JPH0782189B2 - カメラのデータ写込み装置 - Google Patents

カメラのデータ写込み装置

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JPH0782189B2
JPH0782189B2 JP63095184A JP9518488A JPH0782189B2 JP H0782189 B2 JPH0782189 B2 JP H0782189B2 JP 63095184 A JP63095184 A JP 63095184A JP 9518488 A JP9518488 A JP 9518488A JP H0782189 B2 JPH0782189 B2 JP H0782189B2
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strobe
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light emission
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道弘 椎名
繁兼 後藤
淳一 岩本
寿 浜田
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルムホルダに設けられたカメラのデータ写
込み装置に係り、特にフィルムホルダの所定位置にデー
タカードを差し込み、該データカードに記入されたデー
タをフィルムに写し込むフィルムホルダに設けられたカ
メラのデータ写込み装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、発光素子及びデータ写込み光学系の光路中に形成
されたデータフィルム挿入部にデータフィルムを挿入
し、発光素子を発光させることによりデータフィルム上
に手書き等によって記入されたデータをフィルムに写し
込むようにしたデータ写込み装置がある(特開昭54−11
1332号公報参照)。また、前記発光素子としては、スト
ロボ放電管を使用するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来はストロボ放電管を発光させるため
の発光トリガはシャッタレリーズに対応して1発しか出
力されず、ストロボ放電管の発光ミスが生じる虞があ
り、この場合にはデータ写し込みができないという問題
が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、スト
ロボ放電管の発光ミスを低減し、その信頼性を向上させ
ることができるフィルムホルダに設けるられたカメラの
データ写込み装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するために、フィルムが装填さ
れるフィルムホルダの所定位置にデータカードを差し込
み、該データカードをデータ写込み用のストロボ放電管
により照射してその反射光若しくは透過光をデータ写込
み光学系を介して前記フィルムに導くことにより、デー
タカードに記入されたデータをフィルムに写し込むカメ
ラのデータ写込み装置において、シャッタレリーズに対
応して出力されるデータ写込み信号の入力時に前記スト
ロボ放電管を発光させるための第1の発光トリガを出力
する手段と、前記ストロボ放電管が発光したか否かを確
認する発光確認手段と、前記第1の発光トリガによって
前記ストロボ放電管が発光しないことが確認されると、
該第1の発光トリガの出力後、一定時間経過後に第2の
発光トリガを出力する手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
〔作用〕
本発明によれば、シャッタレリーズに対応して出力され
るデータ写込み信号の入力時に、1発目の発光トルガを
出力してストロボ放電管を発光させる。そして、発光確
認手段により1発目の発光トリガによってストロボ放電
管が発光していないことが確認されると、1発目の発光
トリガの出力後、一定時間経過後に2発目の発光トリガ
を出力する。即ち、万一、1発目の発光トリガによりス
トロボ放電管が発光しない場合でも、再度発光トリガを
出力してストロボ放電管をより高い確率で発光させるよ
うにしている。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係るカメラのデータ写込
み装置の好ましい実施例を詳説する。
第2図はカメラ本体10の後部にフィルムホルダ20を装着
した状態の内部透視図を示す。このカメラは、営業用の
カメラで、フィルムホルダ(以下長尺ホルダという)20
内にはロングロールフィルム22が装填される。このフィ
ルム22は、供給ロール24からローラ26、27、28を介して
巻取ロール30に巻かれており、巻取ロール30を矢印方向
に回転させることによりフィルム給送が行われる。
一方、長尺ホルダ20の下部には、データ写込み装置の光
学系等が設けられており、このデータ写込み装置には、
名刺サイズのデータカード32が挿入できるようになって
いる。このデータカード32の先端のデータ書込部は、ス
トロボ放電管(キセノンチューブ)Xeによりストロボ光
が照射され、その反射光はミラー34、レンズ36及びミラ
ー38を介してローラ27、28間のフィルム上に結像され、
その結果、データカード32のデータ書込部に手書き等に
よって記入された撮影年月日、撮影場所、顧客名等のデ
ータが写し込まれる。
尚、このフィルム22の最大撮影枚数は約150ショットで
あり、各コマ間に写し込まれるデータは、撮影終了後の
フィルムの整理等に役立てるものである。
第1図はデータ写込み装置の制御部を示す概念図であ
り、主としてストロボ制御部100とストロボ部200とから
構成されている。
ストロボ部200は、充電部、放電部、バッテリチェック
部等を有すると共に、カメラ本体とは別の電源(ニッカ
ド電池等)202が設けられている。また、電池202の着脱
を検出するためのバッテリスイッチBSWが設けられてい
る。
ストロボ制御部100は、カメラ本体側の電源によって駆
動され、ストロボ部200に充電等のスタート信号やスト
ロボ放電管Xeを発光させるためのデータ写込み信号を出
力し、また、ストロボ部200からバッテリ異常や充電異
