JPH0781638A - 車輛の横移動装置 - Google Patents
車輛の横移動装置Info
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- JPH0781638A JPH0781638A JP5186717A JP18671793A JPH0781638A JP H0781638 A JPH0781638 A JP H0781638A JP 5186717 A JP5186717 A JP 5186717A JP 18671793 A JP18671793 A JP 18671793A JP H0781638 A JPH0781638 A JP H0781638A
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Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輪又はクローラーにより直進方向にのみ移
動することができない車輛を、その直進する方向とは直
角方向に横向きに移動させる。 【構成】 水平方向に移動できる移動梁27、47と、
移動梁27、47の前後端に固定されたアウトリガー2
8、29、48、49と、車体1の側面と移動梁27、
47の間に介在されて水平方向に拡縮することができる
一対のリンク機構とから成る移動機構8、9を車体1の
左右のそれぞれに固定し、一方のリンク機構を拡大する
際に同期して他方のリンク機構を縮小させ、車体1を水
平に横方向に移動させる。
動することができない車輛を、その直進する方向とは直
角方向に横向きに移動させる。 【構成】 水平方向に移動できる移動梁27、47と、
移動梁27、47の前後端に固定されたアウトリガー2
8、29、48、49と、車体1の側面と移動梁27、
47の間に介在されて水平方向に拡縮することができる
一対のリンク機構とから成る移動機構8、9を車体1の
左右のそれぞれに固定し、一方のリンク機構を拡大する
際に同期して他方のリンク機構を縮小させ、車体1を水
平に横方向に移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械や土木機械等
を搭載した車輛を、その直進する方向とは直角方向に横
向きに移動させることができる車輛の横移動装置に関す
る。
を搭載した車輛を、その直進する方向とは直角方向に横
向きに移動させることができる車輛の横移動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路や地面に接触するタイヤ
やクローラーを下面に取り付けて、車体を道路や地面の
上で自由に移動させることができる車輛が盛んに用いら
れていた。これらの車輛では、タイヤやクローラーを回
転させることにより駆動力を発生させ、ハンドルによっ
てタイヤの向きを変えたり、両側にあるクローラーの回
転数に差を発生させることで方向転換することができる
構造であった。このような自走できる車輛では、車体を
直進させることで或る地点から他の地点への迅速な移動
や、搭載した貨物の運送をその主目的としているもので
ある。この目的のために、従来の車輛ではその進行方向
に向いた操縦性のみを良好にした構造が使用されてい
た。これは、従来の車輛には、人員や貨物を高速道路や
公道で直進さるための使用目的が重視され、その目的に
合致するように製造されていたからである。
やクローラーを下面に取り付けて、車体を道路や地面の
上で自由に移動させることができる車輛が盛んに用いら
れていた。これらの車輛では、タイヤやクローラーを回
転させることにより駆動力を発生させ、ハンドルによっ
てタイヤの向きを変えたり、両側にあるクローラーの回
転数に差を発生させることで方向転換することができる
構造であった。このような自走できる車輛では、車体を
直進させることで或る地点から他の地点への迅速な移動
や、搭載した貨物の運送をその主目的としているもので
ある。この目的のために、従来の車輛ではその進行方向
に向いた操縦性のみを良好にした構造が使用されてい
た。これは、従来の車輛には、人員や貨物を高速道路や
公道で直進さるための使用目的が重視され、その目的に
合致するように製造されていたからである。
【0003】しかしながら、車輛の使用目的によっては
進行方向に向けた直進運動だけではなく、進行方向とは
直角に横方向に移動させたい場合も生じてくる。例え
ば、建設機械や建築機械を搭載した車輛では、車輛の側
面を家屋や建築物の壁面に接近させ、その後車輛を壁面
に向けて横方向に移動させたい場合がある。取り分け、
昇降台を上下に移動させることのできる高所作業車を使
用した作業では、家屋や建造物の側面に車輛の側面を接
近させた後、昇降台を壁面に接近させることが作業効率
につながるものである。すなわち、昇降台を壁面に接近
させることができるならば、昇降台に搭乗した作業員の
手が壁面に触ることができるまで横移動させることがで
き、壁面の塗装作業や板材の張り付け作業が順調に行な
うことができることとなる。
進行方向に向けた直進運動だけではなく、進行方向とは
直角に横方向に移動させたい場合も生じてくる。例え
ば、建設機械や建築機械を搭載した車輛では、車輛の側
面を家屋や建築物の壁面に接近させ、その後車輛を壁面
に向けて横方向に移動させたい場合がある。取り分け、
昇降台を上下に移動させることのできる高所作業車を使
用した作業では、家屋や建造物の側面に車輛の側面を接
近させた後、昇降台を壁面に接近させることが作業効率
につながるものである。すなわち、昇降台を壁面に接近
させることができるならば、昇降台に搭乗した作業員の
手が壁面に触ることができるまで横移動させることがで
き、壁面の塗装作業や板材の張り付け作業が順調に行な
うことができることとなる。
【0004】このような場合では、従来では車輛を前後
に移動させながら前輪を操縦することで車輛の側面を壁
面に接近させる幅寄せの操作を行なうことで解消してい
た。だが、このような幅寄せの操作は、操作が面倒であ
るとともに、車輛を前後に移動させる余裕が無い場合に
は操作が不可能なものであった。
に移動させながら前輪を操縦することで車輛の側面を壁
面に接近させる幅寄せの操作を行なうことで解消してい
た。だが、このような幅寄せの操作は、操作が面倒であ
るとともに、車輛を前後に移動させる余裕が無い場合に
は操作が不可能なものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、使用目的
によっては進行方向に対して直角の横方向に移動するこ
とができる車輛が望まれていた。このため、車体の下部
に軸支した車輪を水平方向に旋回できるように軸支し
て、全車輪を直角に回曲させることで横方向に移動させ
る構成の車輛が提案されていた。また、車体の下部に特
