JPH078304B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH078304B2
JPH078304B2 JP1211142A JP21114289A JPH078304B2 JP H078304 B2 JPH078304 B2 JP H078304B2 JP 1211142 A JP1211142 A JP 1211142A JP 21114289 A JP21114289 A JP 21114289A JP H078304 B2 JPH078304 B2 JP H078304B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面側に入賞領域を形成した遊技盤と、該遊
技盤に設けられた特定入賞口へ入賞した打球を検出して
特定入賞信号を発生する作動検出手段と、上記遊技盤に
設けられて、遊技者にとって不利な第1状態と遊技者に
とって有利な第2状態とに変換可能な可動部材を有し、
該可動部材により受け入れた入賞打球が流入する一般入
賞口と継続入賞口とを配設した変動入賞装置と、上記継
続入賞口へ入賞した入賞打球を検出して継続入賞信号を
発生する継続入賞信号発生手段と、上記作動検出手段か
らの特定入賞信号に基づいて、上記変動入賞装置の可動
部材を遊技者にとって有利な第2状態に変換して第1の
入賞状態を起生する第1の入賞状態制御手段と、該第1
の入賞状態制御手段の作動中における上記継続入賞信号
発生手段からの継続入賞信号に基づいて、特別遊技開始
指令信号を発生する特別遊技開始指令信号発生手段と、
上記継続遊技開始指令信号発生手段からの継続遊技開始
指令信号に基づいて、上記変動入賞装置の可動部材を遊
技者にとって有利な第2状態に予め定められた所定期間
変換して上記第1の入賞状態よりも利益率が高い第2の
入賞状態を起生する第2の入賞状態制御手段とを備えた
弾球遊技機に関する。
(従来技術とその問題点) この種の弾球遊技機として、例えば、パチンコ機等に於
ては、その変動入賞装置の可動部材が遊技者にとって有
利な第2状態となったときに、その継続入賞口に入賞が
あって、所謂、「大当り」としての特別遊技状態へ遊技
内容が転換される際、特別遊技が開始される旨の遊技者
への報知が不明瞭であった。
本発明は、継続入賞口に入賞があったとき、遊技者へ、
今から、大当り状態即ち、特別遊技が開始される旨を明
確に報知することができる弾球遊技機の提供を目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するため次のように構成し
た。
即ち、 表面側に入賞領域を形成した遊技盤(1)と、 該遊技盤(1)に設けられた特定入賞口(8、9)へ入
賞した打球を検出して特定入賞信号を発生する作動検出
手段(第1作動検出スイッチSW1、第2作動検出スイッ
チSW2)と、 上記遊技盤(1)に設けられて、遊技者にとって不利な
第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能
な可動部材(11、11)を有し、該可動部材(11、11)に
より受け入れた入賞打球が流入する一般入賞口(18、1
8)と継続入賞口(19)とを配設した変動入賞装置(1
0)と、 上記継続入賞口(19)へ入賞した入賞打球を検出して継
続入賞信号を発生する継続入賞信号発生手段(特別入賞
スイッチSW3)と、 上記作動検出手段(第1作動検出スイッチSW1、第2作
動検出スイッチSW2)からの特定入賞信号に基づいて、
上記変動入賞装置(10)の可動部材(11、11)を遊技者
にとって有利な第2状態に変換して、第1の入賞状態を
起生する第1の入賞状態制御手段(カウンタ回路202、
波形整形回路205、214、フリップフロップFF1、FF2)
と、 上記第1の入賞状態制御手段(カウンタ回路202、波形
整形回路205、214、フリップフロップFF1、FF2)の作動
中における上記継続入賞信号発生手段(特別入賞スイッ
チSW3)からの継続入賞信号に基づいて、特別遊技開始
指令信号を発生する特別遊技開始指令信号発生手段(カ
ウンタ回路202、波形整形回路215、フリップフロップFF
3、)と、 上記特別遊技開始指令信号発生手段からの特別遊技開始
指令信号に基づいて、上記変動入賞装置(10)の可動部
材(11、11)を遊技者にとって有利な第2状態に予め定
められた所定期間変更して上記第1の入賞状態よりも利
益率が高い第2の入賞状態を起生する第2の入賞状態制
御手段(カウンタ回路202、波形整形回路215、フリップ
フロップFF3、)とを備えた弾球遊技機に於いて、 上記特別遊技開始指令信号発生手段からの特別遊技開始
指令信号により、上記変動入賞装置の可動部材を遊技者
にとって有利な第2状態に変換する第2の入賞状態を起
生するまでの間に、ウエイトタイム信号を発生するウエ
イトタイム発生制御手段(カウンタ回路202、ANDゲート
219)と、 上記ウエイトタイム発生制御手段によるウエイトタイム
の間、特別遊技状態の発生開始を遊技者に報知する特別
遊技開始報知手段(例えば、上部ランプL3)を報知制御
する特別遊技開始状態制御手段(カウンタ回路202、OR
ゲート209、ANDゲート219、駆動回路220、ANDゲート22
3、フリップフロップFF3、FF4)とを有する構成とし
た。
(作用) 本発明によれば、第1の入賞状態のときに継続入賞口に
入賞があると、特別遊技が今から開始される旨が遊技者
に向けて報知されると共に、特別遊技の開始前に若干の
ウエイトタイムが生ずる。
(実施例) 以下、本発明を弾球遊技機の代表的な例として、図示の
パチンコ機の実施例に基づいて説明する。
変動入賞装置本体 第1図及び第2図に於て、図中の符号20は遊技盤1に設