常等を示す信号を入力すると、発光ダイオードLED1、LE
D2により警告表示を行うと共に次回のシャッタレリーズ
を禁止する信号を中央処理装置(CPU)42に出力する。
更に、ストロボ制御部100には、データカード挿入口の
カバーの開閉に連動してON/OFFするカバースイッチCSW
が設けられている。尚、CPU42はカメラ本体側のCPU(図
示せず)と接続されており、ストロボ制御部100からシ
ャッタレリーズを禁止する信号を端子に入力
すると、これをカメラ本体側のCPUに出力してシャッタ
レリーズができないようにする。即ち、カメラ本体は引
き蓋(フィルム遮光板)が長尺ホルダに装着されている
ときには(CPU42の端子Oにシャッタレリーズ
を禁止する信号を入力しているときには)シャッタレリ
ーズを禁止するように予め設計されており、ストロボ制
御部100はこの端子をシャッタレリーズを禁
止する際に利用している。また、CPU42はシャッタレリ
ーズが可能な状態でシャッタレリーズがあると、端子TR
IGよりデータ写込み信号をストロボ制御部100に出力す
る。
上記ストロボ制御部100とストロボ部200間は、前述した
ように別電源でアイソレートされており、両者間の信号
の授受は7つのフォトカプラPC1〜PC7を介して行われて
いる。
即ち、ストロボ部200ではノイズが発生するが、その電
源202及び信号ラインがアイソレートされているため、
発生ノイズがストロボ制御部100やその他の回路に加わ
ることがない。従って、ストロボ部200での充電中に、
例えばフィルム給送等の制御を並行して行うことがで
き、サイクルタイムの短縮化を図ることができる。
尚、ストロボ制御部100及びストロボ部200の詳細につい
ては後述する。
〔長尺ホルダの詳細な構造〕
次に、長尺ホルダ20の詳細な構造について第3図乃至第
6図を参照しながら説明する。
第3図は長尺ホルダの要部分解斜視図である。同図にお
いて、外枠60の下部60Aにはデータ写込み装置の光学系
等が収納され(第2図参照)、その前方にはデータカー
ド挿入口を開閉するカバー62が設けられている。
即ち、カバー62は、取付金具63A、63B及びピン64、64に
よって外枠60の支持部61、61に開閉自在に配設されてい
る。また、取付金具63AにはカバースイッチCSWが配設さ
れ、更にカバースイッチCSWをON/OFFするためのレバー6
5がピン64に軸支されカバーの開閉に連動して回動し得
るようになっている。
一方、第4図は外枠60の下部60Aに収納されるデータ写
込み装置の写込み用の光路を構成する部材等の分解斜視
図である。部材70にはストロボ放電管Xeが収納され、そ
の上部には部材72が配設される。この部材72の内部には
第2図に示したようにミラー34、38、レンズ36等のデー
タ写込み用の光学系が設けられている。また、部材70の
下面には遮蔽板74が配設され、部材70と遮蔽板74との間
にデータカード挿入口が設けられると共に、その挿入口
には部材76、植毛材78が配設され部材70内部に外光が入
射しないようになっている。
従って、データカード32は、カバー62を開いたのち上記
データカード挿入口から部材70内に挿入される。
また、第3図において、ピン66は外枠60の孔60Bに挿入
され、板ばね68によってピン66が外枠60から突出するよ
うにばね付勢されている。そして、この板ばね68は、ス
トロボ用電池202の着脱を検出するバッテリスイッチBSW
を動作させるためのアクチュエータとして作用する。即
ち、電池202の装着は、電池202を矢印A方向に移動させ
て外枠60の外面に当接させ、その後、矢印B方向にスラ
イドさせることによって装着され電源端子が接続される
が、前記突出配設されたピン66は電池202の矢印A方向
の移動時に押圧された板ばね68を押し戻す。この板ばね
68の移動に伴ってバッテリスイッチBSWがON/OFFされ
る。
第5図は上記外枠60の内側に配設される枠体80の斜視図
であり、この枠体80の外周には、フィルム送給を行うモ
ータ(図示せず)のモータドライブ用基板82、第1図の
ストロボ制御部100等が搭載されるストロボ制御基板8
4、ストロボ部200等が搭載されるストロボ基板86が配設
されている。
モータドライブ用基板82には、モータドライブ回路の他
に、前記板ばね68に対向し、該板ばねによってON/OFFさ
れるバッテリスイッチBSWが配設されている。また、基
板82の下方の枠体80上にはモータが配設され(図示せ
ず)、このモータの出力はギアトイレンを介して巻取ロ
ール駆動用のギア83に伝達されるようになっている。
また、ストロボ制御基板84上には撮影枚数を表示する液
晶ディスプレイ85等が設けられており、ストロボ基板86
上にはストロボ放電管発光用のメインコンデンサCM
CM、フォトカプラPC1〜PC7等が設けられている。
第6図は上記枠体80内に着脱される中枠90の斜視図であ
り、この中枠90にロングロールフィルムが着脱される。
即ち、蓋90、92が矢印方向に開閉自在に配設されてお
り、フィルム着脱時には、蓋90、92を開放して行う。
尚、フィルムは第2図に示したようにΩ状に巻き付けら
れる。また、フィルム装填は暗室内で行う。更に、この
中枠90を枠体80内に装着すると、巻取ロール30と同軸に
設けられたギアと枠体80側のギア83とがギア連結され、
モータによるフィルム給送が可能になる。
〔ストロボ制御部〕
次に、第1図に示したストロボ制御部100の詳細につい
て説明する。
第7図はストロボ制御部100の一実施例を示す回路図で
ある。ストロボ制御部100は第1図に示したように2本
の信号ラインによってCPU42と接続され、また7つのフ
ォトカプラPC1〜PC7を介してストロボ部200と信号の授
受を行う。
さて、このストロボ制御部100は、主として以下の機能
を有する。
シャッタレリーズに同期してストロボ放電管Xeを発
光させるためのデータ写込み信号SYをフォトカプラPC1
を介してストロボ部200に出力する。
ストロボ放電管XeのメインコンデンサCMを充電させ
るためのスタート信号をフォトカプラPC2を介し
てストロボ部200に出力する。
ストロボ用電池202のバッテリ消耗時に警告表示を
行うとともに、データ写込み使用モード時に次回の撮影
(シャッタレリーズ)を禁止する。