殊な台車を収納しておき、台車によって横方向に移動さ
せる構成の車輛も知られている。しかしながら、従来の
機構では、その特殊な構成のために車体の下部重量が大
きくなると共に、構造が複雑となるため一般的に利用す
ることができないものであった。このため、簡易な構成
でありながら、車輛をその進行方向とは横の方向に自在
に移動させる機構の開発が望まれていた。
によっては進行方向に対して直角の横方向に移動するこ
とができる車輛が望まれていた。このため、車体の下部
に軸支した車輪を水平方向に旋回できるように軸支し
て、全車輪を直角に回曲させることで横方向に移動させ
る構成の車輛が提案されていた。また、車体の下部に特
殊な台車を収納しておき、台車によって横方向に移動さ
せる構成の車輛も知られている。しかしながら、従来の
機構では、その特殊な構成のために車体の下部重量が大
きくなると共に、構造が複雑となるため一般的に利用す
ることができないものであった。このため、簡易な構成
でありながら、車輛をその進行方向とは横の方向に自在
に移動させる機構の開発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動できる車
体と、この車体の前後にそれぞれ設けられた移動機構と
からなり、この移動機構は、車体のそれぞれの側面で水
平方向に移動できる一対の移動梁と、各移動梁の前後端
に固定されたアウトリガーと、車体の側面と各移動梁の
間に介在されて水平方向に拡縮することができる一対の
リンク機構とから構成され、一方のリンク機構を拡大す
る際に同期して他方のリンク機構を縮小させ、一方の移
動梁を車体から離すと同時に他方の移動梁を車体に接近
させることで車体を水平に横方向に移動させることがで
きることを特長とする車輛の横移動装置を提供するもの
である。
体と、この車体の前後にそれぞれ設けられた移動機構と
からなり、この移動機構は、車体のそれぞれの側面で水
平方向に移動できる一対の移動梁と、各移動梁の前後端
に固定されたアウトリガーと、車体の側面と各移動梁の
間に介在されて水平方向に拡縮することができる一対の
リンク機構とから構成され、一方のリンク機構を拡大す
る際に同期して他方のリンク機構を縮小させ、一方の移
動梁を車体から離すと同時に他方の移動梁を車体に接近
させることで車体を水平に横方向に移動させることがで
きることを特長とする車輛の横移動装置を提供するもの
である。
【0007】
【作用】本発明では、車体の両側にはそれぞれリンク機
構を介して移動梁が設けてあり、移動梁の前後にはそれ
ぞれアウトリガーが固着してある。このため、アウトリ
ガーにより車体を持ち上げた後、それぞれのリンク機構
に介在させてある油圧シリンダーを交互に同期して伸縮
させると、各移動梁は車体の側面に対して離れたり接近
したりする動作を行なうことになる。このため、両側の
移動梁によって蟹の横這いに似た運動をすることにな
り、相対的に車体はその移動方向とは直角の横方向に移
動させられ、車体を家屋や建造物の壁面に接近させるこ
とができる。また、両側にある移動梁を同期させて繰り
返し動作させることにより、車体は横方向に順次移動す
ることができる。同時に、車体を移動梁によって横に移
動させない場合には、アウトリガーが車体全体を持ち上
げ固定しており、車体が振動や荷重変動によって転倒を
することを防止する作用もすることになる。
構を介して移動梁が設けてあり、移動梁の前後にはそれ
ぞれアウトリガーが固着してある。このため、アウトリ
ガーにより車体を持ち上げた後、それぞれのリンク機構
に介在させてある油圧シリンダーを交互に同期して伸縮
させると、各移動梁は車体の側面に対して離れたり接近
したりする動作を行なうことになる。このため、両側の
移動梁によって蟹の横這いに似た運動をすることにな
り、相対的に車体はその移動方向とは直角の横方向に移
動させられ、車体を家屋や建造物の壁面に接近させるこ
とができる。また、両側にある移動梁を同期させて繰り
返し動作させることにより、車体は横方向に順次移動す
ることができる。同時に、車体を移動梁によって横に移
動させない場合には、アウトリガーが車体全体を持ち上
げ固定しており、車体が振動や荷重変動によって転倒を
することを防止する作用もすることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。本実施例では車体の上部に昇降機構と昇降台を設
け、昇降機構により昇降台を上下動させることができ、
作業員や資材を持ち上げることができる高所作業車につ
いて、本発明を応用した例で説明する。そして、図1は
本発明の車輛の横移動装置を設けた高所作業車の全体を
後方から視た斜視図であり、図2は昇降台を最下位置に
下げた状態を示す高所作業車の側面図であり、図3は昇
降台を最大高さ位置にまで持ち上げた状態を示す高所作
業車の側面図であり、図4は一方の移動機構を拡大させ
た状態を示す高所作業車の背面図であり、図5は一方の
移動機構を拡大させた状態を示す平面図であり、図5に
おいては車体上に搭載した昇降台および昇降機構の図示
は省略してある。
る。本実施例では車体の上部に昇降機構と昇降台を設
け、昇降機構により昇降台を上下動させることができ、
作業員や資材を持ち上げることができる高所作業車につ
いて、本発明を応用した例で説明する。そして、図1は
本発明の車輛の横移動装置を設けた高所作業車の全体を
後方から視た斜視図であり、図2は昇降台を最下位置に
下げた状態を示す高所作業車の側面図であり、図3は昇
降台を最大高さ位置にまで持ち上げた状態を示す高所作
業車の側面図であり、図4は一方の移動機構を拡大させ
た状態を示す高所作業車の背面図であり、図5は一方の
移動機構を拡大させた状態を示す平面図であり、図5に
おいては車体上に搭載した昇降台および昇降機構の図示
は省略してある。
【0009】この実施例において、本発明の具体的な車
輛の横移動装置を設けた自走できる高所作業車の全体の
構成は図1で示される。エンジンや油圧発生装置等を搭
載した車体1の前後の左右にはそれぞれ前輪2、後輪3
が回転自在に軸支してあり、前輪2は操縦機構により左
右に向けることができ、後輪3は油圧モーター等により
回転させることがでる。この後輪3を駆動させながら前
輪2を左右に操縦することで、車体1を道路や地面上で
自由に移動させることができる。
輛の横移動装置を設けた自走できる高所作業車の全体の
構成は図1で示される。エンジンや油圧発生装置等を搭
載した車体1の前後の左右にはそれぞれ前輪2、後輪3
が回転自在に軸支してあり、前輪2は操縦機構により左
右に向けることができ、後輪3は油圧モーター等により
回転させることがでる。この後輪3を駆動させながら前
輪2を左右に操縦することで、車体1を道路や地面上で
自由に移動させることができる。
【0010】この車体1の上部は平面となっており、こ
