JPH0783068A - 車両用パワープラント構造 - Google Patents
車両用パワープラント構造Info
- Publication number
- JPH0783068A JPH0783068A JP23049793A JP23049793A JPH0783068A JP H0783068 A JPH0783068 A JP H0783068A JP 23049793 A JP23049793 A JP 23049793A JP 23049793 A JP23049793 A JP 23049793A JP H0783068 A JPH0783068 A JP H0783068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power plant
- resonance
- oil pan
- resonance chamber
- reinforcing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用パワープラント構造において、十分な
制振効果を得るとともに、オイルパン等から発生する騒
音を低減する。 【構成】 シリンダブロック1とトランスミッションケ
ース3の間に結合される補強部材を備える車両用パワー
プラント構造において、補強部材として設けられるシェ
ルガセット5はその内部に所定容積を有する共鳴室7を
画成するとともに、共鳴室7の内外を連通する開口部8
を形成する。
制振効果を得るとともに、オイルパン等から発生する騒
音を低減する。 【構成】 シリンダブロック1とトランスミッションケ
ース3の間に結合される補強部材を備える車両用パワー
プラント構造において、補強部材として設けられるシェ
ルガセット5はその内部に所定容積を有する共鳴室7を
画成するとともに、共鳴室7の内外を連通する開口部8
を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用パワープラント
構造の改良に関するものである。
構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】板金製オイルパンを備える機関にあって
は、オイルパン自体をトランスミッションケースに結合
することができないため、機関本体とトランスミッショ
ンケースを結合する補強部材を備えて、パワープラント
の捩れ、曲げ振動に対する剛性を確保するものがある
(実開平3−87833号公報、参照)。
は、オイルパン自体をトランスミッションケースに結合
することができないため、機関本体とトランスミッショ
ンケースを結合する補強部材を備えて、パワープラント
の捩れ、曲げ振動に対する剛性を確保するものがある
(実開平3−87833号公報、参照)。
【0003】そして、従来の車両用パワープラント構造
として、例えば図6に示すようなものがある(特開昭6
4−36948号公報、実開平1−157229号公
報、参照)。
として、例えば図6に示すようなものがある(特開昭6
4−36948号公報、実開平1−157229号公
報、参照)。
【0004】これについて説明すると、 シリンダブロ
ック1の下部には板金製オイルパン2が結合され、シリ
ンダブロック1の後部にはトランスミッションケース3
が結合される。
ック1の下部には板金製オイルパン2が結合され、シリ
ンダブロック1の後部にはトランスミッションケース3
が結合される。
【0005】シリンダブロック1の下部とトランスミッ
ションケース3の前端部の間に結合される補強部材5が
備えられる。補強部材5は断面略U字状をしている。
ションケース3の前端部の間に結合される補強部材5が
備えられる。補強部材5は断面略U字状をしている。
【0006】補強部材5を介してシリンダブロック1と
トランスミッションケース3の結合剛性が高められるこ
とにより、これらからなるパワープラントの捩れ、曲げ
振動を抑えて、車両のこもり音等の発生が防止される。
トランスミッションケース3の結合剛性が高められるこ
とにより、これらからなるパワープラントの捩れ、曲げ
振動を抑えて、車両のこもり音等の発生が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用パワープラント構造にあっては、機関
10からの振動により板金製オイルパン2の底部が膜振
動を起こし、オイルパン2から放射音が発生する。
うな従来の車両用パワープラント構造にあっては、機関
10からの振動により板金製オイルパン2の底部が膜振