ストロボ発光異常時又は充電異常時に警告表示を行
うとともに、データ写込み使用モード時に次回のシャッ
タレリーズを禁止する。
データカード32のカバースイッチCSWのON/OFFによ
りデータ写込み非使用モードとデータ写込み使用モード
を選択し、データ写込み非使用モードのときには上記
のデータ写込み信号SYの出力を禁止するとともに、、
の場合のシャッタレリーズの禁止を解除する。
次に、上記〜の各動作について第8図のタイミング
チャートを参照しながら詳説する。
及びの動作について CPU42はシャッタレリーズがあると、カメラ本体側のCPU
(図示せず)から加えられる信号に基づいて端子TRIGよ
り信号TRI(Hレベル)を出力する(第8図(R))。
この信号TRIはアンド回路102及びフリップフロップ104
の端子Cに加えられる。一方、フリップフロップ104の
端子Dには、カバースイッチCSWからの信号が加えられ
るようになっている。カバースイッチCSWはデータカー
ド挿入口のカバー62が開いているとONとなりフリップフ
ロップ104の端子DにHレベル信号を出力し、カバー62
が閉じているとOFFとなりフリップフロップ104の端子D
にLレベル信号を出力する(第8図(Q))。
フリップフロップ104は、端子Cの入力信号がLレベル
のときは端子Dの入力信号と同レベルの信号CVを出力端
子Qからアンド回路102及びナンド回路106に出力し、端
子Cの入力信号がHレベルのときはその信号の立ち上が
り時に、端子Dの入力信号をラッチし、立ち下がり時に
ラッチを解除する。
従って、カバー62が開放されカバースイッチCSWがONと
なっていると、信号TR1の出力時にフリップフロップ104
の端子QからHレベルの信号CVが出力され、少なくとも
信号TR1の出力期間中、そのHレベルの信号CVが保持さ
れる(第8図(S))。これにより、アンド回路102の
アンド条件が成立し、信号TR1の出力期間中、アンド回
路102からデータ写込み信号SY(Hレベル)が出力され
(第8図(T))、フォトカプラPC1の発光ダイオード
が発光してフォトトランジスタがONする。尚、このフォ
トトランジスタのONによりストロボ部200においてスト
ロボ放電管Xeを発光させるための発光トリガが生成され
るが、その詳細については後述する。
一方、カバー62が閉成されカバースイッチCSWがOFFとな
っていると、信号TR1の出力時に、フリップフロップ104
の端子QからLレベルの信号SVが出力される。これによ
り、アンド回路102のアンド条件が成立せず、アンド回
路102からのデータ写込み信号Yの出力が阻止され、フ
ォトカプラPC1のフォトトランジスタはOFFされたままに
なる。
また、フリップフロップ104の端子Qから出力される上
記Lレベルの信号SVはナンド回路106に加えられる。こ
れによりナンド回路106は他の入力信号(データ写込み
準備OKか否かを示す信号)にかかわらずHレベル信号を
出力する。このナンド回路106の出力ラインは引き蓋ス
イッチ108に接続されている。引き蓋スイッチ108は、引
き蓋(フィルム遮光板)が長尺ホルダ20に装着されてい
るときにONとなり、長尺ホルダ20から引き抜かれるとOF
Fするスイッチである。
従って、引き蓋スイッチ108がOFFしている状態で、ナン
ド回路106からHレベル信号が出力されると、その信号
はCPU42の端子に入力される。CPU42は端子
にHレベル信号を入力すると、次回の撮影(シ
ャッタレリーズ)を禁止する信号をカメラ本体側のCPU
に出力する。
即ち、引き蓋が長尺ホルダから引き抜かれており、かつ
データカード挿入口のカバー62が閉じているときには、
データ写込み準備OKか否かにかかわらず、常に次回のシ
ャッタレリーズが可能となる。一方、引き蓋が長尺ホル
ダに装着されて引き蓋スイッチ108がONしていると、ナ
ンド回路106の出力信号にかかわらずCPU42の端子
にはLレベル信号が入力され、次回のシャッタレリ
ーズは禁止される。尚、以後の説明では、引き蓋が長尺
ホルダから引き抜かれて引き蓋スイッチ108がOFFしてい
る状態について説明する。
の動作について メインコンデンサCMを充電させるためのスタート信号
(Lレベル信号)が出力される場合としては、カメ
ラ本体側の電源のパワーON時、ストロボ発光後等におけ
るリセット時、及び一定時間(10分間)シャッタレリー
ズがない場合がある。
まず、カメラ本体側の電源がパワーONされると(第8図
(A))、ワンショット回路110から所定パルス幅のパ
ルス信号A1が出力され(第8図(B))、この信号A1
は、インバータ112により反転されて信号としてア
ンド回路114に加えられるとともに(第8図(C))、
フリップフロップ116のリセット端子Rに加えられ該フ
リップフロップ116をリセットする。
アンド回路114の他の入力には、タイマ118の出力信号A2
及び入力信号を遅延して反転出力する回路120の出力信
号A3が加えられている。
タイマ118はデータ写込み準備が完了して10分間シャッ
タレリーズが行われないと、再び充電を開始させるもの
で、リセット端子Rにリセット信号を入力すると、その
後10分間Hレベルの信号Aを出力する。尚、パワーON時
にはリセットされて直ちにHレベルの信号A2を出力する
(第8図(D))。
また、回路120は、ストロボ発光後等に出力されるリセ
ット信号RE(Hレベル信号)を入力し、これを遅延して
反転出力する。尚、通常はフォトカプラPC5の発光ダイ
オードは発光せずフォトトランジスタはOFFしているた
めリセット信号REは出力されていず、そのためパワーON
時にはHレベルの信号A3を出力する(第8図(E))。
アンド回路114は上記3つの入力信号、A2、A3のア
ンド条件をとるが、信号A2、A3がHレベルとなっている
ため、信号がHレベルになると同時にHレベルの信
号B1を出力する(第8図(F))。この信号B1はナンド
回路122及び遅延回路124に加えられる。
遅延回路124は、第8図(J)に示すようにパワーON時
には所定のパルスを出力するが、その後はアンド回路11
4の出力信号B1を遅延した信号B1Dを出力する。この信号
B1Dはアンド回路126に加えられる。
アンド回路126の他の入力にはインバータ128の出力信号