の車体1の上面にはブームの中央を回転自在となるよう
X字形に連結し、それらのブームの上下端より他のブー
ムを伸縮できるように挿入した昇降機構4が載置してあ
る。そして、この昇降機構4の上端には人員や資材を乗
せるための平坦な昇降台5が載置してあり、昇降台5の
上面周囲には人員が落下するのを防止するための手摺り
6が巡らしてある。こうして、車体1、昇降機構4、昇
降台5によって側面からみてX字形となるような機構が
形成され、この昇降機構4のブームが伸縮することによ
り、昇降台5を上下に移動させることができる。また、
車体1の一方の側面には一方の移動機構8が固着してあ
り、車体1の他方の側面には他方の移動機構9が固着し
てあり、両移動機構8、9により車輛の横移動装置が構
成されている。そして、この移動機構8、9を連動して
作動させることにより、車体1の全体を前輪2、後輪3
による進行方向とは直角の方向に横移動させることがで
きる。
の車体1の上面にはブームの中央を回転自在となるよう
X字形に連結し、それらのブームの上下端より他のブー
ムを伸縮できるように挿入した昇降機構4が載置してあ
る。そして、この昇降機構4の上端には人員や資材を乗
せるための平坦な昇降台5が載置してあり、昇降台5の
上面周囲には人員が落下するのを防止するための手摺り
6が巡らしてある。こうして、車体1、昇降機構4、昇
降台5によって側面からみてX字形となるような機構が
形成され、この昇降機構4のブームが伸縮することによ
り、昇降台5を上下に移動させることができる。また、
車体1の一方の側面には一方の移動機構8が固着してあ
り、車体1の他方の側面には他方の移動機構9が固着し
てあり、両移動機構8、9により車輛の横移動装置が構
成されている。そして、この移動機構8、9を連動して
作動させることにより、車体1の全体を前輪2、後輪3
による進行方向とは直角の方向に横移動させることがで
きる。
【0011】次に、図6、図7により前述した車輛の横
移動装置の機構を構成する一方の移動機構8について詳
しく説明する。この図においては、移動機構8について
のみ説明をしており、他方の機構である移動機構9につ
いては説明を省略してあるが、移動機構8、移動機構9
は車体1を中心として対称的に配置されており、夫々を
構成する各部材は同一部材を使用し、各部材は同一寸法
であることから移動機構9の説明は省略するが、移動機
構8の構成と全く同一である。
移動装置の機構を構成する一方の移動機構8について詳
しく説明する。この図においては、移動機構8について
のみ説明をしており、他方の機構である移動機構9につ
いては説明を省略してあるが、移動機構8、移動機構9
は車体1を中心として対称的に配置されており、夫々を
構成する各部材は同一部材を使用し、各部材は同一寸法
であることから移動機構9の説明は省略するが、移動機
構8の構成と全く同一である。
【0012】この車体の一側面の前後には、それぞれコ
の字形に折り曲げて形成した軸支片11、12が固着し
てある。この軸支片11、12は例えば薄肉鋼板を折り
曲げたり引抜き形成によるチャンネル材で形成されてお
り、それぞれの開口は外側に向けてある。この軸支片1
1の開口には細長いアーム13が水平になるように挿入
してあり、軸支片11とアーム13はピン51によって
水平方向に回動自在となるように連結してある。また、
軸支片12の開口にも細長いアーム14が水平になるよ
うに挿入してあり、軸支片12とアーム14はピン52
によって水平方向に回動自在となるように連結してあ
る。そして、アーム13の先端の上下には細長い一対の
アーム15の先端が密着してあり、両アーム15の上下
面には断面コの字形をした連結片17の開口が挿入して
あり、アーム13、15、連結片17は上下から挿入し
たピン19により回動自在に連結してある。また、アー
ム14の先端の上下には細長い一対のアーム16の先端
が密着してあり、両アーム16の上下面には断面コの字
形をした連結片18の開口が挿入してあり、アーム1
4、16、連結片18は上下から挿入したピン20によ
り回動自在に連結してある。
の字形に折り曲げて形成した軸支片11、12が固着し
てある。この軸支片11、12は例えば薄肉鋼板を折り
曲げたり引抜き形成によるチャンネル材で形成されてお
り、それぞれの開口は外側に向けてある。この軸支片1
1の開口には細長いアーム13が水平になるように挿入
してあり、軸支片11とアーム13はピン51によって
水平方向に回動自在となるように連結してある。また、
軸支片12の開口にも細長いアーム14が水平になるよ
うに挿入してあり、軸支片12とアーム14はピン52
によって水平方向に回動自在となるように連結してあ
る。そして、アーム13の先端の上下には細長い一対の
アーム15の先端が密着してあり、両アーム15の上下
面には断面コの字形をした連結片17の開口が挿入して
あり、アーム13、15、連結片17は上下から挿入し
たピン19により回動自在に連結してある。また、アー
ム14の先端の上下には細長い一対のアーム16の先端
が密着してあり、両アーム16の上下面には断面コの字
形をした連結片18の開口が挿入してあり、アーム1
4、16、連結片18は上下から挿入したピン20によ
り回動自在に連結してある。
【0013】次に、この車体1の一方の側面には、車体
1の側面の長さとほぼ同じ長さの移動梁27が平行とな
るように配置してある。この移動梁27は、例えば内部
中空で断面がロ字形をした引抜き鋼管等で形成されてお
り、その形状は直線的な形状となっている。この移動梁
27の車体1と対向する側面の前後には、断面がコの字
形をした軸支片25、26がそれぞれ固着してある。そ
して、この軸支片25の開口には前述の一対のアーム1
5の先端が挿入してあり、アーム15と軸支片25とは
上下方向に貫通させたピン53によって回動自在に連結
してある。また、軸支片26の開口には前述の一対のア
ーム16の先端が挿入してあり、アーム16と軸支片2
6とは上下方向に貫通させたピン54によって回動自在
に連結してある。このようにして、車体1の一方の側面
には移動梁27が平行となるように配置されており、移
動梁27の前後端にはアーム13と15によって形成さ
れたくの字形となったリンク機構と、アーム14と16
によって形成されたくの字形となったリンク機構により
水平方向にのみ移動できるように保持されている。そし
て、移動梁27の前後端には油圧シリンダーによって上
下に伸縮するアウトリガー28、29がそれぞれ固着し
てある。
1の側面の長さとほぼ同じ長さの移動梁27が平行とな
るように配置してある。この移動梁27は、例えば内部
中空で断面がロ字形をした引抜き鋼管等で形成されてお
り、その形状は直線的な形状となっている。この移動梁
27の車体1と対向する側面の前後には、断面がコの字
形をした軸支片25、26がそれぞれ固着してある。そ