けられた変動入賞装置10の基板である。
基板20には、その中央に縦長の窓部21が穿たれ、この窓
部21から基板20後方に延在する凹室35が形成されてい
る。従って、当該凹室35は窓部21によってその前方側が
開放された室となっている。
基板20の前面側の中程には、窓部21の両側に、遊技者に
とって不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態
とに変換可能な可動部材としての可動片11、11をそれぞ
れ回動可能に軸支してある。
又、基板20の上部にはサイド入賞口17の誘導路及び上前
面プレート24が、そして基板20の前面下方部には、上記
可動部材11により受け入れられた入賞打球が流入可能な
一般入賞口18と、継続入賞口19とが配設されている。
実施例では、継続入賞口19の左右に空間分配手段62よっ
て区画された一般入賞口18、18が設けられている。
尚、図中の符号60は下前面プレート60である。
そして、上記の上前面プレート24には、7セグメントLE
Dより成る権利回数表示器43が、又、凹室35内には分流
手段40がそれぞれ配設されている。
可動部材としての可動片11は、回動基部11Cから外方向
及び内方向に延びる偏平な案内部11Aを有し、回動基部1
1Cより内側方向に延びる部分はストッパ部11Dとして機
能する。
従って、実施例の可動片11は、そのストッパ部11Dの外
側面先端が、第3図(A)に示すように、下方に位置す
るU字状の下部受枠61の内側に当接して遊技者にとって
不利な閉じた状態(第1状態)となる。
他方、遊技者にとって有利な開いた状態(第2状態)
は、ストッパ部11Dの先端部が、第3図(B)に示すよ
うに、分流手段40の分岐部頭部31の下面に当接すること
によって規制される。
第4図に於て、図中の符合87は、可動片11を左右独立に
変動させるための電磁ソレノイドであり、凹室35の後面
37に、放熱効果の良好な金属製の駆動源取付板と共に取
付けられている。
この電磁ソレノイド87が付勢される以前に於ては、可動
片11は、第3図(A)に示す第1状態に在るが、電磁ソ
レノイド87が付勢されると、第3図(B)に示すよう
に、可動片11は、そのストッパ部11Dが分岐部頭部31に
当接する第2状態に移行する。
(イ)権利回数表示器 第1図及び第2図に於て、上前面プレート24には、7セ
グメントLEDより成る権利回数表示器43及びそのための
表示窓32が設けてある。
実施例に於て、所謂、天入賞口を設けていないのは、上
前面プレート24によって覆われる背後空間を大きくする
ためである。
表示窓32は、例えば、上前面プレート24に窓枠としての
開口を設け、この開口を裏面側より透明又は半透明板で
覆って構成する。
このように7セグメントLEDを設置する場合、その前面
に透明板のような複合部材を介在させれば、打球等によ
る破損を防ぐことができる。
権利回数表示器43は、そのプリント配線基板431を、上
前面プレート24に突設した取付ボス432にネジ止めるこ
とにより、上前面プレート24に取付けている。
この実施例では、上前面プレート24の7セグメントLED
は、権利回数の表示、即ち大当りの継続回数を遊技者に
知らせるために使用しているが、遊技の状態に関連した
任意の表示のために使用することができる。
かかる遊技状態表示器としては、7セグメントLED表示
器以外に、例えばランプ、発光素子等を用いることがで
き、アナログ的に使用することもできる。
又、取付場所も、上前面プレートに限定されていない。
例えば、下前面プレート60に設けることもできる。
(ロ)分流手段 凹室35内に配設した分流手段40は、凹室35を「上部分流
空間」と「下部分配空間」とに区画する機能を備えてい
る。
実施例の分流手段40は、凹室35内の略中央に位置して前
後方向に延び、可動片11の変換により受け入れた打球の
流下方向を変化させるように作用する制御部材としての
分岐部41と、その両側に横方向に延び、凹室35内を上下
に二分するように配置された分流棚42とを有し、更に、
凹室35の窓21から外に突出した状態に位置する制御部材
の頭部たる分岐部頭部31をも一体的に有している。
制御部材としての分岐部41は、実施例では機関車の胴部
を模してあり、入賞球を左右に振分け得る丸味を有し、
組立上2つ割り可能になっている。
このような分流手段40を凹室35内に位置付けることによ
って、凹室35内の上部分流空間に入った入賞球は、分岐
部41の頂面で左右に振り分けられ、或いは分流棚42の上
面に沿って奥へと導びかれて行く。
凹室35の後方(奥)には、例えば入賞球を凹室35から遊
技盤裏面へ排出するための2つの分流樋39が、左右の各
分流棚42と連通するように配設してある。
従って、分流棚42の上面に沿って奥へ導びかれた入賞球
は、左右別々に分流樋39を通って、遊技盤裏面側に抜け
る。
よって、これらの入賞球は、継続入賞口19へ導びかれる
ことはない。
尚、分流樋39を設けることなく、分流棚42上を流下する
入賞球を「下部分配空間」へ導いて、継続入賞口19への
入賞チャンスを与えることもできる。
又、機関車を模した分流手段40が存在する結果、凹室35
内の有効空間は比較的狭くはなるが、この狭い凹室35
(上部分流空間)内に、比較的多量の入賞球が発生した
時にも、入賞球は分岐部41により左右に振り分けられ、
かつ、各分流棚42と連続的にそれぞれ分流樋39が存在す
るので、ここでも球詰りすことがない。
凹室35内でこの様に振り分けられた入賞球は、各入賞口
18、19ごとに設けられた排出口から遊技盤裏面にある入
賞球集合樋141(第4図)に排出集合させられる。
その際、特に、継続入賞口19から排出された入賞球につ
いては、特別入賞検出器127を通過してから、入賞球集