が加えられている。尚、インバータ128の入力には前記
回路120と同じ信号(非リセットにはLレベルとなる信
号)が加えられている。そして、アンド回路126は2入
力信号のアンド条件をとってタイマ118のリセット端子
Rに出力し、また、タイマ118はリセット端子118にLレ
ベル信号が加えられるとリセットされる。従って、パワ
ーONしてから遅延回路124からLレベルの信号B1Dが出力
されると、タイマ118は再びリセットされる。
一方、ナンド回路122の他の入力にはメインコンデンサC
Mが充電中か否かを示す信号B2が加えられている。尚、
パワーON時においては、充電が開始されていないため、
フォトカプラPC4の発光ダイオードは発光せず、フォト
トランジスタはOFFとなり、信号B2はHレベルになって
いる(第8図(G))。
従って、上記信号B1及びB2を入力するナンド回路122
は、第8図(F)〜(H)に示すようにパワーON時に信
号B1がLレベルであるため、直ちにHレベルの信号Cを
出力する。この信号Cはインバータ123によって反転さ
れ充電のスタート信号(Lレベル信号)として出
力される(第8図(I))。即ち、フォトカプラPC2の
発光ダイオードが発光してフォトトランジスタがONし、
ストロボ部200での充電が開始される。
そして、ストロボ部200で充電が開始されると、その
間、フォトカプラPC4の発光ダイオードが発光してフォ
トトランジスタがONし、チャージ信号(Lレベル
信号)が出力される。即ち、信号BがLレベルとなる。
従って、ナンド回路122は信号B1がHレベルになったの
ち、更に充電が終了して信号BがHレベルになるまで、
Hレベルの信号Cを出力し、その間、インバータ124を
介してスタート信号が出力される。
このようにして、スタート信号が出力され、充電
が完了した状態においては、信号B1、B2ともHレベルと
なり、信号CはLレベルとなる。
次に、上記充電が完了した状態で、10分間シャッタレリ
ーズが行われない場合について説明する。
この場合、タイマ118の出力信号A2はLレベルとなり、
アンド回路114の出力信号B1も同時にLレベルとなる
(第8図(D)、(F))。これにより、ナンド回路12
2の出力信号CがHレベルとなり、再びスタート信号
が出力される(第8図(H)、(I))。
一方、信号B1がLレベルになると、遅延回路124から所
定時間経過後にLレベルの信号B1Dが出力される(第8
図(J))。これにより、タイマ118はリセットされ再
びHレベルの信号A2を出力し、アンド回路122の出力信
号B1もHレベルとなる(第8図(D)、(F))。
また、ストロボ発光後等におけるリセット時にもスター
ト信号が出力される。
即ち、リセット時にはフォトカプラPC5の発光ダイオー
ドが発光してフォトトランジスタがONし、その結果、リ
セット信号RE(Hレベル信号)が出力される。このリセ
ット信号REは回路120で所定時間遅延されたのち反転さ
れる。従って、回路120の出力信号A3がLレベルとな
り、前述したと同様にしてスタート信号が出力さ
れる。また、リセット信号REがはインバータ128で反転
されてアンド回路126に加えられるため、タイマ118はリ
セットされる。
動作について ストロボ用電池202のバッテリ消耗時に警告表示を行う
とともに、次回のシャッタレリーズを禁止する制御は、
バッテリチェックを行う毎に実行する。ところで、バッ
テリチェックは、後述するように充電中の実負荷の下に
行うため、バッテリが消耗しているか否かに基づく制御
は充電のスタート信号が出力それる毎に、即ち、
ナンドア回路122からHレベルの信号Cが出力される毎
に行われる。
今、パワーON時にナンド回路122からHレベルの信号C
が出力されると(第8図(H))、この信号Cはアンド
回路130及び微分回路132に加えられる。微分回路132は
入力信号Cの立ち上がり微分をとり、所定パルス幅のパ
ルス信号BCR(第8図(L))をフリップフロップ134の
リセット端子R及び回路136に加えられる。
これにより、フリップフロップ134はリセットされ、出
力端子QからLレベル信号を出力する。また、回路136
は入力信号を遅延して反転出力するもので、上記パルス
信号BCR(第8図(L))の入力に対して信号E(第8
図(M))をアンド信号130に出力する。
一方、アンド回路130には、ストロボ用電池202のバッテ
リチェックの結果、バッテリレベルが正常か否かを示す
信号が加えられている。この信号は、後述
するように充電中にバッテリレベルが正常な場合には、
フォトカプラPC3の発光ダイオードが発光してフォトト
ランジスタがONするためLレベルとなり、バッテリ消耗
等の異常時にはフォトトランジスタがONしないため常時
Hレベルとなる。従って、パワーONしたのち充電が開始
され、そのときのバッテリレベルが正常な場合には、信
号は第8図(K)のようになる。尚、同図に示す
ように、この信号はスタート信号に比べて
若干の時間遅れがある。
上記信号C、信号E及び信号を入力するアンド回
路130は、バッテリレベルが正常な場合には、第8図
(N)に示す信号Fをフリップフロップ134の端子Cに
出力する。尚、信号FはパワーON時に一瞬Hレベルとな
り、その後Lレベルとなる信号であるが、信号FのHレ
ベルの時間よりもリセット信号BCRのパルス幅の方が長
いため、フリップフロップ134はセットされず、その出
力端子Qからは引き続きLレベルの信号Q1が出力される
(第8図(O))。
一方、バッテリ消耗時等の異常時には信号は、第
8図(K)の破線で示すように常にHレベルとなるた
め、信号Eの立ち上がり時に再びアンド回路130のアン
ド条件が成立して、第8図(N)の破線に示すように信
号FがHレベルとなる。この信号Fの立ち上がり時に
は、フリップフロップ134のリセットは完了しているた
め、フリップフロップ134はセットされその端子Qから
は第8図(O)の破線に示すようにHレベルの信号Q1が
出力される。
フリップフロップ134の出力信号Q1がHレベルになる
と、オア回路136を介してナンド回路106にHレベル信号
が加えられる。また、ナンド回路106の他の入力には、
前述したようにデータカード挿入口のカバー62が開放さ
れているときには常時Hレベル信号が加えられている。