して、この軸支片25の開口には前述の一対のアーム1
5の先端が挿入してあり、アーム15と軸支片25とは
上下方向に貫通させたピン53によって回動自在に連結
してある。また、軸支片26の開口には前述の一対のア
ーム16の先端が挿入してあり、アーム16と軸支片2
6とは上下方向に貫通させたピン54によって回動自在
に連結してある。このようにして、車体1の一方の側面
には移動梁27が平行となるように配置されており、移
動梁27の前後端にはアーム13と15によって形成さ
れたくの字形となったリンク機構と、アーム14と16
によって形成されたくの字形となったリンク機構により
水平方向にのみ移動できるように保持されている。そし
て、移動梁27の前後端には油圧シリンダーによって上
下に伸縮するアウトリガー28、29がそれぞれ固着し
てある。
【0014】また、前述の連結片17の背面には水平方
向に延長するように平板状の支持板21が固着してあ
り、連結片18の背面にも水平方向に延長するように平
板状の支持板22が固着してある。この支持板21の上
面には油圧シリンダー23の基部が固着してあり、油圧
シリンダー23より伸縮するシリンダーロッド24の先
端は支持板22と連結してある。
向に延長するように平板状の支持板21が固着してあ
り、連結片18の背面にも水平方向に延長するように平
板状の支持板22が固着してある。この支持板21の上
面には油圧シリンダー23の基部が固着してあり、油圧
シリンダー23より伸縮するシリンダーロッド24の先
端は支持板22と連結してある。
【0015】上述のような構成により、一対のリンク機
構と油圧シリンダー23によって、車体1の側面に拡縮
する移動機構8が形成される。
構と油圧シリンダー23によって、車体1の側面に拡縮
する移動機構8が形成される。
【0016】また、この移動機構8と同一の部材を使用
して、移動機構9でも軸支片31、32、アーム33、
34、35、36、連結片37、38、ピン39、4
0、支持板41、42、油圧シリンダー43、シリンダ
ーロッド44、軸支片45、46、移動梁47、アウト
リガー48、49により、移動機構8と対称形に配置さ
れた機構が形成されれいる。
して、移動機構9でも軸支片31、32、アーム33、
34、35、36、連結片37、38、ピン39、4
0、支持板41、42、油圧シリンダー43、シリンダ
ーロッド44、軸支片45、46、移動梁47、アウト
リガー48、49により、移動機構8と対称形に配置さ
れた機構が形成されれいる。
【0017】次に、図8により本実施例で横移動装置を
作動させるための油圧回路について説明する。この油圧
回路では、昇降機構4を作動させるための回路、アウト
リガー28、29、48、49を作動させるための回路
は省略してあり、横移動装置を作動させるための回路の
みを図示している。
作動させるための油圧回路について説明する。この油圧
回路では、昇降機構4を作動させるための回路、アウト
リガー28、29、48、49を作動させるための回路
は省略してあり、横移動装置を作動させるための回路の
みを図示している。
【0018】車体1内に搭載したエンジン57によって
従動される油圧ポンプ56の吸引側は油タンク58内に
貯留した圧力油に接続してあり、油圧ポンプ56の吐出
側は正、逆、中立の三段階に切換えられる制御弁59、
60にそれぞれ接続してある。各制御弁59、60の排
出側は前述の油タンク58に圧力油が戻るようにドレン
として接続してある。
従動される油圧ポンプ56の吸引側は油タンク58内に
貯留した圧力油に接続してあり、油圧ポンプ56の吐出
側は正、逆、中立の三段階に切換えられる制御弁59、
60にそれぞれ接続してある。各制御弁59、60の排
出側は前述の油タンク58に圧力油が戻るようにドレン
として接続してある。
【0019】この制御弁59の一方の出力側は油圧シリ
ンダー23の圧力室側に接続してあり、制御弁59の他
方の出力側は油圧シリンダー43の圧力室側に接続して
ある。そして、油圧シリンダー23の排出室側には切換
弁61の共通側Xに接続してあり、この切換弁61は共
通側XからY側またはZ側のいずれか一方に切り換えて
連通させることができるものである。この切換弁61の
切換側であるZ側には油圧シリンダー43の排出室側に
接続してあり、他方の切換側であるY側は制御弁60の
一方の出力側に接続してある。また、制御弁60の他方
の出力側は油圧シリンダー23の圧力室側に接続してあ
る。
ンダー23の圧力室側に接続してあり、制御弁59の他
方の出力側は油圧シリンダー43の圧力室側に接続して
ある。そして、油圧シリンダー23の排出室側には切換
弁61の共通側Xに接続してあり、この切換弁61は共
通側XからY側またはZ側のいずれか一方に切り換えて
連通させることができるものである。この切換弁61の
切換側であるZ側には油圧シリンダー43の排出室側に
接続してあり、他方の切換側であるY側は制御弁60の
一方の出力側に接続してある。また、制御弁60の他方
の出力側は油圧シリンダー23の圧力室側に接続してあ
る。
【0020】次に、本実施例の作用について説明する。
【0021】まず、この実施例における高所作業車を使
用する場合には、車体1の内部に収納したエンジン57
を作動させ、油圧発生源である油圧ポンプ56を駆動さ
せることで油圧を発生させ、この油圧を高所作業車の各
部に供給することで作動させる。そして、発生した油圧
で油圧モーターを回転させて後輪3を駆動させ、同時に
前輪2を操作することで、車体1すなわち高所作業車を
その長さ方向に移動させるながら方向転換を図ることが
できる。こうして、高所作業車は地面や道路上を自由に
移動することができ、高所作業車を所定の位置にまで移
動させることができる。次いで、昇降機構4の内部に収
納した油圧シリンダーを作動させることにより、それぞ
れのブームが外部に向かって伸長し、全体がX字形とな
るように拡大させる。すると、昇降機構4に搭載した昇
降台5が上方に持ち上げられ、昇降台5に搭乗した作業
員が所定の高さ位置にまで持ち上げられる。
用する場合には、車体1の内部に収納したエンジン57
を作動させ、油圧発生源である油圧ポンプ56を駆動さ
せることで油圧を発生させ、この油圧を高所作業車の各
部に供給することで作動させる。そして、発生した油圧
で油圧モーターを回転させて後輪3を駆動させ、同時に
前輪2を操作することで、車体1すなわち高所作業車を
その長さ方向に移動させるながら方向転換を図ることが
できる。こうして、高所作業車は地面や道路上を自由に
移動することができ、高所作業車を所定の位置にまで移
動させることができる。次いで、昇降機構4の内部に収
納した油圧シリンダーを作動させることにより、それぞ
れのブームが外部に向かって伸長し、全体がX字形とな
るように拡大させる。すると、昇降機構4に搭載した昇
