってガタツキ等が生じ、上記と同様に扉3
が車両側壁1に接触するといった不具合を招く。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、圧力
流体の給排動作により扉を自動的に開閉駆動させる場合
のみならず手動により扉を開閉動させる場合において
も、扉と車両側壁との接触を確実に防止し得るプラグド
ア装置を提供することを技術的課題としてなされたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記技術的課題を達成するための具体的手段とするとこ
ろは、扉を車両の開口部に対して持ち出し引き込み方向
に移動させる出入シリンダと、前記開口部より持ち出さ
れた扉を車両側壁に沿った開閉方向に移動させる開閉シ
リンダと、出入シリンダ及び開閉シリンダの動作に伴う
扉の前記各移動を案内するガイド機構とを備えてなるプ
ラグドア装置において、前記出入シリンダのピストンロ
ッドをロック状態にするロック位置と非ロック状態にす
る非ロック位置とを取るロック部材を設けると共に、扉
が前記持ち出し引き込み方向の移動経路に位置している
間は非ロック位置を取り且つ扉が前記開閉方向の移動経
路に位置している間はロック位置を取るように前記ロッ
ク部材の位置を切換える切換手段を設けたところにあ
る。
〔作用〕
上記手段によると、出入シリンダのピストンロッドの突
出後退動に伴って扉がガイド機構に案内されながら持ち
出し引き込み方向に移動している間は、切換手段の動作
によりロック部材が非ロック位置に切換えられて、出入
シリンダのピストンロッドは自由に移動できるが、その
一方において、一旦持ち出された扉が開閉シリンダのピ
ストンロッドの突出後退動に伴ってガイド機構に案内さ
れながら車両側壁に沿った開閉方向に移動している間
は、切換手段の動作によりロック部材がロック位置に切
換えられて、出入シリンダのピストンロッドは持ち出し
位置において確実にロックされた状態となる。従って、
扉が前記開閉方向の移動経路に位置している間は、出入
シリンダにより扉が持ち出し位置に確実に保持された状
態で開閉方向に移動することになり、この間に扉に引き
込み方向への極めて大きな外力が作用しても、扉と車両
側壁との間には常に所要の隙間が確保され、扉と車両側
壁とが接触するといった事態は生じなくなる。更に、手
動により扉を開閉動させる場合には、シリンダ駆動用の
流体給排回路から出入シリンダのピストンロッドに持ち
出し方向への流体圧力が全く作用しなくなり、扉は極め
て不安定な状態となるが、この場合においても、扉が開
閉方向の移動経路に位置している間は、出入シリンダの
ピストンロッドが持ち出し位置においてロックされた状
態となるので、扉と車両側壁とが接触することなく扉は
スムーズに開閉動される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第19図に基づいて説
明する。
第1図は本発明に係るプラグドア装置の要部構造を示す
ものであるが、当該装置自体の全体構成については前述
の第20図に示す従来例と実質的に同一であるので一部の
図示を省略すると共に共通の構成要件については同一符
号を付してその説明を省略する。尚、各構成要素の形状
やレイアウト等は第20図に示す従来例と若干異なってい
るものの、当該各構成要素の機能については同一である
ことを付記すると共に、以下の説明においては第20図に
示す従来例と相違している点について述べることとす
る。
第1図に示すように本発明に係るプラグドア装置は、出
入シリンダ14のピストンロッド14aをロック状態にする
ロック位置と非ロック状態にする非ロック位置とを取る
ロック部材50を有すると共に、扉3が持ち出し引き込み
方向(a−b方向)の移動経路に位置している間は非ロ
ック位置を取り且つ扉3が開閉方向(c-d方向)の移動
経路に位置している間はロック位置を取るように前記ロ
ック部材50の位置を切換える切換手段51を有する。そし
て、この切換手段51は、扉3が前記持ち出し引き込み方
向の移動経路から開閉方向の移動経路に移行した近傍で
制御板52の移動に伴って揺動する検知レバー53と、この
検知レバー53の揺動を前記ロック部材50の突出後退動に
変換する伝達機構54とから構成されている。前記制御板
52は、被案内部材8(下段戸先側部材8a)の下面に固定
されており(第2図参照)、その平面視形状は前記持ち
出し引き込み方向と平行な傾斜面52aを有する五角形状
とされている。
第3図乃至第16図は、前記検知レバー53、伝達機構54及
びロック部材50の具体的構成を示すものである。
即ち、リミットバルブ31を内蔵するバルブ内蔵ブロック
55の下面側には前記検知レバー53が配置されていると共
に、バルブ内蔵ブロック55の一端部に回動自在に保持さ
れた支軸56には前記検知レバー53の基端部が固定されて
おり(第6図参照)、且つ、この検知レバー53の先端に
は、前記制御板52に当接,離反する案内ローラ57が取り
付けられている。尚、70は前記リミットバルブ31を切換
える扇形カム形成体である(第7図参照)。
また、前記伝達機構54は、バルブ内蔵ブロック55の上面
側に配置され且つ前記支軸56に固定されて検知レバー53