合樋141内に排出される。そして、入賞球集合樋141で集
合された入賞球は、1個づつカウント検出器128で計数
されながら、下方に放出される。
分岐部頭部31の前面部分は、この実施例では、着色され
た半透明部材より成るレンズ部311として構成されてお
り、分岐部41の内部には、後面37に取付けた発光手段
(分岐部ランプL2)411が収納されている。
従って、この分岐部頭部31の発光手段411が点灯された
ときは、レンズ部311を透過する光により、当該レンズ
部31が明るく例えば赤色に輝き、パチンコ遊技の後述す
る特別態様が継続されていることを遊技者に知らしめ
る。
更に、分岐部頭部31の上部には、機関車のヘッドランプ
部を模した小円筒部312が設けてあり、該小円筒部312に
は、分岐部41の内部に配設した基板313に取付けたLEDよ
り成る発光手段(上部ランプL3)314が、遊技者から見
えるように臨ませてある。
この発光手段314は、後述する特別態様の発生及び更新
の可視表示手段として使用される。
(ハ)下面表示部及び上面表示部 第1図及び第2図に於て、凹室35の内周下面及び内周上
面の一部は、奥から窓部21に向かって下り傾斜した下面
表示部50、及び、奥から窓部21に向かって上り傾斜した
上面表示部500として形成されている。
特に下面表示部50は、前傾姿態で空間分配手段62に臨む
ように傾斜している。
このような下面表示部50及び上面表示部500を構成する
ため、周壁36の外面から後方に延びるボス部58、580を
設け、これに表示部基板54及び540をネジ止めしてい
る。
表示部基板54及び540の取着手段は、この例ではボス部5
8、580と止着ネジである。
又、表示部基板54及び540には、それぞれ発光手段とし
て発光ダイオードLEDから成る下面ランプ55及び上面ラ
ンプ550を55及び550を担持させている。
更に又、下面表示部50及び上面表示部500には、下面ラ
ンプ55及び上面ランプ550に対応する数の小孔から成る
ランプ収納部50Aを設け、該ランプ収納部50A内に各ラン
プ(LED)の頭部を直接に露出させている。
このようにして、各空間分配手段62に沿って流下する入
賞球の流れを阻害しない位置に発光手段が納められてい
る。
発光手段としての上面ランプ550は、共通の上面表示部
基板540に、3段のグループ(LA〜LC)に分れて担持さ
れている。
これに対し、同じく発光手段としての下面ランプ55は、
3段のグループに分れて担持されているが、下面表示部
基板54はそれらに共通の基板ではなく、複数個の部分基
板54A、54Bに分けられている。
この実施例では、下側の部分基板54Aに1つのグループ
の下面ランプ55(LA)が、上側の部分基板54Aに、2つ
のグループの下面ランプ55(LB、LC)がそれぞれ担持さ
れている。
このように斜面に複数の発光手段(ランプ)を複数群に
分けて配設する場合に、そのランプの表示部基板を部分
基板に分けて、段状にランプを取付けることは、斜面が
比較的長い場合に重要な技術であると同時に、他の取付
部材その他の為の空間スペースを狭めないという利点が
ある。
又、周壁の外周面に取付るため、変動入賞装置を大型化
することなくランプを取着することができる。
更に、ランプの表示部基板を複数単位に分けて段状に取
着配設すれば、どれかのランプが切れたとしても、その
場所の表示部基板だけを取はずして交換すれば良いし、
複数単位ごとの表示部基板により異った表示をさせるこ
とができる。
段状にランプを取付ける場合には、必ずしもそのランプ
の段数に相当する部分基板に分ける必要はなく、この実
施例の下面表示部の如く、適数段のランプ群を1つの部
分基板に取付けることにより、部分基板数を少なくする
ことができる。
(ニ)凹室内の照明 再び第1図に於て、凹室35内を照明するため、凹室35内
の側方には、側方照明装置が設けてある。
実施例の側方照明装置は、凹室35の周壁36の左右の側面
部分のやや上方位置に、窓枠362及びこれを覆う着色さ
れた半透明部材363から成る照明窓361を設け、凹室35の
周壁36の側面部分の外側には、該照明窓361に対応させ
て発光手段としての側方ランプL1(364)を配設してあ
る。
この発光手段364は照明窓361を通して凹室35内を照らす
ことができる。
上記照明窓361の半透明部材363は、制御部材の頭部であ
る分岐部頭部31のレンズ部311と同じ赤色をしたフィル
ムであり、このフィルムを通過した赤色光線が、凹室35
内の分流手段40の側部に当るようになっている。
実施例の分流手段40は、その外表面全体が光を反射可能
な光反射部、例えばクロムメッキ、銀メッキ、金メッキ
及び金属板等により被覆された光反射部となっている。
しかし、光反射部は、分流手段40の一部、例えば、制御
部材としての分岐部41の外表面の全部或いは一部に設け
るだけでもよい。
尚、この「光反射部」の語は、本明細書に於ては、光を
反射可能な面が構成されていることを意味し、必ずしも
別の材質で光反射部が構成されることを意味するもので
はない。
上記の発光手段364から出た光は、照明窓361の半透明部
材363を透過することにより、半透明部材363の材質にも
とづく特有の色、例えば、赤色に変換されて凹室35内へ
と入る。凹室35内に入ったこの赤色光は、直接に凹室35
の内部、特に分流手段40を構成する制御部材としての分
岐部41や分流棚42の側部を斜め上方から照して、これを
赤色に映えさせると共に、その分流手段40の外表面に設
けられた光反射部の反射作用により、反射されて凹室35
の内面を照す。
従って、凹室35の内部や分岐部41等の分流手段40は、そ
れまで、遊技店内の通常照明光線によって可視されてい
た、それ自体の有する色調と異なる色調に変換されると
