JPH0782201A - フェノキシフェノキシアルキル誘導体の製造方法 - Google Patents

フェノキシフェノキシアルキル誘導体の製造方法

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JPH0782201A
JPH0782201A JP6220995A JP22099594A JPH0782201A JP H0782201 A JPH0782201 A JP H0782201A JP 6220995 A JP6220995 A JP 6220995A JP 22099594 A JP22099594 A JP 22099594A JP H0782201 A JPH0782201 A JP H0782201A
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formula
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isomer
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JP6220995A
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Dr Michael Barz
バーツ ミヒャエル
Dr Friedrich Karrer
ケルラー フリードリッヒ
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 化合物 【化1】 の製造、それを使用する4つの立体異性体〔2R,4S-、2
S,4R-異性体が異性体混合物の総量に関し65-90 重量
%、残部が2R,4R-、2S,4S-異性体〕をもつ式III 【化2】 の化合物の製造方法、その化合物III 、それを含む組成
物とそれらの用途。 a)反応;4-フェノキシフェノール+式VI〔Y-CH2-CH(OH)-CH2-OH
(Y=脱離基)〕による式IV(R1,R2=Hである式I)の製
造;b)反応:式IV+式VII 〔H3C-CH2-C(=O)-H〕(酸
触媒の存在下、反応水を完全に除去せずに、モル比「式
IV:式VII 」=1以下)による式III の製造;c)a)
の工程に続けて、反応生成物を単離しないで工程b)を
行う方法。 【効果】 上記化合物III は優れた殺虫、殺ダニ効果を
もつ農薬の材料である。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野・課題を解決するための手段】
【0001】本発明は、式
【化14】 (式中、R1 は水素原子およびR2 は水素原子を表す
か、あるいはO−R1 およびO−R2 は一緒になって式
【化15】 で表される基を表す。)で表される化合物の製造方法で
あって、式IIで表される基を含む場合、式Iの化合物、
すなわち式
【化16】 で表される2−エチル−4−(4−フェノキシフェノキ
シメチル)−1,3−ジオキソランは、4つの立体異性
体、すなわち2R,4S−異性体 IIIa、2S,4R−
異性体 IIIb、2R,4R−異性体 IIIcおよび2S,
4S−異性体 IIIdの混合物(上記異性体混合物中、化
合物 IIIaおよび IIIbのラセミ体はこの異性体混合物
の総量に関して65ないし90重量%の量で存在し、こ
の異性体混合物の残りが、化合物 IIIcおよび IIIdの
ラセミ体である。)であり;上記方法は、 a)R1 が水素原子およびR2 が水素原子を表す、すな
わち式
【化17】 で表される式Iで表される化合物を製造するために、式
【化18】 で表される化合物を、好ましくは塩基の存在下で、式 Y−CH2 −CH(OH)−CH2 −OH (VI) (式中、Yは脱離基を表す。)で表される化合物と反応
させるか、または b)式III で表される化合物を製造するために、式IVで
表される化合物を式 H3 C−CH2 −C(=O)−H (VII) で表される化合物と、酸触媒の存在下および反応中に形
成される水を完全に除去することなく、2つの反応体が
使用されるモル比が、商「式IVで表される化合物の使用
されるモル数:式VII で表される化合物の使用されるモ
ル数」として定義され、それが1もしくは1未満である
ように反応させるか;または c)式III で表される化合物を製造するために、式Vで
表される化合物を、好ましくは塩基の存在下で、式VIで
表される化合物(式中、Yは脱離基を表す。)と反応さ
せて、式IVで表される化合物を得て、式IVで表される化
合物を、単離することなく式VII で表される化合物と、
酸触媒の存在下および反応中に形成される水を完全に除
去することなく、2つの反応体が使用されるモル比が、
商「式IVで表される化合物の使用されるモル数:式VII
で表される化合物の使用されるモル数」として定義さ
れ、それが1もしくは1未満であるように反応させるこ
とを特徴とする方法;4つの立体異性体、すなわち2
R,4S−異性体 IIIa、2S,4R−異性体 IIIb、
2R,4R−異性体 IIIcおよび2S,4S−異性体 I
IIdの混合物(上記異性体混合物中、化合物 IIIaおよ
び IIIbのラセミ体はこの異性体混合物の総量に関して
65ないし90重量%の量で存在し、この異性体混合物
の残りが、化合物 IIIcおよび IIIdのラセミ体であ
る。)である式III で表される化合物;この式III で表
される化合物を使用する方法;この式III で表される化
合物からなる有害生物防除剤組成物;この組成物の製造
方法;この組成物を使用する方法;好ましくは組成物に
より処理された植物繁殖材料ならびにこの組成物を使用
する有害生物を防除する方法に関する。
【0002】上述したおよび後述する反応は、冷却しな
がら、室温でもしくは加熱しながらおよび/または常圧
もしくは高圧下または減圧下にて、所望により密閉され
た容器内でおよび/または不活性ガス雰囲気下におい
て、を要件として行われる。特に、有利な反応条件をこ
れ以降記載し、特に実施例において見出すことができ
る。
【0003】変法a) 式VIにおける適当な脱離基Yは、エトキシ基のような、
炭素原子数1ないし8のアルコキシ基、ハロ−炭素原子
数1ないし8のアルコキシ基、アセトキシ基のような炭
素原子数1ないし8のアルカノイルオキシ基、メチルチ
オ基のような炭素原子数1ないし8のアルキルチオ基、
メタンスルホニルオキシ基のような炭素原子数1ないし
8のアルカンスルホニルオキシ基、トリフルオロメタン
スルホニル基のようなハロ炭素原子数1ないし8のアル
カンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ
基、トルエンスルホニルオキシ基、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子もしくはヨウ素のようなハロゲン原子であ
る。好ましいのは、メタンスルホニルオキシ基、トルエ
ンスルホニルオキシ基およびハロゲン原子である。特に
好ましいのは塩素原子および臭素原子である。非常に好
ましいのは塩素原子である。
【0004】反応、すなわちHYの脱離を促進するのに
適当である塩基は、例えばアルカリ金属またはアルカリ
土類金属の酸化物、水酸化物、水素化物、アミド、アル
カノレート、酢酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、ジアルキル
アミドもしくはアルキルシリルアミド、またはアルキル
アミン、アルキレンジアミン、遊離もしくはN−アルキ
ル化飽和もしくは不飽和シクロアルキルアミン、塩基性
複素環式化合物類および水酸化アンモニウムである。言
及され得る例は、酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化カルシウム、ナトリウムア
ミド、ナトリウムメタノレート、炭酸水素ナトリウム、
カリウム第三ブタノレート、酢酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、リチウムジイソプロピルアミ
ド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレ
ンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−シクロヘキシ
ル−N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエチルアニリ
ン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジ
ン、キヌクリジン、N−メチルモルホリン、1,5−ジ
アザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセ−5−エン(DB
U)ならびにベンジルトリメチルアンモニウムヒドロキ
シドである。好ましいものはアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属の水酸化物、アルカノレート、炭酸塩および
炭酸水素塩、アルキルアミンならびに塩基性複素環式化
合物類、であり、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム、ナトリウムメタノレート、カ
リウム第三ブタノレート、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、ピリジン、4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N−メチルモルホ
リンおよび1,5−ジアザビシクロ[5.4.0]−ウ
ンデセ−5−エン(DBU)である。好ましいものはま
た、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物お
よび炭酸塩および炭酸水素塩である。特別に好ましいも
のは、アルカリ金属のアルカノレート、炭酸塩および炭
酸水素塩、および塩基性複素環式化合物類であり例えば
ナトリウムメタノレート、炭酸カリウム、炭酸水素ナト
リウム、トリエチルアミンおよびピリジンである。非常
に特別に好ましいものは、炭酸カリウムである。室温に
おいて固体状態の塩基が好ましくは、反応混合物に、例
えば好ましい微細に粉砕された形態で添加され;例えば
炭酸カリウムが炭酸カリウム粉末の形態で好ましく使用
される。反応で使用される塩基の量は厳密でないが、し
かし好ましくは少なくとも1当量、さらに好ましくは1
ないし2当量、最も好ましくは1.4ないし1.7当量
の塩基(類)が使用される。
【0005】反応体はそのまま互いに、すなわち溶媒ま
たは希釈剤を添加せずに、例えば溶融体で反応させ得
る。しかしながら、多くの場合において、不活性な溶媒
もしくは希釈剤またはその混合物を添加することが有利
である。以下は、言及され得るそのような溶媒または希
釈剤の例である:芳香族、脂肪族および脂環式炭化水素
およびハロ炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、メシチレン、テトラリン、クロロベンゼン、ジ
クロロベンゼン、ブロモベンゼン、石油エーテル、ヘキ
サン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、トリクロロメ
タン、テトラクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロ
ロエタンまたはテトラクロロエタン;エーテル、例え
ば、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、ジブチルエーテル、第三ブチルメチル
エーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジメ
トキシジエチルエーテル、テトラヒドロフランまたはジ
オキサン。反応が塩基の存在下で行われる場合、過剰に
使用される塩基、例えばトリエチルアミン、ピリジン、
N−メチルモルホリンまたはN,N−ジエチルアニリン
は溶媒または希釈剤として作用し得る。好ましいのは芳
香族炭化水素およびハロ炭化水素である。特別に好まし
いのはベンゼン、トルエン、キシレンおよびクロロベン
ゼンである。非常に特別に好ましいのはトルエンであ
る。反応に使用される、不活性溶媒もしくは稀釈剤の量
または不活性溶媒もしくは稀釈剤の混合物の量は厳密で
ないが、しかし好ましくはその大過剰量が使用される。
好ましくは水の触媒量が言及した有機溶媒もしくは稀釈
剤の1またはそれ以上と一緒に使用される。水の触媒量
を含む場合に好ましいものはベンゼン、キシレン、クロ
ロベンゼンでありおよび特別にはトルエンである。
【0006】2つの反応体VおよびVIが反応中使用され
る、モル比が商「式IVで表される化合物の使用されるモ
ル数:式VII で表される化合物の使用されるモル数」で
定義されるが、それは厳密ではなく、しかし好ましくは
このモル比が1未満、好ましくは0.5ないし1、最も
好ましくは0.8ないし0.95である。
【0007】反応は約0℃ないし反応混合物の還流温
度、好ましくは約+50℃ないし約+130℃、多くの
場合+70℃ないし反応混合物の還流温度の温度範囲で
有利に行われる。
【0008】反応は好ましくは常圧下で行われる。
【0009】反応時間は厳密ではない;しかし、好まし
くは約30分ないし約10時間、さらに好ましくは約1
時間ないし約7時間、最も好ましくは約2時間ないし約
5時間の範囲の反応時間が使用される。
【0010】化合物VIの単離はそれ自体公知の仕上げ手
順で行われ、例えば、慣用のろ過、結晶化、蒸留または
クロマトグラフィー法またはそれらのいずれかの適当な
組合せで行われる。
【0011】反応に対して得られる収量は一般に非常に
良好である。理論収量の85%より高い収量、多くの場
合90%より高い収量が達成される。
【0012】反応の好ましい具体例は実施例P1に見出
される。
【0013】化合物Vは公知である。化合物VIは公知で
あるかまたは相当する公知の化合物から同様に製造でき
る。
【0014】化合物IVは公知の化合物であり、例えば米
国特許第4,097,581号〔以降、「(A)」とし
て引用する〕に農薬の製造に有益な中間体として開示さ
れている。従来技術である(A)によれば、化合物IVは
化合物Vと2,3−エポキシプロパン−1−オールとの
反応により製造される。しかし、この従来技術では製造
方法は多くの技術的、生態学的、経済的等々の欠点をも
つ。
【0015】例えば、従来技術方法で使用されるこの様
なエポキシ出発原料は取り扱うだけで非常に困難であ
る。きわめて反応性に富む化合物であり、それはまった
く安定でない;そのため2,3−エポキシプロパン−1
−オールの貯蔵は冷却して行なわなければならない。し
かし、この様な冷却方法は必要な低温の達成と維持のた