降台5が上方に持ち上げられ、昇降台5に搭乗した作業
員が所定の高さ位置にまで持ち上げられる。
【0022】これらの動作は、従来から知られた高所作
業車の動作と同一であるため、詳しい機能については省
略する。
業車の動作と同一であるため、詳しい機能については省
略する。
【0023】次に、この車体1を作業するための所定の
位置にまで移動させた場合、とりわけ家屋や建造物の壁
面に車体1の側面を接近させて停止させた後、車体1全
体を家屋や建造物の壁面に向けて横移動させる場合につ
いて説明する。この横移動の動作については、図9にお
ける説明図とともに具体的に説明する。
位置にまで移動させた場合、とりわけ家屋や建造物の壁
面に車体1の側面を接近させて停止させた後、車体1全
体を家屋や建造物の壁面に向けて横移動させる場合につ
いて説明する。この横移動の動作については、図9にお
ける説明図とともに具体的に説明する。
【0024】まず、この横移動装置で車体1を横方向に
移動させるためには、車体1の一方の側面にある移動機
構8を拡大させ、準備の体制をとらなければなければな
らない(初期設定の際には移動機構9は最小に縮小させ
た状態に維持しておく)。そして、準備の動作を行なう
場合には、切換弁61をY側に倒しておき、共通側Xと
Y側が導通する状態に設定しておく。
移動させるためには、車体1の一方の側面にある移動機
構8を拡大させ、準備の体制をとらなければなければな
らない(初期設定の際には移動機構9は最小に縮小させ
た状態に維持しておく)。そして、準備の動作を行なう
場合には、切換弁61をY側に倒しておき、共通側Xと
Y側が導通する状態に設定しておく。
【0025】エンジン57で従動された油圧ポンプ56
により油タンク58から吸引された圧力油は、制御弁5
9、60方向に圧送される。そして、制御弁59を中立
位置に保持したままで制御弁60を正方向に切換える
と、油圧ポンプ56からの圧力油は油圧シリンダー23
の圧力室側に供給される。このため、油圧シリンダー2
3はシリンダーロッド24を押し出すように作動し、油
圧シリンダー23とシリンダーロッド24の両端の間隔
が拡大する。すると、油圧シリンダー23とシリンダー
ロッド24が固定してある支持板21、22が押し出さ
れ、支持板21、22が連結してある連結片17、18
の間隔は拡大させられる。このため、連結片17はアー
ム13をピン51を回動の中心として車体1から側方に
向けて回動させ、連結片17はアーム14をピン51を
回動の中心として車体1から側方に向けて回動させる。
また、同時に連結片17はアーム15をピン53を回動
の中心として移動梁27から車体1方向に向けて回動さ
せ、連結片18はアーム16をピン54を回動の中心と
して移動梁27から車体1方向に向けて回動させる。
により油タンク58から吸引された圧力油は、制御弁5
9、60方向に圧送される。そして、制御弁59を中立
位置に保持したままで制御弁60を正方向に切換える
と、油圧ポンプ56からの圧力油は油圧シリンダー23
の圧力室側に供給される。このため、油圧シリンダー2
3はシリンダーロッド24を押し出すように作動し、油
圧シリンダー23とシリンダーロッド24の両端の間隔
が拡大する。すると、油圧シリンダー23とシリンダー
ロッド24が固定してある支持板21、22が押し出さ
れ、支持板21、22が連結してある連結片17、18
の間隔は拡大させられる。このため、連結片17はアー
ム13をピン51を回動の中心として車体1から側方に
向けて回動させ、連結片17はアーム14をピン51を
回動の中心として車体1から側方に向けて回動させる。
また、同時に連結片17はアーム15をピン53を回動
の中心として移動梁27から車体1方向に向けて回動さ
せ、連結片18はアーム16をピン54を回動の中心と
して移動梁27から車体1方向に向けて回動させる。
【0026】このような動作のため、アーム13と15
で形成されたくの字形のリンク機構は、ピン19、5
1、53を回動の中心として扇形に開き、アーム14と
16で形成されたくの字形のリンク機構は、ピン20、
52、54を回動の中心として扇形に開くことになる。
これらの2つのくの字形のリンク機構が同時に移動梁2
7の前後端で扇形に拡大するため、移動梁27は密着し
ていた車体1の側面から外方に向かって平行になったま
まで押し出されることになる。こうして、油圧シリンダ
ー23の作用によって移動梁27が車体1より引き離さ
れた状態が、図4、図5、図6、図7及び図9Aで示さ
れる。
で形成されたくの字形のリンク機構は、ピン19、5
1、53を回動の中心として扇形に開き、アーム14と
16で形成されたくの字形のリンク機構は、ピン20、
52、54を回動の中心として扇形に開くことになる。
これらの2つのくの字形のリンク機構が同時に移動梁2
7の前後端で扇形に拡大するため、移動梁27は密着し
ていた車体1の側面から外方に向かって平行になったま
まで押し出されることになる。こうして、油圧シリンダ
ー23の作用によって移動梁27が車体1より引き離さ
れた状態が、図4、図5、図6、図7及び図9Aで示さ
れる。
【0027】このように、移動機構8における油圧シリ
ンダー23からシリンダーロッド24が最大に伸長し、
移動梁27が車体1の側面から最大限に押し出された時
に、制御弁60を中立に戻し、切換弁61を切換えて共
通側XとZ側とを連通させ、油圧シリンダー23と43
の排出室側を直結させる。この後、各アウトリガー2
8、29、48、49に図示しない油圧回路より圧力油
を供給し、各アウトリガー28、29、48、49の固
定脚を地面に押し下げて車体1を浮き上がらせる。車体
1がアウトリガー28、29、48、49により浮き上
げられると、車体1に軸支している前輪2、後輪3はそ
れぞれ地面から離れ、車体1は宙吊りの状態となる。
ンダー23からシリンダーロッド24が最大に伸長し、
移動梁27が車体1の側面から最大限に押し出された時
に、制御弁60を中立に戻し、切換弁61を切換えて共
通側XとZ側とを連通させ、油圧シリンダー23と43
の排出室側を直結させる。この後、各アウトリガー2
8、29、48、49に図示しない油圧回路より圧力油
を供給し、各アウトリガー28、29、48、49の固
定脚を地面に押し下げて車体1を浮き上がらせる。車体
1がアウトリガー28、29、48、49により浮き上
げられると、車体1に軸支している前輪2、後輪3はそ
れぞれ地面から離れ、車体1は宙吊りの状態となる。
【0028】この準備の操作が終わった後に、車体1を
横方向に移動させるには制御弁59を逆方向に接続し、
油圧ポンプ56からの圧力油を油圧シリンダー43の圧
力室側に供給する。すると、油圧シリンダー43よりシ
リンダーロッド44が伸長し、油圧シリンダー43とシ
リンダーロッド44の両端の間隔が拡大し、前述の移動