従って、ナンド回路106はLレベル信号をCPU42の端子
に出力することになり、これにより次回のシャ
ッタレリーズが禁止される。
また、フリップフロップ134の出力信号Q1がHレベルに
なると、アンド回路138が動作可能になり、発振器140か
ら出力されているパルス信号がアンド回路138を介して
黄色の発光ダイオードLED1に加えられる(第8図
(P)。これにより、発光ダイオードLED1が点滅し、ス
トロボ用電池202のバッテリ消耗等の警告表示を行う。
の動作について フォトカプラPC6の発光ダイオードは、データ写込み信
号SYが出力され(第8図(T))、ストロボ発光がある
と発光し、フォトトランジスタをONにする。これによ
り、アンド回路142に加えられる信号はLレベルに
なる(第8図(U))。アンド回路142の他の入力に
は、データ写込み信号SYが加えられている。従って、ア
ンド回路142はデータ写込み信号SYが出力されたのち、
ストロボ発光して信号が立ち上がるまでの微小時間
だけHレベルの信号Gを積分回路144に出力する(第8
図(V))。
積分回路144は入力信号を積分してフリップフロップ116
の端子Cに出力するが、上記のように信号GのHレベル
の時間が短い場合にはその積分がフリップフロップ116
をセットするまでのレベルに達せず、フリップフロップ
116はセットされない。即ち、フリップフロップ116はパ
ワーON時にリセットされたのち、その状態を保持してい
る。
一方、データ写込み信号SYの出力中にストロボ発光が行
われないと、信号は第8図(U)の破線に示すよう
にHレベルに保持されるため、アンド回路142の出力信
号Gも第8図(V)の破線に示すようにHレベルに保持
される。これにより、この信号Gを積分する積分回路14
4の積分値はHレベルに達し、フリップフロップ116はセ
ットされ、この出力端子QからはHレベルの信号が出力
される。この信号はオア回路146、136を介してナンド回
路106に加えられるとともに、オア回路146を介してアン
ド回路148に加えられる。
従って、前述したバッテリ消耗等の場合と同様に、次回
のシャッタレリーズが禁止される。また、アンド回路14
8の他の入力には発振器140からパルス信号が加えられて
いるため、アンド回路148はこのパルス信号を赤色の発
光ダイオードLED2に加え発光ダイオードLED2を点滅させ
る。
更に、フォトカプラPC7の発光ダイオードは、ストロボ
部200において充電異常があると発光し、フォトトラン
ジスタをONにする。これにより、充電異常を示す信号
(Lレベル信号)がインバータ150で反転され、イン
バータ150からHレベル信号が出力される。従って、上
記ストロボ発光異常時と同様に、Hレベル信号がオア回
路146、136を介してナンド回路106に加えられるととも
に、オア回路146を介してアンド回路148に加えられ、シ
ャッタレリーズの禁止と発光ダイオードLED2の点滅によ
る警告表示が行われる。
〔ストロボ部〕
次に第1図に示したストロボ部200の詳細について説明
する。
第9図はストロボ部200の一実施例を示すブロック図で
あり、第10図はその詳細を示す回路図である。
第9図に示すように、ストロボ部200は、主としてバッ
テリチェック部210、充電部220、発光トリガ部230、放
電部240、発光停止制御部250、非常停止部260及びリセ
ット部270から構成されている。これらの各部には、カ
メラ本体側の電源とは別のストロボ用電池202から電源
が供給されるようになっている。上記ストロボ制御部10
0とは、7つのフォトカプラPC1〜PC7を介して信号の授
受を行っている。
バッテリチェック部210は、メインコンデンサCMの充電
中の実負荷の下に電池202の出力レベルをチェックする
もので、前述したようにストロボ制御部100からスター
ト信号が出力されると動作可能となり、バッテリ
レベルが正常の場合には信号(Lレベル)を出力
する。
即ち、第10図において、ストロボ制御部100からのスタ
ート信号によってフォトカプラPC2のフォトダイ
オードがONすると、トランジスタQ1がONし、これにより
トランジスタQ2がONしてバッテリチェック部210に電池2
02の電源が供給されるようになる。
比較器COMP1の正入力には、発光ダイオードLED3のアノ
ード側の電圧、即ち、バッテリが消耗したか否かを判断
するための基準電圧が加えられており、負入力にはトラ
ンジスタQ2を介して供給される電源の抵抗R1、R2、可変
抵抗VR1による所定の分圧値が加えられている。従っ
て、比較器COM1は、バッテリが消耗していず、負入力の
分圧値が正入力の基準電圧よりも大きい場合にはLレベ
ル信号を出力し、その結果、フォトカプラPC3の発光ダ
イオードが発光し、フォトトランジスタがONして信号
(Lレベル信号)をストロボ制御部100に出力す
る。一方、比較器COMP1はバッテリ消耗等によって負入
力の分圧値が正入力の基準電圧よりも小さい場合にはH
レベル信号を出力し、その結果、フォトカプラPC3の発
光ダイオードは発光せず、信号T(Lレベル信号)
は出力されない。
次に、充電部220について説明する。トランジスタ一個
で構成される昇圧回路には、トランスの正帰還接続によ
るブロッキング発振回路を利用する方式があるが、これ
にはフォワードコンバータとフライバックコンバータが
ある。フォワードコンバータは従来からストロボに一般
的に用いられているが、本発明ではフライバックコンバ
ータによる昇圧回路を採用している。これは、本発明に
係るカメラは営業用であり、耐久ショット数として100
万回を目標とし、従来の耐久ショット数が1万回程度の
ものよりも耐久性が要求されているからである。また、
フライバックコンバータは入力電流の流れている時は出
力電流は流れず、負荷の状態は直接入力に影響しないた
め、入力電源は独立し回路定数によって決定でき、この
点で電池用機器の電源として優れている。しかし、スト
ロボのように、コンデンサの充電完了後は入力電源を極
力減少する必要のある用途に対しては別に制御手段が必
要である。
さて、第9図において、充電部220は信号(Lレ
ベル信号)の入力により動作可能となり、メインコンデ
ンサCMを充電するとともに、その充電期間中に充電中で
あることを示す信号CHGをフォトカプラPC4を介してスト