めに追加の、かなり複雑な技術装置が要求される。冷却
方法に必要なエネルギーとともにこのような複雑な装置
は、2,3−エポキシプロパン−1−オールの貯蔵を煩
雑にするのみならず、非常に費用のかかるものとし、そ
して結果として、経済的な関心のないものとする。さら
に冷却方法に関する追加的エネルギー消費は生態学的に
極めて望ましくない。加えて、2,3−エポキシプロパ
ン−1−オールは触媒の影響下で烈しく重合する傾向が
あり、そのような重合は非常に発熱性である。このこと
は、2,3−エポキシプロパン−1−オールから開始す
る従来技術の製造方法が、特別な予防策のもとで行わね
ばならないことを意味する。
【0016】例えば、2,3−エポキシプロパン−1−
オールが存在する、従来技術の製造方法の、それらの段
階のうちで使用される反応容器のような、装置の全てな
らびに試薬および、溶媒のような助剤の全ては、特別に
清浄した形態、すなわち2,3−エポキシプロパン−1
−オール重合を引き起こす触媒のない形態で使用されな
ければならない。しかし、このような特別に清浄した装
置、試薬および助剤の使用は非常に煩雑なだけでなく、
極めて費用のかかるものであり、その結果として、従来
技術の方法をまた、さらに経済的な関心のないものとす
る。発熱性である上記重合に加えて、このような重合反
応が起こりうる間に熱を持たないことにより、望ましく
ない作用を避けることのできる追加の安全策を講じなけ
ればならない。そのような安全策は、例えば、予防的冷
却方法およびバッチサイズの縮小である。これらの追加
の抗重合安全策は再び煩雑なだけでなく、費用がかか
り、結果として従来技術方法をさらにまた、より経済的
な関心のないものとする。
【0017】2,3−エポキシ−プロパン−1−オール
はさらに、この物質を取り扱う作業者に対して、多くの
考慮すべき健康上の危険をもつ。例えば、それは皮膚な
らびに粘膜に強い刺激作用を示す。加えて、それはアレ
ルギーを引き起こし、重いの目の損傷を引き起こす。
2,3−エポキシ−プロパン−1−オールはまた、CN
Sにも作用し、まず中枢神経系(CNS)刺激を誘発
し、次に衰弱をおこす。上記に記載したならびに他の健
康上の危険は、2,3−エポキシプロパン−1−オール
の使用させる製造方法に適当な追加の安全策を講じるこ
とを必要とし、それは順に再度このような方法が危険で
煩雑にするだけでなく、追加の安全策の必要に関するコ
ストのため、より費用がかかり、そのため、より経済的
な関心のないものにする。さらに、2,3−エポキシプ
ロパン−1−オールは非常に高価な出発原料である。そ
のため、その高い価格は化合物IVの従来技術の製造方法
を、非常により費用のかかるものとして、結果として経
済性に無関心なものにする。
【0018】さらに、従来技術の製造方法は、長い反応
時間を要する。これは、種々の製造装置が長期間ふさが
れること、加えて、時間間隔当りに達成し得る反応生産
物の生産高が、比較に値するほど非常に低いことを意味
する。これらの不利な特性は従来技術の方法をまた再び
非常に煩雑なものにするだけでなくさらに費用のかかる
ものとし、結果として、経済的に関心のないものとす
る。さらにまた、従来技術の方法により得られた化合物
IVの収量は単に低い。これは、従来技術の方法では試
薬、助剤およびエネルギーのような供給源の不相応な量
を使用しなければならないことを意味する。この供給源
に対する浪費は従来技術の方法が非常に煩雑になりおよ
び生態学的に不利するだけでなくいま一度より多くの費
用がかかり、結果として経済性に無関心なものとする。
【0019】従来技術の方法の技術的、生態学的、経済
的等々の欠点は上に記載したものに限られず、上に記載
したものは、従来技術の方法に内在する多くの欠点の幾
つかの例として扱うつもりにすぎない。上記で言及した
従来技術の方法の欠点の全ては、製造が実験室の規模で
行われた場合に、難しい問題を既に引き起こす。しか
し、上記方法がより大規模に行われる場合、これらの欠
点は、非常により大きい程度に拡大された困難を引き起
こし、即ち、工業的規模で従来技術の方法を行うことが
ほどんど不可能である。しかしながら、この方法が農薬
用の中間体を製造するために意図される場合、工業的規
模での特定の方法を行うことは最終目標である。
【0020】本発明の方法に従えば、化合物IVは、化合
物Vと化合物VIとの反応により製造される。本発明の方
法は、非常に驚くべきことには、上記(A)に開示され
た従来技術の方法と比較して、多くの技術的、生態学
的、経済的等々の利点を有する。このため例えば、従来
技術の方法で使用される不利なエポキシ出発原料の使用
は、このエポキシ材料を出発原料VIと置き換えることに
より回避される。出発原料VIは比較に値するほど安定で
あるが、また今だ十分反応性があり取扱いが容易であ
る。それは、例えば、冷却することなしに貯蔵できる。
これは、従来技術のエポキシ出発原料を冷却して貯蔵す
る必要性に関する従来技術の方法の欠点の全てが回避さ
れることを意味する。本発明の出発原料の貯蔵は、煩雑
ではないばかりか特に費用もかからず、そして結果とし
て本発明は、この点で、従来技術よりも非常に経済的な
関心を引くものである。
【0021】さらに、出発原料VIを冷却して貯蔵する必
要がないため、冷却方法に関するべき、追加のエネルギ
ー消費がなく、そのことはまた本発明を従来技術と比較
して非常に生態学的により好ましいものとする。さら
に、出発原料VIは触媒の影響下で重合する著しい傾向を
もたない。このことは、本発明が、いずれかの重合の因
となる触媒のない特別に清浄の形態の装置、試薬および
助剤を使用するような、特別の予防策を講じる必要のな
いとを意味する。従って、このような特定の予防策を講
じることの必要性に関して、従来の方法の欠点の全てが
回避でき、それは、順に、本発明の方法が非常により順
調におよび非常に安価に行うことができ、結果として、
またこの点で従来技術の方法よりも経済的に非常に関心
を引くものであることを意味する。さらにまた、本発明
の方法では、重合が著しい程度にならないため、本発明
の出発原料VIの発熱重合中に熱をもたないことにより、
望ましくない作用を避けられるように講じられ、予防的
冷却およびバッチサイズの縮小のような追加の安全策を
必要とせず、それは、順に、従来技術の方法より、本発
明の方法が順調におよび安価に行われ得て、結果とし
て、この点においても、従来技術の方法よりも経済的
に、非常に関心を引くものである。
【0022】さらに、2,3−エポキシプロパン−1−
オールの使用に関する健康上の危険に比較に値するほど
本発明の出発原料VIの使用について健康上の危険はない
ことが知られている。それは、出発原料VIを取り扱う作
業者のための他の特別の安全策を講じることを必要とせ
ず、それは、順次、再度本発明の方法が非常に順調に、
考慮すべき危険なく、そして非常に安価に行うことがで
き、結果としてこの点においても従来技術の方法よりも
非常に経済的により関心を引くものである。
【0023】さらに加えて本発明の出発原料VIは従来の
エポキシ出発原料よりも非常に安価である。このため本
発明の出発原料VIの非常に低い価格は、本発明の化合物
IVの製造方法を非常により費用のかからないものにして
おり、そして結局非常に経済的な関心をひくものにして
いる。さらにまた、本発明の製造方法は従来技術の方法
に対し比較に値する程、短い反応時間のみを必要とす
る。これは、種々の反応装置が長期間ふさがれないこ
と、しかし非常に有効に使用でき、さらに時間間隔当り
に達成し得る反応生成物IVの生産高はまた、従来技術の
方法に比べて、非常に高いことを意味する。これらの有
利な特性は、本発明の製造方法をまた、煩雑性をより少
くするばかりでなく、また非常に費用のかからないもの
とし、結果として、非常に経済的な関心を引くものとす
る。加えて、本発明によって得られる化合物IVの収量は
従来技術の方法に比べて非常に高い。このことは、試
薬、助剤およびエネルギーのような供給源の非常に好ま
しい量が本発明に必要とされることを意味する。この非
常に有効な使われる供給源の使用は本発明の製造方法を
非常に順調にしそして、生態学的に有利にするだけでな
く、いま一度非常により費用のかからないものにし、そ
して結局非常に経済的に関心を引くものとする。
【0024】本発明の方法による反応の間に、本発明の
出発原料から開始して2,3−エポキシプロパン−1−
オール、すなわち(A)に開示された従来技術の方法に
よる出発原料が形成され、そしてこの様に形成された
2,3−エポキシプロパン−1−オールは次に化合物V
と反応することが分析研究により示すことができること
から、本発明の方法によって得られる化合物IVの高い収
量は、きわめて驚くべきものである。これは本発明の出
発原料VIは、ある意味で、従来技術の出発原料2,3−
エポキシプロパン−1−オールに対する前駆体として作
用し、さらに、本発明の方法は、追加の反応段階、すな
わち、本発明の出発原料VIから開始する、2,3−エポ
キシプロパン−1−オールの形成を含むにも係わらず、
本発明の方法により従来技術の方法に比較して生成物IV
の非常に高い収量が得ることができることを意味する。
【0025】本発明の技術的、生態学的、経済的等々の
利点は上記に記載したものに限定されず、上記に記載し
た利点は、本発明に内在する多くの利点の幾つかの例と
して扱うつもりにすぎない。従来技術の方法を行う場合
に遭遇する困難な問題は、方法が実験室の規模で行われ
た場合に、上記で言及した本発明の方法の利点の全てに
より、回避することが可能である。しかし、上記方法が
より大規模に行われる場合、これらの利点は増大して、
非常により大きい効果をもち、すなわち、これらの利点
のみが、工業的規模の製造を行うのを可能にする。
【0026】このため本発明に方法に従った、化合物IV
の製造により、従来技術の方法の技術的、生態学的、経
済的等々の欠点は有利に克服され、それは全く非常に驚
くべきことである。
【0027】変法b):反応を促進する適当な酸触媒
は、例えば、鉱酸のような強無機酸例えば過塩素酸、硫
酸、硝酸、亜硝酸、リン酸のような燐酸もしくは塩酸の
ようなハロゲン化水素酸によって;強有機カルボン酸、
例えば、未置換のもしくは例えばハロゲン置換のような
置換された炭素原子数1ないし4のアルカンカルボン酸
例えば酢酸もしくはフルオロ酢酸;または不飽和または
飽和ジカルボン酸、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハ
ク酸、マレイン酸、フマル酸もしくはフタル酸;あるい
はヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳
酸、リンゴ酸、酒石酸もしくはクエン酸、または安息香
酸;あるいは有機スルホン酸例えば未置換のもしくはハ
ロゲン置換のような置換された、炭素原子数1ないし4
のアルカン−またはアリールスルホン酸、例えばメタン
スルホン酸もしくはp−トルエンスルホン酸、あるいは
ショウノウ−10−スルホン酸、スルホ基を含む酸性イ
オン交換樹脂、三フッ化ホウ素−ジエチルエーテルまた
は三フッ化ホウ素−ジメチルエーテル複合体のようなル
イス酸、およびベントナイト類の群からのような酸性泥
炭土(acidic argillacecous earths) である。これらの
酸触媒の中で好ましいものは鉱酸、有機スルホン酸、ス
ルホ基含有酸性イオン交換樹脂、ルイス酸および酸性泥
炭土である。特別に好ましいのはメタンスルホン酸、p
−トルエンスルホン酸およびショウノウ−10−スルホ
ン酸である。非常に特別に好ましいのはp−トルエンス
ルホン酸である。反応において、酸触媒は好ましくは使
用される化合物IVの量に関して、0.02ないし5モル
%、0.2ないし1モルl%の量で使用される。
【0028】反応の間、反応中に形成される水の0ない
し90%、好ましくは0ないし50重量%、さらに好ま
しくは0ないし10%、よりさらに好ましくは0ないし
2%、最も好ましくは0%、が除去される。反応中に形
成された水の一部が除去される場合(本発明の方法の全
ての具体例より、反応中に形成される水の、ある量、例
えば少なくとも10%、最も好ましくは100%は反応
混合物に残らなければならない。)、この除去は好まし
くは慣用の手段、例えば連続的、好ましくは共沸、蒸留
により行われる。
【0029】上記反応体はそのまま互いに、すなわち溶
媒または希釈剤を添加せずに、例えば溶融体で反応させ
得る。しかしながら、多くの場合において、不活性な溶
媒もしくは希釈剤またはその混合物を添加することが有
利である。言及され得るそのような溶媒または希釈剤の
例は、芳香族、脂肪族および脂環式炭化水素およびハロ
炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、メ
シチレン、テトラリン、クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、ブロモベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シク
ロヘキサン、ジクロロメタン、トリクロロメタン、テト
ラクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエタンま
たはテトラクロロエタン;エーテル、例えば、ジエチル
エーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジブチルエーテル、第三ブチルメチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジメトキシジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフランまたはジオキサンであ
る。使用される酸触媒が反応条件下で液体でありおよび
(酸触媒として作用するためを除き)不活性な酸である
場合、そのような過剰に使用される酸は、例えば未置換
のもしくは例えばハロゲン置換のような置換された強有
機カルボン酸、例えば炭素原子数1ないし4のアルカン
カルボン酸例えば酢酸もしくはトリフルオロ酢酸が、溶
媒および稀釈剤として作用もし得る。好ましいものは、
芳香族炭化水素およびハロ炭化水素である。とりわけ好
ましいものは、ベンゼン、トルエン、キシレンおよびク
ロロベンゼンである。さらに特に好ましいのはトルエン
およびキシレンである。非常に特別に好ましいはトルエ
ンである。不活性溶媒または稀釈剤の量および不活性溶
媒または稀釈剤の混合物の量は厳密ではないが;しかし
ながら好ましくはそれらの大過剰量が使用される。
【0030】2つの反応体VIおよびVII が反応中使用さ
れる、モル比は、商「式IVで表される化合物の使用され
るモル数:式VII で表される化合物の使用されるモル
数」として定義され、例えば1未満、好ましくは0.3
ないし0.9、さらに好ましくは0.45ないし0.