動を起こし、オイルパン2から放射音が発生する。
【0008】図5は機関から発生する騒音の音圧レベル
を測定した結果を示しており、この従来装置ではオイル
パン2から発生する放射音により1KHz付近で音圧レ
ベルが著しく高くなり、車室内外の騒音を増大させると
いう問題点がある。
を測定した結果を示しており、この従来装置ではオイル
パン2から発生する放射音により1KHz付近で音圧レ
ベルが著しく高くなり、車室内外の騒音を増大させると
いう問題点がある。
【0009】本発明は上記の問題点に着目し、車両用パ
ワープラント構造において、十分な制振効果を得るとと
もに、オイルパン等から発生する騒音を低減することを
目的とする。
ワープラント構造において、十分な制振効果を得るとと
もに、オイルパン等から発生する騒音を低減することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
機関本体とトランスミッションケースとに跨がって結合
される断面略U字状をした補強部材を備える車両用パワ
ープラント構造において、補強部材はその内部に所定容
積を有する共鳴室を画成するとともに、共鳴室の内外を
連通する開口部を形成する。
機関本体とトランスミッションケースとに跨がって結合
される断面略U字状をした補強部材を備える車両用パワ
ープラント構造において、補強部材はその内部に所定容
積を有する共鳴室を画成するとともに、共鳴室の内外を
連通する開口部を形成する。
【0011】請求項2記載の車両用パワープラント構造
は、請求項1記載の発明において、補強部材の内部に2
つの共鳴室を画成し、機関本体と共鳴室の開口部との間
にオイルパンを配置し、各共鳴室に発生する共鳴周波数
をオイルパンの共振周波数を挟んで互いに相違させる。
は、請求項1記載の発明において、補強部材の内部に2
つの共鳴室を画成し、機関本体と共鳴室の開口部との間
にオイルパンを配置し、各共鳴室に発生する共鳴周波数
をオイルパンの共振周波数を挟んで互いに相違させる。
【0012】
【作用】請求項1記載の車両用パワープラント構造は、
共鳴室の内部空間をバネとし、開口部の体積をマスとし
て、特定周波数の音に共鳴するヘルムホルムツ式共鳴器
が構成される。共鳴室の容積および開口部の寸法を任意
に設定することにより、機関本体やトランスミッション
ケースの付近から発生する特定周波数の音に共鳴してこ
の音を打ち消し、騒音の低減がはかれる。
共鳴室の内部空間をバネとし、開口部の体積をマスとし
て、特定周波数の音に共鳴するヘルムホルムツ式共鳴器
が構成される。共鳴室の容積および開口部の寸法を任意
に設定することにより、機関本体やトランスミッション
ケースの付近から発生する特定周波数の音に共鳴してこ
の音を打ち消し、騒音の低減がはかれる。
【0013】さらに、補強部材はその内部に共鳴室を画
成するシェル構造とすることにより、補強部材自体の剛
性を高められ、補強部材を介して機関本体とトランスミ
ッションケースの結合剛性を有効に高められる。この結
果、機関本体とトランスミッションケース等からなるパ
ワープラントの捩れ、曲げ振動を抑えて、車両のこもり
音等の発生を防止することができる。
成するシェル構造とすることにより、補強部材自体の剛
性を高められ、補強部材を介して機関本体とトランスミ
ッションケースの結合剛性を有効に高められる。この結
果、機関本体とトランスミッションケース等からなるパ
ワープラントの捩れ、曲げ振動を抑えて、車両のこもり
音等の発生を防止することができる。
【0014】請求項2記載の車両用パワープラント構造
は、2つの共鳴室に発生する共鳴周波数をオイルパンの
共振周波数を挟んで互いに相違させることにより、温度
変化等の外乱に影響されることなく、オイルパンから発
生する騒音を低減する効果を安定して発揮することがで
きる。
は、2つの共鳴室に発生する共鳴周波数をオイルパンの
共振周波数を挟んで互いに相違させることにより、温度
変化等の外乱に影響されることなく、オイルパンから発
生する騒音を低減する効果を安定して発揮することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0016】図3に示すように、直列4気筒機関に備え
られるシリンダブロック(機関本体)1の下部にはオイ
ルパン2が結合され、シリンダブロック1の後部にはト
ランスミッションケース3がリアプレート4を介して結
合される。
られるシリンダブロック(機関本体)1の下部にはオイ
ルパン2が結合され、シリンダブロック1の後部にはト