と一体的に揺動する補助レバー58と(第3,6,8図参
照)、その一端が前記補助レバー58の先端に回動自在に
連結された連結ロッド59と、その一端が前記連結ロッド
59の他端に回動自在に連結されたカムレバー60と、その
一端が前記補助レバー58の先端に係止され且つその他端
がピン61に係止された引張コイルバネ62とを有する(第
3,4図参照)。そして、前記カムレバー60は、ロック部
材50を収納している収納ブロック64の内部にその長手方
向にスライド可能に保持されており(第13,15図参
照)、而もこの収納ブロック64の内部には支点ピン65a
を介して揺動可能なクランクレバー65が保持されてお
り、且つ前記カムレバー60に形成されたカム面60aには
前記クランクレバー65に取り付けられた第1ローラ66が
当接している。
更に、前記ロック部材50は(第14,16図参照)、前記収
納ブロック64の内部においてクランクレバー65と交差す
る方向に突出後退動可能に保持されて圧縮コイルバネ68
により突出方向に付勢されていると共に、このロック部
材50の後部には、前記クランクレバー65に取り付けられ
た第2ローラ67が係合する凹状溝50aが形成されてい
る。
尚、前記バルブ内蔵ブロック55、前記ピン61が突設され
たピン形成板68、及び前記収納ブロック64は、第2図に
示す車両上壁部の取付基盤1xに対して固定状態とされて
おり、従って、第1図において平行斜線を付した箇所
は、前記取付基盤1xに対する直接的或いは間接的な固定
箇所を模式的に示すものであり、また同図における出入
シリンダ14の右側方には、後述する電磁弁26と、この電
磁弁26の大気開放部Exに接続された消音器69とが配備さ
れている。
以上の構成によれば、扉3が全閉状態から開動する場合
には、第1図に示す出入シリンダ14のピストンロッド14
aが突出動することにより、ガイドレール5a及び被案内
部材8が第1ガイド機構4に案内されながら持ち出し方
向(a方向)に一体的に移動するが、この移動時におい
ては被案内部材8に固定されている制御板52の傾斜面52
aに検知レバー53の案内ローラ57が当接された状態を維
持することになるので、検知レバー53は同図に符号Xで
示す左方向への揺動端に保持される。従って、検知レバ
ー53と一体化されている補助レバー58は連結ロッド59を
介して連結されているカムレバー60は第13図に示すよう
に左方向への移動端に保持された状態を維持すると共
に、ロック部材50は凹状溝50aと第2ローラ67との係合
により圧縮コイルバネ68の付勢力に抗して第14図に示す
ように後退端位置に保持されてその先端は収納ブロック
64の内部に格納された状態となる。これにより、この扉
3の持ち出し方向への移動時には、出入シリンダ14のピ
ストンロッド14a及び該ピストンロッド14a先端の幅広頭
部14axは、ロック部材50の先端と干渉することなく自由
に突出動できることとなる。
次に、出入シリンダ14のピストンロッド14aが持ち出し
方向への移動端に達した場合には、制御板52が第1図に
鎖線で示す位置に達すると共に、検知レバー53(案内ロ
ーラ57)は僅かに右方向に揺動して同図に符号Yで示す
位置に達する。これに伴って、カムレバー60が引張コイ
ルバネ62の付勢力により僅かに右方向へ移動してカム面
60aに対する第1ローラ66の当接位置が変化すると同時
にクランクレバー65が第13図に示す位置から僅かに時計
方向に揺動し、前記ロック部材50は第14図に示す状態か
ら僅かに突出動してその先端が収納ブロック64から極短
所定寸法だけ外方に突出した状態となる(この状態は図
示せず)。そして、第1図に鎖線で示す状態から被案内
部材8及び制御板52が開方向(c方向)に移動すること
により、検知レバー53(案内ローラ57)は更に右方向へ
揺動して同図に符号Zで示す位置に達する。これに伴っ
て、カムレバー60は引張コイルバネ62の付勢力により更
に右方向へ移動してカム面60aに対する第1ローラ66の
当接位置が従前と変化することによりクランクレバー65
が更に時計方向へ揺動し、前記ロック部材50は第16図に
示すように収納ブロック64から所要の寸法だけ突出した
状態となる。この状態が本実施例におけるロック部材50
のロック位置であるが、カムレバー60のカム面60aの形
状等に適宜変更を加えて前記検知レバー53(案内ローラ
57)が第1図に符号Yで示す位置に達した時点でロック
部材50がロック位置となるようにすることも可能であ
る。そして、このようにロック部材50がロック位置を取
ることにより、扉3ひいてはガイドレール5aに引き込み
方向(b方向)への外力が作用しても、出入シリンダ14
のピストンロッド14a先端の幅広頭部14axがロック部材5
0の先端に係止されて引き込み方向への移動が阻止さ
れ、これにより出入シリンダ14のピストンロッド14aは
持ち出し位置においてロック状態とされる。
また、扉3が全開状態から閉動する場合には上記とは逆
の動作が行われ、扉3及び被案内部材8が持ち出された
状態で閉方向(d方向)に移動している間は出入シリン
ダ14のピストンロッド14aがロック部材50により持ち出
し位置でロック状態とされ且つ扉3及び被案内部材8が