9、最も好ましくは0.6ないし0.9である。
【0031】反応は約0℃ないし反応混合物の還流温
度、好ましくは約0℃ないし約+120℃、さらに好ま
しくは+40℃ないし約+100℃、多くの場合+50
℃ないし反応混合物の還流温度の温度範囲で有利に行わ
れる。
【0032】反応は好ましくは常圧下で行われる。反応
中に形成された水の一部が蒸留により反応の最中に除去
される場合、これは僅かに減圧下で、例えば、約0.2
barないし常圧、好ましくは約0.2barないし約
0.5barで行われる。
【0033】反応時間は厳密ではない;しかし、好まし
くは約30分ないし約8時間、さらに好ましくは約1時
間ないし約6時間、最も好ましくは約2時間ないし約5
時間の範囲の反応時間が使用される。
【0034】化合物III の単離はそれ自体公知の仕上げ
手順で行われ、例えば、慣用のろ過、結晶化、蒸留また
はクロマトグラフィー法またはそれらのいずれかの適当
な組合せが行われる。
【0035】反応に対して得られる収量は一般に非常に
良好である。理論収量の85%より高い、多くの場合9
0%より高い、しばしば92%より高いの収量が達成さ
れる。
【0036】4つの立体異性体の混合物である、化合物
III は上記方法によって、化合物IIIaおよび化合物IIIb
が異性体混合物の総量に関して、好ましくは75ないし
82重量%、より好ましくは75ないし82重量%で存
在し、残りの混合物が化合物IIIcおよび化合物IIIdで表
されるラセミ体の混合物である、混合物として得られ
る。好ましくは異性体の混合物中、化合物IIIaおよび化
合物IIIbの割合が反応中に形成される水の反応混合物の
含量に比例し;より多くに水が反応中に除去されると、
化合物IIIaおよび化合物IIIbのラセミ体の比率が、より
少ない水が除去される場合よりも少なくなり;反応中に
まったく全ての水が除去されない場合には、生じた異性
体混合物中の化合物IIIaおよび化合物IIIbのラセミ体の
最大割合が得られる。
【0037】反応の好ましい具体例は実施例P2に見出
される。
【0038】化合物IVは公知であり;それらは好ましく
は上記に記載した本発明の変法a)に従って製造され
る。化合物VII は公知である。
【0039】化合物IIIa、IIIb、IIIcおよびIIIdの全て
または幾つかの、ある種の混合物は公知である。例え
ば、米国特許第4,097,581号〔(A)〕では、
いずれか他の異なる異性体の特定の含量に関する列挙を
除き、農薬有効成分として一般式III の範囲にあるジア
ステレオマーの混合物〔これ以降「化合物(M)として
述べる」〕を開示する。この発明者の他の研究では、化
合物(M)が4つのジアステレオ異性体、すなわち2
R,4S−異性体 IIIa、2S,4R−異性体 IIIb、
2R,4R−異性体 IIIcおよび2S,4S−異性体 I
IIdの混合物(上記異性体混合物中、化合物 IIIaおよ
び IIIbのラセミ体はこの異性体混合物の総量に関して
50ないし60重量%の量で存在し、この異性体混合物
の残りが、化合物 IIIcおよび IIIdのラセミ体であ
る。)の混合物であることを示している。さらにヨーロ
ッパ特許0501912号公開公報〔ここ以降
「(B)」として述べる〕では、2R,4R−異性体 I
IIcおよび2R,4S−異性体 IIIaの特定混合物〔こ
こ以降「化合物(S)」として述べる〕を開示し、後者
の異性体IIIaでは、(2R,4S−異性体 IIIaより僅
かにより少ない程度に)、4つの可能な異性体の生物学
的に最も好ましい特性の、2S,4R−異性体 IIIbを
有し、農薬学的有効成分として、非常に優れている。
【0040】化合物IIIa、IIIb、IIIcおよびIIIdの全て
のまたは幾つかの、その他の混合物は公知でなく、すな
わち、4つの立体異性体の混合物であり、該異性体混合
物中、生物学的に好ましい化合物IIIaおよびIIIbのラセ
ミ体〔ここ以降「ラセミ体(P)」として述べる〕が、
この異性体混合物の総量に関して65ないし90重量%
の量で存在し、この異性体混合物の残りが、化合物 III
cおよび IIIdのラセミ体である、本発明の化合物III
は新規であり、それは結果として化合物III の製造方法
もまた新規である。
【0041】従来技術の開示(A)によれば、物理的方
法により分離して、それぞれのジアステレオ異性体を得
ることができる、ジアステレオ異性体の形態の化合物
(M)は化合物IVと化合物VII との反応により製造さ
れ、この反応は酸触媒の下で、化合物VII の過剰量を使
用して、反応中に形成される水を都合良くは共沸蒸留で
留去しながら、行われる。従来技術の開示(B)では、
化合物(S)を特定の立体選択的合成を行うことにより
製造される。
【0042】(A)および(B)のこれらの従来技術の
製造方法は、しかし、おのおの場合多くの技術的、生態
学的、経済学的および他の欠点を有する。(A)におい
て開示された従来技術の方法によれば、追加の分離工程
が行われない限り、異性体混合物の総重量に関して50
ないし60重量%においてのみ好ましいラセミ体(P)
が得られるが、しかし異性体混合物の総量におけるこの
好ましいラセミ体(P)の割合は、上記割合の増加に関
連する生物学的作用の改良のため、できるかぎり高いも
のが非常に望ましいであろう。好ましいラセミ体(P)
の割合を増加するために、複雑な物理的および/または
化学的分離技術、例えば分別晶出、所望ならばキラル固
定相のクロマトグラフィーおよび規定化された光学活性
補助物質による誘導体化(得られた誘導体の分離および
補助物質の開裂が続く)を行うことが必要であろう。こ
の分離技術は極めて煩雑であるだけでなく、非常に費用
がかかり、そして結果として経済的な関心のないものと
し;さらに、それらは工業的規模の好ましいラセミ体
(P)の製造にとって適当でない。
【0043】さらに、化合物(M)の許容される収量を
得るために、反応中に形成される水は従来技術の方法
(A)によって除去されるべきであるが、しかし、それ
は例えば水の除去が追加のおよびかなり複雑な技術装置
のみでなく、必要な蒸留方法のためにエネルギーの巨大
な追加量の消費も必要し、非常に不利である。水の除去
の必要性は、そのため、(A)に従う従来技術の方法
が、煩雑なだけでなく、非常に費用のかかるものとし、
結果として経済的な関心のないものとする。
【0044】さらにまた、蒸留工程に関する追加のエネ
ルギー消費は生態学的に極めて望ましくない。(B)に
開示される従来技術の製造方法、すなわち、化合物
(S)の特定の立体選択的合成は、極めて高価なエナン
チオマー性純抽出物および/または、また極めて高価
な、貴金属触媒のみでなく、また特定の複雑な装置、例
えばオートクレーブ、およびさらに長い反応時間を必要
とする。これらの特徴の全ては(B)に開示される従来
技術の製造方法を非常に煩雑なものとするだけでなく非
常に費用のかかるものとし、結果的に経済的に無関心な
ものとし;さらに従来技術の方法は工業的規模の化合物
(S)の製造にも適当でない。
【0045】本発明の方法によれば、化合物III は化合
物IVと化合物VII との反応により製造され、この反応
は、酸触媒の存在下、化合物IVおよび化合物VII の当量
または好ましくは化合物VII の過剰量で、反応中形成さ
れる水を完全に除去することな行われる。上記従来技術
の方法の欠点の事実上全ては、変法b)に従った、新規
な本発明の方法により完全に克服されるため、本発明の
方法は、(A)および(B)に開示された従来技術の方
法に比べて、非常に驚くべき多くの技術的、生態学的、
経済学的および他の利点を有する。これらの本発明の技
術的、生態学的、経済学的および他の利点は上記に記載
したものに限定されず、上記記載は、本発明の方法に内
在する多くの利点の幾つかの例として扱うつもりにすぎ
ない。上記で言及した本発明の方法の利点の全てによ
り、従来技術の方法を行う場合に遭遇する困難な問題
は、方法が実験室の規模で行われた場合に、回避するこ
とが可能である。しかし、上記方法がより大規模に行わ
れる場合、これらの利点は増大して、非常により大きい
効果をもち、すなわち、これらの利点のみが、工業的規
模の製造を行うのを可能にする。
【0046】変法c):変法c)による方法は、先ず最
初に変法a)を好ましくは上記の方法にて、得られた化
合物IVを単離することを除いて行い、そして、続いてこ
のように得られた化合物IVをさらに単離することなく、
変法b)の方法に従って、好ましくは上記の手順にて反
応させる。
【0047】換言すれば、これは変法a)およびb)
は、変法a)の完成手順を変更すること以外はおのおの
上記に記載したように続けられることを意味する。
【0048】従って、変法c)の好ましい具体例では、
化合物IVが変法a) に従えば次に結晶化を誘発する有機
相に存在するという時点(実施例P1参照)で、変法
a)は引き継がれる。この結晶化はしかし変法c)では
行われないが、得られた化合物IVを含む有機相は代わり
に、更に先の精製および単離段階が行われることなし
に、必要ならば適当な体積への稀釈後に、変法b)によ
る方法で使用される。
【0049】他の好ましい変法c)の具体例は、化合物
IVが、化合物IVの結晶からなるモイストフィルターケー
クの形態で存在し、このフィルターケークは、変法a)
に従えば、次に乾燥される時点(実施例P1参照)で、
変法a)は引き継がれる。乾燥段階はしかし変法c)で
は行われず、しかし得られたモイストフィルターケーク
は代わりに変法b)による方法で、使用される。
【0050】好ましくは、変法c)では、変法a)およ
びb)の手順に相当する2つの反応段階において同じ溶
媒または稀釈剤が使用される。
【0051】変法c)による方法の総収量は、一般に非
常に良い。理論総収量の75%より高く、多くの場合8
0%より高く、しばしば85%より高く達成される。
【0052】4つの立体異性体の混合物である化合物II
I は、変法c)によって、化合物 IIIaおよび IIIbの
ラセミ体がこの異性体混合物の総量に関して70ないし
85重量%さらに好ましくは70ないし86重量%の量
の混合物として存在し、この異性体混合物の残りが、化
合物 IIIcおよび IIIdのラセミ体である。
【0053】好ましい反応の具体例は実施例P3に示さ
れている。
【0054】原則的には、本発明の方法の変法a)およ
び変法b)の有利な組合せであり、ワンポット反応(on
e-pot reaction) の意味における変法a)およびb)に
従った方法を組み合わせている、変法c)により本発明
の方法は、上記で詳細に討議した(A) および(B)に
よる従来技術の方法のそれぞれと比べて、変法a)およ
びb)による本発明の方法に対して上述した多くの利点
の全てをもつ。さらに、変法c)に従った本発明の方法
は、特別な発明の特徴(それによって、最初に形成され
る化合物IVが単離されず、しかしさらにその場で化合物
VII と反応する。)と関連して、さらに技術的、生態学
的、経済的等々の利点を有する。化合物IVの単離しない
ことは、例えば、後に結晶化され、ろ過分別される、化
合物IVが乾燥されず、それはエネルギーおよび他の供給
源を節約するのみならず、乾燥粉末生成物IVの爆発の危
険を完全に克服するため、方法の安全性を多大に改良も
して、有利である。結晶化生成物IVが全くろ過除去され
ない場合、特に装置中で供給源の節約およびエネルギー
の節約は非常大きく、そして生成物IVが結晶化さえもさ
れないがしかし、化合物Vと化合物VIとの反応の結果得
られる溶液の形態で使用される場合、極めて大きい。
【0055】別々に行われた本発明の方法による変法
a)およびb)と比較して、本発明の変法c)によれば
総反応時間が非常により短く、それは、結果として時間
間隔当りの反応生産物III のより高い生産高および種々
の製造装置のより有効な利用が生じる。さらに、本発明
変法c)に従って得られうる化合物III の総収量は驚く
べきほど非常に良好であり、それは本発明の方法の変法
a)およびb)による方法に従って別々に行われた収量
を合わせたものと比べて同じ割合範囲で非常に多い。さ
らにより驚くべきことには、本発明の方法の変法c) に
従って得られうる化合物IIIaおよび式IIIbの好ましいラ
セミ体の割合は非常によく、それは本発明の変法b)に
従って得られたそれぞれの割合と比べて同じ割合範囲で
非常によい。本発明の方法の変法c) の技術的、生態学
的、経済的等々の利点は上記に記載したものに限定され
ず、上記に記載したものは、本発明の変法c) に内在す
る多くの利点の幾つかの例として扱うつもりにすぎな
い。
【0056】このため、本発明の変法c) に従って化合
物III 製造により、まったく非常に驚くべき多くの技術
的、生態学的、経済的等々の利点が有効に利用できる。
【0057】化合物Iはまたそれらの水和物の形態で得
られ、および/またはその他の溶媒、例えば固体形態に
結晶化するのに使用され得るものをも包含し得る。
【0058】本発明は、出発物質または方法のいずれか
の所望の工程で得られる中間体から出発し、全てのまた
は多少省略した工程が実施され、あるいは出発物質が、
それらの誘導体または塩および/またはそのラセミ体も
しくは対掌体の形態で使用され、または特に、反応条件
下で形成されるそれらの形態で使用される方法の全ての
態様に関する。
【0059】本発明はまた4つの立体異性体、すなわち
2R,4S−異性体 IIIa、2S,4R−異性体 III
b、2R,4R−異性体 IIIcおよび2S,4S−異性
体 IIIdの混合物(上記異性体混合物中、化合物 IIIa
および IIIbのラセミ体はこの異性体混合物の総量に関
して65ないし90重量%、好ましくは70ないし85
重量%、より好ましくは75ないし82重量%または7
0ないし76重量%の量で存在し、この異性体混合物の
残りが、化合物 IIIcおよび IIIdのラセミ体であ
る。)である式III の化合物にも関する。
【0060】本発明の変法b)に関して上記で詳細に討
議したように、化合物IIIa、IIIb、IIIcおよびIIIdの全
てまたはいくつかのある混合物は公知である。これらの
混合物は節足動物に有効な有害生物防除剤の有効成分と
して文献に提案されている。しかし、これらの公知の混
合物の特性は例えば、それらの生物学的活性に関して、
またはそれによりそれらが製造される方法の経済性に関
して全く十分ではなく、他の有害生物防除剤の必要とな
り、この目的は本発明の新規な化合物III に調製される
ことによる発明により達成される。
【0061】変法b)およびc)の下で上記に記載した
ように得ることのできる本発明に係る化合物III は有害
生物防除の分野において温血動物、魚類および植物に十
分許容性がある一方、非常に好ましい殺生物スペクトル
をもつ有効成分であり、低い割合において使用したとき
でさえも、予防的におよび/または治療的に使用される
場合に重要である。本発明に係る有効成分は、全てのま
たは個々の成長段階の、通常の感受性種およびまた耐性
種の昆虫およびダニ類目の代表的なもののような動物性
有害生物に有効である。本発明に係る有効成分の殺虫作
用および殺ダニ作用は直接的に、例えば発生した有害生
物を直ちに殺害または、例えば脱皮期に際して、ほんの
数時間後殺害すること、あるいは間接的に、例えば減少
した産卵および/または低下した孵化率によってそれを
明示でき、それは少なくとも50ないし60%の死滅率
に相当する良好な活性である。
【0062】上記の有害生物は以下のものを包含する:
鱗翅目から、アクレリス(Acleris) 種、アドキソフイエ
ス(Adoxophyes)種、アエゲリア(Aegeria) 種、アグロチ
ス(Agrotis) 種、アラバマ・アルギラシアエ(Alabama a
rgillaceae) 、アミロイス(Amylois) 種、アンチカルジ
ア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis) 、アルチプス
(Archips) 種、アルギロタエニア(Argyrotaenia)種、オ
ートグラフア(Autographa)種、ブセオラ・フスカ(Busse
ola fusca)、カドラ・カウテラ(Cadra cautella)、カル
ポシナ・ニッポネンシス(Carposinanipponensis) 、チ
ロ(Chilo) 種、コリストネウラ(Choristoneura) 種、ク
リジア・アムビグエラ(Clysia ambiguella) 、クナファ
ロクロシス(Cnaphalocrocis)種、クネファシア(Cnephas
ia) 種、コチリス(Cochylis)種、コレオフォアラ(Coleo
phora)種、クロシドロミア・ビノタリス(Crocidolomia
binotalis)、クリプトフレビア・レウコトレタ(Cryptop
hlebia leucotreta)、サイデイア(Cydia) 種、ディアト
ラエ(Diatraea)種、ディパロプシス・カスタネア(Dipar
opsis castanea) 、エアリアス(Earias)種、エフェスチ
ア(Ephestia)種、エウコスマ(Eucosma)種、エウポエシ
リア・アムビグエラ(Eupoecilia ambiguella) 、エウプ
ロクチス(Euproctis) 種、エウキソア(Euxoa) 種、グラ
フォリタ(Grapholita)種、ヘディア・ヌビフェラナ(Hed
ya nubiferana)、ヘリオチス(Heliothis) 種、ヘルラ・
ウンダリス(Hellula undalis) 、ハイファントリア・ク