ランスミッションケース3がリアプレート4を介して結
合される。
【0017】シリンダブロック1は、オイルパン2が接
続されるスカート部11が図示しないクランクシャフト
より下方に延びる、いわゆるディープスカート型式のも
のである。
続されるスカート部11が図示しないクランクシャフト
より下方に延びる、いわゆるディープスカート型式のも
のである。
【0018】シリンダブロック1は、トランスミッショ
ンケース3に対する取付用フランジ部12は左右方向に
突出形成され、その後部にスカート部11からフランジ
部12にかけて左右方向に膨出する壁部13が形成され
る。
ンケース3に対する取付用フランジ部12は左右方向に
突出形成され、その後部にスカート部11からフランジ
部12にかけて左右方向に膨出する壁部13が形成され
る。
【0019】フランジ部12は複数のボルト孔14が形
成され、各ボルト孔14に螺合するボルトによりトラン
スミッションケース3が締結される。また、シリンダブ
ロック1は、図示しないスタータモータに対する取付用
フランジ部15が一体形成されている。
成され、各ボルト孔14に螺合するボルトによりトラン
スミッションケース3が締結される。また、シリンダブ
ロック1は、図示しないスタータモータに対する取付用
フランジ部15が一体形成されている。
【0020】オイルパン2は、鋼板をプレス成型したも
のであって、機関前端寄りに略矩形の深底部21、機関
後端寄りに浅底部22を有している。機関の各部を潤滑
した潤滑油が浅底部22を介して深底部21に集めら
れ、深底部21に貯溜された潤滑油がオイルポンプによ
って吸い上げられ、機関の各部に供給されるようになっ
ている。図1に示すように、深底部21には潤滑油を排
出するためのドレーン穴24が形成される。
のであって、機関前端寄りに略矩形の深底部21、機関
後端寄りに浅底部22を有している。機関の各部を潤滑
した潤滑油が浅底部22を介して深底部21に集めら
れ、深底部21に貯溜された潤滑油がオイルポンプによ
って吸い上げられ、機関の各部に供給されるようになっ
ている。図1に示すように、深底部21には潤滑油を排
出するためのドレーン穴24が形成される。
【0021】図1にも示すように、シリンダブロック1
の下部とトランスミッションケース3の前端部の間に結
合されるシェルガセット(補強部材)5が備えられる。
シェルガセット5はアッパパネル部51とロアパネル部
52を備えるシェル構造とし、アルミ合金等を材質とし
て鋳造により形成される。
の下部とトランスミッションケース3の前端部の間に結
合されるシェルガセット(補強部材)5が備えられる。
シェルガセット5はアッパパネル部51とロアパネル部
52を備えるシェル構造とし、アルミ合金等を材質とし
て鋳造により形成される。
【0022】シェルガセット5の後端部にはトランスミ
ッションケース3に対する取付用フランジ部53が形成
される。トランスミッションケース3はリアプレート4
を介してフランジ部53に接合し、フランジ部53に形
成された各ボルト孔54に螺合するボルトによりシェル
ガセット5が締結される。
ッションケース3に対する取付用フランジ部53が形成
される。トランスミッションケース3はリアプレート4
を介してフランジ部53に接合し、フランジ部53に形
成された各ボルト孔54に螺合するボルトによりシェル
ガセット5が締結される。
【0023】シェルガセット5はその左右後端部に2つ
のボス55が形成され、各ボス55を貫通するボルトに
よりシリンダブロック1に締結される。各ボス55はシ
ェルガセット5のリアプレート4を介してトランスミッ
ションケース3に接合する前端面57から所定距離Lを
持って配置される。
のボス55が形成され、各ボス55を貫通するボルトに
よりシリンダブロック1に締結される。各ボス55はシ
ェルガセット5のリアプレート4を介してトランスミッ
ションケース3に接合する前端面57から所定距離Lを
持って配置される。
【0024】なお、シェルガセット5はオイルパン2に
接合していない。
接合していない。
【0025】シェルガセット5は、シリンダブロック1
に対する接合フランジ55を有する。接合フランジ55
はシリンダブロック1の左右に突出した下壁部に対応し
て略三角形に形成される。シェルガセット5は各接合フ
ランジ55をシリンダブロック1に接合させて、オイル
パン2を跨ぐようにして断面略U字状(アーチ状)に湾
曲している。したがって、オイルパン2の浅底部22は
シリンダブロック1とシェルガセット5の間に配置され
ている。
に対する接合フランジ55を有する。接合フランジ55
