JPH078244B2 - 筺体等の内側補強部材 - Google Patents

筺体等の内側補強部材

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JPH078244B2
JPH078244B2 JP63289789A JP28978988A JPH078244B2 JP H078244 B2 JPH078244 B2 JP H078244B2 JP 63289789 A JP63289789 A JP 63289789A JP 28978988 A JP28978988 A JP 28978988A JP H078244 B2 JPH078244 B2 JP H078244B2
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勇 木戸
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Komatsu Wall Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、薄い板材により外側を囲むようにして形成
される書棚・収納棚・ロッカ等(以下、単に筺体等とい
う)の内側に付設する筺体等の内側補強部材に関する。
従来技術 薄手の板材によって構成される筺体等は、その内側や外
側に補強部材を付設することによって、筺体等の使用目
的に応じた強度を確保することが少なくない。
この場合の筺体等の内側補強部材の形態は、細幅の巾
(はば)面の両側に一対の立上り面を形成し、立上り面
の下端に取付け面を設け、これらの各面の接続部を直角
に形成することにより、板材を断面ハット形に折曲げ成
形するのが普通である。
一方、筺体等は、組立後、防錆等のために塗装仕上げ工
程を経て完成されるものであり、この際の塗装は、作業
能率の高いスプレー方式が一般的である。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、筺体等の内側に付設され
た補強部材に対し、均一な塗装を行なうことが難しいと
いう問題があった。殊に、筺体等の奥側に付設される内
側補強部材は、筺体等の背面板との間が狭いために、ス
プレーガンによる塗装が奥側の立上り面に付着し難く、
手塗り作業を別に要する場合が殆どであった。
そこで、この発明の目的は、立上り面の少なくとも一方
を傾斜させることによって、筺体等の奥側に付設する場
合であっても、極めて良好なスプレー塗装を容易に実現
することができる筺体等の内側補強部材を提供すること
にある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためこの発明の構成は、取付け面
と、一対の立上り面と、巾面とを一体に成形してなり、
立上り面の少なくとも一方を傾斜させ、取付け面を介
し、傾斜させた立上り面を奥側に向けて筺体等に付設す
ることをその要旨とする。
なお、巾面、傾斜させた立上り面の少なくとも一方に対
し、スプレー塗装の噴流を流通させるための透孔を形成
することができる。
また、透孔は、巾面から傾斜させた立上り面に連続して
形成することができる。
作 用 かかる発明の構成によるときは、立上り面は、その少な
くとも一方が傾斜させてあるので、スプレーガンからの
塗粒を含む噴流は、直角の立上り面における場合と異な
り、立上り面に衝突する直前に方向を変えて立上り面に
殆ど接触せずに通過してしまうようなことがなく、傾斜
する立上り面に沿って這い上がるようにして流れ、立上
り面の全面に十分に接触するから、立上り面を含む全体
に対し、良好な塗装を簡単に施すことができる。
巾面、傾斜させた立上り面の少なくとも一方に透孔を形
成するときは、透孔を介し、塗粒を含む噴流を流通させ
ることができるから、内側補強部材の内面に対しても良
好な塗装が可能である。
巾面から傾斜させた立上り面に連続して透孔を設けると
きは、透孔は、たとえば、傾斜させた立上り面にある部
分からの噴流を巾面にある部分から吹き出すように流通
させることができるから、内面に対し、一層良好な塗装
が可能である。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
筺体等の内側補強部材10は、取付け面11、11と、一対の
立上り面12、13と、巾面14とを一体に成形してなる(第
1図)。ただし、内側補強部材10は、たとえば、筺体F
の側板F1、F1等の内側に対し、竪補強材として、または
棚等の取付部材として付設されるものである(第2
図)。
内側補強部材10は、中間の巾面14の両側に、取付け面1
1、11を有する立上り面12、13を形成するように一体に
折曲げ成形する長尺部材であり(第1図)、取付け面1
1、11は、同一平面上に位置するものとする。なお、一
方の立上り面12は、取付け面11、11に接する側板F1等に
対し、立上り角度θ1=90(度)となっており、他方の
立上り面13は、立上り角度θ2≒45(度)に傾斜させて
ある。
巾面14と、傾斜させた立上り面13との間には、巾面14か
ら立上り面13に連続する長孔状の透孔15、15…が多段に
形成されている。
なお、かかる内側補強部材10は、傾斜させた立上り面13
を筺体Fの背面板F2側、すなわち筺体Fの奥側に向け
て、筺体Fに取り付けるものとする(第3図)。
このような筺体Fの内側にスプレー塗装をするには、側
板F1に対しては、スプレーガンGのノズルを側板F1の方
向に向け、側板F1との間に一定間隔を保ちながら第3図
のA位置とC位置との間においてスプレーガンGを移動
操作し、背面板F2に対しては、同図のC位置とE位置と
の間においてスプレーガンGを移動操作する。
このとき、内側補強部材10、10の直立した立上り面12、
12は、筺体Fの開口側に向いているので、スプレーガン
Gを立上り面12、12に向けて噴霧することにより、容易
に塗装することができる。また、筺体Fの背面板F2側を
向いている立上り面13、13に対しても、筺体Fの開口側
のものについては、立上り面13を傾斜させたことによっ
て、B位置においてスプレーガンGを向けて直接に塗装
することができる他、側板F1に対する塗装に際し、側板
F1に衝突して筺体Fの開口側に方向を変えて進行する噴
流により、いわば間接的に塗装することもできる。
すなわち、側板F1に沿って立上り面13に向かって進行す
る噴流は、立上り面13が傾斜しているので、立上り面13
の裾付近に滞留することなく、立上り面13の全面に接触
しながら立上り面13を這い上がるように流れ、したがっ
て、噴流に含まれる塗粒は、立上り面13の全面に効果的
に付着することができる。
また、筺体Fの奥側に付設した内側補強部材10について
は、たとえば、C位置においてスプレーガンGから背面