ネア(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセ
ラ(Keiferia lycopersicella) 、ロイコプテラ・サイテ
ラ(Leucoptera scitella) 、リソコレチス(Lithocollet
his)種、ロベシア・ボツラナ(Lobesia botrana) 、リマ
ントリア(Lymantria) 種、リオネチア(Lyonetia)種、マ
ラコソマ(Malacosoma)種、マメストラ・ブラシカエ(Mam
estra brassicae)、マンデュカ・セクスタ(Manduca sex
ta) 、オペロフテラ(Operophtera) 種、オストリニア・
ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)、パムメネ(Pammene)
種、パンデミス(Pandemis)種、パノリス・フラメア(Pan
olis flammea) 、ペクチノフオラ・ゴシピエラ(Pectino
phora gossypiella)、フソリマエア・オペルキュレラ(P
hthorimaea operculella) 、ピエリス・ラパエ(Pieris
rapae)、ピエリス(Pieris)種、プルテラ・キシロステラ
(Plutella xylostella) 、プレイス(Prays) 種、シルポ
ファガ(Scirpophaga) 種、セサミア(Sesamia) 種、スパ
ルガノチス(Sparganothis)種、スポドプテラ(Spodopter
a)種、シナンテドン(Synanthedon) 種、サウメトポエア
(Thaumetopoea)種、トルトリックス(Tortrix) 種、トリ
コプルシア・ニ(Trichoplusia ni) 、およびイポノメウ
タ(Yponomeuta)種;鞘翅目から、例えば、アグリオテス
(Agriotes)種、アントノムス(Anthonomus)種、アトマリ
ア・リネアリス(Atomaria linearis) 、チャエトクネマ
・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、コスモポリテス
(Cosmopolites)種、クルクリオ(Curculio)種、デルメス
テス(Dermestes) 種、ジアブロチカ(Diabrotica)種、エ
ピラクナ(Epilachna) 種、エレムヌス(Eremnus) 種、レ
プチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlin
eata) 、リッソルホプツルス(Lissorhoptrus) 種、メロ
ロンサ(Melolontha)種、オリカエフィルス(Orycaephilu
s)種、オチオリンクス(Otiorhynchus)種、フリクチヌス
(Phlyctinus)種、ポピリア(Popillia)種、サイリオデス
(Psylliodes)種、リゾペルサ(Rhizopertha) 種、スカラ
ベイダエ(Scarabeidae) 種、シトフィラス(Sitophilus)
種、シトツロガ(Sitotroga) 種、テネブリオ(Tenebrio)
種、トリボリウム(Tribolium) 種、およびトロゴテルマ
(Trogoderma)種;多翅目から、例えばブラタ(Blatta)
種、ブラテラ(Blattella) 種、グリロタルパ(Gryllotal
pa) 種、レウコファエア・マデラアエ(Leucophaea made
rae)、ロクスタ(Locusta) 種、ペリプラネタ(Periplane
ta) 種、およびシストセルカ(Schistocerca)種、シロア
リ目から、例えば、レチクリテルメス(Reticulitermes)
種、チャタテムシ目から、例えば、リポスセリス(Lipos
celis)種、シラミ目から、例えば、ハエマトピヌス(Hae
matopinus)種、リノグナスス(Linognathus) 種、ペディ
クルス(Pediculus) 種、ペムフィグス(Pemphigus) 種、
フィロキセラ(Phylloxera)種;ハジラミ目から、例え
ば、ダマリネア(Damalinea) 種、およびトリコデクテス
(Trichodectes)種;アザミウマ目から、例えば、フラン
クリニエラ(Frankliniella) 種、ヘルシノスリップス(H
ercinothrips) 種、タエニオスリップス(Taeniothrips)
種、スリップス・パルミ(Thrips palmi)、スリップス・
タバシ(Thrips tabaci) およびサイルトスリップス・ア
ウランチ(Scirtothrips aurantii) ;異翅亜目から、例
えば、シメックス(Cimex) 種、ジスタンチエラ・セオブ
ロマ(Distantiella theobroma)、ダイスデルクス(Dysde
rcus) 種、エウチスツス(Euchistus) 種、エウリョガス
テル(Eurygaster)種、レプトコリサ(Leptocorisa) 種、
ネザラ(Nezara)種、ピエスマ(Piesma)種、ロドニウス(R
hodnius)種、サルベルゲラ・シングラリス(Sahlbergell
a singularis) 、スコチノファラ(Scotinophara)種、お
よびトリアトマ(Triatoma)種;同翅亜目から、例えば、
アレウロスリクッス・フロッコスス(Aleurothrixus flo
ccosus) 、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brass
icae) 、アオニデイエラ(Aonidiella)種、アフィディダ
エ(Aphididae) 、アフィス(Aphis) 種、アスピジオツス
(Aspidiotus)種、ベミシア・タバシ(Bemisia tabaci)、
セロプラステル(Ceroplaster) 種、クリソンファルス・
アオニディウム(Chrysomphalus aonidium)、クリソムフ
ァルス・ディクチヨスペルミ(Chrysomphalus dictyospe
rmi)、コッカス・ヘスペリデュム(Coccus hesperidum)
、エンポアスカ(Empoasca)種、エリオソマ・ラリゲル
ム(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ(Erythroneur
a)種、ガスカルディア(Gascardia) 種、ラオデルファク
ス(Laodelphax)種、レカニウム・コルニ(Lecanium corn
i)、レピドサフェス(Lepidosaphes)種、マクロシフス(M
acrosiphus) 種、マイズス(Myzus) 種、ネフォテチック
ス(Nephotettix) 種、ニラパルヴァタ(Nilaparvata)
種、パラトリア(Paratoria) 種、ペムフィグス(Pemphig
us) 種、プラノコッカス(Planococcus) 種、シューダウ
ラカスピス(Pseudaulacaspis) 種、シュードコッカス(P
seudococcus)種、プシラ(Psylla)種、プルヴィナリア・
アエチオピカ(Pulvinaria aethiopica) 、クアドラスピ
ディオツス(Quadraspidiotus) 種、ロパロシフム(Rhopa
losiphum) 種、サイセチア(Saissetia) 種、スカフォイ
デウス(Scaphoideus) 種、シザフィス(Schizaphis)種、
シトビオン(Sitobion)種、トリアレウロデス・ヴァポラ
リオルム(Trialeurodes vaporariorum) 、トリオザ・エ
リトレアエ(Trioza erytreae) およびウナスピス・シト
リ(Unaspis citri) ;膜翅目から、例えば、アクロミル
メックス(Acromyrmex)、アッタ(Atta)種、セフス(Cephu
s)種、ディプリオン(Diprion) 種、ディプリオニダエ(D
iprionidae) 、ジリピニア・ポリトマ(Gilpinia polyto
ma) 、ホプロカムパ(Hoplocampa)種、ラシウス(Lasius)
種、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium pharaoni
s)、ネオディプリオン(Neodiprion)種、ソレノプシス(S
olenopsis)種、およびヴェスパ(Vespa) 種;双翅目か
ら、例えば、アエデス(Aedes) 種、アンセリゴナ・ソカ
タ(Antherigona soccata) 、ビビオ・ホルツラヌス(Bib
io hortulanus)、カリフォラ・エリスロセファラ(Calli
phoraerythrocephala) 、セラチチス(Ceratitis) 種、
クリソミア(Chrysomyia)種、クレッス(Culex) 種、クテ
レブラ(Cuterebra) 種、ダカス(Dacus) 種、ドロソフィ
ラ・メラノガステル(Drosophila melanogaster) 、ファ
ニア(Fannia)種、ガストロフィルス(Gastrophilus)種、
グロシナ(Glossina)種、ハイポデルマ(Hypoderma) 種、
ハイポボスカ(Hyppobosca)、リリオマイザ(Liriomyza)
種、ルシリア(Lucilia) 種、メラナグロマイザ(Melanag
romyza) 種、ムスカ(Musca) 種、オエスツルス(Oestru
s) 種、オルセオリア(Orseolia)種、オシネラ・フリト
(Oscinella frit)、ペゴマイア・ヨシャミ(Pegomyia hy
oscyami)、フォルビア(Phorbia) 種、ラゴレチス・ポモ
ネラ(Rhagoletis pomonella)、シアラ(Sciara)種、スト
モキシス(Stomoxys)種、タバヌス(Tabanus) 種、タニア
(Tannia)種、およびチプラ(Tipula)種;ノミ目から、例
えば、セラトフィルス(Ceratophyllus) 種、キセノプシ
ラ・チェオピス(Xenopsylla cheopis),およびシラミ目
から、例えば、レピスマ・サッカリナ(Lepisma sacchar
ina)、およびダニ目から、例えば、アカルス・シロ(Aca
rus siro) 、アセリア・シェルドニ(Aceria sheldoni)
、アクルス・シュレクテンダリ(Aculus schlechtendal
i) 、アンブリョンマ(Amblyomma) 種、アルガス(Argas)
種、ブーフィルス(Boophilus) 種、ブレビパルプス(Br
evipalpus) 種、ブリョビア・プラエチオサ(Bryobia pr
aetiosa) 、カリピトリメルス(Calipitrimerus)種、コ
リオプテス(Chorioptes)種、デルマニスス・ガリナエ(D
ermanyssus gallinae)、エオテトラニクス・カルピニ(E
otetranychus carpini) 、エリオフィエス(Eriophyes)
種、ヒヤロンマ(Hyalomma)種、イキソデス(Ixodes)種、
オリゴニクス・プラテニス(Olygonychus pratensis) 、
オルニソドロス(Ornithodoros)種、パノニクス(Panonyc
hus)種、フィロコプツルタ・オレイヴォラ(Phyllocoptr
uta oleivora) 、ポリファゴタルソネムス・ラツス(Pol
yphagotarsonemus latus) 、プソロプテス(Psoroptes)
種、リピセファルス(Rhipicephalus) 種、リゾグリフス
(Rhizoglyphus)種、サルコプテス(Sarcoptes) 種、タル
ソネムス(Tarsonemus)種、およびテトラニクス(Tetrany
chus) 種。
【0063】本発明による有効成分は、特に植物、とり
わけ農業、園芸および森林における有用植物および鑑賞
植物、あるいは果実、花、葉、茎、塊茎または根等のそ
のような植物の部分において生ずる上述したタイプの有
害生物を防除し、即ち阻止しまたは死滅させ、ある場合
では、これらの有害生物に対する保護は、後の時点で植
物の新しく形成された部分へも拡張される。
【0064】目標作物として適当なものは次のものであ
る:特に、穀類(小麦、大麦、ライ麦、オート麦、米、
トウモロコシまたはソルガム);ビート(砂糖および飼
料用ビート);果実例えば梨状果、核果および軟果実
(リンゴ、梨、プラム、桃、アーモンド、サクランボ、
またはイチゴ、ラズベリーおよびブラックベリーのよう
なベリー類);マメ科植物(ソラ豆、レンズ豆、エンド
ウ豆または大豆);油用植物(アブラナ、マスタード、
ポピー、オリーブ、サンフラワー、ココナッツ、ヒマシ
油植物、ココア豆または落花生);ウリ科植物(カボチ
ャ、キュウリまたはメロン);繊維植物(綿、亜麻、大
麻または黄麻);橙属植物(オレンジ、レモン、グレー
プフルーツまたはタンジェリン);野菜(ホウレンソ
ウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、玉
葱、トマト、馬鈴薯またはピーマン);クスノキ科(ア
ボガド、シナモンまたは樟脳);および、タバコ、ナッ
ツ、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブド
ウの木、ホップ、バショウおよび天然ゴム植物、ならび
に観賞植物。
【0065】本発明による有効成分は特に、柑橘類、落
葉果実作物におけるカイガラムシ、例えばアオニディラ
・アウランティ(Aonidiella aurantii) 、セロプラステ
ス・フロリデンシス(Ceroplastes floridensis) 、セロ
プラステス・シネンシス(Ceroplastes sinesis) 、レピ
ドサフェス・ベッキイ(Lepidosaphes beckii) 、レピド
サフェス・ウルミ(Lepidosaphes ulmi) 、パラトリア・
ペガンアイ(Parlatoria pergandei)、プラノコッカス・
シトリ(Planococcus citri) 、クアドラスピディオタス
・パーニシオウサス(Quadraspidiotus perniciousus)、
サイセティア・オレア(Saissetia olea)およびウナスピ
ス・シトリ(Unaspis citri) を防除するのに、落葉果実
作物におけるアドキソフィエス・レティキュラナ(Adox
ophyes reticurana)、サイディア・ポモネラ(Cydia pom
onella) 、ロイコプテラ・サイテラ(Leucoptera scitel
la) 、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana) およびサ
イラ・ピリコラ(Psylla piricola) を防除するのに、お
よび稲作物におけるニラバルヴァタ・ルゲンス(Nilapar
vata lugens)を防除するのに適当である。
【0066】本発明に係る有効成分に対するその他の適
用分野は、上述したタイプの有害生物に対する貯蔵製品
および貯蔵物資ならびに材料の保護であり、そして衛生
領域では、特に愛玩動物および生産的家畜の保護におい
てである。本発明の有効成分は特にブーフィルス・マイ
クロプラス(Boophilus microplus)のようなダニ類を防
除するのに適当である。
【0067】本発明はそのためまた、全てのものが本発
明に係る有効成分の、少なくとも1つを含みおよびそれ
らは意図する目的および使用する環境によって選ばれる
有害生物防除剤例えば、乳剤原液、懸濁原液、直接噴霧
可能な、または希釈可能な溶液、塗布可能ペースト、希
釈乳剤、水和剤、水溶剤、散剤、粉剤、粒剤または例え
ば、ポリマー物質によるカプセル化剤のようなものにも
関する。
【0068】これらの組成物では、純粋な有効成分例え
ば特定の粒子の大きさを持つ固体有効成分としてまた
は、好ましくは、製剤技術で慣用に使用される助剤例え
ば溶媒もしくは固体担体のような増量剤または表面活性
化合物(界面活性剤)、の少なくとも1種と共に一緒に
使用される。
【0069】適当な溶媒を以下に示す:部分的にハロゲ
ン化されたまたはハロゲン化されていない芳香族炭化水
素、好ましくはアルキルベンゼンの炭素原子数8ないし
12の留分、例えばキシレン混合物、アルキル化ナフタ
レンまたはテトラヒドロナフタレート、脂肪族もしくは
脂環式炭化水素例えばパラフィンまたはシクロヘキサ
ン、アルコール例えばエタノール、プロパノールまたは
ブタノール、グリコールならびにそれらのエーテルおよ
びエステル例えばプロピレングリコール、ジプロピレン
グリコールエーテル、エチレングリコール、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、ケトン例えばシクロヘキサノン、イソ
ホロンもしくはジアセタノールアルコール、強極性溶媒
例えばN−メチルピロリド−2−オン、ジメチルスルホ
キシドまたはN,N−ジメチルホルムアミド、水、エポ
キシ化もしくは非エポキシ化ナタネ油、ヒマシ油、ココ
ナッツ油または大豆油のようなエポキシ化もしくは非エ
ポキシ化植物油およびシリコーン油。
【0070】例えば、粉剤および分散性粉末に使用され
る固体担体は通常、方解石、タルク、カオリン、モンモ
リロナイトまたはアタパルジャイトのような天然鉱物で
ある。物性を改良するために、高分散ケイ酸または高分
散吸収性ポリマーを加えることも可能である。適当な粒
状化吸着性担体は多孔性型のもので、例えば軽石、破壊
レンガ、セピオライトまたはベントナイトであり、また
は非吸収性担体は例えば、方解石または砂のような物質