はシリンダブロック1の左右に突出した下壁部に対応し
て略三角形に形成される。シェルガセット5は各接合フ
ランジ55をシリンダブロック1に接合させて、オイル
パン2を跨ぐようにして断面略U字状(アーチ状)に湾
曲している。したがって、オイルパン2の浅底部22は
シリンダブロック1とシェルガセット5の間に配置され
ている。
【0026】図2にも示すように、シェルガセット5の
アッパパネル部51とロアパネル部52と接合フランジ
55およびリアプレート4の間に2つの空間である共鳴
室7が画成される。
アッパパネル部51とロアパネル部52と接合フランジ
55およびリアプレート4の間に2つの空間である共鳴
室7が画成される。
【0027】アッパパネル部51に各共鳴室7の内外を
連通する2つの開口部8が形成される。各開口部8はオ
イルパン2の浅底部22に対峙して開口される。各開口
部8は、所定の肉厚を有するアッパパネル部51に対し
て円形の断面を持って管状に開口している。これによ
り、各共鳴室7の内部空間をバネとし、開口部8の体積
をマスとして、特定周波数の音に共鳴するヘルムホルム
ツ式共鳴器が構成される。
連通する2つの開口部8が形成される。各開口部8はオ
イルパン2の浅底部22に対峙して開口される。各開口
部8は、所定の肉厚を有するアッパパネル部51に対し
て円形の断面を持って管状に開口している。これによ
り、各共鳴室7の内部空間をバネとし、開口部8の体積
をマスとして、特定周波数の音に共鳴するヘルムホルム
ツ式共鳴器が構成される。
【0028】オイルパン2の浅底部22の膜振動によっ
て発生する音の周波数が1KHz程度である場合、一方
の共鳴室7の共鳴周波数を1KHzよりわずかに高い値
とし、かつ他方の共鳴室7の共鳴周波数を1KHzより
わずかに低い値として、各共鳴室7がそれぞれ周波数1
KHz前後の音に共鳴してこれを打ち消すように設定す
る。
て発生する音の周波数が1KHz程度である場合、一方
の共鳴室7の共鳴周波数を1KHzよりわずかに高い値
とし、かつ他方の共鳴室7の共鳴周波数を1KHzより
わずかに低い値として、各共鳴室7がそれぞれ周波数1
KHz前後の音に共鳴してこれを打ち消すように設定す
る。
【0029】ヘルムホルムツ式共鳴器の共鳴周波数f0
は次式で表される。ただし、Sを共鳴管の断面積、Lを
共鳴管の長さ、Vを共鳴室の容積、Cは定数である。
は次式で表される。ただし、Sを共鳴管の断面積、Lを
共鳴管の長さ、Vを共鳴室の容積、Cは定数である。
【0030】
【数1】
【0031】上式に基づいて、各共鳴室7の容積Vを
1.5×105mm3程度とし、共鳴管の長さLとなるア
ッパパネル部51の板厚を3.5mmとすると、共鳴管
の断面積Sを決める開口部8の半径を15mm程度に設
定することにより、各共鳴室7の共鳴周波数を1KHz
程度に設定することができる。
1.5×105mm3程度とし、共鳴管の長さLとなるア
ッパパネル部51の板厚を3.5mmとすると、共鳴管
の断面積Sを決める開口部8の半径を15mm程度に設
定することにより、各共鳴室7の共鳴周波数を1KHz
程度に設定することができる。
【0032】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0033】シェルガセット5はアッパパネル部51と
ロアパネル部52等により略三角錐のシェル構造をして
いることにより、これ自体高い剛性を持っている。シェ
ルガセット5によりシリンダブロック1とトランスミッ
ションケース3が結合されることにより、これらからな
るパワープラントの捩れ、曲げ振動に対する剛性を有効
に高められる。
ロアパネル部52等により略三角錐のシェル構造をして
いることにより、これ自体高い剛性を持っている。シェ
ルガセット5によりシリンダブロック1とトランスミッ
ションケース3が結合されることにより、これらからな
るパワープラントの捩れ、曲げ振動に対する剛性を有効
に高められる。
【0034】特に、シェルガセット5は断面略U字状に
湾曲して、その接合フランジ55がシリンダブロック1
の左右に突出した下壁部に結合されることにより、パワ
ープラントの捩れ剛性を有効に高められる。
湾曲して、その接合フランジ55がシリンダブロック1
の左右に突出した下壁部に結合されることにより、パワ
ープラントの捩れ剛性を有効に高められる。
【0035】このようにシェルガセット5によりパワー
プラントの剛性が高められることにより、200Hz前
後の周波数を持つパワープラントの捩れ、曲げ振動を抑