同時に、変換された色調によって凹室35の内部全体が多
様に映えて浮び上る。
このため、発光手段364を点灯した際には、通常状態の
時の凹室35内の色調と特別態様の時の凹室35内の色調と
を、まるで違ったものの様に遊技者に視認させることが
できる。
従来のように、単に、凹室35の上面又は下面に、LEDよ
り成る上面又は下面ランプ55、550を配設して、点滅さ
せたり遊技の進行状況を表示したりするだけでは、変動
入賞装置の凹室35内における装飾性や変化性に乏しく、
凹室35内に設けられている凹室飾りとしても機能する分
流手段40も、唯々、存在するだけという感じでしかな
い。
しかし、上記のように側方照明装置と、光反射部を有す
る分岐部41とを組み合わせることにより、従来では、で
きなかった特異な色調の装飾性や変化性を演出すること
ができ、特別態様時等、遊技内容の展開に応じて、臨場
感を著しく高揚させることができる。
又、制御部材としての分岐部41の外表面に光反射部を形
成するため、当該部分をクロムメッキ、銀メッキや金メ
ッキ等の反射材により被覆したりすることによって、分
岐部頭部31、分岐部41等の強度自体を高める効果や、滑
りを良くして入賞球の円滑な流下を促す等の効果をも奏
し得る。
尚、この実施例では、半透明部材363として着色フィル
ムを使用したが、半透明部材363としては、多数の凹凸
面を持った有彩色若しくは無彩色の半透明板のように、
側方ランプ364からの光を拡散するレンズ機能を有する
ものでもよく、或いは単なる透明板とし側方ランプ364
の発光色を制御部材としての分岐部41の全体に当るよう
にしてもよい。
制御装置 第5図及び第6図に於て、図は上記変動入賞装置10を利
用したパチンコ機の例である。
以下、このパチンコ機についての制御動作を第6図の回
路図に従って説明する。
先ず、電気的要素の概略を説明するに、図中の符合SW1
は遊技盤1に設けられた特定入賞口8に所属させた第1
作動検出スイッチ、符合SW2は同じく遊技盤1に設けら
れた特定入賞口9に所属させた第2作動検出スイッチで
あり、これらの検出スイッチSW1、SW2をして、特定入賞
口8、9に入賞した打球を検出して特定入賞信号を発生
させる作動検出手段である。
次に、SW3は、遊技盤1の裏側にて継続入賞口19に所属
させた特別入賞スイッチ(特別入賞検出器127)であ
り、当該継続入賞口19へ入賞した打球を検出して継続入
賞信号を発生させる継続入賞信号発生手段である。
次に、符合SW4は、遊技盤1の裏側の入賞球集合樋141の
放出口144に所属させた入賞球計数用のカウントスイッ
チ(カウント検出器128)、そして、符合SOLは左右の可
動部材としての可動片11を駆動する電気的駆動源として
の電磁ソレノイド(87)である。
又、図中の符合LA〜LCは、下面表示部50及び上面表示部
500に所属する発光手段としてのランプ(LED)55、550
であり、符合Lの添字A〜Cは、横一列のLEDを一群と
して3群に分けて考え、そのうち、Aはその最も凹室窓
側の第1列目、Bは中間の第2列目、Cは最も奥側の第
3列目のものを指す。
又、符合L1は凹室側方の側方ランプ(発光手段364)、
符合L2は分岐部41内に設けた分岐部ランプ(発光手段41
1)、そして符合L3は機関車のヘッドランプ相当部に設
けた上部ランプ(発光手段314)である。
又、符合43は上前面プレート24に設けた7セグメントLE
Dより成る権利回数表示器、符合129は遊技盤1の遊技領
域外に設けた7セグメントLEDより成る個数表示器(第
5図参照)である。
更に、符合201は基準時間発生部であり、図示してない
が、32,768HZの周波数で発振する水晶発振部と、この発
振クロックに対する多段の分周器と、該分周器に接続し
た論理回路とを包含しており、動作に必要な3種類の時
間信号S1、S2、S3を作り出している。
論理回路を通して得られる第1の時間信号S1は0.2秒、
分周器から直接に得られる第2の時間信号S2は0.0625
秒、第3の時間信号S3は0.25秒の繰返し周期を持つ。
0.2秒の第1の時間信号S1は、カウンタ回路202のクロッ
ク入力端子に入力されており、このカウンタ回路202
は、その出力端子Q0〜Q5に、第7図(a)〜(c)に
示すような波形のパルスを出力する。
具体的には、このカウンタ回路202は、14段のバイナリ
ーカウンタと、該カウンタに接続した論理回路とを有す
る。
出力端子Q0〜Q2は、バイナリーカウンタの出力端子で
あり、第7図(a)〜(c)に示すような分周波形のパ
ルスを出力する。
出力端子Q3〜Q5は、論理回路の出力端子であり、第7
図(e)、(f)に示すような波形のパルスが得られ
る。
次に動作について説明する。
通常遊技状態の制御 電源投入後の通常状態下では、基準時間発生部201から
の第3の時間信号S3が、ORゲート203を通して、下面ラ
ンプLA〜LCのための10進カウンタ204のクロック入力端
子に加わる。
このため、10進カウンタ204の各デシマル出力端子に接
続されている下面ランプLC〜LEは、クロック入力の繰り
返し周期0.25秒の間隔で、順次点灯し、その点灯状態が
循環している。
又、通常、可動片11は、変動入賞装置10を遊技球に対し
閉じているが、特定入賞口8、9に打球が入賞すると、
次のようにして、ソレノイドSOL(第4図)が作動し
て、可動片11が遊技球の全く入賞しない第1状態(第3
図(A)の閉状態)から打球を受け入れ易い第2状態
(第3図(B)の開状態)に変換即ち移行される。
(イ)第1特定入賞口への入賞 第1特定入賞口8、8に打球が入賞して作動検出手段と
しての第1作動検出スイッチSW1がONして特定入賞信号
が発生すると、この特定入賞信号に基づいて変動入賞装
置10が可動部材11、11を打球の受け入れ易い第2状態に