機構8で説明したのと同様にアーム33、35で形成し
たくの字形のリンク機構とアーム34、36で形成した
くの字形のリンク機構が扇形に拡大し、移動梁47は車
体1の側面より押し出される。同時に油圧シリンダー4
3の排出室側から排出された圧力油は切換弁61のZ側
から共通側Xを通じて油圧シリンダー23の排出室側に
流入する。このため、油圧シリンダー23のシリンダー
ロッド24は油圧シリンダー23の内側に引き込めら
れ、油圧シリンダー23の圧力室側に残留していた圧力
油は制御弁59を介して油タンク58に回収される。
横方向に移動させるには制御弁59を逆方向に接続し、
油圧ポンプ56からの圧力油を油圧シリンダー43の圧
力室側に供給する。すると、油圧シリンダー43よりシ
リンダーロッド44が伸長し、油圧シリンダー43とシ
リンダーロッド44の両端の間隔が拡大し、前述の移動
機構8で説明したのと同様にアーム33、35で形成し
たくの字形のリンク機構とアーム34、36で形成した
くの字形のリンク機構が扇形に拡大し、移動梁47は車
体1の側面より押し出される。同時に油圧シリンダー4
3の排出室側から排出された圧力油は切換弁61のZ側
から共通側Xを通じて油圧シリンダー23の排出室側に
流入する。このため、油圧シリンダー23のシリンダー
ロッド24は油圧シリンダー23の内側に引き込めら
れ、油圧シリンダー23の圧力室側に残留していた圧力
油は制御弁59を介して油タンク58に回収される。
【0029】この油圧シリンダー23のシリンダーロッ
ド24が縮小することにより、前述の動作とは逆に油圧
シリンダー23とシリンダーロッド24の両端の間隔が
縮小し、連結片17と18の間隔が接近することにな
る。このため、アーム13、15によって形成されたく
の字形のリンク機構とアーム14、16で形成されたく
の字形のリンク機構のそれぞれの開角度が狭められ、移
動梁27は車体1の方向に向けて接近するように移動す
る。このことから、移動機構9のリンク機構が拡大する
と同時に移動機構8のリンク機構が縮小し、しかも移動
機構8、9が同期して拡大と縮小の相反する動作を行な
い、車体1全体は図9中でC方向に横移動させられるこ
とになる。こうして、油圧シリンダー43が最大限に伸
長し、油圧シリンダー23が最小限に縮小して車体1が
最大の横移動を終了した状態が図9Bで示される。この
運動により、車体1の側面が家屋又は建造物の壁面に接
近することになり、昇降台5の側面が壁面に接近し、昇
降台5に搭乗した作業員の手が届く範囲に壁面を接近さ
せることができる。
ド24が縮小することにより、前述の動作とは逆に油圧
シリンダー23とシリンダーロッド24の両端の間隔が
縮小し、連結片17と18の間隔が接近することにな
る。このため、アーム13、15によって形成されたく
の字形のリンク機構とアーム14、16で形成されたく
の字形のリンク機構のそれぞれの開角度が狭められ、移
動梁27は車体1の方向に向けて接近するように移動す
る。このことから、移動機構9のリンク機構が拡大する
と同時に移動機構8のリンク機構が縮小し、しかも移動
機構8、9が同期して拡大と縮小の相反する動作を行な
い、車体1全体は図9中でC方向に横移動させられるこ
とになる。こうして、油圧シリンダー43が最大限に伸
長し、油圧シリンダー23が最小限に縮小して車体1が
最大の横移動を終了した状態が図9Bで示される。この
運動により、車体1の側面が家屋又は建造物の壁面に接
近することになり、昇降台5の側面が壁面に接近し、昇
降台5に搭乗した作業員の手が届く範囲に壁面を接近さ
せることができる。
【0030】さらに、車体1を図9中のC方向に横移動
させるには、図9Bの状態において、アウトリガー2
8、29、48、49をそれぞれ縮小させ、一旦前輪
2、後輪3を地面に接触させることで車体1を地面上に
据え置く。その後、制御弁59を正側に切り換えて油圧
シリンダー23の圧力室側に圧力油を供給し、油圧シリ
ンダー23よりシリンダーロッド24を押し出し、アー
ム13、15及びアーム14、16によるくの字形とな
った2つのリンク機構を拡大させて移動梁27を車体1
の側面より図9Bにおいて左方向に移動させる。同時
に、油圧シリンダー23の排出室側からの圧力油は切換
弁61の共通側XとZ側を介して油圧シリンダー43の
排出側に供給され、シリンダーロッド44を油圧シリン
ダー43の内部に引き込ませる。このため、アーム3
3、35およびアーム34、36で形成された2つのく
の字形のリンク機構がそれぞれ折り畳まれ、移動梁47
は図9Bにおいて左方向に移動し、車体1に接近する。
こうして、車体1は図9中Bの位置に停止したままで、
両移動機構8、9は図9Aで示す状態に復帰する。
させるには、図9Bの状態において、アウトリガー2
8、29、48、49をそれぞれ縮小させ、一旦前輪
2、後輪3を地面に接触させることで車体1を地面上に
据え置く。その後、制御弁59を正側に切り換えて油圧
シリンダー23の圧力室側に圧力油を供給し、油圧シリ
ンダー23よりシリンダーロッド24を押し出し、アー
ム13、15及びアーム14、16によるくの字形とな
った2つのリンク機構を拡大させて移動梁27を車体1
の側面より図9Bにおいて左方向に移動させる。同時
に、油圧シリンダー23の排出室側からの圧力油は切換
弁61の共通側XとZ側を介して油圧シリンダー43の
排出側に供給され、シリンダーロッド44を油圧シリン
ダー43の内部に引き込ませる。このため、アーム3
3、35およびアーム34、36で形成された2つのく
の字形のリンク機構がそれぞれ折り畳まれ、移動梁47
は図9Bにおいて左方向に移動し、車体1に接近する。
こうして、車体1は図9中Bの位置に停止したままで、
両移動機構8、9は図9Aで示す状態に復帰する。
【0031】そして、この状態となった後で、アウトリ
ガー28、29、48、49をそれぞれ作動させて、車
体1を持ち上げることで前輪2、後輪3をそれぞれ地面
より浮き上がらせる。そして、前述と同様に制御弁59
によって移動機構8、9をそれぞれ同期して作動させ、
移動機構8を縮小させながら移動機構9を拡大させるこ
とで車体1を再度C方向に移動させることができる。こ
のような一連の動作を繰り返すことにより、車体1は順
次C方向に移動させることができる。
ガー28、29、48、49をそれぞれ作動させて、車
体1を持ち上げることで前輪2、後輪3をそれぞれ地面
より浮き上がらせる。そして、前述と同様に制御弁59
によって移動機構8、9をそれぞれ同期して作動させ、
移動機構8を縮小させながら移動機構9を拡大させるこ
とで車体1を再度C方向に移動させることができる。こ
のような一連の動作を繰り返すことにより、車体1は順
次C方向に移動させることができる。
【0032】このようにして、横移動装置を構成する移
動機構8、9により、車体1がその進行方向とは直角の