えて、車両のこもり音等の発生を防止することができ
る。
プラントの剛性が高められることにより、200Hz前
後の周波数を持つパワープラントの捩れ、曲げ振動を抑
えて、車両のこもり音等の発生を防止することができ
る。
【0036】また、シェルガセット5はオイルパン2に
直接に接合することがなく、オイルパン2と干渉して放
射音を発生させることもない。
直接に接合することがなく、オイルパン2と干渉して放
射音を発生させることもない。
【0037】ところで、機関からの振動により板金製オ
イルパン2の浅底部22が膜振動を起こし、オイルパン
2から1KHz前後の放射音が発生する。
イルパン2の浅底部22が膜振動を起こし、オイルパン
2から1KHz前後の放射音が発生する。
【0038】各共鳴室7および各開口部8の寸法を任意
に設定することにより、各共鳴室7の内部空間をバネと
し、開口部8の体積をマスとする気柱振動により、オイ
ルパン2から発生する1KHz前後の放射音に共鳴し、
この音を打ち消すことができる。
に設定することにより、各共鳴室7の内部空間をバネと
し、開口部8の体積をマスとする気柱振動により、オイ
ルパン2から発生する1KHz前後の放射音に共鳴し、
この音を打ち消すことができる。
【0039】図5は機関から発生する騒音の音圧レベル
を測定した結果を示しており、本発明による装置は、共
鳴室を持たない従来装置に比べて各共鳴室7の共鳴作用
により1KHz付近で音圧レベルを低減することができ
る。
を測定した結果を示しており、本発明による装置は、共
鳴室を持たない従来装置に比べて各共鳴室7の共鳴作用
により1KHz付近で音圧レベルを低減することができ
る。
【0040】一方の共鳴室7の共鳴周波数を常温でオイ
ルパン2から発生する膜振動の周波数(1KHz)より
わずかに高い値とし、かつ他方の共鳴室7の共鳴周波数
を1KHzよりわずかに低い値に設定することにより、
温度変化等の外乱にかかわらず、オイルパン2から発生
する膜振動よって上記1KHz付近で音圧レベルを低減
する効果を安定して発揮することができる。
ルパン2から発生する膜振動の周波数(1KHz)より
わずかに高い値とし、かつ他方の共鳴室7の共鳴周波数
を1KHzよりわずかに低い値に設定することにより、
温度変化等の外乱にかかわらず、オイルパン2から発生
する膜振動よって上記1KHz付近で音圧レベルを低減
する効果を安定して発揮することができる。
【0041】また、各共鳴室7および各開口部8の寸法
を任意に設定することにより、リアプレート4から発生
する放射音に共鳴して、これを打ち消すことも可能であ
る。
を任意に設定することにより、リアプレート4から発生
する放射音に共鳴して、これを打ち消すことも可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の車両
用パワープラント構造は、機関本体とトランスミッショ
ンケースとに跨がって結合される断面略U字状をした補
強部材を備える車両用パワープラント構造において、補
強部材はその内部に所定容積を有する共鳴室を画成する
とともに、共鳴室の内外を連通する開口部を形成したた
め、補強部材の共鳴室が機関本体やトランスミッション
ケースの付近から発生する特定周波数の音に共鳴してこ
の音を打ち消すヘルムホルムツ式共鳴器として働き、特
定周波数の騒音の低減がはかれる。また、高い剛性を持
つ補強部材により機関本体とトランスミッションケース
等からなるパワープラントの捩れ、曲げ振動を抑えて、
車両のこもり音等の発生を防止することができる。
用パワープラント構造は、機関本体とトランスミッショ
ンケースとに跨がって結合される断面略U字状をした補
強部材を備える車両用パワープラント構造において、補
強部材はその内部に所定容積を有する共鳴室を画成する
とともに、共鳴室の内外を連通する開口部を形成したた
め、補強部材の共鳴室が機関本体やトランスミッション
ケースの付近から発生する特定周波数の音に共鳴してこ
の音を打ち消すヘルムホルムツ式共鳴器として働き、特
定周波数の騒音の低減がはかれる。また、高い剛性を持
つ補強部材により機関本体とトランスミッションケース
等からなるパワープラントの捩れ、曲げ振動を抑えて、
車両のこもり音等の発生を防止することができる。
【0043】請求項2記載の車両用パワープラント構造
は、請求項1記載の発明において、補強部材の内部に2
つの共鳴室を画成し、機関本体と共鳴室の開口部との間
にオイルパンを配置し、各共鳴室に発生する共鳴周波数
をオイルパンの共振周波数を挟んで互いに相違させたた