である。さらに非常に多くの粒状化した無機質および有
機質の物質、例えば特にドロマイトまたは粉状化植物残
骸を使用し得る。
【0071】製剤化すべき有効成分の性質によるが、適
当な表面活性化合物は良好な乳化性、分散性、および湿
潤性を有する非イオン性、カチオン性および/またはア
ニオン性界面活性剤である。下記の界面活性剤は単なる
例示と見なされる:製剤分野で慣用的に使用され、本発
明に適当である多くの他の界面活性剤が専門家の文献に
記載されている。
【0072】適当な非イオン性界面活性剤は、主に脂肪
族または脂環式アルコール、または飽和または不飽和脂
肪酸およびアルキルフェノールのポリグリコールエーテ
ル誘導体であり、該誘導体は3ないし30個のグリコー
ルエーテル基、(脂肪族)炭化水素基に8ないし20個
の炭素原子、そしてアルキルフェノールのアルキル基に
6ないし18個の炭素原子を含む。他の適当な非イオン
性界面活性剤は、ポリプロピレングリコール、エチレン
ジアミノポリプロピレングリコールおよびアルキル鎖中
に1ないし10個の炭素原子を含むアルキルポリプロピ
レングリコールとの水溶性ポリエチレンオキシド付加物
であり、その付加物は20ないし250個のエチレング
リコールエーテル基および10ないし100個のプロピ
レングリコールエーテル基を含む。上述の化合物は通常
プロピレングリコール単位当たり1ないし5個のエチレ
ングリコール単位を含む。記載し得る非イオン性界面活
性剤の例は、ノニルフェノールポリエトキシエタノー
ル、ヒマシ油ポリグリコールエーテル、ポリプロピレン
/ポリエチレンオキシド付加物、トリブチルフェノキシ
ポリエトキシエタノール、ポリエチレングリコールおよ
びオクチルフェノキシポリエトキシエタノールである。
他の適当な物質はポリオキシエチレンソルビタンの脂肪
酸エステル、例えばポリオキシエチレンソルビタントリ
オレートである。
【0073】カチオン性界面活性剤は、好ましくは少な
くとも一つの炭素原子数8ないし22のアルキル基と他
の置換基として未置換またはハロゲン化低級アルキル
基、ベンジル基、またはヒドロキシ低級アルキル基とを
含む第四アンモニウム塩である。該塩は好ましくはハロ
ゲン化物、メチル硫酸塩またはエチル硫酸塩の形態にあ
り、例えばステアリルトリメチルアンモニウムクロリド
またはベンジルジ−(2−クロロエチル)エチルアンモ
ニウムブロミドである。
【0074】適当なアニオン性界面活性剤は、いわゆる
水溶性石鹸および水溶性合成界面活性化合物のいずれか
である。適当な石鹸は高級脂肪酸(C10〜C22)のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、または未置換または
置換のアンモニウム塩、例えば、オレイン酸またはステ
アリン酸あるいは、例えばココナッツ油または獣脂から
得られる天然脂肪酸混合物のナトリウムまたはカリウム
塩である。言及され得る他の界面活性剤は脂肪酸メチル
タウリン塩である。しかしながら、合成界面活性剤、特
に脂肪酸スルホネート、脂肪酸サルフェート、スルホン
化ベンズイミダゾール誘導体、またはアルキルアリール
スルホネートが更に頻繁に使用される。脂肪酸スルホネ
ートまたはサルフェートは通常アルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩あるいは未置換または置換されたアンモニ
ウム塩の形態にあり、そして一般にアシル基のアルキル
部分を包含する炭素原子数8ないし22のアルキル基を
含み、例えばリグノスルホン酸、ドデシルサルフェート
または天然脂肪酸から得られる脂肪アルコールサルフェ
ートの混合物のナトリウムまたはカルシウム塩である。
これらの化合物はまた、硫化エステル化およびスルホン
酸化脂肪アルコール/エチレンオキシド付加物の塩も含
む。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は、好ましく
は二つのスルホン酸基と約8ないし22の炭素原子を含
む一つの脂肪酸基とを含む。アルキルアリールスルホネ
ートの例は、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジブチルナ
フタレンスルホン酸またはナフタレンスルホン酸/ホル
ムアルデヒド縮合生成物のナトリウム、カルシウムまた
はトリエタノールアミン塩である。適当なホスフェー
ト、例えばp−ノニルフェノールと4ないし14モルの
エチレンオキシドとの付加物のリン酸エステルの塩また
はリン脂質も適当である。
【0075】該組成物は通常、有効成分を0.1ないし
99%、好ましくは0.1ないし95%、少なくとも1
種の、固体または液体助剤を1ないし99.9%、好ま
しくは5ないし99.9%、そして一般に界面活性剤と
なりうる組成物を0ないし25%、好ましくは0.1な
いし25%(%はそれぞれの場合重量を示す)を含むこ
とができる。市販品としては原液組成物がより好ましい
が、最終消費者は、通常は、有効成分の濃度が相当低濃
度である希釈組成物を使用する。
【0076】好ましい組成物は特に以下の組成を有する
(%はすべて重量に基づく):乳剤原液 有効成分: 1ないし90%、好ましくは5ないし20
% 界面活性剤:1ないし30%、好ましくは10ないし2
0% 液体担体: 5ないし98%、好ましくは70ないし8
5%粉剤 有効成分: 0.1ないし10%、好ましくは0.1な
いし1% 固体担体: 99.9ないし90%、好ましくは99.
9ないし99%懸濁原液 有効成分: 5ないし75%、好ましくは10ないし5
0% 水: 94ないし24%、好ましくは88ないし
30% 界面活性剤:1ないし40%、好ましくは2ないし30
水和剤 有効成分: 0.5ないし90%、好ましくは1ないし
80% 界面活性剤:0.5ないし20%、好ましくは1ないし
15% 固体担体: 5ないし95%、好ましくは15ないし9
8%粒剤 有効成分: 0.5ないし30%、好ましくは3ないし
15% 固体担体: 99.5ないし70%、好ましくは97な
いし85%
【0077】本発明に係る組成物の活性は、他の殺虫剤
有効成分の添加により、かなり拡大しおよび与えられた
環境に適合できる。添加される可能な有効成分は例え
ば、有効成分の以下の種類から示されるものである:有
機リン化合物、ニトロフェノールおよびその誘導体、ホ
ルムアミジン、尿素、カーバメート、ピレスロイド、塩
素化炭化水素およびバチラス・スリンギエンシス製剤。
本発明の組成物はまた他の固体または液体助剤、例えば
エポキシ化、非エポキシ化植物油(例えばエポキシ化コ
コナッツ油、ナタネ油または大豆油)のような安定剤、
シリコーン油のような消泡剤、防腐剤、粘度調節剤、結
合剤、および/または粘着付与剤ならびに肥料または特
別な効果を得るための他の有効成分例えば、殺バクテリ
ア剤、殺真菌剤、線虫駆除剤、軟体動物駆除剤または選
択性除草剤を含有してもよい。
【0078】本発明の組成物は公知の方法、例えば助剤
なしで、固体有効成分を粉砕、篩分けおよび/または圧
縮することにより、例えばある粒子サイズを与え、さら
に例えば有効成分混合物を助剤の少なくとも1種の存在
下で有効成分または助剤(類)との有効成分の混合物を
緊密に混合しおよび/または粉砕すること;で製造され
る。本発明はまた本発明の組成物のこれらの製造方法こ
よびこれら組成物の製造のための式III で表される化合
物の使用方法に関する。
【0079】本発明はさらに、該化合物の施用方法、即
ち上述したタイプの有害生物を防除する方法例えば、目
的とする対象および使用環境に応じて選ばれる、噴霧、
霧化、散粉、はけ塗り、種子粉衣、散水および注水、な
らびに上述したタイプの有害生物を防除するための組成
物の使用方法に関する。濃度の特徴的割合は有効成分の
0.1ないし1000ppm、好ましくは0.1ないし
500ppmである。ヘクタール(ha)あたりの施用
割合は一般に、有効成分1ないし2000g/ha、特
に10ないし1000g/ha好ましくは20ないし6
00g/haである。
【0080】作物保護分野の施用の好ましい方法は、施
用の頻度および割合が特定の有害生物による攻撃の危険
性に依存する、植物の葉への施用(茎葉散布)である。
しかし、有効成分はまた、液体組成物を植物の作地に含
浸させるか、あるいは固体の形態、例えば粒剤の形態で
有効成分を植物の作地、例えば土壌に物質を混入するこ
とにより(土壌への施用)、植物根系を介して植物に到
達することも可能である(浸透作用)。パディライス
(paddy rice) の場合、そのような粒子はその水田に浸
水するように計量され得る。
【0081】本発明による組成物はまた動物性有害生物
に対する植物繁殖材料例えば果実、塊茎もしくは穀粒等
の種子またはさし木の保護にも適当である。繁殖材料は
植える前に組成物で処理でき、例えば種子では播種の前
に粉衣できる。あるいは、本発明の有効成分は、また穀
粒を液体組成物に含浸させるか、または固体組成物を塗
布することにより、種子穀粒に施用できる(コーティン
グ)。あるいは、繁殖材料が生長した場合に、組成物は
生育する地に施用でき例えば播種の期間に種子の畦溝に
施用できる。さらに本発明は植物繁殖材料を処理する方
法およびこのように処理された植物繁殖材料に関する。
【0082】
【実施例】以下の実施例は本発明を単に説明することを
意図するものであり、本発明の範囲を限定するものでは
ない。
【0083】製造実施例 実施例P1 :1,2−ジヒドロキシ−3−(4−フェノ
キシフェノキシ)−プロパン
【化19】 実施例P1.1:4−フェノキシフェノール186.4
g(1mol)、炭酸カリウム粉末207.6g(1.
5mol)、水12mlおよびトルエン660mlの懸
濁物を90ないし95℃に加熱する。この温度で3−ク
ロロ−1,2−ジヒドロキシ−プロパン124g(1.
12mol)を2時間にわたって懸濁物に加える。反応
混合物を90ないし95℃でさらに2時間攪拌し、次に
75ないし80℃に冷却し、そしてこの温度で水400
mlで稀釈する。水相を75ないし80℃で分離する。
有機相を次に水145mlを使用して再び稀釈し、そし
て混合物を75ないし80℃で10分間攪拌する。水相
を再び75ないし80℃で分離する。有機相を次に11
0ないし115℃で加熱し、そして水の残部を常圧下で
共沸蒸留により除去する。有機相を次に55℃ないし6
0℃で冷却し、結晶化を誘発する。結晶化は約50ない
し52℃で開始する。有機相を20ないし25℃に冷却
し、5時間この温度で攪拌し、次に0ないし5℃に冷却
し、この温度でさらに1時間攪拌する。結晶生成物を吸
引ろ過で分別し、おのおのの洗浄に0ないし5℃の温度
であるトルエン100mlを使用して2回洗浄し、50
ないし60℃の温度の減圧下で乾燥する。これにより標
記化合物が85ないし87℃で融解する無色の結晶の形
態で得られる(収量:理論収量の92%)。
【0084】実施例P1.2:4−フェノキシフェノー
ル0.95mol(1molの代わりに)および3−ク
ロロ−1,2−ジヒドロキシ−プロパン1.1mol
(1.12molの代わりに)を使用することならびに
さらに、クロロベンゼン(トルエンの代わりに)を使用
すること以外は、実施例P1.1に記載されたと同じ方
法で反応を行う。標記化合物が85ないし86℃で融解
する無色の結晶の形態で得られる(収量:理論収量の8
9%)
【0085】実施例P1.3:炭酸水素ナトリウム粉末
1.6mol(炭酸カリウム粉末1.5molの代わり
に)を使用すること以外は、実施例P1.1に記載され
たと同じ方法で反応を行う。標記化合物が85ないし8
7℃で融解する無色の結晶の形態で得られる(収量:理
論収量の90%)
【0086】実施例P1.4:トリエチルアミン(炭酸
カリウム粉末の代わりに)を使用すること以外は、実施
例P1.1に記載されたと同じ方法で反応を行う。標記
化合物が86ないし87℃で融解する無色の結晶の形態
で得られる(収量:理論収量の89%)
【0087】実施例P1.5:4−フェノキシフェノー
ル186.4g(1mol)、炭酸カリウム粉末20
7.6g(1.5mol)、水12mlおよびキシレン
700ml(異性体混合物)の懸濁物を100ないし1
05℃で加熱する。この温度で、3−クロロ−1,2−
ジヒドロキシ−プロパン124g(1.12mol)を
2時間にわたって懸濁物に加える。反応混合物を100
ないし105℃でさらに2時間攪拌し、次に75ないし
80℃に冷却し、そしてこの温度で水400mlで稀釈
する。水相を75ないし80℃で分別する。有機相を、
水145mlを使用して、再び稀釈し、混合物を75な
いし80℃で10分間攪拌する。水相を再び75ないし
80℃で分離する。有機相を次に135ないし150℃
に加熱し、水の残部を常圧下の共沸蒸留により除去す
る。有機相を60ないし65℃で冷却して結晶化を誘発
する。結晶化は約55ないし58℃で開始する。有機相
を次に20ないし25℃で冷却し、この温度で15時間
攪拌する。結晶化生成物を吸引によりろ過分別し、おの
おのの洗浄にキシレン(異性体混合物)80mlを使用
して2回洗浄し、そして60ないし65℃の温度で減圧
下で乾燥する。このようにして、標記化合物は84ない
し86℃で融解する無色の結晶の形態で得られる(収
量:理論収量の87%)。
【0088】実施例P1.6 ピリジン1.55mol
(炭酸カリウム粉末1.5molの代わりに)を使用す
ること以外は、実施例P1.1に記載されたと同じ方法
で反応を行う。標記化合物が85ないし86℃で融解す
る無色の結晶の形態で得られる(収量:理論収量の90
%)
【0089】実施例P1.7 3−ブロモ−1,2−ジ
ヒドロキシ−プロパン(3−クロロ−1,2−ジヒドロ
キシ−プロパンの代わりに)を使用すること以外は、実
施例P1.1に記載されたと同じ方法で反応を行う。標
記化合物が85ないし86℃で融解する無色の結晶の形
態で得られる(収量:理論収量の88%)
【0090】実施例P1.8:4−フェノキシフェノー
ル186.4g(1mol)、炭酸カリウム粉末20
7.6g(1.5mol)、水12mlおよびクロロベ
ンゼン750mlの懸濁物を115ないし120℃で加
熱する。この温度で、3−クロロ−1,2−ジヒドロキ
シ−プロパン131.5g(1.12mol)を2.5
時間にわたって懸濁物に加える。反応混合物を115な
いし120℃でさらに4時間攪拌し、次に75ないし8
0℃に冷却し、そしてこの温度で水550mlで稀釈す
る。水相を75ないし80℃で分別する。有機相を、水
170mlを使用して、再び稀釈し、混合物を75ない
し80℃で10分間攪拌する。水相を再び75ないし8
0℃で分離する。有機相を次に130ないし135℃に
加熱し、水の残部を常圧下の共沸蒸留により除去する。
有機相を60ないし65℃で冷却して結晶化を誘発す
る。結晶化は約54ないし56℃で開始する。有機相を
次に20ないし25℃で冷却し、この温度で14時間攪
拌する。結晶化生成物を吸引によりろ過分別し、おのお
のの洗浄にクロロベンゼン90mlを使用して洗浄し、
60ないし65℃の温度で減圧下で乾燥する。このよう
にして、標記化合物は85ないし86℃で融解する無色
の結晶の形態で得られる(収量:理論収量の93%)。
【0091】実施例P1.9 ナトリウムメタノラート
粉末1.6mol(炭酸カリウム粉末1.5molの代
わりに)を使用すること以外は、実施例P1.1に記載
されたと同じ方法で反応を行う。標記化合物が85ない
し87℃で融解する無色の結晶の形態で得られる(収
量:理論収量の91%)
【0092】実施例P2:2−エチル−4−(4−フェ
ノキシフェノキシメチル)−1,3−ジオキソラン(2
R,4S−異性体、2S,4R−異性体、2R,4R−
異性体および2S,4S−異性体からなる立体異性体の
混合物)
【化20】 実施例P2.1:1,2−ジヒドロキシ−3−(4−フ
ェノキシフェノキシ)プロパン91g(0.35mo
l)、p−トルエンスルホン酸0.34g(1.9mm
ol)およびトルエン300mlの溶液を60ないし6
5℃に加熱する。この温度で、プロパナール28g
(0.48mol)を溶液に2時間にわたって添加す
る。反応混合物を60ないし65℃でさらに1時間攪拌
し、次にこの温度で1N−水酸化ナトリウム水溶液10
0mlで稀釈し、そして60ないし65℃でさらに15
分間攪拌する。水相を60ないし65℃で分離する。有
機相を珪藻土でろ過し、そしてろ液を減圧下で蒸発す
る。このようにして、2R,4S−異性体37.8%、
2S,4R−異性体37.8%、2R,4R−異性体1
2.2%および2S,4S−異性体12.2%からなる
標記化合物が油の形態で得られる(収量:理論収量の9
4%)。ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸留さ
れ、そして上記生成物が180℃(0.1mbar)で
沸騰することが見出される。
【0093】実施例P2.2 プロパナール0.4mo
l(0.48molの代わりに)を使用すること以外
は、実施例P2.1に記載されたと同じ方法で反応を行
う。2R,4S−異性体40.2%、2S,4R−異性
体40.2%、2R,4R−異性体9.8%および2
S,4S−異性体9.8%からなる標記化合物が油の形
態で得られる(収量:理論収量の88%)。ジオキソラ
ン混合物の試料は真空下で蒸留され、そして上記生成物
が179℃(0.1mbar)で沸騰することが見出さ
れる。
【0094】実施例P2.3 ショウノウ−10−スル
ホン酸2mmol(p−トルエンスルホン酸1.9mm
olの代わりに)を使用すること以外は、実施例P2.