変換して第1の入賞状態を起生させる第1の入賞状態制
御手段たる一群のカウンタ回路202、波形整形回路205、
及びフリップフロップFF1が作動して、可動部材たる可
動片11を次に述べる制御の下に、1回だけ開閉動作させ
る。
先ず、第1作動検出スイッチSW1が作動すると、波形整
形回路205を介してフリップフロップFF1がセットされ、
その出力端子QがHレベル、がLレベルに反転する。
フリップフロップFF1のQ出力は、ORゲート206を通し
て、二入力ANDゲート207の一方の入力端子に加わり、該
ANDゲートを開く。
このANDゲート207を通して、基準時間発生部201からの
第2の時間信号S2(0.0625秒)が、10進カウンタ204の
イネーブル入力端子CEに加わり、この結果、10進カウン
タ204に接続されている下面ランプLA〜LCは、より速い
繰り返し周期で、点灯し循環する。
又、フリップフロップFF1の出力端子がLレベルとな
ることにより、それまでHレベルに在ったANDゲート208
の出力が消失し、ORゲート209を介して、カウンタ回路2
02のリセット状態が解除され、カウンタ回路202内のカ
ウンタの計数動作が開始される。
計数開始0.8秒後、カウンタ回路202の出力端子Q0に第
7図(a)に示す出力パルスが生じ、フリップフロップ
FF1のQ出力により開かれている二入力ANDゲート210
に、可動片作動信号S4が生じる。
可動片作動信号S4は、ソレノイド駆動回路211に送ら
れ、第1ソレノイドSOL1を0.5秒間付勢して可動片11を
1回開閉動作させる。
計数開始1.3秒後、カウンタ回路202の出力端子Q4に第
7図(e)に示す出力パルスが生じ、フリップフロップ
FF2の出力により開かれている二入力ANDゲート212
に、リセット信号RE1が発生し、ORゲート213を介してフ
リップフロップFF1がリセットされ、初期状態となる。
フリップフロップFF1がリセットされると、下面ランプL
A〜LCの点灯循環速度は、比較的ゆっくりした元の繰り
返し周期に戻る。
又、フリップフロップFF1の出力がHレベルに戻るの
で、ANDゲート208の出力がHレベルとなり、カウンタ回
路202がリセット状態に戻る。
(ロ)第2特定入賞口への入賞 第2の特定入賞口9に打球が入賞して作動検出手段とし
ての第2作動検出スイッチSW2がONして特定入賞信号が
発生すると、この特定入賞信号に基づいて変動入賞装置
10の可動部材11、11を打球の受け入れ易い第2状態に変
換して第1の入賞状態を起生させる今一つの第1の入賞
状態制御手段たる一群のカウンタ回路202、波形整形回
路214、及びフリップフロップFF2が作動して、可動部材
たる可動片11を次に述べる制御の下に、2回だけ開閉動
作させる。
先ず、第2作動検出スイッチSW2が作動すると、波形整
形回路214を通してフリップフロップFF2がセットされ
る。
このフリップフロップFF2のQ出力により、フリップフ
ロップFF1もセットされ、カウンタ回路202のリセット状
態が解除される。
従って、計数開始0.8秒後に可動片作動信号S4が生じ、
可動片11が1回開閉動作する過程は、上記第1特定入賞
口への入賞の場合と同様である。
しかし、第2特定入賞口9への入賞の場合には、フリッ
プフロップFF2の出力がLレベルになるので、二入力A
NDゲート212が閉じている。
このため、上記1.3秒を経過した時点に於て、カウンタ
回路202の出力端子Q4に第7図(e)に示す出力パルス
が生じても、二入力ANDゲート212は、リセット信号RE1
を発生しない。従って、カウンタ回路202の計数が進
み、計数開始3.2秒後に、カウンタ回路202の出力端子Q2
に第7図(c)に示す出力パルスが生じる。このパルス
は、ORゲート213を通して、フリップフロップFF1、FF2
のリセット入力端子Rに加わり、これらのフリップフロ
ップFF1、FF2をリセットする。
両フリップフロップFF1、FF2の出力がHレベルに戻る
ので、ANDゲート208の出力がHレベルとなり、カウンタ
回路202がリセット状態に戻る。
このカウンタ回路202がリセット状態に戻る迄の間に、
第7図(a)に示すように、カウンタ回路202の出力端
子Q0に、第2発目のパルスが生じ、二入力ANDゲート21
0、ソレノイド駆動回路211を通して、第1ソレノイドSO
L1が0.8秒間付勢される。
これによって、可動片11は、計2回の開閉動作をする。
特別遊技状態への移行 上述のようにして可動片11が1回乃至2回の開閉動作を
している期間中に、即ち、第1の入賞状態制御手段(カ
ウンタ回路202、波形整形回路205、214、フリップフロ
ップFF1、FF2)の作動中に、該可動片11を案内として入
賞した球が変動入賞装置10の継続入賞口19に入賞し、継
続入賞信号発生手段としての特別入賞スイッチSW3(特
別入賞検出器127)にて検出されたときには、当該継続
入賞信号発生手段(特別入賞スイッチSW3)からの継続
入賞信号に基づいて、特別遊技開始指令信号発生手段
(波形整形回路215、ANDゲート216、フリップフロップF
F3、ORゲート209、カウンタ回路202)が作動して特別遊
技開始指令信号を発し、上記可動片11を最大18回までの
継続的な開閉動作即ち、特別遊技状態へと移行させる。
この特別遊技状態へ変換するためには、第6図の回路で
は、フリップフロップFF1がセット状態を維持している
間に、遊技球が継続入賞口19に入賞して特別入賞スイッ
チSW3がONすること、より正確に言うならば、ANDゲート
216が、ORゲート217を通して与えられるフリップフロッ
プFF1のQ出力により開いている間に、特別入賞スイッ
チSW3がONすることが必要である。
この特別遊技開始指令信号発生手段(波形整形回路21
