JPH0783023B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0783023B2
JPH0783023B2 JP60271485A JP27148585A JPH0783023B2 JP H0783023 B2 JPH0783023 B2 JP H0783023B2 JP 60271485 A JP60271485 A JP 60271485A JP 27148585 A JP27148585 A JP 27148585A JP H0783023 B2 JPH0783023 B2 JP H0783023B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特に凸型半導
体層の側壁に高精度な接合面積の多結晶半導体層を設け
るのに適したものである。
〔発明の背景〕
従来の半導体装置は特開昭58−73156号に記載のよう
に、バイポーラ・トランジスタのベース電極を絶縁膜に
はさまれた多結晶半導体層により取り出す構造によつて
寄生容量が小さく高速動作を実現していた。ここで、こ
のトランジスタのベース電極である多結晶半導体層の形
成までの工程は第1図に示したようである。その製造工
程を説明すると、第1図(a):p型Si基板1上にn+型埋
込層拡散2を行ないn型Siエピタキシヤル層3を成長
し、全面にシリコン酸化膜10,シリコン酸化膜以外の絶
縁膜たとえばシリコンちつ化膜(Si3N4)50,およびシリ
コン酸化膜20を堆積し、パターンニングしてトランジス
タの活性部分に3層膜10,50,20を残す。その3層絶縁膜
10,50,20をマスクとしてシリコン・エピタキシヤル層を
エツチングして凸型になるようにする。このとき、エツ
チングによりマスク10,50,20の端部より内側にシリコン
層が入り込む様にする。
第1図(b):熱酸化により酸化膜30を形成後、シリコ
ンちつ化膜(Si3N4)60を全面に堆積し、選択エツチン
グにより凸型シリコン層の側面にのみシリコンちつ化膜
60を残す。
第1図(c):熱酸化により酸化膜40を形成する。この
とき凸型シリコン層の側面のシリコン酸化膜はほとんど
成長せず凸型以外の領域のみ厚い酸化膜40となる。
第1図(d):シリコンちつ化膜60を除去後ホトレジス
トを塗布しパターンニングして(100)、シリコン酸化
膜40をエツチングする。このとき、凸型シリコン層上部
に開口部200ができる。
第1図(e):全面に多結晶シリコン層を形成し、パタ
ーンニングして(300)、エピタキシヤル層の凸部の側
面のみ多結晶シリコンと接するようにする。
以上の工程によつて凸型シリコン層の側面に多結晶シリ
コン層を接する構造を実現できる。したしながら、第1
図(c)において熱酸化により形成されたシリコン酸化
膜40は凸型シリコン層の上方にも成長し図に示す様な形
状をとる。それ故、第1図(d)のシリコン酸化膜エツ
チング時に凸型シリコン側面の開口部200の面積がばら
つきやすく、後の工程で多結晶シリコン層300からp型
不純物を拡散した場合、このp型拡散領域とシリコン・
エピタキシヤル層の接合面積が高精度に制御しにくい。
このため、逆方向動作におけるベース・エミツタ間電圧
VBEのばらつきが大きくなり集積回路への適用の障害と
なる可能性があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来の半導体装置製造方法の上述の欠
点を改善し、凸型シリコン層側面に高精度の開口部を形
成し、多結晶シリコン層との接合面積のばらつきを低減
できる半導体装置の製造方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
そこで本発明では、上記目的のために凸型シリコン層側
面のシリコンちつ化膜形成を2度行なうことにより高精
度のシリコン開口部を形成し、多結晶シリコン層との接
合面積のばらつきを低減した。
〔発明の実施例〕
以下に、本発明の実施例を参照して詳細に説明する。
実施例1 第2図に、本発明の半導体装置の製造方法の実施例を示
す。第2図(a):p型Si基板1上にn+埋込層拡散2を行
いn型エピタキシヤル層3を成長し、全面にシリコン酸
化膜10,シリコン酸化膜以外の絶縁膜、たとえばシリコ
ンちつ化膜(Si3N4)50,およびシリコン酸化膜20を堆積
し、パターンニングしてトランジスタの活性部分のみ3
層10,50,20を残す。3層絶縁膜10,50,20をマスクとして
シリコンエピタキシヤル層をエツチングして凸型になる
様にする。このエツチング深さによつて凸型シリコン層
の側面部の多結晶シリコンとの接合面積を決定する。
第2図(b):熱酸化により酸化膜31を形成し、全面に
シリコンちつ化膜を堆積し選択エツチングにより凸型シ