横方向への移動が終了し、作業目的が完了したならば、
撤収の作業を行なうことになる。この撤収では、先ず制
御弁59を正側に切り換えて油圧シリンダー43の内部
にシリンダーロッド44を引き込めておく。油圧シリン
ダー43の長さが最小となったのを確認した後、制御弁
59を中立の位置に復帰させ、次いで切換弁61を切換
えて共通側XとY側を連通する。
動機構8、9により、車体1がその進行方向とは直角の
横方向への移動が終了し、作業目的が完了したならば、
撤収の作業を行なうことになる。この撤収では、先ず制
御弁59を正側に切り換えて油圧シリンダー43の内部
にシリンダーロッド44を引き込めておく。油圧シリン
ダー43の長さが最小となったのを確認した後、制御弁
59を中立の位置に復帰させ、次いで切換弁61を切換
えて共通側XとY側を連通する。
【0033】そして、制御弁60を逆側に切換えて、切
換弁61を介して油圧ポンプ56からの圧力油を油圧シ
リンダー23の排出室側に供給する。このため、シリン
ダーロッド24は油圧シリンダー23の内部に引き込ま
れ、油圧シリンダー23、シリンダーロッド24の両端
の間隔が狭められ、連結片17、18が接近するように
作用するため、アーム13、15によって形成されたく
の字形のリンク機構はその開角度が狭められ、同時にア
ーム14、16によって形成されたくの字形のリンク機
構はその開角度が狭めらる。このため、移動梁27は車
体1の側面に接近するように水平に移動し、移動機構8
は車体1の側面に折り畳められ、移動梁27は車体1の
側面で保持される。前述のように、移動梁47はすでに
車体1の側面に折り畳まれて収納してあるため、アウト
リガー28と48の間隔及びアウトリガー29と49の
間隔は最小限に狭められる。こうすると、車体1の両側
には突起する部分が無くなるため、通常の高所作業車と
同様に前輪2、後輪3を操縦して車体1を自由に移動さ
せることができる。
換弁61を介して油圧ポンプ56からの圧力油を油圧シ
リンダー23の排出室側に供給する。このため、シリン
ダーロッド24は油圧シリンダー23の内部に引き込ま
れ、油圧シリンダー23、シリンダーロッド24の両端
の間隔が狭められ、連結片17、18が接近するように
作用するため、アーム13、15によって形成されたく
の字形のリンク機構はその開角度が狭められ、同時にア
ーム14、16によって形成されたくの字形のリンク機
構はその開角度が狭めらる。このため、移動梁27は車
体1の側面に接近するように水平に移動し、移動機構8
は車体1の側面に折り畳められ、移動梁27は車体1の
側面で保持される。前述のように、移動梁47はすでに
車体1の側面に折り畳まれて収納してあるため、アウト
リガー28と48の間隔及びアウトリガー29と49の
間隔は最小限に狭められる。こうすると、車体1の両側
には突起する部分が無くなるため、通常の高所作業車と
同様に前輪2、後輪3を操縦して車体1を自由に移動さ
せることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、建
築機械や土木機械のように直進方向ばかりではなく、横
方向に移動する機能を必要とする車輛においては、自力
で横方向に車体を移動させることができる。このため、
例えば建造物や家屋の側面に接近させて、更に車体全体
を横方向に移動させて壁面に接近させたいような作業が
ある場合においては、自由に移動させることができるの
で、作業性が向上するものである。
築機械や土木機械のように直進方向ばかりではなく、横
方向に移動する機能を必要とする車輛においては、自力
で横方向に車体を移動させることができる。このため、
例えば建造物や家屋の側面に接近させて、更に車体全体
を横方向に移動させて壁面に接近させたいような作業が
ある場合においては、自由に移動させることができるの
で、作業性が向上するものである。
【図1】本発明の車輛の横移動装置を高所作業車に応用
した一実施例を示す全体の斜視図である。
した一実施例を示す全体の斜視図である。
【図2】本発明の車輛の横移動装置を高所作業車に応用
した一実施例において、昇降台を最下位置に下降させた
状態を示す側面図である。
した一実施例において、昇降台を最下位置に下降させた
状態を示す側面図である。
【図3】本発明の車輛の横移動装置を高所作業車に応用
した一実施例において、昇降台を最大高さ位置に持ち上
げた状態を示す側面図である。
した一実施例において、昇降台を最大高さ位置に持ち上
げた状態を示す側面図である。
【図4】本発明の車輛の横移動装置を構成する移動機構
の一方を拡大させた状態を示す背面図である。
の一方を拡大させた状態を示す背面図である。
【図5】本発明の車輛の横移動装置を構成する移動機構
の一方を拡大させた状態を示す平面図である。
の一方を拡大させた状態を示す平面図である。
【図6】本発明の車輛の横移動装置を構成する移動機構
の一方の構成を詳しく示す斜視図である。
の一方の構成を詳しく示す斜視図である。
【図7】本発明の車輛の横移動装置を構成する移動機構
の一方におけるリンク機構の構成を示す拡大斜視図であ
る。
の一方におけるリンク機構の構成を示す拡大斜視図であ
る。
【図8】本発明の車輛の横移動装置の実施例における油
圧回路図である。
圧回路図である。
【図9】本発明の車輛の横移動装置により、車輛をその
進行方向とは直角の横方向に移動させる動作を説明する
説明図である。 1 車体 2 前輪 3 後輪 4 昇降機構 5 昇降台 8 移動機構 9 移動機構 13 アーム 14 アーム 15 アーム 16 アーム 23 油圧シリンダー 27 移動梁 33 アーム 34 アーム 35 アーム 36 アーム 43 油圧シリンダー 47 移動梁 28 アウトリガー 29 アウトリガー 48 アウトリガー 49 アウトリガー
進行方向とは直角の横方向に移動させる動作を説明する
説明図である。 1 車体 2 前輪 3 後輪 4 昇降機構 5 昇降台 8 移動機構 9 移動機構 13 アーム 14 アーム 15 アーム 16 アーム 23 油圧シリンダー 27 移動梁 33 アーム 34 アーム 35 アーム 36 アーム 43 油圧シリンダー 47 移動梁 28 アウトリガー 29 アウトリガー 48 アウトリガー 49 アウトリガー
Claims (5)
- 【請求項1】 移動できる車体と、この車体の前後にそ
れぞれ設けられた移動機構とからなり、 この移動機構は、車体のそれぞれの側面で水平方向に移
動できる一対の移動梁と、各移動梁の前後端に固定され
たアウトリガーと、車体の側面と各移動梁の間に介在さ
れて水平方向に拡縮することができる一対のリンク機構
とから構成され、一方のリンク機構を拡大する際に同期
して他方のリンク機構を縮小させ、一方の移動梁を車体
から離すと同時に他方の移動梁を車体に接近させること