5、ANDゲート216、フリップフロップFF3、ORゲート20
9、カウンタ回路202)にいついて、以下説明する。
継続入賞信号発生手段たる特別入賞スイッチSW3がONす
ると、波形整形回路215を介してANDゲート216にパルス
(継続入賞信号)が印加される。
ANDゲート216は、この時点に於ては、フリップフロップ
FF1のQ出力により開かれている。
従って、パルスは、ANDゲート216を通ってフリップフロ
ップFF3に加わって該フリップフロップFF3をセットし、
フリップフロップFF3のQ出力はHレベルに、出力は
Lレベルになる。
尚、このとき、同パルスは、ORゲート209を介してカウ
ンタ回路202を一旦初期状態にすると共に、ORゲート218
を介してフリップフロップFF4をも初期状態にする。
フリップフロップFF3がセットされ、その出力がLレベ
ルに反転することにより、カウンタ回路202のリセット
状態が解除され、カウンタ回路202はその計数機能を開
始し、またフリップフロップFF4はカウンタ回路202の出
力端子Q1からパルスが送られて来るのを期待する状態
となる。
即ち、フリップフロップFF4の出力は、まだHレベル
に在る。
(イ)特別遊技開始報知手段(上部ランプL3の点滅) フリップフロップFF3がセットされた時点で生ずるHレ
ベルのQ出力は、遊技者に今から特別遊技が開始される
旨を報知させる特別遊技開始報知手段の一例として設け
た上部ランプL3を点滅させるため、この上部ランプL3の
駆動回路220に前置した三入力ANDゲート219に送られ
る。
このため、ANDゲート219が開き、カウンタ回路202の出
力端子Q5からパルスが送られて来るのを期待する状態
となる、即ち、ウエイトタイム信号の発生である。
このように、本発明では、変動入賞装置10の可動部材11
を遊技者にとって有利な第2状態に変換する第2の入賞
状態を起生させるまでの間、若干のウエイトタイムが生
ずるようウエイトタイム発生手段を、上記のカウタ回路
202やANDゲート219等で構成している。
カウンタ回路202の出力端子Q5には、第7図(f)に示
すように、カウンタ回路202の計数開始から0.8秒間続く
パルス幅を持ったパルスと、これに続く0.05秒のパルス
間隔及び0.15秒のパルス幅を持った3つのパルスとが発
生される。このパルス列が、ANDゲート219を通して駆動
回路220に加わり、上部ランプL3が付勢されて、特別遊
技開始報知手段としての上部ランプL3が実施例では3回
だけ点滅する。
これによって、遊技者は、ゲームが特別遊技に移行され
ることが報知され、事態を明確に知ることができ、遊技
に対する興趣が高められる。
この実施例では、特別遊技開始報知手段としてランプに
よる可視表示(特別遊技開始表示手段)を採用している
が、音声等による報知手段を用いたり、或いはこれらを
併用したりしてもよい。
(ロ)可動片の開閉動作の一時禁止 上記のように上部ランプL3の点滅が完了して、計数開始
後1.6秒を経過すると、カウンタ回路202の出力端子Q1
にパルスが発生し、該パルスがフリップフロップFF4の
クロック入力端子に入力されて、同フリップフロップFF
4がセットされる。
即ち、フリップフロップFF4の出力はLレベルに、Q
出力はHレベルに切換わる。
フリップフロップFF4のQ出力により、ANDゲート223が
開かれる。
カウンタ回路202の出力端子Q0に発生するパルスが、イ
ンバータ222を介して反転され、該反転信号がANDゲート
223を通じてソレノイド駆動回路211に印加される。
これにより、初めて可動片11の連続的な開閉動作が開始
される。
換言すれば、変動入賞装置の可動部材(可動片11)は、
この計数開始後1.6秒を経過するまでの間は、ウエイト
タイムとして、第16図に示すように、第1状態(閉状
態)を維持することになる。
(ハ)側方ランプ及び分岐部ランプ等の点滅 更に又、特別入賞スイッチSW3がONしてフリップフロッ
プFF3がセットされた場合、フリップフロップFF3の出力
端子QのHレベルの信号が、側方ランプL1及び分岐部ラ
ンプL2の駆動回路221に前置した二入力ANDゲート232に
送られる。
このため、ANDゲート232が開き、上記カウンタ回路202
の出力端子Q0に発生する0.8秒毎のパルス信号が、AND
ゲート232を通して、駆動回路221に印加される。
従って、0.8秒毎に側方ランプL1及び分岐部ランプL2が
点滅を繰返えす。
又、フリップフロップFF3のHレベルのQ出力は、ORゲ
ート206を通して、ANDゲート207を開く。
従って、基準時間発生部201からの第2の時間信号S2が1
0進カウンタ204の入力端子CEに加わり、下面ランプLA〜
LCは、通常より速い繰り返し周期で、点灯し循環する。
かかる表示の変換は、遊技者に格別の興趣を生ぜしめる
ものとなる。
尚、権利回数表示器43は、ダウン・カウンタから成る権
利回数カウンタ224、デコーダ225及び図示してないドラ
イバを介して、“8"を表示している。
特別態様遊技状態の制御 上記の特別態様遊技状態への移行(変換)後、可動片11
は、最大18回の開閉動作を行なう。ここで「最大」18回
と記したのは、18回は特別態様遊技の単位サイクル、1
サイクルであって、このサイクル中に、更に継続入賞口
19に入賞した場合には、たとえ可動片11の18回の開閉動
作が未了前といえども、当該サイクルは中断され、次の
新たなサイクルの1回目が始まるようにしているからで
ある。
例えば、12回目の開閉動作終了後に再び特別入賞スイッ
チSW3がONし、次のサイクルが開始すると、次の13回目
の開閉動作は前サイクルの13回目ではなく、更新サイク
ルの1回目となる。
又、この更新サイクル数、即ち特別態様遊技の権利行使