リコン層の側面にのみシリコンちつ化膜70を残す。
第2図(c):シリコン酸化膜31をエツチングして突起
部以外のシリコン・エピタキシヤル層を露出し、シリコ
ン・エピタキシヤル層をエツチングして熱酸化して酸化
膜32を形成する。その後、全面にシリコンちつ化物を堆
積し選択エツチングにより凸型シリコン層の側面にのみ
シリコンちつ化膜80を残す。ここでシリコン酸化膜31の
側面にはシリコンちつ化膜70,80が2層構造となりシリ
コン酸化膜32の側面ではシリコンちつ化膜80が1層であ
る。
第2図(d):熱酸化により、酸化膜41を形成する。こ
のとき、凸型シリコン層の側面にシリコンちつ化膜が2
層70,80残つている部分においてはシリコンちつ化膜が
1層80の部分に比べて酸化膜が成長せず、ほぼ酸化膜31
の厚さは変化しない。
第2図(e):シリコンちつ化膜70,80を除去後ホトレ
ジストを塗布しパターンニングして(100)、シリコン
酸化膜41をエツチングする。このとき、凸型シリコン層
上部に開口部201ができる。ここではホトレジストを用
いてシリコン酸化膜41をエツチングしているが、特にエ
ツチングのためのパターンニングは行なわなくても良
い。ここで、この開口部形成工程では開口部下方のシリ
コン酸化膜41は第2図(d)の熱酸化によりシリコン酸
化膜31より厚く成長しており、その厚さの差によりシリ
コン酸化膜31部分のみが選択的に開口できる。
第2図(f):全面に多結晶シリコン層を堆積しパター
ンニングして(300)、エピタキシヤル層の凸部の側面
のみ多結晶シリコンと接するようにする。
以上の工程により、凸型シリコン層側面の多結晶シリコ
ン層の接する面積を高精度に制御できる。すなわち、そ
の接合面積は第2図(a)のシリコン層エツチング深さ
で決定され、その後の工程ではシリコン酸化膜、シリコ
ンちつ化膜で覆われたまま維持される。さらにその部分
のシリコン酸化膜のみが選択的にエツチングできるから
である。
実施例2 第3図は、本発明における半導体装置の製造方法におい
て、第2図(c)の熱酸化工程で形成する酸化膜を酸化
膜31の2倍以上の厚い酸化膜33とする方法を示したもの
である。その他の工程は第2図で示したものと同様であ
る。本方法を用いれば、凸型シリコン層側面に多結晶シ
リコン層を接するために行なうシリコン酸化膜のエツチ
ング(第2図(e))において、開口予定部の酸化膜厚
さが薄いため一層の選択性をもたせることができる。
実施例3 第4図は、本発明における半導体装置の製造方法におい
て、第2図(c)のシリコン・エツチング工程で凸型シ
リコン層下部にテーパーを設ける方法を示したものであ
る。その他の工程は第2図で示したものと同様である。
本方法を用いれば、その後の熱酸化膜41形成工程におい
て凸型シリコン部のテーパーによつて応力が集中せず欠
陥発生を防止することができる。また、凸型シリコンの
テーパーによつてシリコンちつ化膜80の選択エツチング
時に側面のシリコンちつ化膜80の厚さが下端部に向つて
薄くなるため、後の熱酸化によつて酸化膜41のバーズピ
ークが酸化膜31の下端部にまで達して酸化膜31よりも厚
く形成される。それ故、後のシリコン酸化膜エツチング
工程(第2図(e))において選択性を向上できる。
以上の各実施例1〜3においては、半導体としてGaAs等
の他の半導体を用いても実現でき、また各実施例でのp
型,n型の導電性を逆に用いることができるのは勿論であ
る。
〔発明の効果〕 本発明によれば、凸型半導体層の側壁に絶縁膜ではさま
れた多結晶半導体層を接する構造を設けるのに際して、
その接合面積を高精度に制御することが可能で、半導体
装置の精度向上に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体装置の製造方法を示す断面図、第
2図は本発明の半導体装置の製造方法を示す断面図、第
3図,第4図は本発明の半導体装置の製造方法の他の実
施例を示す断面図である。 1……p型Si基板、2……n+型埋込層、3……n型Siエ
ピタキシヤル層、10,20,30,31,32,33,34,40,41……シリ
コン酸化膜、50,60,70,80……シリコンちつ化膜、100…
…レジスト、200,201……シリコン開口部、300……多結
晶シリコン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に半導体層を形成する工程
    と、 絶縁膜、耐酸化性膜および絶縁膜を順次形成する工程
    と、 前記3層膜をパターニングしてこの3層膜をマスクにし
    て半導体層をエッチングして凸型半導体層を形成する工
    程と、 熱酸化により上記半導体層表面及び上記凸型半導体層側
    面に第1の絶縁膜を形成する工程と、 全面に第1の耐酸化性膜を堆積し異方性エッチングによ