め、温度変化等の外乱に影響されることなく、オイルパ
ンから発生する騒音を低減する効果を安定して発揮する
ことができる。
は、請求項1記載の発明において、補強部材の内部に2
つの共鳴室を画成し、機関本体と共鳴室の開口部との間
にオイルパンを配置し、各共鳴室に発生する共鳴周波数
をオイルパンの共振周波数を挟んで互いに相違させたた
め、温度変化等の外乱に影響されることなく、オイルパ
ンから発生する騒音を低減する効果を安定して発揮する
ことができる。
【図1】本発明の実施例を示すシェルガセットおよびオ
イルパンの平面図。
イルパンの平面図。
【図2】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同じくパワープラントの側面図。
【図4】同じくパワープラントの正面図。
【図5】同じく騒音特性を示す線図。
【図6】従来例を示すパワープラントの側面図。
1 シリンダブロック 2 オイルパン 3 トランスミッションケース 4 リアプレート 5 シェルガセット 7 共鳴室 8 開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 機関本体とトランスミッションケースと
に跨がって結合される断面略U字状をした補強部材を備
える車両用パワープラント構造において、補強部材はそ
の内部に所定容積を有する共鳴室を画成するとともに、
共鳴室の内外を連通する開口部を形成したことを特徴と
する車両用パワープラント構造。 - 【請求項2】 補強部材の内部に2つの共鳴室を画成
し、機関本体と共鳴室の開口部との間にオイルパンを配
置し、各共鳴室に発生する共鳴周波数をオイルパンの共
振周波数を挟んで互いに相違させたことを特徴とする請
求項1記載の車両用パワープラント構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23049793A JPH0783068A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 車両用パワープラント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23049793A JPH0783068A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 車両用パワープラント構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0783068A true JPH0783068A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16908702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23049793A Pending JPH0783068A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 車両用パワープラント構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783068A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2093395A4 (en) * | 2006-12-15 | 2010-01-06 | Honda Motor Co Ltd | OIL HOUSING STRUCTURE FOR AN ENGINE |
| JP2020051584A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 変速機 |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP23049793A patent/JPH0783068A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2093395A4 (en) * | 2006-12-15 | 2010-01-06 | Honda Motor Co Ltd | OIL HOUSING STRUCTURE FOR AN ENGINE |
| JP2020051584A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 変速機 |
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