ロボ制御部100に出力する。また、メインコンデンサCM
の充電が完了すると、充電を停止し且つ信号CHGを出力
しなくなるが、後述する非常停止部260から信号
を入力した場合も充電を停止し且つ信号CHGを出力しな
くなる。
即ち、第10図において、前述したようにスタート信号
によりトランジスタQ1がONすると、バッテリチェッ
ク部210が動作可能となるとともに、ダイオードD1を介
して充電部220のトランジスタPUT1のゲートに電源が流
れる。これにより、トランジスタPUT1がONし、トランジ
スタQ3、Q4がONしてフライバック方式の昇圧回路222が
動作する。即ち、公知のブロッキング発振によってトラ
ンジスタQ5がON/OFFし、トランジスタQ5がONしている
間、コイルL1に電流が流れ、トランジスタQ5がOFFして
コイルL1の電流が遮断された瞬間に、その直前に流れて
いた電流によって周辺空間(コア)内に蓄積された磁気
エネルギが電磁誘導作用によりコイルL2に反発起電力が
発生し、ダイオードD3、D4を介してメインコンデンサ
CM、CMの充電が行われる。
また、トランジスタQ4がONすることにより、ダイオード
D2を介してフォトカプラPC4の発光ダイオードに電流が
流れ該発光ダイオードが発光してフォトトランジスタが
ONし、充電中を示す信号(Lレベル信号)がスト
ロボ制御部100に加えられる。このようにして、メイン
コンデンサCM、CMが充電される。
一方、メインコンデンサCM、CMへの印加電圧がツェナー
ダイオードZD1、ZD2によって設定された所定電圧(例え
ば300V)を越えると、ツェナーダイオードZD1、ZD2、ダ
イオードD5を介してトランジスタQ6のベースにベース電
流が流れ、該トランジスタQ6がONする。これにより、ト
ランジスタQ7がONし、昇圧回路222のトランジスタQ8がO
Nすることによりスイッチング用トランジスタQ5がOFFし
て昇圧回路222による昇圧が停止する。また、ダイオー
ドD7を介してトランジスタPUT1のアノード側がグランド
に引き込まれるため、トランジスタPUT1がOFFし、その
結果、トランジスタQ3、Q4がOFFする。
このようにして、昇圧回路222の動作が停止し、メイン
コンデンサCM、CMの電圧レベルが300Vとなって、ツェナ
ーダイオードZD1、ZD2、ダイオードD5を介して電流が流
れなくなると、トランジスタQ6がOFFし、続いてトラン
ジスタQ7FがOFFする。これにより、ダイオードD2を介し
てフォトカプラPC4の発光ダイオードが発光しなくな
り、フォトトランジスタがOFFして信号が出力さ
れなくなる。以上のようにして、充電部220の動作が終
了する。尚、上記充電に要する時間は約1秒である。
次に、発光トリガ部230、放電部240及び発光停止制御部
250について説明する。第9図において、発光トリガ部2
30が、データ写込み信号SYによってフォトカプラPC1の
発光ダイオードが発光フォトトランジスタがONして信号
(Lレベル信号)を入力すると、その入力時に1発
目の発光トリガ信号TR2を放電部240に出力し、放電部24
0はこの発光トリガ信号TR2によりメインコンデンサCM
充電した電荷をストロボ放電管Xeにて放電させる。
発光停止制御部250は、発光トリガ部230に信合が入
力されることによって該発光トリガ部230から加えられ
る信号EN及びメインコンデンサCMの放電に基づき放電部
240から加えられる信合によって動作可能となる。
そして、この動作可能状態時に上記ストロボ放電管Xeが
発光したことをストロボ放電管Xeに近接して設けたフォ
トトランジスタPTによって検出すると、発光トリガ部23
0が2発目の発光トリガ信号を出力しないように禁止す
る信号を発光トリガ部230に出力し、また信号
(Lレベル信号)を出力してフォトカプラPC6を介し
てストロボ制御部100にストロボ発光があったことを知
らせ、更に次の充電スタートを要求すべくリセット部27
0に信号を出力する。一方、1発目の発光トリガ信
号TR2によってストロボ発光が行われないと、発光停止
制御250は上記信号、及びを出力せず、
発光トリガ部230は所定時間経過後に2発目の発光トリ
ガ信号TR2を出力する。
上記動作を第10図を参照しながら詳説する。第10図にお
いて、データ写込み信号SYによってフォトカプラPC1の
発光ダイオードが発光しフォトトランジスタがONする
と、トランジスタQ9のベースに電源が流れてトランジス
タQ9がONし、これにより発光トリガ部230に電源が供給
されて動作可能になる。
この電源供給により、トランジスタQ10はコンデンサC1
の充電期間中にONし、該トランジスタQ10の出力信号の
立ち上がり時にコンデンサC2及びダイオードD7を介して
発光トリガ信号TR2が出力される。
また、前記電源供給によりトランジスタQ11はコンデン
サC3の充電期間中にONし、コンデンサC4の電荷を強制放
電させる。
発光トリガ部230から上記発光トリガ信号TR2が出力され
ると、この発光トリガ信号TR2によって放電部240のサイ
リスタSCR1が点弧し、コンデンサC5の電荷が急速に放電
される。これにより、トランスT1を介して高電圧がスト
ロボ放電管Xeのグリッドに印加され、該グリッドでの始
動放電によりメインコンデンサCM、CMの電荷の主放電が
スタートし、瞬間的に強いせん光が発せられる。
一方、上記メインコンデンサCM、CMの電荷の放電ととも
に、コンデンサC6、C7の電荷の放電が行われ、その結
果、発光停止制御部250のトランジスタQ12のベースに電
流が流れて該トランジスタQ12がONする。これにより、
トランジスタQ12を介して発光停止制御部250に電源が供
給されるようになる。
この電源供給により、トランジスタQ13がONし、信号
(Lレベル信号)がリセット部270に加えられ、該リ
セット部270から次の充電スタートを要求する信号REが
出力される。尚、リセット部270の詳細については後述
する。
また、発光停止制御部250のフォトトランジスタRTは、
ストロボ発光によりONし、比較器COMP2の負入力に電源
電圧を加える。尚、トランジスタQ14は電源が供給され
たのちコンデンサC8の充電期間中にONし、コンデンサC9
の電荷を強制放電させるため、前記フォトトランジスタ