1に記載されたと同じ方法で反応を行う。2R,4S−
異性体37.2%、2S,4R−異性体37.2%、2
R,4R−異性体12.8%および2S,4S−異性体
12.8%からなる標記化合物が油の形態で得られる
(収量:理論収量の93%)。ジオキソラン混合物の試
料は真空下で蒸留され、そして上記生成物が180℃
(0.1mbar)で沸騰することが見出される。
【0095】実施例P2.4 1,2−ジヒドロキシフ
ェニル−3−(4−フェノキシフェノキシ)−プロパン
0.3mol(0.35molの代わりに)を使用する
こと以外は、実施例P2.1に記載されたと同じ方法で
反応を行う。2R,4S−異性体37.5%、2S,4
R−異性体37.5%、2R,4R−異性体12.5%
および2S,4S−異性体12.5%からなる標記化合
物が油の形態で得られる(収量:理論収量の91%)。
ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸留され、そして
上記生成物が181℃(0.1mbar)で沸騰するこ
とが見出される。
【0096】実施例P2.5 メタンスルホン酸1.8
mmol(p−トルエンスルホン酸1.9mmolの代
わりに)を使用すること以外は、実施例P2.1に記載
されたと同じ方法で反応を行う。2R,4S−異性体3
7.6%、2S,4R−異性体37.6%、2R,4R
−異性体12.4%および2S,4S−異性体12.4
%からなる標記化合物が油の形態で得られる(収量:理
論収量の92%)。ジオキソラン混合物の試料は真空下
で蒸留され、そして上記生成物が180℃(0.1mb
ar)で沸騰することが見出される。
【0097】実施例P2.6 1,2−ジヒドロキシ−
3−(4−フェノキシフェノキシ)プロパン91g
(0.35mol)、p−トルエンスルホン酸0.34
g(1.9mmol)およびキシレン(異性体混合物)
350mlの溶液を85ないし90℃に加熱する。この
温度で、プロパナール28g(0.48mol)を溶液
に2時間にわたって添加する。反応混合物を85ないし
90℃でさらに2時間攪拌し、次にこの温度で1N−水
酸化ナトリウム水溶液110mlで稀釈し、そして85
ないし90℃でさらに15分間攪拌する。水相を85な
いし90℃で分離する。有機相を珪藻土でろ過し、そし
てろ液を減圧下で蒸発する。2R,4S−異性体36.
9%、2S,4R−異性体36.9%、2R,4R−異
性体13.1%および2S,4S−異性体13.1%か
らなる標記化合物が油の形態で得られる(収量:理論収
量の90%)。ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸
留され、そして上記生成物が179℃(0.1mba
r)で沸騰することが見出される。
【0098】実施例P2.7 1,2−ジヒドロキシ−
3−(4−フェノキシフェノキシ)プロパン91g
(0.35mol)、p−トルエンスルホン酸0.34
g(1.9mmol)およびクロロベンゼン330ml
の溶液を75ないし80℃に加熱する。この温度で、プ
ロパナール28g(0.48mol)を溶液に2.5時
間にわたって添加する。反応混合物を75ないし80℃
でさらに2時間攪拌し、次にこの温度で1N−水酸化ナ
トリウム水溶液100mlで稀釈し、そして75ないし
80℃でさらに20分間攪拌する。水相を75ないし8
0℃で分離する。有機相を珪藻土でろ過し、そしてろ液
を減圧下で蒸発する。2R,4S−異性体36.4%、
2S,4R−異性体36.4%、2R,4R−異性体1
3.6%および2S,4S−異性体13.6%からなる
標記化合物が油の形態で得られる(収量:理論収量の9
3%)。ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸留さ
れ、そして上記生成物が180℃(0.1mbar)で
沸騰することが見出される。
【0099】実施例P3:2−エチル−4−(4−フェ
ノキシフェノキシメチル)−1,3−ジオキソラン(2
R,4S−異性体、2S,4R−異性体、2R,4R−
異性体および2S,4S−異性体からなる立体異性体の
混合物)
【化21】 実施例P3.1:4−フェノキシフェノール186g
(1mol)、炭酸カリウム粉末207.6g(1.5
mol)、水12mlおよびトルエン660mlの懸濁
物を90ないし95℃に加熱する。この温度で3−クロ
ロ−1,2−ジヒドロキシ−プロパン124g(1.1
2mol)を2時間にわたって懸濁物に加える。反応混
合物を90ないし95℃でさらに2時間攪拌し、次に7
5ないし80℃に冷却し、そしてこの温度で水400m
lで稀釈する。水相を75ないし80℃で分離する。有
機相を次に水145mlを使用して再び稀釈し、そして
混合物を75ないし80℃で10分間攪拌する。水相を
再び75ないし80℃で分離する。有機相を次に110
ないし115℃で加熱し、そして水の残部を常圧下で共
沸蒸留により除去する。有機相を次に55℃ないし60
℃で冷却して結晶化を誘発する。結晶化は約55ないし
60℃で開始する。有機相を20ないし25℃に冷却
し、5時間この温度で攪拌し、次に0ないし5℃に冷却
し、この温度でさらに1時間攪拌する。結晶生成物を吸
引ろ過で分別し、おのおのの洗浄に0ないし5℃の温度
であるトルエン100mlを使用して2回洗浄する。モ
イストフィルターケークを60ないし65℃の温度であ
るトルエン800mlに溶解する。この温度で、p−ト
ルエンスルホン酸0.89g(5mmol)を混合物に
添加し、それを次に60ないし65℃において10分間
攪拌する。同じ温度で、プロパナール73.6g(1.
26mol)を次に2時間にわたって混合物に加える。
反応混合物をさらに60ないし65℃で1時間攪拌し、
次にこの温度で1N−水酸化ナトリウム水溶液270m
lで稀釈し、そして60ないし65℃でさらに20分間
攪拌する。水相を60ないし65℃で分離する。有機相
を珪藻土でろ過し、そしてろ液を減圧下で蒸発する。こ
のようにして、2R,4S−異性体37.5%、2S,
4R−異性体37.5%、2R,4R−異性体12.5
%および2S,4S−異性体12.5%からなる標記化
合物が油の形態で得られる(全体収量:理論収量の85
%)。ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸留され、
そして上記生成物が180℃(0.1mbar)で沸騰
することが見出される。
【0100】実施例P3.2:4−フェノキシフェノー
ル186.4g(1mol)、炭酸カリウム粉末20
7.6g(1.5mol)、水12mlおよびキシレン
(異性体混合物)700mlの懸濁物を100ないし1
05℃に加熱する。この温度で3−クロロ−1,2−ジ
ヒドロキシ−プロパン124g(1.12mol)を2
時間にわたって懸濁物に加える。反応混合物を100な
いし105℃でさらに2時間攪拌し、次に75ないし8
0℃に冷却し、そしてこの温度で水400mlで稀釈す
る。水相を75ないし80℃で分離する。有機相を次に
水145mlを使用して再び稀釈し、そして混合物を7
5ないし80℃で10分間攪拌する。水相を再び75な
いし80℃で分離する。有機相を次に135ないし15
0℃で加熱し、そして水の残部を常圧下で共沸蒸留によ
り除去する。有機相を次に60℃ないし65℃で冷却し
て結晶化を誘発する。結晶化は約55ないし58℃で開
始する。有機相を20ないし25℃に冷却し、15時間
この温度で攪拌する。結晶生成物を吸引ろ過で分別し、
おのおのの洗浄にキシレン(異性体混合物)80mlを
使用して2回洗浄する。モイストフィルターケークを8
5ないし65℃の温度であるキシレン(異性体混合物)
870mlに溶解する。この温度で、p−トルエンスル
ホン酸0.85g(4.7mmol)を混合物に添加
し、それを次に85ないし90℃において10分間攪拌
する。同じ温度で、プロパナール69.6g(1.19
mol)を次に2時間にわたって混合物に加える。反応
混合物をさらに85ないし90℃で2時間攪拌し、次に
この温度で1N−水酸化ナトリウム水溶液275mlで
稀釈し、そして85ないし90℃でさらに15分間攪拌
する。水相を85ないし90℃で分離する。有機相を珪
藻土でろ過し、そしてろ液を減圧下で蒸発する。このよ
うにして、2R,4S−異性体36.7%、2S,4R
−異性体36.7%、2R,4R−異性体13.3%お
よび2S,4S−異性体13.3%からなる標記化合物
が油の形態で得られる(全体収量:理論収量の77
%)。ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸留され、
そして上記生成物が179℃(0.1mbar)で沸騰
することが見出される。
【0101】実施例P3.3:4−フェノキシフェノー
ル186.4g(1mol)、炭酸カリウム粉末20
7.6g(1.5mol)、水12mlおよびクロロベ
ンゼン750mlの懸濁物を115ないし120℃に加
熱する。この温度で3−クロロ−1,2−ジヒドロキシ
−プロパン131.5g(1.19mol)を2.5時
間にわたって懸濁物に加える。反応混合物を115ない
し120℃でさらに2時間攪拌し、次に75ないし80
℃に冷却し、そしてこの温度で水550mlで稀釈す
る。水相を75ないし80℃で分離する。有機相を次に
水170mlを使用して再び稀釈し、そして混合物を7
5ないし80℃で10分間攪拌する。水相を再び75な
いし80℃で分離する。有機相を次に130ないし13
5℃で加熱し、そして水の残部を常圧下で共沸蒸留によ
り除去する。有機相を次に60℃ないし65℃で冷却し
て結晶化を誘発する。結晶化は約54ないし56℃で開
始する。有機相を20ないし25℃に冷却し、14時間
この温度で攪拌する。結晶生成物を吸引ろ過で分別し、
クロロベンゼン90mlを使用して洗浄する。モイスト
フィルターケークを75ないし80℃の温度であるトル
エン880mlに溶解する。この温度で、p−トルエン
スルホン酸0.9g(5.1mmol)を混合物に添加
し、それを次に75ないし80℃において10分間攪拌
する。同じ温度で、プロパナール74.4g(1.28
mol)を次に2.5時間にわたって混合物に加える。
反応混合物をさらに75ないし80℃で2時間攪拌し、
次にこの温度で1N−水酸化ナトリウム水溶液100m
lで稀釈し、そして75ないし80℃でさらに20分間
攪拌する。水相を75ないし80℃で分離する。有機相
を珪藻土でろ過し、そしてろ液を減圧下で蒸発する。こ
のようにして、2R,4S−異性体36.2%、2S,
4R−異性体36.2%、2R,4R−異性体13.8
%および2S,4S−異性体13.8%からなる標記化
合物が油の形態で得られる(全体収量:理論収量の86
%)。ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸留され、
そして上記生成物が180℃(0.1mbar)で沸騰
することが見出される。
【0102】実施例P3.4:4−フェノキシフェノー
ル186g(1mol)、炭酸カリウム粉末207.6
g(1.5mol)、水12mlおよびトルエン660
mlの懸濁物を90ないし95℃に加熱する。この温度
で3−クロロ−1,2−ジヒドロキシ−プロパン124
g(1.12mol)を2時間にわたって懸濁物に加え
る。反応混合物を90ないし95℃でさらに2時間攪拌
し、次に75ないし80℃に冷却し、そしてこの温度で
水400mlで稀釈する。水相を75ないし80℃で分
離する。有機相を次に水145mlを使用して再び稀釈
し、そして混合物を75ないし80℃で10分間攪拌す
る。水相を再び75ないし80℃で分離する。有機相を
次に110ないし115℃で加熱し、そして水の残部を
常圧下で共沸蒸留により除去する。有機相をトルエンで
稀釈して容積を1.1リットルにする。60ないし65
℃の温度で、p−トルエンスルホン酸0.89g(5m
mol)を有機相に添加し、それを次に10分間攪拌す
る。同じ温度で、プロパナール73.6g(1.26m
ol)を次に2時間にわたって混合物に加える。反応混
合物をさらに60ないし65℃で1時間攪拌し、次にこ
の温度で1N−水酸化ナトリウム水溶液270mlで稀
釈し、そして60ないし65℃でさらに20分間攪拌す
る。水相を60ないし65℃で分離する。有機相を珪藻
土でろ過し、そしてろ液を減圧下で蒸発する。このよう
にして、2R,4S−異性体37.9%、2S,4R−
異性体37.9%、2R,4R−異性体12.1%およ
び2S,4S−異性体12.1%からなる標記化合物が
油の形態で得られる(全体収量:理論収量の87%)。
ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸留され、そして
上記生成物が180℃(0.1mbar)で沸騰するこ
とが見出される。
【0103】実施例P3.5:4−フェノキシフェノー
ル186.4g(1mol)、炭酸カリウム粉末20
7.6g(1.5mol)、水12mlおよびキシレン
(異性体混合物)700mlの懸濁物を100ないし1
05℃に加熱する。この温度で3−クロロ−1,2−ジ
ヒドロキシ−プロパン124g(1.12mol)を2
時間にわたって懸濁物に加える。反応混合物を100な
いし105℃でさらに2時間攪拌し、次に75ないし8
0℃に冷却し、そしてこの温度で水400mlで稀釈す
る。水相を75ないし80℃で分離する。有機相を次に
水145mlを使用して再び稀釈し、そして混合物を7
5ないし80℃で10分間攪拌する。水相を再び75な
いし80℃で分離する。有機相を次に135ないし15
0℃で加熱し、そして水の残部を常圧下で共沸蒸留によ
り除去する。有機相をキシレン(異性体混合物)で稀釈
して容積を1.2リットルにする。85ないし90℃の
温度で、p−トルエンスルホン酸0.89g(5mmo
l)を有機相に添加し、それを次に10分間攪拌する。
同じ温度で、プロパナール69.6g(1.19mo
l)を次に2時間にわたって混合物に加える。反応混合
物をさらに85ないし90℃で2時間攪拌し、次にこの
温度で1N−水酸化ナトリウム水溶液275mlで稀釈
し、そして85ないし90℃でさらに15分間攪拌す
る。水相を85ないし90℃で分離する。有機相を珪藻
土でろ過し、そしてろ液を減圧下で蒸発する。このよう
にして、2R,4S−異性体36.4%、2S,4R−
異性体36.4%、2R,4R−異性体13.6%およ
び2S,4S−異性体13.6%からなる標記化合物が
油の形態で得られる(全体収量:理論収量の80%)。
ジオキソラン混合物の試料は真空下で蒸留され、そして
上記生成物が179℃(0.1mbar)で沸騰するこ
とが見出される。
【0104】実施例P3.6:4−フェノキシフェノー
ル186.4g(1mol)、炭酸カリウム粉末20
7.6g(1.5mol)、水12mlおよびクロロベ
ンゼン750mlの懸濁物を115ないし120℃に加
熱する。この温度で3−クロロ−1,2−ジヒドロキシ
−プロパン131.5g(1.19mol)を2.5時
間にわたって懸濁物に加える。反応混合物を115ない
し120℃でさらに2時間攪拌し、次に75ないし80
℃に冷却し、そしてこの温度で水550mlで稀釈す
る。水相を75ないし80℃で分離する。有機相を次に
水170mlを使用して再び稀釈し、そして混合物を7
5ないし80℃で10分間攪拌する。水相を再び75な
いし80℃で分離する。有機相を次に130ないし13
5℃で加熱し、そして水の残部を常圧下で共沸蒸留によ
り除去する。有機相をクロロベンゼンで稀釈して容積を
1.2リットルにする。75ないし80℃の温度で、p
−トルエンスルホン酸0.9g(5.1mmol)を混
合物に添加し、それを次に10分間攪拌する。同じ温度
で、プロパナール74.4g(1.28mol)を次に
2.5時間にわたって混合物に加える。反応混合物をさ
らに75ないし80℃で2時間攪拌し、次にこの温度で
1N−水酸化ナトリウム水溶液100mlで稀釈し、そ
して75ないし80℃でさらに20分間攪拌する。水相
を75ないし80℃で分離する。有機相を珪藻土でろ過
し、そしてろ液を減圧下で蒸発する。このようにして、
2R,4S−異性体36.3%、2S,4R−異性体3
6.3%、2R,4R−異性体13.7%および2S,
4S−異性体13.7%からなる標記化合物が油の形態
で得られる(全体収量:理論収量の87%)。ジオキソ
ラン混合物の試料は真空下で蒸留され、そして上記生成