回数「q」は、この例では最大8サイクル(q=8)迄
許される。
従って、各サイクル当り18回の最大開閉動作数が守られ
れば、18×8回の開閉動作が期待できるが、逆に最初の
1サイクルであっても、その間に継続入賞口19への入賞
がなければ、そのサイクルで終ってしまうように図られ
ている。
又、本制御装置では、通常及び継続入賞口18、19への入
賞球が、所定数(本例では10個)に達した場合にも、そ
のサイクルで終ってしまうように図られている。
(イ)更新前の動作 上記のように、計数開始後1.6秒を経過すると、カウン
タ回路202の出力端子Q0に発生する0.8秒毎のパルスの
反転信号が、ANDゲート223を通して、ソレノイド駆動回
路211に印加される。
この反転信号の各パルス毎に第1ソレノイドSOL1が付勢
され、可動片11は、第1回目のサイクルにつき、連続的
な最大18回の開閉動作を繰返えして行くことになる。
かかる開閉動作を行なっている間に、多くの遊技球が可
動片11を通して変動入賞装置10に入賞することになる。
この入賞球の総計はカウントスイッチSW4で計数され、
所定数以内かどうかチェックされる。
詳述すれば、変動入賞装置10に入った入賞球は、それが
通常入賞口18からの入賞球であるか又は継続入賞口19か
らの入賞球であるかを問わず、遊技盤裏面のカウントス
イッチSW4に集められ、同カウントスイッチをONせしめ
る。
カウントスイッチSW4がONする度に、波形整形回路229を
通して、パルスが1発、入賞球数カウンタ230に入力さ
れる。
入賞球数カウンタ230は、特別入賞スイッチSW3がONした
時点で一旦リセットされているので、入賞球数カウンタ
230が順次1歩進され、デコーダ231及び図示してないド
ライバを介して、個数表示器129が“1"から“9"までを
表示して行く。
(ロ)サイクルの更新 上記1サイクル中に生ずる合計9個までの入賞球数の制
約下で、且つ、上記18回の開閉動作が終了する以前に於
て、再び、幸運にも継続入賞口19への入賞球があると、
新しいサイクルに更新される。
この新サイクル中に再び特別入賞スイッチSW3が検出動
作をすれば、上記と同じ動作でこのサイクルも次のサイ
クルに更新されるし、そうでなければ入賞球数カウンタ
230がパルス数「10」をカウントした時点で、回路は1
サイクル終了に伴う初期状態に戻る。
今、第1サイクル中に於て、特別入賞スイッチSW3がON
すると、このときANDゲート216に生ずるパルスによっ
て、カウンタ回路202、フリップフロップFF4及び入賞球
数カウンタ230が、それぞれ一旦初期状態に戻されると
共に、同パルスが権利回数カウンタ224に加わり、同カ
ウンタの内容を1だけデクレメントする。従って、フリ
ップフロップFF4の働きにより、上述の特別態様遊技状
態への移動時と同様に、上部ランプL3の点滅、可動片の
開閉動作の一時禁止等の動作が行なわれる一方、個数表
示器129の表示が“0"に戻り、権利回数表示器43が“8"
から“7"に切換わる。
これにより、第1サイクルが中断され第2サイクルに更
新されたことになり、権利回数表示器43の表示内容は、
更新可能な残り回数を示すものとなる。
このように、カウンタ内容を可視表示させることは、遊
技者にとっては興味深いものとなる。
第2サイクル以降に於て、再び継続入賞口19に入賞した
場合も同じであり、同様の動作を繰返えして行く。
その際、各更新時点、つまり各サイクルの区切りは、可
動片11が1.6秒間閉じている動作及びその間に上部ラン
プL3が点滅する動作により、明瞭に遊技者に知覚せしめ
られる。
尚、特別入賞スイッチSW3の検出作動毎に行われるサイ
クル更新と同時に、権利回数カウンタ224は暫時その内
容を減じていく。
幸運にも、最終サイクルである第8回目まで更新された
場合には、当該サイクルで約束付けられた計18回の開閉
動作を行なって、特別態様遊技状態は完了となる。
即ち、第7サイクルの途中で継続入賞口19へ入賞した場
合、権利回数カウンタ224の内容が“1"となり、権利回
数表示器43が残り回数「1」となったことを示すと同時
に、該カウンタに接続したインバータ227及びORゲート2
28から成る検出回路の出力がLレベルに落る。このた
め、現在進行中の第8回目のサイクル(最終サイクル)
に於ては、それ以後の特別入賞スイッチSW3のON信号
を、ANDゲート216が受け付けなくなる。
第8サイクルで約束された計18回の開閉動作が行なわれ
る。
カウンタ回路202は、この計18回の開閉動作が終了した
時点、正確には計数開始後29.6秒を経過した時点で、そ
の出力端子Q3に第7図(d)に示すパルスを発生す
る。
このパルスは、ORゲート226を通してフリップフロップF
F3及び権利回数カウンタ224をリセットする。
フリップフロップFF3のQ出力がLレベルに落ちること
により、側方ランプL1及び分岐部ランプL2の点滅動作が
停止し、下面ランプLA〜LCの点滅移動速度が、通常の比
較的ゆっくりした速度に戻る。
又、フリップフロップFF3の出力がHレベルに戻るこ
とにより、カウンタ回路202及びフリップフロップFF4が
リセット状態に保持される。かくして、全回路系が初期
状態に戻る。
パチンコ機は、特別態様遊技状態から通常遊技状態とな
る。
通常遊技状態への強制的切換 更新されることなく或る1つのサイクルが終了した場
合、即ち、1.6秒を1回の開閉動作単位とする計18回の
開閉動作が終了した場合には、カウンタ回路202の計数
開始後29.6秒を経過した時点で、カウンタ回路202の出
力端子Q3に、第7図(d)に示すパルスが発生し、該
パルスは、ORゲート226を通してフリップフロップFF3及
び権利回数カウンタ224をリセットする。
このため、上述の如くして、全回路系が初期状態に戻さ