PTからの電源電圧はトランジスタQ14がOFFしコンデンサ
C9が充電されたのち比較器COMP2の負入力に加えられる
ようになる。
比較器COMP2の正入力には、抵抗R3、R4による分圧値に
加えられている。尚、抵抗R3、R4には発光トリガ部230
のツェナーダイオードZD3によって設定された所定電圧
(例えば4V)が印加されている。
従って、比較器COMP2は、フォトトランジスタPTがONす
ると、負入力の電圧値が正入力の電圧値よりも高くなる
結果、Lレベル信号を出力する。これにより、トランジ
スタQ15がONし、サイリスタSCR2が点弧する。
サイリスタSCR2が点弧すると、フォトカプラPC6の発光
ダイオードが発光してフォトトランジスタがONし、スト
ロボ制御部100にストロボ発光があったことを示す信号
(Lレベル信号)が出力される。また、ダイオード
D8を介して発光トリガ部230のコンデンサC1の電荷が放
電されるとともに、トランジスタQ10のON状態が保持さ
れ、後述する2発目の発光トリガ信号TR2の出力は禁止
される。
次に、発光トリガ部230から出力される1発目の発光ト
リガ信号TR2によってストロボ発光が行われない場合に
ついて説明する。
1発目の発光トリガ信号TR2が出力された後、コンデン
サC1が充電されトランジスタQ10がOFFした状態では、サ
イリスタSCR3は未だ点弧されていない。一方、コンデン
サC4は、コンデンサC3の充電期間中にONするトランジス
タQ11によってその電荷が強制放電されており、トラン
ジスタQ11がOFFしたのち、抵抗R5、R6、可変抵抗VR2を
介して充電される。
そして、コンデンサC4が所定量充電されると、サイリス
タSCR3が点弧され、トランジスタQ10が再びONし、該ト
ランジスタQ10の出力信号の立ち上がり時にコンデンサC
2及びダイオードD7を介して2発目の発光トリガ信号TR2
が出力される。
尚、トランジスタQ11がOFFしたのち、サイリスタSCR3が
点弧されるまでの時間は抵抗R5、R6、可変抵抗VR2及び
コンデンサC4のCR時定数に依存する。即ち、1発目の発
光トリガ信号が出力されてから2発目の発光トリガ信号
が出力されるまでの時間は、上記CR時定数を適宜設定す
ることによって調整することが可能である。
また、上記2発目の発光トリガ信号によってストロボ放
電管Xeが発光した場合には、発光停止制御部250は上記
と同様に動作する。
更に、2発目の発光トリガ信号によってもストロボ放電
管Xeが発光しない場合には、その後、発光トリガ部230
からは発光トリガ信号は出力されない。これは、発光ト
リガ信号によってストロボ放電管Xeが発光しない場合に
は、再度発光トリガ信号を出力し、それでも発光しない
場合には他に原因があると考えられるからである。尚、
1発目の発光トリガ信号によって、ストロボ放電管Xeが
発光しない場合でも、ストロボ放電管Xeの電極間の条件
が変化するため、所定時間後の2発目の発光トリガ信号
によってストロボ放電管Xeが発光(主放電)することは
十分にあり、これにより発光ミスの低減を図ることがで
きる。
次に、非常停止部260について説明する。第9図におい
て、メインコンデンサCMの放電中に、何らかの原因によ
って充電電圧が異常に高くなると、放電部240より信号E
Mが非常停止部260に加えられる。尚、充電部220のフラ
イバック方式の昇圧回路222は、負荷の状態にかかわら
ず起電力を発生させてメインコンデンサCMを充電するた
め、充電を制御する制御手段に故障があると、充電電圧
が異常に高くなるおそれがある。
非常停止部360は前記信号EMの入力により、信号
(レベル信号)を充電部220に出力して充電を停止させ
るとともに、信号BYを放電部240に出力し、ストロボ放
電管Xeとは別の放電路によってメインコンデンサCMの電
荷を強制放電させ、更に信号(レベル信号)を出力
してフォトカプラPC7を介してストロボ制御部100に、充
電異常があったことを知らせる。
上記動作を第10図を参照しながら詳説する。同図におい
て、メインコンデンサCM、CMへの印加電圧がツェナーダ
イオードZD1、ZD2によって設定された所定電圧(300V)
を越えると、通常は前述したようにツェナーダイオード
ZD1、ZD2、ダイオードD5を介してトランジスタQ6のベー
スにベース電流が流れ該トランジスタQ6がONし、充電部
220での充電動作が停止する。
しかし、上記充電動作が何らかの異常によって停止しな
い場合には、メインコンデンサCM、CMへの印加電圧は30
0Vを越えて更に上昇する。
一方、ツェナーダイオードZD4、ZD5は設定電圧が例えば
350Vに設定されてる。従って、上記メインコンデンサ
CM、CMへの印加電圧が350Vを越えると、ツェナーダイオ
ードZD4、ZD5及びダイオードD9を介して非常停止部260
のトランジスタQ15のベースに電流が流れ該トランジス
タQ15がONする。
これにより、トランジスタQ16がONし、ダイオードD10を
介して出力される信号BYによってサイリスタSCR4が点弧
し、該サイリスタSCR4を介してメインコンデンサCM、CM
の電荷は強制放電される。
また、トランジスタQ16がONすることにより、サイリス
タSCR5が点弧し、更にトランジスタQ17がONする。サイ
リスタSCR5の点弧により、フォトカプラPC7の発光ダイ
オードが発光してフォトトランジスタがONし、充電異常
を示す信号(Lレベル信号)がストロボ制御部40に
加えられ、トランジスタQ17がONすることにより、信号
(レベル信号)が充電部220に加えられ、トラン
ジスタQ6がOしたときと同様にして充電部220での充電
動作が停止させられる。
最後に、リセット部270について説明する。第9図にお
いて、リセット部270は、発光停止制御部250からメイン
コンデンサCMの放電があったことを示す信号が加え
られると、信号REを出力しフォトカプラPC5を介してス
トロボ制御部100に次の充電スタートを要求する。ま
た、バッテリスイッチBSWは、ストロボ用電池102が装着
されるとOFFし、離脱されるとONするスイッチである
が、リセット部270はこのバッテリスイッチBSWのON/OFF
時においても信号REを出力する。
次に、上記動作を第10図を参照しながら詳説る。まず、