物が180℃(0.1mbar)で沸騰することが見出
される。
【0105】配合実施例 (%=重量%)実施例F1乳剤原液 a) b) c) 有効成分 25% 40% 50% ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 5% 8% 6% ヒマシ油ポリエチレングリコールエーテル (エチレンオキシド36モル) 5% − − トリブチルフェノールポリエチレン グリコールエーテル (エチレンオキシド30モル) − 12% 4% シクロヘキサノン − 15% 20% キシレン混合物 65% 25% 20% あらゆる所望の濃度の乳剤が、この原液を水で希釈する
ことによって得られる。
【0106】実施例F2溶液 a) b) c) d) 有効成分 80% 10% 5% 95% エチレングリコールモノメチル エーテル 20% − − − ポリエチレングリコール (分子量400) − 70% − − N−メチル−2−ピロリドン − 20% − − エポキシ化ココナッツ油 − − 1% 5% 石油留分(沸点160-190 ℃) − − 94% − これらの溶液は微小滴の形態での施用に適する。
【0107】実施例F3粒剤 a) b) c) d) 有効成分 5% 10% 8% 21% カオリン 94% − 79% 54% 高分散ケイ酸 1% − 13% 7% アタパルジャイト − 90% − 18% 有効成分はジクロロメタンに溶解し、溶液を担体上に噴
霧し、引き続き、溶媒を真空で蒸発させる。
【0108】 そのまま使用できる粉剤が、担体と有効成分を均質に混
合することにより得られる。
【0109】実施例F5水和剤 a) b) c) 有効成分 25% 50% 75% リグノスルホン酸ナトリウム 5% 5% − ラウリル硫酸ナトリウム 3% − 5% ジイソブチルナフタレンスルホン 酸ナトリウム − 6% 10% オクチルフェノールポリエチレン グリコールエーテル (エチレンオキシド7−8モル) − 2% − 高分散ケイ酸 5% 10% 10% カオリン 62% 27% − 有効成分を助剤と混合し、混合物を適当なミルで十分に
混合する。水で希釈可能なあらゆる所望の濃度の懸濁液
を与え得る水和剤を得る。
【0110】実施例F6乳剤原液 有効成分 10% オクチルフェノールポリエチレングリコール エーテル(エチレンオキシド4−5モル) 3% ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3% ヒマシ油ポリグリコールエーテル (エチレンオキシド36モル) 4% シクロヘキサノン 30% キシレン混合物 50% あらゆる所望の濃度の乳剤が、この原液を水で希釈する
ことによって得られる。
【0111】 そのまま使用できる粉剤は、有効成分を担体と均質に混
合し、適当なミルで混合物を粉砕することにより得られ
る。
【0112】実施例F8押出粒剤 有効成分 10% リグノスルホン酸ナトリウム 2% カルボキシメチルセルロース 1% カオリン 87% 有効成分を助剤と混合および粉砕し、そして混合物を水
で湿らせる。混合物を押出し、造粒し、続いて空気流で
乾燥する。
【0113】実施例F9被覆粒剤 有効成分 3% ポリエチレングリコール(分子量200) 3% カオリン 94% 細かく粉砕した有効成分をミキサー中で、ポリエチレン
グリコールで湿らされたカオリンに均一に塗布する。こ
の方法で、非粉塵性の被覆粒剤が得られる。
【0114】実施例F10懸濁原液 有効成分 40% エチレングリコール 10% ノニルフェノールポリエチレング リコールエーテル(エチレンオキ シド15モル) 6% リグノスルホン酸ナトリウム 10% カルボキシメチルセルロース 1% 37%水性ホルムアルデヒド溶液 0.2% 75%水性乳剤のシリコン油 0.8% 水 32% 細かく粉砕された有効成分を助剤と均一に混合する。水
と希釈することによってあらゆる所望の濃度の懸濁液が
作れる懸濁原液が得られる。
【0115】生物学的実施例(%=他に示さないかぎ
り、重量%である) 有効成分がおのおの場合3つの異なる異性体比A、Bお
よびCで使用される: A=2R,4S−異性体 IIIa37.8%、2S,4R
−異性体 IIIb37.8%、2R,4R−異性体 IIIc
12.2%および2S,4S−異性体 IIId12.2% B=2R,4S−異性体 IIIa40.2%、2S,4R
−異性体 IIIb40.2%、2R,4R−異性体 IIIc
9.8%および2S,4S−異性体 IIId9.8% C=2R,4S−異性体 IIIa36.7%、2S,4R
−異性体 IIIb36.7%、2R,4R−異性体 IIIc
13.3%および2S,4S−異性体 IIId13.3%
【0116】実施例B1アドクソフィエス・レティキ
ュラナ(Adoxophyes reticulana)殺卵作用 アセトン/水に溶かした有効成分の400ppmを含む
試験溶液にろ紙上においたアドクソフィエス・レティキ
ュラナの卵を短時間浸す。試験溶液が乾燥した後、ペト
リ皿で卵を保温する。6日後、卵の孵化率は未処理対照
バッチとの比較で評価する(孵化の減少%)。当試験に
おいて本発明の式III で表される化合物は80%を越え
る作用を示す。
【0117】実施例B2アオニディエラ・アウランテ
ィ(Aonidella aurantii)に対する作用 ジャガイモ塊茎にアオニディエラ・アウランティの幼生
("crawlers") を群棲させる。約2週間後、400pp
mの濃度の試験化合物を含む水性乳剤または懸濁噴霧溶
液にジャガイモを浸透させる。塊茎を乾燥した後、プラ
スチック容器で保温する。実験評価として、処理された
個体群の雑種第一代の移動する幼生の生存率を10ない
し12週間後未処理対照バッチと比較する。当試験にお
いて本発明の式III で表される化合物は80%を越える
作用を示す。
【0118】実施例B3アオニディエラ・アウランテ
ィ(Aonidella aurantii)に対する作用 3葉期の柑橘類のさし木苗にアオニディエラ・アウラン
ティの幼生を群棲させる。約2週間後、苗木を50pp
mの有効成分を含む水性乳剤噴霧溶液で滴る時点まで噴
霧する。10ないし12週間後実験を評価するために、
処理された個体群の雑種第一代の移動する幼生の生存率
を未処理対照バッチと比較する。当試験において本発明
の式III で表される化合物は80%を越える作用を示
す。
【0119】実施例B4サイディア・ポモネラ(Cydia
pomonella) に対する作用(殺卵) アセトン/水に溶かした有効成分の400ppmを含む
試験溶液にろ紙上においたサイディア・ポモネラの卵を
短時間浸す。試験溶液が乾燥した後、ペトリ皿で卵を保
温する。6日後、卵の孵化率を未処理対照バッチとの比
較で評価する。(孵化の減少%) 当試験において本発明の式III で表される化合物は80
%を越える作用を示す。
【0120】実施例B5ニラパルヴァタ・ルゲンス(N
ilaparavata lugens) に対する作用 稲植物に有効成分400ppmを含む水性乳剤噴霧混合
物で噴霧する。噴霧付着物が乾燥した後、稲植物に第二
および第三期のウンカ幼虫を群棲させる。評価は21日
後行われる。個体群の減少率(作用%)は処理された植
物および未処理植物における生き残ったウンカの数を比
較することにより決定される。当試験において本発明の
式III で化合物は80%を越える作用を示す。
【0121】実施例B6ニラパルヴァタ・ルゲンス(N
ilaparavata lugens) に対する作用(浸透作用) 稲植物の植えられたポットを有効成分10ppmを含む
水性乳剤噴霧混合物中に置く。次に稲植物に第二および
第三期のウンカ幼虫を群棲させる。評価は6日後行われ
る。個体群の減少率(作用%)は処理された植物および
未処理植物における生き残ったウンカの数を比較するこ
とにより決定される。当試験において本発明の式III の
化合物は80%を越える作用を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 43/28 C07B 61/00 300

Claims (76)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中、R1 は水素原子およびR2 は水素原子を表す
    か、あるいはO−R1 およびO−R2 は一緒になって式 【化2】 で表される基を表す。)で表される化合物の製造方法で
    あって、式IIで表される基を含む場合、式Iの化合物、
    すなわち式 【化3】 で表される2−エチル−4−(4−フェノキシフェノキ
    シメチル)−1,3−ジオキソランは、4つの立体異性
    体、すなわち2R,4S−異性体 IIIa、2S,4R−
    異性体 IIIb、2R,4R−異性体 IIIcおよび2S,
    4S−異性体 IIIdの混合物(上記異性体混合物中、化
    合物 IIIaおよび IIIbのラセミ体はこの異性体混合物
    の総量に関して65ないし90重量%の量で存在し、こ
    の異性体混合物の残りが、化合物 IIIcおよび IIIdの
    ラセミ体である。)であり;上記方法は、 a)R1 が水素原子およびR2 が水素原子を表す、すな
    わち式 【化4】 で表される式Iで表される化合物を製造するために、式 【化5】 で表される化合物を、好ましくは塩基の存在下で、式 Y−CH2 −CH(OH)−CH2 −OH (VI) (式中、Yは脱離基を表す。)で表される化合物と反応
    させるか、または b)式III で表される化合物を製造するために、式IVで
    表される化合物を式 H3 C−CH2 −C(=O)−H (VII) で表される化合物と、酸触媒の存在下および反応中に形
    成される水を完全に除去することなく、2つの反応体が
    使用されるモル比が、商「式IVで表される化合物の使用
    されるモル数:式VII で表される化合物の使用されるモ
    ル数」として定義され、それが1もしくは1未満である
    ように反応させるか;または c)式III で表される化合物を製造するために、式Vで
    表される化合物を、好ましくは塩基の存在下で、式VIで
    表される化合物(式中、Yは脱離基を表す。)と反応さ
    せて、式IVで表される化合物を得て、式IVで表される化
    合物を、単離することなく式VII で表される化合物と、
    酸触媒の存在下および反応中に形成される水を完全に除
    去することなく、2つの反応体が使用されるモル比が、
    商「式IVで表される化合物の使用されるモル数:式VII
    で表される化合物の使用されるモル数」として定義さ
    れ、それが1もしくは1未満であるように反応させるこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 式 【化6】 で表される化合物を、好ましくは塩基の存在下で、式 Y−CH2 −CH(OH)−CH2 −OH (VI) (式中、Yは脱離基を表す。)で表される化合物と反応
    させることを特徴とする、式 【化7】 で表される化合物の製造するための請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 Yが炭素原子数1ないし8のアルコキシ
    基、ハロ−炭素原子数1ないし8のアルコキシ基、炭素
    原子数1ないし8のアルカノイルオキシ基、炭素原子数
    1ないし8のアルキルチオ基、ハロ−炭素原子数1ない
    し8のアルキルチオ基、炭素原子数1ないし8のアルカ
    ンスルホニルオキシ基、ハロ−炭素原子数1ないし8の
    アルカンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキ
    シ基、トルエンスルホニルオキシ基またはハロゲン原子
    である式VIで表される化合物が使用されることを特徴と
    する、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 Yが塩素原子または臭素原子である、式
    VIで表される化合物が使用されることを特徴とする請求
    項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 Yが塩素原子である、式VIで表される化
    合物が使用されることを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 反応が塩基の存在下で行われることを特
    徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 塩基が、アルカリ金属のまたはアルカリ
    土類金属の酸化物、水酸化物、水素化物、アミド、アル
    カノレート、アセテート、炭酸塩、炭酸水素塩、ジアル
    キルアミドまたはアルキルシリルアミド、アルキルアミ
    ン、アルキレンジアミン、遊離のまたはN−アルキル
    化、飽和または不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複
    素環式化合物および水酸化アンモニウムからなる群から
    選択されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 塩基が、アルカリ金属のまたはアルカリ
    土類金属の水酸化物、アルカノレート、炭酸塩または炭
    酸水素塩、アルキルアミン、塩基性複素環式化合物から
    なる群から選択されることを特徴とする請求項7に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 塩基が、ナトリウムメタノレート、炭酸
    カリウム、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミンおよ
    びピリジンからなる群から選択されることを特徴とする
    請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 塩基が炭酸カリウムであることを特徴
    とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 塩基が炭酸カリウム粉末であることを
    特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 使用される塩基が少なくとも1当量で
    あることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  13. 【請求項13】 使用される塩基が1ないし2当量であ
    る請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 使用される塩基が1.4ないし1.7
    当量である請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 反応が不活性溶媒または稀釈剤または
    それらの混合物の存在下で行われることを特徴とする、
    請求項2に記載の方法。
  16. 【請求項16】 不活性溶媒または稀釈剤がベンゼン、
    トルエン、キシレンおよびクロロベンゼンかなる群から
    選択された請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 不活性溶媒または稀釈剤がトルエンで
    ある請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 不活性溶媒または稀釈剤が水の触媒量
    を含むトルエンである請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 反応体VおよびVIが1もしくは1未満
    であるモル比で使用されることを特徴とする請求項2に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 反応体VおよびVIが0.5ないし1の
    モル比で使用されることを特徴とする請求項19に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 反応体VおよびVIが0.8ないし0.