で車体を水平に横方向に移動させることができることを
特長とする車輛の横移動装置。 - 【請求項2】 前記移動梁は、車体の長さとほぼ同じ長
さの直線状に形成されていることを特長とする請求項1
記載の車輛の横移動装置。 - 【請求項3】 前記各リンク機構は、車体の一側に回動
自在に連結されたアームと、移動梁の一側に回動自在に
連結されたアームより成り、両アームの先端を回動自在
に連結することでややくの字形に形成されたことを特長
とする請求項1、2記載の車輛の横移動装置。 - 【請求項4】 車体のそれぞれの側面に設けられた一対
のリンク機構は、車体の前後にそれぞれ設けられ、両リ
ンク機構のアームの連結点は車体の中心に向けられてお
り、前後のリンク機構のアームの連結点の間には油圧シ
リンダーを介在させ、車体の左右に設けた一対の油圧シ
リンダーによる伸縮動作を逆向きに行なうことで両側に
設けた移動梁を同期して動作させることを特長とする請
求項1、2、3記載の車輛の横移動装置。 - 【請求項5】 一方の油圧シリンダーの排出室側と他方
の油圧シリンダーの排出室側を連通させ、一方の油圧シ
リンダーが伸長すると他方の油圧シリンダーが同期して
縮小できるようにし、車体の両側に設けた移動梁を同期
して交互に逆方向に移動させるようにしたことを特長と
する請求項1、2、3、4記載の車輛の横移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186717A JPH0781638A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 車輛の横移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186717A JPH0781638A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 車輛の横移動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0781638A true JPH0781638A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16193409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5186717A Pending JPH0781638A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 車輛の横移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0781638A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0808755A1 (de) * | 1996-05-24 | 1997-11-26 | Karl Schaeff GmbH & Co. Maschinenfabrik | Abstützeinrichtung mit Querbewegungsantrieb für mobile Arbeitsgeräte |
| WO2018151128A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 国立大学法人京都大学 | 移動装置 |
| JP2020192903A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 高所点検装置 |
| JP2021046768A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 戸田建設株式会社 | レール送り装置を備えた台車 |
| JP2021046769A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 戸田建設株式会社 | レール送り装置を備えた台車 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5212343A (en) * | 1975-07-11 | 1977-01-29 | Toyo Boseki | Control process of running yarn |
| JPS6211345U (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-23 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5186717A patent/JPH0781638A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5212343A (en) * | 1975-07-11 | 1977-01-29 | Toyo Boseki | Control process of running yarn |
| JPS6211345U (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-23 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0808755A1 (de) * | 1996-05-24 | 1997-11-26 | Karl Schaeff GmbH & Co. Maschinenfabrik | Abstützeinrichtung mit Querbewegungsantrieb für mobile Arbeitsgeräte |
| WO2018151128A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 国立大学法人京都大学 | 移動装置 |
| JP2018134892A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 国立大学法人京都大学 | 移動装置 |
| JP2020192903A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 高所点検装置 |
| JP2021046768A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 戸田建設株式会社 | レール送り装置を備えた台車 |
| JP2021046769A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 戸田建設株式会社 | レール送り装置を備えた台車 |
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