ストロボ用電池202を装着する場合について説明する。
バッテリスイッチBSWは電池装着前はON状態にあるた
め、この状態ではリセット部270のコンデンサC10〜C13
の電荷は強制的に放電されている。
ここで、ストロボ用電池202は、第3図に示したように
矢印A方向に移動させることにより外枠60の外面に当接
され、その後矢印B方向にスライドさせることにより長
尺ホルダ20に装着される。そして、電池202の外枠60の
外面への当接時に、突出配設されたピン66を押圧してバ
ッテリスイッチBSWをOFFにし、矢印B方向の移動端で電
源端子が接続される。
従って、上記電池装着時には、コンデンサC13の充電中
にトランジスタPUT2がゲート電流(素子から流出する方
向)が流れ、トランジスタPUT2がONし、フォトカプラPC
5の発光ダイオードが発光してフォトトランジスタがON
し、信号RE(Hレベル信号)がストロボ制御部100に加
えられる。これにより、前述したようにストロボ制御部
100はスタート信号を出力するようになる。
一方、スタート信号の出力により、フォトカプラ
PC2のフォトトランジスタがONすると、電流がライン
1及び遅延回路272を介して所定時間遅延されたのちト
ランジスタQ18のベースに流れ該トランジスタがONす
る。これにより、ラインl2を介してトランジスタPUT2の
アノード側がグランドレベルとなってトランジスタPUT2
がOFFし、フォトカプラPC2のフォトトランジスタがOFF
する。
即ち、リセット部270はトランジスタPUT2がONされてか
らOFFされるまでの間、信号REを出力する。
次に、メインコンデンサCMの電荷が放電され、発光停止
制御部250から信号(Lレベル信号)がリセット部2
70に加えられた場合について説明する。
この場合には、コンデンサC13の電荷が放電され、トラ
ンジスタPUT2に再びゲート電流が流れ該トランジスタPU
T2がONする。そして、トランジスタPUT2は、前記と同様
にして一定時間経過後にOFFされる。
次に、ストロボ用電池202長尺ホルダ20から離脱する場
合について説明する。
この場合には、まず電池202の電源端子が離脱してスト
ロボ部200に電源が供給されなくなり、その後バッテリ
スイッチBSWがONする。これにより、コンデンサC10、C1
1に充電されている電荷がトランジスタPUT2のゲートを
介してコンデンサC12に流れ込み該トランジスタPUT2がO
Nして信号REが出力される。
ところで、ストロボ用電池202の離脱時に、次の充電ス
タートを要求する信号REを出力させるのは、以下の理由
による。
即ち、ストロボ用電池202が装着され、メインコンデン
サCMの充電が完了してデータ写込み準備OKの場合、警告
表示はされず、シャッタレリーズも禁止されない。従っ
て、この状態で、ストロボ用電池202を取り外したとき
に、リセット部270から信号REが出力されなければ、ス
トロボ用電池202とストロボ制御部100の電源とは別電源
であることから、引き続きバッテリ消耗等の警告表示や
シャッタレリーズの禁止がなされず、現実の状況と異な
る表示等が行われるこという不具合いが生じる。
そこで、ストロボ用電池202を取り外したときには、リ
セット部270から信号REを出力するようにしている。
尚、リセット部270から信号REが出力されると、第7図
で説明したようにストロボ制御部100では充電のスター
ト信号を出力するとともに、バッテリチェックを
行うため、このバッテリチェック時にストロボ用電池20
2の異常(未装着)を検出することができ、これにより
バッテリ異常を示す発光ダイオードLED1が点滅され、か
つCPU42の端子にLレベル信号を出力してシ
ャッタレリーズの禁止が行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るカメラのデータ写込み
装置によれば、1発目の発光トリガによってストロボ放
電管が発光しない場合には、一定時間経過後に2発目の
発光トリガを出力するようにしたため、ストロボ放電管
をより高い確率で発光させることができ、データ写込み
を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカメラのデータ写込み装置の制御
部を示す概念図、第2図はカメラ本体の後部に上記フィ
ルムホルダを装着した状態の内部透視図、第3図は上記
長尺ホルダの要部分解斜視図、第4図はデータ写込み装
置の写込み用光路を構成する部材等の分解斜視図、第5
図は第3図の外枠の内側に配設される枠体の斜視図、第
6図は第5図の枠体内の着脱される中枠の斜視図、第7
図は第1図におけるストロボ制御部の一実施例を示す回
路図、第8図(A)〜(V)は第7図に示したストロボ
制御部の動作を説明するために用いたタイミングチャー
ト、第9図は第1図に示したストロボ部の一実施例を示
すブロック図、第10図は第9図に示したブロック図の詳
細を示す回路図である。 20…フィルムホルダ(長尺ホルダ)、100…ストロボ制
御部、20…ストロボ部、230…発光トリガ部、240…放電
部、250…発光停止制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムが装填されるフィルムホルダの所
    定位置にデータカードを差し込み、該データカードをデ
    ータ写込み用のストロボ放電管により照射してその反射
    光若しくは透過光をデータ写込み光学系を介して前記フ
    ィルムに導くことにより、データカードに記入されたデ
    ータをフィルムに写し込むカメラのデータ写込み装置に
    おいて、 シャッタレリーズに対応して出力されるデータ写込み信
    号の入力時に前記ストロボ放電管を発光させるための第
    1の発光トリガを出力する手段と、 前記ストロボ放電管が発光したか否かを確認する発光確
    認手段と、 前記第1の発光トリガによって前記ストロボ放電管が発
    光しないことが確認されると、該第1の発光トリガの出
    力後、一定時間経過後に第2の発光トリガを出力する手
    段と、 を備えたことを特徴とするフィルムホルダを有するカメ
    ラのデータ写込み装置。
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