れ、特別態様遊技状態は強制的に解除されて、通常遊技
状態に戻る。
従って、以後、また第1、第2特定入賞口8、9への入
賞からの一連の動作を経なければ、特別態様遊技状態に
はなり得ない。
この遊技者にとって不利益な事態は、上述した18回を1
単位としての1サイクル中に、それ以後の継続入賞口19
への入賞がないために生ずる。
一方、開閉動作を行なっている間に、可動片11を通して
多数の遊技球が変動入賞装置10に入賞し、その入賞球の
総計が10個に達した場合には、入賞球数カウンタ230の
内容が“10"となる。
このため入賞球数カウンタ230に接続したANDゲート231
から成るデコーダに、終了信号が生じ、ORゲート226を
通してフリップフロップFF3及び権利回数カウンタ224を
リセットする。
このため、上述の如くして、全回路系が初期状態に戻さ
れ、やはり特別態様遊技状態は強制的に解除されてしま
う。
尚、制御部材41は実施例のものに限定されることなく、
打球の流下方向を変化できる機能があれば種々に設計変
更ができる。
(発明の効果) 本発明は叙上の如く構成したものであるから、第1の入
賞状態のときに継続入賞口に入賞があると、特別遊技が
今から開始される旨の表示が遊技者に向けてなされると
共に、変動入賞装置の可動部材をして、不利な第1状態
から有利な第2状態に変換させるに当たり、第1状態の
まま若干の時間停止させておくウエイトタイムを設けて
いるので、一定準備期間を置いた後に、可動部材が遊技
者にとつて不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2
状態への変換動作が連続する第2の入賞状態たる特別遊
技状態へと移行させることができる。
従って又、本発明では、従来のこの種の弾球遊技機と異
なり、遊技者に対して、今から第2の入賞状態たる特別
遊技が開始される旨が確実に報知されるので、遊技者は
特別遊技状態が開始される期待感や喜びの時間が与え
れ、これから開始される特別遊技状態への心構え(例え
ば、特別遊技状態にとって有利な打球の飛距離調整等)
を持って臨むことができ、遊技者の期待と興奮とが著し
いく高められる、興趣性の高い遊技機を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例にして、 第1図は、変動入賞装置の表面側の斜視図。 第2図は、その変動入賞装置の縦断面図、 第3図(A)(B)は、作動レバーが非作動位置及び作
動位置に在る場合に於る作動レバーと可動片との関係を
示した図、 第4図は、変動入賞装置と遊技盤の裏面のカウント集合
樋との関係を示した図、 第5図は、パチンコ機の正面図、 第6図は、パチンコ機の制御装置例を示す回路図、 第7図は、第6図の制御装置のカウンタ回路の出力端子
に得られるパルス波形を示すタイミング図である。 1……遊技盤、8……特定入賞口 9……特定入賞口、10……変動入賞装置 11……可動部材(可動片)、18……一般入賞口 19……継続入賞口、202……カウンタ回路 205……波形整形回路、209……ORゲート 210……ANDゲート、211……駆動回路 214……波形整形回路、215……波形整形回路 216……ANDゲート、219……ANDゲート 220……駆動回路、223……ANDゲート FF1……フリップフロップ FF2……フリップフロップ FF3……フリップフロップ FF4……フリップフロップ SW1……第1作動検出スイッチ SW2……第2作動検出スイッチ SW3……特別入賞スイッチ(継続入賞信号発生手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面側に入賞領域を形成した遊技盤と、 上記遊技盤に設けられた特定入賞口へ入賞した打球を検
    出して特定入賞信号を発生する作動検出手段と、 上記遊技盤に設けられて、遊技者にとって不利な第1状
    態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な可動
    部材を有し、該可動部材により受け入れた入賞打球が流
    入する一般入賞口と継続入賞口とを配設した変動入賞装
    置と、 上記継続入賞口へ入賞した入賞打球を検出して継続入賞
    信号を発生する継続入賞信号発生手段と、 上記作動検出手段からの特定入賞信号に基づいて、上記
    変動入賞装置の可動部材を遊技者にとって有利な第2状
    態に変換して第1の入賞状態を起生する第1の入賞状態
    制御手段と、 上記第1の入賞状態制御手段の作動中における上記継続
    入賞信号発生手段からの継続入賞信号に基づいて、特別
    遊技開始指令信号を発生する特別遊技開始指令信号発生
    手段と、 上記特別遊技開始指令信号発生手段からの特別遊技開始
    指令信号に基づいて、上記変動入賞装置の可動部材を遊
    技者にとって有利な第2状態に予め定められた所定期間
    変換して上記第1の入賞状態よりも利益率が高い第2の
    入賞状態を起生する第2の入賞状態制御手段とを備えた
    弾球遊技機に於いて、 上記特別遊技開始指令信号発生手段からの特別遊技開始
    指令信号により、上記変動入賞装置の可動部材を遊技者
    にとって有利な第2状態に変換する第2の入賞状態を起
    生するまでの間に、ウエイトタイム信号を発生するウエ
    イトタイム発生制御手段と、 上記ウエイトタイム発生制御手段によるウエイトタイム
    の間、特別遊技状態の発生開始を遊技者に報知示する特
    別遊技開始報知手段を報知制御する特別遊技開始状態制
    御手段とを有することを特徴とする弾球遊技機。
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