    り凸型半導体層側面にのみ第1の耐酸化性膜を残す工程
    と、 凸型半導体層部以外の第1の絶縁膜をエッチング除去す
    る工程と、 露出した半導体層をエッチングする工程と、 熱酸化により上記半導体層表面及び上記凸型半導体層側
    面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 全面に第2の耐酸化性膜を堆積し異方性エッチングによ
    り凸型半導体層側面にのみ第2の耐酸化性膜を残す工程
    と、 凸型半導体層以外の部分に選択酸化法により第3の絶縁
    膜を形成する工程と、 第1、第2の耐酸化性膜を除去する工程と、 上記第1の絶縁膜をエッチング除去することにより凸型
    半導体層上部に半導体層の露出した開口部を形成する工
    程と、 全面に多結晶半導体層を堆積しパターニングして凸型半
    導体層側面にのみ多結晶半導体層が接するように設ける
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】第1導電型半導体基板表面部に第1導電型
    と反対導電型の第2導電型の領域を設けた半導体基板上
    に第2導電型半導体層を形成する工程と、 絶縁膜、耐酸化性膜および絶縁膜を順次形成する工程
    と、前記3層膜をパターニングしてこの3層膜をマスク
    にして半導体層をエッチングして凸型半導体層を形成す
    る工程と、 熱酸化により上記半導体層表面及び上記凸型半導体層側
    面に第1の絶縁膜を形成する工程と、 全面に第1の耐酸化性膜を堆積し異方性エッチングによ
    り凸型半導体層側面にのみ第1の耐酸化性膜を残す工程
    と、 凸型半導体層部以外の第1の絶縁膜をエッチング除去す
    る工程と、 露出した半導体層をエッチングする工程と、 熱酸化により上記半導体層表面及び上記凸型半導体層側
    面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 全面に第2の耐酸化性膜を堆積し、 異方性エッチングにより凸型半導体層側面にのみ第2の
    耐酸化性膜を残す工程と、 凸型半導体層以外の部分に選択酸化法により第3の絶縁
    膜を形成する工程と、 第1、第2の耐酸化性膜を除去する工程と、 上記第1の絶縁膜をエッチング除去することにより上記
    凸型半導体層上部に半導体層の露出した開口部を形成す
    る工程と、 全面に多結晶半導体層を堆積しパターニングして凸型半
    導体層側面にのみ多結晶半導体層が接するように設ける
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】第1導電型半導体基板表面部に第1導電型
    と反対導電型の第2導電型の領域を設けた半導体基板上
    に第2導電型半導体層を形成する工程と、 絶縁膜、耐酸化性膜及び絶縁膜を順次形成する工程と、 前記3層膜をパターニングしてこの3層膜をマスクにし
    て半導体層をエッチングして凸型半導体層を形成する工
    程と、 熱酸化により上記半導体層表面及び上記凸型半導体層側
    面に第1の絶縁膜を形成する工程と、 全面に第1の耐酸化性膜を堆積し異方性エッチングによ
    り凸型半導体層側面にのみ第1の耐酸化性膜を残す工程
    と、 凸型半導体層部以外の第1の絶縁膜をエッチング除去す
    る工程と、 露出して半導体層をテーパーエッチングする工程と、 熱酸化により上記半導体層表面及び上記凸型半導体層側
    面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 全面に第2の耐酸化性膜を堆積し、異方性エッチングに
    より凸型半導体層側面にのみ第2の耐酸化性膜を残す工
    程と、 凸型半導体層以外の部分に選択酸化法により第3の絶縁
    膜を形成する工程と、 第1、第2の耐酸化性膜を除去する工程と、 上記第1の絶縁膜をエッチング除去することにより上記
    凸型半導体層上部に半導体層の露出した開口部を形成す
    る工程と、 全面に多結晶半導体層を堆積しパターニングして凸型半
    導体層側面にのみ多結晶半導体層が接するように設ける
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】第2の絶縁膜の厚さが第1の絶縁膜の厚さ
    の2倍以上であることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項の半導体装置の製造方法。
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