    95のモル比で使用されることを特徴とする請求項20
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】 反応が0℃ないし反応混合物の温度範
    囲で行われることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  23. 【請求項23】 反応が+50℃ないし+130℃の温
    度範囲で行われることを特徴とする請求項22に記載の
    方法。
  24. 【請求項24】 反応が+70℃ないし反応混合物の還
    流温度の温度範囲で行われることを特徴とする請求項2
    2に記載の方法。
  25. 【請求項25】 反応時間が30分ないし10時間の範
    囲であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  26. 【請求項26】 反応時間が2時間ないし5時間の範囲
    であることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 式 【化8】 で表され、4つの立体異性体の混合物、すなわち、2
    R,4S−異性体 IIIa、2S,4R−異性体 IIIb、
    2R,4R−異性体 IIIcおよび2S,4S−異性体 I
    IIdの混合物(上記異性体混合物中、化合物 IIIaおよ
    び IIIbのラセミ体はこの異性体混合物の総量に関して
    65ないし90重量%の量で存在し、この異性体混合物
    の残りが、化合物 IIIcおよび IIIdのラセミ体であ
    る。)である化合物の製造のための請求項1に記載の方
    法であって、;上記方法は、式 【化9】 で表される化合物を、式 H3 C−CH2 −C(=O)−H (VII) で表される化合物と、酸触媒の存在下、反応中に形成さ
    れる水を完全に除去することなく、2つの反応体が使用
    されるモル比が商「式IVで表される化合物の使用される
    モル数:式VII で表される化合物の使用されるモル数」
    で定義され、それが1もしくは1未満であるように反応
    させることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 酸触媒が、強無機酸、強有機カルボン
    酸、有機スルホン酸、スルホ基を有する酸性イオン交換
    樹脂、ルイス酸および酸性泥炭土(acidic argillaceou
    s earth)から選択されることを特徴とする請求項27に
    記載の方法
  29. 【請求項29】 酸触媒が、メタンスルホン酸、p−ト
    ルエンスルホン酸およびショウノウ−10−スルホン酸
    から選択された酸触媒である、請求項28に記載の方
    法。
  30. 【請求項30】 酸触媒が、p−トルエンスルホン酸で
    ある、請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 酸触媒が使用される化合物IVの量に関
    し、0.02ないし5モル%の量で使用されることを特
    徴とする請求項27に記載の方法。
  32. 【請求項32】 酸触媒が使用される化合物IVの量に関
    し、0.2ないし1モル%の量で使用されることを特徴
    とする請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 反応中に形成される水の0ないし90
    %が反応中に除去かれることを特徴とする請求項27に
    記載の方法。
  34. 【請求項34】 反応中に形成される水の0ないし10
    %が反応中に除去されることを特徴とする請求項33に
    記載の方法。
  35. 【請求項35】 反応中に形成される水の0ないし2%
    が反応中に除去されることを特徴とする請求項34に記
    載の方法。
  36. 【請求項36】 反応中に形成される水の0%が反応中
    に除去されることを特徴とする請求項35に記載の方
    法。
  37. 【請求項37】 反応中に形成される水の一部が反応中
    に除去され、この除去が蒸留によって行われることを特
    徴とする請求項27に記載の方法。
  38. 【請求項38】 上記蒸留が連続蒸留であることを特徴
    とする請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 上記蒸留が連続共沸蒸留であることを
    特徴とする請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 反応が不活性溶媒もしくは稀釈剤また
    はそれらの混合物の存在下で行われることを特徴とする
    請求項27に記載の方法。
  41. 【請求項41】 不活性溶媒もしくは稀釈剤がベンゼ
    ン、トルエン、キシレンおよびクロロベンゼンからなる
    群から選択されることを特徴とする請求項40に記載の
    方法。
  42. 【請求項42】 不活性溶媒もしくは稀釈剤がトルエン
    であることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 【請求項43】 反応体IVおよびVII が1未満のモル比
    で使用されることを特徴とする請求項27に記載の方
    法。
  44. 【請求項44】 反応体IVおよびVII が0.45ないし
    0.9のモル比で使用されることを特徴とする請求項4
    3に記載の方法。
  45. 【請求項45】 反応体IVおよびVII が0.6ないし
    0.9のモル比で使用されることを特徴とする請求項4
    4に記載の方法。
  46. 【請求項46】 反応が0℃ないし反応混合物の還流温
    度の温度範囲で行われることを特徴とする請求項27に
    記載の方法。
  47. 【請求項47】 反応が0℃ないし+120℃の温度範
    囲で行われることを特徴とする請求項46に記載の方
    法。
  48. 【請求項48】 反応が+40℃ないし+100℃の温
    度範囲で行われることを特徴とする請求項47に記載の
    方法。
  49. 【請求項49】 蒸留が約0.2barないし常圧の圧
    力範囲でなされることを特徴とする請求項37に記載の
    方法。
  50. 【請求項50】 反応時間が30分ないし8時間の範囲
    であることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  51. 【請求項51】 反応時間が2時間ないし5時間の範囲
    であることを特徴をする請求項50に記載の方法。
  52. 【請求項52】 化合物III が、化合物IIIaおよびIIIb
    のラセミ体がこの異性体混合物の総量に関して70ない
    し85重量%の量で存在する混合物として得られること
    を特徴とする請求項27に記載の方法。
  53. 【請求項53】 化合物III が、化合物IIIaおよびIIIb
    のラセミ体がこの異性体混合物の総量に関して75ない
    し82重量%の量で存在する混合物として得られること
    を特徴とする請求項52に記載の方法。
  54. 【請求項54】 式 【化10】 で表され、4つの立体異性体の混合物、すなわち、2
    R,4S−異性体 IIIa、2S,4R−異性体 IIIb、
    2R,4R−異性体 IIIcおよび2S,4S−異性体 I
    IIdの混合物(上記異性体混合物中、化合物 IIIaおよ
    び IIIbのラセミ体はこの異性体混合物の総量に関して
    65ないし90重量%の量で存在し、この異性体混合物
    の残りが、化合物 IIIcおよび IIIdのラセミ体であ
    る。)である化合物の製造のための請求項1に記載の方
    法であって、上記方法は、式 【化11】 で表される化合物を、好ましくは塩基の存在下で、式 Y−CH2 −CH(OH)−CH2 −OH (VI) (式中、Yは脱離基を表す。)と反応させて式 【化12】 で表される化合物を得て、この式IVで表される化合物を
    単離することなく式 H3 C−CH2 −C(=O)−H (VII) で表される化合物と、酸触媒の存在下および反応中に形
    成される水を完全に除去することなく、2つの反応体が
    使用されるモル比が商「式IVで表される化合物の使用さ
    れるモル数:式VII で表される化合物の使用されるモル
    数」で定義され、それが1もしくは1未満であるように
    反応させることを特徴とする方法。
  55. 【請求項55】 式Vで表される化合物と式VIで表され
    る化合物の反応が請求項3ないし26のいずれかに記載
    したように行われることを特徴とする請求項54に記載
    の方法。
  56. 【請求項56】 式IVで表される化合物と式VII で表さ
    れる化合物との反応が請求項28ないし53のいずれか
    に記載したように行われることを特徴とする請求項54
    に記載の方法。
  57. 【請求項57】 式IVで表される化合物が有機溶媒の溶
    液の形態で得られおよび次の式VII で表される化合物と
    の反応においてこの形態で使用されることを特徴とする
    請求項55に記載の方法。
  58. 【請求項58】 式IVで表される化合物がモイストフィ
    ルターケークの形態で得られおよび次の式VII で表され
    る化合物との反応においてこの形態で使用されることを
    特徴とする請求項55に記載の方法。
  59. 【請求項59】 式Vで表される化合物と式VIで表され
    る化合物との反応および式IVで表される化合物と式VII
    で表される化合物との反応がおなじ溶媒または稀釈剤の
    存在下で行われることを特徴とする請求項54に記載の
    方法。
  60. 【請求項60】 化合物III が、化合物III aおよび I
    IIbのラセミ体がこの異性体混合物の総量に関して70
    ないし85重量%の量で存在する混合物として得られる
    ことを特徴とする請求項54に記載の方法。
  61. 【請求項61】 化合物III が、化合物 IIIaおよび I
    IIbのラセミ体がこの異性体混合物の総量に関して70
    ないし76重量%の量で存在する混合物として得られる
    ことを特徴とする請求項60に記載の方法。
  62. 【請求項62】 式 【化13】 で表され、4つの立体異性体、すなわち2R,4S−異
    性体 IIIa、2S,4R−異性体 IIIb、2R,4R−
    異性体 IIIcおよび2S,4S−異性体 IIIdの混合物
    (上記異性体混合物中、化合物 IIIaおよびIII bのラ
    セミ体はこの異性体混合物の総量に関して65ないし9
    0重量%の量で存在し、この異性体混合物の残りが、化
    合物のラセミ体 IIIcおよび IIIdである。)である化
    合物。
  63. 【請求項63】 化合物 IIIaおよび IIIbのラセミ体
    がこの異性体混合物の総量に関して70ないし85重量
    %の量で存在することを特徴とする請求項62に記載の
    式III で表される化合物。
  64. 【請求項64】 化合物 IIIaおよび IIIbのラセミ体
    がこの異性体混合物の総量に関して70ないし76重量
    %の量で存在することを特徴とする請求項63に記載の
    式III で表される化合物。
  65. 【請求項65】 化合物 IIIaおよび IIIbのラセミ体
    がこの異性体混合物の総量に関して75ないし82重量
    %の量で存在することを特徴とする請求項63に記載の
    式III で表される化合物。
  66. 【請求項66】 有効成分として請求項62に記載の式
    III で表される化合物の少なくとも1種および助剤の少
    なくとも1種からなる有害生物防除剤組成物。
  67. 【請求項67】 昆虫またはダニ類(Acarina)目の代表
    的なものを防除するための請求項66に記載の組成物。
  68. 【請求項68】 有効成分を助剤(類)と十分に混合お
    よび/または粉砕することを特徴とする請求項66に記
    載の組成物の製造のための方法。
  69. 【請求項69】 請求項66に記載の組成物の製造のた
    めの請求項62に記載の式III で表される化合物の使用
    する方法。
  70. 【請求項70】 有害生物を防除するための請求項66
    に記載の組成物を使用する方法。
  71. 【請求項71】 昆虫またはダニ目の代表的なものを防
    除するための請求項70に記載の使用方法。
  72. 【請求項72】 植物繁殖材料を保護するための請求項
    70に記載の使用方法。
  73. 【請求項73】 有害生物またはそれらの環境に請求項
    66に記載の組成物を施用することからなる、有害生物
    を防除する方法。
  74. 【請求項74】 昆虫またはダニ類目の代表的なものを
    防除するための請求項73に記載の方法。
  75. 【請求項75】 繁殖材料または繁殖材料が成育する場
    所を処理することからなる植物繁殖材料を保護するため
    の請求項73に記載の方法。
  76. 【請求項76】 請求項75に記載の方法によって処理
    された植物繁殖材料。
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