板F2に向けて斜めに塗装すれば、このときの噴流は、背
面板F2によって背面板F2と側板F1とが形成する筺体Fの
角部に向けて進行方向を変えられ、その後、角部におい
て、側板F1に沿って筺体Fの開口側に向かうように回り
込み、内側補強部材10の立上り面13に衝突する。このと
き、立上り面13は傾斜しているので、噴流は、立上り面
13の全面に接触しながら、立上り面13に沿って進行する
ことができ、立上り面13は、背面板F2に対する塗装によ
り、間接的に良好に塗装することができる。
取付け面11、11を除く内側補強部材10の各内面と、側板
F1の内側補強部材10によって覆われた部分とは、多数の
透孔15、15…を介して塗粒を含む噴流が内側補強部材10
の内部に吹き込まれることにより、間接的に塗装するこ
とができる。すなわち、巾面14に衝突した噴流は、透孔
15、15…を介して内側補強部材10の内部に入り込み、上
下に分かれ、上下の別の透孔15、15…を介して外部に吹
き抜けるように流通する。また、巾面14の透孔15、15…
は、傾斜させた立上り面13にも及んでいるので、透孔1
5、15…の巾面14側から吹き込まれた噴流は、同じ透孔1
5、15…の立上り面13側を介して外部に流通することも
できる。したがって、噴流は、内側補強部材10の内部に
おいて、上下方向の流れと水平方向の流れとを含む複雑
な運動をするので、側板F1を含む内側補強部材10の内面
に対し、良好な塗装を施すことができる。
なお、透孔15、15…は、傾斜させた立上り面13、巾面14
のいずれか一方にのみ形成してもよい。この場合におい
ても、噴流は、吹き込まれる透孔15、15…の上下に位置
する別の透孔15、15…を介して吹き抜けることができる
ので、内側補強部材10の内面を塗装することができる。
また、立上り面13は、立上り面13に沿って噴流が滑らか
に進行することができればよく、立上り角θ2は、45度
以上の任意の傾斜角度に設定することができるものとす
る。
他の実施例 内側補強部材10は、立上り面12、13の双方を傾斜させて
もよい(第4図)。断面形状が対称形であるから、筺体
Fに取り付ける際に方向性に注意する必要がない上、直
立面がないので、塗装作業も一層容易である。
取付け面11、11は、内側に折曲げ成形することができる
(第5図)。筺体Fと内側補強部材10との接合部が外部
に露出しないので、外観が重視される用途に適する。
以上の各実施例において、透孔15、15…の個数や形状は
任意であり、たとえば、巾面14に比較的大径の円形状の
透孔15a、15a…を設けるとともに、傾斜させた立上り面
13に長孔状の透孔15b、15b…を設けてもよい(第6
図)。透孔15a、15a…を介して内側補強部材10の内部に
大量の噴流を吹き込むことが容易であるから、内面の塗
装を一層短時間で完了させることができる。また、たと
えば、内側補強部材10が内部充実形であり、その内面に
対して塗装する必要がない場合には、透孔15、15…を全
く設ける必要がない。なお、筺体F1は、図示以外の任意
の形状であってもよいものとする。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、取付け面と、
一対の立上り面と、巾面とを一体に成形し、立上り面の
少なくとも一方を傾斜させ、傾斜させた立上り面を奥側
に向けて筺体等に付設することによって、傾斜させた立
上り面は、筺体等の背面板等に対してスプレー塗装をす
るとき、筺体の開口側に向かう噴流により良好な塗装を
施すことができるので、筺体等の奥部に取り付ける場合
においても、その全面に対して良好な塗装仕上げを容易
に実現することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は要部斜視
図、第2図は使用状態説明図、第3図は塗装作業説明図
である。 第4図ないし第6図は、それぞれ別の実施例を示し、第
4図、第5図は横断面図、第6図は要部正面図である。 F……筺体 10……内側補強部材 11……取付け面 12、13……立上り面 14……巾面 15、15a、15b……透孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付け面と、一対の立上り面と、巾面とを
    一体に成形してなり、前記立上り面の少なくとも一方を
    傾斜させ、前記取付け面を介し、前記傾斜させた立上り
    面を奥側に向けて筺体等に付設することを特徴とする筺
    体等の内側補強部材。
  2. 【請求項2】前記巾面、傾斜させた立上り面の少なくと
    も一方に対し、スプレー塗装の噴流を流通させるための
    透孔を形成することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の筺体等の内側補強部材。
  3. 【請求項3】前記透孔は、前記巾面から前記傾斜させた
    立上り面に連続して形成することを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の筺体等の内側補強部材。
JP63289789A 1988-11-16 1988-11-16 筺体等の内側補強部材 Expired - Lifetime JPH078244B2 (ja)

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JP63289789A JPH078244B2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 筺体等の内側補強部材

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JPH02134103A JPH02134103A (ja) 1990-05-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313637Y1 (ja) * 1967-03-04 1968-06-10
JPS4710992U (ja) * 1971-02-27 1972-10-09
JPS5523375Y2 (ja) * 1975-06-26 1980-06-04
JPS5516632U (ja) * 1978-07-15 1980-02-01
JPH0325938Y2 (ja) * 1986-07-04 1991-06-05

Also Published As

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JPH02134103A (ja) 1990-05-23

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