引き込み方向(b方向)に移動している間は出入シリン
ダ14のピストンロッド14aが非ロック状態とされる。
上記のように、切換手段51として電気信号や流体圧によ
らない機械的手段を用いると、例えば停電や手動開閉の
際にも確実に扉の持ち出し位置が保持されることになり
好ましいものとなる。
尚、上記のように本発明の実施例としては機械的手段に
よる切換手段51を用いたが、この実施例に限定されるも
のではなく、以下に示すような構成の切換手段を用いる
ことも可能である。
即ち、扉3が持ち出し引き込み方向の移動経路と開閉方
向の移動経路との移行時点を検出するリミットスイッチ
を設置すると共に、このリミットスイッチから送出され
る電気信号に基づいて通電制御される電磁石(ソレノイ
ド等)を設け、この電磁石により前述のロック部材50を
突出後退動させるといった手法が、一例として挙げられ
る。
また、本発明の制御装置の構成としては、例えば前述の
第18図乃至第20図に示すものを用いることが可能である
が、これに限定されるものでないことは言うまでもな
い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るプラグドア装置によれば、切
換手段の動作により、扉が持ち出し引き込み方向の移動
経路に位置している間はロック部材が出入シリンダのピ
ストンロッドを非ロック状態にし、且つ扉が開閉方向の
移動経路に位置している間はロック部材が出入シリンダ
のピストンロッドをロック状態にするように構成したか
ら、扉の開閉方向に対する移動時に何らかの引き込み方
向への外力が当該扉に作用しても、出入シリンダのピス
トンロッドの引き込み方向への移動ひいては扉の引き込
み方向への移動が確実且つ堅固に阻止され、扉と車両側
壁との接触が防止されるという利点が得られる。更に、
本発明によれば、圧力流体の給排動作に伴う扉の自動開
閉のみならず、手動により扉を開閉動させる場合におい
ても、扉をガタツキなく安定した状態で開閉方向にスム
ーズに移動させることが可能になると共に、扉と車両側
壁との接触が確実且つ堅固に阻止され、円滑且つ迅速な
扉開閉動作を行えるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第16図は本発明の実施例を示すもので、第1
図は本発明に係るプラグドア装置の要部構成を示す概略
平面図、第2図は第1図II-II線に従って切断した縦断
側面図、第3図は切換手段の構成を示す正面図、第4図
は第3図IV-IV線に従って視た底面図、第5図は第4図V
-V線に従って視た側面図、第6図はバルブ内蔵ブロック
及びその周辺部の構成を示す一部破断正面図、第7図は
バルブ内蔵ブロック及びその周辺部の構成を示す側面
図、第8図はバルブ内蔵ブロック及びその周辺部の構成
を示す平面図、第9図はバルブ内蔵ブロック及びその周
辺部の構成を示す底面図、第10図は収納ブロック及び周
辺部の構成を示す正面図、第11図は収納ブロック及び周
辺部の構成を示す平面図、第12図は第11図VIII-VIII線
に従って視た側面図、第13図は収納ブロックの内部構造
を示す平面図、第14図は第13図IX-IX線に従って切断し
た縦断面図、第15図は収納ブロックの内部構造を示す平
面図、第16図は第15図X-X線に従って切断した縦断面図
である。また、第17図は従来のプラグドア装置の構造を
示す概略平面図、第18、19、20図は夫々従来のプラグド
ア装置の制御装置を示す概略構成図である。 1……車両(車両側壁) 2……開口部 3……扉 4……ガイド機構(第1ガイド機構) 5……ガイド機構(第2ガイド機構) 9……開閉シリンダ 14……出入シリンダ 14a……出入シリンダのピストンロッド 50……ロック部材 51……切換手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉を車両の開口部に対して持ち出し引き込
    み方向に移動させる出入シリンダと、前記開口部より持
    ち出された扉を車両側壁に沿った開閉方向に移動させる
    開閉シリンダと、出入シリンダ及び開閉シリンダの動作
    に伴う扉の前記各移動を案内するガイド機構とを備えて
    なるプラグドア装置において、 前記出入シリンダのピストンロッドをロック状態にする
    ロック位置と非ロック状態にする非ロック位置とを取る
    ロック部材を設けると共に、扉が前記持ち出し引き込み
    方向の移動経路に位置している間は非ロック位置を取り
    且つ扉が前記開閉方向の移動経路に位置している間はロ
    ック位置を取るように前記ロック部材の位置を切換える
    切換手段を設けたことを特徴とするプラグドア装置。
JP2047499A 1990-02-27 1990-02-27 プラグドア装置 Expired - Lifetime JPH0781457B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102785674A (zh) * 2012-08-06 2012-11-21 江苏中展车辆配件有限公司 一种电动双开塞拉门携门架

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